〜 苦沙彌のつれづれ雑記 〜

2025年12月1日(月)
説明&内職
2025年11月30日(日)
峠を越す
2025年11月29日(土)
今日も無事
2025年11月28日(金)
忙しい中での出会い
2025年11月27日(木)
紅葉の最中の工事
2025年11月26日(水)
紅葉終盤へ
2025年11月25日(火)
リハビリ
2025年11月24日(月)
連休3日目
2025年11月23日(日)
様々な思い
2025年11月22日(土)
3連休初日
2025年11月21日(金)
失せ物
2025年11月20日(木)
あちこち補修
2025年11月19日(水)
ちょっとだけ動く
2025年11月18日(火)
パソコンの引っ越し
2025年11月17日(月)
紅葉進む
2025年11月16日(日)
お十夜の片付け
2025年11月15日(土)
お十夜結願日
2025年11月14日(金)
結願前日
2025年11月13日(木)
お十夜準備進む
2025年11月12日(水)
無線防犯カメラ
2025年11月11日(火)
営繕と講演
2025年11月10日(月)
東京での講演と再会
2025年11月8日(土)
マンホールが溢れる
紅葉シーズ、助走
2025年11月7日(金)
鬼瓦が上がる
2025年11月6日(木)
今日も営繕係
2025年11月5日(水)
お十夜 開闢法要
2025年11月4日(火)
パソコンが壊れる
2025年11月3日(月)
鉦講の新しいスタート
2025年11月2日(日)
つい、土木作業
2025年11月1日(土)
久しぶりの土木作業
2025年10月31日(金)
防犯カメラの取り付け
説明&内職
 今日はブロワの修理や参道補修の打ち合わせなどの間をぬって本堂で説明をしました。境内の人も、拝観をされる方も少し減りました。

 そんな中、愛知県からバス4台のツアーがお越しになりました。今季最大のツアーです。白川通から歩いて登ってこられたので、到着もバラバラ。帰りは白川通のバスに直接ということで、ご高齢の皆さんはその時間に遅れることがないようにと気もそぞろでした。ツアー会社の下調べが不十分なことは明らかで、参加者の方は気の毒でした。

 真如堂の年賀葉書の作成にも取り掛かりました。自分でデザインしてWEB印刷に出すので、楽しいですが一発勝負です。念を入れて確認して、出稿します。自分の年賀状はどうしようかなぁ・・・。

〜 本堂裏の紅葉 〜
2025年12月1日(月) 


峠を越す
 今日も本堂で説明。今日は男性と女性の職員さんが手伝ってくれたので、あまり説明の切れ目が少なく出来たのではないかと思います。

 今日は英文の張り紙のお陰で受付の混乱も少なかったのですが、日本人の方にその張り紙を指さすミスもあり、ちょっと気まずかったです。

 今季のこれまでの拝観者を集計すると、拝観者が一番多かったのは23日の日曜日。今日は3番目でした。これで‘山’は超えました

 今日、一番紅葉がきれいだったのは吉祥院前。例年よりも早く、黄色くなるのを経ずに一気に紅くなってきました。いろいろな色がない交ぜになっていれば、もっと綺麗なのですが。

 さぁ、もうひと息、頑張ります!

〜 吉祥院前の紅葉 〜
2025年11月30日(日) 


今日も無事
 今日もまた本堂で説明。思ったよりも人出が少なかった気がします。

 某社の秘書から、その会社の会長が今日のお昼前にお越しになるので案内をして欲しいという依頼があったというのでので、1時間半ほど、昼食も摂らずに待っていましたが、とうとうお越しにならず仕舞。夕方にガードマンさんに、タクシーでご夫婦でお越しになって、喜んでお帰りになったと聞きました。
 打ち合わせ不足ですね。会長夫妻は、プライベートな旅行なので、大袈裟にはして欲しくなかったのでしょう。紅葉を楽しんでいただけたようなのでよかったです。

 受付は言葉が通じずに大苦戦していました。白人の女性が何やら尋ねておられたので、スマホに翻訳をさせたところ、誰が見てもおかしい翻訳で大笑い。彼女も職員もスマホ翻訳を試みましたが、やはり変。結局、身振り手振りで意思疎通が出来ました。

 そういうことが重なったので、夕方にはAI翻訳で張り紙を作りました。明日からはこれで上手くいくといいですが・・・。でも、たいていのことは、身振り手振りと笑顔で何とかなります。

〜 本堂裏の紅葉 〜
2025年11月29日(土) 


忙しい中での出会い
 今日も本堂で説明。団体はもちろんですが、個人の方々でも人の集まり具合を見て説明をさせていただいています。

 この時期は添乗員さんも大変です。真如堂にお越しになる団体は、ほぼジャンボタクシーを利用されていますが、数台の場合は到着するのが結構前後します。結果的に受付が遅くなり、滞在時間も短くなります。ちゃんとタクシーに戻って来ない方もおられます。
 そんな右往左往している添乗員さんが、自分の荷物を受け付けに忘れて行かれました。中を確かめると、行程表やタブレットなども入っていて、添乗員さんにはなくてはならないものでした。出発されるまでにタクシーに届けないいけないと思い、門前のコインパーキングまで走りました。この後、貴船に行くということでしたが、ご無事を祈ります。

