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2016年3月の日記

引っ越しシーズン
 新しい車が来ました。年度ギリギリでした。

 今度の車は、前のよりも一回り小さくなったので、ずいぶん運転しやすくなりました。檀家宅を回るには、今度の車のほうが断然いいです。でも、まだ慣れていないので、ちょっと恐々です。

 早速、ホームセンターに行きました。ウイークデイなのにずいぶん混んでいると思ったら、今春から下宿をする学生さんたちが親御さんと一緒に、新生活に必要な物を買い求めに来ているのでした。

 あっちでもこっちでも、メモを持って、目的の物を探す親子連れを見かけました。さすがに京都は学生の街。しかも、今日行ったホームセンターは複数の大学からも近いので、余計だったのでしょう。そんなことからも‘春'を感じました。

〜 山吹も咲き始めました 〜
2016年3月31日(木)  No.4652

健忘症
 銀杏の葉っぱのエキスが認知症の改善に効果があるというCMを見て、「飲もうかなぁ・・・」と思ってしまいます。

 最近、ずいぶん物忘れがひどいのです。「この前はこう言っていたじゃないの」などと、人に言われることも多くなりました。ひょっとしたら、認知症の初期症状なのかなぁ・・・。

 先日、悪玉コレステロールが多いとう血液検査の結果を聞かされたので、DHAやEPAの入ったサプリを注文しました。食生活の改善といっても、悪玉が多いような食事はしていないし、運動もそれなりにしているので、サプリを飲んでみようかなぁと思って。

 また銀杏のサプリを飲むのでは、何だかサプリ漬け。それも嫌だなぁ・・・。

 健康の有り難さをしみじみ感じる今日この頃、体は大事にしなきゃなぁ〜

〜 もみじの花と開きかけの新しい葉 〜
2016年3月30日(水)  No.4651

蓮の定植、終了!
 4月2日にある行事の準備に、掃除をしたり、毛せんを並べたり、はたまた折り紙?をしたり。

 用事があってちょっと寺務所へ行った折、蓮の鉢を覗いて、「あー、放っておけない・・・」と思ってしまいました。今日ならまだちゃんと定植する余裕がありますが、明日以降は、2日が済まないとできません。蓮は待ってくれません。

 そこで、とりあえず泥水の中に漬けてあった蓮根を取りだし、よさそうなものを選別して、泥の中に植えました。これで一安心。数日したら、避難させてあるメダカを戻してあげましょう。

 桜の季節。訪れる人が多くなってきました。縦皮桜や枝垂れ桜など、「江戸彼岸」系の桜はもう満開です。染井吉野はあまり好みではないないので、もうこれだけでボクは満足です。

〜 朝日の中の枝垂れ桜 〜
2016年3月29日(火)  No.4650

悪玉コレステロールが高い
 どうも体調がすぐれないのですが、昨日掘り起こしてもらった蓮の苗を、今日は何としても植え付けたい・・・新芽がもうかなり伸びているのです。

 午後、濡れてもいい格好をして、蓮鉢のところへ。まだ鉢の中でとぐろを巻いている蓮根の中から、植え付けに適当なものを選別し、残りは、食用! もっちりした食感で、美味しいのですよ。

 古い土に新たに土を加え、緩効性の有機化成肥料を元肥に入れて混ぜ返し、その上に選んだ蓮根を置いていきます。今日はひとまずここまで。水が濁っていて、様子がよく見えません。明後日頃に植え付けします。

 夕方、先日受けた生活習慣病予防のための特定健康診査の結果を聞きに、医者に行きました。想像していた以上に悪玉コレステロールが高くてビックリしました。食事に原因があるとは思えません。毎朝、ウォーキングもしています。ストレスと寝不足かなぁ〜 歯医者でも、ストレスと言われましたし・・・。

 さぁ、今日からお薬飲もうっと!

