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2014年1月の日記

工事、終了!
 最後まで残っていた電気屋さんの工事も今日で終わり。いろいろと使い勝手もよくなりました。勝手口の電灯などはLEDに変わって、省電力なのにずいぶん明るくなりました。でも、明るすぎて、何だかもったいないような気もします。

 処分に困っていた両袖のスチール机も、寺務所の台所に欲しいということなので、持って行きました。立場上、自分の口から不要になった物を「引き取って」とは言いにくかったのですが、女性の寺務員さんが「使いたいので持ってきてください」と言ってくれたので、渡りに舟。据えてみたら、いい感じになりました。

 工事がほぼすべて終わったので、搬入路などになっていた畑がようやく使えます。今日は土を返して、種蒔きに備えました。

 快晴で、気温も上がり、畑を耕していると暑くて仕方ありません。1枚脱ぎ、また1枚脱いで、とうとうシャツ1枚になりました。

 畑にある蝋梅が満開で、何とも佳い香りを放っていました。空は青空、芳しい香り! 何とも気持ちのいい時間でした。

 1月も今日でお仕舞い。もう1ヶ月が過ぎてしまったのですね。

〜 青空に蝋梅の花 〜
2014年1月31日(金)  No.3862

お宝発見
 今日も企業研修。大寒と節分の間の、統計的にも一番気温が低くなる時期ですが、今日は寒さも弛んでいました。

 参加された方に、「今日は寒さもマシですよ」と申し上げましたが、皆、「寒い、寒い」。日頃、温かいところにおられるので、かなり堪えたようです。

 夜、テレビの天気予報で、今日の気温を見ようと思ったら、京都の最低・最高気温は空白。観測機器の更新のために観測できなかったのだとか。へぇ〜。でも、どうにかデータを取るような工夫が出来なかったのでしょうか・・・出来なかったのでしょうね。


 せっかく昨日大量の古紙などを処分したと思ったら、整理作業につれて、またいろいろ出てきました。

 古い衣を整理していたら、昭和10年ぐらいに作られた袈裟が出てきました。たとう紙には、「贈 退職記念 ○○○○」と書いてありました。下さった方のお孫さんでも、もう70半ばです。

 開けてみると、美しい緋色の袈裟。切れや擦れなどもほとんどなく、十分使えます。今使っているものよりも、よほど綺麗。染めの技術がよかったのでしょうか?

 退職記念で袈裟を寄進してくださるなんて・・・現行の物でも15万円ほどします。今度ある他寺での法要の際に着けようと思っています。大切に使わせていただかないといけません。

〜 全体的にはまだ冬色の境内 〜
2014年1月30日(木)  No.3861

古紙回収
 たくさん溜まった古紙やボロ布を取りに来てもらおうと、業者さんに連絡しました。

 前回お願いした時は、車が故障したということで予定が1日延び、次は事故に遭ったということでさらにもう一度伸びました。

 「今度は何があるかなぁ・・・」と思っていたら、今日の午前中に取りに来てくださるとのこと。大急ぎで、段ボール、古雑誌、古新聞、書類、本や古着、古布などを、運搬用の一輪車で何往復もして、自坊のガレージに運び出しました。

 あちこちに山積みされていたものが一気になくなって、スッキリ! 一歩前進です。

 しばらくしてガレージを見に行くと、空っぽ。「あれっ! もう来てくださったんだ!」と、あまりにも順調なのでビックリ。郵便受けには、京都市のゴミ回収用のビニール袋が入っていました。

 この業者は、回収時に、ポケットティシューなどではなく、ゴミ回収用のビニール袋をくれます。これは日常的に使うので、重宝します。今日は30Lと20Lを各5枚もらいました。不要な物を持って行ってもらった上に、こんなものがもらえるなんて、アリガタヤ。


 ゴミの山はまだあります。マッサージチェァー、スチールデスク、古い椅子やゴザ、ストーブ・・・さて、これをどうするか・・・自分で焼却場に持ち込むか、業者に依頼するか、今は処分する物をとにかく集積しています。

〜 もらったゴミ袋 〜
2014年1月29日(水)  No.3860

御用だ!!
 今日も、月参りと法事以外は、ずっと片付け。また、かなり大量のゴミが出ました。次のゴミの日が大変です。

 処分する書類を整理していたら、阪神大震災当時にボランティアをしていた会のお金が3万円少し出てきました。会はもう解散していてお金を使う見込もないので、赤十字の東日本大震災義援金にネットバンキングで振り込みました。

 他にも、期限切れのフラワーギフト券やビール券、図書券などが出てきました。図書券などは使えるのでしょうか?


