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2015年9月の日記

寝不足
 夕べも熟睡できませんでした。

 さくらがよく鳴き、部屋の引き戸をガタガタやっているかと思えば、とうとう戸を開けて入ってきました。

 入れてあげたいのは山々なので、しばらく自由にさせていたら、あちこちを探検。電話が鳴ったり、仕舞い遅れている扇風機が動いたり。これでは寝られないと部屋から出したましたが、さくらももう要領を得ているので、また入ってきました。

 そんなことを3度繰り返し、とうとう諦めて好きにさせていると、そのうちボクの布団の上に乗ってきて、足の間でゴロンと横になりました。さみしかったのですよねぇ・・・わかってはいるのですが。

 足の間で寝られたので、寝返りも打てません。肩も凝りました。

 朝になってみると、さくらは部屋に入れてとも言わず、廊下の慣れ親しんだ座布団の上で、ゴロリと寝ていました。さくらは寝ていられるからいいですが、こっちは片付けの追い込み。1日バタバタして、眠たいやら疲れるやら・・・。

 今夜は最初から入れてあげようっと。

〜 浅葱斑、今日は2頭飛来 〜
2015年9月30日(水)  No.4469

工事第2段、スタート
 夕べも、さくらが鳴いて、部屋の入り口をトントン叩くので、すっかり寝不足。さみしいのに違いないのですが、最初は狭い‘領域’を確保させたほうがいいというので、部屋には入れないようにしているのですが・・・。

 今日から、大工さんは別棟の工事。階段に足場板を置き、一輪車が通れるようにして、壊した廃材を搬出。かなり急勾配なので、「わぁ、止まらへん!」などと大変そうです。さぁ、いつまで掛かるかなぁ・・・。

 今日ももちろん引っ越し後の片付け。大きなものの移動はほぼ終わり、少し形が見えてきました。細かい物を片付けて、後は使いながら修正の繰り返しです。これも半月ほどは掛かりそうです。

 さすがに疲れがたまってきました。

〜 本堂越しの花の木の紅 〜
2015年9月29日(火)  No.4468

浅葱斑、飛来す!
 月参りに伺った後は、ひたすら‘引っ越し’後の片付け。

 ‘あっち’のものを‘こっち’に移動するために、‘こっち’のものをどこかへ仮置きしたりしているので、客間まで荷物だらけ。しばらく法事がなくてよかった・・・。

 いつになったら片付くことやら・・・。先は長いなぁ〜。おまけに、明日からは別棟の改装工事。そっちのものも移動しなければならず、まったく収拾がつきません。

 でも、そんなことを言っている場合じゃないので、寝不足気味を堪えて、とにかく片付け。

 3時過ぎに本坊の前に行くと、藤袴の花に、待ちに待った浅葱斑が来ていました! 「わぁー、来た!」と大騒ぎ。それを聞きつけた職員さんたち3人がやってきて、ボクと4人がかりで撮影会。

 うれしいなぁ〜 今年もやってきました、浅葱斑! 疲れも吹っ飛んだような気分でした。

〜 藤袴の花と浅葱斑 〜
2015年9月28日(月)  No.4467

お引っ越し
 今日は自坊の中での‘引っ越し’。母屋と離れの家具などの入れ替えで、自分では出来ないので、引っ越し屋さんに頼みました。

 引っ越し屋さんが来てくれたのが3時過ぎ。それから、箪笥や洗濯機などを交互に移動。終わったのは6時過ぎ。それから片付けを始めましたが、ここしばらくそんなことばかりしているので、もうヘトヘト。夕食がないので、車でココイチに買いに行き、寝るまで作業をしましたが、まったく‘無法状態’です。

 改修したトイレや洗面所も今日から使い始めましたが、慣れないので、動きがチグハグです。

 一番の問題は猫のさくらのお引っ越し。2005年4月にうちに来てから、ずっと住んでいたところを替わるのですから、それはもう大変。

 新しくした壁紙などの養生、移動を制限するためのガードなどを付けて、さくらと一緒にトイレやキャットタワーなどを移動。

 最初は、狭い場所で自分の領域を作らせた方がいいというので、廊下だけで居させることにしました。

 慣れない環境に、さくらは不安げ。気も立っていて、2回ほど本気で怒られました。夜中も断続的に鳴くので、寝られませんでした。

 おまけに、埃で喉をやられて、咳ばかり。

 片付けはしばらく続きます。さくらは、いつ慣れてくれるでしょう・・・。

 中秋の名月どころではありませんでした。

〜 酔芙蓉の蕾と三重塔 〜
2015年9月27日(日)  No.4466

改修工事第1期、ほぼ終了
 改修工事の第1段が今日で終わる予定。大工さんは、建具などを取り付けた後、養生を撤去。水道屋さんは、便器や洗面ユニットなどを設置。電気屋さんは照明器具やスイッチなどを取り付け。いろいろな業者さんが入り乱れて作業をしてくださり、6時過ぎ頃に終了。