〜 傘を干す夫婦 〜
2016年3月28日(月)  No.4649

寝不足ぎみ
 法事の合間を縫って、蓮の鉢の泥を掻き出そうと思っていましたが、時間が細切れで出来そうにありません。今日も職員さんに、作業を依頼。作業をしている場面を見ていませんが、きっと泥だらけになってやってくれたことでしょう。成果が見えます。

 10人ほど職員さんがいると、得意不得意、寸暇を惜しんで働く人とそうではない人、いろいろあります。誰に何をしてもらうかは、本当に難しいところです。

 不順な天候のせいか、お彼岸の疲れか、眠たくて仕方ありません。最近は睡眠時間が短いです。8時間ぐらい寝たいなぁ

〜 侘びた感じが美しい山桜 〜
2016年3月27日(日)  No.4648

黙ってみていられない性格
 今日は法事もないので、自坊の庭掃除。サツキの葉っぱが結構落ちていて、かなりの量のゴミが出ました。先日来、気になっていたのが、スッキリしました。

 蓮の鉢にボウフラ除けに入れてあるメダカを、そろそろ蓮の植え替えをしたいので、職員さん‘救出'してもらうように頼んであったのですが、作業の進み具合を見に行ったら、何と要領の悪いこと。仕方ないので、手伝いました。

 ホースを使って、サイホンの原理で水もろともにメダカを吸い出す方法がわからないみたいです。ホースを口で吸ったりしたようですが、うまくいかないとか。他の方法を伝授して、ようやく作業は軌道に乗りました。

 見ていられずに、つい手を出してしまうのはよくないのですが、やり方を知らなさ過ぎ。いつも後から反省します。

〜 夕暮れ近い頃の枝垂れ桜 〜
2016年3月26日(土)  No.4647

久々の土木工事
 職員さんに頼んでおいた作業の進展具合が気になって、とうとう手を出しました。昨年末に首・肩が不調になって以来、約4ヶ月降りの土木作業です。

 今月になって、他所から大きめの庭木3本と土が搬入されました。また、書院のシャシャンポの植え替えなどで、大量の土も出ました。庭木はすぐに植木屋さんに植えてもらいましたが、土は境内の一角に積んだままで、少しずつ職員さんにならしてもらっていました。今日はその最終仕上げです。

 石屋さんに、不要になって積んであった板石をユニックで動かしてもらい、石の地蔵尊の前に置いてもらいました。それを拝石として据えました。

 同じく、不要になって置いてあった自然石を配置。石の据え方はなかなか難しいですが、職員さんと一緒に、「こっちがいい」「もう少し右」などと言いながら、据えました。

 購入したり、挿し木などで増やしていた苗を定植。桜、銀梅花、酔芙蓉、お多福南天など、約10本を植えました。

 いままで殺風景だった一角が、見違えるように充実しました。馴染むまでには時間が掛かりますが、これからどんどんよくなっていくでしょう。

 久々に、重い石を移動したり、穴を掘ったりしたので、明日がちょっと心配・・・春が来るといいなぁ〜


〜 賑やかになった石の地蔵尊前 〜
2016年3月25日(金)  No.4646

朝イチ、探し物
 朝、重要な書類にお寺の実印を押そうと思って、いつも印鑑が仕舞ってある場所を見たのですが、印鑑がない!

 先日、法務局に行ったので、その時持っていった鞄に入っているのだろうと思って、鞄の中を探しましたが、ない。その時来ていた服?僧衣?を見ましたが、ない。

 頭の中が真っ白になりました。

 もし、このまま見つからなければ、今日押そうと思っていた書類をはじめ、すべての重要なが提出できないのはもちろん、実印を作り直して、法務局や宗派に登録し直すなど、膨大な手間がかかります。

 えらいこっちゃ・・・。

 何度も何度も探しましたが見つかりません。

 そういえば、他の印鑑もない・・・あれっ? 車の書類がすべてない・・・ ひょっとして・・・

 ありました! 車購入の契約の時に持っていった鞄の中に、実印や認印、車の契約書など、み〜んなありました!