 昨日、母の中学の同級生の娘さんから電話がありました。去年亡くなったことをご存じなく、90歳の同級生ご本人ともお話させていただきました。その娘さんが、東京へ帰る途中で突然来てくださり、いろいろとお話しさせていただきました。何だか不思議なご縁でした。

 真如堂の歴史を調べる上でいろいろと示唆をいただいた日本文学・史学の先生ともバッタリお会いしました。マスクをされていましたが、相変わらず博多人形のような方で、ご姉妹とお越しでした。うれしい出会いでした。年齢は存じ上げません。

 本堂前の境内では、中国人の和服を着た女性と付き添いのカメラマンが小競り合いになっていました。張り紙や注意をしても、彼らは平気です。激減したと思っていたのですが・・・。

 さぁ、明日・明後日が勝負です。朝の落ち葉掃除も忙しくなってきました。頑張ります。

〜 正面参道 / 撮影スポットに集まる人 〜
2025年11月28日(金) 


紅葉の最中の工事
 今朝は手水舎の足場撤去や本坊の水道工事など、ちょっとバタバタしました。

 足場撤去は1日も早くして欲しかったですが、昨今の職人不足で遅れていました。作業は2時間ほどで、あっという間に終わりました。足場がなくなって、葺き替えが終わった手水舎の全容が姿を現しました。3ヶ月も掛かりましたが、美しい姿となり、雨漏りや瓦の落下などの心配もなくなりました。

 水道工事は、本坊の引き込みの変更。本坊は水圧が弱いので、数年前に消防用の送水管から引き込むようにしたのですが、鉄錆がすごく、飲み水は浄水器を通し、テーブルクロスなどの白い物は別の場所で洗濯していました。

 今日は、別の水源から引き込む工事をして貰い、万が一の時には消防用の送水管からの給水に切り替えられるようにしてもらいました。人の多い時期に1時間ほど断水しましたが、依頼してから数ヶ月間、待ちに待った工事でした。やれやれです。

 声を出しすぎて喉がいがらっぽいので、今日は本堂での説明を少しにしましたが、説明すると喜んでいただけるので、明日からはまた頑張ります!

〜 屋根の葺き替えが終わった手水舎 / 足場撤去の前に準備万全! 〜
2025年11月27日(木) 


紅葉終盤へ
 今朝はまず本堂前の落ち葉掃除。人に踏まれて汚くなる前に一吹きし、あとは職員さんに引き継ぎましたが、なかなか指示を理解してくれなくて困りました。

 その後、手水舎の井戸蓋などを補修し、井筒の周りなどを掃除しました。3ヶ月の間にずいぶん汚れていて大変でした。
 明日、足場を撤去してくれるのですが、待ってられず、一部を開けて手水が使えるようにしました。明日が待ち遠しいです。

 午後からは、某企業の依頼で、オーストラリアの鉱山会社の人たちを案内。オーストラリア人は開放的でフレンドリーなのだそうですが、説明をしても反応がつかみにくく、通訳を介するということもあって、あっという間に時間が過ぎてしまいました。果たして満足していただけたのかどうか・・・。

 夜は、もともとはネット繋がりがスタートの‘サミーちゃん’と夕食。以前は年に何度も来られていたのですが、5年前から体調を壊して入退院を繰り返し、いまもまだ養生中。杖を突いて、動くのも少し不自由そうですが、何はともあれ京都に来られて本当によかったです。口の悪さもちょっとは直ったかな?

〜 朝の落ち葉 〜
2025年11月26日(水) 


リハビリ
 朝は声帯のリハビリ。声帯のオペの傷も完全に治っているので、いまは、いかに加齢に抗するか、声帯を鍛えるかが目的です。

 かといっても、大声を出すわけではなく、水の中に先を入れたストローでブクブクと喋ってみたり、その状態で絵本を抑揚を付けて朗読したり。要は、いかに喉のストレスを掛けずにお腹からの息で声を出すか。これがかなり難しいです。

 帰って本堂で説明をする時、その要領で声を出そうとしましたが、至難の業です。長年の癖を改めるのですから、長期戦で臨みます。

〜 雨の参道 〜
2025年11月25日(火) 


連休3日目
 連休3日目。今日は人も減るだろうと思っていましたが、結構な方がお越しになりました。午後から曇天になってしまったのが残念です。

 今日は六阿弥陀巡拝の縁日で、午前中は多くの方がお参りになりました。

 一段落した11時頃、高校の先輩が来られ、1時間余話し込んで、詩仙堂に向かわれました。昨年の11月26日、詩仙堂で撮った奥さんの写真を遺影に使われたそうで、今日訪ねてみると仰っていました。悲しみは薄らいだとは仰っていましたが、‘喪の作業’の一つですね。

