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2016年8月の日記

過去帳の修正作業
 8月も今日でオシマイ。あっという間にお彼岸がやって来ます。お盆が終わってお彼岸が来るまでに、なんと日のないこと・・・。さぁ、塔婆だ、塔婆だ。

 今年のお盆から、前住職・弟子とボクの3人で塔婆を書くようになったので、かなり楽でした。

 ただ、今まではボクが整理した過去帳でボクが書いていたので、細かいことは頭の中に入っていて、特に説明書きなどは不要でしたが、そうではなくなりました。

 お盆の塔婆書きをする前に、一度過去帳を整理して、‘頭の中'のものも説明書きに置き換えました。そして、他の2人に書いてもらいましたが、「あー、そいうふうに解釈されるのか・・・」というところもあって、その部分には手書きの補正を加えました。

 今日は、それを入力して、最新の過去帳を作る作業をしました。過去帳は約500ページ。すべてを補正するわけではありませんが、もう一度入念にチェックし直し、今日は、「ア行」「カ行」の過去帳だけが完成しました。

 秋のお彼岸はお盆よりも墓参をする人が少ないので、書く枚数も少ない目。過去3年の墓参者データーを元に、‘墓参予想者リスト'も本年度版を作って、これで「ア行」「カ行」から書き始めてもらえます。

 さぁ、明日は続きをしなきゃ。でも、気分はゆっくりです。

〜 成績の芳しくない百日紅 〜
2016年8月31日(水)  No.4804

のんびり
 昨日の雨が嘘だったかのようにも思える青空。でも、思った以上に湿気がありました。

 筋肉痛が少しよくなってきました。若い? 次の登山に備えて、靴やウェアーの検討も始めました。

 午後は久しぶりに友人に会いました。2年ぶりぐらいかなぁ〜 お互いの近況を話したりしていたら、3時間ほど経ってしまいました。

 8月中は、ちょっとのんびり気分です。

〜 青空広がる 〜
2016年8月30日(火)  No.4803

おとなしくデスクワーク
 今日も筋肉痛で、ちょっと動くにも、「ヨイショ」「うぅぅー」と声が出ます。しばらくは仕方ありません、遊んできたのですから・・・。

 午後にお墓での回向を依頼されていましたが、雨のために延期したいという電話がありました。その通り、午後から雨が降り始め、時には結構強く降りました。

 お彼岸が近付いてくるのと、動きにくいのとで、今日はお彼岸準備のためのデスクワーク。去年のお彼岸に墓参された方を入力して、過去の統計で塔婆を書くための準備です。

 あっという間に、もうお彼岸か・・・。また、山に行きたいなぁ・・・。

〜 北穂登頂記念写真(8/26) 〜
2016年8月29日(月)  No.4802

筋肉痛
 夕べは、早速、さくらの安眠妨害の洗礼を受けました。熟睡できない山小屋の続きみたいです。

 筋肉痛がだんだんひどくなってきました。痛いだけではなく、時々、膝からガクッと崩れます。危なくって・・・。

 車の運転も自信がないので、お参りは弟子に頼みました。法事は勤めましたが、壇の上り下りがちょっと大変。お墓での回向も2回行きましたが、石畳は慎重に慎重に・・・。
 そんなことを除いては、体は元気。夜もいつもよりも眠くならず、体が活性化されているような気もします。

 これからは時々山歩きをしようっと。その前に、靴を買わないと。登山用のタイツも欲しいなぁ

〜 自坊の庭の萩 〜
2016年8月28日(日)  No.4801

山行最終日の大ハプニング
 朝起きても、やはり雨。次第にあがっていく予報ですが、夕べから降った雨の量を考えると、予定のコースを行くのは止めた方が良さそうです。

 同部屋の人は、みな同じ考えで、このまま涸沢へ下ることにしました。隣の布団の人は、新穂高温泉側へ降りる予定でしたが、あまり人の通らない道なので、万が一のことを考えて、やはり涸沢へ予定変更。

 朝早くの出発を考えて、朝食は弁当にしてもらっていましたが、それは途中で食べることにして、ウイダーインゼリーを1つ吸って、出発しました。

 岩のゴロゴロしたところの雨の下りを、慎重に慎重に降りていきました。若い頃は飛ばしたものですが、確実に身体能力は落ちていると自覚しているので。

 1時間ほど歩いたところで、靴に異変を感じました。見てみると、左の靴のソールの先端がプカプカと口を開けていました。靴底が剥がれてきたのです。出発前に手入れ・点検したのですが・・・。直ぐさまザックからワイヤーを出して、靴先を縛りました。これまでに何度もソールが剥がれた光景を見ているので、ワイヤーはいつも持参していました。
 時々ワイヤーを縛り直しながら、一昨日泊まった涸沢小屋へ。そこで朝食の弁当を半分食べ、ワイヤーも縛り直して、また下り始めました。

 かなり下って、横尾まであと1時間弱となった頃、急にワイヤーが緩んだのまた縛り直して歩き始めましたが、石を踏んだりするとかなり滑るようになりました。「おかしいなぁ、ワイヤーで滑るのかなぁ」と思いつつなお歩き、あまりに滑るので止まって靴の裏側を見てみて唖然! ソールがない・・・。

