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2017年11月の日記

電話の廃止
 以前から考えていた固定電話の廃止手続きをネットで調べていたら、その画面から出来るようなので、一気にしてしまいました。

 プライベート用に使っていた番号ですが、携帯もあるので、ここ数年は基本料金を払うだけになっていました。40年近く使って愛着のある番号なので、ずるずると温存していましたが、やっと‘捨て’られました。

 横浜の方の法事が1座ありましたが、その他は植木の枝打ち作業などをしました。体を動かすのには、ちょうど気持ちのいい気温でした。

 急に落ち葉が増えました。紅葉の終わりが近付いています。

〜 地面も紅くなってきました 〜
2017年11月30日(木)  No.5262

梱包
 5年間保証を使って修理に出すことにした複合機の梱包作業。

 古い段ボールや緩衝材をたくさん使って梱包しましたが、大きくて重たいので、作業も一苦労です。やわらかいプラスチックの部分もあって、あまり力を加えると壊れてしまうし、かといってユルユルでは運送屋さんも困るので、力の入れ具合が難しかったです。

 運送屋さんも、持ちにくそうに集荷していきました。


 ミシンも昨日壊れました。裾上げをしようとしたのですが、ちゃんと生地を送ってくれず、上糸と下糸のバランスもメチャクチャで、そのうち針がボキッと折れました。

 「こんなことに時間を掛けていても仕方がないなぁ。30年以上使っているので仕方ないかな」と買い換えることにしました。ネットで調べると、基本性能が付いただけのミシンってそんなに高くはないのですね。ミニサイズでは使いづらいので、普通のサイズの、コンピューターミシンを発注しました。

 交換に古いミシンを引き取ってくれるそうなので、ミシンも梱包しました。この梱包は簡単でした。


 体の部品も、こんなふうに取り替えがきくといいのですが・・・。60年使って、あちこちガタが来ています。

〜 濡れ落ち葉 〜
2017年11月29日(水)  No.5261

修理
 自坊の前の紅葉も盛りを過ぎて、少し茶色くなったりしてきました。でも、日が当たるとまだまだ綺麗なので、たくさんの人だかりが出来ています。

 車の板金修理が出来たという連絡があったので、取りに行きました。

 どこを修理したのかわからないほどで、これで上等です。

 修理工場の人に、「ドアを交換していたら14万掛かります。ここの部分は、職人が板金で出来ると言ったので、取り替えずに修理しました」などと、細かく説明を受けました。

 ディーラーなどに持っていくと、実際の修理方法などをよく知らない係員が説明しますが、直接現場の人の説明を受けると納得度が違います。もし、また何かあったら、絶対にこの工場に持ち込もうと思いました。

 手痛い出費ですが、もう忘れようっと!


 不調になったプリンタ(複合機)の買い換えを検討していましたが、5年間保証に入っていることを思い出したので、修理に出すことにしました。買い換える前に気が付いてよかったぁ。

 先方から機械を送るための資材や送り状を送ってもらい、それを使ってメーカーまで送り、また返送して貰う手はずのようです。

 使い難くて、「こんなはずじゃなかった」と買ってから後悔しましたが、取りあえず直して、しばらくは使い続けることになりそうです。

 あと、壊れているのといえば、ホームテレホン。子機7台とインターホン2台が使える機械は、今はビジネスホンしかありません。これはかなり高く付きます。今のままでも使えないわけではないので、もうちょっと思案、思案です。

〜 ライブカメラの映像 〜
2017年11月28日(火)  No.5260

九字
 ウイークデイなのに、今日もたくさんの人でした。

 バイクで出入りする時も、道の真ん中で写真を撮る人などが立ちはだかって、危なくって・・・。車やバイクが来ても上の空なので、クラクションを鳴らすと怪訝な顔をされます。

 あと1週間の辛抱です。

 夜は、お坊さんばかりの研修会。千日回峰の大阿闍梨から「九字」などの伝授を受けました。

 「九字」というのはドラマで、武士や忍者が、手刀で縦横に格子模様を切って、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と唱えるアレですが、密教ではそれぞれに印を結んだ後で手刀で縦横に切ります。神仏の加護によって病魔や災厄を祓い遠ざけるとされる護身の法です。

 密教では出家者に対してのみ、印や真言、作法などを伝授します。今日は大阿闍梨からそれらを授かり、伝授の証の書状を拝受しました。

 9つの印の中には、普段使わないものもあって、指を組むのに一苦労。この印を「臨・兵・闘・者〜」に合わせて組むには、相当の習礼が要りそうです。

 他にも、阿弥陀、薬師、観音の供法を伝授して貰いました、久々に? 坊さんらしいピリッとした時間でした。

〜 金柑の木になった冬瓜 〜
2017年11月27日(月)  No.5259

見られてしまった・・・
 今朝の自坊の温度計は2.9度。「とうとう3度を切ったか」という感じがしました。

 今日は法事がないので、久しぶりに体を動かそうと、高枝切りなどを使った庭木の剪定作業をしました。

 普段あまり見に行かない場所の木が一気に延びて、枯葉や実が樋に溜まるようになっていたので、思い切って強く剪定しました。

 一部は墓地まで伸びていたので、墓地側に回って作業をしていると、次々と檀家の方が墓参に来られていました。皆さん異口同音に「紅葉が綺麗なので・・・」と、紅葉に惹かれて墓参されたようです。

 小学校の同級生からも声を掛けられました。ボクはぜんぜん気が付きませんでしたし、その方のお墓が真如堂にあるとも思っていなかったのですが、先方はボクがここにいることは百も承知。他の塔頭の檀家で、東京から帰省して墓参されたそうです。ビックリしました。

 ボクは壁塗りのペンキが付いたオレンジ色のウインドブレーカーという極めて汚い格好で、檀家の方々にも同級生にも、かなり格好悪かったです。まさか、会うなんて・・・。

 短時間の作業でしたが、体を動かして爽快でした!

