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2014年9月の日記

咽頭炎に罹る
 夜中から、咳がよく出るようになり、朝になっても止まらず。

 2軒の檀家宅への月参りは、何とか終えたものの、段々ひどくなる感じです。

 急ぎの外作業もないので、午後はおとなしくデスクワーク。急ぎのデスクワークがあったので、グッド・タイミングでした。

 夕方にかけて、よくなる気配はナシ。先ず、夜の勉強会を欠席する連絡を入れ、明日、東山のお寺で行われる大般若転読会の代役を頼み、月参り2軒も休ませてもらうよう連絡しました。

 かかりつけ医の夜診に行きました。普段なら、風邪ぐらいではいかないのですが・・・。

 喉が真っ赤で、咽頭炎だという診断。いわゆる、「喉風邪」。喉が弱いので、さもありなんです。飲み薬、咳止めの貼り薬など、いろいろもらってきました。

 明日の予定はナシ。安静にしていようと思います。本格的な風邪なんて、何年ぶりでしょう? トホホです。

〜 風に揺れる萩の花 〜
2014年9月30日(火)  No.4104

植え替え、終了!
 朝、比叡山・延暦寺へ。

 天台宗の高僧が、教学上の最高階級「探題」に昇任するために4年に1度行われる口頭試問「別請豎義」に参列。行列をしたり、薄暗い堂内に聴聞したり。

 比叡山は平地よりも涼しいはずですが、強い日差しのさす炎天下で、分厚い冬の僧衣を着て行列したり、待機したりしていると、暑くって暑くって・・・。

 「口頭試問」の問答は明け方まで続きますが、我々は最初の30分ほどだけ同席して、後は秘儀で行われました。


 帰って、紫陽花の植え替え。

 朝、浅葱斑が来ていたので、植え替え作業をしながら時々見に行きましたが、来てくれませんでした。

 植え替えは、今日ですべて終了。500以上は出来たと思います。しばらく、ビニールポットで大きくして、やがて地植えします。

 少し一段落です。

〜 参列を終えて、三々五々戻る僧衆 〜
2014年9月29日(月)  No.4103

自転車の如し
 お昼過ぎまでは、月参りや自宅での法事、他所の霊園での墓前回向など、バタバタしました。

 初めて行く霊園は、とても綺麗でしたが、古い墓地と比べると、趣きに欠ける気がします。無縁になったり、傾いたりするお墓があったほうが、諸行無常を地で行くような気がしました。

 昼下がりから、外国人の方のご案内。日本語がある程度できる方だったので、よかったです。

 お彼岸も終わって塔婆書きがなくなると、早朝と夜が手持ちぶさた。正月の塔婆書きでも始めようかなぁ・・・。

 動いてないと倒れる、自転車の如し。

〜 盛りを過ぎても美しい萩 〜
2014年9月28日(日)  No.4102

御嶽山の噴火
 今日も秋晴れの1日。

 午後から紫陽花の移植作業。作業も先が見えてきて、あと半日あれば終わりそうです。

 ニュースで御嶽山が噴火し、けが人などが出ていることを知りました。

 御嶽には9年前に1度だけ登ったことがあります。信仰の山で、比較的簡単に登れて、あまり登山をした気にはならないので、もう登ることはないだろうと思っていましたが、こんなことになろうとは・・・。

 噴火などと思ってもいませんでしたが、御嶽は気象庁が24時間態勢で監視する47火山の一つなのだとか。噴火が予知できなかったそうですが、そんなにいきなり噴火するものなのでしょうか? 今年多発した水害といい、自然災害の恐ろしさを思い知らされます。

 テレビを見ていて、高い山が紅葉している光景を目にしました。リベンジ登山に、なかなか行けそうにありません。そのうち、冬になってしまいそう・・・。

〜 2005年7月 御嶽山山頂にて 〜

2014年9月27日(土)  No.4101

素晴らしい夕焼けでした
 自坊の門を開けに行ったら、金木犀の圧倒的な香りが押し寄せてきました。夕べは香っていなかったのに・・・。

  素晴らしい秋晴れ! 朝の光の中を、カメラを持って散策。秋の深まりを、しみじみと感じました。

 午前中は、檀家さん宅へお参り。帰ってお昼を食べて、すぐに会社の研修。

 今日は、銀行の海外採用社員の研修。スタッフ以外は、外国人。多少、日本語ができる人もいますが、説明は通訳を介して。通訳さんが慣れていないので、なかなかスムーズに進みません。おまけに、ポインターの電池が切れていて、大失敗でした。