 ただ、トイレの手洗器がまだ入荷せず、そのスペースには段ボールが貼り付けたまま。居室のエアコンも後日。早く頼んだのになぁ〜

 ボクは、第2期工事に工事の準備などをしていましたが、職人さんの邪魔になりそうなので止め、山のような荷物の整理をしました。また、古紙交換にお願いする物がいっぱい! もう置く場所がありません。

 喉が治ってきていたのですが、またおかしくなりそう。マスクをしていても、やっぱり埃を吸ってしまっています。

 自坊がらみの忙しさが、まだ当分続きます。

〜 コスモスと萩 〜
2015年9月26日(土)  No.4465

小雨禍
 檀家宅に月参りに伺おうとしたら、いつも駐めているコインパーキングが2つとも満車。早朝まで雨で、まだ降りそうな感じだからでしょうか? 近くで建築工事をしている様子もなさそうですし・・・。付近のパーキングもみな満車。ウロウロして、少し離れた場所に駐めて、歩きました。

 いままで満車だったことはなかったので、ちょっと焦りました。

 夕方から、企業グループの人事担当者が参列して、社運隆昌・社員の身体健全の護摩祈祷法要。創業者のお墓などへ参詣した後、皆さんは近くの料亭へ。

 食事後、十五夜に合わせて行われるお月見コンサートにも参加される予定だそうですが、夕方にも小雨が降って、名月を見るのはどうやら無理。残念ですねぇ。

 長い間使っていた電動ドライバーのバッテリーがダメになり、代替バッテリーは新しい製品を買うぐらい費用が掛かるので、結局買い換えました。

 これで、家の整理作業がスピードアップしそう!

〜 苔の上の桜落ち葉 〜
2015年9月25日(金)  No.4464

明日は我が身か・・・
 境内の意外なところに、電動アシスト自転車が駐めてありました。職員さんに聞くと、お昼過ぎから駐めてあるようでした。

 気になって、5時半頃に見に行ったら、まだ駐まっています。自転車の様子からして、お年寄り? お墓参りに行って、そのまま帰って来ていない・・・ひょっとして、お墓で倒れているのでは?

 盗難というよりもあまりにも不自然だったので、警察に電話しました。15分ほどで巡査が来てくれ、防犯登録と車台番号を照会して、所有者がわかったようですが、所有者は家を出たまま帰って来ていないとか。「ひょっとして?」と、巡査と二人で、境内や墓地の中を探して回りました。

 さらに詳しい情報が入ってきて、自転車の所有者は中京区在住の昭和7年生まれの男性。家人の話では、お墓は真如堂にはなく、ただ参拝に行ったとのこと。また、無線が入ってきて、チラッと聞こえたその姓名に、「えっ!? いま、何という名前と言っていましたか?」と聞き直し、巡査がさらに確認すると、まさしく自坊の檀家。古いお墓があります。

 また無線が入って、その男性がいまパトカーで境内に向かっているとか。お墓参りをした後、用事があって近くへ行っていたけれど、自転車を駐めた場所がわからなくなってしまったとのこと。

 それを聞いて、何となく顛末がわかった気がしました。

 8月10日、お盆の施餓鬼法要の朝、お墓の管理人が困った素振りをしているので聞いてみると、墓参に来た人が自転車の鍵が開かなくて難儀しているとか。行ってみると、自坊の檀家のSさん。既に鍵を半分つぶしてしまって二進も三進もいかなくなっていたので、ボクが工具を持ってきて完全に鍵を壊し、帰れるようにしてあげました。「お墓は行かないのですか?」と聞くと、「また出直します」とのことでしたが、それっきりでした。プライドが傷ついたのかも知れません。

