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2018年12月の日記

平成最後の大晦日
 早朝、遠方の檀家の方のお墓に、松竹梅の供花と年始の水塔婆をあげ、回向して回りました。
 昨日・一昨日は、お墓の水鉢や花立が凍っていましたが、今日は寒さも少し弛んで氷は張っていませんでした。助かりました。

 その後は墓参に来られた方の応対や元旦に来られる方の準備などで、あっという間に夜。紅白を見でもなく、いつも通り自室でデスクワーク。いつもと違うのは、除夜の鐘を撞きに行くこと。11時45分から撞き始めて、1時過ぎには終わりました。

 今年の大晦日は少し冷え込んではいましたが、風もなく、穏やかなお天気で、長い間鐘楼にいても楽でした。

 ボクは専ら写真係。ほとんどがスマホでしたが、ボクも11月にスマホになったので、多少は扱いにも慣れました。ただ、機種によって、ディスプレイの見やすさ、シャッターを押してからのタイムラグなどがかなり違い、ちゃんと撮れたかどうかはわかりません。うまく写っていなかったらスミマセン。

 齢を重ねるに連れて、感動が薄れます。かつては、除夜の鐘やお正月というと、もっと新鮮な気持ちになったのになぁ〜

 ともあれ、今年も終わり。さぁ、修正会に備えて、少しでも寝ないと・・・。

〜 除夜の鐘風景 〜
2018年12月31日(月)  No.5657

講師探し
 朝イチ、ポンプの調子を見に行ったら、やはりよくありません。思っていた改善策を講じて、これでダメならもう打つ手はありません。どうせ年末年始は業者さんもお休みなので、上手くっていなくてもこのまま乗り切るしかありません。水が出なくなるわけではありませんので。

 今日は墓参の方が引っ切りなしでした。「今日だったら空いているかと思ってきたのですが・・・」と残念がっている方もおられました。


 毎月、「メダカの学校」という写経と講演の会を催していますが、23年もやっていると講師探しも尽きてきます。
 僧侶の話とそれ以外の分野の方とを交代でお願いしていて、僧侶は10人ほどの方々を順繰りにお願いしています。それ以外の方は、どなたかにご紹介いただいたり、自力で探してきたりですが、12月と2月はまったくのパイプのない方に直接お願いしました。

 12月の講師は、ボクが持っていた京都に関する本の著者でした。2月の講師は、真如堂のスケッチを本の表紙に使っておられたスケッチエッセイストにお願いすることが決まりました。

 「真如堂のそばで生まれ育った著者・大森。東映のチャンバラ映画全盛期だった時代、そこは映画のロケ地として多くの名優が訪れた。チャンバラ映画に夢中だった子供時代を回想しながら、日本映画発祥の地である京都の史跡を訪れるスケッチエッセイ」という本の紹介文がネット検索に引っ掛かり、「お願いしよう!」と出版社を介して直接依頼状を出しました。
 先方からご丁寧なお手紙を頂戴し、すぐに電話をさせていただいて引き受けていただくことができました。

 大森俊次さんは、20歳まで真如堂の近くに住んでおられて、子供の頃は吉田山や真如堂、黒谷でよく遊ばれたそうです。また、当時は頻繁に行われていたチャンバラの撮影をよく見に来られたそうです。

 いろいろお話ししているうちに、11年前に境内に建てられた「京都映画誕生の碑」の除幕式で同席していることがわかりました。同碑は、日本の本格的な劇映画『本能寺合戦』が、1908(明治41)年、マキノ省三によって真如堂で撮影されてから100年経つのを記念して建てられたものでした。

 現在は、時代劇自体がほとんどなくなりましたし、撮影クルーが事前の約束を守らなかったり、建物などに被害を及ぼすなど、撮影時のトラブルが絶えないため、映画などの撮影は原則お断りしています。ボク自身も、撮影スタッフやこの碑の関係者に対して、何回も抗議をしたことがあります。
 でも、僕の子供の頃はチャンバラの撮影は頻繁に行われ、往年のスターたちもよく来ておられました。実に大らかでしたし、映画そのものに対する憧れや珍しさがあった時代でした。

 いろいろな思い出話をして、「ぜひそんなお話を!」というお願いを快く聞いてくださいました。2月が楽しみです。

 2月までに講師は無事に決まり、今年中にしなければいけない段取りが付きました。はぁ、よかった〜。年が明けたら、3月以降を決めていかないと・・。

〜 真如堂が描かれた『京都シネマスケッチ紀行: 中島貞夫監督と歩く』の表紙 〜
2018年12月30日(日)  No.5656

今朝はポンプ屋
 墓地のポンプがまた止まらなくなってしまいました。理由はわかりません。寒くなって、水の圧力などが変わったのでしょうか?

 もう調整ではどうにもならず、部品を替えたら、ひょっとしたら直るかも・・・そう墓地管理人に伝えたら、「何とかやってみてもらえませんか」と依頼されました。「直る保証はないですよ」と念を押して、3千円ほどの圧力センサーを発注。水を使わない朝イチから、交換作業をしました。

 やっぱりダメでした。

 あと出来ることは・・・とネットをあちこち検索して、圧力タンクの水抜きというのをやってみました。んー、何とも言えません。

 墓参の方が来られるような時間になってきたので、今日の作業はここでオシマイ。またネットで調べて、明日の早朝の対処になります。


 11時から忌明納骨の法要。50歳の女性でした。遺されたお母さんが痛々しかったですが、東京におられるご子息がお正月過ぎまでは帰省されるそうです。辛く悲しいお正月をお迎えになるでしょう。

 1年、いろいろなことがありました。悲喜こもごもです。

 夕方、薄暗くなった頃に買い物から帰って来ると、外灯の光の色が変わっていました。

 「あっ、来てくれたんだ!」と思って近くを見ると、見慣れた軽トラックが駐まっていました。檀家の電気屋さんが、外灯の交換に来てくれたのです。

 電気屋さんに外灯の交換を頼んだのは8月。元来、エンジンが掛かりにくい電気屋さんなので、時間が掛かるとは思っていましたが、12月になるとは・・・。年内に直ってよかったぁ。

 「これ、お布施にしておきます!」と言って帰って行かれました。佳いお年を!