 説明、案内、参拝でピッタリ2時間。楽しい時間でした。

 終わって、すぐに護摩祈祷の法要。企業の人事担当部長さんたち20人ほどが参列されて、社運隆昌や社員さんたちの健康などを祈願されました。

 5時半頃に終わって、帰る途中で綺麗な夕焼けを発見! カメラを持ってブラブラしていた近所に住む職員さんを誘って、工事現場の足場の上から、急いで写真を撮りました。

 残念ながら、コンデジ。それでも、きれいですねぇ〜。自然はすごい!

 それにしても、疲れました。

〜 夕焼け! 〜
2014年9月26日(金)  No.4100

まとまった時間が取れません
 今日は、彼岸中とはいえ墓参の方は少ないので、溜まっている庭作業をしようと思っていました。

 でも、昨日移動した文殊菩薩像の傷みが気になるので、近所にいる知人の仏師に来てもらい、修理の相談をしました。

 昨日、仏像を移動したのは仏具屋さん。仏具屋さん経由で修理をすると、費用がとても嵩むことはわかっていたので、腕も確かで、気心知れたその仏師に、すぐさま蓮台の修理を依頼しました。他の欠損部分の修理も、見積を頼みました。

 仏師は腰の手術をしたばかりで重い物が持てないというので、蓮台を梱包して、緩衝材などを敷いた軽トラックの荷台に載せて、工房まで運びました。

 これで一安心です。

 合間を縫っては紫陽花のポットへの移植作業。電話が掛かったり、来客があったりで、なかなか進みません。

 午後からはテレビの取材を受けました。

 JR東海の「そうだ。京都、行こう」のキャンペーンに取り上げられてから何が変わったかというのが取材の趣旨。取り上げられたのは12年も前。その影響もかなり薄くなっているので、どうして取材を申し込まれたのかよくわかりませんでしたが・・・。

 1時間以上かかって、いろいろ写して帰りましたが、使われかどうか・・・1分も流れればいいでしょうね。

 結局、今日もまとまった作業は出来ず。早く紫陽花の移植に決着を付けたいです。

〜 今にも落ちそうな蓮の種 〜
2014年9月25日(木)  No.4099

文殊さま、移動
 今日は、本堂脇壇の文殊菩薩を移動する日。

 まずは、その両側にある位牌を並べる壇を移動。

 ところが、壇を移動したら、その下から和菓子の空になった包装紙が10個ほど出てきました! ネズミの仕業か、ハクビシンか? 以前から、お供えが時々なくなるので、「犯人は饅頭好きの○◇かな?」などと冗談を言っていたのでした。これで無実が証明されました。

 9時から、仏具屋さんの工房の仏師さんたちが来て、文殊さんを‘解体’。光背、本体、蓮座、獅子、台座に分けて移動し、仮安置する場所で再び組み立てました。その間、約1時間半。

 像に銘のようなものは何も記されてなく、ちょっと残念。蓮弁などが外れていたり、修理が必要な箇所もいくつかあって、頭が痛いところです。他の修理の予定を後回しにして、こちらを先に修理するか・・・。


 腐葉土を取ってきて、また紫陽花の植え替えを始めました。そもそも腰が痛くなった切っ掛けは、この作業。用心しなければいけません。

 途中で、首にピリッと刺すような痛みを感じました。この独特の痛みはイラガにやられたに違いありません。すぐにステロイド系の薬を塗ったからか、痛みはすぐに軽快しました。ひどくならずによかったです。

 夜から雨。よく降っています。久々の雨は有り難いです。

〜 解体・移動して仮安置される文殊さま 〜
2014年9月24日(水)  No.4098

彼岸お中日
 彼岸のお中日。お天気もよく、少し暑いぐらいの日となりました。

 各塔頭は、お彼岸の法要を勤めているのですが、自坊は、先代の頃から法要はせずに、お彼岸の間中、お墓での回向をしていた流れで、今日はお参りになったお家の回向を自坊の仏間ですることにしています。前住の時は2人で拝めましたが、今は独り。とてもお墓との往復をするのは無理で、またお彼岸の1週間の間ずっとというのは無理なので、今日だけにしています。

