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2015年5月の日記

期待はずれ
 期待していた雨は降らず。職員さん2人がかりで、半日掛けて水やりをしてもらいました。

 雨が降るのと降らないのとでは、手間も経費も大違い。次の傘マークは3日。雨乞いしたい気分です。

 時間が中途半端だったので、外作業はせずに、うつぎなどの挿し木作業をしました。

 今年は、うつぎが訪れた人にとても好評でした。花期も長くて、つつじから紫陽花までの繋ぎにもなります。

 新しい種類も2つ買って増やし、その枝も早速挿し木しました。

 さぁ、花を楽しめるまでには5年かな? その頃、ボクは何する人ぞ?

〜 忘れ物? 〜
2015年5月31日(日)  No.4347

親戚の法事
 親戚の忌明け&納骨の法要に参列しました。

 母の従兄弟の法要なので、血縁関係からすると近くはありません。でも、故人は出征から帰国して真っ先にうちを訪ねてしばらく住み、またその奥さんになった人もうちに住んでいて、血縁関係以上に濃い親戚でした。

 両親が伺うべきところですが、体調の関係で欠席。ボクも子供の頃からずっとお世話になっていた方なので、お参りさせていただきました。

 菩提寺は浄土宗。ご子息と2人で読経してくださいましたが、どうもお経が合いません。音程も違っています。後から聞くと、ご子息はサラリーマンで、見習い中。住職は肺がんで、余命6ヶ月を宣告されているのだとか。お経は合いませんでしたが、住職の気持ちや子息に教え込まなければという思いが、身に染みました。

 浄斎の献杯のすることになりました。他は血縁の濃い人ばかり。少ない「お客さん」の中でも年長になってしまいました。

 親しい人ばかりなので、故人のことなどを偲びながらの、話の尽きない席となりました。

 ボクと会うときはいつもニコニコされていましたが、呉服の商売をしている時は、いつもピリピリして、石橋を何度も叩いて渡るような人だった、「家」や「店」での顔も聞かせていただきました。

 14年前に亡くなった、実に気っぷのよかった奥さんのところへ行かれるでしょう。お世話になりました。

〜 こんな時期に咲き出してしまったヘブン 〜
2015年5月30日(土)  No.4346

植木屋三昧は難しい
 今日はスケジュールが空いていたので、1日中、植木屋をするつもりで、ウキウキ!

 ただ、ここ数日、体が重く、立ちくらみがすることもあったので、ボチボチ無理をしないつもりです。

 朝イチ、もみじの定植。植え替えには決して好期ではありませんが、バックヤードを空けたいので、無理を承知で結構。鉢で育てていて根もしっかりしており、もうすぐ梅雨なので大丈夫でしょう。

 桜の定植は職員さんに依頼して、ボクはヘブンリーブルーの‘手’を作ったりする作業をしました。

 あっという間にお昼。お昼からも頑張ろうと思っていたら、会計士さんから算書類が間違っていたという連絡が入り、関係者に送るべく封入までしてあった書類を取りだし、間違っている書類を差し替えて、また封入。そんな急な作業が入ったので、午後は鋸や鋏を腰に付けたまま、ほぼデスクワークでした。

 なかなか1日中、植木屋をさせてもらえませんねぇ。でも、体調が万全ではないので、こんなところでよかったかも。
2015年5月29日(金)  No.4345

外国人研修
 今日の社員研修は、外国人と海外採用の日本人。外国人は、イタリア、アメリカ、イギリス、カタール?

 通訳を挟んでの説明は時間が掛かりますし、日本の文化や宗教の背景まで説明しないと理解してもらえないので大変です。

 でも、今日の通訳の女性とは3回目。実家も真如堂の近くとかで、息もピッタリ!?

 参拝の時、「それぞれのスタイルで結構です」と言うと、ほとんどの人は「せっかくだから、日本式、仏教式でやってみる」と、焼香などもされます。ただ、イスラムの人だけは、そこに近付くことすらも避けます。食事の手配にも苦労するとか。それぞれを尊重することは大変ですが、それが出発点だとも思います。

 真如堂の後は、清水寺観光へ。静かな場所から雑踏へ。通訳さんは、行きたくなさそうでした。

 今回の研修の人たちの日本滞在は5日間のみ。その忙しい中を京都まで来てくれたのですが、何か少しでも心に残ってくれればと思います。
2015年5月28日(木)  No.4344