 昼過ぎ、本堂から外を見た時に声を掛けられました。声の方を見ると、手にミミズクを載せた高校の寮の同級生。去年もこの時期に来られました。自身が郷ひろみの追っかけなので、ミミズクの名前は「ヒロミ」。一緒に写真を撮った後、ヒロミ同伴で拝観コースを巡り、ボクが説明をしている間に帰られたようです。ミミズクに周りはちょっとざわついていました。

 3連休も終わって、やれやれです。外交トラブルの影響で、思ったよりも混乱の激減した3日間でした。こちらは有り難かったですが、観光業界は大変でしょう。

〜 ヒロミちゃんとの記念写真 〜
2025年11月24日(月) 


様々な思い
 今日は連休の中日で、一番人出が多いと思われる日。午前中から本堂にいて、できる限り説明をさせていただきました。

 昨日の説明で喉が痛くなったので、今日は簡易な拡声器を僧衣の中に忍ばせ、胸元にピンマイクを付けて臨みました。本堂で話すと、自分の声が戻ってこないので、ついつい声を張り上げてしまいますが、拡声器を使うと聴衆にも聞こえやすいし、自分にも優しいです。

 特別公開の「観経曼荼羅」の説明をして、最後は「決定往生之印」を皆さんにお勧めしてオチを付けるというのが今のスタイル。最後に拍手を貰ったりしますが、満足のいく説明はなかなか出来ませんでした。

 待機している間も、いま紅葉が綺麗な場所をお教えしたり、写真を撮ってあげたりと、出来るだけ‘サービス’をしました。せっかくお越しになった方には、出来るだけ喜んで帰っていただきたいものです。

 そんな中で、女性から「○君のお兄さんですか?」と声を掛けられました。聞けば、近所で生まれ育ち、幼稚園、小中学校とボクの弟と一緒で、今は東京にいて頻繁に東京近辺在住のメンバーで集まっているのだとか。一緒に撮ってもらい、「○君に見せます!」と仰っていました。

 夜、弟からLINEでその写真が送られて来ました。LINEには、その女性が東日本大震災の津波で、ご主人と3人のお子さんのうちの2人を亡くされたと書いてあり、愕然としました。想像を絶するような悲痛の時間を経ての今日の笑顔だったのでしょう。ご自身の癒やしを、ずっと求め続けておられるのかも知れません。

 紅葉を見に来る人にはいろいろな思いの方がおられることに、あらためて思いを致し、明日はなおさら皆さんに喜んで帰っていただけるように努めたいと思いました。

〜 今日の本堂前と本堂裏 〜
2025年11月23日(日) 


3連休初日
 7時過ぎ、まだ人の少ない本堂前の落ち葉をブロワで掃除をしました。カメラをかまえた人たちには、迷惑そうな顔をされました。

 昨日、茶室に入った時、天井に雨漏り跡を発見しました。滅多に行かないので、発見が遅れ、天井板は結構傷んでしました。
 昨日、瓦屋さんに雨漏り箇所を直して貰ったばかりなのに、また来てもらわなければなりません。とりあえず、屋根に登って不具合のある場所を探しましたが、今日はとてもわかりやすく、これなら瓦屋さんも悩むことなく修理ができそうです。

 午後からは本堂で拝観者に向かって展示物などの説明をしました。寺務の女性にも今日は「説明デビュー」。「無理、無理」というのを背中を押して勧めました。テキストを手に持ってではありましたが、堂々としたものでした。ボクも4回くらい説明したら、次第に調子が出てきました。明日が人出のピーク。明日はもうちょっとやらないといけないでしょう。

 夕方、本堂から見る紅葉が素晴らしくきれいでした!

〜 本堂前の紅葉 〜
2025年11月22日(土) 


失せ物
 最近、歯茎に力が掛かるのを防ぐため、一日中、マウスピースをしています。それだけ、歯を食いしばって生きているということ? 何かを食べる度に外し、そのまま置き忘れるということがよくあります。その度に、探しています。

 本坊の中で履いているスリッパも、時々失せます。自分が脱いだ場所を忘れるというケースもありますが、職員さんが自分のスリッパと間違って履いていくということも、ままあります。

 メガネもすぐにどこかへ行きますが、100均のメガネがあちこちに置いてあるので、それほど不自由はありません。

 1日、どれだけの時間を失せ物探しに費やしているでしょう・・・。

 今日は、朝イチから表具屋さんとの打ち合わせ。午後にももう一度来られました。雨漏り箇所の特定を瓦屋さんとしたり、手水舎の筧を作ったり、茶会をしたいという方を案内したりと、あれこれ動き回っていました。

〜 本堂越しの紅葉 〜
2025年11月21日(金) 


あちこち補修
 朝、各所を拝んで回っている途中、職員さんから「廊下がブカブカになっています」と言われました。お勤めの時間を短縮し、作業着に着替えてすぐに現場に行きました。

 「涅槃の庭」を眺める縁側の廊下の下を覗き込むと、板が割れて縁の下に落ちていました。去年も割れたので、ボンドで補修した場所でしたが、板の上にカーペットが敷いてあるので、足を突っこむなどの事故は防げていました。

 早速、廊下の下に潜り込み、割れた板をもう一度ボンドで貼り付け、下から板を当ててその箇所付近を広く支える修復をしました。これでもう落ちることはありません。
 作業をしている間に拝観者がどんどん増えて来て焦りましたが、無事に作業が完了しました。