〜 朝のうっすら雪景色 〜
2018年12月29日(土)  No.5655

供花作り
 朝、境内に笹を採りに行き、これで松・竹・梅と真っ赤な南天の実のすべてが揃いました。これで、遠方にお住まいの檀家の方のお墓へ供えるお正月の供花が作れます。

 朝から雪がちらつく寒い日。作業をするのは吹き曝しの屋外です。「どうしようかなぁ・・・明日にしようかなぁ」と思いましたが、明日も寒そうですし、今日材料を合わせて供花に仕立てることにしました。

 まずは、それぞれの素材の下ごしらえ。後は、松・竹・梅・南天を格好良く合わせて取りまとめ、ゴムバンドで括っていきます。

 調子が出てきたところで、弟子と交代。まぁ、そろそろ覚えて貰わないと・・・。お昼頃には終わりました。

 午後からは、「今日の散歩道」の最後の更新。境内はすっかり冬景色となって、地味な写真ばかりとなりました。

 例年、最後の更新の時には、お正月に差し上げる護符の申し込み欄を設けます。今年も先着30名に護符をお送りします!

 例年なら、今日は餅つきをする日なのですが、6月に先代が亡くなった関係で、お正月関連行事はすべて差し控えることにしたので中止。餅つきが大好きな先代でしたので、したほうが喜んだかも知れません。

 夜になって、屋根が白くなってきました。明朝、積もらないことを願います。

〜 鐘楼周りの水仙 〜
2018年12月28日(金)  No.5654

「和尚さん(おっさん)レンタル」
 今日もあちこち掃除。年明けに護符を送るための宛名ラベルや添え状などの準備も始めました。今のところ、準備万端です。

 「おっさんレンタル」というのをテレビで見ました。調べてみると、

イケてると勘違いしているおっさんを1時間1000円からレンタルできるサービスです。
雑談から内緒話(笑)、パシりまで、あなたのニーズにお応えします。
商標登録 「おっさんレンタル」 ※類似サービスにはお気をつけください!
☆ホームページでお気に入りのおっさんを探し、カートに入れて、※お支払い方法を選択してください。
少しお待ち頂ければ、そのおっさんからメール連絡が入りお待ち合わせ日時、場所を決めます♪
「おっさんには、お客様のメールアドレス、お名前しか、伝えません!」

ということで、番組では30代の女性が‘おっさん’に仕事のことで相談に乗ってもらっていました。

 ‘おっさん’登録するには、月1万円が必要で、「スケベ」「汚い」「お説教臭い」の3点に当てはまらない人しか登録できないようです。

 「そんなにまでしないと、話し相手がいないのかなぁ」というのが第一印象でした。

 「いや、待てよ・・・」と、ふと思いつきました。「和尚さん(おっさん)レンタル」というのはどうだろう? 人生のこと、終活のこと、お葬式やお墓のことについて、檀那寺に相談できない人や関係のあるお寺をもっていないという人の話し相手になるというのはどうかなぁ。檀那寺があっても、相談しにくいこともあるでしょう。1時間千円で、後腐れなくいろいろと話をするという選択肢があってもいいんじゃないかなぁ・・・

 いつもの超宗派の僧侶の会の新年会で「和尚さん(おっさん)レンタル」事業の提案をしてみようと思います。この会でいつも出てくるのは、湧いては消える泡沫のような話ばかりですが、これは現実性があるかも・・・。よーし!

 ただ、メンバーは、もうおっさんの域を通り越して、ジイサンになってしまっていますが・・・。

〜 綺麗な冬木立 〜
2018年12月27日(木)  No.5653

仏器磨き
 年末恒例の仏器磨きをしました。本当はもっと頻繁に磨くといいのですが、かなり手間が掛かるので、つい・・・。

 一番綺麗に磨けるのは、「ピカール」という研磨剤の入ったトロッとした金属磨きを付けて、擦ること。ただ、これは結構しんどいのです。

 「ピカール」よりも簡単なのが「テガール」。界面活性剤とクエン酸を配合した液体で、そこに付け置くだけ。お酢に10円玉を入れたら綺麗になるのと同じです。ただ、これだけでは汚れが残るので、金属磨きクロスで仕上げます。

 天台や真言など密教系の宗派は、手法に使う仏具が多いので、磨くのも大変。段々手が疲れてきて、終いには握力がなくなってきました。

 併せて、香炉の灰をふるいに掛けて、線香の燃えかすなども掃除しました。ふるいに掛けていると、だんだんと古い線香が姿を現してきて面白いです。

 檀家のお家の仏壇でも、線香が刺さらないほど、香炉が燃えかすだらけの場合があります。見かけも悪いですし、万が一、燃えかすに火が点いたら大変です。

 逆に、灰がフカフカで線香が立たないことがあります。掃除をした後の灰は空気を含んで体積が増え、そのまま元の香炉に戻すと溢れてしまいます。そのままではフカフカ過ぎるので、灰を抑えて空気を出し、また灰を入れます。元の灰をほぼそのまま戻さないと、ちゃんと線香がたたないのです。

 お仏壇にお参りして、この香炉の様子を見ると、そのお家がどれだけお仏壇の‘メンテナンス’をしておられるかがわかります。

 結局、午後はすべてこれに掛かりました。ん〜、手が疲れた・・・。

〜 磨き上がった仏器 〜
2018年12月26日(水)  No.5652

カーテンを洗う
 天気予報では、今日が今年最後の晴天だと言っているのを聞いて、「カーテンを洗おう!」と発起しました。以前から、仏間のカーテンの汚れが気になっていたのです。