 今までソールの先端がプカプカ口を開けている光景は何度も見ましたが、ソール全体がなくなるのは見たこともありませんし、予想もしていませんでした。真っ平らな樹脂の底で岩を踏んでいるのですから、滑るのも無理がありません。

 これは困りました。でも、ソールをどこで落としたかわかりませんし、見つけてもワイヤーや紐では固定できません。このまま行くしか仕方ありません。でも、どこまで保つか・・・。

 ハイキングの親子連れなども訪れる横尾に到着。この先、どんな自体になるのかわかりませんので、少しだけ休憩して、先を急ぎました。

 靴の底がない、真っ平らな樹脂底で、左右の厚みの違う靴で歩くのがどれほど大変か。足で蹴って前に進もうにも、硬く締まった道は滑ってしまって、しっかりグリップできないのです。しかも、石を踏む音やズリッと滑る音が大きくて、前を歩いている人が振り返るぐらい。急いでも、とても早くは歩けません。

 横尾〜徳沢〜明神〜上高地バスターミナルの約3時間を、いつスッポリと底が抜けるかわからない、片足滑りまくりの靴で、何とか歩き通しました。靴が保ってくれて助かりました。

 靴のソールが剥がれたのは、ボクの管理不足以外のなにものでもありません。久々の登山で、しばらく放置していたのが原因です。
 下りでヨカッタ・・・。もし、お天気が良くて、登り下りを繰り返す予定通りのコースを進んでいたら、転落や滑落などの大変な事態になっていたかも知れません。本当にヨカッタ・・・。

 上高地〜京都直行バスはもちろん満席。上高地バスターミナルから新島々へ行く次のバスの時間までは20分しかありません。その次は1時間後。慌ててバスの整理券を確保して、トイレで汗を拭き、着替えをして、ギリギリバスに乗り込みました。新島々まで1時間ちょっと。そこから松本電鉄に乗り換えて約30分で松本へ。

 いつもなら、松本でステーキを食べ、ビールを飲んでからJRに乗り、名古屋の新幹線ホームできしめんを食べて帰るのがお決まりですが、今日はこんなにリスクの多い靴では歩きたくありません。

 京都・大阪行きの次の高速バスまで25分。電話で空きを確認して、これまた大急ぎでコンビニでお弁当とビールを買って、バスターミナルへ。3時出発で、7時半過ぎには高速道路の京都深草バス停で下車。それから京阪、タクシーで、8時半頃には自坊に帰りました。

 前半2日は天気も体調も良くて、ずいぶん楽しめました。今日は大ハプニングがありましたが、いい‘薬'になりました。
 靴はソールを張り替えるどころか、完全にボツです。4万円以上したのになぁ・・・まぁ、いい‘薬'です。事故にならなくてよかったです。

 今年の山行は、実り多かったなぁ〜

〜 口が開いた時の靴 / 自坊にたどり着いた時の靴 〜
2016年8月27日(土)  No.4800

北穂から涸沢岳へ
 4時半頃に電気が点き、5時に先着順で朝食。朝食をお弁当にしてもらっている人も多かったので、ちゃんと1回目に座れました。

 今日の行程は、地図上のコースタイムでは5時間ちょっとなので、急ぐ必要はありません。そう、「ゆっくり、ゆっくり」。

 小屋でレンタルの登山用ヘルメットを借りました。

 上高地に着いた時から、「ずいぶんヘルメットをかぶっている人がいるなぁ。そんなに岩登りする人が増えたの?」と思っていましたが、小屋で聞くと、「山の安全対策として、県警などもヘルメットの装着を推奨しています」ということで、事故写真なども掲示してありました。

 落石もいつ起こるかわかりませんし、滑落や疲れていて踏ん張れずに転落ということもあり得ます。特に、ボクの場合は‘直撃'なので、装着していた方が安心です。小屋で借りて、上高地で返せばいいというので、即、借りました。

 小屋の横から北穂への道は、いきなりの急登が3時間ずっと続きます。出発時間がだいたい一緒なので、道は登る人が点々と続きます。ペースに遅い早いがあるので、抜きつ抜かれつしながらも、一歩一歩高度を稼いでいきます。

 奥穂への分岐を越えたらすぐに北穂の頂上。すごくお天気が良くて、槍ヶ岳もくっきり見えていました。なかなかこんなお天気には巡り逢えないので、それだけでも来た甲斐があります。

 北穂の小屋のテラスで、槍などの山並みを見ながらコーヒーを飲みました。もちろん、美味しかったぁ。

 ところが、ちょうどこの頃、槍から北穂へ通じる「キレット」と呼ばれるところで滑落事故が起きていて、「一緒の小屋に泊まっていた人だ」「自分のすぐ後ろを歩いていた人のようです」とか、「300メートル落ちた」「落ちた時はまだ動いていた」という話が聞こえて来ました。ガスが出てきた中を、救助に向かう県警のヘリなどの音がしばらく鳴り響いていました。

 北穂から涸沢岳へ向かう道は、高度感のある難所が連続。梯子や鎖場も続き、全身を使っての登山です。

 緊張して岩登りをしてると、つい呼吸が止まってしまいます。意識をして呼吸をしながら、また岩に取り付くという繰り返しです。ガスのために高度感は薄れますが、落ちたらひとたまりもありません。

