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2018年4月の日記

インバウンドの波
 午後からの法事がすっかり終わったのが3時頃。1時からの納骨でしたが、移動のためのタクシーが来るのに時間が掛かったりして、思いのほか遅くなりました。

 その後は外作業などせずに、塔婆書きなどをしました。いつものことながら、大塔婆を書くのは長時間は続きません。手を止めて、境内へ散歩に出かけました。

 平日よりも人は多いですが、人影はチラホラ。でも、半分は外国人という感じです。西欧人、中国人などいろいろで、ベンチで何かを食べている人もいました。Tシャツ姿の人もいれば、ダウンのベストを着ている人もいて、服装はバラバラでした。

 本当に外国人が多くなりました。外国人による混雑が嫌で、京都を避ける日本人も出始めているとか。住んでいる者にも、大歓迎ということばかりではありません。静かな京都が失われつつあるような気さえします。

 今日はどんより曇り空で、新緑の色も少し冴えませんでした。

〜 庭に散った花水木の花びら 〜
2018年4月30日(月)  No.5413

暑さにクラクラ
 午前中は、法事で宇治の檀家宅へお参りしました。

 渋滞を案じましたが、案外すんなりと移動出来ました。ただ、デパートの駐車場に駐めようとする車が大渋滞。「40分待ち」という看板を掲げた係員さんが立っていました。

 行きも帰りも、お祭りを見かけました。春祭は5月初めに多いという印象があったので、ちょっと意外でした。

 昼下がりからは、またもや‘植木屋’。でも、ちょっとやっただけでバテてしまい、アイスクリームを食べて休憩。今日の最高気温は28.7度。暑さに体がまだ慣れていないのでしょうか? すぐに復活して、5時頃まで梯子に登っていました。

 今日、作業をしていたすぐ脇に、唐種招魂(からたねおがたま)の木があって、いま花が満開です。この花は熟したバナナのような甘い芳香を放ちます。ずっとその香りを嗅いでいると、なんだかクラクラしそうでした。決して嫌な香りではないのですが、あまりにも強くて・・・。

 ‘植木屋’をすればするだけ剪定ゴミが出ます。早く粉砕機が届かないかなぁ・・・本当に役に立つかどうかわかりませんが。

〜 とてもわかりにくいですが、満開の唐種招魂の花 〜
2018年4月29日(日)  No.5412

金魚の孵化
 今日は快晴! 日向にいると暑かったですが、カラッとして心地よかったです。

 今日は‘植木屋の日’。朝、垣根の刈り込みをして、午後からも細々と剪定作業。ほぼ1日、植木屋三昧でした。

 今一番の問題は、剪定などで出た枝葉の処理。実は、それを粉砕する機械を買ったのですが、電源が入らず、ウンともスンとも言わないので、交換となりました。

 粉砕機を使ってゴミを小さくして、地面に戻す作業を連休中にしようと考えていたので、計画が狂ってしまいました。カットした枝葉が山盛りのまま、機械の到着を待ちます。

 金魚の赤ちゃんが生まれました。

 ボウフラ除けに使っている雨水タンク(昔の風呂桶の再利用)にボウフラが湧くのを防ぐために金魚を飼っているのですが、どうもお腹が大きくなってきたように思ったので、ホテイ草を買って入れておきました。すると金魚はすぐにその根っこに卵を産み付けました。
 他の金魚に食われないように別の容器(古い火鉢)に移して3日ほどした昨日、小さい針のようなものが容器の内側にたくさん付いていました。縦に付いていて、最初は何かわかりませんでしたが、時々動きますし、よーく見ると魚の形をしています。孵化したのです!

 メダカは今までに何度も孵化していますが、金魚は初めて。育て方を調べて見ると、小エビの乾燥耐久卵を孵化させて与えるとか、かなり大変そう。片手間ではなかなか難しそうなので、必要最低限のものをいくつか買って、あとは生命力に賭けることにしました。

 毎日、目が離せなくなります。

〜 火鉢の中で孵化した金魚の稚魚 〜
2018年4月28日(土)  No.5411

ちょっくら大文字山へ
 7時過ぎにバイクで自坊を出て、大文字山へ。今日も新しい登山靴の試し履きです。

 「大」の字の中心のところでは4人が休憩していましたが、2人は外国人カップル、もう2人は外国人と日本人の女性。こんなところまでインバウンドの波が押し寄せているのかとビックリしました。

 鹿ヶ谷から登り始めて30分足らずで「大」の火床の天辺に着きました。あいにくの曇り空でテンションが上がらず、今日はここまで。ペットボトルに詰めていった番茶を飲みながら、写真を撮りました。

 一昨日行った絵画展の作品の中にも、大文字山から俯瞰した京都市街と京都タワーが描かれていました。ボクの印象では、タワーはそこそこの大きさに見えると思っていましたし、絵にも同じような感じで描かれていましたが、撮った写真を見るとタワーはマッチ棒程度にしか写っていません。人間の目は、興味のあるものをかなりデフォルメして大きく見せてくれているものだと思いました。

