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2014年8月の日記

出くわす
 今日は、境内掃除が当番の職員さんが4人いてくれるので、まとまった作業が進みました。

 午前中は、ボクも加勢して、池の周りの竹垣を樹脂の杭とロープに替える作業をしました。

 樹脂杭はこの日を見越して70本仕入れておきましたし、ビニールロープも200メートル巻が買ってありました。準備は万端、作業は順調。これで当分は更新しなくても済みます。

 午後は、お堂の蔭においてあった木材などの整理をしてもらい、その間、ボクは垣根の刈り込み作業などをしました。

 お盆前に綺麗に剪定した垣根も、あっという間にまた伸びてしまいました。お彼岸頃までに、これらをもう一度剪定する作業が続きます。雨が多いせいで、草もよく伸びています。これも刈らなければなりません。

 作業を終えて、自坊に帰り、勝手口から入ろうとしたら、細く長い、曲がりくねったものが道に横たわっていました。一瞬、何かわからなかったのですが、わかった途端、大慌てで逃げて、客用の玄関から家に逃げ込みました。

 今年は一度も‘あれ’を見ずに済みそうだと思っていたのに・・・。あー、ショック。おぞましい・・・。勝手口から出入りできなくなりそうです。

 8月も今日で終わり、明日から、‘通常勤務’となります。

〜 この子は、将来、植木屋かな? Photo by K.Y 〜
2014年8月31日(日)  No.4074

天気が気がかり
 曇ったり、晴れたり降ったり、また晴れたりと、目まぐるしいお天気。いつになったら、お天気が安定してくるのでしょう?

 天気に左右されずに紫陽花の植え替えができるように、作業場の上にシートを張りました。

 去年は大きいシートを張って鬱陶しかったので、今年は小さいのにしました。強い雨は吹き込んできますが、少々の雨ならこれで十分。色もブルーからグリーンに変えました。この方が葉の色が綺麗に見えます。

 今日は40株ほどを植え替えました。先は長いですが、折を見てコツコツやるしかありません。

 明日も雨になるのかなぁ。天気によって外の作業の進み具合が違うので、毎日、天気が気がかりです。

〜 「珍しい花」と驚く人もありますが、梅の枝に絡んだ朝顔が咲いているだけ 〜
2014年8月30日(土)  No.4073

雨の降る日は天気が悪い
 今日は自坊で‘植木屋’。

 7月末に植木屋さんが手入れしてくださっているので、大きな剪定などは必要なく、徒長枝を切ったり、屋根に積もった落ち葉を取ったり、草引きをしたりが主。

 お盆の間、参道を掃く程度以外は何もしていないので、細々とした作業が結構ありました。

 昼からは時おり青空も見えてきたので、除草剤を撒きました。自坊だけでは薬剤が余ってしまったので、本堂前の石畳の辺りも撒き、しばらく職員さんのしている別の作業を手伝っていたら、ポツリ。

 「まさか、雨など降るはずもない」と思って、自坊に戻って、撮ってきた本堂の瓦の写真を見ていたら、雨音。「あれっ?」と外を見ると、雨は本降り。雨雲レーダーを見ると、まとまった雨雲がかかっていました。

 せっかく撒いた除草剤はパァー。1時間半かけて撒いたのに・・・。青空に騙されました。

 まぁ、しょうがないなぁ。雨の降る日は天気が悪い・・・。でも、雨は1時間足らず。どうせ降るなら、もっと降れ!

〜 墓石の上で伸びていた猫 〜
2014年8月29日(金)  No.4072

打ち合わせ三昧
 明け方から雨。昨日の天気予報では、雨なんて言っていなかったのに・・・。11時前になって、ようやく上がりました。

 今日は、修理・修繕の打ち合わせ3連チャン!


 まず、9時から、「寒山拾得図」の修理についての打ち合わせ。業者の方などが、掛け軸をライトで照らしてルーペで見たり、縦横斜めから見たり、寸法を測ったりして、修理の下調べをされました。

 ボクは特にすることもなく、少しの質問に答える程度。1時間半ほど係りました。


 お昼から、本堂背面の釈迦三尊像図などの修理について、現場で協議。

 本堂はいろいろな法要が行われるので、修理はその間を縫って行わなければなりません。その間、仏像や位牌などをどこへどう移転するのか、これは大変な問題です。

 この打ち合わせも、約1時間、表具屋さんや下地の工事をする大工さんなどを交えて行いました。


 次は、本堂の表裏の屋根と樋の修理。大工さん、板金屋さん、瓦屋さんなどを交えて、正面の足場と背面の足場にそれぞれ登って、修理をどのように進めていくか協議をしました。

 工事は、紅葉までに終わらせなければなりません。破損している瓦などは、今から特注で焼いてもらわなければなりません。

 水漏れのしている樋は、今では作れないようなもので、補修をすれば50年は使えるということ。緑青のふいたいかにも味のある樋なので、水漏れ箇所を直したり、補強したりして、これを生かすことにしました。

 終わったのが4時半。今日は、本当に1日中、修理のことばかり。でも、尽力してくださる方々のお陰で、表具や建物が綺麗になっていきます。実にうれしいことですし、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。


 さぁ、山にも行けないし、お彼岸の塔婆書きを始めるとするかな。ヨイショ!