 カーテンは、高さ180センチほど、幅は合わせると9メートルほどで、4枚に分かれています。洗うといっても洗濯機がやってくれますので、金具を外して放り込むだけ。洗濯機の水は、あっという間に黒ずみました。静電気でカーテンにくっついた埃が主なのでしょう。

 何とか干して、東山の門跡寺へ。

 今日は大正天皇の御聖忌。1926年12月25日、大正天皇が崩御され、昭和に改元されました。寒い中での法要でした。

 帰りに、先日からずいぶん活躍してくれている檀家の家系図をコピーするために、ネットで探した大判コピーができる店へ行きました。店舗に入ると、ざまざまな機械が20台以上ズラッと並んでいました。

 受付の無愛想な女性にA0判変形のコピーを取りたいと言うと、機械のところに案内してくれました。

 基本は自分で取るのですが、親切にやり方を説明してくれて、まずは取りあえず1枚コピー。機械はすごい早さで原稿を吸い込んで、コピー済みの紙をサッと出して来ました。上手くコピーできていたので、あと3枚追加。出てきた紙を片付ける前に、次の紙が出てくるというスピードでした。1枚450円。これなら「安い」!

 家系図に載っているお家の方がお正月に墓参に来られるので、それぞれに差し上げるつもりです。1枚はこちらでわかったことを追記するために使います。

 帰って、干していたカーテンを触れてみると、結構埃が立ちました。洗濯機が小さいので、折角取れた埃がまた生地に付いてしまったのでしょう。コインランドリーの大型機でやればよかったかなぁ・・・。夕方まで干して、相当パタパタ叩いて元通りに吊るしました。気のせいか、いや、確実に綺麗になったように思います。

 さて、明日は何しようかなぁ〜

〜 早朝、墓地から見た西の山と月 〜
2018年12月25日(火)  No.5651

久々の木登り
 お正月に遠方の檀家の方々のお墓に松竹梅のお花を供える準備を始めました。今日は先ず梅の枝の確保。

 梅の木は裸で登れるほどに剪定するのがいいと聞きますが、徒長枝が出たり短い枝が尖っていたりで、そんな綺麗な樹姿にはなりません。去年、思い切って剪定したので、今年は実も収穫できず、真っ直ぐ延びた枝が多くて不格好です。

 できるだけ枝振りを見ながら鏡花に使えるような枝を採りました。遠目にはわかりませんでしたが、梅も台風21号の被害を受けて、枝の付け根から引き裂かれたりしていました。

 久々の木登りなので、体が上手く動きません。へっぴり腰なのが自分でもわかりますが、落ちたら大変。そこそこ枝を採って地面に降り、安堵しました。

 松は明日、花屋さんから届きます。竹は隈笹が欲しいのですが、境内の笹で間に合わせます。南天も添えて形よくまとめて、お墓へ。今日は梅の採取だけです。


 先日、調子の悪かった電動のブロア、‘屋外用大型掃除機’をオーバーホールしました。エンジンブロアを買う前はメインの機械だったのですが、今は年に数回、吸引に使うだけ。使わないと機械は傷みます。

 カバーを取ってモーター部分を見ると、結構埃だらけでした。ゴミや埃を取って、回転部にグリスを付けて、もう一度カバーを取り付けるのに一苦労。配線などが挟まったりして、なかなかきちっと閉まりません。

 子供の頃から‘分解魔’でした。蓄音機を何台も壊したらしいですし、自分の記憶でも分解して元に戻らなかったものがいくつもあった覚えがあります。最近は‘見極め’が出来るようになったので、無理だと思うものは分解しません。

 擦った揉んだして、電動ブロアも元通りに直し、スイッチを入れました。実に滑らかな動作音。「直った!」というこの達成感! 使うのはまた1年後かも知れません。メンテを終えて、ゆっくりお休みください。

 さぁ、今年もあと1週間です。

〜 わずかに膨らんだ白梅の蕾 〜
2018年12月24日(月)  No.5650

駅伝
 今日は全国高校駅伝。午前中は女子、午後は男子が都大路を疾走しました。

 それに伴う交通規制に引っ掛からないように、月参り。駅伝は午後からだと思っていたのですが、「女子が午前中なので、30分ほど早く来ていただいては」と檀家の方からお電話をいただき助かりました。行き帰りに大勢のスタッフたちが準備をしているのが見えましたが、幸い、交通規制が始まる前に自坊に戻って来られました。

 これからは、何回か駅伝やマラソンが行われます。今やすっかり冬の京都の風物詩です。

 11時から法事の予定でしたが、参列者がお揃いにならず、始式が遅れました。駅伝の交通規制の影響かと思いましたが、単純な遅刻でした。今日は法事が1座だけだったのでよかったです。

 落ち葉の片付けも、大方は終わりました。最後の最後にもう一度ザァーッと掃除をして、今年の落ち葉掃除は終わりです。

〜 よく香ってきた水仙 〜
2018年12月23日(日)  No.5649

白菜のお漬物
 今日は冬至。「冬至冬中冬はじめ」。ここ数日、寒くない日が続きましたが、本格的な寒さはこれからです。

 朝イチ、柚子を収穫しました。‘本物’の柚子ではなく、少し小振りな花柚子です。忘れないように目に付くところに置いておいて、今夜のお風呂に浮かべました。

 昨日買った白菜を漬け込む作業をしました。量ってみたら8キロほどありました。取りあえずは第一弾です。

 しばらくお天気が良くないので、天日にさらす作業はカットして、即、柚子皮も入れて、薄塩で漬けしました。糠を一緒に入れると、置き場所が外気温と同じで寒いので、発酵するまでに時間が掛かりますし、糠は買いに行かないとありません。なんと準備の悪いこと・・・。