 これまでにたくさんお参りになっていますし、混むお中日を避ける方も多いので、今日はそれほどでもない忙しさ。それでも、朝から夕方まで、ご希望の方の回向をさせていただきました。

 境内は車がいっぱいで、長い人では1時間以上並ばれたとか。お中日のお昼前後は決まってそうなります。

 走り回るような忙しさではありませんでしたが、なんだかすごく疲れ、8時半頃には寝てしまいました。たっぷり寝られて、うれし〜い。

〜 お花が供えられたお墓 〜
2014年9月23日(火)  No.4097

位牌などの大移動
 本堂の内装工事の準備のために、仏像や位牌を移動しました。

 本堂内陣左側には、文殊菩薩像を中心に、天台・伝教両大師像、120ばかりの位牌がズラリと並んでいます。それを、いったん移動。ものすごく大変・・・。

 朝から6人がかりで、両大師像や位牌などを移動。夕方までかかりました。位牌といっても、大きいものは高さ1メートル以上あり、相当な重量。大半は江戸時代のものです。

 位牌の表裏の写真を撮って記録し、埃をはたき、濡れタオルで拭いて、一時保管場所に移動。位牌を移動するなど、50年以上ぶり。すごい埃でした。

 天皇や親王、御本尊の宮殿を寄進された家光公や桂昌院様の位牌もありました。最上段の厨子の中に入っていたので、見たのは初めて。立派で精緻な彫り物のある位牌でした。

 最大の発見は、脇壇の文殊菩薩が祀られた経緯がわかったこと。位牌の裏側に、明和7年(1770)に亡くなった般舟三昧院(後土御門天皇により1479年に開創された皇室由緒寺院)の歴代住持の遺言によって造立寄贈された旨が記されていました。柱に金箔を施すお金を寄進された方々の位牌や奉公人が主人の供養を願って作った位牌などもありました。

 24日には仏師が来て、文殊菩薩像を移動。それから、その背面の表具工事が約1ヶ月間の工期で始まります。

 本堂は内も外も大工事です。

〜 位牌の移動前と後 〜
2014年9月22日(月)  No.4095

彼岸中の日曜日
 彼岸中の日曜日とあって、朝から墓参の方が頻り。

 「念のため、お越しになる前にご連絡いただくと有り難い」という趣旨の一文を案内葉書に書き添えておいたのですが、いつもなら書けているので、連絡ナシの方もおられます。

 夕べ、「ま」まで書いて、今日も起き抜けから書いているのですが、「み」とか「や」で始まる苗字の方がいらっしゃいます。「もうちょっとだったのですが・・・」と頭を掻きながら、奥で塔婆書き。そんなことが何軒かありました。誠に申し訳ありません・・・。