 今日、自転車を駐めたのはお墓とは正反対の場所で、いかにも不自然。お盆の時の経緯があるので、墓地の管理人やボクに見つかるのが嫌で、いつもの場所とは違う、思いも付かない場所に駐めたのでしょう。そんな場所だから、わからなくなった。それが事の発端だと思います。

 今日、墓参をされたのは1時半頃。それから4時間余り、長くは歩けないSさんが、どこへ行っていたのかはわかりません。その間に、どこに自転車を駐めたのか、まるでわからなくなっておられたのです。

 パトカーに連れてきてもらったSさんは、巡査に「自転車の鍵は?」と聞かれ、ポケットから小さな鍵を出しました。今日駐まっていた自転車の鍵はチェーン錠だったので、ボクが、「それはお盆の時に壊した鍵ですよ。番号の鍵ですよ」と言ってもキョトンとしています。鍵を替えた記憶も曖昧。巡査が何度か尋ね直したら、ふと、4桁の番号をおっしゃいました。大正解! チェーン錠は開きました。

 その後、パトカーがSさんを自宅まで送って行きました。暗い中、とても自転車では帰れません。自転車は巡査の一人が乗ってきました。暑までかな?

 墓参はいつもSさんひとりで、他の家人には会ったことがありません。法事をされたこともありません。かーなり頑固な方で、家の人が何を言っても聞こうとはしないのでしょう。でも、もうそんなことを言っていられないところまで、認知症が進んでいると思います。

 檀家の中には、失踪宣言されて、行方知れずのまま御戒名を付けた人もいます。失踪宣告を申し立てる年が来るのを待っている家族もおられます。決して珍しいことではありません。

 Sさんがそんなことにならなければいいですが・・・。少なくとも、もう自転車は止めたほうがいいですね。

〜 雨の中の萩 〜
2015年9月24日(木)  No.4463

お中日
 今日はお彼岸のお中日。お天気もよく、たくさんの人がお参りになりました。

 自坊では、お中日の法要はせずに、お参りの都度、それぞれ拝ませていただくようにしています。今年は連休でお参りが分散し、混むお中日を避ける人も多いので、今日は例年よりも少ない目。それでも、お昼ご飯は2時頃になりました。

 読経しているよりも、お参りの方々とお話ししている時間のほうが長いくらいで、忙しいながらゆっくりしたお中日でした。

 夕方から家の片付け。27日に引っ越し業者に依頼して、家具などを移動してもらうので、それまでに準備をしなければなりません。もちろん、それまでに改修工事が終わっている必要があるのですが・・・。

 前住職が置いていった本棚の整理だけで大仕事。古〜い仏教学の本は、捨てることにしました。紙も悪く、シミだらけで、読むことは絶対にないでしょう。

 マスクをしてやっていますが、喉にいいわけがありません。あー、いがらっぽい・・・。

〜 色付いてきた山茱萸の実 〜
2015年9月23日(水)  No.4462

塔婆ギリギリ完成
 墓参の方の応対の合間に塔婆書きをして、夕方、何とか作業を終えました。

 それから、自坊の歴代のお墓や遠方で墓参に来られない方のお墓に供花と書き上がった水塔婆、線香を御供えしてまわり、ようやくこれでお中日が迎えられます。やれやれ・・・。

 大工さんには、お中日は休んでくださいと行ったので、他の工程を考えて納期から逆算すると、今日が最終日。夜8時まで頑張ってくださいました。後は電気屋さんと内装屋さんです。