〜 実生から育った楓の紅葉 〜
2017年11月26日(日)  No.5258

混雑もピーク?
 まだ明るくなりきっていない7時頃でも、カメラを持った人がウロウロされています。いくら腕が良くても、補正をしても、美しい紅葉が撮れるはずはないのですが・・・じっとしていられないのでしょうね。

 今日は11時と2時に法事。大阪と兵庫の方で、東京などからも参列されるということだったので、「車は渋滞に気を付けてください」「市内の道もかなり混雑します」と、念のために電話をしておきました。

 車は案外スムーズに動いていたようですが、新幹線も電車も満員。大阪から京都に向かう電車は「通勤電車以上に混んでいました」ということでした。今日・明日が、紅葉の人出のピークでしょうから、さもありなんです。

 「時間に余裕がありますから、遅れても大丈夫ですよ」とも申し上げていましたが、2組とも時間通りに法事を始めることができました。帰りは大丈夫だったでしょうか?

 自坊の塀から出たのは、朝の落ち葉掃除と墓回向の時だけ。塀越しにでも、外のざわつきが聞こえていました。

〜 お墓から撮った紅葉。もうピークを過ぎました 〜
2017年11月26日(日)  No.5257

宇宙芋
 注文していた「宇宙(そら)芋(別名エアーポテト)」が届きました。

 宇宙芋は、東南アジア原産のヤマノイモ科の一種で、その蔓にできるムカゴのことです。自然薯のムカゴは小さいものですが、この芋は卵くらいから、大きいものだと赤ちゃんの頭ほどにもなるといいます。食べ方は普通のムカゴと同じ。

 テレビで見て、「わぁー、すごいなぁ。面白いなぁ」と思っていましたが、たまたまネットで売っているのを見て衝動買いしました。いま買っても、冬越しが難しいとは書いてありましたが、ダメだったらまた来春買います。

 届いた芋は2つ。握り拳を一回り小さくした程度の大きさで、表面の皮はムカゴとよく似ていました。1つは種芋として冬越しに挑戦し、もう1つは食べるつもりです。

 空に伸びる蔓に、こんな芋がいっぱい付いたら驚きですねぇ。落ちてきたら痛いでしょうね。

 捕らぬ狸のなんとやらです。

〜 宇宙芋 〜
2017年11月24日(金)  No.5256

焼き芋器
 夜明け前までは雨でしたが、明るくなる頃にはあがって、その後は青空も広がる佳い日でした。でも、風が強くて、朝、落ち葉掃除をしたのに・・・。

 月参りに行った他は、今日も自坊に籠もって、法事のための大きな塔婆やお正月用の水塔婆を書きました。法事も、「道路などが混んで大変ですよ」と紅葉期を外すように勧めたので、今日はありません。

 塔婆書きもしばらくやっていると、ひと息入れたくなります。

 少し前から、焼き芋をしようと思っていたのですが、用事が出来たりして延び延びになっていました。延びても一向に支障のないことですが・・・。

 さぁ、今日はいざ実行! 納戸に片付けてあった「焼き芋器」を出して来ました。この器具は、富士市にお住まいの方が送ってくださったものです。以前は落ち葉で焼き芋をしていたのが、環境問題とかで落ち葉を燃やすことが出来なくなって残念がっていたところ、プロパンガスボンベを改造して自作し、送ってくださったものです。

 まずは炭起こし。炭を入れた火起こし器をガスコンロに載せて火を熾そうとするのですが、コンロのセンサーが働いて、すぐに小火になったり消えたりしてしまいます。解除ボタンを押してもダメ。安全のための装置ですが、ちょっと不便です。

 ようよう炭火の準備が出来て、いざ焼き芋。1時間ほどで、ほっこりと焼き上がりました。

 お盆のお供えのお下がりのさつまいもだったので、味はあまり期待していなかったのですが、2つに折った時、ふわぁーっと蒸気が上がって、しっとりとした黄色い色が見えました。バッチリです! 次は安納芋などでやろうと思います。

 そういえば、かつては竹箒や熊手で落ち葉を集め、そこで焼き芋をしていました。今は落ち葉掃除はブロア、焼き芋も「焼き芋器」。ずいぶん変わりました。

〜 自坊の庭の落ち葉 〜
2017年11月23日(木)  No.5255

落ちていたメモ
 朝、雨が降っていない限りは落ち葉掃除をしますが、落とし物やゴミが落ち葉にまみれていることも少なくありません。

 例年、手袋、ショール、レンズキャップ、カメラカバー、一日乗車券など、枚挙に暇がないほど多種ですが、今日気になったのは1枚のメモでした。

 B5サイズの紙の裏表に、京都のどこを回るかという予定が記されていました。片面には京都市内の名所が東西南北の位置関係も正確に記されていましたし、もう片面には嵯峨と嵐山の名所がそれぞれ細かく、やはり位置関係も描かれていて、何番のバスに乗るかということも書いてありました。

 きっと、いろいろと調べて計画を立て、その通りに回っておられる途中だったのでしょう。お気の毒です。1泊2日では回れないほどたくさんの名所が書いてありますので、3泊ぐらいの予定だったのではないでしょうか?