 午後から、東山のお寺で、恒例の大般若。日曜日で、東山通は大渋滞。路線バスと観光バスが車線を塞いでいました。

 ギリギリに滑り込んで、大般若の法要。少し汗がにじみました。

 帰って、塔婆書き再開。夜遅く、ようやく終わりが見えてきました。明日の朝には何とかなりそうです。

 あ〜、何もしないでボーッと過ごせる夜を過ごしたいです。

〜 快晴でした! 〜
2014年9月21日(日)  No.4096

彼岸の入り
 今日からお彼岸。‘入り’の日はお参りが多いので、月参りに行った以外は、ずっと自坊で塔婆を書きながら待機していました。

 更新用の写真を撮りに少し境内を歩きましたが、人も多く、僧衣姿では写真が撮りにくくて・・・。写真を撮っている姿を写真に撮られたり・・・。

 酔芙蓉がきれいです。昨日咲き出した花は今日は濃いピンクに、今朝咲き始めた花は白く、共にフワッとした咲き姿を見せてくれています。いいですねぇ〜

 今日も寝るまで塔婆書き。やっと、「ま」。トホホ。

〜 赤白の酔芙蓉 〜
2014年9月20日(土)  No.4094

物故社員慰霊法要
 涼しい朝。例年は、もう少し暑さと涼しさが交互にやってくるような気がするのですが、今年は一気です。

 準備を進めてきた大きな法要。某企業グループの物故社員の慰霊法要で、各社のトップの方々が参列されます。

 7時過ぎに本坊へ行き、室内外の最終仕上げ。8時には中核会社の社員の方々がお越しになり、出張料理を出す料亭も板場や仲居さんがごっそり移動してきて、それぞれ準備。
 9時過ぎから、各会社のトップの方々が集まって来られました。ほとんどの方が、何回も参列されているのでスムーズですが、秘書の方々はピリピリ。早朝から、車のコースや駐車位置の下見に来られる会社もありました。

 10時から法要。終わって、本堂前で記念写真。工事の足場の間から何とか写真を撮りました。そして、創業者の墓所やグループの慰霊塔へお参り。真如山荘で浄斎とスムーズに運びました。

 整備と掃除をしてきた境内は、きれいでスッキリ、凛としています。いつもこんな境内でありたいです。

 トップの方々は分刻みのスケジュールですから、すべてオンタイムで進行。すべて終わって、1時前にはスタッフも含めて皆さん解散。こちらも、すべての設えを復旧して、拝観を再開しました。

 ホッとするかと思っていましたが、次は自坊の彼岸の準備。塔婆の完成にはまだほど遠く、すべてが書き上がる前にお彼岸の入りがやって来ます。トホホ。

〜 本坊前は黒塗りの車が約20台 〜
2014年9月19日(金)  No.4093

職員総出
 今日は、明日の大きな法要に向けての最終仕上げ。職員全員出勤で、掃除や準備に当たりました。

 明日は爽やかな秋晴れの予報。お天気だけはどうにもなりませんが、快晴とあらば鬼に金棒です。


 境内は秋の花々がたくさん咲いています。萩、すすき、藤袴、酔芙蓉、彼岸花、ヘブンリーブルー、まだ木槿も咲いています。

 一気に涼しくなって、散歩するにはいい季節になってきました。お彼岸が終わったら、どこかへ歩きに行こうっと!

〜 彼岸花も咲いてきました 〜
2014年9月18日(木)  No.4092

年がら年中、掃除
 境内の細かいところの掃除。草を刈ったり、敷き砂利の調整をしたり、やり始めたら切りがありません。

 草も、つい1週間ほど前に職員さんが刈ったばかり。でも、もう伸びています。桜の落葉が始まり、掃き集めているしりから、また散っています。年がら年中、そんな繰り返しです。

 掃除をしても意味がないように思う方もあるかも知れませんが、「手が掛けてあるなぁ」と思える境内はやはり気持ちがいいものです。「いつ訪れても境内の手入れが行き届いていて、花が咲いているお寺」というのが理想です。

 でも、なかなか手が回りません。職員さんに頼んでも、気持ちのある人ない人、センスのある人ない人いろいろで・・・つい、自分がやらないと気が済まなくなってきます。これがいけませんねぇ。

 とにかく、頑張ろう!!

〜 茶庭のほととぎす 〜
2014年9月17日(水)  No.4091

腰痛対策
 早朝、腰痛対策でウォーキング。しばらく、毎日続けようっと。

 「座って塔婆書きばかりしているのがいけないのかも・・・」と思って、午前中、刈り払い機で草を刈ったり、枯れ枝を切ったり。

 その間も、19日の法要時の出張料理について料理屋さんの女将さんや板長さんと打ち合わせをしたり、本堂の修繕の契約書を交わしたり、補正予算を作成したり・・・。

 でも、「植木屋をしている場合じゃない」と思って、塔婆書きに復帰。着物用の帯で、腰をギュッと締めました。

 「19日の法要の時に、腰痛から立ち上がれなかったらどうしよう・・・」などと、悪い想像が頭に浮かびます。

 明日もウォーキングしようっと!