〜 掛け軸修理の打ち合わせ現場 〜
2014年8月28日(木)  No.4071

足場に登って、「絶景かな」
 早朝、組み上がった足場を見に行きました。本堂が建って320年ほど。こんな足場が出来るのは、もちろん初めて。

 しばらくして、現場監督が来たので、一緒に足場に登らせてもらいました。

 以前、梯子で屋根近くまで登ったことがありましたが、梯子は揺れるし、下は見えるしで、恐いのなんのって・・・。足場は安心感が丸で違いました。

 今回の工事は、本堂正面では樋の掛け替えが主。その樋は、下から見るよりもひどい状態で、内側には瓦土がずいぶん滞積して苔まで生え、穴もたくさん開いていました。瓦もずいぶん痛んでいて、そう遠くない将来、全面的な葺き替えが必須です。

 登ったついでに、下り棟の鬼瓦を写真に撮りました。下からでは望遠レンズを使っても上手く撮れませんが、足場に登るとつい目の前。角度を変えて、あちこちから撮れました。貴重な写真です。

 後ろを向くと、本堂の前庭が眼下に広がり、森の向こうには京大病院も見えました。もちろん、こんな角度で見るのは初めてです。

 晴れていたら・・・。また、登ろうと思います。

 今日は本堂の裏の足場組み。今日も葬儀があって出かけたので、完成した姿は見ていませんが、明日、登ってみようと思います。

〜 足場が組まれた本堂 / 足場最上部から見た境内 〜
2014年8月27日(水)  No.4070

本堂に足場出現
 朝早くの強い雨もサッとあがりました。

 今日から本堂の工事が始まります。今度の工事は、本堂前後の大きな樋の掛け替え、本堂背面の屋根工事が主。

 今日は、本堂前面に足場を組む作業が行われました。

 「樋を掛け替えるだけで、こんな立派な足場が必要なの?」というほどしっかりした足場が、鳶職さんたちの手によって手際よく組み立てられていきました。

 ボクは葬儀のため、お昼頃には寺を出ましたが、薄暗くなってから帰ってきて、参道の一番下から見ただけでも、本堂の軒下をすっかり覆う足場は目立っていました。

 まずは足場に登って、いまの樋や受け金具を採寸したりして、それから新しい樋・金具を製作。そして取り付けます。前面部分の工期は約2ヶ月ですが、足場の出番は採寸と取り付けの時だけで、新しい樋・金具を製作している間は休眠です。

 今の樋は穴があちらこちらに空いていて、雨が降るとその穴から雨だれが落ちてきます。参詣の人からも、「直したらどうですか?」と言われる始末。紅葉の頃までには、どうにか直ります。

 これでまた気がかりだったところがスッキリします。

〜 組み立て中の足場 〜
2014年8月26日(火)  No.4069

紫陽花の植え替え
 今日も不安定な空模様。まとわりつくような湿気が不快です。

 今月は本当に雨が多く、降水量はもうすでに400ミリ以上。平年が130ミリ程度ですから、その異常さがわかります。

 今日から、通夜・葬儀が続きます。不思議なことですが、葬儀がない時はパタッとないのですが、1霊あると、今度は数霊続きます。

 月末までのスケジュールがどんどん埋まり、恒例の山行は、まったく無理になりました。秋色になった頃に、ちょこっと行くとしましょう。


 夕方から出かけるので、今日は軽めの作業。紫陽花の植え替えをしました。

 挿し木をした連結ポットの苗が、雨続きで一気に大きくなってしたので、大きいビニールポットに移植します。

 かなりの植え替え用土が必要なので、境内から腐葉土などをとってきて、まずは用土作り。土は水分をたっぷり含んでダマになりやすく、土作りだけでも結構骨が折れました。
 後はどんどん植え替えていく単純作業。松の剪定の時にも思いましたが、こういう淡々とした地味な作業に、ずいぶん強くなりました。そんな作業の先の成果がイメージできるからでしょう。

 一歩一歩登っていけば、必ず頂上にたどり着く。山登りと同じです。もう少し若い頃に、こういう心境になっていれば・・・。

 ここ数日で植え替えた苗は100ほど。まだ、予定の1/5程度です。


 今日の通夜は、千葉の先輩僧からの依頼で伺いました。故人とは、生前にお目に掛かったことはありません。

 小学校の教員をされていたそうで、初任地は真如堂のある学区の小学校。他にもいろいろとご縁が繋がっていました。

 まだお若く、またお仕事がら、参列者は600人ほどと多く、普通は40分ほどで終わる通夜が、1時間20分ほどかかりました。

 エアコンの風がまともに当たる位置での読経で、次第に喉はガラガラ。時には声が裏返ってしまいました。

 お盆に取り寄せた漢方薬を飲んで、明日・明後日に備えるとしましょう。

〜 植え替え済みの紫陽花 〜
2014年8月25日(月)  No.4068

夏の行事、終わる
 今日は、地蔵盆の最集中日。

 まず、8時から、境内にある8ヶ所の地蔵尊のお堂や祠を、一山の僧衆で拝んで回りました。

 その後は、10時から30分刻みで、8町内の地蔵盆を拝んで回りました。

 各町内の希望の時間で引き受けているので、隣同士の地蔵盆でも午前と午後に分かれていたり、かなり遠い町内が間に入ってきたりで、分刻みで読経してバイクで移動。

 高齢者ばかりの町内もあれば、子供のたくさんいる町内もあります。去年までほとんど子供がいなかった町内が、マンションが建つことによって、一気に子供が増えて賑やかになったところもありました。こういう変化はうれしいですね。