 今日も電気屋さんの工事。停電したりしつつ、ようやくアンテナが付き、LANも全面開通!…と思いきや、部屋によってはテレビが映らないなどのトラブルがあり、夜6時半頃まで工事が続きました。明日にはどうにか終わりそうです。


 本堂に仕掛けていた罠に、イタチかフェレットのようなものが捕まっているという連絡がありました。

 見に行ってみると、大して大きくないイタチのような動物。鼻息や鳴き声でこちらを威嚇します。また、檻を噛んで脱出を試みようとしています。毛の色から見て、この前脱出したのはこの子に違いありません。

 職員さんの一人は、「これはかわいい顔をしているし、自分の方を見てニコっと笑った。フェレットに違いない」と言うのですが・・・。イタチにしては小さい気もしますが。

 今日のところは、鉄筋の建物の中にある貯水タンク室に檻ごと置いておくことにしました。「さて、この後どうしたものか」と思い、夜に行政のページを見てみたら、「やむを得ずイタチやタヌキを捕まえた場合は,速やかに離れた山中などに放してもらうことになります」と書かれていました。

 動物園にある動物の相談所に持ち込んだら動物の餌にされるからダメだ、どこかで放せばいいのではないかなど、いろいろな意見が出ていましたが、結局、山中に放すということになりそうです。

 饅頭が好きなこの子。放す時には、饅頭を土産に付けてやらなければなりますまい。

〜 捕まった饅頭泥棒のイタチ? 〜
2014年1月28日(火)  No.3859

とことん断捨離
 今日は真如堂開祖戒算上人の962回忌。

 天喜元年(1053)、上人は91歳で遷化。死期が近いことを知った戒算上人が、臨終に際して西を向いて合掌し、聖衆の来迎を拝した様子が『真如堂縁起』には描かれています。
 上人の素性について、かつていろいろ調べてみましたが、何もわかりませんでした。藤原氏に縁のある方には違いないと思いますが・・・。

 この開山忌はいつも厳寒の中。参列される塔頭の檀家総代の方々には、今日も受付でカイロをお渡ししました。


 夕方から、相も変わらず片付け。今日は自分のものを‘断捨離’しようと、かつて使っていた両袖の事務机の上や中を整理。古い手紙や書類、写真などを大量に処分しました。

 今まで何度か整理をした時にも捨てられなかった物も、今日はバッサリ! 自分の身に何かあった時のことも考えて、どんどん捨てました。捨てられるようになった自分に、少し変化を感じました。

 古い書類の中から、思わぬプレゼント! 1万円が出てきました。会議に出た‘日当’なので、「何のお金だろう・・・?」と考える必要もなく、遠慮なく使えます。でも、何も欲しい物がないです。

 整理が終わったら、大きな両袖机は処分します。今回はとことん‘断捨離’を敢行します!

〜 合掌して聖衆の来迎を仰ぐ戒算上人 〜
2014年1月27日(月)  No.3858

法要の準備
 明日は真如堂の開祖の法要があるので、今日、準備をしなければいけません。

 月参りと法事2座を終えて準備に行ったのは1時過ぎ。若い僧たちも、それぞれ法事などがあるようで、それぞれの空いた時間に、朝から入れ替わり立ち替わりで準備をしていて、ボクが行った時には、準備は8割方終わっていました。

 ボクはあちこちの点検をした程度で、あまり出番なし。長い時間かかるだろうと思っていたのに、拍子抜けしました。

 夕方に帰って、また片付けの続き。こちらは際限なし。

 少しずつですが、整理できていくと気持ちがいいですね。周りからは後始末が悪いと評されますが、ひょっとしたらボクは片付けが好きかも! 気の向いた時、必要に迫られた時だけかも知れませんが・・・。

 朝からどんどん気温が下がり、夜10時には1.6度。また氷が張るかも知れません。あと10日ほどで立春。季節は確実に動いているようです。

〜 衣が並んだ控え室 〜
2014年1月26日(日)  No.3857

ペンキ塗り
 今日は法事の合間を縫ってペンキ塗り。

 今度の工事で、家の壁と石垣の間の自転車置き場にしている通路のビニール波板の屋根を撤去して、スマートなアルミ骨組みのポリカの屋根をつけてもらいました。

 石垣の上には畑があって、土が盛り上がっているので、土留めをしないと土が落ちてくるだろうとブロックを積んでもらいましたが、ブロックが屋根ギリギリの高さになって、光が入ってこなくなりました。

 ポリカ屋根を通じても十分な光は入ってくるのですが、明るいに越したことはありません。「ブロックを白く塗ったら、反射で明るくなるだろう」とペンキを買って来て、早速塗りました。

 半分塗っては、急いで僧衣に着替えて法事。また作業着に着替えて、ペンキ塗り。法事の時間が近づいたので、手に付いたペンキを落として僧衣に着替え、法事。また作業着でペンキ塗り。

 ちょうど法事の間にペンキが乾いたので、2度塗りをするには好都合でした。

 ペンキを塗った成果ははっきりと現れ、通路は明るくなりました。大成功!


 夜、雨が本降りになりました。少し屋外に出てみると、先日来整理して山と積んであった古新聞や古本がびしょ濡れ。「えっ、屋根の下なのにどうして!?」と見上げると、雨水が樋からボタボタと落ちてきていました。工事ミスです。

 古紙を動かすことが出来ないので、とりあえずブルーシートを掛けて、雨水を防ぎました。週明けには連絡して直してもらわないと・・・。あたたかい日でよかったです。

〜 白く塗ったブロックの土留め 〜
2014年1月25日(土)  No.3856

捨て三昧
 起きた時、少々風邪っぽくて頭が重たかったですが、動いた方がいいだろうと思って、バイクで檀家宅へ行った後は、ひたすら家の片付け。

 あっちのものをこっちへ移動するには、こっちのものをどうにかしなければならない?ということで、納屋に数十年入りっぱなしのものを整理。

 といっても、お宝があるわけじゃなし。古い敷物、椅子、脇息(肘を乗せる台)、古いゴザなど、使えそうな物は何もナシ。ひたすら捨てる準備。

 他の場所にも、壊れたマッサージ椅子、スチール事務机、椅子、壊れたストーブなど、捨てる物が散在しているので、それをまずまとめて、どれくらいの量になるかを見てトラックの大きさを決め、丸ごと捨ててもらう予定です。

 納屋からは、大学時代に撮って自分で引き延ばした全紙大のシロクロ写真もたくさん出てきました。‘社会派’写真あり、ポートレートありで、今見ても恥ずかしい・・・。全部捨てます!

