親戚の忌明け&納骨の法要に参列しました。
母の従兄弟の法要なので、血縁関係からすると近くはありません。でも、故人は出征から帰国して真っ先にうちを訪ねてしばらく住み、またその奥さんになった人もうちに住んでいて、血縁関係以上に濃い親戚でした。
両親が伺うべきところですが、体調の関係で欠席。ボクも子供の頃からずっとお世話になっていた方なので、お参りさせていただきました。
菩提寺は浄土宗。ご子息と2人で読経してくださいましたが、どうもお経が合いません。音程も違っています。後から聞くと、ご子息はサラリーマンで、見習い中。住職は肺がんで、余命6ヶ月を宣告されているのだとか。お経は合いませんでしたが、住職の気持ちや子息に教え込まなければという思いが、身に染みました。
浄斎の献杯のすることになりました。他は血縁の濃い人ばかり。少ない「お客さん」の中でも年長になってしまいました。
親しい人ばかりなので、故人のことなどを偲びながらの、話の尽きない席となりました。
ボクと会うときはいつもニコニコされていましたが、呉服の商売をしている時は、いつもピリピリして、石橋を何度も叩いて渡るような人だった、「家」や「店」での顔も聞かせていただきました。
14年前に亡くなった、実に気っぷのよかった奥さんのところへ行かれるでしょう。お世話になりました。
〜 こんな時期に咲き出してしまったヘブン 〜
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2015年5月30日(土)
No.4346
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