 数珠回しも、ほとんどの町内でしました。大人ばかりの町内でも、「やりましょうか!」と勧めると、「やりましょう」「わぁー、久しぶり」と皆さん前向き。輪になって、いろいろなことを念じながら、和気藹々と数珠回しをされる姿はほほえましく、隣同士の絆を深めるにもいいものだと思います。

 3時から雨マークが付いていたのですが、それよりも早く、あと2町内というところで雨が降り出しました。

 最後の町内は、道路脇の祠の前で、大人ばかりで拝みました。雨はだんだん強くなってきたので、2畳分ほどのブルーシートの4隅を男性の方々が持ってピーンと広げ、その下で読経。時折、雨がザァーッと流れてきたり、隅を持っている人が濡れているのがわかって、ゆっくり読経していられませんでした。

 読経をすこし短くして、お勤めは終了。これで、町内の皆さんも気持ちもスッとされたのではないでしょうか。

 お盆、そして地蔵盆と、夏の行事はこれですべて終わりました。例年なら開放感に浸って、「さぁ、山に行くぞ!」となるのですが、今年はスケジュール的に山は断念。日帰り登山さえままならない状態になってしまいました。

 山が色付く頃、どこかへ日帰りで行こうかなぁ〜

〜 境内の千体地蔵尊 〜
2014年8月24日(日)  No.4067

地蔵盆の集中日
 今日・明日は、地蔵盆の集中日。今日は4町内の地蔵盆を拝んで回りました。

 テントの中、マンションの集会室、路傍、お店の一角など、場所は様々。拝んで、数珠回しをして、次の町内へと急ぎます。

 今日はお天気が不安定で、ゴロゴロと雷鳴が聞こえ、黒雲が出てきたり、急に日が差したり。バイクで移動していましたが、幸い、今日は雨に濡れることはありませんでした。
 夕べも雷が鳴って、時々強い雨音が聞こえることもありましたが、雨量は1.5ミリ。50ミリ、100ミリという雨は想像が付きません。

 今日お参りした町内でも、15年ほど前に石崖が崩れたり、小さな土石流があったそうです。大きな被害の出ている広島と同じ花崗岩の山が背後に迫っています。いつ、どこで、大きな災害が起きるかわからないという実感がしてきました。

 台風12号以降、ずっとお天気がぐずついています。今年の天気はどうなっているのでしょうね。

 地蔵盆は明日が本番。明日も今日と同じようなお天気だそうです。テントの中で催している町内が大半ですし、ボクの移動もバイクなので、どうか降らないで・・・。

〜 こんな空が現れたり消えたり 〜
2014年8月23日(土)  No.4066

剪定完了
 今日は雨になるかも知れないというので、朝8時前から松の剪定。曇りがちなので、今までの中では一番楽で、11時過ぎ頃には完成しました!

 途中、隣家に剪定に来た植木屋さんが挨拶に来て、高いところで松の手入れをしているのが坊さんだ知って、ビックリされていました。

 終わって、木の下から眺めつつ、「あそこは、もっと強く剪定すればよかったなぁ」とか、「あの枝振りはイマイチだなぁ」と反省頻り。でも、素人がやったようには見えないかも? Good!

 午後は、挿し木をした紫陽花のビニールポットへの移植を始めました。挿し木苗は、お盆の間にずいぶん立派に育っていました。

 ビニールポットでもう少し大きくしてから、地植えします。紫陽花1千本作戦への第一歩です!

 さぁ、これも頑張らなきゃ!

〜 剪定を終えた松 〜
2014年8月22日(金)  No.4065

戸津説法
 午前中、大津・坂本の東南寺で行われている「戸津説法」を聴聞しにいきました。

 戸津説法は、「平安時代に延暦寺を開いた最澄が、両親の供養と民衆教化のために法華経を説いたのが始まりとされる。かつては三つの寺院で計30日間行われたが、比叡山が織田信長に焼き打ちに遭った後は東南寺のみとなり、明治時代になって5日間となった。説法師は1年に一人だけ、6月4日の最澄の命日に選ばれる。」〜京都新聞記事

 今年の説法師は、かつてお世話になった78才の方で、ご案内を頂戴したので伺いました。

 天台座主猊下や各門跡方、信者さんたち、計約250人が、お堂の中や屋外のテントで聴講。この時期は例年とても暑いのですが、今日は日も陰り、湿ってはいるものの風もあって、まだ過ごしやすかったです。


 午後は、来月行われる企業グループの法要の打ち合わせ。今日は蒸していましたが、法要が行われる頃には、かなり過ごしやすくなっているでしょう。


 今日は、植木屋おやすみでした。

〜 戸津説法の様子 〜
2014年8月21日(木)  No.4064

昨日よりはマシ
 日が短くなってきました。今日の京都の日の出は5時21分、日の入りは18時38分。境内の外灯が早く点くように、朝一番でタイマーをセットし直して回りました。

 その後境内を見て回って、植物の水の切れ具合をチェックし、職員さんに今日してもらう作業を考え、ついでにちょっとだけ気になるところを剪定。松のところへ来ると、どうも‘松が待っている’ような気がして・・・。