 しかし、この作業はいつ終わるのでしょう? 何十年分のガラクタが家中に山積しています。‘捨てる’ということに消極的で、「あげる」と言われればもらってきたツケです。トホホ。

 電気工事、進捗! エアコンが付き、アンテナ線とLANが繋がりました。でも、BSアンテナは脚立に仮固定のまま。来週半ばには終わりそう・・・終わるかな?

〜 今年はたくさん咲きそうな‘ヘンリー’ 〜
2014年1月24日(金)  No.3855

残すは電気工事
 朝、出かけていたら、自坊から電気屋さんが来て、工事のために電気が止まるという連絡。自室のパソコンがバックアップ作業の途中なので、「それはあかん」と言って、予定を変更して自坊に直帰。作業を中断して、工事してもらいました。

 夕方に帰ったら、ブレーカー部分が交換されていて、部屋のコンセントのカバーなどが付いていました。でも、LANもアンテナも電話も、一部では普通。エアコンもまだ。大工さんの作業はすべて終わり、電気屋さんが残ってしまいました。

 明日に期待しましょう・・・明日来てくれるのかな?


 ノロやインフルエンザに罹ったという人が、周りに増えて来ました。インフルエンザは大流行の兆しとか。

 夕方から、少し寒気がします。早く寝ようっと!

〜 いつ終わるのかな? 電気工事 〜
2014年1月23日(木)  No.3854

57歳
 今日は誕生日。

 先日、檀家の方と話をしていた時、年齢を計算して、自分が57才になることにハタと気付いてビックリ! 55才ぐらいだと思っていたのに・・・。

 若い頃は早く歳を取りたいと思いましたが、今はあれよあれよと知らない間に取っています。

 最近、木魚を叩いている時に、バチ(叩く棒)が手からするりと抜けて飛んでいきそうになって困ります。先日は、叩いていた戒尺(拍子木)を落としそうになりました。

 手の表面の水分が少なくなってしまっているのでしょう。人が見ていなかったら、掌に唾を付けることもあります。

 歳を取った割りには、何も成長していません。

 今日、お目に掛かったご婦人が「歳を取ったらもう少し丸くなると思っていたのに・・・」とご自分のことをおっしゃっていました。

 歳を取って丸くなる? そうとは限りませんよね。

 江戸時代の禅僧 仙涯和尚の『老人六歌仙』という歌があります。

    皺がよる 黒子ができる 腰曲がる 頭はげる ひげ白くなる

    手は震う 足はよろつく 歯は抜ける 耳は聞こえず 目は疎くなる

    身に添うは 頭巾襟巻 杖眼鏡 たんぽ温石 尿瓶 孫の手

    聞きたがる 死にともながる 淋しがる 心は曲がる 欲深くなる

    くどくなる 気短くなる 愚痴になる 出しゃばりたがる 世話焼きたがる

    またしても 同じ話に 子を褒める 達者自慢に 人は嫌がる


 これを見ると、昔も今も変わりはありませんし、歳を取って丸くなるということも期待薄です。

 体の変化は仕方がないとしても、意志の力で直せるところは直したいと思いますが、一向に進歩がありません。誕生日を契機に何とかしようという気もありません。

 これではいけないのですが・・・。

〜 寒風の中の菩提樹の実 〜
2014年1月22日(水)  No.3853

‘おだん’
 朝、すごい霧! 本堂や塔が霞んでいます。写真を撮ってみましたが、肉眼のほうが霞んで見えていました。見たようには写せないですね。

 午後は、東山のお寺で恒例の大般若転読会。

 秀吉が信仰していた大聖歓喜天が祀られているのですが、私たちがお勤めをするのとは違う‘密室’に安置されているので、実際に拝したことはありません。

 今日は冷え込みもましで、大般若は動きのある法要なので、寒くはありませんでした。

 御供養にいただいたのは‘おだん’、「清浄歓喜団」という菓子。奈良時代、遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、こしあんに‘清め’の意味を持つ7種類のお香を練り込み、米粉、小麦粉で作った生地を金袋型に包んで、胡麻油で揚げて作ったお菓子。上部の八つの結びは八葉の蓮華を表しているのだそうです。

 密教のお供えもので、当時は貴族のみに与えられたもの。今ではごく限られた菓子屋で調製していますが、「どうしても食べたい!」というものでもなく、このお寺の法要の時にだけいただいて食べます。ストーブの上で少し焼くと美味しくなります。

 この大きさで、1つ525円。ちょっと紙の上に置いただけでも油の跡が付きますが、今回個別包装してあるのを初めて見ました。


 自坊の工事は、今日は大工さん、左官屋さん、サッシ屋さん、電気屋さんと、多くの人が来てくれました。入り口の土間のコンクリートを塗ったものですから、あっちから出たりこっちから入ったり。やっぱりまだかかりそうです。