 家中が埃だらけで、喉がまたいがらっぽくなってきました。用心しないと。

〜 浅葱斑にアオスジアゲハ 〜
2015年9月22日(火)  No.4461

あちこち大渋滞
 今日も墓参の方が引っ切りなし。連休で、お天気もいいためか、普段来られない方もお見えになりました。

 ボクも、なかなか自坊にいないものですから、「あら、住職さんがおられるって、珍しいですねぇ」と何人かの方から言われました。そんなに珍しいかなぁ・・・。

 午後は、三十三間堂の隣のお寺で、恒例の大般若転読会。いま、京都市では琳派関係のイベントをやっていて、宗達の板絵のあるこのお寺も訪れる人が多いとか。

 とにかく道が混雑しているので、行きは早目に自坊を出ました。帰りはさほど急きませんが、裏道を選んで帰りました。でも、みな考えることは同じで、裏道も大渋滞。

 京都市が四条通を狭くしたため、普段から付近の道は渋滞。その余波が、今日のような日にはどんどん広がっています。

 いつもの3倍ほどの時間を掛けて、ようやく帰り着きました。連休は、余程の用事がない限り出かけるものではないと、しみじみ思いました。

〜 よく咲いていた萩 〜

2015年9月21日(月)  No.4460

始まってしまった・・・
 今日は彼岸の入り。お天気もよくて、たくさんの方が墓参にいらっしゃいました。

 墓参の時にお渡しする水塔婆は、まだ「ま」までしか書き上がっていません。

 秋のお彼岸はお盆に比べてお参りの方は少ないので、過去3年の‘お参り履歴’に‘勘’を加えて、来られそうな方だけを書いています。

 でも、「ま」以降の方が来られると大慌て。「ま」以前でも、‘フェイント’でお越しになると焦ってしまいます。

 昼食も何度中断したかわかりません。「入り」の日はお参りが少し多いので、明日は少し楽になるかも知れません。

 夜の間に「や」まで書きました。明日、完成するかどうか・・・。


 大工さんは、連休返上で工事。法事の間だけ、工事をストップしてもらいました。

〜 真如堂の墓地 〜
2015年9月20日(日)  No.4459

お彼岸の入り?
 今日から5連休、人によっては9連休という人も。

 お彼岸は明日が入りですが、今日はお天気もよく、道も少し空いているだろうと、たくさんの方が墓参にお越しになりました。

 普段は植木屋の格好でいますが、今日はお参りが多いだろうと、ちゃんと僧衣でいて大正解。「いやぁ、御住職がおられるのは久しぶりです」などと言われました。

 改修工事の大工さんは、次々とお願いした追加工事のため、納期予定日に間に合いそうにないため、連休中も休日返上で作業。「お中日だけは休んでください」とお願いしました。

 明日もお天気がいいので、きっと墓参の方も多いでしょう。気持ちのいい秋の佳日でした。

〜 晴天の境内 〜
2015年9月19日(土)  No.4458

重要法要
 今日は某企業グループの物故社員慰霊法要。雨が心配されましたが、朝の青空を見て一安心。

 8時前頃から、企業グループのスタッフが次々と来寺し、最終確認やどの会社がどの位置に車を駐めるかという細かい点まで最終チェック。

 9時半前頃から黒塗りの車が一気に来始めて、あっという間に黒塗りの車だらけになりました。

 10時から法要開始。亡くなって320年経つ創業者のお墓や物故社員の慰霊塔に参拝されました。

 今月から始まるNHKの朝の連ドラの主人公が同一族の出身であるという紹介も、今年はオプションで追加。案外、皆さん、朝ドラをご覧になっているようです。

 昼食を召し上がって、1時前に終了。一気に黒塗りの車は1台もなくなりました。

 その後、系列銀行の外国人社員の研修。先ほどの法要には、同行の社長と持株会社の社長が揃って参列されていました。

 企業が外国人の方を連れてこられるのは、その会社の歴史と伝統、永続性などを見せたいからなので、細かい説明よりはそこの重点を置いて説明しました。もちろん、通訳を交えて。

 4時に予定通り終了。

 長い1日が終わり、ホッとしました。

〜 黒塗りの車と待機する秘書さんたち 〜
2015年9月18日(金)  No.4457

降ったり止んだり
 今日は降ったり止んだり。晴天がなかなか続きません。

 今日は、明日の大きな法要の準備。

 雨の合間を見てテントを建てたりしましたが、外の掃除ができません。明朝しなければいけない作業が増えました。

 外での行事もあるので、晴れて欲しいですけど、今日のようにコロコロ変わる天気が一番くせ者です。曇り・雨両方の準備を整えて、明日に臨みます。

 さぁ、明日は大変だぁ。

〜 薄暗い中の彼岸花 〜
2015年9月17日(木)  No.4456

寸暇を惜しんで塔婆書き
 今日はお天気もよくないので、ほぼ、自坊でお彼岸の塔婆書き。

 檀家の皆さんに、「まだお塔婆が書き上がっていないので、お参りの時はお電話をくださるとお待たせしないで済みます」と葉書を出したので、今日はいっぱい電話がかかってきました。寸暇を惜しんで書いている割りには、進みませんねぇ。

 こんを詰めているせいか、歯が痛みます。今日も歯医者に行って、かぶせを少し削ってもらいました。次は連休明け。休みの間、痛まないといいのですが・・・。

〜 萩もそろそろ見頃 〜
2015年9月16日(水)  No.4455

蜂退治
 「軒下にスズメバチが巣を作っています」という報告を受け、現場へ。蜂が飛んでいるあたりに梯子を掛けて登ってみましたが、二重になっている屋根の間に巣があるらしく、肉眼では見えません。

