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2015年8月の日記

縁の下の異変
 台所の床下の陥没の応急処置を始めようとしていた大工さんから、「大変なことになっています」と現場を見るように言われました。

 朝から若い職人さんが床下を掘っていたのですが、そこには何と水溜まりが・・・。そして、折れ曲がって継ぎ手が外れた土管。腐食した下水枡の蓋。漏れていたのは、シンクの排水でした。

 土の色が変わるほど長い間漏れていたようで、掘った土は腐った臭いがしていました。キッチンまでそんな臭いはして来なかったので、まったく気が付きませんでした。

 土管をエスロンパイプにやり直すしかありません。そのためには、床を剥がさなければなりません。大変なことになりました。

 10数年前に改修したキッチンも、もう数年したら直そうとは思っていました。どうせやるなら、床も壁も天井もシンクも変えたいですが、それをやると工期もどんどん長くなります。今はそこまでやろうとは思いません。

 そこで、排水パイプを敷設し直すために必要な部分だけ床を剥がし、あり合わせの板で修復してもらうことにしました。台所のフルモデルチェンジは数年後に・・・。

 今日は、ブカブカしている廊下の補強など、大工さんは縁の下を這いずり回ってくださいました。感謝感謝です。

 それにしても、かぶれたところが痒い・・・。

〜 濡れた参道に落ちた百日紅の花 〜

2015年8月31日(月)  No.4439

彼岸準備、スタート
 今夜から、お彼岸の経木塔婆書きを始めました。

 例年は9月1日から始めるのですが、一昨日には、もうお彼岸の墓参に来られた方があったので・・・まだ、お盆の墓参に遅れて来られる方もあるのに。

 いろいろな予定がどんどん入ってきて、塔婆書きの時間がなくなっていきそうな気もするので、早く取りかかりました。といっても、今夜はほんの少しだけ。

 毛虫に刺されたところが痒くって、我慢しつつ・・・。

 雲間に見える満月が、風情があってきれいでした!

〜 朝顔のきれいな青 〜
2015年8月30日(日)  No.4438

ついてない
 顔や手など、体のあちこちが痒く、少し発疹しています。たぶん、昨日、自坊の剪定をした時に毛虫にやられたのでしょう。

 蜂に刺される、毛虫にかぶれるなどは、植木を触っていると避けられないことで、毎年ではありませんが、時々あることです。

 自宅にある薬を塗っていましたが、べとつくので、バイクでドラッグストアに行きました。「雨は大丈夫かなぁ〜」と空を仰いで見ましたが、急に降ってくるような気配はナシ。

 寄り道をしてドラッグストアに着く頃には、ポツリポツリと大き目の雨粒が落ち始めてきました。

 薬を買って店を出る頃には、本降りになりそうな気配。雨宿りしているよりも帰った方が早いと思い、バイクを走らせると、いきなり土砂降り。

 合羽は、お盆の棚経の時にバイクから出したまま。「ここまで濡れたら、もう同じだ」と土砂降りの中を走り抜けて帰りました。

 当然、‘水も滴る’状態になって、帰り着いた時にはそのまま家には上がれないほどの水浸しでした。

 毛虫にはやられるし、全身ずぶ濡れにはなるし、今日はついてないですぅ・・・。

〜 自坊の庭の萩 〜
2015年8月29日(土)  No.4436

床下の陥没
 自坊の改修工事。今日は水道工事も行われました。

 キッチンの床下収納から縁の下に入って工事をするというので、食卓を移動。キッチンも使えないので、‘チン’して済むものを他の場所で食べました。

 午後からは水道も止まって、トイレは別棟へ。別棟も水は止まっているのですが、1トンの貯水槽があるので、問題なく使えます。

 床下を覗いて見たら、1メートルほどが円形に陥没していました。これは大変! 大工さんにも見てもらいましたが、原因がわかりません。

 でも、この前の水道の検針の時に、「水漏れしていませんか? 水道使用量が急に増えています」と言われたそうなので、ひょっとしたら漏水かも知れません。いまは、目視でもメーターを見ても、漏水はしていません。

 陥没して、束柱が宙に浮いた状態になっているので、ここも修理しなければなりません。あ〜〜〜。  

 大工さんや水道屋さんが出たり入ったりするので、落ち着きません。掃除をするにも水は出ません。住んでいる家を修繕するのって、気疲れしますねぇ。

 ようやく、トイレと浴室の床の形が見えてきました。先は長〜い。

〜 塔と百日紅 〜
2015年8月28日(金)  No.4437

鱧しゃぶ
 遠来の客人に、自坊でお食事を召し上がっていただくことになり、思いついたメニューは「鱧しゃぶ」。この前、居酒屋で食べたのが美味しかったので、迷うことなく決定!