 帰りは少し回り道をしましたが、8時15分頃には自坊に戻りました。登山靴は当然まだ馴染んでいませんが、上手く付き合っていけそうな気がします。ちょっと安心しました。

 今日は除草剤撒きなどをしました。ところが、夕方5時過ぎから空が暗くなり始め、ゴロゴロと雷鳴が聞こえてくるではありませんか! 雨の予報などまったくなかったのに・・・。雨雲レーダーを見ると、強い雨雲がまもなくやって来ます。それから間もなく、大きな雷鳴と強い雨音が聞こえてきました。まるで夕立です。

 雨は2時間ほどで通り過ぎて行きましたが・・・。2日まで雨は降らない予報だったので、昨日は殺虫剤を、今日は除草剤を撒いたのに・・・。まぁ、雨が降っても、撒いた薬が一旦乾けば効果はある、6時間経っていればOKなどと言うので、大丈夫だとは思いますが。

〜 大文字山から見た京都市街。右手前の森の中の屋根が真如堂本堂。タワーは左端のほう。わっかるかなぁ? 〜
2018年4月27日(金)  No.5410

朝イチに飛ばす
 新しい登山靴を履いて、短時間ですがウォーキングに行きました。足にちゃんと合うかどうか、不安いっぱいです。

 まず感じたことは、着地をした時の感覚。前の靴の底は硬く、カツカツと鉄板でもはめているような感じでした。今度の靴も、靴底自体は同じメーカーが作っているのですが、ごく普通の接地感で、まず安心しました。

 足首を強く締めたので、少々窮屈感はありますが、次第に慣れてくるでしょう。最大の問題の足が攣るという現象は、起こりませんでした。やれやれ一安心。

 しばらく履いて慣らしていきます。まだ、少し不安はありますが・・・。


 自坊に戻って薬散。少し風がありましたが、虫害が大きくなる前に防除したかったのです。電動の噴霧器を使って、虫が好んで食べる木を中心に、浸透移行性の薬剤を30リットルを撒きました。これでしばらくは安心です。


 朝イチにこれだけやってもまだ9時前。後はなんだか細々ダラダラの日でした。

〜 満開の平戸つつじ 〜
2018年4月26日(木)  No.5409

登山ショップと絵画展
 雨は夜中には結構強く降りましたが、朝には上がり、ちょっとだけ青空が見えました。

 若葉に虫が付き始めたので薬散をしたかったのですが、葉っぱなどがまだ濡れているのと、風があったので断念。ちょっとだけ剪定作業をしましたが、葉っぱに付いた雨粒で結構濡れてしまいました。

 見たい絵画展の会場と登山ショップが同じ方向だったので、昼下がりから出かけました。

 先ずは登山靴の購入。去年、店員さんに勧められて買った登山靴は、最近まで何とか履き慣らそうとあれれやってみましたが、どうしても足が攣ってしまいます。仕方なく諦めました。フィット感がよかったので買ったのに・・・ちょっとトラウマです。

 ネットなどを見て、どのメーカーの靴にするかをある程度決めてショップへ。あまり高くないものにしようと思っていましたが、いざ履いてみると、同じメーカーのものでもかなりの差があり、結局‘いいもの’にしました。ちゃんとメンテナンスをして、大事に使おうと思います。最後の登山靴になるかなぁ・・・。

 次に絵画展が催されている小さな画廊へ。知人に見せて貰った画集がとてもほのぼのとしていて、実際に展覧会に行ってみたいと思いました。絵を見るなんて、とても久しぶりです。

 「吉川博人絵画展〜京都タワーのある風景を描き続けて25年〜」。氏が大学在籍中から描き始めた「京都タワーの見える風景」は実に400点以上。寺社仏閣と京都タワーを描いたもの、何気ない日常の中にタワーが溶け込んでいる風景や、「へぇ〜 こんなところからも見えるんだ」という意外な場所から見えるタワーなど、絵の中には必ず京都タワーが描かれていました。

 京都の其処彼処からタワーは見えます。京都一のランドマークと言ってもいいでしょう。タワーを見ると、なんだか安心します。それが大きくあるいは豆粒のように描かれているのは、何とも郷愁を誘います。「へぇ〜」という意外性にも、気持ちをくすぐられます。

 会場を訪れた人がそれぞれに、ご自分の住んでいるところからはどう見えるとか、自分や家族の歴史に重ねるなどして、「私の京都タワー」のような話を饒舌に語っておられました。画家の吉川さんは、それをふんふんと優しい眼差しで聞いておられました。

 絵も画家もやさしい絵画展でした。

 さぁ、明日は登山靴を履いて、取りあえずは近場をウォーキング。フィットしてくれよ!

〜 作品の前で、画家の吉川博人さん 〜
2018年4月25日(水)  No.5408

塔婆書き三昧
 朝から雨。予報通りです。「今日は塔婆書き」と前から決めていました。

 連休は法事が少ないのですが、書かなければいけない6尺塔婆は3座の法事分の15本ほど。

 例えば、同じ法事の大塔婆を5本書くとしたら、2本書いてまた3本というように分けて書くと、字が変わってしまいます。上手な人はそんなことはないのでしょうが、ボクは字の大きさが変わったり、‘雰囲気’が変わってしまいます。ダメですねぇ〜気分にムラがあるのでしょうかねぇ〜。そこで、5本の表を一気に書き上げ、ブレイクして、裏を一気にという感じで書きます。・・・いろいろ工夫はするのですが、上手くないです。

 そればかりしていては気持ちが詰まってくるので、片付けをしたり、ぶらっと散歩をしたり。夜には、筍の佃煮を作りました。

 この時期には筍を頂戴することがありますが、中には、‘ほぼ竹’というものがあります。京都は筍の先が地面に顔を出す頃に採ったりしますが、地方によっては地上に出て立派になってから採る場合もあります。当然、硬くてえぐみもあるので、料理によっては不向きです。そこで、筍の佃煮化!