 屋根を葺き替えている手水舎の、井戸部分の養生シートをめくってみたら、井戸からの湿気で、井戸枠も竹の覆いもすべてカビだらけになっていました。暑い盛りも含めて3ヶ月間、密封状態だったのですから、無理もありません。大工さんの許可を得ていませんが、覆いを開けて湿気が逃げるようにしました。

 筧の竹も真っ黒に黴びていてもう使えないので、職員さんと一緒に裏山に竹を採りに行きました。枯葉の積もった急斜面を二人ともずり落ちながら、竹を採取。明日にでも筧を取り替えます。

 午後からは某企業の依頼で、本堂や境内を案内。あまり案内などしないので、言葉がスラスラとは出てきませんでした。やっぱり、作業しているほうがいいなぁ〜

〜 朝の静かな紅葉 〜
2025年11月20日(木) 


ちょっとだけ動く
 お十夜の疲れが、まだ抜け切りません。おまけに歯茎が腫れが収まりません。こんなに回復力が落ちているのかと、ちょっとショックです。

 こういう時は逆療法というのがボクの手法・・・いつまで効果があるかはわかりませんが。総門前の酔芙蓉を切り戻す作業をしました。

 酔芙蓉の茎は柔らかいので、普通の植木鋏で難なく切れました。でも、作業をしていると、近くの人が話し掛けてきたりして、なかなか進みませんでした。

 軽トラ満載の切り取った枝を運んで、機械で粉砕。大きな葉っぱが機械に詰まって、作業がなかなか進みませんでしたが、お昼過ぎには完了。雨も降って来たので、ちょうどいいタイミングで終わりました。

 8月19日に始まった茶所前の手水舎の瓦工事が、3ヵ月掛かって、やっと終わりました。この後、塗装などの作業をして、やっと足場のネットが外されます。
 瓦屋さんには、炎天下の灼けた屋根瓦の上で作業を始め、今朝は7度ほどと、過酷な環境の中、長い間有り難うございました。

〜 小雨の中の手水舎 〜
2025年11月19日(水) 


パソコンの引っ越し
 朝6時半頃から、吉祥院に置いてあった古いデスクトップPCを本坊へ移す作業をしました。

 WINDOWS11へのバージョンアップが出来ない10年前のパソコンですが、使い込んであって捨てがたく、裏技で無理矢理11にしてありました。このPCに入っているソフトを使わないと、ポスターやチラシなどWEB印刷のデーターが作れないため、引っ越ししました。

 本坊のボクの居室にはデスクトップが2台、ノートが1台と、まるでオタクのような感じになりました。早速、研修に使う冊子のリニュアル作業に取り掛かりました。

 境内は落ち葉だらけ。速いスピードで紅葉が進んでいます。紅葉の人出は今週末からですが、その頃には本堂前あたりは終盤になっているでしょう。

 本堂前の酔芙蓉の1株を切り戻しました。今年の酔芙蓉はあまりパッとしなかったなぁ〜 様々な木々の季節の手入れも、そろそろ考えなくてはいけません。本領発揮です!

〜 ピークを過ぎた本堂前の紅葉 〜
2025年11月18日(火) 


紅葉進む
 一気に紅葉が進み、境内も場所によっては落ち葉だらけです。もみじはまだ散るところまでは行っていませんが、時間の問題でしょう。今年は本当に早いです。

 朝は残っていたテントの片付けをしました。職員さんから、自分たちでやるからと言われたものの、重たい物を持ったりする作業で、みなボクよりも年上。見ていられない性分なので、一緒に作業しました。続いて、お十夜の片付けなどをあれやこれや。

 その後は、自前で作っている研修用の冊子の修正作業。以前のパソコンで作ったデータは新しいパソコンでは扱えず、結局、吉祥院へ戻っての作業となりました。
このままでは不便なので、古いパソコンを本坊へ移そうっと。でも、デスクトップなので、どこに置けばいいかなぁ・・・。

〜 近くの施設の紅葉狩り 〜
2025年11月17日(月) 


お十夜の片付け
 朝一番に総出で片付けと設えをお十夜前の状態に戻す作業。2時間ほど掛かってほぼ出来ましたが、外のテントは夜露やテントの中で煮炊きした水滴を乾かす必要があるので、そのままにしておきました。

 今日は足腰が痛かったですが、やっぱり一日中、動き回っていました。性分ですね。

 夕方、テントの一部片付けました。人手が足りず、2人だけでやったので、片付けられたのは5張のうち2張だけ。あとの2張は、晴天のお陰でしっかり乾いた天幕だけを撤収。あとの1張は簡易テントなので、そのまま。ちょっとキツイ作業でした。

 今日から、参道の入り口などに車の誘導員を配置しました。観光の車が境内に入るのを止めるためですが、人件費の高騰でその費用も馬鹿になりません。境内有料化を考えないといけないのですが、入り口がたくさんあるので、なかなか難しいです。

〜 朝の本堂前のテント 〜
2025年11月16日(日) 