山紫陽花の植え替え
 午後から、山紫陽花のポット苗を、大きなビニールポットに植え替える作業をしました。大きなポットで、もう少し大きな苗に育てます。

 まずは土作り。たくさんある護摩の時の消し炭を土壌改良に利用しようと袋をひっくり返してみたら、コガネムシの幼虫だらけ! 20や30ではありません。次から次から出てきます。

 害をもたらすコガネムシなので、かわいそうですが、生かしておくわけにはいきません。ブルーシートを広げて、消し炭を撒き、最高気温33.6度の熱気で干からびさせました。

 そこに他の土を混ぜると、いい感じの土に仕上がりました。境内の土は粘土質なので、水はけも悪くて、土壌改良にはいつも苦労するのですが、これならバッチリ!

 一気に、いただいた山紫陽花36株を植え替えました。

 ついでに、今年定植して枯れてしまった場所にも、バックヤードに保管中の紫陽花を植え替えました。しばらく雨が降らないのが心配ですが・・・。

 バックヤードには、いろいろな種類の草木がいっぱいあります。これも早く定植していかないと・・・。

 暑いけど、カラッとしていたので、作業が捗りました。

〜 買って5年目ぐらいで、やっと咲いた大山蓮華 〜
2015年5月27日(水)  No.4343

紫陽花園の薬散
 昨日は歯医者へ、今日は耳鼻咽喉科へ。医者など、大嫌いなのに・・・。

 歯医者は少し時間が掛かるとして、喉の調子はなかなかよくなりません。今日の耳鼻咽喉科の診察室は、待っている人がゼロ。あまり暇な病院も不安になりますねぇ・・・。


 午後は、紫陽花園の薬散。去年のダニの大発生の二の舞にならないように、殺ダニ剤を撒布しました。

 今のところ、紫陽花に不穏な様子はナシ。何とか上手く咲いて欲しいです。

 午前中に、職員さんに紫陽花の水やりをやってもらいましたが、あまりにたくさんあるので、半日かかったようです。

 自分でも何株あるのかもうわからなくなりましたが、たぶん900ほどでしょうか? よくぞここまで増やしました。

〜 山紫陽花「阿蘇」 〜
2015年5月26日(火)  No.4342

午前中、飛ばしすぎ
 朝7時半過ぎから薬散。

 禅寺の雲水さんたちの茶摘みも終わったので、これでようやく薬が撒けます。モッコクハマキが活発に動き始めたので、きれいな若葉を台無しにされては大変。

 明日は、紫陽花のハダニの薬を撒こうと思っています。毛虫も出始めたし、虫の活動が一気に慌ただしくなってきました。

 その後は、自坊のツツジの刈り込み。早く刈らないと、来年の花付きに影響します。サツキの徒長枝も、花に気を付けながらカット。スッキリした見栄えになりました。

 午前中、飛ばしすぎて、ちょっとバテました。

 午後は社員研修の打ち合わせなどで、僧衣で過ごしました。普通の坊さんはそうなのですが・・・。

 まぁ、今日は首尾も上々で満足です。

〜 七段花と狸 〜
2015年5月25日(月)  No.4341

やっと植木屋
 お参りに行ったら、いつも手づかみで食事をしている97歳のおばあさんの姿がありません。「今日はまだ寝ておられるのですか?」と仏壇の前に行くと、隣室の襖が開いていてベッドがもぬけの殻。60歳半ばの娘さんによると、今月初めに体調が急変して、救急車を呼んで入院されたのだそう。

 その後、納得のいかない治療を受け、先日は病院のミスで一時呼吸が止まっていたとか。そんな状態でも退院して、誤嚥防止の吸引チューブを使いながら自宅介護をして欲しい。「万が一のことがあっても、97歳なのだから、もう十分じゃないか」と、医師も兄弟も積極的な治療を考えてくれない。

 読経前に、涙ながらのそんな話を1時間お聞きしました。

 読経中にいろいろ考え、終わってから救急で入った病院の介護施設に転院させてもらうように頼んでみては、ダメなら在宅医療をしている病院に打診してみてはとお話しして帰りました。危うく、法事に遅れるところでした。

 午後も複雑な話がいろいろ。

 ようやく、2時半から植木屋。山紫陽花の定植のために、枯れるのを覚悟で萩の大株を移植。残っていた山紫陽花を植えて終了! 36種類を各1株、植え終わりました。

 残っている36種類を各1株はどこに植えようかなぁ・・・取りあえず、大きめのポットに移植して育てようかなぁ・・・。

〜 蒸し暑い日。毛虫なども出始めました 〜
2015年5月24日(日)  No.4340

山紫陽花の定植
 昨日割ってしまった土管の工事。別ルートでエスロンパイプを敷設しなおします。

 職員さんに頼んで、エスロンパイプを買って来てもらい、堀方も依頼。3メートル50ほどの距離で、埋設も浅くてよく、土も軟らかいので、難しい作業ではありません。

 お参りと法事を済ませて現場へ。すべての準備が整っていたので、一緒に作業をして埋め戻し、完了!