 法事を終えて、お米屋さんに糠を買いに行きました。いつもはお餅つきのお米と一緒に届けて貰うのですが、今年は餅つきもしないので、糠だけ届けて貰うのはあまりにも気の毒。お米を入れる大きな紙袋に半分入れて貰って、「おいくらですか?」と聞くと、「ん〜 200円頂いておきましょうかぁ」ということでした。

 糠を早くなれさせたいので、別の桶に入れて、鷹の爪、昆布、昆布茶などを適当に入れて少量の水でこねました。それをストーブの近くに置いて、しばらくは頻繁にかき混ぜて乳酸発酵しやすいようにするつもりです。

 白菜の水が上がって来たら、そこに糠を入れて、白菜の糠漬けとして再スタートという段取り。ボクが早く漬物を作りたいの思いで、思い付きの行き当たりばったりでやっている方法なので、伸るか反るかはまったくわかりません。

 冬の寒い時期の白菜の糠漬は、ボクにとっては欠かせない味です。美味しくなぁれ〜
 美味しくなぁれ〜

〜 収穫した花柚子 〜
2018年12月22日(土)  No.5648

のんびりお出かけ
 ちょっと、買い物に出かけました。

 まずは、近所のスーパーに寄って、漬物にする白菜を購入。もっと早く取り掛かりたかったのですが・・・。結構、葉っぱの詰まった白菜が、特売の値段で買えました。さぁ、漬けよう!

 進物用の菓子を買ったりして、スーツの量販店にも行きました。

 以前は会議などに出る機会が多く、スーツをよく来たので、何着かをこの量販店で買いました。そのチェーンのクレジットカードを作ると割引が大きいと勧められて作りましたが、千円のCCの年会費に対し年3千円のクーポンが付いてきました。

 店に立ち寄ることもなく、クーポンも10年ほど使っていませんでしたが、作業用のヤッケのようなものがないかと立ち寄って見ました。予想通りありませんでしたが、折角なので、クーポン分を使っちゃおうと、アウトレットのコーナーのようなところでセーターなどを選び、レジへ。

 合計4千円分の買い物になりましたが、スマホのアプリを入れたら500円引き、ポイントがあるのでその分を引いてとやってもらって、結局タダになりました。

 半額セールなどをいつもやっていて、「原価はいくらなの?」と不思議に思っていましたが、やっぱり今日もその感を強くしました。まぁ、損していないからいいですが・・・。

 再三電話やDMが来ていた車のディーラーにも寄りました。来年3月が車検なのですが、その予備検査のようなものを12月中にするというキャンペーンをやっていました。あまりに何度も連絡があるので、リコールでもあるのかと思っていましたが、やはりそのキャンペーンの勧誘の連絡だったようです。

 車検の車を逃がさないようにするためのキャンペーンなのでしょう。3月の車検がスムーズに行くというので、後日預けることにしました。1時間ほどで済むらしいので、その間は向かいのユニクロにでも行ってこようかなぁ。カレンダーを貰いました。

 最近にしては珍しく、のんびりとあちこち回った午後でした。

〜 北大路橋から見た北山と植物園の森(右) 〜
2018年12月21日(金)  No.5647

‘大型掃除機’
 今日は自坊の庭の落ち葉掃除。最後まで枯葉が枝に付いたままの木があって、掃除を先延ばししていたのですが、ほぼ落葉したので掃除しました。

 自坊の庭の一部には土の上に乗っかっているだけのような苔が生えていたり、砂利の部分があったりで、ブロアの強い風を当てられません。そこで、別の機械の出番。

 ブロアは風を送る機械ですが、その吸気口にノズルを付けて、風を送るところのノズルを袋に変えると、大きな掃除機になる機械の出番。いわば、屋外用の大型掃除機です。

 この時期しか使わないので、最初はスイッチを入れても動きませんでした。スイッチを何度も入切させてやっと始動。でも、動き始めは金属音がしました。掃除が終わったら、分解して油を差しておかないと・・・。

 時々、細かい石などを吸い込んで、バリバリバリという音を立てることもありましたが、影に隠れている落ち葉なども吸い込んでくれて、苔の上もずいぶん綺麗になりました。時々、浮いている苔を吸い込むこともありましたが・・・。

 早朝の作業は集中してかかるので、短時間でも成果は上がります。午後はそういうわけにはいきません。どうしてなんでしょう?


 午後、「今日の散歩道」の更新をしました。途中で、「冬至は明日かな、明後日かな?」と調べていて、今日が木曜日だったことに気が付きました。定例の更新日は金曜なのですが・・・まぁ、いいかぁ。

〜 葉っぱをかき分けて、碧い龍の玉発見! 〜
2018年12月20日(木)  No.5646

掃除の日
 落ち葉掃除をしようかと思っていましたが、昨日集めた落ち葉を袋に入れて職員さんに渡すだけで、今日は止め。またどこからともなく落ち葉が出てくるので、その段階で再度することにしました。

 後はいろいろ。

 1年間に溜まった位牌などを焚き上げました。仏壇の処分や位牌の数を減らすためなど、様々な理由で性根抜きをした位牌が20くらい溜まっていました。古い経本や朱印帳などもあります。それらはゴミに出すわけにはいかないので、拝んで御焚き上げしました。

 ガラス磨きもしました。9月の台風の後に、相当掃除をしたので、それほど汚れてはいませんでしたが、掃除をした後はサッパリ綺麗! 気持ちがいいです。

 掃除三昧の1日でした。

〜 最後の一枝 〜

2018年12月19日(水)  No.5645

落ち葉掃除
 午後から落ち葉掃除。落ち葉が重なった下の方は、まだ雨で濡れているので、ブロアの強力な風でもなかなか動いてくれません。それでも、あっという間に落ち葉の山ができました。