 予定がきっちりと頭の中に入っていればいいのですが、また一から練り直すのでは大変です。

 紙1枚では落とし主もわかりませんし、届けようもありません。落胆せずに、いい旅行を続けておられるといいのですが・・・。

 今日は二十四節気の「小雪」。今朝の自坊の温度計は2度。京都市内では、平年よりも4日遅れで初霜が降りたそうです。寒さも本格的になってきました。

〜 落ちていたメモと筆記具 〜
2017年11月22日(水)  No.5254

郵便局で3時間
 郵便局に法人名義の貯金の手続きに行きました。

 檀家の方の特定郵便局で、家には毎月お参りに伺っていて、今の局長さんはお孫さん。いつもは‘下の名前’で呼んでいますが、今日は「局長さん」。少し前から相談をしていて、今朝、「12時半からだったら人手がありますので、どうぞ。かなり時間が掛かります」と電話をいただきました。登記簿謄本や免許証、時間つぶしに読む本などを持って伺いました。

 担当は、この間いろいろな手続きをお願いしているちょっと頼りない男性局員さん。今までの様子を見ていると、女性の職員さんにいろいろ指示されながら仕事をされていました。今日しばらくは、ボクの‘専属’で仕事をしてくださるようです。

 必要なものをすべてお渡しして、手続き開始。定額預金を解約して普通貯金に入金してもらう手続きですが、14口あります。おまけに、「吉祥院」の読みを「きっしょういん」としたものと「きちじょういん」としたものがあります。後者が正しいのですが、その時の担当局員さんがほとんどを「きっしょういん」としていました。また、大半が法人設立年月日を間違っていました。どうしてなんでしょう? すべて、先代の時に預け入れしたものなので、よくわかりません。

 男性局員さんは、本局?に一々電話しながら、手続きの方法を打診しておられました。ボクはゆったり本を読んでいましたが、時々、読み仮名や設立年月日の誤りの訂正の記入を依頼されたりしました。

 特定郵便局って、結構ややこしいですねぇ。「ATMのお金を取り忘れて帰った」と主張する人、数日前に依頼したふるさと小包の配達日を変更したいという人、「身分証明証がないと手続きできませんねぇ」と言われているおじいさん、身の上相談のようなことを語り出す人・・・かなりてんてこ舞いでした。

 3時近くになると、窓口も空いてきました。「いつもは、こういう時間に来ると、待たずに済むんだなぁ」と思いました。

 3時を過ぎた頃、局員さんが最後の書類への記入を依頼しつつ、「ようやく先が見えてきました。もう少しお待ちください」と言ってくださいました。今日中に終わるのかなぁと心配でしたが、どうにかなりそうです。

 すべて終わったのは3時半。3時間掛かりましたが、覚悟して行きましたし、本も読めたので、我慢できない長さではありませんでした。でも、やり慣れないことをすると、やはり疲れますね。

 これで、郵便局関係は一段落です。

〜 今日も自坊の塀越しの紅葉 〜
2017年11月21日(火)  No.5253

板金修理
 車の修理の見積もりに行きました。

 1店目は、保険会社の提携修理工場。修理の方法などの説明を聞き、見積をしてもらいましたが、20万円以上かかるとのこと。保険を使うと、免責金やその後の3年間の保険料のアップで、結局12〜13万の出費になるようでした。

 傷を見た係の人は、相手は車で、電柱に擦ったとかではないと明言しました。やはり、当て逃げだったようです。悔しいなぁ・・・。

 2店目は、近くにある板金屋さん。ネットで調べて行ったのですが、ボクが車を買ったディーラーの板金修理もそこへ依頼が来るのだそうです。「ディーラーを通すと高くなりますし、完全な修理になってしまいます」と言っていました。

 驚いたことに、修理の工程は1店目とはかなり違っていました。保険を使って直す方法をいくつか、自費でそこそこの修理をする方法など、いろいろな選択肢を説明してくれました。
 保険を使うと、次に何かあった時に、掛け金がとても高額になるので、やめたほうがいい。見かけ上わからない程度の修理を自費でやるほうがいいのではないかと提案してくれました。
 10万円ほど掛かりますが、納得できたのでそれで依頼しました。

 「年末年始は修理が混んでくるので、出来るだけ早い時期か、2月頃。遅くなっても傷が錆びることはない。今でも大丈夫です。代車もあります」と言われたので、即決。車を置いて、同じ車種の4WDのハイブリッド車の代車に乗って帰ってきました。

 当て逃げされたのは腹立たしいですが、車に乗っている限り、こういうこともありますから、仕方ないですね。これにて一件落着です。


 寒くてパッとしないお天気でしたが、風もあって、餅船やまな板なども乾いたので、納屋に片付けました。これでお十夜の片付けも完了です。

〜 自坊の庭と塀越しの紅葉 〜
2017年11月20日(月)  No.5252

過去帳のリニュアル
 曇り時々晴れ、風の強い日でした。

 まだ十分に日も差していない早朝から、カメラを持った人たちがチラホラ。時間が経つにつれて人の数が増えて、かなりの人出になってきました。

 こんな日は出かけないに限ります。幸い、月参りもなく、法事も「混みますから他に日にされたほうがいいですよ」とお勧めしたのでナシ。一日中、自坊の敷地内で過ごしました。

