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2016年11月の日記

会議を忘れそうでした
 夕べは超早く寝たので、今日は体調がちょっと回復したみたいです。冷え込んだ朝でしたが、落ち葉掃除をしていると、暑くて汗がにじんできました。

 「今日の散歩道」を1日繰り上げて更新するために写真を撮りに境内を一回りしましたが、紅葉の様子にがっかり・・・。本堂の裏に期待していたのですが、枝に付いている葉も、落ちている葉も、まったく色が冴えません。11月の半ば頃まではまだよかったのですが・・・。

 1日ゆっくりしていようと思っていたのですが、午後から坂本で会議があることに気が付き、早昼を食べて向かいました。お偉いさんばかりの会議で、積極的に発言をする人も多く、ひたすら聞いているのみ。2時間半の会議は長かったです。

 カフェが、今日最終日。ボクが会議に行っている間に撤収作業は終わってみんな引き上げていて、後はこちらがやらないといけないことばかり。薄暗い中、茶室の木戸をはめたり、ざっと片付け、後は後日。

 明日は、東京日帰りなので、僧衣などの支度もしなければいけません。早くやって、早く寝ようっと! 毎晩、そんなことを言っていますね。

 夕べも、「朝かな?」と思って時計を見たら、まだ11時半でした。不思議なくらい、いくらでも眠られます。

〜 本堂裏の紅葉越しに見た大文字山 〜
2016年11月30日(水)  No.4895

気力!
 晴れたり、時雨れたり、虹が出たりの、いかにも冬の京都らしいお天気でした。

 紅葉はもう終盤ですが、まだ多くの人がおいでになります。

 例年なら、最低気温が5度台まで下がってくる頃ですが、昨日も今日も7度台。最後の最後に色が冴えてくるのを期待していましたが、これでは期待薄です。残念だなぁ〜

 数日前から、お腹が不快です。逆流性食道炎かなと思って、月初めに制酸剤を処方してもらって飲んだのがよくなかったようで、どうもパッとしません。何となく風邪っぽいような気もしますし・・・。

 今日は自室に濡れタオルを吊して加湿し、マスクもして、喉と風邪対策。食事も淡泊なものだけを食べるようにしました。ここで風邪を引いちゃぁ、いけませんから。

 例によって、気力だぁ!!

〜 自坊の庭から見た景色。葉の付いていない木が多くなってきました 〜
2016年11月29日(火)  No.4894

落ち葉の季節到来
 早朝、どっさり落ちた葉っぱの掃除に、かなり長い時間がかかりました。でも、落ち葉掃除は‘成果'がはっきり見えるので、達成感があります。

 でも、風が吹いたら、また葉がサァーッと落ちてきて、また葉っぱだらけ。いよいよ落ち葉も本格化してきました。

 今日は人出も減って、カフェは暇そう・・・。お呼びも掛からなかったので、自室で塔婆書きをしたりしていました。

 次の土日までは、紅葉の具合にかかわらず、人が多目。それを過ぎたら、思いっきり落ち葉掃除が出来ます。

 早く静かになって欲しいなぁ〜

〜 蹲踞に積もる落ち葉 / 千両がきれい! 〜
2016年11月28日(月)  No.4893

「お願い事受付所」
 朝、ホームページの「お願い事受付所」に「えっ?」と思うことが書いてあるのに気が付きました。いつも、それを読んで、大方の内容をメモしてお勤めをするのですが、読経中もその内容が気になっていました。

 お願い事は、お母さんが亡くなったという娘さんからで、ボクが子供の頃にお世話になった方々の名前が書いてあり、ボクにそれを伝えるために投稿されたように思えました。もし、その通りなら、娘さんのお顔もはっきりと思い出せました。

 亡くなったお母さんというのは、まさか・・・。「お母さん」とはいつも親しく話をしていましたが、嫁ぎ先のご主人のお名前でお塔婆をお書きしていたので、下のお名前は知らなかったのです。

 早速、その方にメールを出し、夜、返事が返ってきました。やはり、思っていた通りで、今日が忌明だったそうです。メールの主は、よく覚えている娘さんでした。

 お盆にお参りになった時、ずいぶんしんどそうだったとは聞いていましたが、まさか亡くなったとは・・・。思わず、ため息をつきました。

 明日は、世話になったおじいさんの祥月命日です。今日が「お母さん」の忌明で、明日はおじいさんの命日。何という偶然でしょうねぇ。

 明日はおじいさんのお墓にお参りして、いろいろ報告して参ります。

〜 暗くなってからの、雨の中の紅葉 〜

2016年11月27日(日)  No.4892

同志の死
 朝、東京・多摩のお寺から、女性の声で電話が掛かってきました。その瞬間、「何かあったのでは?」という思いが頭をよぎりましたが・・・的中していました。住職が亡くなった、自殺だったという電話で、親しい人たちだけで密葬をするが、顔を見られるのはその時が最後なので、連絡をしましたということでした。