 仕方がないので、市販の殺虫剤スプレーをあっちから、こっちから何度も掛けました。掛ける度に、ワァーッと蜂が飛び出してくるので、こちらも一目散に退避! そういうことを何度か繰り返して、10匹ほどは退治したのですが、蜂はまだまだいそうです。

 この作業を繰り返すしかないですねぇ。明日もまた蜂退治です。


 雨漏り箇所を特定するために、屋根にも登りました。

 屋根に登ると、回り中、屋根だらけ。これでは、次々と雨が漏っても仕方がないと思いました。建物なんて、よほどの必要がない限り、建てるものではないですねぇ。

 寸暇を惜しんで塔婆書きをしていますが、なかなかです。

〜 ヒヨドリジョウゴの花 〜
2015年9月15日(火)  No.4454

朝イチ、焼却場
 朝から、快晴! こんなに気持ちのいい晴天は何日ぶりでしょう!? あちこちの窓を開け放ちました。

 溜まりに溜まったゴミを捨てに、京都市東北部の焼却場に行きました。

 食器棚2、整理箪笥1、下駄箱1をつぶした廃材の他に、要らなくなった食器をガラ袋に10。その他、除湿器や電気ヒーターなどを満載して焼却場へ。

 月曜日の朝イチだったので、少し混んでいましたが、廃棄物をベルトコンベヤーにどんどん放り込んで、あっという間に荷台は空っぽになりました。出場の精算時に重量を量ると、捨てた物は400キロ未満でした。

 もう1回は捨てに来なければなりません。かなり要領が判ってきたので、いつでもOKです。

 後は、塔婆書き時々片付け。

 いま、大工さんが、家の真ん中を貫く廊下を工事しているので、家の中の移動が難しく、外から回ったり、工事中を突っ切ったりと、大変です。

〜 快晴! 〜
2015年9月14日(月)  No.4453

お寺の結婚披露宴
 午後から、市内の天台宗のお寺の結婚披露宴。新郎はそのお寺の子息、新婦も大きなお寺に勤めておられたということから、100人ほどの参加者の3割程度は坊さんでした。
 結婚披露宴だからといっても、出席する坊さんはみな僧衣。知らない人が見たら、とても披露宴だとは思えないでしょう。

 最近の結婚式は仲人もなく、披露宴でのお二人の紹介も、司会者が簡単に読み上げるだけ。時代によって様変わりするのですねぇ。

 お幸せに・・・。

 会場からの帰りに安全保障関連法案反対のデモに行き当たって、来る時の3倍の時間がかかりました。タクシー代も倍。

 帰ってからは、暗くなるまでに少し時間があったので、また自坊の片付け。夜は塔婆書き。ゆっくりする時間はまったくありませんねぇ。

〜 茶所前の花壇も秋バージョン 〜
2015年9月13日(日)  No.4452

意思の疎通
 朝イチ、正面参道の生垣の刈り込みをしました。

 片付けまでしている時間はないので、職員さんに片付けと、今日して欲しい作業を伝えて、自坊へ戻って法事。

 11時から法事を始めると、外からエンジンの音が網戸からダイレクトに聞こえ始めました。よりによって、自坊に近い場所の草刈りを始めたようです。でも、ボクは壇の上で読経をしているので、うるさいから止めるようにと制止するわけにいきません。鉦や拍子木を大きめに叩いてみたりしましたが、一向に気が付きません。

 寺での読経を終えて、墓前回向に行く間に、職員のところへ行って、「法事をしているのに、どうしてこんなところで草刈りをするのですか! ここをやって欲しいとも頼んでないでしょう!」と怒りました。職員さんの、「そういえば、あちこちの塔頭で法事の人が入って行くと思っていたのですが・・・」という答えに唖然。

 日頃から、土日は法事があるので、塔頭の近くで音を立てるような作業はしないように言ってあるのに、それも忘れ、しかも法事をしているのがわかっているのに作業を止めない。さらに、せかっく花が咲きだした、境内一番咲の彼岸花まで倒してしまっています。

 後から、朝頼んでおいた場所の草刈りが出来ていないのに気が付きました。今日音を立てても差し支えない場所の草刈りを頼んでおいたのですが、そこをせずに、どうして塔頭の邪魔になるような場所の草刈りを・・・。