 お十夜で使った調理道具などの片付けもしましたが、まな板などがまだ乾ききっていないので、また後日。なかなか終わりません。

 過去帳のリニュアル作業もしました。

 亡くなった方の追記などページの差し替え作業はその都度しているのですが、今回は4〜5年ぶりの全面リニュアルです。

 ボクが使うだけならば文字化しなくても済む部分が多いのですが、弟子が見ても間違いなくわかるように細かく更新しているので、今日はすべて入れ替えました。

 少し前から計画していたのですが、プリンタが不調。文字がかすれたり、一部が印字されなかったりで、クリーニングなどをしてもダメ。とうとう諦めて、WINDOWS10にスキャナーが対応していないために片付けてあった複合機を出して来ての作業となりました。

 われながら上手に使いこなして住所録と過去帳をリンクさせたデータベースソフト。若い頃にやったので出来ましたが、少し呆けかかった今の頭では無理だったでしょうね。「若い頃は頑張ったなぁ・・・ボクが更新作業が出来なくなったら、誰がするのだろう・・・」と思いながら、各家ごとの過去帳を出力しました。

 過去帳用に用意しておいた少し分厚い紙1000枚も、同じものを2セット作って、あっという間になくなりました。

 これで何となくお正月の準備が一つ出来たような気がします。

〜 自坊の塀の中から見た紅葉 〜

2017年11月19日(日)  No.5251

車の凹み
 車がキーキーと音を立てるので、おかしいなぁとグルッと一回りしてビックリ! 左後輪の後ろあたりがボコッと凹んでいました。 唖然・・・。まったく心当たりがありません。

 ここ数日を思い返してみても、当たったような記憶がありません。今朝、コインパーキングに駐めた時に当てられたのか・・・。乗り降りする時に見えない場所なので、今日までまったく気が付きませんでした。

 いずれにしても修理しないといけません。保険会社に電話してみると、免責額と今後3年間の保険代アップを合計すると、ほぼ10万円にもなります。5万円ぐらいで直るのなら、自費で直したほうがいいということです。

 もし、当て逃げとかなら、警察への被害届が必要とのこと。でも、早朝で結構ガラガラのコインパーキングで、そんなことが起きるかどうか・・・。監視カメラを調べてもらえばわかるのでしょうが、被害届が要るでしょうね。

 出費も痛いし、いろいろと面倒だし・・・ マイッタなぁ〜


 雨が上がった午後からは、訪れる人がドッと増えてきました。晴天の日の紅葉はもちろん綺麗ですが、雨上がりのしっとり濡れた紅葉もまた綺麗でした。

〜 自坊の前の紅葉 〜
2017年11月18日(土)  No.5250

また洗濯機
 この前とは別の洗濯機が壊れました。10年以上使っているので、仕方がないとも言えるのですが・・・。

 脱水ができません。パネルには、蓋が閉まっていない旨のサインが出ていますが、ちゃんと締まっていますし、それを感知する部分も特に不具合はないはず・・・。

 取りあえず分解してみましたが、外見や動作には問題は見当たりません。基板かセンサーの異常なのでしょう。

 機械的な故障ならある程度は直せるのですが、基板となるともうどうしようもありません。修理依頼をしても、もう部品がないでしょう。

 しばらくは、この前買った別の洗濯機を使います。

 今朝の地元紙の1面に真如堂の紅葉風景の写真が掲載されたので、それを見たと言って、懐かしい方が数組訪ねてくださいました。

 ボクからすると、「うわぁー!」というレベルの紅葉ではありませんが、まぁ、そこそこ綺麗なので、皆さん喜んで帰って行かれました。

 さぁ、いよいよ紅葉の観光シーズン真っ盛りです。あーーー。

〜 櫨の紅葉 〜
2017年11月17日(金)  No.5249

原状復帰
 朝一番に、本堂の原状復旧。一山の僧侶総出で、設えをお十夜から普段の状態に戻しました。

 皆、手慣れたもので、何をすればいいかは熟知しているので、どんどん片付いていきます。1時間ちょっとで、大きなものはほぼ元通りになりました。

 自坊に戻っても同じ。襖をはめたり、いろいろな用具を元通りにしたりして、こちらも粗方は普段通りになりました。細かい作業は、ちょっと休憩してから、少しずつやります。

 午後からは大津・坂本で会議でした。京都市内の道は混雑しているようですが、京都から大津に向かう道はほぼ普段通り。ただ、大型バスが多くなった感じがしました。

 会議も、最初は眠たくて仕方がなかったですが、ほんの一瞬寝て?眠気も峠を越し、だんだんと調子が出てきました。

 ボクと同年代の委員が辞任し、ボクが最古参、最年長になってしまいました。若い人に活躍の場を与えてあげないといけないので、ボクも今年度末で辞任する予定をしています。坂本に来る回数もグッと減るなぁ〜。

 夜はなーんにもせずに、ボーッとしていました。

〜 朝の紅葉 〜
2017年11月16日(木)  No.5248

お十夜 結願の日
 今日は「お十夜」の結願法要。自坊での法要と、本堂での法要があり、自坊では精進ちらし寿司の御供養を差し上げます。

 体調は万全ではありませんが、動いていると忘れる程度なので大丈夫。早朝から、積立式の提灯建てを出して提灯を吊ったり、門幕や五色幕を張るなど、いろいろと準備をしました。

 また、お手伝いの方々もたくさんお越しくださって、ちらし寿司作りや受付の準備などをしてくださいました。

 そんなに準備をした割には参列者が少なく、ちょっとがっかりでしたが、「お十夜」はお彼岸やお盆などに比べて‘馴染み’が薄い行事だからでしょうか? 真如堂が起源で、今では浄土宗のお寺では必ず行われる行事ですし、真如堂最大の行事なのですが・・・ちょっとやり方を考えなければいけないです。