 以前はこういうことをすべて自分でやっていましたが、最近は人を選んでやってもらうようにしています。以前と同じようにやっていたら、倒れてしまいます。


 さて、その後に山紫陽花の定植作業。

 どの種類がどんな性格かわかりませんので、とりあえず植えて、数年間様子を見ようと思います。

 あと6株を残して作業終了。おー、腰が痛い・・・。

〜 よくわかりませんね 〜
2015年5月23日(土)  No.4339

「ドカ〜ン!」
 今日は、一昨日いただいた山紫陽花の植え付けをしました。

 まだ小さいので、自由に出入りできるところに植えると盗られてしまう可能性が大。そこで、拝観コースの中の、人目によくつく場所に植えることにしました。

 苗が小さいので植え付けも楽ですが、数が多いので、植える位置を何度かシミュレーションしながら進めました。

 穴を掘っていて、やけに土管の欠片が出てくるなぁと思ったら・・・「ドカン!」と大きな音がしました。土管を割ってしまっていました。

 現役の土管ですが、あまり水が流れていない感じ。エスロンパイプで別ルートで敷設し直すことにしましたが、時間切れ。

 山紫陽花は20株ほど植えましたが、それぞれ性格があるので、その場所が適しているかどうかは数年しないとわかりません。頑張って大きくなって欲しいです。

〜 定植済みの山紫陽花 〜
2015年5月22日(金)  No.4338

パソコン復活
 今日は、葬儀〜火葬場、東山のお寺での大般若転読会、葬儀の方の初七日と、1日、行ったり来たりでした。

 喉も全快したわけではありませんが、何とかお勤めできました。


 オークションで入手したパソコンの部品が届いたので、早速付け替えました。作業は簡単。すぐに直って、大きい扇風機も必要なくなりました。ひとまず安心です。

 パソコンは、本当に長い間、よく頑張ってくれています。でも、その間、マザーボード、ハードディスク、DVDドライブなどを交換。今回はビデオボード。主要な部品で替わっていないのは電源だけ。

 ノートパソコンなら、こんなふうにメンテナンスできませんから、自室用のパソコンは、次もタワー型ですね。

〜 早朝から「シャシャンポ」のメンテナンスをする植木屋さん 〜
2015年5月21日(木)  No.4337

山紫陽花の苗いっぱい!
 歯の痛みが、なかなか引きません。

 朝食はトーストをインスタントのスープに漬けて、昼食は細めのうどんを食べました。ご飯粒は穴の開いた歯に詰まるので、食べられません。

 夕方になって、ようやく痛みが収まってきました。ちょっと一段落です。


 知人の女性から、た〜くさんの山紫陽花をいただきました。

 去年からお話をいただいていたのですが、去年は時期が終わっていて苗が入手できなかったそうです。1年経っても覚えてくださっていて、園芸店さんに依頼して届けていただきました。

 山紫陽花36種が2本ずつ。合計72本も! 山紫陽花は収集家もおられて、小さい苗でもすごく高価。それを、こんなにも・・・どうしましょう・・・。

 境内の立ち入り制限のある場所にまとめて植えようと思います。また、新しい見所になりそうです。

〜 山紫陽花の苗 〜
2015年5月20日(水)  No.4336

扇風機で冷却
 とにかく、歯が痛い・・・。ご飯が食べられません。昨日、かぶせてあったのを外すのに、ちょっと力が加わったからではないかと思います。

 夕方、歯科に電話をして、急に診察してもらいました。担当医はお休みで、そのお父さんが診察。結局、痛みは取れず、痛み止めも1日量を飲んでいるので飲めず、何とか寝ました。