〜 満開の萩 〜
2014年9月16日(火)  No.4090

Facebookページ開設
 連休3日目。境内の人も少し多目です。

 今日も月参りと法事。その後は塔婆書きに集中したかったのですが、19日にある大きな法要の準備があれこれあって、結局、昼間はできませんでした。

 「さぁ、やろう」とやりかけたのですが、三千院がFacebookのページを開設していると聞いたのが気になって、「うちもやろうっと!」とはまってしまいました。

 Facebookは以前から使っていますが、仕事上の連絡用がメイン。まず書き込むことはありませんでした。

 でも、そのリアルタイムさと手軽さはとても有用。スマホでも簡単に見られるので、真如堂のページを開設することにしました。

 使い慣れていないので、少々手間取ったところもありましたが、割と簡単に作成、公開し始めました。

 また仕事が増えましたが、その分、来訪者も増えてくれれば・・・。

 腰が痛い・・・。

〜 真如山荘から見た北白川方面 〜
2014年9月15日(月)  No.4089

腰痛
 今日も秋らしいお天気。

 でも、変わり方があまりに急。先日まで半袖でいたのが、ここ数日の朝夕は長袖でないと涼しすぎるくらい。彼岸までは、もう少し暑くてもいいですのに・・・。

 今日は法事など以外は塔婆書き。

 彼岸にはまだ早いですが、連休とあって、墓参に来られる方が結構おられます。ますます焦ります。

 同じ姿勢で書いているので、腰痛が悪化。植木屋すれば治るのになぁ〜

〜 大きく育った酔芙蓉 〜
2014年9月14日(日)  No.4088

進みません・・・
 今日も忙しかったぁ〜

 月参りに2軒伺い、帰って法事。お昼を食べて、「メダカの学校」。終わって、講師さんたちと談笑を終えたのが4時半。それから、車検の終わった車を取りに行って、帰って夕食。

 不覚にも、マッサージ椅子でうたた寝してしまい、7時半から塔婆書き。いくらも進みませんでした。

 彼岸の入りまであと1週間。このままでは、あかん・・・。かといって、寝るのが大好きなボクには、徹夜は無理。

 えらいこっちゃ!

〜 ハッとするほど鮮やかな色の芙蓉 〜
2014年9月13日(土)  No.4087

進まない塔婆書き
 彼岸の中日まで、あと10日ほどしかないのに、まだ水塔婆は「こ」。「これはえらいこっちゃ!」と、今日はひたすら塔婆書き・・・のはずが。

 本堂の工事にいろいろ変更が生じ、畳替えも一部することになったので、補正予算を組み直すことにしました。

 また、隣接民家から、生い茂っている樹木の枝を切って欲しいという依頼もあり、その費用も計上しなければなりません。

 何だかんだと用事ができて、塔婆書きに集中できませんねぇ。

 秋の彼岸は、過去の墓参歴の統計から、ここ2年続けて墓参されている方だけ、あらかじめ書いておくことにしています。なかなか合理的! それでも、「こ」では・・・。

 しばらく、植木屋はおあずけです。

〜 秋が深まったかのような木々の色 〜
2014年9月12日(金)  No.4086

朝イチ パソコン不調
 今日も、降ったり晴れたり曇ったり。

 記録的な大雨が北海道などで降った報道が繰り返されていますが、今年はどうしてこんなお天気なのでしょう? 来年以降もこんな天気が続くのでしょうか?

 昔から、大きなサイクルで天気の変化が繰り返されていますが、近年は酷暑が続くわりには地球自体は寒冷化に向かっているとか。ボクが生きている間には、そんなに大きく変わるわけはありませんが・・・。


 夕べ、WINDOWSの更新を終えてシャットダウンしているはずのパソコンが、今朝になっても点いたまま。更新が途中で止まっていました。「電源を切らないでください」と表示されているので、しばらく様子を見ていましたが、フリーズしているに違いありません。

 「もし立ち上がってこなかったら・・・」と思いつつ、電源ボタンを長押ししてシャットダウン。セーフモードで立ち上げたら一応起動したので、次は普通に起動。動作を確認したところ普通ですが、見た目にはシステムフォントが変わっていました。特に問題はないので、途中になっているWINDOWSの更新を手動で実施。なんとなく、またシステムフォントが変わった感じですが、まぁいいかな・・・。