 2時に、境内を僧衆や稚児、御詠歌衆などが練り歩く結願大法要。快晴を期待していたのですが、曇り空でした。5時に御本尊の扉を閉める御閉帳法要。

 お十夜終わると、本格的な紅葉の時季がやって来ます。

 さぁ、年末・年始準備の本格始動です。

〜 結願法要のお練り Photo by Sammy 〜
2017年11月15日(水)  No.5247

ちょっと不調
 今日はお十夜にお参りになった方々に御接待する精進のちらし寿司などを作るために、朝早くからご婦人方が来てくださいました。

 ボクは居場所がなく、自室でお正月の塔婆を書いたりしていました。

 2日ほど前から、体調が万全ではありません。ちょっとふらつくのです。血圧も正常、熱もなし、咳も出ないのに、何となくふらつきます。何なのでしょうねぇ。一応、風邪薬を飲んでいます。

 今日は朝から一日中雨でしたが、明日は快晴のようです。ずいぶん色付いてきた境内で、僧衆や稚児のお練りが行われます。

 さぁ、早く寝て、体調を整えようっと!

〜 雨の正面参道 〜
2017年11月14日(火)  No.5246

近頃巷に噂になるもの
 近頃巷に噂になるもの 黒猫、狸、ハクビシン

 「あの毛の長い黒猫はどこの猫?」と、今朝も塔頭の住職の間で話題になりました。「狸がそっちから石垣を降りてきてけど・・・」と、狸も話題です。

 件の黒猫は、うちにもよく出入りしています。鳥の餌台の下に潜んでいたり、屋根の上で悠々と昼寝をしていたり、うちの飼い猫のように門番をしていたり・・・。ちょっとロングヘアーで、割腹もよくて堂々としています。どこの飼い猫なのか、野良なのか、わかりません。

 狸が総門の前を毎日横切っているという話も聞きます。うちの屋根の上でも‘鬼ごっこ’をしていたこともありますし、かつて捕獲器で捕まえたこともありました。保健所や動物園に連絡しても、「うちでは引き取れないので、どこか山のほうで放してください」と言われました。結構どう猛で、臭くて、どこか間が抜けていてコミカルなイメージとはまったく違いました。

 ハクビシンは、かつてはうちの金柑を一夜のうちにすっかり‘収穫’して、他の塔頭の屋根裏にため込んでいたことがありましたが、最近は見かけません。でも、今年、他の塔頭のお供え物を食べ散らかしたと聞きましたので、境内で達者に暮らしているようです。

 幸いなことに、今年は蛇を一度も見ませんでした。これは何にも勝って有り難いことです。イタチも最近自坊では見かけませんが、境内には巣くっています。


 紅葉が早いです。例年よりも1週間ほど早いかも知れません。近年稀なことです。

 今日は1日、お十夜法要の準備でした。明日・明後日は、お手伝いくださる方々が来てくださいます。有り難いことです。

〜 屋根の上で、ちょっと警戒気味な黒猫 〜
2017年11月13日(月)  No.5245

掛け軸落札
 オークションで掛け軸を2本求めました。

 僧侶の書いた墨跡もいいのですが、俳画や絵などのほうが見た方にはわかりやすいので、最近は季節に応じたそういう類のものを探すようにしています。

 1本は、俳句と絵が描かれたもので、タイトルは「作者不詳 権平の種蒔き画賛」。種蒔きをしているような人と鳥(カラス?)が画かれ、「種蒔や〜」と俳句が記されています。「面白い!」と思って、ポチりました。

 「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」を絵にしたものでしょうか? 俳句では、ちゃんと稔ったことになっています。

 権兵衛さんはもともと武士でしたが、父の望みであった農家となって荒地の開墾を始めます。でも、何もかもが初めてのこと。慣れない手つきで見よう見まねの農作業は、種を蒔くそばからカラスに食べられてしまうほどで、近隣の農家の笑いものになっていました。それでもあきらめず懸命に農業を続けた権兵衛は、やがて村一番の農家になっていたそうです。実話なのですね。

 掛け軸は絹本で、箱はないものの、表具はしっかりしていて、2千円でした。

 2本目は、画面いっぱいのピンクの山茶花に、小鳥がとまっている絵。ピンクの色がやさしく、葉っぱの緑も綺麗なので、思わずポチッとしました。

 作者の名前は書いてありますが、調べてもわかりません。でも、そんなことは構いません。気に入ればいいのです。ご覧になった方の心が和らぐような絵だと思います。

 90年前の絵で少々古びていますが、絹本で箱書きもあって、こっちは少しだけ高かったです。

 2本とも、早速掛け軸のデータベースに登録して、時季が来たら掛けます。山茶花はちょうど今がいいので、届いたらすぐに掛けました。


 富山から来られた方の法事を終えて、午後からはお十夜の法要向けに仏間を模様替えをしました。もうすぐお十夜結願か・・・。
2017年11月12日(日)  No.5244

アラーム
 明け方には雨も上がりましたが、風の強〜い1日でした。

 朝イチ、落ち葉掃除をしようと思ったのですが、すぐに落ち葉だらけになってしまうので、法事が始まる少し前にしました。


 訪れる人が多くなって来て、防犯カメラがちょっと活躍するようになってきました。

 時々、門の中まで見知らぬ人が入ってきます。今日も、タクシーの運転手さんが客を連れて入ってきて、しばらく門の中で喋っていました。見るものなどないので、何を話しているのかわかりませんが、タクシー能運転手さんは、知ったかぶりして案内していることも多く、その説明も結構間違っています。自坊は公開しているわけでもないので、ちょっと迷惑ですねぇ。