 痛くて眠れないと思いましたが・・・寝られるものですねぇ。何回も目が覚めましたが、何とか朝が来ました。


 パソコンが壊れました。画面表示がおかしくなったり、勝手に再起動したりを繰り返します。

 ケースを開けて見てみると、ビデオボードのファンが回っていません。熱暴走しているのです。

 とりあえず、ケースのカバーを開けたまま、扇風機を持ってきて送風することで対処しました。なんと、アナログな・・・。

 もう10年使っていて、今秋頃に買い換えるつもりなので、中古部品を買ってそれまで繋ぐことにしました。

 まぁ、ここまでよく保ってくれています。

〜 冷却中! 〜
2015年5月19日(火)  No.4335

医者のハシゴ
 大津・坂本での会議を少し早く退席して、歯医者へ。新しい歯医者、3回目の受診です。

 前の歯科でかぶせてもらった歯の痛みは結局取れないので、かぶせを取って、根っこの治療をすることになりました。なかなかかぶせが取れなくて、あ〜 しんどかった。

 他にも、強い力が長時間にわたって歯にかかっていると指摘されました。他にも、歯のあちこちが痛むのはそのせいだと言われました。なりほど、ほっぺたの内側にも舌にも、歯で擦れた跡があります。これは口の中が陰圧になっているせいだと。

 「何かストレスがありますか?」と聞かれましたが・・・ないことはないですが、常に歯を食いしばるほどのストレスではありません。ただ、ずっと喉の調子がよくないので、できるだけ口で呼吸をしないように、常に気を付けています。おそらくそれだろうと・・・。

 歯科の帰りに、思い切って耳鼻咽喉科へ久しぶりに行きました。先に行った歯科とはまるで反対の、インフォームド・コンセントほぼ皆無の耳鼻咽喉科です。別の医者に行こうかとも思いましたが、3〜4月に掛かっていた経緯もあるので、取りあえず・・・。

 ほぼ3分診療で、薬をもらって帰りました。初めて点鼻薬をもらいました。夜中に鼻が詰まって、口呼吸になっているという診断でしょう。

 医者のハシゴをして、ずいぶん高くつきました。歳取ると、こういうことが増えてくるのでしょうねぇ・・・トホホ。

〜 六阿弥陀巡拝 〜
2015年5月18日(月)  No.4334

雲水さんの茶摘み
 今日は、11時からの法事だけの予定だったので、その前後にいろいろ出来るとワクワク! お天気も快晴ですし!

 まずは、茶所前の‘花壇’をビオラからヘブンリーブルーに替える作業。ビオラは地植えしてありますが、ヘブンリーブルーはここ数年続いている病気のリスクを減らしたいためにプランターで栽培。結構多くの土を移動する作業でしたが、短時間で終了しました。

 その頃、近くの禅寺の雲水さんたちが、茶摘みに来寺。

 本堂の裏には、延長50メートル以上のお茶の垣根があります。その昔、自給用に植えたもので、品種的にもいま一般的に栽培されているものより古いタイプのものだそうです。もみじの木立の下なので、葉に注ぐ光はやさしく、自然に「かぶせ茶」になっている環境です。

 時々境内を散歩されている近くの禅寺の僧堂のお師家さんから、茶摘みをさせて欲しいというご依頼があり、2012年から雲水さんたちが茶摘みに来られるようになりました。

 今年は3人だけでしたが、9時頃にお越しになって、本堂前でお勤めの後、茶摘み作業開始!

 ボクも、引き続いて他の作業をした後、法事。終わって昼食。雲水さんたちは、境内のベンチで持参のおにぎりを召し上がって、午後もまた茶摘み。ボクも木の定植作業などをしました。

 3時頃にお茶摘み終了。大玄関に腰掛けて、お茶を差し上げ、よもやま話。4時前に帰って行かれました。今年はウーロン茶作りにも挑戦されるようです。さて、美味しいお茶が出来るでしょうか?