 はぁはぁと肩で息をしながら、お昼前に涸沢岳を通過し、すぐに奥穂の小屋へ。この小屋は大きく、行き来する人もずいぶん多いです。

 宿泊の申し込みをして、食堂でカレーライスを食べました。今日もちゃんと食事が食べられます。「ゆっくり」効果でしょう。

 明朝6時頃が小雨の予報なので、念のために今日のうちに奥穂に登っておこうという人が、大きな荷物を置いて出かけて行きましたが、ボクは明日、奥穂〜前穂〜上高地の予定なので止めておきました。もし降っても、奥穂は何度も登っていますし・・・。

 今日も部屋でゴロゴロしながら、登山の話。皆さん、すごい強者揃い! しかも、結構な年齢。地域的にも、宮崎、大分、島根、静岡、大阪など。百名山達成まであと4座とかいう人もいれば、「山で暮らしているの?」というほど山に入り浸っている人も。すごい・・・。

 いずれも、明日の天気が気がかりで、多くの人がボクと同じコースを予定しているものの、雨が降ったら中止して降りるとのこと。実は、このコースは以前にも一度通ったことがあります。それほどの難所があるとは思わなかったので、雨でも行く予定でした。こんな強者達が止めようというのだから・・・。

 7時頃にはほぼ全員が就寝。8時の消灯後しばらくしたら、強い雨の音が聞こえてきました。「今のうちに降っておいてくれれば、明日は行けそうだなぁ」と考えつつ眠りましたが、夜中に何度も雨音に起こされました。それでも、「朝には雨が上がっていますように・・・」と願って眠りに就きました。

 今日の布団は昨日よりも広くて幅80センチほど。いびきのうるさい人もいなくて、快適な夜でした。

〜 北穂小屋のテラス。槍もクッキリ! / 北穂から涸沢への岩場 〜
2016年8月26日(金)  No.4799

ゆったり登山
 5時半、松本バスターミナルから上高地への直通バスに乗車。上高地に着いたのは7時過ぎ。

 この時間からではあまり歩けないので、逆に諦めが付きます。いつも気分的にも体力的にもペースオーバーになるので、今回のテーマは「とにかくゆっくり」。ちょうどいいです。

 樹林とせせらぎ、そびえ立つ山々の景色を楽しみながら、明神〜徳沢〜横尾へと平坦な道を3時間。

 横尾から登山道が始まりますが、最初の1時間はゆっくりした上り。後の2時間が石のゴロゴロした急坂。「ゆっくり、ゆっくり」。

 せっかく新しいカメラを買って持ってきたのですが、花も少なくて、あまり撮るものもないのが残念です。

 涸沢ヒュッテやテント場を横目で見ながら、少し高台にある涸沢小屋へ2時過ぎに到着。涸沢に泊まる時は、華やかな印象のヒュッテではなく、ひなびた山小屋のこちらへと決めています。

 宿泊の申し込みをして、カメラを持ってテラスへ。美味しそうにビールを飲んでいる人たちがいたので、ボクも注文。2千メートル程度でも、頭痛など高山病の症状が出ることが多かったので、山小屋に着いた途端にビールを飲むなんて本当に久しぶりです。

 ザックから柿の種を取ってきて、ボリボリ食べながら、ぐいぐいっと生ビール。山小屋で生ビールが飲めるなんて、最高! 千円ぐらいしたかな?

 天気もまずまず、いろいろな人が行き来していました。また、天気がいいのは久しぶりだとかで、物資を補給するためのヘリが、ヒュッテや小屋に何往復もしていました。物資のロープを外した後の急旋回がすごーく格好良くて、みんなで「すごーい!」。パイロットも、‘観客'が多くてご満悦でしょう。

 このまま一眠りしたいところですが、寝ると呼吸が落ちるので、しばらくブラブラ。その後、部屋に入って、ひと休み。

 今日は小屋も混んでいるらしく、部屋は定員いっぱい。60センチ幅ほどの布団が1枚もらえるだけでも、まだよかったです。

 最近の登山者は、中高年というより、高年齢の人が男女ともにずいぶん増えました。同室の人の中でも、ボクは真ん中よりも下ぐらいかも。83歳という方もいて、皆を驚かせていました。

 人数が多いので、夕食は5時、5時45分、6時半と小屋に着いた順に3回に分かれて食べます。この小屋の夕食は、そんなにリッチではありませんが、充分満足できるものです。それに、普通に夕食が食べられるなんて、「ゆっくり」効果が確実に出ています。今年のお盆は2人で回ったため、体力の消耗が少なかったことも、大きく影響しているでしょう。

 部屋割りも到着順なので、同室の人は皆5時45分の組。食べ終わって、またテラスに出たりして、7時頃からは部屋で適当に雑談をしながら、8時の消灯前にはほとんどの人が眠りに就いています。

 ところが、すごいいびきの人が3人ほど。あっちが静かになったかと思ったら、こっちがすごくなり、次はこっちと、結局朝まですごい騒音。隣の布団の人は、山小屋初体験と言っていましたが、こんなにいびきの人が集中することはあまりないのに、お気の毒でした。ボクは、ヘッドホンで音楽を聞きながら、眠っては起きを繰り返していました。