 9時半には出かけて、2軒の檀家宅へ拝みに行く予定なのですが、着替える時間などを除いても1時間ほどは作業が出来そう。「朝の涼しい間に少しでもしよう」と、本腰をいれて剪定作業を始めました。

 あっという間に時間が過ぎ、手を洗って、僧衣に着替えて、バイクで出かけました。

 午後は、続き。今日の最高気温は35度。昨日よりも0.8度低いだけですが、体感温度は結構違いました。

 カンカン照りの時は、出来るだけ木の低いところを剪定し、陰ってきたら木の天辺に登る。そんなやり方をしたものですから、剪定済みの場所が斑になってしまいました。

 明日は出来ないので、また明後日。それで完成するでしょう。

〜 青空と剪定中の松 〜
2014年8月20日(水)  No.4063

暑さに音を上げる
 今日は予定通り、松の剪定。

 朝8時過ぎから始めて、午前中ずっと。昼食を摂って、また始めましたが、暑いのなんのって・・・。

 木の天辺あたりを剪定していると、直射日光がまとも。たまに日が陰って風が吹くと、一気に体感温度が下がって、救われたような気分になります。

 作業着は、午前中にボトボト。昼食中に干して少し乾き、午後からまた着てボトボト。塩が吹きそうです。

 植木屋はこんな暑さにも耐えなければいけないのでしょうが、3時頃、とうとう音を上げました。今日の最高気温は35.8度。日向ではもっと上がっていたでしょう。

 手は松脂で真っ黒。「手袋をしたら」という人もいますが、手袋などしていたら、葉の‘もみあげ’などがし難くてダメ。手の微妙な感覚って、すごいです。

 松脂は手を洗ってもなかなか取れないので、スポンジのナイロン不織布面を使ったりして大方を取り、お風呂に入った時にお湯を使って気長に取ります。出かける用事などがある時は、松の剪定はできません。

 さて、あと丸1日やらないと、剪定は終わらないなぁ。明日は半日だけ。次は・・・。

〜 松脂で真っ黒になった手 〜
2014年8月19日(火)  No.4062

久々の植木屋
 朝、職員さんたちにしてもらう作業を考えるため、境内をグルッと一周。大雨の影響がまだ残り、またいつどしゃ降りになるかわからないので、樋や排水路の掃除をしてもらうことにしました。

 お盆の間に何回となく水が溢れ、その水が縁の下まで入り込んだという排水口。石畳の下を通っている排水管が詰まっているという報告を受けていたので、石屋さんに石畳をめくってもらって管を敷設しなおさなければならないと思い、排水口や管を点検しました。

 何度掃除をしても通らなかったという排水管は、よく見るとエスロンパイプ。土管ではありません。土管でなければ、管の途中から木の根っこが入るということはなし。さらによく見ると、2センチほどのもみじの根が、パイプの中に伸びていました。

 「しめた! これだ!」と、根を切って、パイプの中に伸びている根を引っ張ると、かなりの抵抗はありましたが、どんどん土と根っこが出てきました。

 出てきた根っこの長さは4.2メートル。ちょうど石畳の下を横断している排水管の長さでした。

 これで解決! 工事をしなくても済みました。気分のいい、朝イチの作業でした。


 職員さんたちは、それぞれ樋や排水路の掃除へ、ボクは大玄関前の松の剪定にかかりました。9月に大きな行事があるのですが、植木屋さんが剪定するのを忘れてしまったようです。松だけに来てもらうのも面倒なので、ボクがやることにしました。

 手間と時間のかかる松の剪定は、若い頃は好きではありませんでした。でも、お盆疲れも抜けきらず、歳も取った今は、じっくり腰を構えてやるこの作業は嫌いじゃないかも・・・。

 枝一つ一つを剪定し、要らない葉を取っていきます。いろいろなことが頭に浮かんできますが、自然と消えていく。そんな繰り返しをしながら、頭は半ば空っぽ。よく言えば「無心」。これが、実に気持ちのいい時間なのです。

 職員さんには、「植木さわっている時は生き生きしてますねぇ」と冷やかされるほど、楽しんでいたのでしょう。

 途中中断しながらも夕方までやりましたが、まだ1/3ほどしか剪定できていません。また、明日もこの作業をじっくりと楽しもうっと!

〜 パイプから引っ張り出した根っこ / 剪定中の松 〜
2014年8月18日(月)  No.4061

だらける
 精霊送りを昨日したばかりなのに、今日、早い町内では地蔵盆が行われました。

 地蔵盆は、子供たちにとって、夏休み最後の‘イベント’です。

 お地蔵さんの日は24日ですが、京都では学校が25〜26日、早いところでは21日から始まるため、その前に地蔵盆をしようと、多くの町内は23か24日の土日に行い、早いところは1週間繰り上げて、今日行うことにしたようです。

 いつも通っている公道が、お地蔵さんの祠の前でテントなどを張って通行止め。「あっ」と迂回してしばらく行くと、また「あっ」。文句を言う人は誰もいません。

 ボクも9時から1町内にお参りに伺いましたが、そこは子供が一人もいなくて大人ばかり。道端の祠の前で拝んで、町内の方々がお焼香をし、お供え物を各戸に配る形で行っておられました。最近はそんな町内が増えました。


 その後はダラダラ。棚経が終わり、夕べの灯ろう供養も何とか終わって、すっかり気が抜けてしまいました。体がだるくて、昼寝を1時間半ほどしてしまいました。まぁ、たまにはいいかな?