 彼とは20年来のお付き合いでした。

 ボクがホームページを立ち上げて間もない頃、「同じようなことを考えている人がいると思って、メールをしました」というような連絡が出会いでした。ボクのメルアドは、bozu@kusyami.com ですが、彼のハンドルネームは bose○□。同じく変わり者でした。

 彼とは、不思議なご縁がいっぱいありました。同じ天台の僧で、年齢もほぼ同じ。彼の父親は京都の大学に来ていて、その時にうちにもよく来られ、ボクの母などはよく覚えていました。天台宗では珍しく、彼の寺ではお十夜法要をお勤めしていること。当時はまだ珍しかったホームページを立ち上げていたこと。登山を趣味としていたことなど。

 知り合って間もなく、98年には彼のお寺を訪ね、「投げ銭コンサート」というイベントに参加して、「ここは東京のチベットで、ホテルなどはない」と、寺に泊めていただきました。

 99年のお十夜結願の日には、彼の寺の「鉦張り念仏保存会」の皆さんが、鉦と太鼓で念仏の奉納をされました。それを記念して植えられた羽団扇楓が、今も本堂前の沙羅の木の近くにあり、今年も美しく紅葉しました。木の脇には、鉦張り念仏奉納記念の小さな石碑が建っています。

 その後は、彼の子弟が比叡山に修行に来られた時などに会いましたが、以後はメールが多く、会ったのは合わせても5〜6回ほどだったかと思います。

 10年ほど前から体調不良で、心を病んでいるで苦しんでおられました。最近は、Facebookの書き込みが近況を知る術でしたが、まさか・・・。真面目で、熱い人でした。

 離れていても、連絡がなくても、「同志」でした。さみしくなりました。密葬か本葬にはお参りするつもりです。

〜 朝の紅葉 〜
2016年11月26日(土)  No.4891

成年後見人
 ヘルプコールがあったので、午後はカフェへ。去年まで、本堂で拝観客の対応に追われていて、ほとんど自坊にいなかったのとは、まるで違います。

 少し様子を見ていましたが、それほど忙しくなさそうなので、いったん自室へ戻って、永代供養のデータベース化の作業を始めました。これも、数年前から気になっていたことです。

 そこへ、ある方(Aさん)の成年後見人と名乗る人から電話がありました。Aさんの葬儀やお墓の整理などについて相談がしたいとのこと。Aさんが、一度相談がしたいとおっしゃっていることはお盆の時に聞いていましたが、そんなに急いでおられるとは思わず、そのままになっていました。

 直接本人に会って、いろいろとお話をさせていただかないと、後見人と会っても仕方がないので、その旨を伝え、すぐにAさんに電話して、今夕にご自宅に伺うことにしました。

 2時半頃にもう一度カフェに行くと、それから大忙し。11人、19人という団体が入るし、個人の方も引っ切りなしにお越しくださって、満席状態。Aさんとの約束時間を少し遅らせてもらいました。

 参道の人をかき分けてバイクですぐ近くのAさんの独り住まいのお宅へ。足を切断されていて動きにくく、「入ってください」という奥からの声に随って居間へ。こたつに入って、お話を始めました。

 糖尿で足を切断され、その後、敗血症。今年になって2つの癌が見つかり、余命2か月の宣告を受けられたそうです。食事がしにくいそうですが、一見はお元気そうでした。

 1時間以上よもやま話をした後、ご自宅の仏壇の整理、ご自身の葬儀、お墓をどうしていくかなどについて、ご希望を聞きながら一つ一つ決めていきました。御戒名も、付けて欲しい字をご自身で考えていただくようにお願いしました。

 少しお疲れになって来たようですし、また何度も伺うことになるので、今日はこれぐらいで。2時間半ほどゆっくりお話が出来てよかったです。

 自坊に戻って、今日、相談したことを文章にまとめ、御戒名のこととなども合わせて、また後日伺います。

 これからが僧侶としての本当の出番です。


〜 朝の三重塔 〜
2016年11月25日(金)  No.4890

天台大師の御命日
 今日は天台大師(智 538〜597年)の御命日。「中国の釈迦」とも言われ、伝教大師は遣唐使として中国に渡り、天台大師の修行された天台山などで天台仏教を学んで帰国し、日本の天台宗を開かれました。