〜 上高地の木道 / 涸沢ヒュッテとテント場。物資補給のヘリ 〜

2016年8月25日(木)  No.4798

お地蔵さんの日
 24日はお地蔵さまの縁日。朝、境内にある地蔵尊を一山の僧侶で拝んで回りました。

 「町内に子供はいないですから、お参りはいつでも結構です」と辻の地蔵尊前での読経を依頼してこられたご町内には、「それではお地蔵さまの日にお伺いします」と、お参りに伺いました。

 千葉から、父の父方、母方両方の親戚が父を訪ねて下さり、一緒にお昼を召し上がっていただきました。父が元気がないのを気にとめて、比叡山に来られた時に寄って下さったのです。有り難いことです。

 夕方、高速バスに乗って松本へ。今年は、‘急なこと'も起きずに、恒例の山に行けそうです。

 バスに乗る前に買ったにぎり寿司と小さなお酒で夕食。うつらうつらしつつ、約6時間で松本へ。ホテルの場所がわからずに手間取りましたが、チェックインして、少しパンを食べ、すぐ眠りに就きました。

 さぁ、明日は早くバスターミナルに行かなきゃ!
2016年8月24日(水)  No.4797

新しいコンデジ
 山行のためのパッキングをしましたが、リュックが何だかスカスカ。こんなに荷物が少なくてもいいのかなぁ・・・。

 テント泊じゃないから少ないのですが、それにしても・・・何か忘れているような。

 山行に合わせて、コンデジを買いました。今使っているコンデジは、ポイント交換でもらったもので、あまり性能がよくありません。一眼レフを持って行って壊すといけないので、間を取って新しいものを買いました。

 カメラを入れるためのウエストポーチも買いました。これで、撮りたい時にサッと出して撮れます。

 一人で歩いていると、ボクはどうしても先を急いでしまい、結果的にオーバーペースになりがちです。今回は写真を取りながらゆっくり登るのがテーマです。

 さぁ、もう一度、荷物を出して、入れ直してみようっと。忘れている物が見つかるかも。

〜 試し撮りのさくら 〜
2016年8月23日(火)  No.4796

山行準備
 一部屋使って、山行の荷物をいっぱい並べ、取捨選択を繰り返しました。

 いつも、山行の時に使う財布がありません。紐が付いていたりと、何かと便利に出来ているので、手放せないアイテム。これがないのは、ちょっと不安です。

 自室の引っ越しをした時にどこかへ紛れ込んでしまったのでしょう。引っ越し前の部屋なら、どこに仕舞ってあったかちゃんと思い出せるのですが・・・。

 あっちこっち探しましたが出て来ないので、お通夜の帰りに、登山ショップで買い求めることにしました(買いましたが、高価でした。)。

 近くのスーパーへ行って、行動食も買ってきました。あれもこれもと買ってきたら、かなりの量になりました。袋から出して、必要な個数だけ持っていきます。

 靴も、紐を外してブラッシングし、防水スプレーなどを掛けました。

 いろいろ準備をしましたが、久しぶりの山行なので、何か大事なことを忘れているような・・・。

〜 今年最後の蓮 〜
2016年8月22日(月)  No.4795

地蔵盆
 最近は、朝に明るくなるのが遅くなってきました。目覚まし時計なしで、外の明るさだけが目安で起きていたのが、さくらの安眠妨害による二度寝の影響もあって、つい20分、30分と寝坊してしまうことが多くなりました。何か対策を考えないといけません。

 今日は地蔵盆の集中日。9時半から12時まで30分刻みで各町内をバイクで行ったり来たり。少し離れたところへ車に乗り換えて1時にお参り。しばらく時間が空いて、4時が最後でした。

 京都市内は地蔵盆だらけ。至るところでその光景を見ました。統計によると、市内の町内の8割が何らかの形で地蔵盆を行っているとか。それを実際に眼で確認したようなものでした。

 炎天下で立って拝んだり、30分で拝んで数珠回しをして移動という目まぐるしいスケジュールの繰り返しもあって、やはり今年もくたびれた地蔵盆でした。

 お盆の棚経、そして地蔵盆。これで8月のハードな行事が終わりました。
2016年8月21日(日)  No.4794

地蔵盆初日
 今日・明日は地蔵盆。京都の各町内で、お地蔵さんを囲んだ様々な行事が行われます。
 マンションの公共スペース、道路にテントを張って、家のガレージを借りてなど、場所も様々。行われる行事も、福引き、金魚釣り、おやつなどいろいろで、中には地域の学校のブラスバンドの生演奏を聞かせてもらうなど大がかりなところもあります。