 朝から焦りました。


 午後、鷹峯に百箇日のお参りに行き、少し早く着きそうだったので、源光庵の駐車場でちょっと休憩。源光庵は駐車場に行くのすら初めてでした。

 近くには会員制のホテルも開業間近。鷹峯のひなびた雰囲気には合わないような気もしました。人気のあるパン屋さんに寄ってから、お参りに伺いました。

 アウディにも少し慣れましたが、乗る度に頭をぶつけます。

〜 源光庵の入り口 〜
2014年9月11日(木)  No.4085

アウディ
 3度目の車検。

 7年前の昨日、事故で車が廃車になり、乗り換えた車です。大きい事故で、3人重傷、ボクだけ打ち身。それでもシートベルトの当たっていた体の部分は、しばらくどす黒い色が消えませんでした。

 この事故と、梯子から落ちて骨折したのは、今でもトラウマです。

 車検の間の代車はアウディ。おそらく、アウディでも一番小さい車種でしょう。

 「そんな車じゃなくて、国産車でいいです」と言ったのですが、それしかないのだそうです。

 ディーラーから乗って帰りましたが、走りはよくないし、ウインカーのレバーは国産と反対ですし、シートが低くて僧衣では乗り込み難いし、いいことは何もありません。坊さんが‘外車’に乗るのは、ボクのポリシーに反するので、気分的にも釈然としません。

 「これ、代車です」と、何度弁明しなければいけないでしょう・・・。

〜 何か、しっくりこない・・・ 〜
2014年9月10日(水)  No.4084

失念
 今日はさわやかな快晴!

 今日は月参りなどの予定もないので、「さぁ、モッコクを仕上げるぞ!」と、8時頃から剪定作業を始めました。

 かなり作業が進んだ10時前頃、木の下から樹形を眺めていたら、ふと、「本当に予定がなかっただろうか・・・」と不安になり調べてみると、大変! 今日に変更してもらったお参りを失念していたことが発覚! 「朝から剪定をするぞ!」と意気込んで、すっかり忘れていました。

 すぐに檀家宅に電話をして、「スミマセン、今から伺います」と東寺の向こうの方のお宅へ一目散。9時頃に伺う予定が、着いたのは10時20分頃でした。

 おばあさんには、「事故にでも遭われたのかと思いました」と言われ、平謝り。まさか、剪定をしていたとは言えず、言葉を濁しました。

 帰って早目のお昼を食べ、午後、剪定の仕上げ。まぁまぁの仕上がり。3日間かかったモッコクの剪定も、これで完了!

 夕方までの時間は、紫陽花のビニールポットへの植え替えをしました。

 今夜のビックムーン&満月、綺麗でした!

〜 剪定を終えたモッコク 〜
2014年9月9日(火)  No.4083

モッコクの剪定
 今日は、檀家参りが終わってから、ひたすらモッコクの剪定。

 午前中は曇っていましたが、午後は天気がよくなって、木に登っていると暑くって・・・。

 モッコクの剪定は難しいです。おまけに、去年、剪定していないので、なかなか形が作れません。下から眺めて、またちょっと切ってみたり・・・だんだん枝がなくなってしまいそう。

 枝が混んでいる木なので、登るには体をひねったり、足を無理に上げたりで、筋肉痛になりそうです。でも、枝が多いので、安心感があります。こういう時こそ、用心です!

 明日半日やれば、出来不出来は別として、完成です。


 サポートをしている犬や猫のの緊急保護・里親募集活動をしているグループのホームページにセキュリティーの警告が出ると聞いてアクセスしてみると、「警告: 不正なソフトウェアを事前に検出しました」とのこと。

 「そんなはずないんだけどなぁ」と調べてみると、ホームページ上の20以上のファイルが改ざんされていました。こんなことは初めてです。

 ボクは今年の春から協力し始めたのですが、それまでのどこかでIDやパスワードが漏れたのかも知れません。ところが、パスワードを変えようにも、それを書いた紙がなく、以前やっていた方とは没交渉とか。また、いつ改ざんされるかわかりません。

 ホームページの移転を考えるしかありません。こりゃぁまた大変です。

〜 50センチ以上ある巨大な茸 〜
2014年9月8日(月)  No.4082

1日中、お坊さん
 今日は忙しい日でした。

 午前中は月参りで、市内の檀家宅3軒を拝んで回りました。雨の心配もなく、バイクも快適でした。

 寺務所で少しデスクワークをして、午後から自坊で法事。終わって、宇治の檀家宅で初七日のお勤め。

 自坊に戻って、近所で行われる鉦講さんの通夜に諷経僧(ふぎん)で参列。檀家ではないのですが、長年お世話になったので、一緒に拝ませて欲しいとこちらからお願いして、宿坊の僧の脇で読経しました。