 でも、食べたことは何回かあっても、作ったことはナシ。ネットでレシピを調べても、作り方はいろいろ。玉葱を入れるのは割とオーソドックス。笹がき牛蒡や油揚げを入れるというのもありました。

 しゃぶしゃぶ用の鱧は、デパ地下で予約。中国産ですが、松茸も奮発しました。すご〜いリッチ!

 鱧のアラを焼たもので、じっくり出汁を取りました。弱火のつもりが、気が付いたら中火になっていてグラグラ。一気に出汁が濁ってしまって失敗。

 最初はあっさりと食べようと、鱧と松茸、水菜だけを食べました。居酒屋の味より「下品」でしたが、まぁ、こんなものかな・・・。松茸の香りが素晴らし〜い!

 食が進むにつれて、笹がき牛蒡を入れたりして、〆は稲庭うどん。これも美味しかったぁ〜

 準備から、鍋奉行から、ほとんどをやったので、結構疲れました。動き回りながら呑んでいたのですが、結構な量になっていたようです。酔っ払いました。

 お盆後の‘特別な時間’も、あとわずか。丸1日、呆けていたいけど、もうそんな日は取れません。

〜 鶏頭の咲く塔頭 〜
2015年8月27日(木)  No.4435

『わが塔はそこに立つ』
 野間宏の『わが塔はそこに立つ』について調べておられる大学教員の方から問い合わせがありました。「塔」は、野間が通っていた三高に近い真如堂の三重塔を意味しているのだそうです。

 研究者の方の問い合わせの趣旨は、小説の中では「宙づりの心柱」と表現されているが、塔の心柱が初層の天井裏で止まっている構造かということ。

 そういう構造に間違いないのですが、写真を送ってさしあげようと思い、久々に三重塔の天井裏に入りました。

 塔の天井裏は真っ暗。入っていきなり、太い構造材で頭をしこたま打ちました。ライトとカメラを持って、埃だらけ、構造材だらけの中を這い回り、構造がわかるような写真を撮りました。

 ふと見ると、心柱がどうも濡れているような・・・初層まで降りて、天井や祭壇を確認すると、やはり濡れている・・・雨漏り!?

 これは大変! さっそく調査をしてもらうべく、連絡をとりました。

 全身埃まみれ。頭には構造材の跡がくっきり。喉には最悪の環境で、いがらっぽいのなんの。

 「こんなことしてちゃぁ、治らないよなぁ」、としみじみ思いました。

 でも、お陰で、雨漏りが発見できてよかったぁー

〜 上まで真っ直ぐ延びる心柱 / 心柱を支える梁 〜
2015年8月26日(水)  No.4434

台風、やや接近
 台風の影響があるだろうと思っていましたが、夕方までは時々風が吹いて、小雨が降る程度。暗くなる頃から風が、7時頃から雨が強くなりましたが、大したことはありませんでした。

 今日も片付け。ボクの‘夏休み’は片付けで終わって行きそうです。

 大工さんが、床材、壁や天井のクロスの見本を持って来られました。昨日は、洗面台をようやく選んだばかり。板やクロスは、小さい見本と実際に張った時の感じとはかなり違います。‘シック’というよりは、できるだけ‘明るい’を基本に、苦労して選びました・・・というよりは、最後はわけがわからなくなって。

 50年近く手を入れていない建物は、あちこちガタガタ。他にも改修場所が出てきそうです。

〜 黒い雲が押し寄せる 〜
2015年8月25日(火)  No.4433

母子手帳
 朝一番、真如堂の僧衆全員で、境内の地蔵尊を巡拝しました。

 その後は、ひたすら自坊の整理。今年は、山に行く代わりに、ずっと片付けに終始しそうです。

 あっちのものをこっちに移動するには、こっちのものをどうにかしなければなりません。そんな玉突き状態のどこかで物を捨てないと、収納する場所がありません。ここしばらくはそんな状態で、断捨離の毎日です。

