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2013年8月の日記

ミストを外す
 山に行っている数日の間に、京都の気候も、暑いながらすっかり秋の気配になった気がします。

 せっかくのミストシャワーも少し季節外れになってしまった気がしたので、今日、取り外しました。

 オモチャのような装置でしたが、楽しんでくださった方も多く、お参りの方への‘御接待’にもなった気がします。また来年・・・。

 季節が夏から秋へ変わる不安定な頃、雨の日も多かろうと、挿し芽などで増やした苗をできるだけ定植しようと思っています。

 バックヤードにはまだ200株ほどの苗があります。紫陽花、山吹、酔芙蓉、藤袴、椿・・・。これらを定植する場所を探すのがまず大変。日当たりのいい場所は、もう残されていないので、一か八か植えてみるというような場所しかありません。うまく育てば儲けものです。

 しばらくはそんな作業が続きそうです。

 帰って来て数日なのに、また山に行きたくなっています。

 数日間の‘休暇’が取れるのは、8月末しかないので、行くとしたら車で現地まで行って車中泊。翌日登って降りて帰って来るしかありません。もうアルプスは無理。白山程度かなぁ。

 懲りませんねぇ・・・。

〜 外したミストの器具 〜
2013年8月31日(土)  No.3709

FMラジオがつまらない
 今日は筋肉痛が絶頂。時々、ガクンと膝が曲がったりして、我が足ながらもセーブしがたい時がありました。

 雨が降ってくるのをこれ幸いと、野路菊60本ほどを職員さんと一緒に一気に定植しました。盗られたり折られたりということはあるでしょうが、日当たりの良い場所なので、うまく着けば花を咲かせてくれるでしょう。

 午後はデスクワーク。留守中に、デスクワークがたっぷり溜まっています。勤務のシフト表、退職金の計算、旅行誌などへの写真提供、文化財申請の手続き、しまいに何をやっていたのかわからなくなったりします。

 銀杏のエキスに脳機能・集中力・記憶および認知力などを改善する効果が期待できるそうなんで、1度サプリを買ってみようかと真剣に考えています。ボクって、結構サプリ好きです。


 ラジオを聞きながら‘内職’をすることが多いのですが、最近のFMって、おしゃべりばかり。かつては、音楽を聞くためにFMラジオを買ったりしましたが、今はAMから野球中継を省いただけのような内容。音楽はあまりかかりません。

 聞きながらも、「つまらないなぁ〜」と思って、局を変えても同じこと。CDも聞いたものばかりなので、終には消してしまったりします。

 もっと音楽をかけて欲しいなぁ。

〜 いつ枯れてもおかしくないのに、今年も綺麗に咲いています 〜
2013年8月30日(金)  No.3708

急ぎのデスクワーク
 夕べ、床に入った瞬間、「あー、寝ていても息苦しくない。空気が濃い」と、普段は意識しない空気の有り難さをしみじみ実感しました。

 境内のいろいろな植物がどうなっているか心配だったので、早朝に境内を見て回りました。

 出かけている間に咲き始めると思っていたヘブンは、今日は3輪。昨日は6輪咲いていたそうです。せっかく屋根まで達するほど大きくなっているものの、病気で水を吸い上げられず、早朝にかかわらず萎れていました。でも、今年は少しでも咲いてくれてよかったです。

 台風の雨に乗じて、萩や野路菊を定植しようと思っていたのですが、行政の文化財担当者が「出来れば、今から伺いたい」とお越しになったので、1時間だけ職員さんと作業。後はお願いして、本堂の修理の打ち合わせ。有り難い話だったので、こちら側の体勢を整えるべく、急遽書類作り。結局、夕方までかかって、庭作業は出来ませんでした。

 筋肉痛はありますが、体調は完全復帰。明日は、今日やり残した庭師をしようっと! 雨かな・・・。

〜 細々とでも咲いてくれたヘブン 〜
2013年8月29日(木)  No.3707

達成感に欠ける山行でした・・・
 4時頃から、早出をしようとする人たちがゴソゴソし始めました。まだ外は真っ暗。

 ボクもしばらくして起き、荷物の整理をして、歯磨きかたがたロビーのほうへ行きました。外へ出てみると、かなりガスっていて、薄ら明かりの中、すぐ側にある槍の穂先は見えず、松本の街の明かりは雲海の下でした。