お十夜結願日
 今日はお十夜の結願日。絶好のお天気に恵まれました。

 でも、いろいろとトラブル続き。十夜粥の一部がちゃんと炊けていないことがわかりました。いろいろと調べてみると、お米に混ぜている餅米だけ芯が残っていました。テントの中の釜でもう一度加熱をするので、それに回す分には使えました。

 本堂の中の準備でもドタバタ。ようやく9時過ぎにちゃんと回り始め、ボクも僧衣に着替えました。

 知人・友人など、いろいろな方が来てくださり、後から写真を送ってくださる方もありました。

 2時のお練りと結願の法要。「お十念」を授けるところでは、一時声が出にくくなる大ピンチ。5時の結願法要のソロパートは何とか乗りきりましたが、「お十念」はちょっとガラガラ声。来年までには何とか治したいです。

 朝から夜まで動き回り、万歩計は20205歩となっていました。こんなに動き回る立場ではないのですが・・・。

 ともあれ、どうにか終えることが出来ました。クタクタです。

〜 稚児に続く僧衆 〜
2025年11月15日(土) 


結願前日
 お十夜結願前日の忙しい日の朝、声帯のリハビリに行きました。他の時間に予約が取れなかったのです。

 オペ前後に声帯をフルに使うのを控えていたことや、加齢による声帯萎縮などで、声が出にくくなっていました。普通なら、仕方がないとそのままにすることも多いと思いますが、ボクは立場上そういうわけにもいかず、できる限り声帯を鍛えたいと思ってリハビリを志願しました。

 長年の発声の癖はなかなか取れず、今日はかなりダメ出しを受けましたが、とにかく今は頑張るしかないので、毎日の自主トレを欠かさないようにしようと思います。

 本坊に戻ると、婦人会の人が10人以上手伝いに来てくださっていて大騒動。ボクもすぐさま雑用に掛かりました。
 昨日、職員さんが書いた字を立て看板に貼る作業は、その人に頼むとまた丸一日かかるので、ボクと寺務員さんでやって本堂前に立てました。

 婦人会の女性が不調になって救急車を呼んだり、お粥を炊く釜が故障したりと、いろいろ大変でしたが、今日も無事に終わりました。

 明日は超快晴の予報! 上手くいくのを願うばかりです。

〜 立て看板(記録のために撮った写真です) 〜
2025年11月14日(金) 


お十夜準備進む
 朝、一山の僧侶揃って、本堂前にテントを立てる作業をしました。結構大きなテントを5張と簡易テント1張ですが、毎年のことなので、作業はスムーズに進みました。お十夜の結願の時には、このテントでお粥を授与したりします。お天気もどうやら大丈夫そうです。

 その後は、いつもながら雑事に追われました。看板書きを職員さんに頼んだら、丸1日掛かっても出来上がらず・・・。困ったなぁ。

 夜はお十夜の鉦の張り番。今夜は地元紙の取材や鉦の記録ビデオ撮りなどもあって、なかなかややこしい日でした。

 鉦も明晩打っていただいた後はいよいよ本番です。毎晩、本当に有り難うございます。
〜 鉦講とお参りの人 〜
2025年11月13日(木) 


無線防犯カメラ
 今日は外作業担当の職員さんが3人いたので、一斉に萩の刈り取りをしました。萩の葉はまだ緑なので、本当はもう少し置いておきたいのですが、紅葉で人が増えると作業が出来なくなるので、花が付いている株を残してすべて刈り取りました。

 萩がなくなって、景色は大きく変わり、参道がスッキリ見通せるようになりました。これはこれでいい感じです。

 切った萩の後始末は職員さんに任せて、ボクは防犯カメラのセッティング。譲り受けた古くて使わなくなったスマホを、中国の通販で買った安価な無線防犯カメラ2台のディスプレイにして、通用玄関前の広い範囲がカバーできるようセットしました。
 2台が混線してなかなか上手くいかず、思いのほか時間が掛かりましたが、何とか完成。2台のスマホを並べて見られるような台も作って、寺務員さんが見られる位置に置きました。
 今日は何だかこれに掛かりっきりになっていたような気がします。

 夜はお十夜の鉦の張り番。出張で出られない2晩以外は、今月3日から毎晩です。今年は‘新人’が6人も入られたのですが、わずか2晩いなかっただけで、皆さんずいぶん上達しておられてビックリ! 学生さんは、自分たちの活動を地元紙に売り込んで、明晩は取材を受けるそうです。すごい活動力です。

 何だかいろいろなことが上手く回っている気がします。

〜 萩。刈り取る前 / 刈り取り後 〜
2025年11月12日(水) 


営繕と講演
 今朝は今季一番に冷え込んで、最低気温は7.2度。この季節らしくなってきました。
 午前中は3つの営繕作業。

 1件目は、東参道のマンホールの応急修理。マンホールがガタガタしているという連絡があったので、業者さんに連絡しましたが、明後日にしか来られないというので、砂利などを軽トラに積んでいって応急修理しました。

