〜 苦沙彌のつれづれ雑記 〜

2009年1月6日(火)
枕経
2009年1月5日(月)
初風呂
2009年1月4日(日)
年頭回礼
2009年1月3日(土)
初護摩
2009年1月2日(金)
今日も又。面目ない・・・。
2009年1月1日(木)
寝正月
2008年12月31日(水)
大晦日
2008年12月30日(火)
頭から風邪を引く
2008年12月29日(月)
何とか正月を迎えられそう
2008年12月28日(日)
お餅つき
2008年12月27日(土)
掃除はお得
2008年12月26日(金)
電話番
2008年12月25日(木)
寒々
2008年12月24日(水)
六阿弥陀巡拝日
2008年12月23日(火)
久しぶりにたっぷり!
2008年12月22日(月)
さくらとの不仲
2008年12月21日(日)
冬至
2008年12月20日(土)
ちょっと大文字へ
2008年12月19日(金)
近江神宮へ参る
2008年12月18日(木)
塔婆書きに専念
2008年12月17日(水)
塔婆書き
2008年12月16日(火)
年末工事中
2008年12月15日(月)
急かされる
2008年12月14日(日)
ほぼ復調
2008年12月13日(土)
ダウンする
2008年12月12日(金)
屋根の上はパラダイス
2008年12月11日(木)
すす払い
2008年12月10日(水)
落ち葉処理
2008年12月9日(火)
珍しくはないこと
2008年12月8日(月)
車両規制、終了!
2008年12月7日(日)
驚愕の居酒屋
枕経
 昨日、お二人の訃報が入り、今日は年頭回礼が終わってから、枕経と枕経+通夜。お一人は47歳でくも膜下出血、もうお一人は88歳で、ご家族が帰られた時には亡くなっていたのだとか。心筋梗塞でした。

 人の生き死にって、本当にわからないと、今さらながら思いました。特に、自分よりも若い方のお葬式をさせていただくのは、心境も複雑です。まだ子供が小さかったりして、運命の残酷さを感じずにはいられません。

 今日のお通夜は参列が多く、ほぼ1時間かかりました。真心を込めて拝ませていただいていますが、だんだん声は出なくなって、それでもなお声を絞り出そうとするものですから、ほとほと疲れました。

 こんな毎日、風邪はなかなか全快しそうにありません。トホホ。

〜 熊笹がきれいでした 〜
2009年1月6日(火) 


初風呂
 風邪のため、年が明けてから、まだ1度もお風呂に入っていません。山に行った時以外、こんなに風呂に入らないのは久々、いや初めてかも。

 お風呂に入らないと、頭もヒゲも綺麗に剃れません。朝、急いでヒゲを剃っていたら、下唇の下の皮膚を大きく削ってしまいました。なかなか血が止まらず、格好悪いですが、仕方なくバンドエイドを貼って外回りに出かけました。

 案の定、檀家の方に「どうされたのですか?」と聞かれました。「その声は、お風邪ですか?」とも聞かれました。正月から満身創痍。面目ない。

 今日は左京区、北区、右京区、上京区辺りを約60軒。範囲が広いので5時間半かかり、体は冷え冷え。登山用のアンダーウェアは功を奏しましたが、それでも寒い。これでは風邪も完治しません。

 頭の毛の伸び具合も、もう限界。何だか無精しているように見られる気がしますし、自分でもスッキリしないので、頭から風邪を引き込む危険を承知で、今夜はお風呂に入りました。初風呂です。

 体を洗うと冷えると聞くので、軽く手に石鹸を付けて撫でる程度。頭だけはしっかりと剃りました。あー、これでシャキッとします。

 今夜は毛糸の帽子が滑って脱げてしまいそうなので、紐を付けて顎のところで結わえて寝ることに致しま〜す。変な格好!
2009年1月5日(月) 


年頭回礼
 今日から3日間は、護符を持って檀家さんの家を回る「年頭回礼」です。

 かつては、回礼に回っている僧侶をよく見かけましたが、寒いし、手間もかかるということで、こういう行事をするお寺もめっきり減りました。「まだそんなことやってるの?」という目でボクを見る僧侶も多いことでしょう。

 まぁ、そんなことは関係ありません。年頭に当たって、今年の無病息災などを祈願した護符をお届けするということに意味があるのではないかと、古めかしいのかも知れませんが、ボクはそう思っています(普段は結構合理的に行動するほうだとは思います)。

 車では小回りがきかないし、余計に時間がかかるので、今日はいっぱい着込んだ上にカイロを2つ背中に貼り付けて、バイクに乗って出かけました。バイクの荷台には、護符などを入れた風呂敷包み。何ともクラッシックな出で立ち。

 いくら着込んだとはいえ、実に寒い! 芯から冷えてきます。昨日まで寝込んでいた身には、余計に堪えます。しかし、ここは「気力だぁ!」

 毎年のこととはいいながら、時間の約束はしていませんし、「ポストに入れておきますから、どうぞ出かけて下さい」と申し上げてあるので、お留守の場合もあります。待ちかねておられて話が尽きず、なかなか次のお宅へ行けないこともあります。

 たとえ留守でも、もちろんおられる場合は言うまでもなく、「伺ってよかったなぁ」と思います。自己満足かも知れませんが・・・。

 初日約60軒、無事に、思ったよりも元気に回ってきました。午後からは少しお日様も照ってくれ、そのあたたかさが身にしみて嬉しかったです。

〜 バイクの後ろに風呂敷包み 〜
2009年1月4日(日) 