 夕方になって、ようやく少し仕事。灯ろう供養の写真を整理して、献灯者へメール添付で写真を送ったり、プリントを発注したりしました。

 月末のプチ山行の計画も立てなければ・・・。

〜 地蔵尊の祠の前で行われる地蔵盆 〜
2014年8月17日(日)  No.4060

大雨の合間の灯ろう供養
 夢うつつ、どうやって雨の中で灯ろうの準備をして、消えないようにちゃんと灯すことができるかということを反復して考えて迎えた朝。

 雨はまだ降ってはいませんが、予報では大雨になりそうですし、雨雲レーダを見ても、強い雨が繰り返して降る感じでした。

 雨の合間を見て、まずは「大」の形に灯ろうを置くための地割り。そして、その線上に灯ろうの土台となる耐火煉瓦を置いていきました。

 次は、灯ろうの細工。雨に濡れて紙が剥がれないように、クラフトテープで固定。

 お昼から、雨はだんだん激しくなって、境内の土砂が門前に流れ出したり、トイレの前が泥だらけになったりして、その対処にも追われました。

 いよいよ灯ろうの設置。120余の灯ろうを「大」の形と正面参道に並べていきます。同時に、ロウソクを入れて、そのロウソクが雨で消えないようにアルミ箔を取り付け。そして、雨除けにレジ袋をかぶせるという段取り。

 作業は雨のために何度も中断。雨雲レーダーでは、すごい雨雲が波状的にやってきます。雨水の‘川’の中に灯ろうが浸かったり、かぶせたレジ袋に雨が溜まったりと、どうなってしまうのだろうとヒヤヒヤ。

 でも、幸いかな、夕方から小降りになり、止み始めてきました。

 「今日はありますか?」という問い合わせの電話が何本もかかってきました。「はい、やる予定です」「大文字はどうですか?」「うちのほうでは、それはわかりません」という会話を何度もしました。

 7時半から「灯ろう供養会」のお勤め開始。その直前にも少し降りました。法要中は外の様子が気がかりでしたが、参列者も多く、法要を終えて本堂前の灯ろうがきれいに点いている様子を見た時には、本当にホッとしました。幸い、雨は止んでくれていました。静かで美しい光景でした。

 無事に点火できて、本当によかった・・・。灯ろうを寄進してくださった方にも、これでちゃんとできたことがご報告出来ます。

 例年にも増して美しく貴く見えた今年の灯ろうの明かりでした。

 これで、長かったお盆が終わりました。

〜 呆然と雨を見る職員 / アルミ箔を付けた灯ろうの燃焼テスト 〜
2014年8月16日(土)  No.4059

ロウソクの燃焼テスト
 棚経最終日。寺の近くをバイクで回るスケジュールの2日目。

 今日も一時雨に見舞われましたが、無事に回ることができ、5時過ぎに、2週間に渡る230軒弱の、今年の棚経を終えました。

 自坊に帰って、仏間でお盆のお勤め。これで、自坊のお盆行事がすべて終わりました。

 今年も何とか棚経を終えることができて、住職としての勤めの一端を果たすことが出来たという心境です。

 夕食に2週間ぶりのビールをいただきました。「さぞかし美味しいだろう」と思っていましたが、回っている間にお茶などをたくさん頂戴して、胃が水分過剰気味なので、あまり美味しいとは思えませんでした。このままお酒を止めようかとも思うほどです。


 明日は確実に雨の予報。しかも、かなり強く降りそうです。

 送り火は雨天決行ですが、本堂前の灯ろう供養をどうするか、あたまの痛いところです。

 お盆の精霊送りですから、大文字同様、順延というわけにはいきません。雨天決行。問題は、どういう形で決行するか?

 本堂の軒下、渡り廊下・・・やはり、本堂前しかありません。

 雨でも消え難い仕掛けのロウソクの燃焼テストを、雨に濡れながら試行錯誤。雨に降り方によっては、消えたり消えなかったり。

 さて、困りました。本堂の軒下しかないかなぁ〜

〜 ロウソクの燃焼テスト 〜
2014年8月15日(金)  No.4058

にわか雨
 寺の近くをバイクで回るスケジュールの1日目。

 出かける前に雨雲レーダーを見て、「これなら大丈夫かな?」と思っていましたが、2時間ほどして雨が降り出しました。合羽を着るほどでもなかろうと雨コートで対処。1時間ほどして雨はあがりました。

 雲が濃くなったり薄くなったりを繰り返しながらも、その後は降りませんでしたが、蒸し暑くてなりませんでした。

 ‘キャンセル’が2軒あったので、その分ゆっくり回ればいいと思っていたのが裏目。読経の後のおしゃべりが長すぎて、最終的に40分ほど予定をオーバー。最後のお家の方には、「何かあったのかと思いました」と言われました。スミマセン・・・。

 足が痛だるいです。椅子に座っていても足が鬱血しそうな感じ。これは寝るっきゃないですね。

 さぁ、最終日に備えて寝ようっと!

 明日も昼下がりから雨の予報。16日は降水確率70%。灯ろう供養会の雨対策を考えなきゃ!