 防犯カメラの動体検知機能が働いて、夜暗くなってからアラームが鳴ることがあります。画面を見ても誰も写っていません。カメラのすぐ前を飛ぶ虫の仕業です。

 何か改善方法がないかと思って、すぐ近くにある玄関灯の光源を蛍光灯からLEDに替えてみました。蛍光灯の発する紫外線に虫が集まるそうで、LEDなら少しマシなのだそうです。夜中、明かりを点けているコンビニなどに虫が来ないのは、紫外線を発する照明を使っていないからだそうです。なるほど。

 結果は・・・効果ナシ。今の季節でこうなのですから、虫の多い夏だったら、もっとピーピー鳴るかも知れません。まぁ、防犯カメラの安心感と相殺すれば、音が鳴るぐらいは許容範囲です。また、少しずつ改善して行きます。

〜 たくさんいただいた柚子 〜
2017年11月11日(土)  No.5243

地道に続ける
 午後から「今日の散歩道」の更新用の写真を撮りに境内に出ました。

 朝は冷え込んだものの、その後はずっと快晴! 小春日和でした。

 紅葉の色付きも例年より早く、もうかなり色付いている木や、樹種によってはもう終わりという木もあります。

 人もずいぶん増えました。写真を撮ろうとしても、人が写り込んでしまいます。普段なら、情景を表す点景の一つとして人を写し込むことが多いのですが、この時期は写らない方がいいですねぇ・・・アップにして撮るより方法がありません。

 同じもみじでも、もう真っ赤になっているものやまだ綺麗な緑色のものまでいろいろ。今年は紅葉が先行している木とそうではない木の‘差’が大きい気がします。

 いつから「今日の散歩道」をやっているのだろうと確かめてみたら、データーで残っているのは1997年の7月7日が一番古かったです。もう20年もやっているのですねぇ。その間、デジカメはずいぶん進歩しました。最初は30万画素でしたもの。

 いやぁ〜 歴史を感じるなぁ。ボクの生活や仕事の状況の変化も、自分で見るとよくわかります。

 子供の頃は「飽きっぽい性格」と言われた気がしますが、「意志をはっきり持っていれば、地道に続けることができるんだなぁ」と自画自賛しています。

〜 綺麗になってきた紅葉 〜
2017年11月10日(金)  No.5242

「かふぇ水琴窟」
 午前中、納骨。

 先月14日に他所の墓地の墓仕舞いの相談を受けてから、超スピードで話が進み、役所の手続き、お墓の処分、ご遺骨の回収と清掃、自坊の永代供養墓の準備など、すべての準備が整って、今日、納骨の運びとなりました。70代後半のご婦人が奔走して段取りをして、今日を迎えました。今日は「大安」なのだそうです。

 偶然にも、今日実家のご両親の遺骨を納めた永代供養墓と、昨年亡くなったご主人のお墓とはわずか3メートルほどの距離。これからは、一緒にお参りできます。

 ご婦人は「長年気になっていたことが、これでスッキリしました!」と喜んで帰って行かれました。喜んでもらえてよかったです。

 それ以外は建物の中の掃除と法事の準備。先日の「メダカの学校」のミニコンサートで結構汚れたので、仏間や客間のほぼすべてを掃除しました。

 紅葉の季節がやって来て、見知らぬ人が門の中に入ってくるようになりました。「何かないかな?」と覗きに来る人もいれば、「かふぇ水琴窟」が開店していないか見に来る人もいます。

 「かふぇ水琴窟」は、今年は実施しないことが決まりました。結果的に、去年で幕引きです。

 今まで5つの作業所で運営していましたが、事情があって2つが不参加。残る3つの作業所でシフトを組んでみましたが、5日ほどしか開店できず、慣れたメンバーも減ったため、残念ながら実施しないことになりました。

 去年まで10年間、対人関係が苦手なメンバーが多い中、みんなよく頑張ってくれました。就労への契機になったかも知れません。

 皆さんには、篤いご支援をいただきました。障がい者の作業所が運営しているとは知らずに来店してくださる方も多かったですが、お客さんとして‘普通’に接していただき、「美味しかったよ」「ありがとう」の言葉にずいぶん励まされ、大きな自信に繋がったと思います。本当に、本当に、有り難うございました!

 ということで、関係のない人や、カフェを訪ねてきた人が奥の方まで入ってこられないように、4カ国語の立て看板を立て、カフェが昨年で終わった告知とこれまでのご協力への御礼を加筆しました。

 さぁ、カフェの次は何をやろうかなぁ〜 面白そうなこと、考えようっと!

〜 自坊の門中に立てた看板 〜
2017年11月9日(木)  No.5241

‘用事’がないのにバタバタ
 雨が降ったり止んだりの1日でした。

 今日は寺の用事は何もなかったのですが、雑用とかプライベートな用件で1日終わってしまいました。

 町内会への配布する行政からの新聞が月2回来るのですが、届けられる日が案外定まっていません。今回は早く来たので、交番からの配布物や社会福祉団体のDMのパンフと一緒に、小雨の中を各組長さんへ配りました。

 古紙回収は電話して来てもらっているのですが、午前中に小雨決行というので、段ボールや新聞、雑紙などを紐で縛って、30メートルほど離れたところへ出しました。手押し車で5往復ほどしました。古紙って、あっという間に溜まってしまいますが、これでスッキリです!