初護摩
 今日は初護摩。護符の御加持をしてもらわなければいけないので、意を決して出仕しました。自坊から出るのは、元旦の修正会以来。何だか眩しい気がします。

 出仕しても声は出ないし、あまり役には立たないのですが、何とか勤め上げました。


 半年ほど前からお参りに来られるようになった、ちょっと派手目な格好をした老女がおられます。

 護摩を焚いている間は、「なーまーさーまんだーば さらなんせんだ まかろしゃな・・・」という不動真言をお唱えするのですが、この方はちゃんとそれを暗記されていて、一緒にお唱えになります。

 ただ、ちょっと調子がはずれていて、「なぁ⌒まく さ⌒まんだ」といった感じ。しかもよく通る声。その声に耳を傾けていると、うかつにもこっちまで調子が狂ってきそう。
 法要の最後にお唱えする般若心経では、1テンポ遅れます。これまたその声に耳を傾けていると、間違ってしまいそう。

 回りの人も、ちょっと引いて構えておられますが、今や護摩供の名物おばあさんです。

 さぁ、護符の御加持も済みました。発送作業です。

〜 護摩の残り火 〜
2009年1月3日(土) 


今日も又。面目ない・・・。
 今日は起き上がりはしたものの、まったく役立たずの1日でした。熱は下がったようですが、声は出ないし、ボーッとするわで、人前には出られず。

 年始早々、せっかく参りくださった檀家の方々には申し訳ないばかりです。

 こんなにダラダラしていられるのも今日まで。明日は初護摩があって、年末に作った護符の御加持をして貰わなければなりません。明後日からは、その護符を持って檀家の方々の家を年頭回礼に出かけます。

 明後日からに備えて、護摩が終わったら明日もおとなしくしているほうがいいかなぁ。

 誠に面目ない、住職になって初のお正月です。トホホ。 

〜 お正月のお菓子「花びら餅」 〜
2009年1月2日(金) 


寝正月
 2時間半ほど寝たと思ったら、もう起きなければいけません。6時からの修正会の法要に備えて、5時前に起床。

 法要の準備などをして、約1時間の法要。その後、歴代のまつってあるお堂でお勤めをして、年頭の拝賀式。お屠蘇や御抹茶、昆布茶をいただきました。

 帰って自坊の修正会をして、お屠蘇。お雑煮を食べて、寝込みました。

 とにかく、除夜と修正会は休めないと思っていたので、それが済んで気が弛んでしまいました。

 今日は100人以上の方がお参りに来られ、皆さんに御抹茶などをお出しするため、相当忙しさを極める日。

 気持ちだけはいつでも働けるようにと、衣の下の白衣のままでしたが、おでこには冷えピタ、頭には帽子、首にはネックウォーマーをして、こたつに潜り込み、玄関が開くチャイムがひっきりなしに聞こえるものの、まったく起き上がれませんでした。

 普段熱を出すことは滅多にないのですが、夕方計ってみると37.9度。ボクにしてはかなりの高熱です。頭は痛いし、咳は出るし、ずっと寝ているので腰や背中が痛くなってくるしと、踏んだり蹴ったり。

 とうとう、朝から晩までこたつから出られず、こたつを出たら布団に直行。湯たんぽを抱いて寝ました。熱かったぁ。

 とんだ寝正月で幕を開けた2009年。今年も頑張るぞぉー!
2009年1月1日(木) 


大晦日
 とうとう大晦日。風邪はさほどひどくもならず、かといってぜんぜん良くなる気配もなし。

 午前中、若い僧侶たちが付けてくれたお飾りなどを点検した後、自坊に帰って少し寝ました。

 3時から、除夜のお勤め。みんなから「声がおかしい」と言われながらも、なんとか、ようよう読経をして自坊に戻り、またダラダラ。夕食を食べ、知り合いの蕎麦屋さんから毎年いただく蕎麦を食べ、また一眠り。

 そろそろ除夜の鐘。行かない方がいいことは分かっているのですが、立場上そういうわけにもいかず、鐘を撞いているところを写真で撮ってあげる役をしていました。

 帰って風呂に入ったら、しびれるほどお湯が熱く感じられました。その割には、体の芯まで温まる感じはなし。これはますますヤバイかも。

 今年もこれで終わっちゃう・・・。

〜 辛み大根の年越し蕎麦 〜
2008年12月31日(水) 


頭から風邪を引く
 頭から風邪引いてしまいました。

 夕べ、頭髪を剃りました。2〜3日に1回は剃っているので、珍しいことでもないのですが・・・。

 頭の毛って、わずか数ミリあるだけでもあたたかさは違います。剃った日は頭から冷え込んでくるのです。
 寒さを防ぐために毛糸の帽子を被って寝ましたが、引っ掛かるものがないので、帽子はすぐに脱げてしまいます。頭の寒さで目が覚めて、夜中に何度も帽子を被り直しましたが、頭の寒さが肩や背中に回った感じで、すっかり風邪の症状。

 朝からお鏡さんを供えたり、お飾りを付けたりと迎春準備をして、お昼頃からかなりの不調となり、ダウン。

 この忙しい時に困りました。大変だぁ。

 売薬を飲んだり、熱いハーブティーを何杯も飲んだり、喉が痛いので蜂蜜大根シロップを作って飲んだりと、あの手この手でこれ以上ひどくならないように努めました。効果の程は?