 切っている時の包丁の刃触りで、「これは余程煮込まないと食べられないなぁ」というものもあります。でも、取りあえず1〜2センチ四方ぐらいに切って煮込みました。急に思いついたので山椒の実とかがありません。昆布茶と日本酒と醤油で味付けをして、圧力鍋で煮込むという、実に荒っぽい調理です。

 しばらく煮込みましたが、まだまだ硬い。一度冷まして、また明日加熱してみます。毎年、結構美味しく出来るので、何とかなるでしょう。

〜 自坊の真っ赤なつつじ。今年は花数が少ないです 〜
2018年4月24日(火)  No.5407

塀のペンキ塗り
 しばらく続いた晴天も今日までで、明日・明後日は雨とか。

 自坊の門を出て、隣の塔頭のほうを見てみると、先日来、毎日土塀の修善に来ていた左官屋さんがお休みの様子。「こんなにお天気がいいのに・・・他の現場と掛け持ちかな?」と思いつつ、「よぉーし! チャンス!」と意気込みました。

 ここしばらくやっている自坊の外回りの壁のペンキ塗りですが、隣の塔頭のほうが手付かずなのです。職人さんがやっているすぐ横でやるのは気が退けるので、修善が終わるまではお預けだと思っていました。今日なら出来ます!

 ただ、今日は11時から法事。それまでにマスキングテープなどを使った養生作業をして、午後からペンキ塗りという段取りにしました。一番手間が掛かるのは養生作業ですが、塀の養生は簡単です。

 さっとやり終えて、しばらくして法事。パパッと昼食を食べて、参列の方が帰られるのを待って、塗る作業。塗り自体は1時間余で終わり、マスキングテープを外したりの片付け。完了!! 綺麗になりました!

 外回りのペンキ塗りも、あとわずかとなりました。たまに訪れる人にはわかりにくいでしょうが、かなり綺麗になりました!

〜 今日の作業現場 〜
2018年4月23日(月)  No.5406

大遅延
 11時からの法事に、故人の娘さんや孫、曾孫が来られましたが、肝心の奥さんが来られません。故人の奥さんは80過ぎで、独身の息子さんと同居されているのですが、息子さんに急用が出来たため、今日は独りで来られるのだそうです。

 定刻を過ぎても来られないので、娘さんが携帯に電話をすると、「いま、阪急電車の中。先に始めてもらって」とのこと。思わず全員で顔を見合わせました。幸い後の予定がなかったので、「もうしばらくお待ちしましょう」と待ちましたが、30分経っても到着されません。

 そろそろ始めようかと仏間に行くと、娘さんが怒って電話をしている最中でした。お母さんは四条には着いたものの、いま自分がどこにいるかわからないようでした。「周りの人に聞いて、タクシー乗って!」と娘さんが言ったら、電話を切られてしまったそうです。いつになるかわからないので、「そのうち来られるでしょうから、始めていましょうか」と法事を始めました。

 40分ほどの法事を終えても、まだ来られません。もう一度娘さんが電話をすると、いま、寺の駐車場に着いたとのこと。お孫さんが走って迎えに行かれました。縁先から様子を見ていると、体は「く」の字に折れ曲がり、歩く速度は1分に1〜2メートルほど。自坊にあった車椅子で‘救援’に向かってもらいました。

 12時半頃にようやく寺に到着。聞いてみると、朝8時半に家を出て来られたのだそうです。普通なら、1時間ちょっとで着けるのに・・・。娘さんは、「こんなことなら、前に日に私が泊まっていればよかった」と反省されていました。

 座敷に上がるのもままならならず、もちろんお墓には行けそうもありません。お茶を差し上げて、車椅子のまま、玄関で待っていてもらいました。
 「口だけは達者です」と本人がおっしゃる通り、よくお話になりました。何より明るい! お寺に来ようという気力だけでも大したものです。

 お墓での回向を終えて寺に戻り、奥さんにはその場で焼香、遙拝をして貰いました。

 この後、料理屋さんに行って浄斎を召し上がるというので、タクシーを呼び、駐車場まで車椅子で送りました。すべてが終わったのは1時過ぎでした。

 昼食を食べたりしていたら2時を過ぎてしまいました。この出来事で午後の予定は大狂い。まとまったことは出来ないので、ホームセンターに行って部品を調達し、建具の小修理などをしました。

〜 いっぱい落ちている桜ん坊 〜
2018年4月22日(日)  No.5405

バタバタ
 今日の最高気温は29.5度。でも、カラッとしていたので、それほど暑さは感じませんでした。

 朝晩はまだヒンヤリしていて、最低気温は12.5度。なんと、17度も温度差がありました。

 今日はご自宅での法事が2座。ご自宅でされることはほとんどないのですが、なぜか今日は重なりました。
 1座目はごく近所でしたが、2座目は兵庫県で忌明のお勤め。施主が抗がん剤治療中で、移動がままならないため、ご自宅で行いました。
 晴天の土曜日とあって、混雑が懸念されましたが、混雑とは逆方向に行くので、行きも帰りもスイスイ。今日も新しく開通した新名神を通りましたが、混雑しているのは、マスコミで話題になっているSAだけでした。