 今日は、京都の天台宗寺院の僧侶が曼殊院に集まって、大師の遺徳を偲んで法要を行いました。

 よりによって、今日は昨日までとは打って変わった冷え込み。寒い風が吹き込む中での法要でした。

 曼殊院の応接間には今年の6月に伺いましたが、庭を見たのは10年ぶりどころではなく、とても新鮮に見えました。でも、やはり紅葉はあまりよくありませんでした。

 先徳の忌日などに当たる度に、僧侶としての自分が恥ずかしくなります。そんなことをずっと思い続けて何十年。ひとり山の中に籠もって、読経や勉学に勤しむ生活が憧れです。


 お正月用の経木塔婆が書き上がりました。11月中に終わるなんて、信じられないような早さです。

 さぁ、次は何をしようかな?

〜 曼殊院の紅葉 〜
2016年11月24日(木)  No.4889

落ち葉だらけ
 朝、落ち葉掃除をすれども、振り返って見れば、また落ち葉だらけ。7時過ぎに自坊の回りを掃除して、法事が始まる10時過ぎに、さっと参道だけもう一度掃除しました。

 紅葉はすっかりピークを越えてしまいました。チリチリに乾いて丸まっていたり、冴えない色のまま散ってきたり。出だしは最高に綺麗だったのですが・・・。

 たくさんの人がカメラを持って来られていますが、「ハッ」とするような景色がないので、撮る気が起きません。Facebookをやっていた頃は、無理矢理でも毎日撮っていましたが・・・。

 法事2座を終えて、午後は塔婆書き。人が多くて落ち葉掃除をすることもできません。

 紅葉もこの土日がギリギリなんとか見頃。例年よりも1週間ほど早く、終わりそうです。

〜 散ったり縮れたりしています / 菊渓菊と野路菊 〜
2016年11月23日(水)  No.4888

カフェのヘルプ
 早朝に掃除をしたのに、あっという間に落ち葉だらけ。人が多くなってくると、ブロアを使って掃除するわけにもいかず・・・落ち葉を踏みしめて歩いていただきましょう。

 今日は、カフェのメンバーの1人が体調不良とのこと。スタッフが、15人の団体を断ろうかと相談していたので、即、ヘルプを申し出ました。

 休日ではないので、境内の人はそれほど多くありませんが、カフェには結構来店してくださいました。午後からヘルプに入って、3時半のオーダーストップまで、コーヒー係をしました。今日の来店者は65人。暇でもなく、対応出来ないほどの忙しさでもなく、ちょうど頃合いの数でした。

 いつも支援してくださっている方が、今年もお越しくださり、御寄付や差し入れを頂戴しました。お菓子が好きなのとご厚意に、メンバーたちは控え室で秘かに「わぁー!」と歓声を上げていました。

 カフェの趣旨を知らずに、ただコーヒーを飲みに来てくださる方も有り難いですが、毎年ご支援くださる方の支えで、今年も続けられていることを感じます。

 さぁ、明日の朝は落ち葉掃除三昧です。

〜 水琴窟と紅葉 / 苔が隠れるほどの落ち葉 〜
2016年11月22日(火)  No.4887

米寿内祝
 もみじの葉っぱが散り始めました。色が澄む前に散っているものもあるので、ちょっと残念です。こんなにあたたかいのでは、綺麗になりそうにもありません。

 先代住職の米寿祝のお返しの品を送るためにデパートに行きました。商品券と抱き合わせで送ろうとすると、どうしても実店舗まで行かなければなりません。

 デパートに行くのは久しぶり。バスに乗るのもしばらくぶり。バスは、永観堂や平安神宮などの観光地を迂回する臨時ルートで運行されていました。

 デパートのギフトの特設会場は、御歳暮の時期なのに、閑散としていました。ネットやDMを利用している人が多いのでしょうか? 混んでいるのを予想していたので、うれしい肩すかしでした。

 送り先や商品券の金額、お送りする品を書いたリストを持って、係の人に見せると、すぐに送り先を打ち込んでくださいました。NTTに電話帳登録してある人は、電話番号を入力するだけで、名前や住所などがすべて自動的に登録されるようです。ただ、亡くなった方の名前が出てくるケースも数件ありました。亡くなっても、電話帳への変更届はあまり出されないですものねぇ。

 品物は決めていましたが、商品券と抱き合わせで発送できるしなものは限られているのだとかで、もう一度選び直さなければいけませんでした。せっかく決めていったのになぁ〜 選ぶのが一苦労。