 のんびりした1日でした。

〜 お茶摘みをする雲水さんたち 〜
2015年5月17日(日)  No.4333

物故社員慰霊法要
 今日は、某企業グループの物故社員慰霊法要ですが、朝起きたら、やはり雨。

 天気予報では昼まで雨ですが、雨雲レーダーを見てみると、法要の頃には雨は上がりそう。何とか上がって欲しいなぁ〜

 法要が行われる慰霊碑の大きなテントのところへ行ってみると、祭壇などがびしょ濡れ。テントの継ぎ目から漏れ落ちてきた雨の仕業でした。

 業者さんが来て、テントや幔幕の手直しをしましたが、替えなければいけない祭壇の白布が届きません。それが整わないと祭壇の準備ができません。

 冷や冷やしながら、すべての準備が整ったのはスケジュールが進行する30分前でした。やれやれ・・・。その頃には雨も上がり、用意した傘も不要でした。

 いろいろミスはありましたが、法要、浄斎は1時前には終了。撤収作業も順調に進み、午後は少し植木屋も出来ました。

〜 濃紫 紫陽花 〜
2015年5月16日(土)  No.4332

失念
 毎月15日には、7時から本堂で「晨朝法要」があります。

 昨日、職員さんに、「明日、晨朝があるから、内々陣の掃除を念入りに」と言っていたのですが、今朝になったらすっかり忘れていました。

 6時40分頃、パソコンに向かって昨日の「閑話」を書いていると、電話が掛かってきました。「葬儀かなぁ」と出ると、「晨朝です・・」と。それで初めて気が付きました。

 慌てて着替えて本堂へ。もちろんボクが一番最後でしたが、まだ始まってはいませんでした。

 いつもなら6時頃に行って、扉を開けたりするので、まさかそのボクが来ていないことに、年長の人たちは気が付いていなかったかも知れません。何とか間に合いました。

 ぬるま湯に浸かっているかのように暑くて湿気の多い日、今日は明日の大きな法要の準備に右往左往でした。

〜 次々と紫陽花が開花 〜
2015年5月15日(金)  No.4331

WEB会議
 午後、大津・坂本で会議。

 会議が2つ重なりました。1つは、実際に坂本に集まっての会議。もう一つは、新しい試みとして、インターネットを使った会議をしてみようと、全国各地のそれぞれの場所からネットを使っての‘参加’。

 実際の会議をやりながら、かたやパソコン画面での会話を聞かなければならず、結局どっちつかず。

 おまけに、WEB会議は音が聞こえにくく、タイムラグもあるため、あまり実用的ではないこともわかりました。今回は、東京・岩手・滋賀・京都・兵庫・愛媛・佐賀からアクセスをしましたが、試験ということもあって、30分で終了。途中で断線したり、パソコンが不調になったりということもありました。

 まぁ、集まる都合がつかない時の代替手段としてはいいかも知れません。

 一般でもそんなことが出来る時代になったのですねぇ。

〜 紫蘭 〜

2015年5月14日(木)  No.4330

無事に・・・
 9時からの葬儀でしたが、後の予定が逼迫していて、参列される方も揃っておられるので、15分早目に開式させていただきました。

 入所されていた老人ホ−ムの職員の方3人も参列していただき、「いつもニコニコ紳士でした」と故人を偲んでくださいました。ボクは生前中には故人にお目にかかったことがありませんが、お人柄の一端を知ることができました。

 9時半、出棺。ボクも自分の車で火葬場へ。10時に着きましたが、ホールの戸が閉まっていたり。火葬場が10時からだというのを初めて知りました。

 最後の読経をさせていただき、車に乗って東山の門跡寺に急行。今日は大正天皇の皇后のご命日の法要。ギリギリ間に合いました。

 浄斎を辞退して、自坊へ。朝のご葬儀の方の初七日です。帰り着くと、すでにご遺族が待っておられたので、お勤めをしました。

 何とか無事に日程をこなせました。夕べは、夢の中でシミュレーションをするほど気になっていたのですが、無事に終わってやれやれです。


 3時に信託銀行が創業90周年の記念品を持ってきてくださるというので、僧衣を着替えられず。僧衣のまま、萩の剪定などをしました。暑かったぁ〜

〜 かわいい山紫陽花 〜
2015年5月13日(水)  No.4329

掛け軸の整理
 10時半頃から草刈りを始めましたが、間もなく雨が降り出してきました。中途半端になるので、そのまま続行。結構ずぶ濡れになりました。

 午後は自坊にいなければならなかったので、古い掛け軸などの整理をしました。

 明治天皇や乃木大将の肖像など、初めて見るものもありましたが、お宝はナシ。大したものはありません。ボクがオークションで入手したまま、お蔵入りになっていた掛け軸も数本。面白いものはありますが、大したものはありませんねぇ。