 出かける間際に、兵庫県の老人ホームで葬儀をされた方の遺族が、ご遺骨を預けに来られたので、大急ぎでお勤めをしました。
 有名な学者揃いのお家なのですが、複雑な事情があり、施設で独り亡くなりました。家族はないので親族が葬儀に参列し、ご遺骨を預けに来られました。

 そんなこんなで、出たり入ったりの1日でしたが、思いのほか早く5時頃には帰れました。
 何とかうまく回ってホッとしました。

〜 夕暮れの卯の花 〜
2018年4月21日(土)  No.5404

ストーブ収納
 「もういいかな?」と、朝からストーブの片付け作業をしました。とりあえず、ガス2台、灯油3台、電気1台を掃除して、納屋の2階に収納しました。

 居間と自室だけはもうちょっと置いておきます。今は、朝一番にお湯やお茶を沸かすのに便利ですし、自室はまだちょっとヒンヤリすることがあります。

 代わりに扇風機を出そうかとも思いましたが、いくら何でもまだ4月ですので、止めました。

 昨日折ってしまった剪定鋏を、同じ100均でまた買ってきました。パッケージを見ると、3ミリ枝までは大丈夫と書いてありました。昨日は3ミリ程度で折れたのですが・・・。

 先が尖っていて、細かい剪定には重宝します。ちゃんとしたものを買えば2〜3千円しますが、100均でも油を差したりメンテをすれば結構長く使えます。

 早速、剪定作業。ちょっと切っては、離れて見るの繰り返し。ん〜、なかなか腕を上げたなぁ〜

〜 五色椿 〜
2018年4月20日(金)  No.5403

最高!
 最高のお天気! 雲一つない青空で、黄砂も花粉も飛んでいません。その青空に映える新緑の美しいこと!! 思わず、「わぁー」と感嘆の声を上げてしまいました。

 今日は法事も月参りもないので、丸一日、庭と畑の作業。椿の剪定などを丁寧に行いましたが、鋏を1本折ってしまいました。

 100均で買った園芸用の鋏で、先が尖っていて、細かい作業に重宝していました。おまけに、普通の剪定鋏では切れない誘引用の紐なども切れたので、2本を使って作業することもありました。

 ほんの3ミリほどの小枝を切ろうと力を入れたら、ポキッと柄が折れてしまいました。100円にしては、よく保ってくれました。また、買いに行こうっと。

 ホームセンターで、砂利を100キロ買ってきて、先日ペンキを塗った土塀の泥跳ね防止用に撒きました。ちょっと重たかったです。体力作りです。

 畑は、キュウリ、トマト、ゴーヤ、パプリカ、万願寺などの植え付け。畝立てをしていたら、暑くって暑くって・・・。気温は26度ほどでしたが、陽射しが初夏を通り越していました。家の中は、ちょっとひんやりなのに。

 快晴を満喫した1日でした。

〜 うわぁー、キレイ! 〜
2018年4月19日(木)  No.5402

古物処分
 ずいぶん前から置いたままになっていた壊れた洗濯機を、ネットで探した業者に有料で引き取ってもらいました。電話をすると、「1時間以内に行きると思います」とのことで、本当にすぐに来てくれました。

 ついでに、紙折り機、オープントースター、スチール書架の処分も依頼。長い間、場所を取っていたものがなくなってスッキリ。こんなことなら早く頼めばよかったです。

 午後はまるまる剪定作業。先日来の剪定屑がたくさん溜まっていて、月1回の行政の回収を当てにしていたのですが、4月から日程が変わったみたいで、今月はもう終わっていました。焼却場に持ち込むのも大変なので、1ヶ月間、ゴミを持ち越さなければいけません。大失敗です。

 剪定しながらいろいろな草木を見ていると、花芽が付いているもの、萌芽の準備をしている落葉樹、すでに若葉を目一杯広げているものなどあって、実に楽しい一時でした。

 ただ、毛虫はまだ大丈夫と思っていたのに、今年初めての毛虫を発見! 蚊も飛んでいますし、若葉も食害に遭っています。もう油断できませんねぇ。

〜 若葉が超キレイ! 〜
2018年4月18日(水)  No.5401

八角蓮
 朝9時前に、鷹峯のお寺に行って山野草の交換。「八角蓮」をいただいて、「青花シャガ」を差し上げました。

 木立の中から鉢を持って出て来られた奥さんの服などには、木の葉などがいっぱい付いていました。八角蓮を掘り上げる時に、滑って転けたのだそうです。申し訳ありません・・・。

 10年ほど前にも、このお寺から八角蓮をいただき、それからずっと毎年大きな葉っぱを広げ、花を付けて、皆さんにご覧いただいていました。ところが、今春はいくら待っても芽が出てきません。掘ってみたら、すっかり腐っていました。寒さのせいでしょうか? そこで、もう一度頂戴にあがったわけです。