 2件目は、夕べ、鉦講の人から希望があったという隙間の処理。鉦の畳と框(かまち)の間にある180×8p、高さ5pの隙間をなくして欲しいという希望に対処しました。
 30年ほど前に板にした吉祥院の楠を使ってスペーサー2枚を作り、隙間にはめ込みました。丸鋸で切っている時の楠の香りがなんともいえませんでした。

 3件目は本堂の正面階段の割れの補修。高さのある段は、特に降りる時に大きな負荷が掛かります。一番下の段の一部は、物が入れられるようになっていて、構造的には弱くて割れてきていました。支えを付け替えたり、裏から当て板をして補強しました。

 午後からは、今日の講演の下準備をして、4時前に大阪・天満橋に向かいました。

 電車に乗る前に、帰りが遅くなるので少しお腹に入れておこうと、駅にあった「志津屋」で「カルネ」を買いました。
 カルネはテレビなどでは京都のソウルフードのように紹介されることもある。フランスパンにハムとスライスオニオンを挟んだシンプルなサンドイッチですが、今まで食べて大して美味しいと思ったことがありませんでした。ひょっとして、美味しくなっているのかも・・・。

 スマホで予約して初めて乗った京阪電車のプレミアムカーの指定席で食べましたが、やっぱり・・・。誰がソウルフードなんて言い出したのでしょう。

 講演会場は帝国ホテル。昨日の日本橋のマンダリンオリエンタルと同じ5つ星ホテルで、さすがに立派でした。

 講演の出来は、昨日よりもちょっとだけ上の65点。あと2〜3回やれば及第点ですが、もうお呼びが掛からないでしょうね。とりあえず、データの手直しだけはしておきます。

 さぁ、これでいよいよお十夜と紅葉に向かって一直線です!

〜 本堂階段の修理 / 京阪のプレミアムカー 〜
2025年11月11日(火) 


東京での講演と再会
 今日は東京で講演。講演をするのは久しぶりです。準備をしてきましたが、プレゼンのデータも初めて使う内容なので、上手くいくかどうか・・・。

 八重洲口でタクシー待ちの長蛇の列に並んで会場ホテルへ。歩いたほうが早かったかな。

 話は真如堂と越後屋を開いた三井家との関係のような内容で、聴衆は企業の常務以上の方70名ほど。毎月の例会に、いろいろな講師を招いておられるようです。

 一所懸命やりましたが、出来は60点ぐらいです。初めての‘ネタ’で、まだ練れていないので、説明の羅列になってしまいました。明日は大阪で同じような内容で講演するので、リベンジを図ります。

 その後、今日の講演とも少し関係があり、寺としても大変お世話になったいた方にお目に掛かるために、世田谷のご自宅に行きました。多摩川を超えればもう川崎という場所で、どうやって行けばいいのか思案していたら、ハイヤーで送り迎えしてくださるとのこと。助かりました。

 約10年ぶりでお目に掛かったその方は、目の疾患もあって、ほとんど外出されない状態でした。ほとんど視力がないと聞いていたので、まずは握手をしてご挨拶。介護4だと‘自慢’されていましたが、94歳になられるそうで、奥さんも90歳。ボクとは親子みたいな年齢差です。でも、隣に娘さん一家が住んでおられるそうなので、安心です。

 「あれはどうなった?」と寺のことをいろいろ聞いてくださり、「もうすぐ住民票を京都に移すから」と仰りました。何のことかと思ったら、亡くなった後のことのようでした。

 今日は講演よりもこの再会がボクの中では大きな楽しみでした。お疲れになるので30分ほどでまた握手をして失礼しました。

 京都駅で夕飯に柿の葉寿司と、食後のデザートに赤福を買って帰りました。一体どこへ行ってきたのという感じですね。

〜 東京らしい景色? 〜
2025年11月10日(月) 


マンホールが溢れる
 朝、職員さんが来る前に、寺の固定に電話が掛かってきました。普段は出ないのですが、表示されている電話番号の末尾が「0110」だったので出ると、管轄の警察でした。

 真如堂の東参道のマンホールから水が噴き出しているという近隣からの通報があったらしく、調べたら真如堂の私道だったので連絡をしたということでした。
 直ぐに見に行くと、マンホールからジワジワと水が流れ出ていました。

 このマンホールは周りの舗装も痛んでいるので、110メートルの私道すべてを、紅葉が終わったらすべて舗装し直す予定です。かなりの費用が掛かるので補正予算を組んでいるところでした。

 直ぐに施工を依頼している業者さんに連絡して見てもらいましたが、深刻な状態ではなさそうなので、舗装をやり直す時に配管の清掃もすることになりました。毎日何が起きるかわからず、気が休まりません。

 今日は夜明け前からずっと雨。それほど強くは降っていませんが、境内は人も少なく、静かでした。
 毎日、こんなに静かだといいのですが、日に日に雑踏に変わっていくでしょう。毎日何が起きるかわかりません。

〜 ハッとするほど綺麗だった落ち葉 〜
2025年11月8日(土) 