 1メートル四方のフレコンバッグに、持ち上げられる程度の重さに詰めて、近くで落ち葉掃除をしていた職員さんに処理をお願いしました。近くの総合支援学校の畑まで運び、堆肥として使ってもらいます。

 境内はまだあちこちで落ち葉だらけ。職員さんが独りで奮闘していたので、ブロアを使って落ち葉集めに加勢しました。職員さんも、入院中や退院直後で手が足りないそうで、このままでは年内に落ち葉掃除を終えられるかどうか・・・1度の掃除では綺麗にならず、2度、3度やらなければいけませんので。

 2時間ほどやって、今日はオシマイ。明日は予定が1日空いているので、落ち葉掃除三昧です。

〜 落ち葉を除くと下から出てくる緑 〜
2018年12月18日(火)  No.5644

ライフワーク
 そろそろ本格的に年始の準備をしなければと思うのですが、なかなかエンジンが掛かりません。今年の6月に先代が亡くなったので、お正月らしい行事は控えますが、墓参に来られる檀家の方々の対応の準備をしておかないと・・・今日も法事があったので・・・。

 夕方から、先日見つかった家系図をもとに、檀家の方への説明と連絡の文章を作り始めました。家系図のお陰で、6家分の20数基のお墓の関係が見えてきました。家系図様々です!

 家系図はA0判以上のサイズがあり、大判コピーの専門店に行かないとコピーできません。自坊のコピー機で部分的にコピーしたら原本がクチャクチャになりそうなのでやめて、写真を撮って加工してとりあえずの説明用にすることにしました。

 古文書を調べている時に、「何度もじっと見ていたら、向こうから語りかけてくれる」という話を文化財の専門家から聞いたことがあります。仏師にも、「木がここを取ってくれ」などと言ってくると聞いたことがあります。
 この家系図も、何度も何度も繰り返して見ていると、「そうかぁ、こういう事情でこんな縁組みをしたんだなぁ」などと腑に落ちる箇所がありました。御当家が事情をご存じないのですから、こちらが紐解く手助けをしないといけません。

 取りあえず、2つの家それぞれ向けに説明文を書きました。見づらいですが、家系図の必要部分も添え、明日、投函します。

 他にも調べたいお墓がたくさんあります。気に留めておくと、ひょんなところから有力な手掛かりが見つかるでしょう。ライフワークとして、ボクの代でやっておきたいと思っています。

 大根が大きく育ちました。みずみずしくて美味しそう!

〜 収穫した大根 〜
2018年12月17日(月)  No.5643

法事が続く
 今朝も、氷が張って霜が降りていました。でも、昼間は10度近くまで気温が上がり、寒くてどうしようもないというほどではありませんでした。

 年末になって法事が増えてきて、この先1週間は‘法事ラッシュ’です。年末ギリギリを避けたいという人と、お正月早々に命日を迎える人が、日を繰り上げて法事をされます。最近は参列者が1〜4、5人という法事が多く、極々こぢんまりとしています。

 今日は50そこそこの男性お一人だけ。読経をしているより、おしゃべりをしているほうが長かったです。

 迎春の行事を控えるので、今年は餅つきもナシ。年賀状は喪中欠礼を出し終わっていますし、塔婆も書き終えて、割とゆったりした年の瀬です。

〜 蓮鉢の結氷 〜
2018年12月16日(日)  No.5642

家系図
 昨日、とある檀家の家系図が出てきました。存在は知っていたのですが、そのお家のことだけだと思っていたので、まじまじと見るのは初めてでした。

 いつの時かその檀家の当主が作り、15年ほど前にそのご子息が追補したりして、お寺に納められたもののようです。そのお家は、「先祖」や「家譜」をかなり意識されているのがお墓からも見て取れました。木曽義仲の重臣が家祖とされていました。

 昨年から、‘墓終い’をしたいというお家のために、過去帳を紐解いたり墓石を調べたりして調査を繰り返しています。その関連で、整理対象になっている墓石の調査を今年もしていましたが、お家の方に聞いても詳しいことはわかりませんし、過去帳からだけでは正確な系譜までは行きつけませんでした。

 昨日出てきた家系図のお家は、そのお家の遠い遠い親籍。7代程前、約200年前のご夫婦の兄弟というのがスタートでした。もちろん、現在の当主たちは、姓が同じでも「どうも遠い親籍らしい」ということしかご存知ありませんし、姓が違う親籍は関係があなどとは思ってもおられません。ボクも、まさかその家系図が親戚関係を網羅して表しているとは思ってもいませんでした。どうやって調べたのでしょう? 相当ご苦労されたことは明らかです。

 今日は、じっくりとその系図を見て、驚きと納得の連続でした。「へぇ〜、そうだったのかぁ」と謎解きが出来たり、「えっ! こういう関係だったの!」と驚いたり。昔は家系を絶やさないために、親戚関係を中心に養子養女の縁組みを繰り返しているので、系譜は複雑です。養子と養女が夫婦になって、次の代もまた養子というケースもあります。

 明治末に建てられたお墓の主が、ご当家に聞いても、過去帳や墓石を調べてもわからなかったのが、この系図でわずか2代前の当主であることがわかりました。お墓の主が早世されたのと、相思が続いたのとでわからなくなったのでしょうか? ポツンと一つだけ別の場所に建っているので、‘何か’があったのかも知れません。

 この家系図のお陰で、自坊の檀家の6家が遠い親戚であることがわかりました。確かに、お墓も近い場所に点在しています。

 これからはご当家でさえわからない墓石の主を、家系図と過去帳を元に明らかにしていって、ちゃんとした資料を作りたいと思います。

 そういう作業、結構好きなんです。でも、寒い時期は墓石を調べるのも大変。先ずは机上調査をして、春になってから墓石と照らし合わせることにしましょう。

 いやぁー、本当にありがたいものが出てきてくれました。

〜 それぞれの人に‘人生’を感じる家系図 〜
2018年12月15日(土)  No.5641

年末恒例の会議
 自坊の仏間や客間のすす払いをしました。

 すべて終わったわけではなく、残っている部分の方がむしろ多いぐらいですが、まぁ、これぐらいでいいかなぁ〜 後は自室や居住部分をちょこっと掃除をして、今年の掃除納めとしちゃいましょう。