 腰が抜けたかのように、へなへなとその場に座り込みました。あー、よかったぁ。やれやれだぁ〜

 約1時間、朝の大切な時間をロスしました。

〜 満開近し、赤門前の桜 〜
2016年3月24日(木)  No.4645

染井吉野、開花
 朝、お腹が痛くて動けず・・・風邪? 夕べ、飲み過ぎた? 月参りをお断りして、しばらく寝ていました。

 でも、今日の会議にはどうしても行かなければなりません。元気を振り絞って起き上がり、坂本へ。少し遅刻しましたが、その後は腹痛に苛まれることもなく、昼食を挟んで2時まで会議でした。

 帰って境内を一回りしたら、ほとんどの染井吉野が咲き始めていました。気象台も、今日、開花宣言。境内の染井吉野も、今日開花です!

 今日は、ほとんど墓参の方はいらっしゃらなかったようで、やっと‘日常'に戻れそうです。

〜 染井吉野、開花 〜

2016年3月23日(水)  No.4644

送別会
 ウイークデイなのに、今日も朝から墓参の方が引っ切りなし。やっと午後になって、人足が途絶えてきました。

 朝から水道屋さんが来て、トイレの修理をしてくれていました。詰まりの原因はまたしても木の根っこ。去年、同じところの木の根っこを切ってもらったばかりなのに・・・。根本的に作り替えないと、こんなことを繰り返さなければなりませんねぇ。

 夜は、天台宗の委員会のスタッフの送別会。お寺の修復と、秋に東博で行われる展覧会のため、3月末で退職されます。

 飲み放題の元を取ろうと、ちょっと呑み過ぎ、2次会も飲み放題。さすがにもうあまり飲めませんでした。

 3〜4月は、出会いと別れの季節ですねぇ。

〜 ほぼ全員が坊さんの2次会 〜
2016年3月22日(火)  No.4643

えらいことに・・・
 昨日の夕方、「書院のトイレが詰まっているので、使用禁止にしています」という報告を受けました。連休で来訪客の多い時期に「使用禁止」は困るので、朝一番に、常備してある長い割竹を使って、取りあえず開通させました。

 今日も墓参の方が多く、応対や塔婆書きの切れ間がありません。午後、少し人が減った頃、「また、詰まりました」という電話があったので、作業着に着替えて本坊へ。

 朝と同じ割竹で詰まりは取れましたが、竹の届いていないもう少し先に原因がありそうです。そこで、別の割竹を持ってきて元からの竹に針金で括り付け、パイプの中に出したり入れたり。いい調子だったので、さらに力を入れて出したり入れたり。

 突然、接いでいた竹がスポッと取れてしまい、3メートルほどの長い割竹がパイプの中に取り残されてしまいました。「えらいこっちゃ・・・」。手を突っ込んでも、手の届くところに竹はナシ。穴を掘ってパイプを露出させ、ディスクグラインダーでパイプに穴を空け、そこから手を入れても届かず・・・。

 トイレの中に行って、洋式便器を外し、そこから手を入れようとしましたが、穴のサイズが小さくて手は入らず・・・。

 大変なことになりました。結局、割竹をパイプの中に残し、洋式便器はトイレの床に転がったまま、パイプに空けた穴はそのままに、作業を断念。

 明日、水道屋さんに来てもらって、メンテナンス用にマンホールを1つ作ってもらい、そこから竹も回収してもらいます。洋式便器も元通りにしてもらいます。

 あ゛ーーーー、ドッと疲れました。

 また、自坊に戻って、来客対応。

 日の光は春ですが、風は冬でした。

〜 総門前の桜 〜
2016年3月21日(月)  No.4642

3人でのお勤め
 今日は彼岸の中日。朝から手伝いのご婦人方も来てくださって、大忙し。11時の法要までに、結構消耗しました。

 今日も法要は、前住職(貫主)に来てもらって、4月から自坊に入る青年僧も出仕し、3人でのお勤めとなりました。昨年までは一人で細々とやっていたのですが、今日は‘豪華'な雰囲気。先日来、仏間の壁にペンキを塗ったり、仏具を新調したりしてきたのが活きました。