 明日起きたら何ともなくなっていることを願って、早々と床に就きました。もちろん、また帽子を被って。帽子に紐を付けたらいいかなぁ・・・。

〜 アンバランスな鏡餅 〜
2008年12月30日(火) 


何とか正月を迎えられそう
 朝から、参拝者用のトイレが詰まったり、セキュリティーのキーが故障したりと、トラブル続き。業者はもう正月休み。トイレは職員さんが何とか開通させてくれました。キーは、ボクが業者の携帯に電話をして対処方法を教えてもらい、ディスクグラインダーでキーを削る加工をして復旧。波乱含みの朝でした。


 娘さん一家が帰省している間にぜひ法事がしたいという方の要望に応じて、大掃除の手をいったん休めて、法事。

 拝んでいる間に、知り合いの病院に頼んで、おばあちゃんの入院の手配をしてあげたことや、放浪癖のあったご子息が、郵便物の配達先として勝手にうちを指定してしまい、たくさんの郵便物を預かる羽目になったことなどを思い出しました。今は二人とも故人。今日はおばあさんの法事でした。

 最近は年末押し迫ってからや松の内に法事をしたいという方が増えました。それだけ、「お正月」という感じが薄れているのでしょう。


 夕方、わずかな時間ながら、近くのショッピングセンターに出かけました。これといって欲しい物があるわけでもなし。ただ何となく・・・。

 ユニクロを覗いたり、作業用の運動靴を見たり、コートを試着してみたり。結局買ったのは、3枚990円の靴下だけ。あっ、ワインも買いました。

 たまには、こういうのもいいなぁー。

 年賀状も一応完成。何とか、新年を迎えられそうになってきました。

〜 ショッピングセンターの屋上から 〜
2008年12月29日(月) 


お餅つき
 今日はお墓関係の迎春準備。遠方や入院されているなどの事情でお参りに来られない方のお墓に、自作の松竹梅の花を供え、水塔婆をあげてまわりました。

 一時さかんにテレビに出ていた女性占い師。霊感商法や暴力団との関係が取りざたされて番組を降ろされたという節もありますが・・・(それはどうでもいいとして)
 ある時彼女が、「正月七日までは墓参りをしてはいけない」とテレビで言ったとかで、「してはいけないのですか?」とよく質問されたことがありました。

 関東ではお正月に墓参という風習がないところもあるようですが、京都では墓参するのは当たり前。多くの方がお参りになるのに、お花さえあがっていないお墓は、正月からさみしそう。何十ものお墓を回り、迎春準備をしました。あー、気持ちいい!


 昼下がりからは恒例の餅つき。

 一昨日あたりから、前住職は餅つきのことが気になり落ち着きません。‘おくどさん’の回りを片付けたり、煙突が壊れているのを修理したりして、餅つきを待ちかねているのがありありとわかります。餅つきが大好きなのです。

 おくどさんでお湯を沸かし、蒸籠を載せて、餅米をふかします。薪の燃える匂いとお米を蒸す匂いが混ざって、何とも懐かしい感じです。

 「もういいだろう」と言うのを、「いや、まだまだ」と制止して、十分お米が蒸せるのを待ちました。「もういいだろう」と言って臼に開けてみたら、まだ米粒のままだったということが毎年あるのです。それほど待ちきれない、早く餅搗きがしたいのです。ボクがちょっと他のことをしている間に、サッサと蒸籠のお米を臼に開け、こねる作業を始めていました。

 「代わります」と杵を貰って搗き始めると、前住職は次に蒸すお米の準備をするためにさっさと向こうに行ってしまいました。返し手がいないので、ボクは搗く作業をしながら自分で返す二役を務めました。ほんまにせわしいわ・・・。

 その後は前住職と搗き手を代わったりしましたが、前住職は搗きながら「音が悪いなぁ。お米が堅いのかなぁ」などと言っていました。ボクには前住職の力が明らかに弱っていることがわかりました。

 お餅を食べる量も減ったので、今年は5臼のみ。搗きたてのお餅を、大根おろしやお善哉に入れていただきましたが、さすがに美味しい! パックのお餅とは腰が違います。

 前住職は大好き、ボクはあまり好きではない、お正月前のイベントでした。
2008年12月28日(日) 


掃除はお得
 今日も仏具を掃除したり、屋根の上に登って落ち葉を落としたりと、迎春準備。

 本堂の渡り廊下の屋根は、下から見るよりも急勾配で、ちょっとこわかった・・・。別の屋根に登って、落ち葉掃除をしてくれていた大工さんも、「登ってみると急で、こわかったです」と、同じようなことを言っていました。

 夜はようやく出来た年賀状をプリンタが刷ってくれている間に、自室の掃除をしました。

 物影にはものすごい綿ぼこりがうごめいていました。掃除のし甲斐があります。

 書類や郵便物の山を片付けていたら、お金が1万5千円も出てきました。どうやらボクが立て替え払いをしたお金の返金分のようです。返して貰って、そのまま書類の下積みになってしまったのでしょう。思わぬ‘収入’。ラッキー!

 その後も、封筒に入ったままの1万円を発見! よく見ていなかったら、捨てていたところです。危ない、危ない。さらに物影から500円をGETし、今夜の掃除で、合計26500円を回収しました。

 諸手を挙げて嬉しいかというと、そうでもありません。いかに自分がだらしないかを思い知らされたようで、喜びは半分です。

 なかなか掃除は捗らず、掃除は半ばで断念。残り半分をやれば、また何か出てくるかな? 

 はぁー、今日もよく働いた。。。

〜 掃除日和でした 〜
2008年12月27日(土) 


電話番
 今日はアクシデントがあって、本坊の事務所が空になってしまいました。

 堂守の職員さんに留守番を頼み、ボクは月参りへ。あいにく今日は月参りが忙しく、戻ってきたのは1時過ぎ。護符作りの内職を持ち込んで、電話番を交代しました。

 今日は「今日の散歩道」の更新日。鳴り続ける電話を無視して、ちょこっと境内に出て写真を撮りましたが、気が気ではないのでまたすぐに戻り、結局ほとんど写真が撮れませんでした。

 夜は更新作業の後、護符作り。護符はついに完成! 「今日の散歩道」のページにも恒例の護符プレゼントのコーナーを貼り付けました。

 えーっと、明日は・・・。我ながら、着々と年始準備が進んでいます。

〜 日の光越しの躑躅の葉 〜
2008年12月26日(金) 