 デパートのクレジットカードを見せて多少の割引を受け、米寿祝の会計から現金で支払いました。結構多くの現金を持って行っていたので、支払ってほっとしました。

 銀行や役所の窓口などは大の苦手。今日も渋々行きましたが、係の方のやりとりなどは、なかなか楽しかったです。

〜 自坊の庭の石蕗 〜
2016年11月21日(月)  No.4886

非日常の紅葉期
 どんよりしたお天気で、朝早くにはほとんど人の姿を見かけませんでした。でも、次第に人が増え、夕方近くには人だらけとなりました。

 あたたかい日が続いたので、もみじの色がだんだんくすんできたように思います。汗を掻くぐらいの気温では、紅葉も綺麗になりようがありません。

 昨日も今日も法事がありません。「混みますから、他の日のほうがいいですよ」と勧めたかも知れません。

 朝、落ち葉をしたのに、またあっという間に葉っぱだらけ。法事もなし、カフェもお休みで、人が多すぎてブロアの音を立てるのも気が退けるので、もうそのままにしておきました。

 外に出たら人だらけ。自坊の門内にも勝手に人が入ってくる始末。ボクは、自室で、ずっと塔婆書きをしていました。

 夕方、弟子がお客さんと一緒に食事に行くのにタクシーを呼びましたが、配車の見込が全然立たないと、断りの電話が掛かってきました。そんな時でもネット配車を頼んだら、いつもは来てくれるのですが、また電話が掛かってきて、「申し訳ございません」とのこと。

 門前を見に行っても、客待ちの車はナシ。こんな時は、大通りに出ても空車はありません。仕方がないので、ボクが運転して四条界隈まで送って行きました。走っていても、やはり、空車はほとんど見かけませんでした。

 紅葉の人出も、あと2週間ばかり。それまでに、いろいろなことがありそうです。

〜 塀の上の櫨の落ち葉 / 水に流れる櫨、もみじ、桜の落ち葉 〜

2016年11月20日(日)  No.4885

コーヒー係
 今日は、知人関係の30人程の団体がカフェにお越しになるかも知れないということで、法事も月参りもないボクは、朝からカフェに出張りました。

 開店前に4人のお客さんがお越しになった以降は、ずっとカフェに入り浸り。最初は来てくださった知り合いや檀家の方などの相手をしていましたが、だんだん忙しくなってきたので、コーヒーを淹れるサポートに移行し、そのうちすっかりコーヒー係になっていました。

 一時は、オーダーが溜まってしまい、待ちきれなくて帰ってしまう方まで出る始末。カフェを始めた頃は、1日に100杯以上のコーヒーや紅茶を売り上げましたが、今日は64杯。それでも厨房は大騒動でした。

 でも・・・ 結果的には、せっかく頑張ってくれていたメンバーの仕事をボクが取ってしまったことになり、痛く反省しました。手伝わないとお客さんを待たせることになるし、手伝うとメンバーには失礼だし・・・。

 結局、30人の団体は4人化けてしまい、捕らぬ狸の何とやらでしたが、あれで30人も来られたら対応出来ませんでした。

 日祝は営業していないので、次にお客さんが多いのは来週の土曜日。次は静観していようっと。

〜 南天の実や紅葉した錦木の落ち葉がきれいな、カフェ玄関前の蹲踞 〜
2016年11月19日(土)  No.4884

越前ガニ
 午後から会議なので、「今日の散歩道」の更新作業を朝イチにしました。落ち葉掃除をしつつ、9時過ぎまでに写真を撮って、その後、文章を作ったり。お昼にはアップしました。こんなに早い更新は初めてです。

 宅急便が、親戚からの蟹を配達してくれました。今夜が楽しみ!

 宅急便さんには、「しばらく、午前中指定のものでも午後になっていいですか?」と頼まれました。紅葉の影響で配達するのに時間が掛かるそうで、午後に一括配達したいのだそうです。もう蟹が届くことはないので、OKしました。

 午後は大津・坂本。道も混んでなく、早目に着きそうなので、途中でホームセンターに立ち寄って、庭用の砂利を買いました。60キロほどをトランクに積むと帰りの山道が運転しにくいので、助手席と後部座席の床に積みました。