 後は、前住職をインフルエンザの予防注射のために病院へ送ったり、プライベートな用事で出たり入ったり。最後は、今朝、パンを食べていた時に外れた歯のカブセの治療に歯医者へ。結局、朝イチから6時頃までウロウロしていました。

 夜は、檀家名簿の整理。昨日からやっているのですが、名簿データと過去帳データをデータベースソフトで連動させているので、下手に名簿を触ると不具合が生じるため、一々確認しながらの作業。家が絶えているところなどいろいろあって、一工夫が必要でした。

 いつもは夕食が終わると、デスクの前で‘船漕ぎ’をすることも多いのですが、今夜は瞬きを忘れて目が痛くなるほど画面を凝視していたので、睡魔は襲ってきませんでした。
 はぁ、忙しかったぁ〜

〜 自坊の庭の石蕗 〜
2017年11月8日(水)  No.5240

偽装メール・詐欺メール
 最近、偽装メール・詐欺メールが急に増えました。

 「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください」「クレジットカード決済が完了しました」「 [楽天]会員情報変更のお知らせ」「【bitFlyer】本人認証サービス」などというタイトルで、AppleやAMAZON、楽天などを語って不正なサイトに誘導し、重要な情報をだまし取ろうとするものです。

 どうして、急に増えたのかはわかりませんが、メールアドレスや購買履歴が新たに漏れたのかも知れません。ネット通販を多用しているので、騙されないようにしないといけません。
 でも、引っ掛かってしまう人やうっかりと添付メールを開けてしまう人もいるでしょうねぇ。セキュリティーソフトも、そこまでは有効ではありませんし・・・。

 今まで以上に気を付けようっと。


 お昼前、総門を入ったところの紅葉がとても綺麗でした! 日々、人が増えてきます。

〜 総門を入ったところの紅葉 〜
2017年11月7日(火)  No.5239

お性根抜き
 早朝の気温は6度台でしたが、お天気も良くて、昼間は20度を越えました。

 月参りの続きに、嵐山にある檀家宅に、仏壇のお性根抜きのお勤めに伺いました。

 喧噪の嵐山を離れて、静かな住宅街へ転居されるのだとか。確かに、今の嵐山は観光に携わっているのなら住む価値はありますが、‘普通に’暮らしたい人には厄介なことだらけでしょう。

 6年前の9月には、台風18号にともなう豪雨で渡月橋周辺が冠水。このお宅も、庭まで水が迫ってきて、チャポチャポと波の音がしたそうです。

 ご先祖は土佐藩士で、高杉晋作の奇兵隊や坂本龍馬の海援隊に入って活躍。維新後は新政府に出仕し、縣令や知事などを歴任して、貴族院議員に勅撰されるという、歴史上の人物です。自坊の檀家のお墓でも、最も広い敷地に、大きな墓石が並んでいます。

 いつ、誰の代から嵐山に居を構えられたかは知りませんが、そこを離れるというのは大きな決断に違いありません。それでもそこを離れるというのは、それだけ暮らしにくい場所になったということでしょう。

 次は、新しい家で、仏壇のお性根入れのお勤めです。

〜 2013年の水害。今日伺ったお宅も泥水に囲まれました 〜
2017年11月6日(月)  No.5238

お十夜始まる
 今朝はすごい落ち葉。無患子(むくろじ)が一気に落葉したのと桜のパラパラ落ち葉がいっぱい。無患子の葉は軽いので、ブロアで簡単に吹き集めることができ、量の割には短時間で掃除が終わりました。

 ご自宅での法事に行くのに京都市内を走りましたが、意外なほどに道は空いていました。連休最終日だからでしょうか? 観光地は混んでいたかも知れません。

 夕方、「十日十夜別時念仏会(お十夜)」の開闢と御本尊開扉の法要が本堂で行われました。いよいよお十夜の季節がやってきました。日毎に冷え込んでくるでしょう。紅葉も次第に綺麗になってきます。

 「もう、お十夜か・・・」。今年も2ヶ月弱となりました。

〜 大文字草 〜
2017年11月5日(日)  No.5237

「メダカの学校」 ミニコンサート
 今日の「メダカの学校」は、写経の後の授業に二胡のミニコンサートという趣向。いつものような教室形式の会場では雰囲気も出ないので、写経は定例の場所で、演奏は自坊の本堂のほうでしていただくことにしました。

 二胡を演奏していただくのは尾辻優衣子さん。ところが、その日は植物園での野外コンサートにも出演されるということが間際になってわかって、スケジュール配分に大慌て。自坊の本堂では11時から法事があって、準備ができるのは12時半頃から。さぁ、大変。尾辻さんは法事の方が帰られるのを待って、機材のセッティングをされ、待たせていたタクシーで大急ぎで植物園に向かわれました。

 会場作りも大急ぎ。襖を外して、応接セットや座卓などをすべて撤去。カーテンも取りました。それから座布団や椅子を並べ、舞台になる場所のライティングをして、張り紙や受付の準備。まだ準備が整う前から写経の参加者がお越しになり始めましたが、先にコンサートでの席を確保して貰ってから、写経の会場に行っていただきました。

 1時半から「メダカの学校」のお勤め。それが済んで、また会場セッティングを完成させ、ようやく一段落。でも、ミニコンサート会場の椅子が足りなくなってしまったので、写経が終わった段階で20脚ほどを移動しなければなりません。えーい! もう出たところ勝負です。