寒々
 雨が降ったり晴れたり、雷が鳴ったり、目まぐるしくお天気が変わりました。

 お天気のせいか、訪れる人はほとんどなく、今日の拝観者はたった1人。朱印が1つ。本堂の収入は800円。ヒェ〜! ますます寒い・・・。

 今日は大正天皇のご命日で、某寺での法要に出仕。広い宸殿に、参列は宮内庁からの代参者お1人のみ。こちらも寒〜い法要でした。

 今日は自坊の仏間を大掃除。はりきってやったので、こっちはポカポカ。今日もサッパリしたぁー。

 ホームセンターに行ったついでに、お正月の輪飾りを求めました。垂らした部分の藁が何となく少なくて粗雑な感じ。中国製かな? ちょっと抵抗がありましたが、また買いに行くのも面倒なので、買っちゃいました。・・・やっぱり粗雑だなぁ。

〜 寒風の中咲き続ける「十月桜」 〜
2008年12月25日(木) 


六阿弥陀巡拝日
 今日は六阿弥陀巡拝日。朝からたくさんの人がお参りになりました。

 お参りは、戒名などが書いてある塔婆をズラッと並んでいる中から探し(初めての場合は書いてもらう)、受付に差しだして回向をしてもらいます。お参りをしたというスタンプを押し、次のお寺へ。回向料は塔婆1枚につき100円と、とてもチープ。これぞ庶民の巡礼といえるでしょう。

 回向を抜けて、バイクを飛ばして月参りへ。母娘の二人暮らしの家。歩き回って時々警察のお世話になったり、しゃべり出したら止まらない元気なおばあさんが、突然原因不明のまま寝込んでしまったとのこと。いつも読経をする後ろで手を叩いたりされていたのに、今日はちょっとさみしいなぁ。
 申し訳ないけど、おばあさんを何とか起こそうとする娘さんと、頑として起きないおばあさんの母娘バトルの話は、大笑いでした。

 戻って、また回向。11時過ぎにはお参りの方々も少なくなりました。

 午後は、昨日に続いて掃除。綺麗になっていくと気持ちがいいですねぇ。夜には年賀状にも着手!

 今年もあと1週間となりました。さて、どこまで出来るやら・・・。

〜 六阿弥陀。自分の塔婆を探す人たち 〜
2008年12月24日(水) 


久しぶりにたっぷり!
 午後は外回りの掃除。

 落ち葉掃除はしてきたつもりでも、木々の蔭などにはまだいっぱい枯葉が残っていました。冬だというのに、雑草も結構生えていました。

 ブロアを使って落ち葉を吹き集めたり、草払い機を使って雑草を刈ったり、久々にたっぷり時間を掛けて、掃除をしました。

 あー、スッキリした!!

〜 茶所の猫の集会 〜
2008年12月23日(火) 


さくらとの不仲
 さくらは最近ますますボクを避けるようになってしまいました。

 別棟にいるさくらと会うのは1日2回だけ。ボクが朝食を食べに別棟に行く時と夜に入浴しに行く時。

 朝、缶詰のご飯をあげる時は、近くをウロウロして、時にはすり寄ってきて、早く欲しいという仕草をします。でも、冬になってからさくらも寝坊。なかなか起きてこない時もあります。
 半分ほど食べたら、一目散に2階へ駆け上がる。それがさくらの朝の儀式です。

 夜、さくらはこたつの中やこたつ布団の上で寝転んでいます。ボクの姿を見ると、先ずは「ウーン」と唸ります。警戒しているのです。耳をピンと立てたりしていることからも、その警戒心が伺えます。

 さくらは爪を切られるのが嫌い。でも、爪は切らないとどんどん伸びますし、尖っていて危険。仕方なく嫌がるさくらを羽交い締めして無理矢理爪を切るのですが、ボクは「嫌なことをする人」として、さくらの脳裏にしっかりと焼き付けられてしまったようです。

 最近は手なずけるために、夜にも少しのおやつをあげることにしていますが、その時は警戒しつつも、ジワリジワリと近づいてきます。恐いけれど、おやつが欲しいというのが見え見え。

 ボクがお風呂に入っていると、入れて欲しいと入り口の扉を叩いたり、鳴き声を上げ、扉を開けてやるとサッと入ってきます。そして、さくらのために半分閉じてある風呂蓋の上に座り、ボクが差し出す風呂桶のお湯を飲んで、またすぐに出て行きます。お風呂のお湯を飲みたかっただけ。

 毎日、ほぼその繰り返しです。

 「猫の目を見てゆっくりと瞬きをしてやったら、猫は安心する」と教えてもらったので、その通りにやってみましたが、さくらは困った顔をするだけで効果なし。

 拾ってきて寝ずの世話をした命の恩人を警戒するなんて、さくらの恩知らず! そんなさくらを見ていると、さみしくなってきてしまいます。

〜 拾ってきて10日目頃のさくら 〜
2008年12月22日(月) 


冬至
 今日は冬至。この日にはかぼちゃを食べて、柚子湯に入るのがボクの楽しみ。このような小さいながらも四季折々の行事を生活の中に取り入れていくのが、ボクは好きです。

 自坊と墓地の間にある花柚の実は今年不作で、7〜8個しか採れませんでした。本物の柚子に比べると香りは劣りますが、柚子湯の気分は十分に味わえます。実に指で穴を開けて中の果汁を出したりしながら、柚子の香りを存分に楽しみました。

 冬至にどうしてかぼちゃを食べるのか、よく知りませんでした。

 今ではいつでも出回っているかぼちゃですが、実は夏の野菜。かぼちゃは保存がきくといっても、夏に収穫したものは、年内の冬至くらいまでに食べないと味も栄養も落ちる、だから冬至の頃が限界ですよ、といった意味のようです。