 印刷ものの色紙や扇子などは、捨てることにしました。直筆でも誰が書いたのかわからないようなもののドッサリ。一応、取っておきました。

 祖父やそのもっと先の住職が書いたものの出てきました。うちにとっては‘価値’のあるものなので、表具をしようと思います。

 掛け軸、色紙、短冊など、いつでも必要なものがサッと出せるように、データベースにしておけばいいですねぇ。思うだけで、少しも実現しません。

 そういえば、墓地の配置図作りも数年間止まったまま。次代のためにも、ちゃんとしておかなければ・・・いつ何時、どうなるかわかりませんもの。

 台風の影響はほとんどなし。有り難い雨でした。

〜 つつじの落花 〜
2015年5月12日(火)  No.4328

どの子?
 朝一番、あまり人のいない頃、スコップを持って本堂の裏へ。我ながら不気味な格好・・・。シロクロの遺骸に土をかけ、その上に丸い石を置きました。

 午後からの社員研修で墓地に行ったら、何と! 死んだと思っていたシロクロが石の上で寝そべっていました。少し遠かったので、ハッキリと確認していませんが、たぶん一番年寄りのシロクロ・・・。

 葬儀でも、亡くなったと思っていた人が親戚の席に座っていたりしてビックリすることがあります。あまり馴染みのない檀家さんの場合、そんなことがあったりしますが・・・。

 情報を集めてみたところ、シロクロには、年寄り、その娘、若くて毛並みのいい子の3匹がいますが、いずれも最近の目撃情報があります。

 では、あの遺骸は?

 どの子にしろ、葬ってあげてホッとしました。

〜 木陰の若いシロクロ 〜
2015年5月11日(月)  No.4327

シロクロの死
 今日はカラッとした快晴! 気持ちい〜い!

 午後から自坊で‘植木屋’。

 蝋梅や樫の枝打ち作業、高い生け垣に絡みつく藤蔓を切る作業、花の終わったレンゲ草の刈り取りなど、いろいろと出来て満足です。いつもこうだといいのですが・・・。

 切った枝を捨てに行った時、草むらで半ば白骨化した猫の遺骸を見つけました。シロクロの毛並みをしていたようで、おそらく冬に自坊の落ち葉を入れた袋の中で寝ていた子です。
 途中から来なくなって、その代わりのように、その子供が寝に来るようになっていました。その後も境内で時々姿は見ていたのですが、最近は姿さえ見なくなっていました。

 去る猫もいれば、新顔がウロウロしていたりします。野良猫にとって、生きていくのは決して容易いことではありません。

 普段は行かない場所にわざわざ行ったところを見ると、自分で死期を悟ったのかも知れません。人なつこい野良猫でした。寝顔が思い出されます。

〜 生理落果したもみじの種 〜
2015年5月10日(日)  No.4326

お坊さんデー
 今日は、法事に檀家さん宅へのお参りの「お坊さんデー」でした。

 合間に、お参りに来られた檀家の方から、姉弟で相続のことで裁判をしているという話を聞きました。最近は、そういうことが本当に増えました。

 お墓を継承する人がいないので、元気な間にお墓を整理して、最期の時は合祀墓に入れて欲しいというご相談も増えてきました。

 あまり変わらないように見えて、とても変化の多い昨今です。今までの「通例」では対応できなくなってきました。

 はぁ〜、くたびれたから、早く寝ちゃおうっと!

〜 色付いてきた山紫陽花 〜
2015年5月9日(土)  No.4325

薬散
 午後から害虫除去の薬剤散布。

 モッコクの若葉が広がってきましたが、真っ先に被害を受けるのがこの木。例年、モッコクハマキが、柔らかい新芽をつづり合わせて食べてしまいます。その被害が出る前に薬剤撒布。

 西洋種の山茱萸の葉が、丸く反ってきました。裏側に虫がいるようです。アブラムシ? 小さくてよくわかりません。浸透移行性の薬剤を散布。

 普通の山茱萸も、そろそろアオイラガなどが発生する時期。これらにも薬散しようと思ったのですが、山茱萸の木の近くにはお茶の垣根があり、もうしばらくすると近くの禅寺の雲水さん達が茶摘みにやってきます。薬剤が掛かっては大変。

 お茶の垣根をブルーシートで覆いながらやりましたが、途中から風が出てきて断念しました。早く茶摘みに来て欲しいなぁ〜。

 今日は60Lほどだけ撒布してやめました。

 紫陽花にもハダニが発生してきました。去年は手痛い目に遭っているので、今年は何とかしなければなりません。

 やることがいっぱいです。

〜 目が合った猫。新顔です。 〜
2015年5月8日(金)  No.4324

葬儀と新入社員研修
 午前中は葬儀。後の予定が詰まっているので、この頃当たり前のようになっている火葬後に初七日はせずに、本来の日にすることにしました。


 自坊に戻って急いで昼食を食べ、新入社員研修。

 今日は不動産会社の新入社員33名とスタッフ。これぐらいの人数がちょうどいいです。

 本堂での座禅、貫主の法話の後、書院の庭などを案内しましたが、皆さん結構に庭に興味がある感じ。

 入社してわずかな日しか経っていないのに、会社によってずいぶん雰囲気が違うのには驚きます。今日の新入社員たちは、かなりリラックスムードです。

 屋外へ出て、作務。箒で掃いたり、草引きをしたりを、ひとりっきりになって30分間していただきました。これは、一所懸命やっている人、だらだらしている人など、人によって取り組み方がずいぶん違いました。