 会議は、時おり眠たくなりながらも、人数が少ないので寝てもいられず・・・。3時間で終わって帰路へ。砂利がガサガサ動く中を、山越えで帰りました。

 さぁ、蟹だ! 食べるのは面倒ですが、美味しい! 熱燗をちょっと多い目に飲んで、何とも幸せな心持ちになり、今夜も早い目に寝てしまいました。

〜 カフェの庭 / 最高にきれい! 〜
2016年11月18日(金)  No.4883

曇天の紅葉
 天気予報ほどは晴れず、どんよりしたお天気の一日でした。

 昨日、NHKの近畿ローカルで真如堂の紅葉風景が放送されたため、今日は一気に人出が増えました。天気が良ければ、それはもう素晴らしい紅葉が見られるのですが・・・ちょっと残念でした。

 今日も、自坊のお十夜の片付け。木製の厨房用品は天日干しをしないと片付けられないので、延び延びになっていました。

 段ボールなどの古紙もいっぱい溜まったので、この土日の人が多い時までにまでに引き取ってもらいたいと思い電話すると、2時間ほどで来てくれるとのこと。それから大急ぎで段ボールなどを括ったりして、門の外まで手押し車で数往復して、外に山積み。訪れた人は、きっと「景観が悪い」と思っているでしょうが、仕方ありません。

 約束通り、業者が来てくれて、古紙の山は跡形もなく綺麗になりました。自坊の軒下の古紙のストック場所も、すっかりきれいになりました。スッキリしたぁ!

 後は、夜まで塔婆書き。時間の過ぎるのが早いですねぇ。

〜 曇天の紅葉 〜
2016年11月17日(木)  No.4882

素晴らしい紅葉!
 「今年の紅葉はきれいだなぁ〜」と景色を見ながら、十夜法要の片付け。本堂の中をいつも通りの設えに戻し、本堂前に立てたテントを撤収。約1時間半掛かりましたが、本堂の中から、あるいは外へ出て、紅葉を楽しみながらの作業でした。

 今日は雲一つない青空で、紅葉もひときわ綺麗! 素晴らしい紅葉です。

 自坊に戻っても、自坊の片付け。同じように、時々、外を眺めながら進めました。

 人も多くなってきました。それにつれて、カフェに来てくださる方も増えました。知り合いの方やご近所の方なども来てくださって、感謝感謝です。

〜 本堂から見た紅葉と比叡山 / 自坊の庭の紅葉 〜
2016年11月16日(水)  No.4881

暑かったお十夜結願法要
 お十夜結願法要の日。本堂での法要に先立って、自坊でも法要を行いました。

 お盆やお正月などはあらかじめ塔婆が書いてありますが、お十夜は来られた方の分を書きます。今日は、この度、檀家総代にお願いした方3人もお越しいただき、「塔婆書きデビュー」。

 さほど忙しくない時間に、3人揃って塔婆書きの練習をされました。このために書道教室に申し込んだという方もおられ、「筆を持つのは小学校以来」などと仰りながら、皆さん、真剣にまずは自分の家の塔婆を書いて練習。

 筆に書くのと、木の塔婆に書くのとでは、筆の滑りも墨の吸い込みも違います。一筆、一筆、感触を確かめながら、書いておられました。

 朝まで降っていた雨は上がったものの、その後も時雨れ気味。2時からのお練りの最中も、パラッときましたが、無事に結願法要も終わりました。

 動くと汗が出るくらい暑く、「こんなお十夜ってないねぇ」などと汗を拭き拭きお勤めを終えました。

 紅葉もとてもきれい! これからどう推移していくでしょう。

〜 結願法要のお練り 〜
2016年11月15日(火)  No.4880

お十夜の準備
 明日のお十夜結願法要の御供養の準備で、自坊には7〜8人の女性方が早朝からお手伝いに来てくださいました。

 お手伝いの方も、高齢化などで、1人減り、2人減りですが、今日から新しい方が加わってくださって、心強い限りです。

 塔頭で、御供養を作っているのはうちともう1軒だけ。だんだんと厳しくなってきましたが、続けられる限りはやるつもりです。

 雨が降って、境内の人影は少し少ない目。カフェに来てくださる方もあまりないので、お手伝いの皆さんの3時のお茶はカフェでしました。

 普段なら、準備の合間にケーキと紅茶なのですが、今日は場所も移して、コーヒー、紅茶、ジュースの中から好きなものを選んでいただき、焼き菓子もオーダーして、また違った雰囲気でした。

 お十夜は、お彼岸よりもお参りの人数は少なく、準備もまだ楽。お陰で、早く終わりました。

 ボクも、今年は自坊のことだけをすればいいので、極々楽チンでした。

 明日は、雨が上がってくれるといいなぁ〜

〜 自坊の参道の落ち葉 〜
2016年11月14日(月)  No.4879

無事に乗り切る
 紅葉期の日曜日。今日は法事はなく、外回りのみ。声が出るか、車の渋滞がひどくないかと、心配でした。

 山科で月参りの後、伏見・醍醐の檀家宅での年回。ボクが子供の頃、近所に住んでおられた方の23回忌で、ご家族みんなもごく親しい方々です。故人の曾孫が8人にも増えて、賑やか。きっと、故人も喜んでおられるでしょう。