 ご来光を槍の頂上で見ようという人が、ヘッドライトを付けて岩場をよじ登っていきます。それが点々と繋がって綺麗。でも、ご来光はまったく期待できません。昨日、出会った人が、「朝登るから、今日は登らない」と言ったので、「明日の天気などわからないから、天気のいい今日に登らなきゃダメだ」と強く勧めて正解でした。

 気温は6度ほど。長い間外にいると冷え切ってしまうので、小屋に入りました。ロビーでは、朝食を待つたくさんの人たちが行列を作っていました。

 部屋に戻り、棚の自分の床のところで、夕べもらったおにぎりを広げました。竹の皮に入った中華風おにぎり。松の実なども入っています。昨日のお弁当も、今日も、竹の皮に入っています。昔ながらの知恵なのでしょう。

 5時過ぎ、朝食を摂っている人たちを窓の中に見ながら、小屋を出発。思ったよりも風が強かったので、すぐに荷物を降ろして雨具を引っ張り出してきましたが、尾根から外れると風は途絶え暑くなってきたので、15分ほどでまた脱ぎました。

 ところどころに花が咲いているので、その度にカメラを出しては撮りましたが、薄暗いのと、風があるのとで、ほとんどはうまく撮れていませんでした。

 登ってきた人とすれ違ったので、「槍平からですか?」と聞くと、新穂高温泉に車を駐めて歩いてきて、槍の登ったら、またすぐに降りるのだと言います。唖然としました。新穂高から槍へは9時間。下りは6時間半。それを日帰りするって!? しかも、すれ違った場所から考えると、夜中、日が変わらないうちに新穂高を出発し、ヘッドライトだけでここまで来たとしか考えられません。唖然としたボクを見て、彼は照れ笑いしていました。

 写真を撮りつつも、何人かをごぼう抜き。下りの早さにはちょっと自信があります。ただ、このコースの後半は単調。ちょっと嫌気が差していた頃に、槍平小屋に着き、外のテラスを借りて中華風おにぎりをまた食べました。

 それから後はもっと単調。最後はつまらない林道を歩いて、11時前、ようやく新穂高温泉に着きました。

 真っ直ぐに日帰り温泉に向かい、バスの時間まで1時間と余裕があるので、露天風呂と中を行ったり来たり、ゆーっくり温泉を堪能しました。

 バスは平湯経由で高山行き。どれだけ大回りしているのか知りませんが、1時間半かかります。平湯で降りた人は、上高地行きのバスに乗り換えていました。

 高山に着き、お腹が空いたので、バスの中でCMを流していた蕎麦屋へ。十割蕎麦のざるを頼みましたが、「もう二八しかありません」と言われ、仕方なく二八のざるを注文。何のためにこの店に来たのか・・・。
 あっという間に食べてしまい、まだお腹が満足していないので、駅弁の飛騨牛のしぐれ煮と高山ビールを買って乗車。紐を引っ張ったら熱くなる仕掛けらしく、売店で教えて貰ったとおりにやったら、いきなり熱い蒸気が出てきて、指を火傷しそうでした。

 美味しくはありませんでしたが、ボリュームがあったので、今回は名古屋駅の新幹線ホームでの立ち食い蕎麦はパス。さすがに新幹線は速く、あっという間に京都。

 かなり不全感の残った今回の山行。次回、来年はもう少しプランニングをしっかりして、高山病への耐性強化も研究しておこうと思いました。

 もう少し歩きたかった・・・。

〜 ご来光拝めず。左は八ヶ岳、右は富士山 / 槍平小屋に物資を補給するヘリ 〜
2013年8月28日(水)  No.3706

東鎌尾根から槍へ
 新鮮な空気を吸えている実感は夢ではなかったようで、朝起きた時、頭痛は消えていました。これなら朝食が食べられそう。

 朝食は席が空いてなければ待たなくてはいけないので、定刻前から長蛇の列。皆、朝の時間はロスをしたくないので、トイレや洗面、食事などを要領よく済まさないといけません。

 6時過ぎに出発。1時間ほど歩いて、分岐点に差し掛かりました。1本は多くの人が行く通常ルート。ボクもいつもはこちらを行きます。もう1本は、一気に尾根まで上がって、尾根伝いに槍に向かうコース。時間も余計にかかります。夕べ泊まった小屋の掲示には、難所が続く中級者以上向けのコースと書いてありました。

 当所の予定では、後者を選ぶ計画でした。昨日からの不調のことなどを考えて、無難な道を行こうかと思いましたが、それでは今回の山行が何の変哲もない、面白味のないものになってしまう。ここは前者を選ばないと後悔するに違いないと思い、尾根に向かって登りました。

