今日は、東山の門跡寺のご門主の晋山式。法要へ出仕し、祝宴にも参加させていただきました。
朝の境内の気温は7度以下まで一気に下がり、初めて灯油ストーブを点けました。
今日の法要の式場には暖房もなく、人いきれで温かくなるとは思いましたが、冷えて法要途中でトイレに行きたくなったら困るので、背中にカイロを貼りました。これも、今季初。みぞ落ちが痛いので、温めたほうがよかろうと思い、小さなカイロをペタッ。昨日の講演会で肩が凝ったので、左右の肩にもペタッペタッ。合計4枚のカイロを貼りました。10月からこんなことしていてどうするんだとは思いましたが、今日は非常事態です。
法要への出仕は8人。比叡山から3人、京都から5人で、上から3番目になってしまいました。でも、特別な役は当たっていないので、助かりました。
寝殿は300人ほどの参列者で埋め尽くされていました。ボクの座る位置の後ろは、天台座主猊下や天台の御門跡、大寺の住職がズラッと並び、向かい側には各宗派の管長が座っておられました。
最初はちょっと緊張しましたが、法要が始まってしまえば肝が据わり、ごく普通に読経して、無事に終わりました。ただ、今日は、法衣も袈裟も袴も、ほぼ真っ新のものを着用したので、かなり動きづらかったです。
ホテルの祝宴は、560人ほどの方がご出席とか。広い会場は、ズラッとテーブルが並び、どこに誰がおられるのか、わからないほど。親しい女性アナウンサーが司会だったので、宴が始まる前に「楽しみに聞いてるよ」と挨拶に言ったら、「プレッシャー掛けないで!」と叱られました。
御祝辞が5人の後、今様の歌舞や鏡開きがあって、食事がスタート。懐かしい方々ともたくさん会えて、お目出度く、楽しい一時でした。
自坊に帰ったら、もう4時前。夕食はパスして、早目に寝ました。寝るのは最高!
〜 帰ってきた時の、夕陽に照らされたムクロジの黄葉 〜
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2017年10月31日(火)
No.5232
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