 かぼちゃはカロチンを多く含んでいて、カロチンは体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれる。昔の人は、そういうことを経験的に知っていて、「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれたのでしょう。

 胃腸の不調で、ここ1週間、ちゃんとした食事をしていません。好きなお酒も欲しくありません。そんな身には、かぼちゃは見るだけでも胃にもたれそう・・・。縁起物だから、一口だけ。

 朝、明るくなるのも遅く、夜も早く暮れてしまうのは、何とも損をしている気分がします。明日からは昼間のほうが長くなっていくはず。

 そういう意味でも、冬至はうれしい日です。
2008年12月21日(日) 


ちょっと大文字へ
 今日は晴れてあたたかい天気になるというので、午後から大文字山に登ることにしました。

 散歩同然なので、リュックの中はほとんど空っぽ。鹿ヶ谷から「大」のはらいを通って火床の真ん中へ行く、いつものコース。

 鹿ヶ谷からの道は、クヌギやナラなどの落ち葉がビッシリと降り積もっていました。その道をカサコソ踏みしめながら、時々葉っぱで滑りそうになりながら登っていきました。
 三角形の「大」の火床付近は低木や笹などをすべて切り払ってあって、竜胆などはみられず。火床も冬の様相でした。

 「大」の中心部は、土曜日とあって、初めて登って人や「大文字登山ツアー」?のご一行さんが次々と登ってこられました。登山路を尋る人がいたり、京都市内を見渡しながら見当違いの解説をしている人など、何だか騒がしい感じ。

 お天気がいい反面、少しガスがかかっていて、遠くはぼんやりとしか見えませんでしたが、市内を一望できる景色は最高です。

 もっと歩きたかったのですが、ツアー客をかき分けて歩くのも億劫なので、銀閣寺回りで帰ることにしました。

 千人塚付近では、課外学習に来ているのでしょうか、手に手にハンマーを持った中学生たちがたくさんいました。大文字山は地学的にも面白い場所らしいので、きっと岩石の勉強をしているのでしょう。

 あっという間に銀閣寺。束の間の散策でした。

〜 法然院裏山の冬木立 / 低木を切り払った火床 〜
2008年12月20日(土) 


近江神宮へ参る
 朝から大津・坂本で会議。少し早い目に出たら、早く着きすぎそうなので、ちょっと寄り道をして近江神宮に行きました。

 近江神宮の前は、今までに何十回も通っていますが、中まで入ったのは初めて。高校の時、この神社の神職の子供たちとはクラブで一緒でした。

 車で走っても、駐車場までは結構な距離がありました。思っていた以上に大きい神社です。
 いったん車を駐めてお参りに行こうとしたら、通りがかりの人が、「もっと近くまで車に乗っていけますよ」と教えてくれたので、せっかくのアドバイスに従って、もう一度車に乗り、社殿の近くの駐車場の駐め直しました。

 「ずいぶんたくさんの人たちがいるなぁ」と思ったら、巫女さんや神職の人たちが皆揃って掃除をされているのでした。始業時の掃除?

 寝殿前で参拝をしていたら、紋入りの袴を着けた人が挨拶をしてくださいました。お寺で紋入りの袴を着けられるのはある程度の位の人。お顔を見てもそれなりのお年のようだったので、‘それなり’のポストの方だろうと思いました。

 脇のほうの社を遠目に見ていると、またその方が、「もっと近くまで行けますよ。このお社は・・・」と説明をしてくださいました。ずいぶん親切な神職の方でした。

 楼門の前には、早くも門松が立ててありました。看板によると、明日がすす払いのようです。時々テレビに写る漏刻(水時計)もありました。

 わずか15分ぐらいの滞在でしたが、すごく新鮮な感じで、リフレッシュできた時間でした。

 会議は‘蛇行’ぎみ。やっとお昼を食べたのが1時過ぎ。パックに入った冷えたお弁当のご飯は堅く、魚の焼き物はただでさえ不調な胃にはよくありませんでした。

 食べ終わってすぐに中座して、帰路へ。自坊に帰って僧衣に着替え、事務所に着いたと思ったら、墓前回向をして欲しいと依頼されていた方々が参拝にみえました。ギリギリでした。

 夕方、自坊に帰って、ひたすら塔婆書き。やったぁー 一応完成! 間髪を入れず、護符作りに取りかかりました。

〜 近江神宮楼門前の門松 〜
2008年12月19日(金) 


塔婆書きに専念
 今日も時間を作っては塔婆書き。先が見えてきて、ちょっと一安心です。


 本坊の工事現場の屋根に登りました。昭和に入ってから改築した建物だと思いますが、多くの木は一度使った木を再生して再利用してありました。大工さんの手間賃よりも木のほうが高かったのでしょう。いまなら、新しい木を使ったほうが安上がりで、仕事も楽です。

 それにしても、当時の真如堂はよほどお金がなかったことが伺えます。「あそこも直さないと。こっちも・・・」と数えると、毎年普請をしていてもとても追いつきそうにありません。


 今日は「今日の散歩道」の更新を1日繰り上げて行いました。紅葉も終わり、冬木立の美しい季節になりました。人も少なくて、静かで心休まる境内です。

 でも、春が近付くまで、雪でも降らない限り、景色に動きがなくなります。更新にも「冬」がやってきます。

〜 のんびり日向ぼっこする猫たち 〜
2008年12月18日(木) 


塔婆書き
 外回りに葬儀。その合間に塔婆書き。今年もあと2週間となってしまいました。

 遅々として進まない塔婆書きに比べ、自坊の参道の工事は着々と進み、石畳を貼る作業が玄関前まで到達しました。石屋さん、最後はどういう仕舞い方にするつもりだろう・・・。

 境内の落ち葉掃除は、次第に細かい部分に着手するようになってきました。落ち葉がなくなると、いっそう冬景色らしくなっていきます。

〜 今日はここまでできました 〜
2008年12月17日(水) 