〜 ‘おだん’ 〜
2014年1月21日(火)  No.3852

大寒の研修
 今日は大寒。その名の通り、今朝の最低気温は−1.5度。境内では−2度以下になっていたでしょう。でも、体感的には昨日の朝のほうが寒かった気がします。

 本堂の屋根や苔の上などには、昨日積もった雪がまだ少し残っていました。

 この寒さ厳しい日に社員研修。

 午前中は建物内で会社側による研修が行われましたが、ずいぶん早目に暖房を入れていたのに室温が上がらず、寒かったそうです。

 昼食を挟んで、本堂でのレクチャー、書院での法話、屋外の慰霊塔などの参拝などを行いましたが、普段温かい暮らしをしている若者たちは、じっと座っていると寒くて話に集中できない様子。冬は冬のよさがあるのですが、来年からはもう少しいい季節に日程が変わるかも知れません。

 寒さのせいか、今日の拝観者はゼロ。今季2回目です。職員さんは全員出勤なのに・・・。

 これから1月末に向かって寒さは増していきます。身の引き締まる季節、ボクは好きです。

〜 なぜかソフトフォーカスになる携帯画像 〜
2014年1月20日(月)  No.3851

雪景色
 今朝起きたら、3センチほどの積雪。境内が真っ白になるのは、今季初めてです。

 それほど積もっていませんが、とりあえず正面参道の雪かきを職員さんにしてもらいました。

 本坊でも自坊でも初釜があるので、着物の人は大変。車道にも積もっていますが、無茶な運転をしなければ危険ではないので、雪かきはしませんでした。

 雪景色目当ての人が、まだ薄暗いうちからカメラを持ってウロウロされていました。でも、光が差して本当に綺麗になったのは9時前。銀世界に青空、本当に綺麗! 欲を言えば、もう少し積もればもっと綺麗だったでしょう。

 後で聞いたら、大原では30センチほど積もったそうです。


 夜は、ホテルで天台宗の京都のお寺の新年会。僧侶ばかり60名ほどが参加しました。

 ところが、アクシデントが発生! 救急車を要請して、ボクが僧衣のまま同乗。病院でいろいろ検査を受けましたが、幸いに異常はないということで帰りました。

 ほとんど食事を摂っていなかったので、帰ってお茶漬けを食べ、何事もなかったことに改めて安堵しました。はぁ、疲れた。

〜 朝の雪景色 〜
2014年1月19日(日)  No.3850

引っ越し作業
 今日は、ひたすら家の中での引っ越し作業。腰が痛みます。

 でも、コンセントが仕上がっていなかったり、外見は仕上がっていても通電していなかったりで、家具を置くにもちょっと中途半端。電気屋さんは月曜日以降だなぁ・・・。

 大工さんは、道具を片付けて掃除をして帰られました。9月から始まった工事も、ようやく一段落に近付きました。

 住宅用火災警報器をあちこちに付けました。

 建物が2棟に分かれているため、他の棟で警報器が鳴ったとしても気が付かないかも知れないと思い、仮に1ヶ所で火災が起きても、取り付けた他の警報器がすべて無線で連動して異常を知らせるタイプを購入。仏間にも台所にも居間にも階段上にも、必要と思われるところにはすべて設置しました。かなり高くつきましたが、かなり安心です。

 すべてが片付くにはまだ当分掛かりますが、少しホッと出来そうです。

〜 夜の猫 〜
2014年1月18日(土)  No.3849

自坊の工事、最終段階へ
 今日の自坊の工事は、大工さん、塗装屋さん、設備屋さん?、午後から電気屋さんと、久々にたくさんの人が来てくれました。

 大工さんは物干しの施行、塗装屋さんは最終チェック、設備屋さんはアルミの自転車置き場作り、電気屋さんは器具の取り付けなど。電気屋さんを除いては、明日でほぼ完了しそうです。

 やっと照明器具やスイッチが付いて、夜でも大丈夫になりました。でも、エアコン、アンテナなど、電気屋さんの仕事はいっぱい残っています。それが終わるのを待たずに、荷物の移動を始めることにしました。

 室内の照明器具は以前のものを使うつもりでいたら、電気屋さんが在庫品の新品をくださるとか。ラッキ−!

 廊下の照明には、ネットで見つけたセンサー付きのLED電球を使うことにしました。これが案外すぐれもの。普通の電球と交換するだけで、センサーライトに早変わり。ちょっと高いですが、LEDなので長くつかえ、工事も要りません。

 やっと、工事の終わりが見えてきました。


 一方、本堂の工事が近々始まります。

 業者は行政の公開入札で決まった、今までに何のお付き合いもないところ。行政の基準に合っているのですから、腕は確かなのでしょう。

 いろいろな行事の合間を縫っての工事なので、これも神経を使います。自坊の工事のほうが、まだ気が楽です。

 他にも年度内に予定している工事がいくつかあるので、落ち着いていられそうにありません。

〜 人が少なくなって、自由に歩き回るようになった猫 〜
2014年1月17日(金)  No.3848

新しい畳
 9時から葬儀。斎場へは、遺族側の諸般の事情から自分の車で行きました。

 地方によっては、僧侶がマイクロバスに同乗していく場合や自家用車で行く場合など様々ですが、京都はチャーターされたハイヤーに喪主などと乗っていくケースがほとんどで、自分の車で行くなどというのは初めて。でも、やはりこれからはこういうケースが増えるかも知れません。