 片付けもそこそこに、2時から葬儀。ところが、タクシー会社はなかなか電話が掛からず、掛かっても配車までしばらくかかり、また道も大渋滞。予想はしていたのですが、桜もまだ咲いていないのに、どうしてこんなに人も車も多いのでしょう。

 葬祭場に着いたのは10分前。昨日、係の人に「ギリギリになります」と言っておいた通りでした。

 定刻通りに開式。終わって火葬場へ向かうのですが、また渋滞。帰り道も大渋滞で、運転手さんが抜け道を通ってくれて、何とか帰り着きました。

 それからまた自坊の片付け。でも、人でも増えたので、ちょっと楽になり、ボク自身も例年なら「明日にしようかなぁ・・・」というところを、今日片付けるような気分でした。新人効果かな?

〜 3人でのお勤め 〜
2016年3月20日(日)  No.4641

彼岸中日の前日
 今日は、朝からずっと墓参の方の対応と塔婆書き。塔婆書きは、「○日にお参りしますので、お塔婆お願いします」という‘予約'に対応するのがやっと。

 今日から、お手伝いのご婦人方も来てくださって、明日の精進ちらし寿司の仕込み。お手伝いの方々も高齢化なので、「もうそろそろ無理かなぁ」と思いつつも続けてお願いしています。

 明日のお彼岸法要の準備も大わらわ。畳が1枚納品されていなくて、催促。

 このお彼岸から、坊さんがお手伝いしてくれるようになりました。でも、初めてのことで、まだ何もわからないので、思うようには動けません。それでも、力仕事はずいぶん楽になりました。

 夕方にやっと寺務所に行って少しだけデスクワーク。帰ってしばらくしてお通夜。帰って、また塔婆書き。

 はぁ〜、くたびれたぁー

〜 枝垂れ桜の開花、間近 〜
2016年3月19日(土)  No.4640

重要会議
 今日は重要会議。事業や会計について話し合います。

 東京から役員4人とその随行などが4人。寺務所の前は黒塗りのセンチュリーなどが3台駐まっていました。

 会議に先立って昼食。京都らしいものをということで、精進料理。こっちは、段取りなどを考えながらご一緒させていただいているので、食べたような気があまりしませんでした。

 会議は順調に終わりましたが、今日は9時頃から4時過ぎまでずっと本坊にいたので、自坊はてんやわんやだったようです。

 明日・明後日は自坊に専念です。

〜 染井吉野ももうこんなに 〜
2016年3月18日(金)  No.4639

あ〜 春だなぁ〜
 今日は、明日の重要会議の最終準備。その会議に出席される方が前泊されるのをご案内したりと、ちょっとバタバタしました。

 お彼岸の墓参の方が多いのですが、なかなか自坊にいられません。塔婆もまだ書けていません。体がもう一つ欲しいなぁ〜

 最高気温は21度。あたたかいを通り越したような感じで、土中のバクテリアが活発に活動し始めた臭いを、今年初めて嗅ぎました。

 あ〜 春だなぁ〜

〜 玄海つつじに光差す 〜
2016年3月17日(木)  No.4638

仏具のリニュアル完了!
 小分けして行っていた畳替えが終わりました。その度埃が立つので、一度大掃除をしなければいけませんが、昼間は墓参の方が多くてできません。お彼岸が終わるまで、本格的な掃除は無理かなぁ〜

 新しい仏具が、届きました。欲しかった仏具を扱っているお店があまりなく、初めての仏具屋さんに注文しました。

 注文したのはさほど大きなものではなかったのですが、仏具屋さんは大きなバッグを持てるだけ持って、玄関の前でタイミングを合わせていたかのように、約束の時間ちょうどに来られました。そんなにあたたかくないのに、汗だく。

 注文した物を受け取り、少し話をしていると、その大きなバッグから、次々とたくさんの品物を出して、並べ始めました。決して嫌な感じではなく、一所懸命さと、自分でいろいろ工夫をして作ったものだという自負を感じました。

 確かに面白い物、欲しいと思う物もありましたが、この前から仏具を新しくしたりして、今回はもうこれ以上は買えません。いろいろとアイデアを持っていそうなので、今後相談出来そうです。