 近くの霊園にある墓所で回向をして、高速に乗って大阪・茨木の檀家宅へ。

 高速道路は混んではいませんでしたが、一般道に降りた途端に進まなくなってしまいました。それでも、約束の時間まで45分の余裕があったので、到着の見込が着くところまで行って、コンビニでおにぎりを買って昼食。コンビニの隣には、何と、自坊から車で5分ぐらいのラーメン屋が支店を出していました。

 始めて伺うお家だったので、少し迷い、それでも25分前に到着。三十五日のお勤めをして、いろいろとお話をして辞しました。

 帰りも、高速道路は混んでいませんでした。京都市内の中心部に入り、観光地を避けて走りましたが、デパートの駐車場待ちの渋滞とかに少し捕まりました。それでも、大したことはありませんでした。

 声は、大きく張り上げたりせずに養生気味で出しましたので、最後までちゃんと出ました。よかったぁ〜。

〜 早朝の境内 〜

 以前から気がかりだった日を、無事に乗り切りました。
2016年11月13日(日)  No.4878

渋滞の季節
 天気も良く、過ごしやすい気温の、絶好の行楽日和! 境内の人も、一気に増えました。

 法事2座。時々、声が裏返りながらも、何とか勤めました。喉が痛いわけでもないのですが、声が出にくいです。

 夕方、向日市の檀家宅で忌明のお勤め。

 法事に来られた方が、道路がとても混んでいたと仰っていたので、どこを通ったら渋滞に巻き込まれないかと考えながら、いつもとは違う道で行きました。幸い、時間的に車の流れの方向が違っていたので、まったくストレスなく着き、帰りもスムーズでした。

 明日は、もっと長距離の移動をしなければなりません。余裕を持ってスケジュールを組んでいますが・・・。

〜 墓地から見た紅葉 〜
2016年11月12日(土)  No.4877

カフェ、初日!
 朝、やっぱり何となくスッキリしません。喉の調子は普通なのですが、ふらつくような・・・。血圧を測ってみると、ほんのちょっと高い目でしたが、問題はなし。やっぱり、風邪かなぁ?

 ゆっくりしていようと思いましたが、今日はカフェの営業初日。準備は作業所のスタッフがほとんど整えているのですが、いざ開店するとなると、看板や掲示の問題や、客引きはどうするとか、具体的な問題がいろいろあって、結局バタバタしてしまいました。

 午後も、弟子が運転して出かけた車のタイヤがバーストしたとか、じっとしていられる状態ではなく・・・動いていると、しんどさは忘れているのですが。

 カフェは、まだぎこちないものの、無事に初日終了。お客さんは、身内を含めて7人。ボクもそのうちの1人でした。まぁ、これからです。

〜 朱傘を広げて、開店! 〜
2016年11月11日(金)  No.4876

風邪?
 先日から喉が少し不調だったのですが、今日はちょっとヒリヒリ。読経も出来るのですが、何となく声の出方が不安定です。

 悪くなる前に食い止めようと、マスクをして、去年、喉が不調になった時に耳鼻科でもらった薬を飲んで養生しました。

 咳も出ず、熱も出ないのですが、何となくふらつくような・・・・・。

 無理をしないで、お正月用の塔婆書きをして、おとなしく過ごし、9時頃には床に就きました。

 明朝、スッキリ治っていて欲しいなぁ〜
2016年11月10日(木)  No.4875

かふぇの準備
 朝起きても、天気予報ほど寒くはありませんでした。少し時雨れていましたが、そのうち止んで陽も差し、西の空には虹がずいぶん長い間出ていました。

 これで天気も回復するのかと思っていたら、結局1日中ずっと時雨れっぱなし。時にはサッと陽が差してくることもありましたが、また時雨れ。目まぐるしく天気が変わりました。冬の京都らしいお天気です。

 午後から「かふぇ水琴窟」の支度と練習。かふぇに参加するのは、心の病をもった人が通う5つの作業所のメンバーたちとスタッフの20人ほど。毎年かふぇに参加している人もいれば、初めてという人もいて、コーヒーの出し方など、一通りの練習をしました。

 今までずっと主力メンバーだった人2人が、事故と自殺で亡くなりました。2人ともベテランで重要な役割を担っていたので、今年は少々不安があります。

 皆が慣れてきた頃にはかふぇの営業終わってしまうかも知れませんが、お客さんにほっこりする場を提供して、また自らも楽しみながらやって欲しいと思います。わずかな時給ですが、作業所で働いているよりはいい給料になります。それも、大きなモチベーションになります。そして、就労への足がかりになってくれればいいですが・・・。

 今年の開店日は、11・12・14・15・16・19・21・22・25・26・28・30日の11:30〜15:30。さぁ、スタート!!