 今日、修繕をしていた自坊の庫裏に畳が入りました。襖も一昨日入って、部屋らしくなってきました。

 畳の縁は、若々しいブルー系にしてみました。新しい畳の匂いが家中に広がって、実にいい感じです。

 ところが、電気工事がまだ。ガスも未完。カーテンは、今日注文したばかり。もうしばらくかかります。でも、畳が入ったので、これで荷物を運び込むことができます。腰痛が悪化しているので、ぼちぼちやろうと思います。

 外壁の塗装も明日で終わりそう。自転車を置く場所に屋根を付けてもらったりする工事が、明日から始まります。今月中には何とか終わりそうです。

〜 新しい畳は清々しい! 〜
2014年1月16日(木)  No.3847

小正月
 朝、松飾りを取りました。7日に取るところが多いようですが、京都は15日。今日までが「松の内」です。

 でも、お正月なんて、もうずいぶん前だったような気もします。早いですねぇ、1月ももう半分が終わりました。


 今日は「初六阿弥陀」。婦人会の方々が来てくださって、巡拝をする人たちに甘酒の接待をしてくださいました。いつもながら、有り難いです。

 午後は大津・坂本で会議。大学教員の方々が多い会議なのですが、みんなよくお喋りなる。ボクは、結局、一言も発言することなく会議を終えました。

 天気が良かったので、琵琶湖の対岸遥かに白い山が見えました。伊吹山でしょうか? あんな神々しい白い山を見ると、思わず掌を合わせたくなります。山岳信仰って、そんな自然な気持ちから生まれたものだろうと思いました。素晴らしい景色でした。

 チラッと寺務所に寄って、すぐお通夜へ。独身で独居の方だったので、参列は親族だけ。寺とのお付き合いもほとんどない方ばかり。遺宅の仏壇の御本尊や位牌を、今後どうするかなどを相談しました。これからはこんなケースが増えます。

 今日もバタバタの1日でした。

〜 神々しい白い山 〜
2014年1月15日(水)  No.3846

内装、大詰め
 今日も午後から少しだけ植木屋。

 昨日やり残したムクゲの剪定、排水管の埋設の準備など、細々としたことをやりました。あっという間に夕方になってしまい、ちょっと不完全燃焼です。心ゆくまで植木屋がしたいです。

 自坊の改装もかなり進みました。内装は大工さんの手を離れ、後は畳屋さん、電気屋さん、カーテン屋さんの仕事を待つのみ。

 外壁はまだ塗装屋さんが頑張ってくれています。古い掻き落としのコンクリート壁に、薄いコンクリートを何回も塗って補修をし、その上に塗料を吹き付ける作業。実に丁寧な作業です。もうしばらくかかりそうです。

 外部では、まだ大工さんの仕事が残っていますし、土塀の瓦の葺き替えと漆喰壁の塗り直しもあります。厳寒期は漆喰はできないでしょうから、3月になってしまうでしょうか。

 内装が一段落したら、家中に散らばっている家具や荷物を、もう一度戻さなければなりません。これにも結構時間がかかりそうです。これからの厳寒期、いい運動になりそうです。

〜 咲き進んできた水仙 〜
2014年1月14日(火)  No.3845

桜の枝が折れる
 朝7時半頃、「門前の太い桜の枝が折れています」という知らせがありました。

 現場に行ってみると、折れているのは確かにかなり太い枝。折れているところは直径20センチ以上。そこから枝先までは6メートルほど。枝先は公道に落ちていました。

 折れた部分を見ても、腐っている様子はなし。枝先にはたくさん芽が付いていて、枝は元気そうでした。

 「背の高い車か高所作業車が枝を引っかけて、無理矢理移動したのかな?」と思いました。それにしても、そんなに簡単には折れそうにはありません。宅配便のアルミバンなら、引っ掛からない程度の高さでした。折れたのは夕べ遅くか今日の早朝。風もなく、雪が積もったわけでもありません。何故?

 とりあえず、公道にはみ出している枝を取り除こうと、ノコギリで枝を切り始めると、真ん前のタバコ屋さんの奥さんが出てきて、「えっ! どうして? 折れたのですか? 」とビックリ顔。「景色が変わってしまいますねぇ」と残念そうでした。

 この桜は、境内の桜の中でも先陣を切って咲く1本。折れた枝はタバコ屋のほうへ張り出して、門前を通る人の目を惹いていました。本当に残念です。


 月参りや法事を済ませて、昼をずいぶん過ぎた頃から、ムクゲの剪定作業を少しだけしました。

〜 折れた桜の枝 〜
2014年1月13日(月)  No.3844

女子駅伝
 今日は女子駅伝。都大路をランナーたちが縦横に走ります。

 ボクも、今日はあっち行ったりこっち来たりの日。まず、上賀茂神社近くの檀家に月参り。その後、長岡京市の檀家宅で1周忌の法要。そのお家のお墓は等持院の霊園にあるので、そこで墓前回向。それから自坊に戻って法要。

 問題は長岡京市の檀家宅から等持院への移動。そして、その後、自坊へ戻る時。12時半にスタートして、ランナーと共に移動する交通規制に、どうすれば引っ掛からないか・・・夕べは、どの道を通るかを悩んでいる夢を見ました。