 はぁ〜 もう言葉になりませんでした。

 説明の仕方が悪かったのかなぁ・・・。最近、忘れたり勘違いが顕著になってきている職員さん。困ったなぁ〜。

〜 倒される前の、朝イチの彼岸花 〜
2015年9月12日(土)  No.4451

‘破壊’活動
 午後は、自坊の片付け。

 月曜日から別の場所の工事が始まるのにあわせて、いろいろなものを移動しなければなりません。いま工事中のところが終わったわけではないのですが、たとえばクロスを貼るなどいう工程をまとめてしてしまいたいので、それを合わせるために、あっちもこっちもということになるわけです。

 今日は、食器棚を2本、下駄箱を1つ、バラバラに壊しました。

 両方、ボクの子どもの頃からあったもので、合板作りの安物。合板が傷んだりしていたので、いとも簡単にバラバラになりました。

 しかし、どれだけ不要な家具があるのでしょう。今までに、タンスなども含めて10棹以上を壊しました。不要な食器だけでも山のよう。

 今日は、リサイクルショップをやっている作業所へ、使わないままの引き出物などを持って行きました。古紙リサイクルへもたくさんの段ボールや本を引き取ってもらいました。明日は、人から処分を依頼されて預かったままのLPレコードを、月曜日は古書を引き取りに宅配業者がきます。それでも、まだ処分しなければならないものが次々と出てくるでしょう。

 昼間は‘ぶっ壊し’、夜は彼岸の塔婆書き。手が震えて、ますますヘタ字になっています。

〜 快晴の境内 〜
2015年9月11日(金)  No.4450

水害
 台風一過で晴れるかと思っていましたが、時々青空が見えたものの、ほぼ曇り。時々小雨でした。

 午後からは、大津・坂本で会議。

 栃木の人は、いったん寺を出たものの、交通が寸断状態で来られないとか。スカイプを使って、バーチャル出席となりました。

 「テレビを見ていると、まるで震災の時の津波のようです」と言っておられましたが、想像が付かず。帰ってテレビを見て、家がいとも簡単に流されている映像に唖然としました。

 こちらでは何の被害もなかった、台風とは思えないような天気でしたが、栃木ではあんな被害が・・・。本当に恐いですね。

 たくさんのヘリが一斉に救助する光景が、とても頼もしく思えました。

〜 朝顔と萩 〜
2015年9月10日(木)  No.4449

停電
 午後、停電。台風の影響ではなく、電気工事です。台風は、ごく普通の雨程度で済みました。

 大工さんたちは作業を続けるために、延長コードで給電してもらっていましたが、家全体は無理。暑い盛りではなかったので、冷蔵庫のダメージもそれほどでもなかったかも知れません。

 ただ、ボクも部屋は照明がないと薄暗くて、お彼岸の塔婆書きができません。仕方がないので、縁側近くに机を出して、そこで塔婆書き。雨に濡れる庭の景色は最高ですが、庭を見ていたら作業は進みません。それでなくても、ぜんぜん進まないのに・・・。

〜 庭を見ながら塔婆書き? 〜
2015年9月9日(水)  No.4448

内定者研修
 雨の中、今日も銀行の内定者研修で、30人が来られました。

 まだ学生ですし、会社側も‘お客様’扱い。皆さん、普段着のリラックスした感じで、また関西の大学に通う人たちばかりなので、‘関西のノリ’です。

 約1時間半のレクチャーと参拝の間、いろいろなことを気楽に話し掛けてきます。

 「お話の内容は、毎回違うのですか?」「今のお話の中で、『大文字焼き』ではなくて『送り火』というところが、MAXの盛り上がりの部分ですねぇ」とか、何でも言ってきます。

 本堂の落とし金具に付いている蝉の細工を見て、「キャァー ゴキブリ!」と叫ぶ女子がいるかと思えば、「いま、読まれたお経、子供の頃におばあちゃんと一緒にあげました」とか。「紅葉の頃にまた来たいですが、‘タダ’で入れてもらえますか」など、あっけらかん。