〜 朝、西の空に出ていた虹 〜
2016年11月9日(水)  No.4874

紅葉早し!
 朝、境内を眺めると、もうかなり色付いていました。今年の紅葉はずいぶん早く進んでいます。人の姿も増えて、紅葉真っ盛り、道路は大渋滞の季節が、もうすぐやってきそうです。

 明日、「かふぇ水琴窟」の道具搬入と練習があるので、今日はもう一度、室内の掃除。やる度に、ゴミが出たり、汚れている場所を見つけたり。外はまた落ち葉だらけになっていますが、今日やっても無駄なので、当日の朝に掃除します。

 午後から雨になりましたが、夕方には一時上がりました。生垣が疎らになっているところに杭を打ったり、多少の作務をしましたが、雫で濡れるので即退散。後は夜まで、静かに塔婆書きをしました。

〜 参道に落ちたかえでの紅い葉 〜
2016年11月8日(火)  No.4873

インド禅定林
 夕方から、インドのお寺「禅定林」を支援する会の会議。本堂が建って10周年と会が出来てから30周年を、来年迎えます。

 本堂が建った時の落慶法要にはボクも参列させていただきましたが、何万人という参列者が後から後からお参りされる様子には圧倒されたものです。

 インドは仏教が生まれた国ですが、現在、仏教徒は1%にも満たず、カースト制度の中でいまだに「不可触民」と位置づけられています。

 そんな中で、9歳のときに来日し、比叡山で出家・修行したサンガラトナ・法天・マナケ師が、母国インドのデカン高原の中心都市ナグプールへ帰って仏教の実践施設として運営しているのが「禅定林」です。仏教の布教と共に、学校や孤児院を運営したり、巡回医療活動を行ったりしています。

 それを支援するための会の会議が、今日の集まりです。

 活動を始めて30年というと、支援してきた人の世代も少しずつ代わり、その熱意も薄らいできました。これから、どう維持していくかが課題です。

 来年の10記念法要に行けるかなぁ〜

 Google Earth を使える方は、「 Sindapuri,Maharashtra 441908,India 」で検索してみてください。大きな屋根が見えるのが、来年建立10周年を迎える大本堂です。

〜 河岸から見た大本堂(サンガ師のFBより) 〜

2016年11月7日(月)  No.4872

ちょっとガッカリ
 日曜日で法事もある中、植木屋さんが竹垣の更新などの作業をしに来られました。ずいぶん忙しいようで、「7日までにやらせていただきます」と自分で切った納期ギリギリです。

 「法事の間は大きな音をさせないでください」と伝えましたが、通路で竹を広げていては同じようなもの・・・。

 竹垣の更新や筧の交換などを3人がかりで夕方真っ暗になるまでやっておられました。2人は見習いの職人さんのようです。

 出来上がって帰られてから見に行きましたが、どうもなぁ・・・。木戸の柱は歪んで、木戸との隙間がありますし、ゴミがそのまま置いてあったり片付けがちゃんと出来ていないし・・・。結局、後からこっちが手直しをしなければなりません。

 最近、この植木屋さんは忙しすぎるのか、ちょっと雑なんです。「京都の植木屋さん」ということで、新しい職人さんが各地から見習いで来られるようですが、見ていても技術的にはまだまだですし、時間も掛かるしで、最近の仕事にあまり満足していません。

 残念ながら、不完全感の残るお仕事でした。

〜 新しくなった四つ目垣や筧 〜
2016年11月6日(日)  No.4871

飛行船
 今日も快晴!

 ブ〜ンというエンジン音がするので空を見上げてみると、真上に大きな飛行船! いつもより、ずっと低くてデカイ! ちょっと低く飛びすぎでは!?