 その後、創業者の墓参。320余年前に亡くなった遠い創業者の墓参に、皆さんどんな感慨をもたれたのでしょう?

 合計3時間の研修を終え、参加者は大阪での研修に向かわれました。


 今日は疲れました・・・。

〜 一心に草引きをする女性社員 〜
2015年5月7日(木)  No.4323

臨時カメラマン
 今日は、本堂で一山総出仕の大きな法要。毎年、5月6日に行われます。

 昨日はその逮夜法要があり、2日間は職員さんも総出勤。ゴールデンウイークは関係ありません。

 法要の写真は、自分が出てしまうので撮ることができません。今日は、写真を撮るのはまったく自信がないという職員さんに事前練習をしてもらって、カメラを委ねました。ダメ元です。

 終わってから見てみると、ちゃんと撮れていました。アングルもいいですし、少し薄暗いところで撮ったので画像に動きが見られ、なかなかいい感じ。これを使いましょう!

 法要が終わったら、総動員で片付け〜拝観準備。せっかく来てくださるのに閉まっていては申し訳ないので、まだ完全には準備が出来ていないうちから、拝観受付を復活させました。

 連休最後の日だからか、今日はお越しになる方ものんびり気味。座り込んで庭を眺めたり、境内のベンチでゴロ寝したり。お天気に恵まれた連休でよかったですね。

 毎年、連休など、何の関係もありません・・・。

〜 今日の法要 〜
2015年5月6日(水)  No.4322

朝イチ、剪定
 朝7時半過ぎから、剪定作業。

 一昨日、中途半端になっていた樫の木ですが、7日に隣接する施設を使うのを忘れていました。剪定するなら今朝しかないので、朝も早うから木に登ったわけです。

 木の上から、出勤してきた職員さんに、「おはよう!」。どこから声がしているのかと、皆さんビックリ顔でした。

 半分程度残っていた剪定作業も、1時間半ほどで終了。切った枝はかなりの量。片付け始めましたが時間がないので、後は職員さんに依頼。バイクでお参りに行きました。


 お伺いしたのは、独り暮らしのおばあさんの家。玄関を入ると手提げ鞄が置いてありました。デイサービスに行かれる日のようです。

 声はすれども姿は見えず。勝手に上がり込み、仏壇のお灯明などを点けながら、「今日は行かれる日ですか?」と尋ねるとそうだとのこと。「どうしましょう? やめておきますか? お迎えが来るでしょう?」と言うと、「はい、では、迎えが来るまでお願いします」と。

 デイサービスの迎えが早い日は、少し離れたところに住んでおられる娘さんが来られるので、今日は迎えが遅いのだろうと思いながら読経。おばあさんには少し認知症もあって、鍵の音をチャリチャリさせながら、行ったり来たり落ち着かない様子。

 結局、読経が終わるまでお迎えは来ず。蝋燭も線香も消して、辞しました。

 毎月お参りに伺う1/4程度のお家は、独居のお年寄り。程度の差こそあれ、認知症の方も少なくありません。読経プラス、毎月同じ話を聞きながらの見回り隊のようなものだと思います。


 朝から日が暮れるまで、雲一つない超快晴の、カラッとした1日でした。

〜 剪定終了! 〜
2015年5月5日(火)  No.4321

久々の雨
 11時の法事までに、京都市の隣にある向日市のお宅2軒へお参り。

 「間に合うかなぁ・・・」と不安を抱えつつ、早い目に出発。1軒目は8時50分頃から読経。2軒目も9時半頃から読経し、無事に間に合うように帰ってきました。やれやれです。

 抜け道を走ったからか、渋滞もなく順調。でも、主要道路は他府県ナンバーが多かったです。


 11時の法事は、3人兄弟の長男の奥さんの1周忌、次男の奥さんの3回忌、三男の納骨を併せて勤めました。昨年・一昨年に3人が亡くなったのです。

 3兄弟のうち、2軒は東京、1軒は兵庫県。全員で27名の方が参列されました。

 兄弟が不仲で、親の法事を別々にしたり、裁判をしているお家も少なくありませんが、このお家は、お墓のことでも、同じお墓を共同で使ってそれぞれが納骨し、規約まで作って管理されておられます。