 大きくなって開花するまでには3年ほどかかるでしょう。まぁ、それも楽しみです。

 夕方から雨。「春に三日の晴れなし」の言葉通りです。

〜 咲き始めたモッコウバラ 〜
2018年4月17日(火)  No.5400

つちふる
 朝、車で京都市内を移動する時、周りの山々がずいぶん霞んでいるのに気が付きました。気温も低く春霞とは思えず、時間が経っても一向に消えていかないので、「これは黄砂だなぁ」と確信し、自坊に戻って黄砂情報を見ましたがわかりませんでした。

 お昼のニュースで広い範囲で黄砂が観測されたと聞き、納得。墓地の管理人さんは、「目が痒いんです」と歎いていました。

 午後からは自坊で植木屋。花の終わった椿や山吹を剪定しました。

 木々は、花後すぐに剪定するほうが、来年の花付きにトラブらなくていいです。花が咲かないと言う人の話を聞くと、ほとんどが剪定時期が悪く、せっかく付いている花芽を切り落としている場合も少なくありません。

 去年、今まで来てもらっていた植木屋さんを出入り禁止にしました。世代交代して仕事が雑になったのと、若い職人さんに体験をさせるために、せっかく付いていた花芽の大半を切り落としてしまったり、大きくなっている蕾が見えているのに整枝のために剪定を加えたりしたので、「こんな花心のない植木屋さんには頼めない」と思って断りました。


 来年の花付きを悪くしないための剪定は、どの花木でも時期が限られますが、その都度植木屋さんに頼むわけにはいかないので、木々の様子を見ながらほとんど自前でします。
 今日は3時間ほど楽しみました。まだ毛虫も蜂もいないので安心。快適な剪定作業でした!

〜 墓地から見た、黄砂に霞む西山 〜
2018年4月16日(月)  No.5399

雨のち晴天
 夜来の春の嵐。朝になってもなかなか雨が上がりませんでした。仕方がないので、バイクで月参りへ。近くでしたが、結構濡れました。

 11時からの法事の最中に、急に晴れ間が出てきました。助かりましたぁ。20人ほどの法事でしたが、高齢の方も多く、雨降りでは墓参が大変になるところでした。

 法要後に仕出弁当を取って食事もされたので、作業着に着替えるわけにはいかず、2時過ぎまでは塔婆を書きながら待機していました。

 最高気温は16度。風も強く、ちょっとヒンヤリな1日でした。

〜 雨後の青空 〜
2018年4月15日(日)  No.5398

思い出せない・・・。
 「閑話」を書こうと思っても、特段のトピックがない日は書くことに困り、「今日は何をしていたかなぁ?」と考え込んでしまうことがあります。最近は、何をしていたか思い出そうとしても思い出せないことが多くて・・・。

 じっとしていられない多動気味の性格ですので、ボーッとしたり、ゆったりしていることは逆に苦痛で、常に「何か」をしているのですが、まとまったことではない場合は、なかなか思い出せません。

 今日は・・・伏見まで月参りに行って・・・明日の法事の準備をして・・・サッと外掃除をして・・・塔婆を書いて・・・。もっといろいろなことをやっているのですが、細かすぎて思い出せません。

 まぁ、いいかな・・・。

〜 早々と咲いたおがたま 〜
2018年4月14日(土)  No.5397

土塀のペンキ塗り
 今日もカラッとした晴天。ただ、一日中、強めの風が吹いていました。

 こんな天気のいい日は外作業! 先日来‘マイブーム’になっている外回りの壁のペンキ塗りをしました。

 今日は土塀の漆喰壁にペンキ塗り。土塀は雨風に曝されて壁にひび割れが入ったり、地面に落ちた雨の跳ね返りで汚れたりするのが顕著です。でも、それだからこそ塗り甲斐があるというもの。ペンキを塗った方が強くなるような気もします。

 午前中はボクが6〜7メートルほどの土塀の表裏を塗りました。くたびれたので午後は止めようと思っていたら、弟子がやってくれて12〜13メートルの片面を塗りました(反対面は土壁仕上げなので塗りません)。これで、遠目にはピッカピッカの白壁になりました。

 作業をしていると、強風に煽られたもみじの花粕などが飛んで来て、折角塗ったところにペタッと張り付いたりして困りました。想定外でした。

 外回りで塗らなければならない場所は、あと2箇所。土塀もわずかに残っているのですが、そのすぐ近くで本職の人たちが土塀の修善をしているので、それが終わらないとできません。月末までには何とか終わらせたいです。

 綺麗になって、よかったなぁ〜

〜 山芍薬 〜
2018年4月13日(金)  No.5396

庭仕事
 晴れ時々曇りのカラッとした日。暑いほどではなく、心地よい感じでした。

 桜の蕊が降ったり樫や椿など常緑樹の落葉もちょっと一段落してきたので、庭の大掃除をしました。掃除すると、やっぱり気持ちいいですねぇ。

 もみじの花粕の落下は今が盛り。車のフロントガラスは、花粕で紅くなっています。掃除をしてもきりがなく、ワイパーを動かしてもほとんど拭けません。しばらくは諦めます。

 今日も除草剤を撒きました。苔の部分に撒いても、苔は枯れずに雑草だけ枯れるという薬剤で、以前はJAで購入していたのが行政からの通達で庭園業や農業に携わっている人以外は売ってくれなくなりました。ところが、ネットでは署名捺印した書類を送れば売ってくれます。他に変わる薬剤はないので助かりますが、何か変ですよねぇ。

 お天気のいい日の庭仕事は最高でした!