 その後飛行船は‘普通の高さ'まで上昇して、京都の空を行ったり来たりしていました。本来は兵庫から広島のイベントに移動する予定だったようですがは、天候の影響で中止して、兵庫〜大阪〜京都を飛んでいたようです。

 ゆったり飛ぶ飛行船を見ていると、何だか癒されますねぇ。


 今日は「メダカの学校」。禅宗の僧侶で、弁護士をされているという異色の講師に、法律についてお話いただきました。

 人からご紹介いただいたのですが、その方の老僧とうちの先代とは、かつては懇意にさせていただいた仲で、いまでもその方のお寺の中には、うちの先代が差し上げた皐月が植わっているのだとか。ボクも何度もお目に掛かったことがありました。老僧は82歳で亡くなって、もう25年も経つというのですから、月日の流れの速さには驚きです。

 5時から、お十夜の開闢法要。これから10日間、鉦の音が聞こえてきます。

〜 塔の上を飛ぶ飛行船 〜
2016年11月5日(土)  No.4870

落ち葉掃除は楽し?
 この頃、月参りも弟子と交代で行くことが多くなったので、今日伺うお宅も2か月ぶり。それぞれいろいろなことがあって、その近況をうかがう時間のほうが、読経している時間よりも長かったです。

 午後は落ち葉掃除。朝一番に参道などは掃除するのですが、自坊の庭などまでは手が回らないので、午後にします。

 掃除をしても、どんどん落ちてくるので切りがないのですが、しないわけにもいきません。枝に着いている葉っぱを見て、「あー、一気に落ちてくれないかなぁ」と、ちょっと恨めしい気分です。

 でも、ハッキリと成果の出る落ち葉掃除、ボクは大好きです。

〜 茶所前の朝顔 〜

2016年11月4日(金)  No.4869

文化の日
 今日は祝日なのに、法事もなし。イベントなどが多いのでしょうね。

 お天気もいいし、庭仕事にはもってこいの日和。でも、先日来、結構作業をしてきたので、めぼしい作業があまり残っていません。
 「あっ、そうだ」と、自坊の門の前の石畳を修復したり、墓地のほうへはみ出している枝を切ったり。何だかんだと、やらなければならないことは転がっています。

 午後は、風も強くなって寒くなってきたので、自室で塔婆書き。今日は法事がありませんでしたが、この土日にはありますので、大きな塔婆や小さな塔婆を書き書き。

 苦手な塔婆書きに疲れ、気分転換にお墓に調べ物に行ったら、2度、道を尋ねられました。1人は海北友松のお墓はどこか? もう1組は会津墓地はどこか? 観光客がお墓の中までウロウロされているのです。物見遊山の方が墓地をウロウロされるのは歓迎できませんが、一応、教えました。

 境内も結構色付いてきました。これからはそんな人がもっと増えるでしょうね。ポケモン探しも・・・。

〜 墓地から見た楓と塔 〜
2016年11月3日(木)  No.4868

掃除タイム
 昨日にも増して最高の秋晴れ! 早く色付いた楓が青空に映えて、本当に美しい!

 そんな中、どこかへレジャーに行くわけでもなく、地味に掃除。

 毎日どんどん散って、いくら掃除をしても甲斐がない桜。でも、やらないわけにもいきません。やったらやった分だけ、綺麗になります・・・1〜2日間ですが。

 カフェに使う建物の廊下のワックス掛けもしました。木部はちゃんと手入れをしてあげないといけません。

 そんなこんなで、午後はあっという間に過ぎてしまいました。充実した掃除タイムでした。

〜 花色が見え始めた菊渓菊 〜
2016年11月2日(水)  No.4867

メタボ検診
 朝8時から、一山総出で、引声念仏会仕様から十夜仕様へ、本堂の設えの模様替え。もうそんな季節になったのですねぇ。

 時間が中途半端になったので、京都市から案内の来ていた「特定健康診査」を受けに、かかりつけ医に行きました。

 空いていて待ち時間がほとんどないのがボクのかかりつけ医の最大のオススメどころ。心配になるほど空いていて、今日も誰も患者さんはいませんでした。

 電話をしておいたので、受付に行くと、「はい、メタボですね」と言われました。誰がメタボやねん! せめて「メタボ検診」と言ってよ! 傷つくなぁ・・・。

 特に問診もなく、検尿、血圧測定、血液検査、心電図をして、500円。ついでに、制酸剤ももらって帰りました。

 診察の仕方が‘軽い'のですよねぇ。本当にちゃんと診てくれているのかなぁと心配になります。点滴をして欲しいと言えばしてくれますし、こういうお薬を出してくださいと言えば大した問診もせずに出してくれます。それはそれで有り難いのですが・・・。

 午後は庭掃除。かふぇに備えて、最後の追い込み掃除です。

〜 自坊の屋根越しのかえでの紅葉 〜
2016年11月1日(火)  No.4866

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