 これで仏具などを新しくする‘作戦’はひとまず終了。今日は大工さんが来て、仏間の小さな手直しをしてくれているので、また埃だらけ。明日、掃除出来るかなぁ・・・

〜 木瓜と三重塔 〜
2016年3月16日(水)  No.4637

涅槃会
 朝、本堂で月遅れの涅槃会。4年ほど前に修繕してからは、安心して涅槃図を拝めます。以前は、穴が開いて向こう側が見えたり、ハラハラしながら拝んでいました。

 ご自宅での法事などを終え、午後は自坊でお彼岸の塔婆書き・・・進みません。「お参りします」と電話をいただいた方の塔婆を書くのがやっと。

 肩は凝り、腰が痛く、頭痛もしてきました。あたたかくなったら、よくなるでしょうね。

 さぁ、頑張らなきゃ!

〜 涅槃会 〜
2016年3月15日(火)  No.4636

新しい仏具
 仏間の新しい仏具が納入されました。法要をする時に、導師がいろいろな修法をするための仏具で、真鍮製。真っ新なので、まばゆいばかりに光っています。

 これまでのものは、素材が悪く、いくら磨いても綺麗になりませんでした。そうなると、だんだん磨こうという気が失せてしまいます。ボクが生まれるずっと前から使っていたものですが、これを‘いい’ものにするのが一つの念願でした。

 昨年、ある檀家の方から、ご主人が突然亡くなったショックから立ち直れた御礼にと、多額の御寄進をいただきました。「何か必要なものに使ってください」ということだったので、何がいいか思案してきました。

 今回、仏間を綺麗にする中で、「そうだ! これだ!」と思い、仏具屋さんに発注。1週間ほど経って納入されました。お彼岸などが済んだら、寄贈してくださった方のお名前や亡きご主人の戒名を仏具に彫る予定です。

 「信は荘厳より」という言葉があります。信仰する心が祭壇や堂内全体の立派な装飾から始まるという意味ですが、今回、仏間を綺麗にして、そして立派な仏具を揃えて、ボク自身が「ここで拝みたいなぁ」としみじみ思いました。

 寄贈してくださった方に感謝申し上げると共に、しっかりお勤めさせていただこうと心を新たにしました。

〜 眩い真鍮製の仏具 〜
2016年3月14日(月)  No.4634

親の介護
 今日は参列者お二人だけの法事。

 両親の50回忌と27回忌ですが、息子さんは足が痛くて来られず。お嫁さん(といっても、もう80後半)と孫さん(60歳)が来られました。

 お嫁さんは22歳で嫁がれてしばらくした後、25年間にわたって、自宅で、寝たきりのお姑さんの世話をされました。お舅さんも寝たきりになって、一時は二人の介護をされていました。

 今と違って、在宅サービスなどは何もない時代。下の世話から、食事の介護から、すべて自分でされていました。ですから、「家族で出かけたことは一度もない」と孫もおっしゃっていました。

 「あまりに立派なことだ」と近所の人が京都市に連絡。市が表彰をして、その時の新聞の切り抜きや記念品がいまだに飾ってあるそうです。

 ‘一番いい’時期を介護に捧げられたわけです。いまだったら、施設に入ってもらわざるを得ない場合もあるでしょうが、大工さんのご主人を支え、両親の介護をしながら、何かを楽しむということも出来ずに、子育てもされました。

 ボクだったら、とてもできません。

 早期退職後にヨガのインストラクターをしているという孫さんに、ヨガを勧められました。ヨガねぇ・・・。

〜 紫陽花の新芽 〜

2016年3月13日(日)  No.4635

灯ろうの火屋の紙の張り替え
 法事を2座。お勤めをしていると、張り替えていない灯ろうの紙の変色が気になって仕方がなくなってきてしまいました。

 仏間の掃除はひとまず止めて、お彼岸の準備をしなければと思っていたのですが・・・。

 1メートルほどの小さな灯ろうを分解。慶応年間のもので、あまりいいものではありませんでした。

 火屋の部分を水に浸けて紙を剥がし、障子紙を貼りました。この前もそうでしたが、電気のコードもこの際替えておこうと、電気工事。張り替えよりも、こっちのほうに手間取りました。