 入社後すぐは、皆さんかしこまった雰囲気ですが、今日はこちらもリラックスして楽しく過ごせました。

 来週は、海外採用の外国人、秋採用の新入社員、再来週は懇親旅行を兼ねた研修と、当分、研修が続きます。

〜 庭をスマホで / 墓所参拝 〜
2015年9月8日(火)  No.4447

和風シーリングライトの改造
 3間続きの客間の蛍光灯が急に点かなくなってしまいました。電球に問題はないので、インバーターの基盤が壊れたのだと思います。

 器具は20年ほど前のもの。基盤の入手は出来ません。

 同じような形のものを探しましたが、すべてLEDに変わり、蛍光灯の器具はわずかな在庫品。どちらにしても高い! 定価で7万。売値でも3万弱。3間揃うように替えると10万円近く掛かります。

 どうしたものかと思案していましたが、土曜日の「メダカの学校」で座禅の実習をしていた時、ハッと思いつきました。ありがたや座禅!

 蛍光灯ユニットを外して、代わりにLEDの電球にしよう!!

 材料を仕込んで、今日、取りかかりました。

 蛍光灯や基板を外すのはごく簡単。そこに電球ソケットを直づけするだけ。作業は、ソケットのねじ穴を開けるのと、器具が目立たないように色を塗るだけ。あっという間に完成!

 早速、電球を付けて、天井に取り付けてみました。

 色温度などは他の2つとほぼ一緒。でも、ちょっと暗い。蛍光灯は2球合計で70W程度だったので、100W相当のLED電球を付けたのですが・・・。
 それと、器具の真下と回りの明るさが極端に違います。広がりがないのはLEDの特徴なので、「広配光」タイプの電球を選んだのですが、ぜんぜん「広配光」ではありません。器具の形状も関係していますが・・・。

 ん〜〜 取りあえずは、これでしばらくやってみましょう。ほぼLED電球代だけで改造できたのは、よかった、よかった。

〜 電球に入れ替えた和風シーリング / 真下だけが明るい・・・ 〜
2015年9月7日(月)  No.4446

片付く目処が立ちません
 朝から夜まで、ずっと降ったり止んだり。もう雨には飽きました。

 法事の後の墓前回向は、雨の日は大変。狭い通路を傘を差してすれ違いながら焼香をしたり、線香の火が消えてしまったり。雨の時は、濡れてもかまわない僧衣に着替えてお墓に行きます。

 後は、ずっと家の片付け。いつ片づくのか目処が立たないほど、家中ぐちゃぐちゃです。家具も、食器も、まだまだ捨てなければなりません。

 そんな中、ネットで注文した下駄箱が、予想外に早く届いてしまいました。不具合は1週間以内に報告しなければならないので、早速組み立てましたが、置く場所の床はまだ貼れていません。しばらく座敷で待機です。

 片付けにも疲れてきました。彼岸がもうすぐそこまでやってくているというのに・・・。

〜 雨に濡れる酔芙蓉の花 〜
2015年9月6日(日)  No.4445

研修頻り
 9月になって、社員研修が2、3日に1度ほどの頻度で行われています。

 今日は信託銀行の岐阜支店の有志10人。10月にももう一度、別の有志が訪れます。「行って、よかった」という評判が広がったようです。

 一昨日は、同じ会社の関西の内定者研修で30名。10月にももう一度あります。今日の夕方には、リフレッシュ休暇を利用してお越しになった同社の社長秘書という女性とたまたま出会ったので、少しご案内しました。「一度、来てみたかったのです」とおっしゃっていました。

 来週も研修や研修の打ち合わせが予定されています。会社の‘ルーツ’を訪ねるという気運が年々高まり、こちらも特化した冊子を作ったり、パワポでわかりやすく説明するように工夫したりと、‘質’の向上を心掛けています。

 研修予定がどんどん入るので、ボクもスケジュールもタイトになってきます。でも、今日のように、有志が自主的に来られたり、フラッと訪ねてくださるようのは、いいですねぇ〜 気構えが違いました。