 夕方から、真如堂の8ヵ寺の塔頭の恒例の会議。8ヵ寺で持つ会計報告をしたり、人事について協議しました。今まで見習いだった若い僧を副住職に、さらに若い僧侶を見習い過程に入れることを決めました。併せて、様々な問題について相談をして、その後は懇親会。

 今年の大きな行事は、大晦日の法要と除夜の鐘を残すのみとなりました。

 毎年の事ながら、月日の経つのの早いことよ・・・。

〜 綺麗な葉っぱ、見っけ! 〜
2018年12月14日(金)  No.5640

すす払い
 真如堂一山の僧侶全員で本堂や書院のすす払いをしました。寒さもそこそこで、多少の陽射しもあり、すす払いにはいい日でした。

 それぞれが、竹で作ったすす払い棒、はたき、ブロアなどを使って1年間の埃を取り除き、しばらくして雑巾掛け。書院も同じようにして、お昼頃には終わりました。

 以前は夕方まで掛かっていましたが、今は段取りもよくなり、人数も増えたので、短時間で終わるようになりました。

 さぁ、自坊のすす払いもしなきゃ。

〜 枝に付いたままの枯葉が掃除を長引かせます 〜
2018年12月13日(木)  No.5639

昼間のお酒
 朝方まで雨。その後は晴れ間も出ましたが、夜まで時雨れたり降ったりを繰り返す冬の京都の冬らしいお天気となりました。

 夕方には大きくはっきりした虹も出ました。京都は地形的にも虹が出やすいといわれていますが、虹を見たのはこの冬初めてでした。

 今日は東山の門跡寺の1周忌法要に出仕。いつもの定例法要より‘シンプル’な内容でしたが、お歴々方が参列されて、普段とはまた違った雰囲気でした。

 終わって、隣接する高級ホテルで浄斎。初めて行きましたが、思っていたよりもシンプルな作りで、さほど高級感を感じませんでした。

 昼間からお酒をいただき、それほど飲んでいないのに、ちょっと酔いました。帰って境内を散歩したりしましたが、もう何もする気が起きず、2時間ほど夕寝をしてしまいました。

 その後もシャキッとせず、無為に夜を過ごしてしまって後悔。最近はお酒を控えているためか、すっかり弱くなりました。トホホ。

〜 雨粒の付いた南天の実/夕方の虹 〜
2018年12月12日(水)  No.5638

初氷・初霜
 朝、門を開けに行った時、庫裏の屋外の気温を見ると0.8度でした。しばらくして先代のお墓に行き、お花の水を替えようとしたら、ちょっと違和感が・・・。筒の中を見たら、周りに氷が張っていました。生垣や落ち葉は霜が付いて白くなっていました。今季初めての結氷と霜でした。

 雨が降る前にと、落ち葉掃除を急ぎました。処分に困って、一部は焼却。乾いたもみじの葉はよく燃えるので、大量の落ち葉がどんどん消えていきました。

 午後からは法事。おばあさんの50回忌を勤めるのにあわせて、後継者のなくなった江戸時代以降のお墓7基を整理して、ご遺骨を合祀墓に納めていただきました。

 孫の世代がお墓の整理をしてくださるのは稀なことですが、お墓のことを気にしておられたお母さんが一昨年に亡くなったのを機に、去年から相談してくださっていました。放ったらかしの無縁状態にならず、埋葬されている方々にも良かったですし、寺にとっても有り難いことでした。

 後はひたすら塔婆書き。お正月の塔婆書きは完了! ただ、年末に掛けて、駆け込みの法事がたくさんあるので、その準備をしなければなりません。

 下手な字を見る度にため息が出ます・・・。

〜 朝の初氷と初霜 〜
2018年12月11日(火)  No.5637

落ち葉掃除、本格化
 今日は落ち葉掃除三昧。

 まだ、枝に付いたままの葉もありますが、全部が落ちるのを待っていてはお正月に間に合いません。とりあえずは大量の落ち葉を片付けて、その後落ちたものは再度サッと掃除をする2段構えです。

 とにかく大量の落ち葉です。ブロアで吹いても、1回や2回では飛ばしきれません。何度も何度も試みて大量の落ち葉を集め、1メートル四方ほどのフレコンバッグに入れて行きます。
 ちょうど近くで職員さんがフレコンバッグに入れる作業をしていて、しばらくしたら軽トラで回収するので、「これも頼みます!」と便乗。一手間省けました。

 自坊の門内もたくさんの落ち葉。樋に詰まっているものや溝に落ち込んでいるものなども取って、フレコンバッグに入れました。さて、これはどうしようかなぁ・・・最近は燃やすこともできませんし・・・しばらく溜めておきます。

 大ざっぱな落ち葉掃除は、今日で1/3ほどが終わりました。また空模様を見ながら、急ピッチで作業を繰り返します。

 掃除が終わって綺麗になったところを見ると、やっぱり気持ちいいですねぇ。

〜 寒々と見える三重塔の足場 〜
2018年12月10日(月)  No.5636

櫟野寺 御閉帳
 滋賀県甲賀の弟子の実家の寺 櫟野寺へ行きました。今日は、10月から行われていた33年ぶりの本尊御開帳の結願御閉帳の日。65日間の御開帳が今日で終わります。