〜 花水木 〜
2018年4月12日(木)  No.5395

珍事態
 今日は、東山の門跡寺で昭憲皇太后の御法要。門跡さんが導師をお勤めになり、他のお寺から8人が出仕をして法要がいとなまれました。

 ボクが出仕するようになって8年目ぐらい。最初は末席のほうだったのですが、上席の方が高齢で抜けられたりして、あっという間に上席のほうになってしまいました。

 今日の法要は、御導師の他に、「始経師」という役、声明を唱える役2人の、3役があり、ボクは終わりに声明を唱える役が当たっていました。

 法要が終盤に取り掛かって、いよいよボクが声を出す番。深呼吸をして唱えようとしていたら、横並びの人から声がしてきました。「えっ!?」と思って思わずそちらの方を見ましたが直接は見えず、その隣の人が声を出した人を手で止めていました。

 声を出した人は最初に声明を唱える役の人で、法要が始まった時に既に自分のパートは唱え終わっていました。ところが、両方唱えるものだと勘違いされたのでしょうか、今日初めて出仕をされたので緊張されていたのかも知れません。

 一瞬、「どうしよう。このまま唱えてもらおうか・・・」とも思いましたが、隣の人の制止によって唱えるのを止められたので、ボクが唱え始めました。

 ほんの一瞬の、前代未聞の珍事態でしたが、法要は無事に終わりました。ヨカッタ、ヨカッタ。

〜 鐘楼周りの八重桜 〜
2018年4月11日(水)  No.5394

愛らしい猫
 今朝、月参りに伺ったお宅には猫がいます。野良猫から家猫にしてもらった10歳ぐらいの子ですが、腎臓が悪く、数年前から2日に1回のペースで点滴をしています。一時は見るからに弱っていましたが、治療のお陰で、今では一見健康そうです。

 この子は、ボクがお参りに行くと、妙に擦り寄ってきます。家人以外にはそんな挙動を見せないのだそうですが、なにが気に入ったのでしょう?

 読経をしていると、体の横に置いた経本入れを枕にゴロンと横になって、すっかりくつろいでしまいました。子供の頃は膝の上に乗ってきたり、数珠の房が揺れるのが面白いようでじゃれついてきたりもしました。

 わが飼い猫のさくらは、この子と比べると、全く愛想がありません。ボクがマッサージ椅子に座っていると、そこは自分の定位置だと訴えに来るし、夜中には何度も顔を突いて起こしに来ます。この檀家さん宅の猫のように、もう少し愛らしさがあればいいのになぁ・・・。

 今日は気持ちのいい晴れ晴れとしたお天気。鉢物の整理や草引き、除草剤撒きなどをしました。草引きや除草剤撒布は、今春2度目。花の咲くのも早いですが、草が伸びるのも早いです。

〜 青花シャガ 〜
2018年4月10日(火)  No.5393

気合い十分
 今日も肌寒い日。人に出会うたびに、「寒いですねぇ」などと挨拶を交わしました。

 午後から葬儀。最近には珍しく一般の会葬者もお参りされましたが、明るく真っ直ぐで、誰からも愛されるような方だったので、友人知人がたくさんお参りになりました。

 それにしても、いつもながらに葬儀は疲れます。

 特段に難しいことをするわけでもなく、今までに数百件のご葬儀をしているので変な緊張もありません。ただ、「気合い」が入っているのでしょうね。故人にとっては‘1回限り’、ご遺族にとっても今回限り。「精一杯勤めさせていただこう!」という気合い十分です。それで、終わったらガクッとくるのかも知れません。

 水分を控えていたので、夕食にはノンアルを2本、味噌汁、お茶と、たくさん飲んでしまいました。

 9時に就寝。さくらに起こされたこともあって、トイレに2回通いました。

〜 利休梅 〜
2018年4月9日(月)  No.5392

冬に逆戻り
 今日は冬に逆戻りしたような日になりました。最低気温が3.8度、最高が12.7度と、あたたかかった日の半分以下の気温です。また、ストーブのお世話になりました。

 朝、本堂で仏生会の法要。

 冬の間は、「帽子」と呼ばれる白い襟巻きのようなものを僧衣の上から着けるのですが、真如堂では今日からは着用しない決まりです。すき間風もあって寒い本堂。今日は着けていたかったです。

 夕方からお通夜なので、本格的な外作業はやめ。花の終わった鉢植えの桃やアーモンドを一回り大きな鉢に植え替えたり、花の終わった草木にお礼肥をやりました。

 今日のお通夜の式場では、民謡のような音頭が流されていました。式場の係員が、「すみません。故人がお好きだったそうで・・・」と恐縮していました。

 故人は、ご主人を亡くされてから、踊りや書画に励み、高齢者の施設を回って入所者に踊りを楽しんでもらったりと、元気いっぱいの方でした。夕べ遅くに枕経に伺いましたが、戒名の中に「舞」「楽」という文字を入れさせていただきました。