〜 人のいない公園で、カロリーメイトとウイダーインゼリー 〜
2014年8月14日(木)  No.4057

今日が‘山’
 長い棚経も今日が‘山’。今日は、今出川通から北を東から西へバイクで。7時に出発して5時帰着。最初のお家は7時過ぎからのお勤めです。

 お昼は毎年の定位置、賀茂川の河川敷。人の行き来はあまりなく、トイレもあって、コンビニ至近。寺務所に用事を確認する電話をしながら、お昼の定番「助六寿司」をササッと食べました。

 月参りに伺っているお宅もありますが、1年ぶりに伺うお宅が大半で、よもやま話や相談話なども出ます。急いでいるボクが立とうと中腰になっても、ずっと話し続けるお年寄りもおられます。伺いたいのですが・・・スミマセン。

 今日は10キロのお米をバイクに積んで帰ってと言ってくださったのですが、積んで回るわけにはいかないので、申し訳なくも辞退しました。生ものをいただくこともありますが・・・。

 夕方、2回、にわか雨に遭いました。今日は晴れるという予報でしたのに。

 明日から、しばらくお天気がぐずつきそうです。降れば、合羽を着て回るしかありません。16日の送り火も心配です。


 25日から、恒例の山行のためにスケジュールを空けていたのですが、よんどころない会議が28日の午前に入ってしまいました。大トホホです。3日で、確実に行って帰れるところ・・・北アルプスは辛いなぁ〜

〜 13日のお昼の定位置 〜
2014年8月13日(水)  No.4056

1軒平均約25分
 朝方、雨が結構降っていました。

 雨雲レーダーを見ると、出発する8時頃には上がってきそう。念のため、和装レインコートと本格的な和装合羽、履き替えの足袋、作務衣のズボン、タオルをバイクに積んで出かけました。

 予想通り、雨はあがりました。陽が照りつけることはほとんどなく、バイクで走っていると涼しくさえ感じることもありました。

 市内中心部の東南方面を25軒を拝んで回り、5時半過ぎに自坊へ。計算すると、移動してお経を読んで、1軒平均約25分です。

 今日は、東大路がかなり混んでいたのと、四条のデパートの駐車場に入ろうとする車がかなり詰まっていました。

 夕方になるにつれ、予定時間をオーバー。約30分の遅れが出ました。お経を短くするわけにはいきませので、いったん遅れると、それを取り戻すのはかなり困難。でも、1軒キャンセルがあって、その時間が浮いたので、最終的には予定よりも少し早い帰宅が出来ました。

 お昼を食べる時間・場所がなく、コンビニで買ったウィダーインゼリーを物陰でチュウチュウするだけでした。


 喉が不調です。声がかすれ、時々咽せます。かなりのストレスです。

 先日、自坊に放ってあった「響声破笛丸料」という漢方薬を口に含んだら、喉の調子が劇的によくなりました。顆粒の内服薬なのですが、車中に水がなかったのでそのまま飲もうとしたら、すこぶる不味くて、思わず吐き出しました。でも、口内に残った成分が喉を潤して効果を発揮したのでしょう。

 帰りに薬局に寄ってその薬を買おうとしましたが、製造中止とか。ネットで調べたら、‘しょこたん’が愛用していたとか。「ボーカル、役者や声優、ナレーターなど声を出す仕事、発声を伴う仕事に携わっている人には貴重な漢方薬」とも書かれていました。

 ‘しょこたん’なる人物が誰か知りませんし、ネットの記載は眉唾なので鵜呑みにはしませんが、効果があることは自分の体で実証済み。他社が出している同じ成分のものがあるというので、早速それを注文しました。

 今日帰ると届いていたので、早速、明日から携帯して回ります。効くといいなぁ〜

〜 ヘブンは2桁開花 〜
2014年8月12日(火)  No.4055

頭のかさぶた
 今日からバイクで市内中心部を回ります。

 バイクは、先日、点検などをしてもらい、数年間止まったままのスピードメーターも動くようになったので、絶好調! でも、スピードは体感でわかるので、メーターを見ることはほとんどありません。

 バイクは取り回しも楽で、車よりも回りやすいのですが、危険・・・。割と慎重に走っています。

 青空が出たり、黒雲が出たりの繰り返しで、お天気は安定しませんが、気温も高くなく、風もあって、快適でした。


 先日、グリーンカーテンにしているゴーヤの実を咄嗟に避けようとして、勢い余って、壁で頭を擦りました。髪の毛がないと、こういう時はいきなりゴツンです。2日ほどして赤いかさぶたができ、今はそれが黒くなってきました。

 棚経の途中でも、時々、「頭はどうされたのですか?」と聞かれるので、「実は、ゴーヤを・・・」を説明するのですが、かなり無様。

 さらに、聞く方は必ずと言っていいほど、以前の骨折のことを思い出されます。「以前、折られたところはもう大丈夫なのですか? 気を付けてくださいね」と。余程、そそっかしく、不注意に思われているのでしょう。

 かさぶたのために、頭が剃れません。いま、ちょっと‘ロング’。かさぶたの所を電気シェーバーで剃って、その他をカミソリで剃ろうかなぁ・・・。


 明日の天気予報では、朝6〜9時頃に雨マーク。これは困りました・・・。

〜 公園に咲いていた藤の花 〜
2014年8月11日(月)  No.4054

台風到来
 今日は真如堂一山の盆施餓鬼法要。折しも、台風がジリジリと接近してきます。「危ないので、お天気のいい別の日にお参りになっては?」と、棚経中に何軒かでお勧めしました。