 雪や凍結が心配でしたが、何とか大丈夫そう。でも、同じ市の信楽の最低気温は−1.5度となっていました。

 法要は午後からで時間に余裕があったので、先に「甲賀三大仏」の一つ十楽寺へお参りしました。ナビで相当大廻りをして案内されたのは、小さなお寺でした。
 安置されていた阿弥陀如来像は大きなものでしたが、それよりも‘興味深かった’のは、摩耶夫人像。伝説通り、上げた右手の脇からお釈迦さまがお生まれになる様子を表していました。
 説明では、法隆寺とこの寺にしかないということでしたが、帰って調べて見たらそうでもななそう。でも、珍しいことは確かで、実際に拝んだのは初めてでした。

 コンビニぐらいはあるだろうと思っていましたが、なーんにもありません。10分余走って櫟野寺へ。

 展覧会などでもそうですが、御開帳最終日とあって、結構な人がお参りされていました。JRがキャンペーンをしてくれて、列車の中にもポスターが掲示されていたり、甲賀市や観光協会などをあげてバックアップしてくれたりで、期間中、ずいぶんたくさんの方がお参りしてくださったようです。今日も市長の姿を見ました。小さな市にとっては、大きな観光資源なのでしょう。

 最高気温は5.5度。今季一番の冷え込む中、先ず外で採灯護摩が行われました。冷え込む中、火に面している顔ばかりがカッカと熱かったです。
 続いて、本堂の中で法要。この法要を支えてくださった世話方や地域の方々が参列され、65日間の幕を閉じました。

 5年間の準備期間の間、一昨年9月から昨年の1月の間、東京の国博で特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」に御本尊やゥ仏が‘出開帳’になり、その間堂宇の修復などを行ったり、様々な準備を重ねてきた上で今日の御閉帳を迎えました。住職や寺族の感激は察して余りあります。


 無事に終わって、本当によかったです。たくさんの方と観音様のご縁が出来て、よかった、よかった。

〜 採灯護摩壇と本堂 〜
2018年12月9日(日)  No.5635

成道会
 今日はお釈迦さまが悟りを開かれた日。「成道会」という行事がお寺では行われます。

 夜、天台宗の京都のお寺が集まって簡単な法要と研修会。講師は毘沙門堂門跡の御門主でした。

 お話の中で、江戸時代の寺子屋に使われていた教科書の一つとして『實語教』という書物が紹介されました。

 「山高故不貴 以有樹為貴 山高きが故に貴からず。木有るを以て貴しとす」

 どこかで聞いたフレーズだなぁと思ったら、ボクが子供の頃、先代が時々口にしていた文句でした。

 先代の実家の寺でも江戸時代には寺子屋をしていたでしょうから、その教科書でも見たのでしょうか? 先代が父親から聞いていたのでしょうか?

 もうすぐ亡くなって半年が経ちます。先日は、亡くなったことを知らずに、先代宛に御歳暮が送られて来ました。大学の同窓会の会費請求も来ました。おそらく、年賀状も何通かは来るでしょう。

 納骨してから毎日習慣のように墓参をしています。寒くなって、供花の保ちもよくなりました。存命にしていたのがずいぶん昔のようにも思えますが、毎日、先代に関わる‘何か’をしています。何だか不思議な気分です。

〜 綺麗になったと思ったら、もう終わり 〜
2018年12月8日(土)  No.5634

残り紅葉
 今朝も落ち葉は一昨日よりも少な目。時間を掛けて掃除をしても、またすぐに落ち葉がいっぱい降ってくるので、そこそこにしておきました。

 今日も塔婆書き。その合間に「今日の散歩道」の更新をしました。

 紅葉の‘評価’も人それぞれで、「今年は綺麗だった」という人もいれば、「あんまりだった」という人もいます。「今が一番綺麗」と言ったかと思うと「もう終わり」と言う人もいます。見る瞬間やその人の心持ちによっても違って見えるのでしょう。ボクは、「今年はイマイチだったなぁ」という感じです。

 昼下がりからは気温が下がって行きました。それでも、まだ例年よりも寒くない気がします。

 明日・明後日は冷え込むという予報ですが、それもちょっと楽しみです。

〜 残り紅葉の中の水仙 〜
2018年12月7日(金)  No.5633

雨の日は塔婆書き
 今朝の落ち葉は昨日よりも少なく、掃除も少し楽でした。

 天気予報よりも早く、10時半頃から雨が降り始め、次第に本降りになりました。

 今日はおとなしく塔婆書きに集中。腰や目が疲れてくるので、時々他のことをしてはまた復帰。昼間、ほぼ缶詰状態で集中したので、さすがに夜は気力が萎え、8時半頃には筆を置きました。

 塔婆書きも、もうあと‘二息’ほどです。

〜 雨に濡れると美しい敷き落ち葉 〜
2018年12月6日(木)  No.5632

落ち葉の海
 朝、薄明るくなった参道を見たら、びっしりと落ち葉が積もっていました。「来たなぁ・・・」 本格的な落ち葉掃除の季節がいよいよ来たという感じです。

 今日の落ち葉は少し湿っていて、ブロアで飛ばされるのに少し‘抵抗’していました。

 かつては、箒を使って落ち葉掃除をしていましたが、いまはすべてブロア。作業効率がまるで違いますし、物陰の落ち葉も追いだして掃除できたり、苔を傷めないなど、音がうるさい以外はメリットばかりです。

 今日はガソリンを補充しなくても済みましたが、ピーク時は途中でガス欠になってガソリンを追加しなければなりません。落ち葉掃除が最盛期を過ぎる頃には、年末です。


 今日は自坊での檀家の法要の後、智積院の裏山にある市営の墓地に初めて回向に伺いました。「地蔵山墓地」といい、智積院の地続きで、京都女子大などもすぐ近くにあります。真如堂の墓地などに比べると、少し荒れ気味で、台風の影響も見られました。