 車に、駅伝の交通規制図を積んで出発。上賀茂のお宅に早く伺って長岡京市へ向かい、参列者が揃っていたので、20分早目に読経開始。これが功を奏しました。定刻に始めていたら、大変なことになっていました。

 長岡京市から北区等持院に行く時は難なくクリア。そこから自坊へ向かって出発したのは、駅伝のスタート直前でした。北野の天神さんの前は参詣者で渋滞していましたが、それを抜けるとまったくストレスなく自坊に戻れました。

 兵庫県と和歌山から来られる自坊での法事の参列者も無事に到着して、2時の定刻に法要を始めることができました。

 こんなにうまく行くとは百点満点です。あ〜、本当によかったぁ。

〜 まもなく規制開始 〜
2014年1月12日(日)  No.3843

中尊寺 丈六皆金色釈迦如来像
 今朝も−2度程度。境内の池の氷具合で、どれくらい寒いかがわかります。

 月参り、塔頭の前住職の法要の後、午後から「メダカの学校」。

 今日の講師は、昨年、中尊寺の本堂で開眼された新本尊・丈六釈迦如来坐像を造った仏師 坪田最有さん。

 坪田さんとはずいぶん前からの知り合いで、昨年からはお十夜の鉦講にも加わってくださいました。また、奥さんとボクは、小学校の同級生で、同窓会の万年幹事。自宅もすぐ近く。そんな坪田さんが、世界文化遺産中尊寺の新本尊を造られたことは、大変嬉しいことです。

 藤原清衡公に中尊寺が建立された時にあった丈六(約4.85メートル。座像ではその1/2)の釈迦如来像は、1337年の火災で焼失。明治42年に本堂が再建された時に本尊としてに迎えられたのは、同寺の光勝院(閼伽堂)から移された阿弥陀如来像でした。

 近年、中尊寺が世界遺産候補になったことなどから、寺の歴史や復古を目指す動きが活発化し、建立当時の本尊を新たに造ることになって、坪田さんに製作の依頼が来たのです。釈迦如来が本尊となるのは、実に676年ぶりのこと。実に目出度いことです。

 坪田さんの話は、熱意と大きな仕事をなし終えた自信、‘現場’ならではの説得力溢れるものでした。

 よかった、よかった。


 そんな間に、自坊の改修工事が進展。今日、2部屋と廊下、階段のクロス張りが、一気に、1日で終わりました。クロス張りって、早い!

 一方、塗装屋さんは、外壁の塗装の下地を、かなりの時間をかけて、コツコツと何回も修正しておられます。実に丁寧な仕事です。

 来週には、室内が何とか完成するかなぁ・・・して欲しいなぁ・・・。

〜 今日の「メダカの学校」 〜
2014年1月11日(土)  No.3842

冬の作業
 雪景色を撮ろうと、一眼レフを持って境内に向かいましたが、何と! カメラは電池切れ。仕方がないので、コンデジに持ち替えて撮りました。

 「今日の散歩道」は、このコンデジの写真で更新。一眼レフよりもワイドに撮れるのがなかなかよかったです。

 道路が凍結していたら危ないので、いつもはバイクで行く檀家宅へ車で向かいました。歩道で滑っている人もいましたし、コインパーキングの中も凍っていましたので、車にして正解でした。

 怪我をしてから、危ないことは出来るだけ避けるようになりました。ちょっとは賢くなったのかも知れません。

 雪はすぐに溶けたので、午後はガーデニング。もみじの種蒔きや千両の苗の植え替えなどを、屋外でしました。動きの少ない作業なので寒さが堪えるかと思いましたが、夢中になって作業をしていると、さほどでもありませんでした。

 こんな地味で静かな作業をするのも好きです。

 発芽したもみじの苗は、欲しい方に差し上げようと思っています。お茶の木の種蒔きも残っていますし、冬の間にやることはいっぱいあります。そんな準備の積み重ねが春には実を結んできます。

 寒いけれど、とっても大事な冬の作業です。

〜 お茶の実を入れていたバケツの水が凍っていました 〜
2014年1月10日(金)  No.3841

初植木屋
 午後2時頃から、今年初の‘植木屋’。待ちに待った、念願の植木屋です!

 今日は手始めに、紅葉シーズン前からついこの前まで楽しませてもらった野路菊の剪定作業をしました。

 境内のあちこちに植えた野路菊は、200株以上。古い株はかなり大きくなって、縦横無尽に太い枝を伸ばしています。そんな枝を剪定して、来年の新芽を待ちます。

 切って切って、終わる頃には古枝が軽トラックに満載。少し前なら、菊の香りがずいぶんしたのですが、今日はそれだけ切っても香りはしませんでした。すっかりシーズンが終わった感がして、切る時の後ろめたさのようなものは皆無でした。

 これで見かけもスッキリ! 気分もスッキリです。


 昨日しかけたネズミの粘着シートに、頭の薄くなった大きなネズミが捕まりました。あれだけ注意したのに・・・。

〜 野路菊の古枝満載 〜
2014年1月9日(木)  No.3840

何かがいる・・・
 朝6時前に、本堂のセキュリティー警報が発報しました。見に行っても、何の異常もありません。先日から、時々そういうことがありました。

 朝、本堂担当の職員さんが、発報したセンサーの近くで動物臭がすると言ってきました。尿のような臭いとのこと。

 午後には、押し入れなど数ヶ所で饅頭が見つかったとの報告。実は先日来、御供えの饅頭が無くなるという‘事件’が続いていました。ある時はひと山すっかり、ある時は台から落ちていたり。動物だったら、跡形もなく持って行くことはなかろう、誰か人間の仕業ではないかと話していました。