 古い棚を整理していたら、ボクが生まれた時の母子手帳が出てきました。予定日の翌日の1月22日午前7時30分に、3010グラムで生まれたと記され、銀閣寺にあった産婦人科のドクターのお母さんのサインがしてありました。

 そのお母さんは助産婦さんで、10年ほど前に亡くなりましたが、凜とした方でした。取り上げてもらった人を知っているというのも、今では少なくなったでしょうね。

 他にも、懐剣、遺骨など、驚くようなものが出てきて、大変でした。

 自坊の改修工事は、大工さんと水道屋さんが入って、「ダダダダ、ダダダダ」とコンクリートを割る音と埃が凄まじ〜い。まだ当分続きます。

〜 天に向かって伸びる朝顔 〜
2015年8月24日(月)  No.4432

「夏」が終わった!
 今日も、各町内の地蔵盆のお参り。今日は6ヶ所を拝んで回りました。

 毎年同じところに伺っていますが、その年のお世話係の方やムードメーカーのような方によって、取り組みが多少違うのを感じます。

 それにしても、本当に子供が少ない・・・。今日の6町内のうち、3町内は子供の姿がありませんでした。「この先、日本はどうなるのだろう・・・」と、真剣に思いました。

 地蔵盆のお参りが終わって、ようやくこれで今年のボクの「夏」が終わりました。

 疲労感が抜けず、体調が戻らないので、今年は北アルプスなどに行くのは断念することにしました。とても、こんな体力では登れません。残念・・・。

〜 真如堂の地蔵盆 〜
2015年8月23日(日)  No.4431

地蔵盆、初日
 今日・明日は、各町内の地蔵盆のお参り。10数ヶ所を拝んで回ります。

 地蔵盆といっても、その形や内容は町内によってまちまち。お参りされる方は、高齢者だけの町内もあれば、子供がたくさんいる町内もあります。路傍の祠の前で立って拝むところもあれば、ガレージの一角、マンションの集会所、道端に張ったテントの中などいろいろ。お勤めだけで終わるところもあれば、ゲームや福引きなど、様々なスケジュールを用意している町内もあります。日程も、お勤めだけ、1日だけ、2日間といろいろです。
 お勤めは、読経と数珠回しで‘1セット’ですが、数珠回しが出来ない環境のところもありますし、お年寄りだけで数珠回しをする町内もあります。

 今日は6町内。それぞれ‘違った’地蔵盆でした。

 午前中はにわか雨に降られ、準備をしている人たちは大わらわ。ボクも、移動中に降られました。

 皆さんの笑顔にあふれ、日頃はなかなか集まることの少ない町内の老若男女がお地蔵さんの前に会するという、とても有意義な、夏休み最後の行事です。

 ボク自身も楽しませていただきました。

〜 彫刻家の方が彫られたお地蔵さん 〜

2015年8月22日(土)  No.4430

またもや片付け
 今日も自坊の片付け。

 先日から、トイレと脱衣所の工事が始まって、コンクリートを割る機会の音が家中に響き渡っています。

 47年も経つと、さすがにあちこちガタガタ。鉄の水道管は腐食していて破裂するし、多くの柱は下が腐っていて、壁で何とか保っている状態。ここまでひどいとは・・・。

 「来週から居室の内装の工事もします」と大工さんに言われたので、大騒動。リサイクルをしている共同作業所へ持ち込むものやゴミが、大量に出ました。

 この分では、とても来週に山に行くことはできません。断念かな・・・。


 夜、高校の時に寮生活をしていた時の1年上の先輩2人と、ずいぶん久しぶりの飲み会。古道具屋などが多い古い町並みのお店で、ゆっくり食事。行きつけの店で2次会。結構早めにお開きでした。

 町屋の板塀に、地蔵盆の日程表が貼ってありました。明日・明後日に地蔵盆をする町内が多く、ボクも走り回ります。これが終わって、ようやく、「お盆が終わったなぁ」という感じです。

〜 地蔵盆の日程表 〜
2015年8月21日(金)  No.4429

自坊の改修工事
 今日から、庫裏のトイレや脱衣所の改装工事。朝から大工さんが作業を始めました。

 トイレや脱衣所は、47年ぶりの改築。あちこち老朽化していて、よくここまで使ってきたものだと思います。

 幸い、トイレは来客用のものがありますし、風呂は別棟にもあるので、不便ながら、仮設トイレや銭湯へ行く必要はありません。

 しばらく我慢すれば、快適なバス・トイレ!