 檀家の方に、「この字は先々代に書いていただいたものだそうです」と言われて見ると、「真如堂貫主大僧正純孝書」と書いてあり、昭和31年に建てられていました。「へぇ〜 こんなところで先々代の字に会うとは・・・」と、思いがけない出会いに驚きました。

 篆書の墓碑銘でしたが、先々代は達筆で、扁額や掛け軸などがたくさん残っています。喘息の薬の副作用が原因で、61歳で亡くなりました。ちょうど今のボクの年です。

 「先々代に比べて・・・」と、いろいろな点で及ばない自分にショックを受けました。こんなところで、まさかの一打でした。

〜 落ち葉だらけの自坊前 〜
2018年12月5日(水)  No.5631

ぬるい
 モワッとぬるくて、気持ち悪い温かさの日でした。

 京都市では最高気温が12月の観測史上2番目となる22・7度を記録。22度以上は、最も高かった1890年の22・8度と今回だけだそうです。

 家の中から外へ出ると生暖かく、ガラスの内側は結露していました。12月なのに・・・。

 午後からは雨が降ったり薄曇りになったりで、夜には雷雨となりました。


 そんな中、今日は何してたっけなぁ〜 午前中は月参りに出かけていましたが、午後は・・・。たぶん、塔婆書きをしていたのでしょう。

〜 自坊の塀越しの紅葉 〜
2018年12月4日(火)  No.5630

温水便座の交換
 雨の月曜日。紅葉の人出も一気に減って、境内も少し静かになりました。雨に濡れた落ち葉は、生き生きとしていてとても綺麗! 今日はゆっくり愛でることが出来ました。

 先日、墓地のトイレの配管が壊れて水道屋さんが来てもらった時、墓地の管理人が「実は、ウォシュレットの水が出ないのですよ」と、小声でボクに言いました。水道屋さんの手前、ボクも小声で「今度付け替えてあげます」と返しました。かなり高く付くと思っておられたのでしょう。

 ウォシュレット自体は、1万数千円から、高いものは7〜8万円程度までいろいろ。取り替え工事費は8千円〜1万円程度でしょう。水道屋さんで品物を買うとあまり値引きはありませんから、自分で買って取り付けるのが一番安くつきます。後からそう説明をして、すぐにネット注文しました。

 昨日の朝には届いていたのですが、誰もトイレを使わない時を選んで、今朝7時頃から作業を始めました。

 今までに4台くらいのウォシュレットを付けているので、難しい作業ではないことはわかっていました。ただ、数年ぶりになるので、事前にマニュアルを読んだり、Youtubeの動画を見たりして、シミュレーションをしておきました。

 ウォシュレットのメーカーが違うとパーツが違ったりするので、「あれっ? どうするんだっけなぁ」と、多少手間取ることもありましたが、約1時間で新しいものに交換。動作テストもOK!

 管理所のトイレは、墓参の方も使われますが、一番使うのは管理人の2世代のご夫婦。老婦人が一番付け替えて欲しがっていたそうなので、これで喜んでくれるでしょう。

 後は、日がな一日塔婆書き。法事の塔婆や年始の塔婆を、時々散歩を挟みながら書きました。年始の塔婆は、やっと「は行」。これなら間に合います。

〜 雨の日の紅葉も美しい 〜
2018年12月3日(月)  No.5629

人だらけ
 紅葉期最後の日曜日。お天気もいいので、境内は大変な人だかりになりました。

 月参りやお宅での法事に、2回車で出かけましたが、その都度、人の間をかき分けて走らなければなりませんでした。

 道の真ん中で写真を撮っていたり、上を見ながら歩いていたりで、こっちが止まっていても向こうからぶつかってきそう・・・。本意ではありませんが、クラクションを鳴らさないと、皆さん気が付いてくれません。危なくて・・・。出入りの度に、ヒヤヒヤして緊張しました。

 宅配便も、早朝か暗くなってからの配達にして欲しいと言われたことがあります。

 皆さんには存分に楽しんでいただきたいですが、日常にも影響がある紅葉、正直、早く終わってくれないかなぁ〜

〜 日の当たっていたもみじ 〜
2018年12月2日(日)  No.5628

「メダカの学校」
 落ち葉が増えてきました。境内の紅葉は、場所によってはもう終わっていたり、逆にこれから見頃を迎えるところなど様々。今日・明日が、今年の紅葉期の最後の人出となるでしょう。

 朝、醍醐寺近くまで月参りに行きました。帰りは、京都に入ってくる車がいっぱいだろうと覚悟をしていましたが、まったく渋滞もなくスイスイ帰れて、「あれっ?」という感じ。ちょうど空いている時間だったのでしょうか?


 今日は「メダカの学校」。お正月に因んで、「京のあたりまえ お正月の心得ごと〜その心としきたり〜」というお話をしていただきました。

 今回の講師の岩上力氏は、ずいぶん前から持っていた本の著者。まったく面識がないのを、手紙を出して‘飛び込み’でお願いしました。京都検定受験の講師をされていたり、かなりお忙しい方ですが、ちょうど検定試験が終わった後の時期で、お引き受けいただけました。

 島田正吾に憧れて、「新国劇」に入団し、辰巳柳太郎の内弟子となられたという経歴をお持ちで、劇団を主宰されていたり、東映の役者さんの演技指導もされているということで、大きな声で滑舌もよく、たいへんわかりやすくて、お正月を控えて有意義なお話でした。

 いきなりお願いしたにもかかわらず、少人数の会に薄謝で来ていただき、本当に有り難かったです。


 夕食に「宇宙いも」を豚汁にしていただきました。加熱した芋は少し黄色味を帯び、さつまいもとじゃがいもの間のような食感で、少し甘みもありました。「これなら食べられる」というお味。取りあえず、種芋の冬越しに挑戦してみようと思いました。

〜 落ち葉の中の「一時預かり中」の地蔵尊 〜
2018年12月1日(土)  No.5627

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