今日は法事が3座。1座目はまだ声もよく出たのですが、2座目、3座目と重なるにつれて、だんだん喉がいがらっぽくなって咳払いが増えていきました。弟子は、目の充血とくしゃみ。二人して、花粉症で不調でした。スミマセン。
すべてが終わってすぐに作業着に着替え、蓮の植え替え作業に取り掛かりました。今年は桜が早い分、蓮の生育も早いと思うのですが、お彼岸が過ぎても取り掛かれなくて、ちょっと焦っていました。
蓮が5鉢、沢瀉が1鉢あって、蓮は去年の蓮根を一度すべて掘り上げて、根を選んで植え替えます。蓮根は、鉢の底のほうでグルッと輪を描くように育っているので、目を折らないように掘り上げるのが一苦労です。
今日は、直径4尺と3尺の鉢に取り掛かりました。まず、その前に、ボウフラ対策のために買っているメダカの救出。これがなかなか思うようにはいきません。去年入れた親メダカが子を産み、小さい子供が何匹もいます。でも、古い蓮の株や藻に邪魔され、超スピードで泳ぎ回るメダカを捕捉するのは大変です。それだけで1時間以上掛かりました。
おまけに、門の外を通りかかるご近所の人が、ボクが作業しているのを見つけて、しゃべりに来られます。1人帰られたら、またひとり。それだけで、また時間が過ぎてしまいました。
ようやく掘り出した蓮根は、思っていたよりも痩せていました。良さそうなのを選んで、元肥を入れて、植え戻し。毎年、「うまく育つかなぁ・・・」と、ちょっと不安です。少し水を張って、数日経ってその水が澄んできたら、メダカを戻します。
取りあえず、予定していた2鉢を植え替えました。残りは明日。
お風呂に入るまでは、いくら手などを洗っても泥臭く、「これも春の臭いだからなぁ」と自ら言い聞かせていました。
〜 掘り上げた蓮根 〜
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2018年3月31日(土)
No.5383
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