 それほど風雨が強いわけではありませんが、法要の頃にはかなり接近するという予報もあって、参列者は普段の1/3〜1/2程度。でも、「よくお越しにになりましたねぇ」というご高齢の方もおられました。

 昼過ぎ、もっとも風雨が激しい時に棚経に出発。例年ならバイクで行くのですが、とてもバイクでは回れません。駐車場所などの問題はありましたが、車にしました。

 白衣の上から作務衣の‘ズボン’を履き、その上に黒い僧衣を着て長靴という出で立ち。こんな姿で棚経に行くのは初めてです。

 最初に伺ったのは、昨日、通行止めで伺えなかった比叡山に登る道の途中のお宅。今日も「通行止」の看板が出てガードマンが立っていましたが、別段止められなかったのでそのまま通りました。峠から滋賀県側に下りるところが通れないようです。

 道には小石や枯れ枝が散らばっていました。道は茶色い水の水路と化していました。ちょっと恐い気もしましたが、無事に到着。お家の前の川はゴウゴウと音を立てていました。お家の背戸は山。今までにも、川が溢れて橋が流されたり、土砂崩れで家の中まで土砂が入ってきたことがあったようです。それでも、何十年もここに住んでいる家人は、此処を離れようとは思われなかったのです。

 その後しばらくは、車を乗り降りする度にびしょ濡れ。次第に風雨は止み、吹き返しの風も大したことなく、夕方を迎えました。

 途中、鴨川や高野川を見ましたが、大きな茶色い波がうねって恐いほど。先日までの渇水の光景が嘘のようでした。

 さて、棚経も折り返し。明日からはバイク。お天気も回復するので、やれやれです。

〜 山中越のお宅 〜
2014年8月10日(日)  No.4053

台風の影響、次第に
 朝イチ、境内の排水路などをチェック。ほぼ問題はありませんでしたが、本坊の書院の庭の水はけが悪いので、出勤してきた職員さんに土管の詰まりを解消するように依頼しました。
(電話で、木の根で詰まっていてダメとの報告が入りました。お盆が終わったら、本格的に修復作業です)

 今日は、山科方面。昼過ぎまでは雨が強く、車に乗り降りする度にかなり濡れてしまいました。

 濡れた時の予備に足袋を3足、作務衣なども持っていきましたが、雨用の雪駄はかなり効果があって、使わずに済みました。

 最後に、京都から大津へ通じる山中越の途中にあるお宅に伺おうとしたら、「全面通行止め」の看板。大雨による規制か崖崩れか、仔細は不明ですが、また別の日に伺うことにしました。

 こんな棚経は初めてです。

 今夜は、風が抜けるように、門の扉を閉めずにおかなければ。

〜 台風の養生中の酔芙蓉 〜
2014年8月9日(土)  No.4052

台風の進路やいかに?
 今日は、嵯峨野、嵐山、太秦など、京都市内の西方面。市内に入ってきたという実感がします。

 10日に本堂でお盆の法要があるのですが、それに参列する予定の方々から、「台風が一番近付く時ですが、法要はありますか?」という趣旨の質問を何度も受けました。

 10日が雨ということはありましたが、台風接近というのは記憶にありません。

 「本堂での法要は扉を閉めてでもしますが、あまり風雨が強くなったら危ないですから、場合によっては他の天気のいい日にお参りください」と勧めました。

 ほとんどがご高齢の方。風に煽られたり、滑って転んだりされては大変です。片手に傘、もう一方の手に水桶というのも難儀です。

 当日、車の整理員の派遣を依頼していたシルバー人材センターからも、安全面がどうかという電話が寺務所に掛かってきたとか。「7時段階で警報が出ていたら、派遣は中止」と指示しました。

 さぁ、台風はどう進むでしょう?

 明日からかなりの雨になりそうです。さぁて、困ったぞ。

〜 山荘前の大白蓮 〜
2014年8月8日(金)  No.4051

前半のピーク?
 8時半から本堂で、真如堂の東側に隣接する地域の檀家を対象とした法要。約1時間の法要の後、墓前回向。すでに汗だく。

 それが済んですぐに棚経に出かけました。京都の桂近辺からスタートして、向日市、長岡京市を回り、伏見区の一部を回って、7時半過ぎに帰って来ました。棚経期間中で、最も遅くなる日で、帰った時にはすっかり暗くなっていました。
今日が前半で一番辛い日でしょうか?

 立秋の今日も酷暑。風はありましたが、車の中は駐める度にサウナ状態。やっとエアコンが効いてくる頃に次のお宅に着くというのの繰り返し。

 足がだんだんくたびれてきました。折り返しまだまだ到達していません。
 
〜 祇園祭の花「檜扇」 〜
2014年8月7日(木)  No.4050

入院でキャンセル
 今日は、京都府南部の宇治、城陽方面。

 13軒伺う予定のうち、3軒からお断りの連絡がありました。理由は「入院」。ご夫婦とも入院、独り暮らしの方が入院、おばあさんが入院で若夫婦は仕事に行って不在と、それぞれです。

 ご高齢の方の所帯が増え、また後継者のおられないお家もかなりの確率です。檀家は減り、お墓のニーズも減っていくでしょう。そんなに遠くない将来、お寺を取り巻く環境は激変しているかも知れません。