 夏休みが終わる前の土日に行われることが多く、今年は今日・明日に集中しました。

 僧衣を着替えるところがないので、来たままバイクで現場へ。立ったまま拝むという所も約半分あります。少しお話をして読経し、数珠回しをして、また次の町内へ移動します。

 今日は3町内だけ。多くは明日です。1つ目はマンションの集会室、2つ目はお地蔵さんの祠の前で立って、3つ目は協力してくださるお店の売り場でした。

 子供がメインですが、最近は子供がまったくいないという町内もあり、3つ目は幼い子が2人だけでした。こんなところにも少子化を感じます。

 2つ目の町内の祠で、頭とおでこを打って、血がにじんでヒリヒリ。汗を掻くと浸みて、余計に痛みました。

 その間に枕経と法事もあって、なかなかハードで痛い1日でした。
2016年8月20日(土)  No.4793

電池交換完成
 先日、電池交換をした時計屋さんに電話をすると、「あっ、出来ています」とのことだったので、取りに伺いました。

 店主は、足の踏み場もないような土間に置かれた椅子に座って、ギョロッとした目で外を見ておられました。

 「カシオの電池交換をお願いした者ですが」というと、「あっ、出来てます。これでよろしいでしょ? やり方、思い出したんやねん」と嬉しそう。

 「おいくらですか?」と尋ねると、「千円にしとこか。これ電池が2つ要るんやけどな」とのこと。「それでは悪いですわ」「いや、何遍も来てもろてるし、千円でよろしいわ」ということでした。

 時計屋さんになって60年ほどは経っておられるでしょうか。上はシャツ1枚で、ズボンは薄汚れ、足元は突っ掛けという出で立ちですが、こういうたたき上げの職人さんがボクは大好きです。

 難しい電池交換が出来たことで、おじいさんも満足でしょうし、ボクも大助かり。こんな方に、いつまでも働いていて欲しいですねぇ。

〜 蓮の葉の上に散った蘂 〜
2016年8月19日(金)  No.4792

試運転
 お盆前に買い換えた草払機の試運転をしました。

 エンジンが2サイクルから4サイクルに替わったので、音はかなり静かになりました。ただ、安全装置の関係で、エンジンの始動やアクセルの調節がかなり面倒。あまりにやりにくいので、安全装置が働かないように紐でくくってしまいました。

 草刈りヘッドは、金属の円盤からビニール紐タイプに交換。ただ、勝手に紐が出てきて、これもまたやりにくい・・・。直しようがないので、しばらく使ってみます。

 1時間足らずの試運転でしたが、まぁ、ギリギリ及第点といった感じでした。後は慣れですね。

 午後からは法事。お盆の墓参という方も、何組も来られました。
2016年8月18日(木)  No.4791

電池交換
 お地蔵さんのお参りが終わったら、久しぶりに山に行こうと、少しずつ準備を始めました。何の鍛錬もしていないので、ちょっと低めの山に・・・。

 コンパスや温度計、高度計などが付いている登山用の時計の電池が切れてしまっています。一昨年?からまったく使っていないので、無理もありません。

 この時計の電池交換は、普通はメーカーに送ってやってもらわなければなりませんが、時間が掛かって間に合いません。普通は「メーカー送りです」と言われるところを、これまでの2回は町の時計屋さんでやってもらいました。

 この時計屋さんは、おじいさんが細々とやっているお店で、時計の販売などをしている様子はなく、電池交換だけで成り立っているような感じです。

 先日、一度行ったのですが、扉が閉まっていました。前回にもそういうことがありましたが、その時はお医者さんに行っておられたそうです。

 今日は表の引き戸がガラッと開いていました。一見すると、雑然とした店内にご主人の姿がなかったのですが、よく見ると、暖簾の奥の小上がりのようなところに足が見えました。上へと辿って行くと、顔が見え、ゆっくりと上半身が起き上がってくるのが見え、ギョロッとした目の玉が見えました。

 「すみません、電池交換をお願いします」というと、おじいさんは足を引きずりながら出てきて、時計を見て、「あー、これは時間がかかります。カシオ? 30分かかるなぁ」と、ボソボソと仰いました。

 「わかりました。また、その頃に伺います」と依頼して、近くのスーパーへ。大して買う物はなかったのですが、30分を潰すために、店内をグルグル。余計なものをいっぱい買いました。

 30分では無理だろうと思い、40分ほどしてから店に戻ると、おじいさんは時計の蓋を開けたまま思案顔。「まだできてへんにゃ。どうやるんやったかなぁ。難しいなぁ」と困り果てた様子。

 「前に2回、電池交換してもらっているんです。気圧計とかが狂ってもいいですから」というと、「前にやったか? ワシがやったか? 忘れてるなぁ」とますます困った顔。「しばらく預かってもええかなぁ。明日、メーカーに電話して聞いてみるわ」と、そこは筋金入りの時計職人。簡単には諦めたくない感じでした。

 数日後にこちらから電話をすることにして、時計を託して、大きなレジ袋2つをバイクに積んで帰りました。

 できるかなぁ・・・。できなくても、まぁ、しょうがないなぁ・・・。

〜 今朝の蓮 〜
2016年8月17日(水)  No.4790

‘自然消滅'のお盆
 今日になっても墓参の方がポツリポツリと来られますが、塔婆を小さな台に並べ直したり、襖をはめたりと、玄関の奥では‘お盆態勢'の縮小作業。

 昨年までは、本堂前で行われる灯ろう供養会の準備に追われてたのが、今年は本当にゆっくりできます。

 夜8時に五山の送り火の点火。その頃に灯ろう供養会も行われるのですが、7時前頃から降り出した雨がどんどん強くなって、8時前には土砂降り。大雨洪水警報も出る始末。送り火の特集番組をやっているはずのBS放送も、激しい雨の影響で、すべてのBSが映りません。