 お十夜の時には、大きな声を出して鉦を打っていただいた故人。普段の故人らしい、いいお顔の遺影でした。
 
 久々のご自宅での葬儀。狭い式場に扇風機が2台置いてあって、その風で経本がめくれてめくれて大変でした。

 朝から何度も正座を繰り返しているので、夕方になると足がくたびれて痺れ、立ち上がるのにちょっと苦労しました。

 今夜はお月さんがスッキリ見えて綺麗! 明日からお天気も安定してきそうです。

〜 トイレの窓からふと見た露草がきれいでした 〜
2014年9月7日(日)  No.4081

塔頭住職の結婚式
 今日は、真如堂塔頭の住職の結婚式。

 独り住まいの住職だったので、準備も大変。朝早くに様子を見に行ったら、Tシャツで汗だくになっているので、「何か手伝うことない?」と聞きましたが、後は当人でないとわからないようなこと。何でも、早朝から枕経に行ってきたのだとか。それはまた大変。とりあえず、いったん帰りました。

 ボクは式の司会進行役だったので、事前に両家に式の説明をしたり、僧衆と進行の確認をしたり。

 いよいよ仏前での結婚式開式。住職は動き回った汗がなかなか引かないと見えて、汗を拭き拭き式に臨んでいました。新婦は落ち着いた様子でしたが、ご両親は緊張の面持ち。想像のつかない寺の世界に娘を嫁がせるのは、きっと不安だらけでしょう。それが伝わってきました。

 ちょっとハプニングもありましたが、無事に式は終了しました。天気に恵まれたのが何よりでした。

 披露宴は、二条の鴨川畔に新しく出来た外資系の高級ホテル。ほとんどの人が初めて訪れたみたいで、興味津々。でも、中は迷路のようで、案内標識もあまりなく、トイレに行ってなかなか帰って来られなかったという人もいました。

 来賓の挨拶の後、乾杯。その後は特にスピーチもありませんでした。「最近の披露宴って、こういうやり方をすることもあるのかなぁ〜」と思いました。

 塔頭も新婦を迎えて、また賑やかになるでしょう。真如堂も然り。うれしい1日でした。

〜 天井が半分開く「寿」マークの新郎新婦の車 〜
2014年9月6日(土)  No.4080

モッコクは難しい
 今日も降ったり、曇ったり、少し晴れたり。雨も、もういい加減にして欲しいです。


 茶室の障子や腰張りの張り替えの打ち合わせをしました。

 茶室の障子は「石垣張り」といって、紙を横方向に桟ではないところで継ぎます。また、腰張りにもルールがあり、聚洛壁の上に貼り付けていきます。これらの作業が素人には出来ないので、表具屋さんにお願いせざるを得ません。

 ん・・・ また相当の費用が・・・。


 少し時間があったので、モッコクの剪定を始めました。

 モッコクの剪定は、簡単そうに見えますが、難しい部類に入ると言われます。伸ばす枝、剪定する枝、切り落とす枝、その判断がなかなか判断が難しいです。

 一般に剪定は、木の上の方は透かし気味にして、下の方はそれに比べて枝を残すようにします。でも、やっているうちに、「ちょっと切りすぎたなぁ・・・」と思うほど剪定し過ぎました。

 困ったなぁ・・・。また芽を吹くからいいかな・・・。

 雨後の剪定で、少し濡れました。剪定には、まだ丸1日はかかりそうです。

〜 雨粒いっぱいの酔芙蓉 〜
2014年9月5日(金)  No.4079

降ったり止んだり
 今日も、降ったり止んだり、時には少し日が差したり。夜には、雲間にお月さんも見えました。

 明日も雨。週末もはっきりしない空模様で、ようやく来週から晴れる予報です。もう雨は十分、十二分。境内のあちらこちらで茸を見ます。

 今日は檀家宅回りや来客で、1日が終わりました。

 すっきり晴れた秋空の下で、チョッキンチョッキンと鋏の音を立てて剪定がしたいです!