 期待したほどの秋晴れではなかったですが、窓を開け放ち、新しい畳に風を通すことができました。

〜 桜の返り花 〜
2015年9月5日(土)  No.4444

坂本のパン
 午後から坂本で会議。お盆のある8月は会議などはなかったので、久しぶりです。

 坂本に行った時、ほぼ立ち寄るのがパン屋さん。寮生活をしていた高校時代によく行ったパン屋さんです。

 ここの1袋300円のサービス品を買うのが楽しみ。ビニール袋にギッシリと菓子パンが詰めてあるのですが、何が入っているかは帰ってからのお楽しみです。

 あまり成果の上がらない会議でした。

 自坊は、相変わらず工事の真っ最中。不具合がいろいろ見つかって、当初の予定よりも工事箇所がずいぶん増えました。

 ‘上’でも‘下’でも工事、工事。落ち着きませんが、工事の音は好きなので、ちょっとウキウキです。

〜 夏の終わり。蓮の枯葉 〜
2015年9月4日(金)  No.4443

あっちもこっちも水道屋さん
 今日も、工事、工事。

 自坊はキッチンの床を2畳分ほど剥がし、土間などのコンクリートも割って、排水管の敷設作業。大工さんも水道屋さんも、ドロドロになって作業してくださいました。

 コンクリートを割る作業の最中に給湯器の配管に穴を開けてしまい、キッチンが水浸し。

 今日はその作業に1日費やして、本来の工事はまったく進まず。お彼岸までに出来るのかなぁ・・・。


 本坊でも、水道工事。別の水道屋さんです。

 やはり、便器を割っての作業になりました。

 束ねた直径が10センチにもなろうかというもみじのひげ根が、排水管の中にビッシリと入って、流れを堰き止めていました。

 とりあえず、今日の作業はそこまで。代わりの便器が届くまで、ポッカリと穴が開いた状態です。


 雨の中、信託銀行の内定者研修に30名ほどの人が来寺。まだ皆さん学生なので、ゆったりした感じです。

 学生のうちから来春入社する会社のことを教えて、意識を高めたり、内定辞退などということにならないように配慮されているのでしょうか?

 9月は、研修が目白押しです。

〜 カビを警戒して、新しい畳を拭く 〜
2015年9月3日(木)  No.4442

工事ずくめ
 朝、三重塔の雨漏り調査のために、社寺建築専門の大工さんたちが5人も来てくれました。

 ボクが先導して、次々と三重塔の天井裏へ。そこから雨漏りしていると思われる天辺へ、次々と登って行きました。ボクは、下で‘監督’。高いところへはあまり登りたくないので・・・。

 雨漏り箇所はほぼ特定できましたが、くぐり窓が狭くて外へ出ることができず、具体的にどうなっているのかを目視することはできませんでした。

 今後は、行政の文化財担当者との打ち合わせです。また近々、塔に登らなければいけなくなるでしょう。

 本坊では、先日来、トイレが詰まって流れにくいので、水道屋さんに来てもらいました。

 原因はおそらく木の根っこ。去年もそれで便器を一つ割って、根っこを除去して修復しました。今年も同様でしょう。明日、工事することになりました。

 自坊は、今日から2階の1室の内装替えを並行して行うことになり、古い部材を剥がして撤去する作業。

 この部屋の内装は、40年近く前にボクがやり替えたのでした。我ながら上手くできてるなぁ〜 でも、さすがにもう古い。床も補強して、壁もクロスにしてもらうことにしました。

 ちょうど居間の上なので、音がすごい。横の方では、トイレなどの回収作業。これもすごい音。職人さんがあっち行ったりこっち行ったり。落ち着かないけど、頑張ってやってくださっているので、有り難いです。

 今日はそんなことに明け暮れました。

〜 緑のところが開くのですが、狭くて誰も出られませんでした 〜
2015年9月2日(水)  No.4441

土砂降り
 4時からの清水寺で会議。

 人が多くて、車が通りにくいのでバイクで行こうかと思いましたが、雨雲レーダーを見ると真っ赤な雲が間もなくやってきそうな気配。「これはあかん」と、車で行くことにしました。

 運転し始めて間もなく、大粒の雨が一気に降って来て、車の天井を叩き付け始めました。凄まじい勢いで降る雨と、それが地面に当たって起きる水煙で、前が見えにくいほど。傘を差している人も、下からの水しぶきで膝から下はボトボトになっていました。

 清水までは20分ほど。ゲートを開けてもらうためにインターホンで話す時、結構濡れてしまいましたが、何とか無事に着きました。その頃には、雨はかなり小降りになって来ていました。

 同じ会議に出席する人が、バイクでやってこられました。「バイクで出かけていたので、どうしようもなかったのですよ」と、困り顔。合羽を脱いだら、肘まで濡れておられました。

 会議の間には青空も見えましたが、終わる頃にはまた雨が降ったり止んだり。こんな天気がしばらく続きそうです。

〜 秋海棠の花 〜
2015年9月1日(火)  No.4440

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