 今日の最高気温は28.6度。ほぼ1ヶ月ぶりに30度を切りました。でも、相当な湿気だったので、涼しさは実感出来ませんでした。

〜 夕方近くの総門風景 〜
2015年8月20日(木)  No.4428

久々の歯医者
 久しぶりに歯医者に行きました。

 お盆の間に痛くなっては困るので、積極的な治療はお盆明けにしてもらうようにしたので、今日は積極的?

 お盆の間に、糸ようじで前歯を掃除していたら、前歯の裏側に詰めた米粒の1/3ほどのものがポロッと取れました。そこで、今日はそれも詰めてもらおうと依頼したら、虫歯になっていました。

 麻酔をするかどうかと聞かれましたが、痺れた感じは嫌なので、麻酔なしで、痛かったら手を上げるという方法で削ってもらい、光を当てて硬化する樹脂で修復してもらいました。

 診てもらうと、その周囲や奥歯に金属をかぶせた辺りにも虫歯があるとか・・・歯の質には自信があったのですが、歯磨きの仕方が悪かったのでしょうか・・・ショックですぅ。

 奥歯にかぶせるものの型を取って、次回は来々週。来週は山に行く予定で空けているのですが、体力も回復しないし、台風の影響が出てきそうなので微妙です。

〜 玉あじさいの蕾 〜
2015年8月19日(水)  No.4427

焼却場へ
 今日も自坊の整理作業。埃だらけで、マスクをしていても、決して喉にはよくありません。

 午後、箪笥の廃材や古い家電製品、カーペットなどを軽トラに積んで、鞍馬の手前にある京都市の焼却場に持ち込みました。

 入り口で申請用紙を提出し、廃棄する物のチェックを受けてから軽量をして、投入場所へ。 軽トラをバックで投入口ぎりぎりに着けます。そこからスロープになった3メートルほど下にコンベヤ流れていて、廃棄物はその上を流れて行きます。

 誤って落下した時のために、命綱を付けるように指示されました。これで安心。

 後は、どんどん投棄するだけ。あっという間に、軽トラいっぱいのゴミがなくなっていきました。

 出場口でもう一度計量。廃棄したものの重さは300キロ未満。4千円かかりました。結構高く付きますが、一つ一つ大型ゴミに出すよりは一気に片付きます。もう1〜2回来ることになるでしょう・・・。

 今日も9時には就寝。なかなか本調子に戻りません。

〜 ベルトコンベヤ上に大きなキューピーさんが! 〜
2015年8月18日(火)  No.4426

整理作業開始
 夜中から朝方にかけて、かなりの雨が降りました。昼間も、ザァーッと降って来たかと思ったら、日が差したり。目まぐるしいお天気でした。

 今週末から、庫裏のトイレと風呂、その後も引き続いて部屋の改装などを行うのに備えて、家具の整理や移動などを行いました。疲れてグダグダしているよりも、動いているほうがいいでしょう。

 洋服ダンスや整理ダンスなどを3棹ほど壊しました。整理ダンスは明治頃のものですが、決していい造りではなく、底板も天然木ながらペラペラ。簡単に壊れました。使わなくなった黒板なども搬出。明日、他のゴミと一緒に焼却場に持ち込みます。

 寺の建物は広そうに見えますが、居住スペースは広くありません。そこに数代分の家具などがあるのですから、余計に狭くなっていました。これで、少し整理が出来ました。

 体が重くて、9時前には寝ました。

〜 蓮の花托上の大きな水滴 〜
2015年8月17日(月)  No.4425

百足に刺される
 棚経が終わったと思った途端、もう動きたくない感じ。でも、今日はお盆を締めくくる「精霊送り灯ろう供養会」。

 朝から、灯ろうを並べる準備作業。時々小雨が降る中ですが、本堂前の白砂の上は照り返しも強く、居るだけでも暑い! 職員さんと汗だくになりながら作業をしました。

 法要の始まる夜になっても、時おり雨。でも、たくさんの方が参列されて、無事に法要は終わりました。

 片付けを終え、職員さんと台所で‘打ち上げ’をして帰ろうと靴を履いたら、強い痛み! 靴から百足が這い出して行きました。

 びっこを引きながら自坊に戻り、たらいにお湯を入れて刺された足を突っ込みながら食事をしました。百足の毒には、温めるのが効果的なのです。

 そうこうしながら、あまりにも疲れて、その後のことが思い出せません。きっと、お風呂に入って、その後すぐに寝たのでしょうね。

 お盆の行事も、これですべて終わり。疲れが出てくるのは、明日頃からでしょうか?