 復旧して電気を点けてみると、今までは紙の変色で赤っぽく見えた光が、ずいぶん白く見えました。綺麗です。張り替えた甲斐がありました。

 ところが、灯ろうはもう1対あるのです。そして、今度はそれだけが色が違って見えるようになってしまいました。

 「このままやっていては、お彼岸の塔婆書きが間に合わない。我慢、我慢」と言い聞かせて、今日は止めました。

 さて、明日の法事の時に、「やっぱり張り替えよう!」と思わなければいいのですが・・・。

〜 咲き始めた「花の木」 〜
2016年3月12日(土)  No.4633

忘れん坊の植木屋さん
 朝早く、植木屋さんの仕事の跡を見に行ったら、植え替えを頼んでおいた百日紅が掘り起こした状態で寝転がっていました。

 掘り起こしてみたらあまり状態の良くなかったようで、植木屋さんも気が入らなかったのでしょう。物陰に横たわっていました。

 抜いたまま植え忘れるなんて、あり得ないことですが、うちの植木屋さんはよく忘れます。

 百日紅1本のために来てもらうのは気の毒なので、7時半頃に「ボクが植えておくから、もう来てもらわなくてもいいです」と電話をして、その通り自分で植えました。


 朝のうちに、畳屋さんが畳を納品。3回に分けて、1週間ごとに表替えの作業が進められていますが、その度に埃が舞うので、掃除が大変です。特に、今日は仏間部分だったので、細かいところまでの掃除にかなり時間が掛かりました。

 新しい畳の香りって、最高ですねぇ。大の字になって寝転びたくなります。畳の香りを嗅ぎながら、美味しいお酒を飲むのもいいなぁ〜

 あ〜、早くそんな境遇になりたい。

〜 咲き始めたピンク雪柳 〜
2016年3月11日(金)  No.4632

新しい木の仲間入り
 「芽や根が動き出す前に、早く!」と頼んでいた椿やもみじの植え替えに、やっと植木屋さんが来てくれました。

 ユンボや自走式のユニックなど、機械もしっかり積んで、トラックやダンプで、4人来てくれました。

 書院の庭の樹齢350年ほどだったシャシャンポは、手当ての甲斐無く、枯れてしまいました。何ということはない木でしたが、これほど古い木は滅多にないので、書院南庭のシンボルツリーとなっていました。残念です。

 その後継として選んだのが、椿の「太郎冠者(有楽)」。濃い目のピンクで、花もよく目立ちます。20本以上の写真を見て、木の格好、幹の太さなどから、「これにしよう!」と決めた木が、朝、トラックに載せられてやってきました。思ったよりも大きかったです。

 シャシャンポを抜き、土壌改良をして、椿を植え、石を配置し直して、結局、夕方まで掛かりました。並行して、正面参道の一番下のもみじの植え替え。ほとんど枯れかけていて、今年の夏は越せないところでした。

 他にも、タイミング良く、他所からもらったばかりの百日紅、金木犀、椿を植えてもらいました。合計5本の木が、新しく境内に仲間入りしたわけです。

 さぁ、しっかり根付いて、お越しになった人の目を楽しませておくれよ!

 うれしいなぁ、木が植えられるのって。 

〜 燈明寺灯ろうと太郎冠者 〜
2016年3月10日(木)  No.4631

大急ぎで書類の発送
 18日の重要会議に提出する資料を、今日、事前に出席者の方々に送付する予定。このために、会計士さんも確定申告に忙しい中を、一所懸命やってくださいました。

 その会計資料が今日の11時に届きました。A3、A4取り混ぜて20枚。「丁合はこちらでしますから、どうぞ確定申告に戻ってください」と伝え、お堂の掃除をしていた職員さんなどを呼び戻して、まずは折る作業。A3を3つ折りするのはなかなか難しい。そして、丁合をしてフォッチキス止め。これを、仮決算書、予算書ともに20部。