年末工事中
 紅葉目当ての方の姿もほとんど見られなくなって、もとのように静まりかえった境内。
 そういう時期が来るのを待ちかねて、今週から、自坊でも、本坊でも、工事が始まりました。

 自坊は門内の参道を改修する工事。今まで粗悪なコンクリート製だったものを、石畳にしてもらうことにしました。石屋さんの先代から、「これはいけません」とずっと言われていたものでした。

 少し洒落た感じにして貰おうかと思っていましたが、石屋さんの、「正面の参道はあまり崩れた雰囲気ではいけません」という意見もあり、柔らかくもなく、あまり‘お堅い’ものでもないような意匠になりました。

 パズルをはめ込むような工事は着々と進み、今週中には完成しそうです。お年始は新しい参道を通っていただけるでしょう。

 本坊の工事は、紅葉期に中断していた屋根の葺き替え工事。かなりの広さがあり、構造材から入れ替えるかも知れないので、2ヶ月ほどはかかるでしょう。

 拝観コースの一部にも当たるので、屋根土が落ちてこないように養生したり、拝観者にはスリッパを履いてもらったりと、少々やりにくさがあります。

 瓦をめくってみたところ、どうも以前はトタン屋根だった形跡があるとのこと。お金に困った時にはトタン葺きにしていたかも知れません。今も裕福ではありませんが、最貧の時はずいぶんその場しのぎの工事がしてあって、「開けてビックリ」ということも少なくありません。

 年がら年中工事をしても修復が追いつかない、そんな感じです。

 ボクも、年始の塔婆書きが追い込みに。護符作りもまだこれから。年末、風邪でダウンなどしている暇がありません。

 インフルエンザの予防接種も、もう底をつくとか。今年も出たとこ勝負かな。

〜 自坊の参道工事 〜

2008年12月16日(火) 


急かされる
 「今日は出勤している職員が多くて人手がありますので、落ち葉を持っていきます。こんな日に行かないと」と職員さんに催促され、落ち葉の引受先の養護学校にその旨の電話を入れました。

 ボクも一度現場を見ておきたかったので、軽トラックに落ち葉を積み込む作業をしているところへ行って、「ボクも一緒に挨拶に行きますから」と言うと、「手ぶらで行くのですか!」とお叱りを受けました。年季の入ったベテラン職員にはかないません。

 「はい、それじゃぁ、ちょっとお菓子を買ってきますから、待っててくださいよ」と念を押し、銀閣寺の洋菓子屋でクッキーを買って戻ってきたら、今か今かとボクの帰りを待ちかねていた様子。

 「はい、それじゃぁー、行きますよ!」と号令を掛け、落ち葉の袋を満載した軽トラを先頭に、バイクのボクはその後を付いていきました。

 職員室に行ってご挨拶をし、菓子を差し出すと、教頭先生が「うちのほうがお世話になっているのですから」とおっしゃいましたが、「落ち葉をもらって下さって、うちも大助かりす」と菓子を受け取っていただきました。

 運動場の端のブルーシートの下に、この前持ち込んだ葉っぱが山積みされていました。シートをめくって、先生、生徒、職員、ボクで、その上に今日持ち込んだ葉っぱを上積みしました。あっという間に、袋は空っぽになりました。

 「今日はもう1回持ってきますので」と、今度は軽トラの前をバイクで疾走して帰りました。2回目は職員さん任せ。

 学校とのタイアップ、本当に助かります。出来た野菜をいっぱい買わせていただきたいけど、リヤカーで売って回るのも生徒さんたちの体験学習。来年は今まで以上に美味しい野菜が出来るでしょう。

 ワクワクです。

〜 我ながらイイ感じの写真 〜
2008年12月15日(月) 


ほぼ復調
 朝、「これなら起きられる。起きなきゃ」と布団から抜け出し、白粥とバナナで朝食。

 落ち葉掃除をいつもより少し簡単に済ませ、外回り2軒。胃がチクチクしているので、「コーヒーを出してくださると困るなぁ」と思っていましたが、お番茶とお煎茶。助かりました。

 帰りに、自坊の門のところで、バイク転倒。膝をすりむきました。法事の方に見られてしまい、格好わりぃー。

 今日の法事は、真如堂にお墓のある故人の元奥さんのお別れ会。10月末に実家の岡山で亡くなったのですが、友人たちが主になって慰霊法要をいとなまれました。うちで催されるのも何となく奇妙なのですが・・・。キリスト教系の学校にお勤めだったので、おそらくクリスチャンの方も多く、外国人もチラホラ。50人ほどが参列されました。

 終わって、お漬け物とお米だけで昼食。1時間ほど横になりました。

 夕方からは、恒例の真如堂の一山会議。会議の後はその場で懇親会なので、会議だけで失礼しようかと思っていましたが、何とか普通に食べられました。

 会議では新しい住職が誕生することが決まりました。30歳ほどですが、その若さで住職になれればいろいろなことが出来るでしょう。ぜひともいろいろなことにチャレンジして欲しいと思います。

 おめでとう!