〜 酔芙蓉の花もかなり遅れ気味 〜
2014年9月4日(木)  No.4078

ICOCA
 葬儀で大阪へ行くのに、万が一のことを考えて、今日は電車。

 春にJR西日本のICカードを買い、1度だけ使ったのですが、その後使おうとしても改札が通れません。おかしいなぁと思いつつ数ヶ月が経ち、今日、もう一度やってみたら難なく通れました。

 カードをよく見たら、裏側にホームセンターのカードがピタパっとくっついていたのです。原因は十中八九それ。自動改札機を通る前に気が付き、剥がしてから読み取り機に当てると、普通に通れました。帰りもOK。

 なぁーんだ! それだけのことだったのかぁ。一件落着です。

〜 使えるようになったICOCA 〜
2014年9月3日(水)  No.4077

蜂の巣退治
 「新長谷寺のお堂の正面にスズメバチの巣があって、蜂がブンブン飛び回っています!」と、急報!

 「取っておいてください」と言ったのですが、「恐いから嫌ですよぉ」とのこと。仕方がないので、出動しました。

 行ってみると、直径15センチほどの巣で、蜂が忙しそうに出入りしています。まだ作っている途中なのでしょう。これは放っておけません。

 殺虫スプレーを持ってきてもらい、噴霧しながら巣の様子を伺い、石を巣に向かって投げました。外れて側に当たっただけでも蜂は興奮して、こちらに向かって来ます。大急ぎで退散! 職員さんは、離れたところで見ているだけ。

 何回か石を投げ、そのうち1つが巣をかすめ、巣が少し崩れました。当然、蜂はドッと出てきたので、一目散に退散。そのうちとうとう、まともに石が当たり、巣は落ちました。たくさんの蜂に、またまた大急ぎで退散。

 殺虫スプレーを撒いては逃げるということを繰り返し、何とか平静を保てるようになりました。でも、天井に少し残った巣の残骸には、数匹の蜂が行ったり来たり。また巣作りを始めるつもりでしょう。後日、もう一度、対決しなければいけません。

 これからは要注意時期。気をつけなきゃ!


 大阪へ車で通夜に行った帰り、道に迷いました。高速に乗りたかったのですが、ボクの車のナビは、まだ高速が出来る前のデーターしか入ってなく、当然、高速へ誘導してくれません。

 勘を頼りに走ってみましたが、土地勘があるわけではなし。突然のどしゃ降りで視界も悪く、グルグル回って、どこへ向かっているのかさえわからなくなりました。

 結局、30分以上もロスをして、ようやく目指す高速に乗ることができました。

 先日も宇治で似たような目に遭ったので、「よし! データーを更新しよう!」と自坊に帰ってから調べてみたら、データ更新はだいたい12月頃。それまで待ったほうが得策なので、取りあえずは現状のまま。

 どうか、あまり知らない所へ行かなくても済みますように・・・。

〜 蜂の巣の残骸 〜
2014年9月2日(火)  No.4076

今日も雨
 今日も朝から雨。スッキリした青空を、もう何日見ていないでしょう。

 8月の京都市の雨量は平年の約3・7倍で、54年ぶりに記録を更新。日照時間は平年の約52%で、観測史上2番目に少なかったとのこと。異常気象でしたが、まだその流れが止みません。

 雨なので空いてるだろうと、国民健康保険の健診を受けに、開業医に行きました。集団検診が基本のようですが、並んで診てもらうのは嫌なので・・・。

 案の定、医院はガラガラで、すぐに診てもらいました。血圧、心電図、血液、検尿検査だけですが、どうせ薬を貰いに行かなければいけなかったので、ちょうどよかったです。

 帰って、シトシトと降る雨の中、先日張ったシートの下で、紫陽花の植え替え作業。

 涼しく、静かな中で、コツコツと植え替えるだけ。いろいろな考えが起きては消え、起きては消え・・・。50株も植え替えられませんでしたが、当分はこの作業が続きます。

 その間に、檀家の方の訃報が2件入り、葬儀の段取りに四苦八苦。1件は大阪、もう1件は宇治。さぁ、困りました。

〜 蓮も終わり 〜
2014年9月1日(月)  No.4075

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