 そんなお人柄を偲んで、お通夜には知人やご近所の方もたくさんお参りくださいました。まだ77歳。もっともっと楽しんで、まわりの方も楽しませてあげて欲しかったです。

〜 自坊の五色椿 〜
2018年4月8日(日)  No.5391

季節が早く進む
 朝からずっと曇り空。チラッと日が差したかと思ったら、また曇天。夜にはザァーッと雨が降りました。気温も上がらず、しばらくはアップダウンの激しい不安定なお天気が続きそうです。

 「今日の散歩道」を更新するために境内に写真を撮りに行きましたが、植物の動きは一様に早いものずくめ。去年と比べると、10日ほど早く季節が進んでいます。虫たちの準備は出来ているのでしょうか? 受粉や結実に影響が出なければいいのですが・・・。

 今日は「メダカの学校」。明日の「花祭り」に因んで誕生仏をまつり、甘茶を皆さんに召し上がっていただきました。

 九州の八女で作られたという甘茶を買ったのですが、これがまるで砂糖水ような異様な甘さ。甘茶独特の味や風味はなく、ただ甘いだけ。失敗でした。

〜 誕生仏 〜

2018年4月7日(土)  No.5390

久しぶりの雨
 予報よりも早く、昼前から雨がパラ付き始め、午後からは次第に本降りになっていきました。久しぶりの雨はうれしいですねぇ。

 雨は覚悟していたので、今日は外作業はお休み。明日の「メダカの学校」で、「花まつり」に因んで誕生仏をおまつりする準備や、仏具の補修をしました。

 また、来々週の法事に6尺の卒塔婆を19本依頼されているので、時間を見てはぼつぼつと書きました。
 大きな塔婆は一気に何本も書けないので、何度かに分けて書きますが、いくら気を付けていても字の‘雰囲気’が多少は変わってしまいます。何百本書いても一向に上達しないのには我ながら失望の連続で、書き上がったものはあまり見たくありません。塔婆書きは、気持ち的に疲れます・・・。

 今日の雨で、明朝の境内は、花びらや桜の蕊が散乱しているでしょう。掃除に時間が掛かりそうです。

〜 満開の三ツ葉つつじ 〜
2018年4月6日(金)  No.5389

塗装三昧
 今日はこれといったお寺の用事がナシ。こういう日は、「今日は何をしようかなぁ」とワクワクします。といっても、「どんな作業をしようかなぁ」というワクワクです。

 今朝はちょっとヒンヤリするので、午前中は仏具の剥げた漆の補修作業をすることにしました。

 漆塗りは経年劣化や何かが当たったりで、剥げてしまいます。完全に直すのは素人には出来ませんが、車の細かい傷をタッチアップペイントで目立たないようにするように、カシュー塗料を使っての小修理ならできます。

 先日来買ってあった、赤・朱・小豆色・黒のカシューを使って、ちょこちょこと傷を目立ちにくいように塗りました。どうしたって、塗ったことはわかってしまうのですが・・・。

 飾り金具もメッキが剥げて、地金の銅色が浮き上がっていました。これも本格的に直そうとすれば、一度金具を外して、金か真鍮のメッキを施し直さなければいけませんが、それも素人には無理。何かいい方法はないかなぁと考え、「そうだ! 真鍮の塗料を塗ってみよう! ダメ元、ダメ元」と、塗料を塗ってみることにしました。

 この塗料は、金箔を施した位牌の修理のために買ってあったもので、真鍮粉を溶剤で溶いて作られています。うまくいけば、真鍮色になるはず・・・でも、ムラになったり、はじかれたりして、うまくはいかないだろうなぁ〜。

 まずは、目立たないところの金具でテスト。これが予想をはるかに越える仕上がり! ピカピカにメッキしたようにはなりませんが、何となく古色が着いた感じで、古びた仏具ともよく合います。気をよくして、大きな金具にも塗ってみましたが、遠目にはまったくわからず、違和感もありません。大成功! 目に付く金具をすべて塗りました。

 午後は外壁塗り。これは慣れたものです。今日は1日中、塗装屋さんでした。

〜 飾り金具 塗装前(上) / 塗装後(下) 〜
2018年4月5日(木)  No.5388

谷口藹山の屏風
 呉服店を構えている親戚から、「今度、店を移転することになったのだけど、狭くなって置き場所に困るので、屏風を貰ってもらえないだろうか?」と電話がありました。その亡き先代夫妻は、終戦直後にうちに住んでいたこともあったという親しい親戚です。

 「屏風」と聞いてすぐに思い当たったのが、去年、結婚のお祝いにその親戚のお店に伺った時に飾ってあった六曲一双の屏風。作者の名前を見て、「あっ、藹山ですね」と言ったら、親戚は目を丸くして驚いていました。

 絵に詳しくないボクが、どうして一瞥しただけで、それほど有名でもない作者の名がわかったかと言えば、以前調べたことのある境内の石碑のタイトルが『藹山自叙碑』だったからです。