〜 本堂前の精霊送りの灯ろう 〜
2015年8月16日(日)  No.4424

棚経、終了。
 終わりました、棚経。

 2週間で、220軒。喉はもう限界。何とか住職としての役目を果たすことが出来て、一安心です。

 はぁ〜 消耗しました。

 2週間ぶりにビールを飲みました。さぞかし美味しいだろうと思っていましたが、さにあらず。元気じゃないと、お酒も美味しくないのですねぇ。

〜 夜に咲くカラスウリの花 〜
2015年8月15日(土)  No.4423

近場をバイクで
 今日は、寺から比較的近い場所を、バイクで8時間回りました。勝手知ったる道という感じで、気が楽です。

 ただ、お家とお家の距離が短いので、移動の間に休憩するということが出来ません。お昼は、今日もウィーダーインゼリー2つを公園などでチュウチュウ。この日は食事をするタイミングを逸して‘シャリバテすることが多いのですが、今日は早目に数回に分けて‘チュウチュウ’したのが功を奏しました。

 お茶などをお断りするのも、一苦労です。

 すべてのお宅で、出してくださったお茶を残さずいただいていてはお腹を壊してしまいます。お気持ちだけ、一口いただいて、「残しましてすみません」などと大半は残します。

 大きいグラスで冷コーヒーを出してくださる‘気配’のお宅では、最初に、「申し訳ありませんが、お茶は結構ですので」とお断りします。それでも、遠慮していると思われるのか、出してくださることもあります。

 こんなやりとりを毎年しています。

 そんなこんなして棚経に回ってきましたが、いよいよ明日が最終日。無事に終わりますように・・・。

〜 朝日の中の朝顔 〜
2015年8月14日(金)  No.4422

今日が「山」
 バイクで、7時に出発して、夕方6時半に帰る、ちょっとキツイ日。

 夜中にかなり雨が降ったので、朝はヒンヤリ。昼間も時々雨が降ったり、日が差したりで、気温はそれほど上がりませんでしたが、湿度は高かったです。

 最高気温は32度。32度がこんなにも涼しいとは思ってもいませんでした。

 移動を含めて、1軒20分余の間隔でスケジュールが入っているので、少し長くお話をしていると予定が押してきます。でも、1年に1度だけ伺うお宅などでは、ついつい話が長くなりがち。そこを何とか調整しながら、ほぼオンタイムで回れました。

 お昼は、いつもの賀茂川畔。トイレがあり、木陰もあるので、川と送り火の「妙」を見ながら、定番の助六寿司。ゆっくり食べている時間はありませんが、ちょっとひと息です。

 今日は喉の調子が悪くて困りました。のど飴と薬を多用しながら、何とか無事に終了。「山」を越えて、少しホッとしました。

 夜、秋の虫の音が窓の外から聞こえて来ました。夕べの雨を境に、秋が少し近づいたのですね。

〜 水が減っている賀茂川 〜
2015年8月13日(木)  No.4421

お昼は行動食
 今日もバイク。

 墓参の車なのか、東大路付近はとても混んでいました。車で回っていたら大変な目に遭うところでした。

 お昼は、適当な公園もなかったので、コンビニでウィダーインゼリーとビスケットを買って、コインパーキングの影で食べました。登山の行動食のようです。

 朝8時に出て、帰ったのは6時過ぎ。長丁場でした。

 さて、明日。雨の予報・・・困ったなぁ。

〜 早朝の本堂前 〜
2015年8月12日(水)  No.4420

先は長い
 今日は、都合が悪くなったり、体調を壊したりで、キャンセルが3軒。軒数が減るのは、その分楽になるのでうれしいのですが、皆さんにお知らせしてある時間通りに回れなくなるのが困ります。

 予告してある時間と一番差が出来るお家は、1時間半ほど。あらかじめ電話をしてお知らせしましたが、それでも早くなるので、休憩を少し取ったり、1軒の滞在時間を長くしたりして調整しました。

 お昼は、公園の藤棚の下で、コンビニで買ったいなり寿司とウィーダーインゼリー。遊具で遊ぶ子は一人もなく、炎天下のグランドでは、お年寄りがゴルフクラブを持って、球をあっちへ打ったりこっちへ打ったりしていました。