 以前から作ってあった事業報告、事業計画などの書類と合わせて、9種類の書類をセットして、すぐに発送作業。雨の中を郵便局へ走って、投函しました。これで一段落。きっと誤字なども見つかるでしょうが、それは当日修正です。


 植木屋さんと境内を回っていて、山茱萸の植わっている本堂の裏に来て、思わず「あっ!」と声が出てしまいました。あたたかい日が続いたので、山茱萸の花が一気に開いたのです。

 雨に霞んだ境内に黄色い花がワァーッと咲いています。まさに、「山茱萸に けぶるや雨も 黄となんぬ」とは、水原秋桜子さんは実によく詠んだものだと思います。

 また寒さが戻って来ましたが、春への勢いは留まることがないでしょう。

〜 山茱萸の花の雨粒 〜
2016年3月9日(水)  No.4630

仏間クリーン大作戦
 4時にさくらに起こされてしまったので、5時間も寝ていない・・・寝るのが大好きなのに・・・。

 今日も、仏間クリーン大作戦。煙のヤニで茶色くなってしまった金属製の仏具を掃除。洗剤を掛けると、嘘のようにヤニが取れる様が面白くて、病みつきになっています。

 仏具の一部も、新しくすることにしました。

 いつも取り引きをしている仏具屋さんは、いわゆる正札販売。仏具を造っているところは、どの仏具屋さんでもだいたい同じで、利益をどの程度載せるかで価格が変わってきます。ネットやカタログで見ても、多少、価格に差があります。

 同じ物なら安い方が助かるので、1割ほど安い兵庫県の仏具屋さんに花立てや燭台を注文しました。元が高いので、1割でも結構な差になります。

 彼岸前や重要な会議前の、この忙しい時に、仏間の清掃をしなくても、もう少し余裕のある時にすればいいのに・・・。

 でも、綺麗になって、うれしいなぁ〜

〜 落ち椿 〜
2016年3月8日(火)  No.4629

灯ろうの障子貼り
 合間を縫って、仏間の灯ろうの障子紙の張り替え。張り替えるのは10年ぶり以上です。

 年末にブロアで香炉の灰を巻き上げてしまった後始末の延長で、位牌の清掃・整理、壁のペンキ塗りなどを続けていますが、一ヶ所を綺麗にすると汚れているところが目立ってしまって、しばらくは際限なく続きそう・・・。

 灯ろうも3組あるのですが、まずは一番大きなものを張り替えました。

 丸くなっている灯ろうに紙を貼るのはなかなか難しいもの。紙を濡らして、貼り付ける部分に置き、重しをして紙を曲げるのがいいと聞いていたので、その通りしてみましたが、化繊の入った障子紙ではうまく曲がってくれません。

 昔ながらの洗濯糊を塗って紙を貼り付け、タオルで叩いて馴染ませてしばらく置いておきました。

 昼間は比較的じっくり乾いてよかったのですが、夜になって少し肌寒くなったので暖房を入れると、一気に乾いて、皺が出来たり、紙が浮いたりしてしまいました。もう一度霧を吹いて一晩放置。多少は直ってくれるかなぁ・・・。

 まぁ、初回はこんなものでしょう。

 まだペンキ塗りも、垂れた蝋の掃除も、いっぱい残っています。位牌の清掃・整理は、あと3割ほどがそのまま。とてもお彼岸までには無理だなぁ・・・。

 首と肩が少しはよくなってきたものの、やはりキツイです。

〜 障子紙を張った灯ろうと掃除をした常華 〜
2016年3月7日(月)  No.4628

四苦八苦
 今日は、ほんまに忙しかったぁ〜

 朝イチ、向日市と市内南区のお宅に月参り。

 急いで帰って、11時から法事。予想外に参列者が多くて時間が掛かり、15分ほど時間が押してしまいました。12時の法事が12時15分から。納骨だったのでさらに時間が掛かり、1時の法事が20分遅れてしまいました。スミマセン。