 本堂の前に灯ろうの様子を見に行ったら、灯ろうはすべて本堂の軒先に入れられていました。例年「大」の字に並べる本堂前の白砂のところは水浸しで、全体が川のようになっていました。

 送り火を見に行きましたが、8時になってもなかなか点火しません。点いては消えを何度も繰り返しながら、歯抜け状態で少しずつ「大」になっていきました。

 傘を差していてもズボンの膝の上辺りまでずぶ濡れ。とても、他の送り火を見に行くことなどできず、早々に自坊に戻りました。

 送り火を奉拝しないとお盆が終わったような気がしませんが、こんな状態ではどうしようもありません。今年のお盆は、はっきりした区切りなく、‘自然消滅'です。

〜 本堂前の灯ろうと参拝者 〜
2016年8月16日(火)  No.4789

無事に棚経終了
 今日もバイクで、寺の近くを約30軒。ボクが午前中で、弟子が午後という分担。

 朝早くは曇り空で、だんだん晴れてきたのですが、午後になってお天気が急変。1時半頃から激しい雨となりました。また、雨雲レーダーでは次々と真っ赤な雨域が近付いてくる感じでした。

 「これでは、バイクでの移動は無理だなぁ。ボクが運転手しなきゃ!」と車で出動。弟子を乗せて4軒回った頃、空が少し明るくなってきました。「これなら大丈夫だ」と、バイクを置いたところまで弟子を送って後はバイクで回らせ、ボクは自坊に戻りました。その後は、雨も降らず、夕方6時頃には今年の棚経を終えました。

 今年はキャンセルが結構あって、棚経軒数は約220軒。13日間を無事に終えることが出来ました。

 今年は弟子のお陰で、棚経がずいぶん楽でした。弟子が1人で回ったのは1割程度ですが、車の運転をしてもらい、最後の2日間は軒数も半分ずつ。おまけに、執事の仕事をしなくてもいいので、棚経の前後に寺務所に行く必要もありません。例年の15日の夜はクタクタになっていますが、今年は余裕もあります。

 ともあれ、無事に全日程を終えることが出来て、住職としての役目も果たせました。はぁ〜、よかったぁ〜
2016年8月15日(月)  No.4788

夕立に遭う
 今日はバイクで20軒ほど。今年からは弟子と半分ずつ回ることにして、午前中は弟子、午後はボク。弟子の棚経デビューです。

 例年だったら、ウイダーインゼリーを昼食代わりにして、4時頃までは何も食べられないのですが、今日は早昼を食べてから出発。軒数も例年の半分なので、実に楽でした。

 ただ、最後のお家で読経している時に大粒の雨が降り出して足止め。娘さんがスマホで雨雲レーダーの状態を観察してくださって、「今がチャンスです!」という時に大急ぎで帰ってきました。お陰で濡れずに済みました。

 例年なら、11日からずっとバイクのところを、運転手付きの車で回り、今日・明日は半分ずつ。ずいぶんと楽をさせてもらっています。

 さぁ、あと一日!

〜 自坊の玉紫陽花 〜
2016年8月14日(日)  No.4787

キャンセルが多かった日
 今日は、29軒回る予定のうちの4軒がキャンセル。病気、奥さんの実家への里帰りなど理由は様々。

 こんなにたくさんのキャンセルがあったことは未だかつてなかったですが、11日が山の日となって、11日から16日までがお盆休みという人が増え、例年とは少し違う動きが出たようです。

 それだけキャンセルがあると、お宅によっては事前にお知らせしている時間と1時間以上のズレが出てきます。

 「○時◇分頃にお参りさせていただきます。交通事情などによって、前後することがあります」とお知らせしていますが、「すみません。1時間早くなります」と出先から電話しても、「まだ皆が揃っていません」「御供が間に合いません」などと、言われることも・・・それも然り。中には、「いつでもどうぞ。朝から準備が出来ています」というお宅もありましたが・・・。

 そこで、かなり移動することになっても、「大丈夫」というお宅へ先に伺ったり、読経や世間話を長くしたりして‘微調整'。最後のお家は、予告時間ピッタリに伺いました。11時間回って、ピッタリなんて、さぁすがぁ〜

 今日の暑さはかなり堪えましたが、何とか無事に終了。‘山'を越えました。

〜 自坊の蓮 〜
2016年8月13日(土)  No.4786

コンビニで調達
 3日の棚経開始以来、お昼ご飯は1日を除いて、コンビニで調達。

 いつもは、コースなどを考えて、「ここでお昼を買おう」とボクが弟子に指示するのですが、今日はボクが読経をしている間に、弟子が自主的に調達してきてくれました。それはうれしかったのですが・・・。

 家から家への移動時間が短いので、食べている時間がありません。おまけに、買ってきてくれたのがうどんだったので、まずは開封して出汁を注ぎ、固まった面をほぐして一すすりしたところで次の家に到着。読経して、また移動する間に、2すすり3すすり。出汁に浸かった麺をそのままにして、また到着、読経。もう1回移動する間に、やっと食べ切りました。

 巻き寿司などだったら区切りが付けやすいのですが・・・。おまけに、うどんは出汁が飛ぶし、車に揺られながら食べるのはちょっとキツイ。

 明日はどうしようかなぁ〜 若い弟子は、お腹が空くのも早いだろうから、それを考慮して、例年よりもうんと早い目にコンビニを見つけて、お昼を調達したほうがいいなぁ〜
 さぁ、明日が‘山'。今日は10時間、明日は11時間。伺うお宅も約30軒。
2016年8月12日(金)  No.4785