 夕方になるにつれて、足が段々くたびれてきます。座っていると痛いし、立つ時にも「よっこいしょ!」

 今日も無事に終わりました。

〜 お昼を食べた公園 〜
2015年8月11日(火)  No.4419

お盆施餓鬼法要
 今日は、真如堂一山の盂蘭盆施餓鬼法要。一山の僧侶が総出仕して、本堂で法要がいとなまれました。

 各塔頭の檀信徒数百人?が参列されましたが、昨日・一昨日の土日にたくさんの方が墓参されたので、今日の参列者は少し少ない目。足が痛くて畳に座れない、車がなかなか駐められないなどの理由で、他の日にお参りされる方も増えて来ました。

 終わって、午後から棚経。今日からはバイクです。

 さすがにバイクは熱い! 道路の熱気、直射日光など、あらゆる角度から‘暑さ’が攻め寄ってくるという感じです。

 最後は、比叡山へ向かう山中越えの途中のお宅。清流が川の横を通り、蜩の大合唱も聞こえて、市街地とはまるで違う世界。

 でも、台風11号の時の崖崩れで、道は一部片側通行。家の横には、熊の捕獲檻が仕掛けてありました。ホント、別世界です。

 さぁ、後半戦。体はかなり消耗しているので、これからは気合いの勝負です。

〜 お焼香をする参列者 〜
2015年8月10日(月)  No.4418

車をガリガリ
 伏見区醍醐〜山科方面。

 団地の中の通路で、縁石に気が付かずに、車をガリガリ・・・。降りて見ると、傷は大きい! ショック・・・。ペンキを塗って直るかなぁ〜 直らないなぁ〜

 この暑さ続きで、体調を壊されている方や眠れないという人、エアコンがないという独居の高齢者の方もおられます。

 エアコンのタイマーは使わずに、つけっぱなしにするようにしたという人が多かったです。ターマーが切れる度に目が覚め、寝不足になるので、体のために付けっぱなし。ボクもそうです。

 週半ばに少し気温が下がるとか。それはとても有り難いですが、雨の予報なのが困ります。明日からはバイクになるので。

〜 崩れ始めた蓮の花 〜
2015年8月9日(日)  No.4417

やっと半分
 今日も、夕方に雷。右京区近辺のごく狭い範囲だけ、大粒の雨がバラバラと降りました。自坊に帰っても、まったく濡れていません。降って欲しいなぁ〜

 日程的にはようやく半分。今年のお盆は、暑くて長いです。

〜 夕方の蓮 〜

2015年8月8日(土)  No.4416

雨が欲しい
 今日は、西京区〜向日市〜長岡京市近辺を9時間半かけて回りました。

 夕方、空が黒くなって、稲光が走り始めました。突風のような風も吹いて、明らかにどこかで雨が降っている様子。

 後で、京田辺市で局地的な夕立があって、道路が冠水するほどだったとか、JRの信号機に落雷して電車が止まったということを知りました。

 ところが、長岡京市も、帰りに京都市を北上しても、どこも雨は降っていません。境内も、まったく濡れていません。

 雨は期待ハズレ。

 この時期は、時間がなくて、境内の植物の管理が出来ません。職員さんでは・・・。あー、何本枯れるかなぁ・・・。

〜 職員さんの撮ったピンぼけ写真。今朝の施餓鬼法要 〜
2015年8月7日(金)  No.4415

トイレの回数の謎
 棚経に各お宅に着くと、ほとんどが先ず冷たいお茶を出してくださいます。一口いただいてから読経。終わるとまた冷たい飲み物を下さいます。

 「これだけ水分を摂っていたら、熱中症にはならないなぁ」というほどの飲み物を頂戴します。

 昨日は、しょっちゅうトイレをお借りしていたのに、今日はほとんど行かず。同じように水分を摂っているのに何故でしょう? 昨日のほうが暑かったので、発汗も多かったはず・・・。

 夜中も、摂取した水分量とトイレの回数は比例しません。どうしてなのでしょうねぇ・・・。

〜 自坊の蓮、開花 〜
2015年8月6日(木)  No.4414

ほとんど運転
 今日は、大阪南部。堺や河内長野まで足を伸ばしました。

 カーナビが不調です。時々、動かなくなったり、現在地を間違ったり・・・でも、そんな時は少し待ってでも、今日はナビを信用して道を決めました。

 今まで、中途半端な勘に頼って、何回道を間違ったことか。少々遠回りでも、ナビに頼った方が安心だということに、やっと気が付きました。

 それにしても、道中の長いこと。拝んでいる時間はわずかで、ほとんど運転している感じです。でも、「来て欲しい」と言われれば、出来るだけ応じたいので・・・。

 「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)」という、ヘチマのような南瓜をいただきました。飛騨で作られている高級南瓜だそうで、普通の南瓜と同じように料理したらいいそうです。