 昨日、押し入れの座布団の間から饅頭が出てきたという報告がありました。袋が少し破れていたそうです。一連の現象は動物の仕業に違いないと、確信を深めました。

 今日は、動物の尿の臭いがしたあたりに捕獲用の檻を仕掛け、おびき寄せるために饅頭、干し柿、蜜柑などを入れてもらいました。その横には、ネズミ捕獲用の粘着シートを置いてもらいました。さぁ、何か掛かるでしょうか?

 ネズミではありません。タヌキでもないでしょう。イタチ? ハクビシン? おそらく、ハクビシンではないかと思っています。

 この寒い中、真夜中などに警報で起こされると堪りません。何とか捕獲するか、自主的に退散してくれることを願うばかりです。


 年始回礼も、今日20軒ほどを回って、一応終わりました。やれやれ、一段落です。

〜 本堂に仕掛けられた檻と粘着シート 〜
2014年1月8日(水)  No.3839

七草
 今朝は蓮鉢が結氷。寒い朝になりました。

 7時から七草の日のお勤め。本堂の中は境内でも一番寒いので、背中にカイロを張り、和服用の綿入れを僧衣の下に着込んで出頭しました。

 バイクで檀家宅に月参りに行き、一度帰って車に乗り換えて、東山の門跡寺へ。今日は昭和天皇のご命日の法要。広い宸殿での法要はこれまた寒い。あまりに寒いので、今日は障子を閉め切ってくださり、助かりました。

 浄斎をいただいた後、檀家宅へ行って月参り。その後は、昨日行けなかった年頭回礼へ。でも、ほとんどのお宅はお留守で、ご在宅は3軒だけでした。

 四条辺りには、一眼レフを持った中高年の男性がいっぱい。今日が、祇園甲部の芸妓さんや舞妓さんの始業式が祇園甲部歌舞練場で行われる日だとすぐにわかりました。行き来する舞妓さんや芸妓さんたちを狙って、中高年のカメラを持った男性が集まっているのです。「一力」の前はそんな人が群がっていました。

 普段でも、舞妓さんや芸妓さんを狙った、しつこい中高年カメラマンを目にしますが、ストーカーっぽいような気がして、何だか気味が悪いです。

 3時半頃までに伺えたのは15軒ほどだけ。残り20軒ほどは、また明日にしました。

 一昨日・昨日の疲れが残っているのか、今日も眠たくて仕方ありません。少しゆっくり出来るのは、連休明けになりそうです。

〜 お正月らしくアーケードに提灯や幕が張られた祇園商店街 〜

2014年1月7日(火)  No.3838

「へぇ〜」「えぇっ!!」の連続
 自坊と違って、門を開けなくてもいいですし、お勤めもないので、少し朝寝。

 昨年の秋までやっていたという1階のファミレスが閉店し、朝食を食べるところがないため、フロントでパンを無料サービスしてくれるとのこと。期待していませんでしたが、残念ながら的中でした。

 正月明けで葬儀式場が過密状態なため、朝10時から始式。曹洞宗の僧5人に諷経僧として加えてもらって、6人で一緒に読経。といっても、一緒に読めるお経は限られているため、ほとんど座っていただけ。でも、一緒に故人を弔えてよかったです。

 火葬場へ行った後の合間を見て、親戚の見舞いへ。葬儀の合間というのも変ですが、なかなか来る機会がないので、車中で作務衣に着替えて突っ走ってきました。危うく、予定が繰り上がった収骨に遅れるところでした。

 収骨が終わると、菩提寺へ。そこで読経をしてもらって、終わってすぐに納骨。うちでは納骨は四十九日以降にしますので、これにはビックリ! 後は、毎週、逮夜ごとに自宅にお参りしてくださるそうですが、自宅には分骨した小さな骨壺をまつり、四十九が済むと永平寺に納めるとのこと。いやぁ〜、昨日に続き、「へぇ〜」「えぇっ!!」の連続です。

 すべてが終わって浄斎。夕べのお通夜の後のなおらいには、餃子まで出てきて唖然としましたが、今日の浄斎もごく普通の会席。京都でも精進料理などは稀ですから、無理もありません。

 すごいボリュームのお食事を全部いただいて、「これは帰りが眠たくなって困るだろうなぁ」と案じていましたが、そんな心配はまったく無用。お腹が痛くて、眠いどころではありません。「P」や「SA」の標識があるとホッとしました。

 8時頃、何とか無事に京都に帰着。やれやれ。

 今日行けなかった年頭回礼を、明日から数日に分けて回らなければなりません。他の予定の間を縫ってになるので、ちょっと頭が痛いです。

 正月からゆっくりする暇もナシ。植木屋して、ゆっくりしたいなぁ〜

〜 ホテルから見た敦賀港方面 〜
2014年1月6日(月)  No.3837

敦賀へ
 今日も年頭回礼。近親者が亡くなって、帰ったらすぐに福井・敦賀まで行かなければならなくなったので、ハイペースで回らなければなりません。

 遠出に備えて、朝、車のボンネットを開けて仕業点検しました。空気の吸入口には落ち葉がいっぱい! 紅葉の名残です。それを取りつつ、ふと前輪のサスペンションのところを見たら、最中の包みが!