紅葉シーズ、助走
 今日もいいお天気。朝は8度台でしたが、昼間は20度を超えました。訪れる人も増え、いよいよ紅葉シーズンに向かって行くなぁという感じです。

 お越しになった方は、もう少し紅葉していると思っておられたのではないでしょうか? まだ部分的に紅葉している状態ですが、今ならまだ空いています。

 朝少し土木作業をした後は、機械の補修や境内の掲示などの細々とした作業をしました。

 講演も明後日に迫ってきましたが、何とかなるだろうという感じです。講演後は東京の成城に行きます。その行き帰りのほうが心配です。坂本に行っている時の出張は、必ず随行者がいたので安心でした。今回はひとり。日本ですから、まぁ、何とかなるでしょう。

〜 菊渓菊と菊の飾りの鬼瓦 〜
2025年11月8日(土) 


鬼瓦が上がる
 今日も何だかんだと細々としたことをしながら、原稿作成。講演の時に持参するノートPCでプレゼンのデーターを見てみたら、表示が崩れていました。たぶん、フォントの問題でしょう。いろいろと修正しました。

 屋根の葺き替え中の手水舎の近くを通りがかったら、瓦屋さんがこっちを見てニコニコしていました。何だろうと屋根を見ると、鬼瓦が上がっていました!

 今までに何回か「鬼はいつ上がりますか?」と聞いていたので、瓦屋さんが知らせようとしてくれたのでしょう。早速、雪駄を靴に履き替えて足場に上り、鬼瓦と塔の写真を撮りました。

 前の鬼瓦よりもずっとシンプルですが、これには何か瓦屋の親方の意図があるのでしょうか? 工費を抑えようとしたのでしょうか? まぁ、これはこれで綺麗です。

 これからは棟を積む作業。時間の掛かる細かい作業です。お十夜のお練りには間に合いそうもありませんが、仕方がありません。「じっくりやってください」とお願いしました。

〜 鬼瓦と塔 / 細かい作業らしい 〜
2025年11月7日(金) 


今日も営繕係
 朝の拝観者の少ないうちに、トイレのかんぬきを修理しました。女性トイレの‘個室’のかんぬきが壊れているため、去年から使用禁止になっていました。‘個室’はいくつもあるので、それほど不自由を感じなかったため、そのままになっていました。

 かんぬきを修理したついでに、扉の底部が廊下に擦っていたので、扉を外して削りました。これでOK! その後も、細々としたことをやりましたが、よく覚えていません。

 昼下がりになって、ようやく原稿書き。だいたい出来てきているので、ちょっと余裕が出てきました。70あまりの企業の常務以上が聞いてくださるそうですが、どんな雰囲気なのか、ちょっと想像が出来ません。

 夜は、十夜鉦の張り番。新人6人に対する指導も熱を増してきました。頑張って続けてください!

〜 素晴らしい荘厳! 〜
2025年11月6日(木) 


お十夜 開闢法要
 昨日のパソコンの不調は、WINDOWSの更新によってMicrosoftのOneDriveが勝手に動作したためとわかりました。このアプリはパソコンを買い換えた時にも悪さをしたので、止めてあったのですが・・・アンインストールできるものならしたいです。

 原因はわかっても失ったデーターは元へ戻らず。今日は思い出しながら、もう一度講演原稿を作りました。

 5時からお十夜(十日十夜別時念仏会)の開闢法要。鉦講と婦人会の物故者法要を勤めた後、ご本尊の開扉、「南無阿弥陀仏」を10回唱える「御十念」を参拝者に向かって授けました。

 御十念は、まず導師が唱え、続いて衆僧が唱えます。正面と左右の10回ずつ合計30回はまず導師のソロです。力を入れると喉が締まって声が出にくくなるので、出来るだけ脱力して唱えました。無事に唱えられてホッとしました。

 その後は鉦講さんの接待。鉦講さんも18人に増え、うれしい限りです。昔のように足がフラつくほど呑む人もなくなりましたが、和気藹々とした時間を過ごしていただきました。

 さぁ、お十夜もこれからが本番です。毎晩大変ですが、皆さん体調に気をつけていただいて、無事に結願と御閉帳が勤められますように・・・。

〜 御開扉されたご本尊と鉦を打つ講員さん 〜
2025年11月5日(水) 


パソコンが壊れる
 十夜の鉦講控え室の設え修正を職員さんに頼んだものの、やっぱり放っておけないので加勢しました。3人掛かりでやりましたが、結構な時間を要しました。でも、スキッと綺麗になりました!

 午後からは講演原稿作り。ほとんど出来たところでパソコンがおかしくなり、折角作った最新のデーターが壊れてしまいました。あーーーーーー。
 おまけに、日本語入力の辞書ファイルが吹っ飛びました。こんなことって、今まで経験がありません。いったいどうなったのでしょう・・・。

 原稿をもう一度手直しし始めましたが、日本語がスラスラと打てないので、とても手間が掛かります。講演原稿をWEBにバックアップしてから、日本語入力の修正に掛かりましたが、ベンダーのホームページに書いてある通りにやっても、まったく埒があきません。いろいろ考えた挙げ句、3日間にバックアップされた辞書ファイルを見つけて上書きをして、何とか修正しました。