 2時半少し前に写経が終わり、皆さんは本堂に移動。そのタイミングで椅子を運搬。尾辻さんも戻って来られて、何とか無事に開宴の運びとなりました。

 童謡や歌謡曲、ポップな曲、台湾の民謡など、合わせて13曲を演奏してくださいました。アンコール前に演奏された「戦馬奔騰」は、勢いのある壮大な旋律によって、兵士たちが軍馬を走らせ駆け抜けてゆく場面が表現されているそうで、それはもう素晴らしいの一言に尽きました。あっという間の1時間でした。

 ただ、二胡の胴に張ってある皮は、ニシキヘビの皮なのだとか。遠目にもわかりました。「一生、触れないなぁ」と思いました。

 それから、また原状復帰作業。「後にしよう」などと思っていたら、やるのが嫌になってしまうので、一気にやってしまいました。

 くたびれましたが、約50人ほどの方が参加してくださって、紅葉が始まった景色をガラス越しに見ながら(ヒヨ鳥も水を飲み来ていました)、素晴らしい演奏を堪能した一時でした。また、やろうっと。

〜 ミニコンサート風景 〜
2017年11月4日(土)  No.5236

落ち葉の季節 序章
 急に落ち葉が増えてきました。もみじはもちろんまだですが、桜は毎日パラパラと落ちますし、ムクロジ科のムクロジやモクゲンジは、今朝たくさんの葉を落としていました。

 朝一番にザッと落ち葉を掃除しましたが、すぐにまた元通り。いつもは黄金色の紅葉が綺麗なムクロジも、今年はもう茶色くなってしまいました。そんなことなら、一気に散ってくれると助かるなぁ〜

 境内が少しざわついてきました。訪れる人が増えたのですね。これからしばらくは、落ち着かない季節です。

 法事を1座勤めたほかは、細々としたことをしました。ライブカメラや防犯カメラの角度調整、樫の木の剪定、木製ガラス戸の立て付け調整・・・他にもいろいろやった気がします。

 お墓にも、回向や調べ物、お花を供えになど、何度も足を運びました。お墓って、何故かしら落ち着きます。

 最近、御塔婆を供える人の名前をご夫婦連名にして欲しいという方が増えました。特に、奥さんの実家の両親などの法事の場合は、奥さんの名前も入れてご主人と連名ということが多くなりました。こんなところにも、‘時代’を感じます。

〜 ライブカメラの調整のついでに撮りました 〜
2017年11月3日(金)  No.5235

悔しい出費
 京都国立博物館の近くに月参りに行きました。

 『国宝展』の影響などでコインパーキングが混んでいるだろうと思っていましたが、どこもかしこも「満車」。6か所ぐらいまわって、ようやく2台だけの小さなパーキングを見つけました。伺うお宅からは300メートルほど離れていますが、仕方ありません。

 家の方は、「ここに駐めておいても大丈夫ですよ」と仰るのですが、観光地は駐車違反の取締が厳しく、路上駐車すると読経をしていても落ち着かないので、必ずパーキングに駐めることにしています。

 読経をし、ゆっくりお話をして、車の所に戻って料金を精算しようと車室番号を見ましたが、番号のところのタイルが一部剥がれていて、何という字なのかわかりません。隣にも車が駐まっていましたが、番号の部分がちょうど車の下になっていて、覗き込んでも見えませんでした。

 仕方がないので、一か八か「1」という番号を押してお金を払ったら、ロック板が下がったのは別の車のほう。あーーー。仕方がないので、「2」を押して出庫しました。400円、損をしました。こういうお金って、悔しいですねぇ。

 今日はお天気が良かったので、一日繰り上げて「今日の散歩道」を更新しました。

〜 不調ながらも紅葉した「花の木」 〜
2017年11月2日(木)  No.5234

護持会の貯金口座
 朝は6度まで冷え込みましたが、昼間は20度まで上がりました。爽やかな秋晴の日でした。


 郵便局で、お寺の護持会の口座を作るのに一苦労です。

 何十年も前に作った護持会名義の口座はあったのですが、郵便局のミスで「非課税」になっていました。別の手続きに行った時に、「護持会は任意の団体なので、非課税は扱いは間違っている」と指摘したら、非課税を課税に直せないらしく、結局、一から口座を作る羽目になってしまいました。一桁の利息に、どれだけ税がかかるというのでしょうねぇ。

 郵便局と何度かやりとりをした末、護持会の規約や役員名簿、活動の実体を示す書類を提出して欲しいというので、護持会の総会の案内状や会計報告などを持参。局員さんはマニュアルを見て確認しながら、文言の修正箇所を指示されたので、いったん帰って修正したものを先にFAXで送って確認した上で、また持参しました。

 任意団体って、こんなに面倒くさいのかなぁ・・・。そういえば、かなり前に町内会の会計を引き受けた時も、それまでなかった規約を作らされ、ようやく口座が作れました。

 はぁ、面倒〜。こんなことなら間違いを指摘しなければよかったかも・・・そうもいきません。2週間ほど後に口座が出来るそうです。


 4台目の防犯カメラを設置しました。これですべて設置完了。細かい動作設定はまだこれからですが、ほぼ機能しました。鹿が門前で糞をしても、バッチリ写るはずです。今日は野良猫の動きを観察しました。夜には、狸らしきものが歩いているのが見えました!

 うまく行くか心配でしたが、まずは大成功です。

〜 防犯カメラに写っていた野良猫 〜
2017年11月1日(水)  No.5233

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