 以前にも同じことがありました。何者の仕業なのか? スペース的には猫は入れません。カラスも無理。小動物の仕業か? おそらく、お墓のお供え物を盗ってきて、車のエンジンルームに隠したものではないかと・・・。最中のパッケージはほとんど無傷です。本当に不思議です。

 最中を取って捨て、ボンネットを閉めて、回礼へ。例年なら、2時過ぎまでかかるのを、御挨拶をそれぞれ手短に済ませて、1時過ぎに帰って来ました。

 昼食を摂って、すぐに敦賀へ。荷物が多いので、電車では大変ですが、雪の影響も天気も心配なく、車で行けて助かりました。

 親戚の菩提寺は曹洞宗。当然、通夜のやり方も違います。また、土地によって式の進行もかなり違うので、「えっ!?」「へぇ〜」と、ビックリするようなことの連続。とても勉強になりました。

 10時頃、ホテルにチェックイン。ホテルはガラガラで、ちょっと気味が悪いぐらい。他に宿泊客がいるのを見て、変な話ですが、ホッとしました。

 自坊の部屋は寒くて、夜中に目が覚めますが、ホテルはあたたか〜い。疲れもあって、朝までぐっすり眠れました。

〜 ボンネットの中の最中 〜
2014年1月5日(日)  No.3836

年頭回礼
 今日から、年頭の回礼。檀家さん宅を回って、昨日御加持した護符などをお配りします。

 こういう‘クラッシック’なことをしているお寺も減り、今では回礼をしているような僧をほとんど見かけません。今日は雲水さんを見かけたのみ。僧堂は昔ながらの行事を踏襲しているのでしょう。

 今日はバイク。長時間回るので、僧衣の下に作務衣を着て、袂や足元を防寒し、さらにカイロを貼り付け、考えられるだけの防寒をして出かけました。でも、やっぱり寒い。寒さで頭が痛くなってきました。

 今日回ったのは60軒ほど。6時間半ほどかかりました。

 風邪を引かないように、気合いを入れて回らないといけません。

 さぁ、早く寝ようっと!

〜 専門学校の一角に保存されている京都市電 〜
2014年1月4日(土)  No.3835

もう、3日も終わり
 夕べ、真夜中に近親者の訃報が入り、それからあまり眠れず。故人や葬儀に関する夢?を何度も繰り返して見ていたような気がします。今日も眠たいです。

 今日は初護摩。皆さんにお配りする護符の御加持をして、それから一気に発送作業。結構大変でしたが、夕方には完了。明日、宅急便で送ります。

 今日はお天気が良かったせいか、墓参の方が絶えず。例年の3日は、お越しになる方もグッと減ります。今日も少し減りましたが、長くお話しをされる方が多く、結局、玄関にいる時間は長かったように思います。

 今日は「今日の散歩道」の定例更新日。元旦に更新したばかりなので止めようかとも思いましたが、今まで日は多少前後しても更新しなかったことはないので、結局することにしました。

 といっても、なかなか写真を撮りに出られず、夕方にササッと撮って、その後は文章が浮かばず、俳句も見つからず、結構時間が掛かってしまいました。

 あ〜、今日ももう終わっちゃう・・・。

〜 夕方の水仙 〜
2014年1月3日(金)  No.3834

晴れ着姿、見かけず
 毎年正月2日は、墓参の方もゆっくり目。元旦あちこち回られて、2日はゆっくりという方が多いのでしょうか?

 でも、9時半頃から2時半頃までは引っ切りなし。立ったり座ったりで、膝が痛いです。

 この2日間で数百人の方がお越しになりましたが、和服を着てこられたのは2人だけ。ボクの子供の頃は羽織や紋付きを着た方もおられたように思いますが、今ではすっかり見かけません。洋装でも、晴れ着っぽい格好の方もごくわずか。お正月らしさは、服装ではなくなりました。

 三が日はお抹茶で接待するので、ついでに自分の分も立てて飲んでいます。当然、お菓子も食べて・・・。太りそうです。

〜 ちょっと青空が見えました 〜

2014年1月2日(木)  No.3833

いつもながらの元旦
 除夜の鐘を終えて3時間足らず寝たら、もう起きなければなりません。寝るのが大好きなボクにとって、寝不足はキビシイ〜

 5時過ぎに本坊へ行って、拝賀式の部屋の暖房を付けたり、お茶用のお湯を沸かしたり。6時から本堂で修正会。約1時間で終わって、本坊で拝賀式。粗方の片付けをして、7時半頃に自坊での修正会。ようやくお屠蘇とお雑煮と思っていたら、次々と檀家の方が来始めました。

 それから3時頃までは引っ切りなし。お雑煮もお昼も、食べては中断、また食べては中断。眠たいし、立ったり座ったりで膝はガクガク。最後の方は5時過ぎでした。

 まぁ、毎年元旦はこんなもの。温泉に入ってお節を食べるようなお正月を、一度してみたいものです。

 座っていても寝てしまいそうなので、早々と床に就きました。

〜 元旦の弁天社。後ろに大文字山が見えます 〜
2014年1月1日(水)  No.3832

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