〜 雨のち曇りのち晴れ 〜
2008年12月14日(日) 


ダウンする
 今日は自坊の外回りの落ち葉掃除。屋根や樋にたまった落ち葉や、植え込みの陰に隠れた枯葉などを掃除しました。ちょっとサッパリしました。

 でも、何だかとっても疲れた感じ。上半身の節々が痛く、肩はガチガチ。「ちょっと頑張りすぎたのかなぁ・・・ それほどでもないけどなぁ」と思いつつ、スーパーへ買い物へ。食欲もない感じ。

 少しだけ夕食を食べましたが、寒くて仕方ないので、コタツに潜り込みました。

 「風邪にはビタミンCだなぁ」と思ってミカンを1つ食べ、しばらく寝ていると、気分が悪くなってきました。トイレに駆け込んで・・・。

 寒気がさらにひどくなり、コタツで寝ている場合じゃないと思って、6時半過ぎに、布団に湯たんぽを入れ、肩や背中にホカロンを貼って、セーターを着たまま布団に潜り込みました。

 最初は寒くていられませんでしたが、そのうち寒さを意識しないようになり、夜中はちょっと暑すぎるほどでしたが、結構熟睡しました。

 やっぱり風邪かなぁ? こんな時に寝ていられません。早く治さなきゃ。ミカンはいかん・・・。

〜 落ち葉を集める途中で断念 〜
2008年12月13日(土) 


屋根の上はパラダイス
 16日から屋根の葺き替え工事をするにあたって、大工さんにもみじの枝を伐採しておいて欲しいと頼まれていました。

 植木屋さんに頼むほどでもなし、今日はポカポカとあたたかくて気持ちもよし! 屋根の‘谷’や樋に詰まったもみじの葉っぱの掃除を兼ねて、腰に剪定鋸、手にはブロアを持って、スタコラサッサと屋根に登りました。

 屋根の上は気持ちいいなぁ−。東山もよく見えるし、諸堂の屋根の様子も一目瞭然。境内を歩いている人の姿もウォッチング!

 もみじの枝を切ったり折ったり、ブロアで溜まった落ち葉を吹き飛ばしたりして、ちょっと恐い目には遭いましたが、ずいぶん楽しませて貰いました。

 今日は、「今日の散歩道」の更新日。ついつい写真を撮るのも忘れ、あっという間に薄暗くなってしまいました。

 更新作業は遅々として進まず。屋根の上の作業にも関わらず、写真はいっぱい撮れていたのですが、文章が書けず、久々に11時を過ぎてしまいました。

〜 菩提樹の実と真如堂の大額 〜
2008年12月12日(金) 


すす払い
 今日は、本堂と書院などのすす払い。一山の僧侶と職員18名で一斉に掃除をしました。

 今日は比較的あたたかく、すす払い日和? 雑巾掛けも、お湯を使わなくても冷たくありませんでした。

 すす払いの終わった本堂は、何となくスカッと見えました。


 また1日、‘今年’が少なくなりました。「あれもしていない、これもしていない」とは思いますが、端から「無理だなぁ」と思っているので、焦る気持ちはまったくありません。

〜 僧兵のような出で立ちの青年僧 〜
2008年12月11日(木) 


落ち葉処理
 はぁー 忙しかったぁ。目が回って、頭の血管が切れるかと思いました。

 今年もあと20日。正月の塔婆書き、護符作り、まったく手を付けていない年賀状など、差し迫ったことがたくさんありますが、紅葉期も終わって、気分的にはずいぶん楽になりました。


 今日、「観経曼荼羅」を片付けました。「この曼荼羅のことを何階説明しただろう?」と感慨深げ。大きい曼荼羅がなくなった後は、何だかガラーンとしてしまいました。何か他のものを展示しなければいけないかなぁ・・・。


 境内は集めた落ち葉をひたすら集める作業が行われています。

 昨日は溜まりに溜まった落ち葉の一部を、職員さんが軽トラの荷台に落ち葉を満載して、大原の奥のほうの農協の堆肥場に持ち込んでくれました。焼却されるのではなく、有効活用されるのは嬉しいのですが、遠くて大変。

 渡りに船? 今日、近くの養護学校の指導員の方が、落ち葉をもらえないかと言ってこられました。しかも、いくらでも欲しいとのこと。その学校には、働くために幅広い知識や技術を学ぶ職業学科があり、農園芸のコースもあって、野菜なども作っておられます。堆肥に使われるのでしょう。

 「リヤカーで取りに来ます」とのことでしたが、とても運べる量ではないので、後日、こちらから軽トラで運んであげることになりました。境内に野積みになっている昨年の落ち葉は、ぼちぼちリヤカーで運びたいとのこと。

 落ち葉を引き取ってもらえるのは、こちらにとっても大きなメリット。学校側も堆肥が作れるので助かるでしょう。この循環がうまくいけば、素晴らしい! 出来た野菜を、紅葉見物の人に売って上げることができれば、なおさらいいかも!

 うまくいくといいなぁー。

〜 落ち葉が詰まったフレコンバックが並ぶ 〜
2008年12月10日(水) 


珍しくはないこと
 兄弟が親の法事を別々にされることは、さほど珍しいことではありません。場合によっては兄弟別々に2度、3度、法事をされることさえあります。

 今日もそういう依頼の電話がかかってきました。前回もそうだったので、「別にされるのですね?」と聞いたところ、決まり悪そうに「はい、そうなのです」とお応えになりました。

 「兄弟は他人の始まり」という諺は、「血を分けた兄弟でも、それぞれに家を持って疎遠になれば、お互いの情愛もいつか薄らぎ、利害関係でのもめごとでも起きれば、他人と同じように争いもするようになる」と解説されています。

 「お前のほうが可愛がられていた」という親の愛情の多少や、「お前はあの時、お菓子を分けてくれなかった」などという、他人から見たらほんの些細なこと、あるいは「親の面倒はオレのほうがよくみたんだから」と財産分与の話まで、いろいろなことが絡み合って喧嘩になり、「法事は別に」ということにまでなってしまいます。さらに、法事に参列される親戚の多数派工作をして、‘正統派’争いになったりもします。こじれると、他人よりもずっとやっかいです。

 「そんなことをしたら亡くなったご両親が悲しまれますよ」と情に訴えたり、「親の恩に報いるためにも、法事は一緒にやるべきです」などと坊さん臭く言うのは簡単なこと。一朝一夕に出来上がった仲の悪さでもないので、そんな言葉で気持ちを切り替えたりされることはありません。