今年は元気
 8時出発、4時過ぎ帰着の、比較的楽な1日でした。

 でも、回るお家がだんだん市内の「田の字」の中に入ってきて、一方通行や狭い道なども多く、今年から運転手を務める弟子の車での移動に、少し緊張するようになってきました。まぁ、これもお互いの‘訓練'。

 今年は、割と元気です。帰ってきてからも、お盆明けの法事の大塔婆を書いたり、戒名を考えたり、事務仕事をしたり、余裕があります。自分で運転しない分、疲労が少ないのか? オルニチン効果か? 気合いが入っているのか? どうしてなのか、自分でもわかりません。

 夜の間に雨が欲しいですねぇ。朝夕の水やりが、ちょっと面倒です。
2016年8月11日(木)  No.4784

半分
 9時半から、本堂で真如堂一山の盂蘭盆施餓鬼法要。最近は「座れないので・・・」と欠席する方が多く、参列者は例年よりも少ない目でした。

 自坊へ戻って、手伝いに来てくださった檀家総代の方に少し早めのお昼を召し上がっていただき、1時から棚経をスタート。今日は約4時間だけでした。

 正座を繰り返している足の疲労が、一晩寝ただけでは取れなくなってきました。いよいよ棚経も佳境に入ってきたという実感が湧いてきました。軒数的には、今日が終わって、やっと折り返し点です。

 さぁ、気合いを入れ直そう!
2016年8月10日(水)  No.4783

墓地は熱い
 今日は、山科〜伏見・醍醐方面。

 山科は、「田の字」の旧市内と比べると道がわかりにくくて、苦労します。

 4月に車を買い換え、カーナビも替わりましたが、カーナビ自体は前の車のもののほうがお利口で、上手に案内してくれました。今度のは純正品ですが、アカンなぁ〜

 ボクは道がわかっているので、場合によってはナビを無視しますが、まったく道を知らなければかなり大回りをさせられます。寺を出て南へ向かう時でも、必ず今出川通のほうへ行かせようとします。ほんまにアカンわぁ〜

 今日は雲が多く、気温も35.3と少し低めで助かりました。

 帰ってから、墓地へ行って、遠方で墓参できない方のお墓に樒と水塔婆を供えて回りました。墓地は、夕方でも熱が石に蓄積されているので暑い、熱い! 墓地を出たら、汗がスゥーッと引きました。
2016年8月9日(火)  No.4782

お昼は助六寿司
 今日は嵯峨〜嵯峨野、嵐山、太秦などを回るコース。土日だったら混雑して大変ですが、幸いウイークデイで助かりました。

 天龍寺や渡月橋、虚空蔵法輪寺、広隆寺などの前も通って、ちょっと観光気分。皆さん、暑いのにご苦労さまです。

 夕方5時過ぎには帰着。今日は実働8時間半で、明るいうちに帰れました。

 棚経が始まってから、お昼はずっとコンビニのお世話になっています。お決まりは、助六寿司。巻き寿司とお稲荷さんが入っています。これなら移動しながらでも食べられますし、脂っこくもないので、お腹にもやさしいです。量的には少ないですが、お茶ばかりいただくので、これくらいで充分です。

 帰ってから、早朝に撮っておいた写真で、「今日の散歩道」をやっと更新しました。

〜 早朝の本堂前 〜
2016年8月8日(月)  No.4781

一番遅くなる日
 8時半から本堂で、真如堂の「在所」の檀家を対象としたお盆の法要。終わって墓回向をしてから棚経に出発。

 今日は日曜日とあって、仕事の車が少ないためか、道路が少し空いていました。逆に、観光地付近は混んでいたのでしょうね。

 最後のお家に伺ったのが6時半。お勤めをして帰ったら、7時半を回っていました。今日が一番遅くなる日です。

 棚経5日目、少し疲れがたまってきました。特に、足が疲れてきています。これからは気合いです。

 今日は37.1度だったようです。
2016年8月7日(日)  No.4780

37.9度!
 今日は、京都府下の宇治、久御山、城陽、京田辺近辺。11時間の行程でした。

 最高気温は、37.9度とか。もうこうなったら、35度でも38度でも一緒。猛烈に暑いことには変わりありません。

 三室戸寺あたりにいた頃、空がすごく暗くなり、ラジオでは奈良の大雨警報を伝えていましたが、結局、1粒の雨も降りませんでした。

 ところが、自坊に帰り着いて車を降りると、雨に濡れた土の匂い。聞くと、一時、土砂降りにだったとか。すぐ近くでも、雨が降った痕跡などなかったのに・・・。

 今日は水撒きをしなくて済んだので、ラッキーです! これからも、毎日とは言わないので、できれば隔日に、夜遅く、雨が降ってくれるといいなぁ〜
2016年8月6日(土)  No.4779