 先日来、四苦八苦している決算と予算について、会計士さんよりデーターが送られてきたので、7時過ぎから寺務所で思案。法事が終わってから、また思案。

 前住職とボクの確定申告で、また四苦八苦。

 今日はほんまに疲れました・・・。ちょっと、休憩したい。

〜 今日もぬくたい日でした。最高気温は21.7度 〜
2016年3月6日(日)  No.4627

植物工場
 今日は「メダカの学校」。タイトルは「植物工場野菜について」。先月は、京都の伝統野菜の話だったのに、まったく真逆です。

 人工的に管理された‘工場’で作る野菜にも、メリット・デメリット双方があるでしょうが、高齢化や人口減少による農業労働力減少も、工場化を推進する理由であると聞かされ、改めてその深刻さを思い知らされました。

 それにしても、野菜って、奧が深いですねぇ。人間が恣意的に野菜を作ることの、有意さ、恐さの一端を知らされた気もしました。

〜 公開中の涅槃図 〜
2016年3月5日(土)  No.4626

ネクタイ選び
 夕方から、インドのお寺を支援する会の会議で、京都駅近くのホテルへ。ついでに、3月で退職される方へのお礼にネクタイを買いにデパートに行きました。デパートって、何ヶ月ぶり?

 ネクタイって、さっぱりわかりません。「65歳ぐらいで、予算はこれくらいで」と店員さんに告げて、後はお任せ。出来てきてもらったものを、「こっちのほうがいいかなぁ」と選ぶだけ。自分では滅多にしないのですから、何をどう選べばいいのか見当が付きません。

 インドのお寺は、来年が落慶10周年。ボクが行ったのは、もう10年前になるということなのですねぇ。そんなに前だったのかぁ・・・。

 役員の端くれとして、来年はぜひとも行かなくては。

〜 寸法直しを終えて吊された提灯 〜
2016年3月4日(金)  No.4625

今日も企業研修
 午後、久しぶりに会社の社員研修。銀行の途中入社の方で、ほぼ2ヶ月に1度、研修依頼があります。ということは、そのペースでキャリアを採用しているということでしょうね。

 新入社員と違って、皆さん、気持ちに余裕があるので、研修もやりやすいです。京都、大阪などを回って、東京に帰るようです。

 某銀行は、今春、新規採用が千人と聞いていましたが、マイナス金利などの影響で、これからどうなっていくのでしょうねぇ。

 夕方から位牌の整理。この作業、終わりそうにありません。

〜 今年も開花した石楠花もどき 〜
2016年3月3日(木)  No.4624

医療費控除
 「そろそろ確定申告の準備をしなきゃ。去年は医療費がかなりついているからなぁ」と、ちょっと楽しみに? 領収証の束を計算。

 自慢じゃないですが、3回電卓を打つと3回とも答えが違うほど、計算はダメ。医療費の束を計算するのは、本当に大変でした。

 計算の結果は・・・102,120円。がっくり・・・。申告しても200円しか返ってきません。やーめた。まぁ、医療費が少しでも安いほうがいいのですが。

 医療費控除抜きで、さっさと確定申告しちゃおうっと!

〜 寸法違いでいったんお持ち帰りの提灯 〜

2016年3月2日(水)  No.4623

今日から3月
 お彼岸を前に、檀家総代の方々に来ていただいて、お彼岸の打ち合わせ。そして、今年、満88歳になった前住職の米寿の祝賀会についても相談しました。祝賀会は5月の予定。いろいろ楽しい企画を考えなきゃ!

 昼下がりから、また仏間のペンキ塗り。急遽、畳の表替えをすることになったので、それまでにペンキ塗りを終わらしておかないと、新しい畳を汚したら大変。連日やって、結構疲れていますが、今日は我が身に鞭を打ってやりました。

 目立つ大きな壁はほぼ綺麗になったので、ペンキ塗りはひとまず置いて、位牌の清掃と調査、元に戻す作業をお彼岸までにやってしまいたいと思っています。

 タイムスケジュールが、いっぱいいっぱい。

〜 今朝の雪 〜
2016年3月1日(火)  No.4622

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