 「一度、弟さんにも声を掛けてみられてはいかがですか?」と申し上げ、東京の同じ敷地に住んでいる兄弟が、それぞれ別に京都まで来て、法事の席で一緒になられたことがありました。
 法事・墓参が終わって、「この部屋は使いませんから、ごゆっくり」とボクは退席し、その後2人で長い間話しておられました。しばらくして帰られる時、「誤解があったことなどがわかりました。本当によかったです」と帰って行かれました。

 でも、そういうことはお互いの機が熟していたからこそ出来たこと。いがみ合っている最中では、同じ席に着くことさえも難しいです。

 「これも生きていく中の現実かな。喝愛のなせる業か」と、淡々と兄弟それぞれの法事をお受けすることにしています。

〜 落ち葉焚き 〜
2008年12月9日(火) 


車両規制、終了!
 11月12日から始めた車両規制が今日で終わりました。

 これまでの紅葉期にはあまりにもたくさんの車が押し寄せ、法事や墓参の車、塔頭寺院の車でさえ境内に入ることがままならない状態に陥っていました。近隣は境内に入ろうとする車の列が出来たり、不法駐車もいっぱい。あちこちでトラブルが起きていました。

 今年からは、一般の観光車両の駐車はお断りし、貸し切りタクシーは別の参道からの出入りとし、2人分の拝観料を先にいただいてから駐めていただくようにしました。そして、これらの車の整理には、京都市のシルバー人材センターにお願いした方々述べ約140人にあたっていただきました。また、車は駐められないということを書いた看板を、近隣にたくさん立てました。

 この26日間に拝観料を先払いして車を駐めたのは、約1500台。少ない日は5台、多い日には100台以上となりました。

 いろいろとトラブルもありました。お参りのふりをして駐車しようとする一般車、タクシー。寺と特別な関係だとわけのわからない理由を述べるタクシー。「遠くから来たのに、どうして駐めさせないのだ」と怒る人。規制のためのコーンが、夜中に壊されていたこともありました。

 でも、今回の規制は大成功。近隣の混雑は解消されましたし、人と車が渾然一体となった危険な状態もほとんどありませんでした。

 調べてみると、拝観料を先払いしたタクシーでさえ、実際に拝観にくるのは7割程度。時間がないなどの理由で、3割は境内を一回りするだけで、拝観コースには入らずに帰っていました。拝観料を先払いした車でさえそうなのですから、無制限に駐めさせていた昨年までは、ほとんどが境内を一回りするだけで、場合によってはお賽銭すらあげずに帰って行ったのでしょう。

 シルバー人材センターの方々の律儀な仕事ぶりには本当に感謝しています。多様な状況に応じて的確に判断してくださって、さらに上質なものを目指して、きめ細かい対応をして下さいました。

 人件費、看板代等、今回の規制の経費は膨大でした。でも、費用対効果という点では決してマイナスではないと思います。

 11月以来、外回りから帰って来た時には、「何も起きてはいませんか?」と総門前で車両整理をしているシルバーの方に尋ねるのが日課でしたが、今日ですべて終わり。ホッと胸をなで下ろしました。

〜 車両規制最後の朝 〜
2008年12月8日(月) 


驚愕の居酒屋
 今日は、朝に夕に、落ち葉吹きを堪能。あー、スッとした!


 友人とのプチ忘年会。ネットを見て、評判のよさそうな店を予約。もちろん、行ったことのない店でした。

 入って間もなく、カウンター越しの店主からフルネームで呼ばれました。

 「おかしいなぁ・・・ フルネームでは予約していないのになぁ」と思っていましたが、話をするうちにびっくりの連続。

 まずは、うちの塔頭の檀家だとのこと。店のブログに、先日、紅葉を見に真如堂に来られたことは書いてありましたが、檀家とは・・・。法要の時などにも、何度もボクの顔を見ておられるとか。

 話はそれでは済みませんでした。近所の某有名寺院の和尚も時々来るとか。「彼は食べ歩くのが好きだから、さもありなん」とは思いました。

 さらにさらに、実家がボクの大学時代の同級生の近所の旅館で、ボクとも学科こそ違え同窓生。友人は大学を卒業後、ボクの叔父の助けを借りて喫茶店を始めたのですが、その店でも何度か店主とは会っているとか。
 ずっと以前、「京都のホテルがいっぱいで取れないけれど、どこかないでしょうか?」と頼まれ、その実家の旅館に予約をしてあげたこともありました。

 まだあります。ボクの高校の同級生もよく食べに来るのだとか。彼とは、京都から大津まで京阪電車で通った仲。一緒に体育館の裏でタバコを吸っているのを見つかって、共に職員室でビンタを食らい、停学にもなりました。
 その後は、ボクのかつて関わっていたボランティア組織の事務員さんの友人と結婚したこと、絵を描いているということ、ボクの中学の同級生とも親しいことなどは聞いていましたが、またこんなところで名前を聞くとは・・・。

 最後に、ボクのホームページに来てくださる、この方もまた真如堂の塔頭の檀家の方も、時々この店に来られることもわかりました。

 しかも、これらの人は、それぞれはまったく繋がりがなく、お互いには知りません。店主とボクだけが知っているわけですが、なぜそれらの人とボクが繋がりがあるということを店主は知っているのでしょう・・。

 話をしているうちに、これまでに店主と出会っている記憶がだんだん蘇ってきました。名刺をもらって、「あっ、聞いたことがある名前だ」とも思いました。

 ネットの評判に違わずお料理は美味しく、店員さんたちの対応も気持ちがよかったのですが、何よりも驚きの連続。ほんまにビックリしました。

〜 2次会のスタバ。客の中で一番年輩だったかも 〜
2008年12月7日(日) 


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