 谷口藹山(あいざん)(1816-1899)は、富山県立山町出身の幕末から明治期の画家。山水画、花鳥画を得意としました。安政2年(1855)、京都御所の修復時、望月玉泉らと障壁画を描きましたが、この頃、西郷隆盛や大久保利通などの勤王の志士らとも交流を重ねています。明治13年、京都府画学校(のちの京都市立芸術大学)の南画担当教授となっています。同時期には望月玉泉(大和絵)、小山三造(洋画)、鈴木百年(鈴木派)、幸野楳嶺(四条派)らがいます。明治29年(1896)には田能村直入や富岡鉄斎らと日本南画協会を設立。以降、京都画壇の長老として敬われました。明治32年(1899)、84歳で死去。

 台座を含めると、高さが3メートルほどもあるこの石碑には、子供に登って遊んだりしました。でも、つい最近まで何のために建てられたものか知りませんでした。
 境内の案内板を作る中でこの石碑のことも調べを進め、拓本を手がかりに文字を判読して、この石碑が明治33年に「藹山」という画家の門弟たちによって建てられたものだとわかりました。題字の篆書は、藹山の出身地である旧藩主の前田公の揮毫です。なぜ真如堂なのか、それは藹山が好んでよく散策した場所だったのだそうです。

 ボクが法事をしている間に、「久やけど、今から持っていくわ」ともう一度親戚から電話があったそうで、それから間もなくして、親戚が軽バンに屏風を載せてやってきました。屏風はやはり去年見た藹山でした。なんだか運命的なものを感じました。

 親戚も屏風の来歴はわからないそうですが、先代が表具し直して、祇園祭の屏風祭の時には公開していたそうです。山水や花鳥などが描かれている、傷みもない立派な仕立ての屏風でした。

 親戚が帰る時、境内の『藹山自叙碑』を見てもらいました。親戚は、「わぁ、ほんまや。なんだか里帰りみたいやなぁ。ここが一番ふさわしい場所やったんやわ」と言ってくれました。本当ですねぇ、来るべくして来た、戻ってきたような気さえします。

〜 六曲一双の屏風 / 『藹山自叙碑』 〜
2018年4月4日(水)  No.5387

花びら模様
 今日は8時頃から予定通りペンキ塗り開始!

 お天気もよく、外作業には打って付けでした。気温が27.3度まで上がったようですが、カラッとしていたので、それほど暑いとは思いませんでした。

 ただ、この時期ならではの問題が発生しました。午後からは少し風があったのですが、その風に運ばれて、桜の花びらがワァーッと飛んで来て、塗ったばかりの壁にペタ、ペタ。どうにも防ぎようがありません。‘風流’ではありますが・・・。

 白いペンキに桜色の花びらの模様。いまは可愛いものの、あっという間に茶色くなってしまいます。指の先で花びらを取って、その部分を修正。

 途中からは弟子も加勢してくれ、二人で3時過ぎまで頑張った甲斐あって、かなりの成果が上がりました。白い壁は眩いばかりです。

 かなりいい感じですし、一斗缶で買った塗料もまだ十分残っているので、当初の予定よりも塗る範囲を広げることにしました。もう数日間、頑張ります!

 次回は、もう花吹雪に邪魔されないでしょう。

〜 塗りたての壁にくっついた桜の花びら 〜
2018年4月3日(火)  No.5386

春の風景
 今日も25度越の夏日。屋外でペンキ塗りの下準備などの軽作業をするには、ちょうどよい感じでした。

 足りなくなりそうな材料を仕入れに、ホームセンターに行きました。何だかとても人が多い。すぐに原因がわかりました。新生活を始める学生とその親御さんが、必要な物を買い求めに、何組も来ているのでした。

 洗濯物干し、自転車、電気製品などいろいろな売り場で、親子が品定めをしていました。親にしたら、いろいろ不安もあるでしょうね。子供にとっては、多少の不安もあるでしょうが、初めての独り住まいにワクワクしているかも知れません。

 入学式をやっているのか、サークルの勧誘を行っている人が門前にたくさん集まっている大学もありました。引っ越しのトラックも先日からたくさん見ます。

 春ですねぇ〜

〜 満開の山吹 〜
2018年4月2日(月)  No.5385

外壁のペンキ塗り
 朝、醍醐寺・山科駅方面へ月参り。帰りは混雑する三条通をどうしても通らなければなりません。行きはスイスイと走れましたが、帰りはコワい? でも、案じたほどの渋滞はなく、いつも混む場所は迂回して、ストレスなく帰れました。よかったぁ。

 帰って早速、蓮の植え替え。2鉢を植え替えて、余った蓮根を捨てるのが勿体なくて、もう一鉢増やして植えました。掘り上げた蓮根は夕食のおかずへ。独特の食感で美味しかったです。

 さて、今日からしばらくは外壁のペンキ塗り。外の漆喰壁や土塀が汚れてきたので、ペンキで誤魔化します。寒い時は塗料の伸びも悪いので、あたたかくなるのを待っていました。
 今回買った外壁用の塗料を使うのは初めて。あまり目立たない部分で試し塗りをしましたが、天気が良いせいか、壁への吸い込みが激しく、塗るにはコツが要りそうでした。
 道具の後始末などのことを考えると、一気に塗り上げてしまいたいので、先ずは下ごしらえや養生を完璧にしてから取り掛かろうと思います。

 春になって、出来る作業の範囲も量も一気に増えました。地味に忙しくなりそうです。

〜 蹲踞に落ちた桜の花びら 〜
2018年4月1日(日)  No.5384

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