 後部座席は、いただいたお酒や南瓜、ペットボトルが、ゴロゴロ。助手席は、スケジュール表やのど飴でゴチャゴチャ。

 今日も無事に終わりました。明日からは、京都府下に入ってきます。

〜 宿儺南瓜 〜
2015年8月5日(水)  No.4413

終の住まい
 今日は左京区の北部から大津に抜け、湖西を北から南へと拝んで、トンネルをくぐって宇治へ出るコース。

 今日は、ケアハウスや老人ホームの話がよく出ました。一軒家を処分して、街中のマンションに転居する決心をされた方もおられました。「最後をどう過ごそう?」と問題が、皆さんの中でもかなり現実的になっていることをひしひしと感じました。

 後継者のいないお墓をどうするかという問題も、切実です。子供がいてもお仏壇やお墓は継承しないという家もあって、これまでの価値観や風習では対応できなくなってきています。


 今日のお昼は、少し時間ができたので、コンビニのざる蕎麦とおにぎり。駐車場で食べていると、隣もその隣も、みな同じようなことをする車でした。

 至る所にコンビニがあって、助かります。ちょっと前までは、お昼を買うのに困ったこともありました。

 カレーが食べたいなぁと思っているのですが、喉に悪いので、お昼には食べられません。明日は、恒例の助六寿司かなぁ〜

〜 夕方の酔芙蓉 〜
2015年8月4日(火)  No.4412

兵庫県へ
 お盆の棚経。今日は兵庫県方面。

 6時半過ぎに自坊を出発。川西〜宝塚〜有馬温泉〜神戸市須磨区・東灘区〜西宮と、六甲山をグルッと一回りして、6時過ぎに帰ってきました。

 11時間半、運転しては読経、運転しては読経でした。

 京都に比べて、兵庫県はどこも涼しいですねぇ。最高気温も3〜4度違い、風もそよそよ。

 ほとんどのお宅が1年ぶりに伺うので、ついつい話が弾んでしまい、後半は遅れ気味。無事に拝んで帰って来ました。

 京都に着いたら、濡れている車がチラホラ。自坊に帰ると、石畳に水が溜まるほど濡れていました。夕立があったのですね。

 車から降りると、涼し〜い! 夕立のお陰ですね。ありがたいです。

〜 夕立後の夕焼け 〜
2015年8月3日(月)  No.4411

祖父の掛け軸
 今日から、本格的にお盆の棚経スタート! 今日は大阪の北部辺りを少しだけ。

 京都の最高気温は39.1度。大阪は2〜3度低いはずですが、それでも暑い! どうか、今日が最高で、後はどんどん下がってくれますように。


 オークションに祖父の掛け軸が出品されていたので、3人の人と競って落札しました。これは、どうしても落として入手しないと。

 その掛け軸が、今日、届きました。すっきりした、いい字です。

 祖父は能書だったようで、扁額などが、いまの真如堂にもあちこちに掛かっています。ボクは、その血を引かなかったようです。

 祖父は54年前に、61歳で亡くなりました。この字は、おそらく60年ほど前に書かれたものでしょう。

 それが巡り巡って、自分の寺に戻って来たわけです。祖父もきっと喜んでくれていると思います。

 ちなみに、祖父の名は「純孝」。その1字をとって、ボクは「純照」です。

〜 「清閑」 〜
2015年8月2日(日)  No.4410

体力温存
 朝一番に除草剤を撒いたら、結構くたびれました。

 「明日からの棚経を前に、これはいかん」と思って、後はチンタラ。苗を小さなビニールポットから大きなポットに植え替えたり、省体力の作業だけをしました。

 それでも体がだるい・・・。だるいはずです。今日の最高気温は38.5度。日陰にいても暑かったです。

 どうか、お盆本番には少しでも涼しくなってくれますように・・・。これでは保ちませんわぁー。

〜 今年は鬼灯が上出来 〜
2015年8月1日(土)  No.4409

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