37.1度
 今日は大阪方面。

 京都と大阪の間の枚方から始まって、四條畷〜堺〜河内長野と7軒回って戻り、京都の高速を降りた近くで2軒。約10時間。

 その後、お通夜のために大津へ。式場の都合で7時半の開式でしたが、棚経からの帰着が遅いので、かえって助かりました。

 9時前にやっと晩ご飯。棚経期間中は禁酒をしているので、ノンアルコールビールで乾いた体を潤しながら・・・。こんな時間の食事には慣れていないので、何だか変な感じでした。

 さぁ、明日も暑いぞぉ。早く寝ようっと。
2016年8月5日(金)  No.4778

コース変更
 今日は、大原付近から琵琶湖の西側のず〜と北の方を回るコース。例年なら、琵琶湖沿いに下がってくるのですが、2軒が転居、1軒は高齢のため中止となって、コースを変えたため、お昼頃には自坊に戻りました。

 毎年、転居などでコースの再検討を余儀なくされます。先のことを考えても無駄なので、来年のことはまた来年の風が吹いた時に・・・。

 その後は、遠方の方のお墓に供えるための樒の花作り。例年は8月の1、2日にしていたのを、今日の午後に回しました。実際に墓前に供えるのはもう少し後になるので、少しでも遅い方が保ちが良くて助かります。

 刈払機の部品が来たので、取り付けようとしましたが、うまくいきません。どうも、箱に書いてある型番と実際の品物が違っているようです。交換してもらっても、また同じことになるかも知れないので、返品・返金してもらいます。

 今回の小さな部品は、4つ分ほどで、新品の刈り払い機が買える値段。エンジン回りなど他の部品も老朽化していることは確実なので、これを期に買い換えることに決めました。次は、音も静かな4サイクルエンジンにしようかなぁ〜

 「どれにしようかなぁ〜」などと考えている時間は、忙しい中にも、まだまだゆとりがあります。本番はまだこれから。
2016年8月5日(金)  No.4777

棚経初日
 今日からお盆の棚経。

 今日は、六甲山の北側から始まって、六甲山の西をグルッと回って海側へ出て戻ってくるコース。軒数は少ないのですが、移動距離が長く、高速を乗ったり降りたりします。

 最初の一軒目がキャンセルになったので、出発も40分遅くなりました。

 今年から若い弟子の運転。ナビを頼りに走っていればいいかと思いきや、時折、道を間違ったりするので、居眠りしているわけにもいきません。

 話が弾んだり、道を間違ったりしたので、途中から予定よりも30分遅れるようになってしまいました。

 最後のお家に向かおうとしていた時、自坊から電話が入り、その家のご主人が倒れて救急車で病院に行ったとのこと。棚経は中止になりました。幸い、大事には至らなかったようで、ホッとしました。

 それにしても、神戸は涼しいなぁ〜 京都とは風が違います。「神戸はいいなぁ」と思いつつ帰って来たら、京都のインター辺りから土砂降り。西の空に太陽が輝いているのに、東の方は強い雨。これで、水やりをしなくても済みます。よかったぁ〜
2016年8月3日(水)  No.4776

朝からぶっ飛ばし
 今日も朝からぶっ飛ばし!

 7時頃からアクセル全開。エアコンのフィルター掃除2台、換気扇の掃除、苗の植え替えなどを一通りやっても、まだ9時。朝の2〜3時間は、作業が捗ります。

 ちょっと休憩をした後、残っているわずかなところの草刈りを始めたのですが、急に刈払機の歯が回らなくなりました。エンジンは快調なのに歯が回らない・・・駆動系のギアに問題がありそうです。

 自坊に戻って、刈払機の長いシャフトの部分を分解しました。予想通り、シャフトの先のギアボックスの故障です。この部分は部品交換しかないので、ネットで部品を探しました。

 買ってから、もう25年ほども経とうかという機械なので、純正部品はありません。でも、刈払機は、部品の数も少ないし、それほど大きなモデルチェンジもないので、ギアボックスも各メーカーを通じて7〜8種類の汎用部品で対応できます。しかし、高い! 足元を見るような値段設定です。しかたがありません・・・。

 注文はしましたが、部品が届いて機械を直せるのは、お盆が終わってから。草刈りが中途半端になりましたが、仕方がありません。

 午後は、体力を温存して、部屋の片付けとか。明日の準備も万端です。

 今夜から、さくらの入ってこられない部屋で寝ます。夜中に何度も起こされて寝不足になるのは、暑い最中を回るに当たっては、大きなリスクです。

 さぁ、熟睡するぞ!
2016年8月2日(火)  No.4775

多動
 さぁ、8月。

 棚経開始を前に、何も予定のない、静かな日でした。

 おとなしくして、英気を養っておけばいいのですが、そういうのはかえって疲れます。早朝から、父の菊の植え替え、車の洗車など、目一杯動き回って、少々くたびれ、昼食を食べてから20分ほど夢うつつでした。

 昼からも、紫陽花の植え替えなど、細々としたことをやりました。これから半月間はそういうことができないと思うと、「あっ、あれもやっておかなければ」と、普段以上に「must」が増えます。

 今日も35度越の暑さもあって、夕方にはさすがに疲れてきて、エアコンを付けて自室でぼぉーっとしていました。

 でも、ここ数日はちょっと元気。ひょっとしたら、試供品のオルニチンが効いてるのかな?

〜 芙蓉4輪開花! 〜
2016年8月1日(月)  No.4774

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