 子供〜孫と世代が移って行くに従って、だんだん親族間が疎遠になっていきますが、
そんな時に規約はトラブルを回避するのに役立つでしょう。よく考えておられると思いました。


 久々の雨。大した雨量ではありませんが、朝から夜まで断続的に降りました。

 降ってくれて本当に有り難かったです。

〜 もみじの種 〜
2015年5月4日(月)  No.4320

モヒカン刈り
 午後から、樫の木の剪定。

 まだ剪定してもすぐに延びてしまうことはわかっているのですが、今月半ばに行事があるため、伸び放題にしておくわけにはいかないのです。

 高さは4メートルほどありますが、枝が混んでいるので登りやすく、登っていても体も支えやすいので、とても安心感があります。でも、念には念を入れて、安全ベルト。

 樫は、切ってもまた萌芽するので、失敗をおそれずに思い切って剪定できます。

 一番上からやり始めて2時間ほどで、ちょっと疲れてきました。曇っていたはずが、結構日差しがあるのです。おまけに、葉の上に白い粉じんか花粉のようなものが付いていて、喉に悪影響。「これはあかん・・・」と木から降りました。

 まだ半分しか出来ていません。スケジュールや天気を考えると、しばらく出来そうにありません。しまったなぁ・・・。

 剪定、薬散、種蒔き・・・やらなければいけないことがいっぱい。‘季節労働者’です。どうか、今晩たっぷり雨が降って、水やりをしなくて済みますように。

〜 モヒカン刈りになった樫の木 〜
2015年5月3日(日)  No.4319

「メダカの学校」
 朝、除草剤撒き。石畳の間など、草刈り機では対応できない場所は除草剤で草の除去をしています。

 先日撒いたばかりなのですが、あっという間にまた延びてきてしまいました。また、草の種類によっては効き難いものもあるので、再度です。

 今日も朝から暑く、最高気温は31.4度まで上がりました。


 午後は「メダカの学校」。

 今日の講師は、テレビの『ぶっちゃけ寺』のレギュラーで、活発な活動をされていることで京都で有名な僧侶。宗派は違いますが、師とは20年来の知己です。

 ‘露出’が多いので、たくさんの方々がご参加くださいました。

 タイトルは『ぶっちゃけ寺の裏側』でしたが、師の真骨頂は多彩な活動。民家を借り切って法話会を開いたり、Youtubeで法話を配信したり。また、フィリピンでの遺骨収集にも尽力されています。

 この遺骨収集については、‘既得権’を持っていた人たちとの軋轢があり、その話の時にはかなり熱くなっておられました。

 異色中の異色の僧侶ですが、行動力と熱意、アピール度ではピカイチ! 頑張っていただきたいとエールを送りました。

〜 「メダカの学校」 〜
2015年5月2日(土)  No.4318

真夏日
 東山の尼寺で、恒例の大般若転読会。

 醍醐寺近くのお家までお参りに行き、少し時間の余裕があったので、郵便局で現金書留を出し、JAで除草剤を買っていたら、時間がギリギリ。

 尼寺から少し離れた門跡寺に車を置かせてもらい、そこから10分ほど坂を登るのですが、暑い暑い。今日の最高気温は、とうとう30度。汗を拭き拭きたどり着きましたが、すっかり遅くなってしまい、他の人たちはそろそろ着替えようかというところでした。
仏間はエアコンが効いていたので、動きの激しい大般若でも汗をかきませんでした。

 市街地の道路は、他府県ナンバーがいっぱい。世の中は連休なのですねぇ。

 寺務所に戻って、企業の参拝があるので、その案内。正式な僧衣をまとっての炎天下での読経は、か〜なり暑い! 木陰に入るとホッとしました。

 社長さんは、カバンから何度もカメラを出してパシャッ! ミラーレス一眼のいいカメラを持っておられたので、「写真がお好きなのですねぇ」と言うと、「この会社の仕事をさせてもらっているので」と。総合設備建設会社なのですが、なるほど・・・。

 ボクも今日は更新日。新緑の綺麗な写真が、今日の境内にはふさわしかったです。

〜 夏日のような正面参道 〜
2015年5月1日(金)  No.4317

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