 明日からは、もう一度原稿作りです。マイッタなぁ〜

 夜中、原稿ファイルが吹っ飛んだ夢を見て、うなされました。

2025年11月4日(火) 


鉦講の新しいスタート
 午前中、昨日続きの土木作業を、職員さん2人に念入りに説明した上でやってもらいました。凸凹コンビで心配なので、何度も見に行きましたが、やっぱり・・・。「無理しないでください」と言いましたが、時雨れる中、一所懸命やってくださいました。

 午後にはほぼ出来ましたが、溝にたまった土を撒いてもらったので、ドロドロ。足を踏み込むと靴が沈み込んで、普通に歩けるような状態ではありません。少し乾くまでどうしようもありません。

 その間、ボクは原稿作り。かなり進んで、あとは細かい手直し。思いついたなことを加筆していくつもりです。

 6時から、お十夜の鉦の練習。準備をしてきた台の初お目見えです。細かい修正をしましたが、鉦の音が少し変わったような気がします。台の影響としか思えないのですが、これから原因を調べます。

 鉦講のメンバーに、今年から6人が加わりました。そのうち4人は学生で、京大に結成された「鉦講研究会」のメンバー。1人は女性です。女性が加わることは鉦講始まって以来で、「女性は・・・」という声もあるようですが、真如堂の御本尊は女性を救ってくださる如来ですので、寺としては何の異存がありません。新しいメンバーが早く慣れ、定着してくださることを願います。

 鉦講が椅子席になったのも、女性メンバーが加わったのも、十夜鉦始まって数百年以来の大きな転換です。ますますの発展のために、これからもイケイケです!

〜 エアーで練習する鉦講の学生メンバー 〜
2025年11月3日(月) 


つい、土木作業
 今日も朝から土木作業。職員さんに手順を教えたら原稿作りをする予定が、ずるずるとお昼前までやってしまいました。任せておけないし、好きですから・・・。

 大きなトン袋の土はすべて使い切りました。雨が降ったら赤土がぬかるみそうなので、明日の人にはその上に砂を撒く作業をして貰おうっと! 明日は、指示だけで手伝わない!

 夕方から、先々代貫主の七回忌。先々代貫主からは、よく叱られた覚えがあります。そんなボクが今は貫主の席に座っています。先々代からは、「あんたがやってるのか?」と言われそうで、居心地がよくなかったです。

〜 色付いてきた池の周り 〜
2025年11月2日(日) 


久しぶりの土木作業
 午後から久しぶりに土木作業。石屋さんにお墓の工事で土が余ったら知らせて欲しいと頼んでいたのですが、今朝、「どこに置いておけばいいですか?」と聞かれました。土が大きなトン袋に一杯あるそうです。

 置いて貰う場所を指定して、車載のクレーンで仮置きして貰いましたが、紅葉の季節が近付いているので、早々に何とかしなければいけません。

 実は、今月10日に講演を頼まれているので、いまはその原稿作りに集中したいところなのですが・・・もとより、外作業が好きなこともあって、少しだけ土の処理をすることにしました。

 土を貰ったのは、雨で流出する境内の表土を補うためです。雨水が勢いよく流れて土が流出しているところに丸太で土留めをして、そこに貰った土を入れていく作業をしました。

 貰ったのは1立米ほどの地山の赤土。雨が降ったらぬかるんで大変なことになりそうなので、どこにでも使えるというものではありません。でも、そうなった時にまた対処するとして、とりあえず土を撒きました。傷口を保護するような感じで、何となくホッとします。

 トン袋の土を1/5ほど使っただけで、今日はタイムアウト。職員には外作業が出来るような人があまりいないので、続きもボクがすることになりそうです。困ったなぁ。

〜 お十夜の回向柱を立てる石屋さん 〜
2025年11月1日(土) 


防犯カメラの取り付け
 今日は本堂への防犯カメラの取り付け。カメラやレコーダーなどの機材一式は25日に届いていたのですが、動作試験だけして、その後は設置する時間がありませんでした。
 今日はいよいよ取り付けですが、上手くいきますようにと祈るような気持ちでした。

 まずは、拝観受付まわりや外陣を写すカメラを2台取り付け。角度調整などはすべてを取り付けてから。続いて、内陣の高いところに1台、専用の台を工作して脇陣前にもう1台。高い脚立に登っての作業で、ちょっと怖かったです。企業研修が2組ありましたが、執事さんに任せて、その間は作業はストップ。

 いよいよレコーダーとディスプレイを接続して、スイッチON。2台、3台と写りましたが、もう1台が写らず。やきもきしていると、しばらくしてようやく写りました。配線が30メートルほどあったので、時間が掛かったのかな?

 4台が揃って写るようになったので、職員さんに画面を見て貰いながら角度調整をしました。予想以上に拝観区域をカバーすることが出来、AI人感センサーもちゃんと機能しているようなので、大成功!

 これから拝観客が増え、外国人の割合も高くなります。何が起きるかわからない季節なので、防犯カメラが抑止効果を発揮してくれるのを期待します。

 はぁ、上手くいってよかったぁ〜

〜 ちゃんと写った防犯カメラ 〜
2025年10月31日(金) 


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