 今日も晴れ。今日伺った辺りでも、ごく限られた地域に強い雨が降ったそうですが、ボクは一度も雨に遭いませんでした。

 台風が次第に近付いているというのに、何だか不気味な青空です。

〜 山荘前の巨大な白蓮 〜

2014年8月6日(水)  No.4049

空色朝顔の話題
 朝、ヘブンリーブルーがいくつ咲くかを見に行くのが、最近の日課です。今日は7輪が咲きそう・・・朝早いと、まだ咲ききっていないのです。

 棚経に伺っても、時々、この花の話題が出ます。ホームページを見てくださっていたり、寺報に書いたのを読んでくださっているからです。

 今日も、「あれがそうですか?」と指さされた先の花を見たら、普通の朝顔。宿根性の朝顔はよく見かけますが、ヘブンはそれほど目にしないので、ご存じない方が多いのです。

 ちょうど今日は青空が出ていたので、「あの空のような青ですよ」と説明しました。

 今年は咲いてくれて本当によかった・・・。

 今日は大阪府。拝んでは運転してを繰り返して、棚経最南端の河内長野市まで。一気に京都に戻って、伏見近辺を回りました。

 天気予報では傘マークも出ていましたが、今日は照りつける日差しが強く、車のエアコンも効き難いほどでした。

〜 今朝の蓮。カタログとは色形共に違う花でした 〜
2014年8月5日(火)  No.4048

自主的禁酒
 夜中によく降ったと思いましたが、境内を見て回っても、池の水位はぜんぜん上がっていませんし、集水枡にゴミが集まって来た様子もなし。ぜんぜん降っていないことがわかりました。

 今日1日の雨量は2.5ミリ。もう少し降って欲しかったです。


 今日は滋賀県方面、高速道路のトンネルをくぐって、宇治の一部を回りました。

 「今日は天気も悪く、ウイークデイなので、道は空いているだろう」と思っていたのが間違い。バイパスは工事のために一部が交互通行で大渋滞。大津の市内は原因不明の大渋滞。余裕を持ったスケジュールを組んでいたので、何とか予定通りに回れました。

 お家それぞれにドラマがあり、悲喜こもごもですねぇ。1年ぶりに伺うそれぞれのお家では、ついつい長話になってしまいます。

 まだ3日目というのに、結構堪えてきました。山も登り初めが辛いように、棚経も体が慣れるまでは堪えるのかな? まだまだ序の口なのに・・・。

 体調を万全に保つために、棚経期間中は禁酒にすることにして、今日で3日目。宗教的な理由ではありません。

〜 工事でバイパスはストップ。琵琶湖の沖島? 〜
2014年8月4日(月)  No.4047

走って、拝んで
 蓮は早起き、ヘブンはお寝坊。

 朝、6時前に見たら、開花4日目の蓮は最後の力を振り絞って花びらを支えていましたが、ヘブンはまだ閉じたまま。今日は3輪咲いたでしょう。


 6時半頃に兵庫県方面に向け出発。9軒お参りに伺って、帰ったのは6時半過ぎ。

 初めての道もあり、「ちゃんと着くかなぁ」とドキドキしながら、12時間、走って、拝んででした。

〜 今日も蓮 〜
2014年8月3日(日)  No.4046

棚経スタート
 今日から棚経開始。大阪・神戸方面でお参りするお宅が増えたので、例年よりも1日早いスタートです。

 今日は大阪府北部。拝んでいる時間よりも運転をしている時間のほうが長く、今日は4軒だけ。お昼前に出発して、5時過ぎには戻りました。

 道路の様子が変わっていて、ナビが対応できないこともありますが、土地勘がないので、結局はナビ頼みです。

 大阪は断続的に雨が降っていて、「やっと降ったなぁ〜」と喜んでいたのですが、京都はあまり降っていない様子。大阪府北部では降水量が5ミリほどなのに、京都の記録はゼロ。パラッとしただけだったかぁ・・・残念。

 明日は兵庫県方面。今日よりもお天気の悪い日曜日。さて、道路は混むのでしょうか? ちょっと読めません。


 茶所前のヘブンは6輪開花。短日開花性なので、もっと日が短くならないと盛りにはなりません。

〜 綺麗な空色のヘブン 〜
2014年8月2日(土)  No.4045

休養日
 明日からの棚経スタートを前に、今日は予備日。

 「今日は何もせずに休養しよう」と思っていましたが、職員さんに作業の指示をしているうちに、つい・・・・・。
 高い垣根の刈り込み、腐葉土の切り返し、水やり・・・指示かたがた、少しだけ作業しました。

 午後は、自坊の2階に簾を吊っている時に網戸の破れを見つけて張り直したり、自室の片付けをしたりと、最近にはない、ゆったりした時間でした。


 今日は蓮もたくさん咲きました。

 茶所前のヘブンは3輪。明日は5輪ほど咲きそう。アゲハチョウが何羽も来て、ミストの水を飲んだりしていましたが、ヘブンに卵でも産み付けられては困ります。監視しておかなければ・・・。

 すぐ近くの桧の木の側に植えたヘブンが枯れ始めました。軸が異様に太くなる、これまでずっと悩まされてきた「つる割れ病」の症状です。効果的な薬物はなく、同じ場所で栽培しないことぐらいしか打つ手はありません。

 せっかく順調に咲き出した茶所前のヘブンに波及しませんように・・・。

 お盆の棚経の間、草木の水やり、病気、虫害などが心配です。

〜 今日も蓮 〜

2014年8月1日(金)  No.4044

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