 途中、何度もカメラを出しては花などを撮りつつ歩き、尾根に出ました。これからはちょっとスリルが楽しめそうです。

 ハシゴや狭い尾根などが続きましたが、こういう道は大好きです。ただ、日陰にあった長〜い鉄製のハシゴの冷たいこと! 予測もしていなかったので、手袋はザックにしまったまま。途中で思わず手を擦り合わせたりしながら、通過。

 歩く度に、槍がいろいろな姿を見せてくれます。穂先の上には月。空は真っ青! 実に素晴らしい景色でした。

 お昼に槍の肩に建つ小屋に到着。8月末のウイークデイだというのに、何だかすごい人です。しかも、圧倒的に中高年。

 荷物を小屋の前に置いて、槍に向かいました。不慣れな女性たちもいて、登頂するためのハシゴや鎖場でもたもたしています。登山ツアーのリーダーとおぼしき人が、「はい、右足をその岩に乗せて!」などと大きな声で指導しています。

 近付いて巻き添えを食らいたくないので、距離を置きつつ登りましたが、ずいぶん待たされました。

 12時40分、頂上へ! 2年ぶりの頂上でしたが、今までで一番天気がよく、周り中の山々や、歩いてきた道などがよく見渡せました。

 次の小屋まで歩こうかと逡巡しましたが、ちょっと軟弱になって、今日は肩の小屋で泊まることにしました。食欲はないので、夕食は頼まず、明日の朝の食事を弁当にしてもらいました。

 たくさんの人が、小屋の前でビールで祝杯をあげていましたが、ボクにはビールなんてとんでもない。高山病対策に深呼吸とウロウロを繰り返しました。

 そういえば昼食を食べていないことに気付きましたが、歩きながら行動食を摂っていたので、それほど空腹感はなく、今朝もらってきた弁当を少し食べました。竹の皮で包んだ押し寿司の弁当が、実に美味しい! 食べても、どうやら大丈夫そう・・・。

 部屋で明日のコースを確認しては、またお寿司を持って小屋の外へ出て、景色を見ながらちょっとずつ食べました。皆が夕食に並んでいる時は、またそのお寿司を持って軽食コーナーに行き、おでんを買っておかずにしながら食べました。

 食べていると、食堂の収容人数の関係で夕食が遅れる女性が来て、「わぁ、美味しそう・・・でも、これを食べたら夕食が食べられないし・・・」と残念そうに言いながら、ボクの前で紅茶を飲み、しばらくいろいろな話をしました。

 昨日の小屋で一緒だった、九州から来て、上高地行きのバスが同じ、今日歩いたコースも同じだった男性は、顔を合わせるたびに、いろいろなことを話し掛けてきました。実によくしゃべる人でした。

 小屋は、今までボクが経験した中では一番混んでいました。15畳ほどの部屋の左右に棚があり、それぞれ4畳半ほどのスペースに6人が寝ます。そんな部屋がズラッと並んでいます。

 今日は上段の真ん中。みんな単独行のオッサン。今日来た道や明日のコースなどについて、いろいろと話しました。それもまた楽しみです。

 夕食が終わった7時半頃には、皆もう寝る体勢。消灯が8時半なのでまだ電気が付いていて眩しいので、‘棚’ごとに付いているカーテンを閉めました。4畳半ほどの部屋にオッサン6人が寝て、カーテンを閉めているのですから、ただでさえ息苦しい。高度は3080メートル。ボクが息苦しくならないはずがありません。夜中に何度か頭痛で目が覚め、その度に深呼吸を繰り返しつつ、朝を待ちました。

〜 素晴らしい槍の眺望 / この尾根を歩いてきました 〜
2013年8月27日(火)  No.3705

1年ぶりの上高地
 夜中12時過ぎ、京都駅前発の夜行バスで上高地へ。夜行バスは眠れないので止めようと思っていましたが、3列シートの‘グリーンカー’が出来たので、利便性抜群のバスにしました。

 確かに3列シートでしたが、前の座席との間隔が狭く、シートを倒しても足が伸ばせません。足を曲げるか、あぐらをかくしかなく、‘グリーンカー’は名ばかりでした。

 朝5時半頃に上高地に到着。おにぎりを食べて、いざ、出発。今日は少し歩くだけです。

 明神〜徳沢〜横尾を経て、槍ヶ岳への登山道へ。

 今回は大きなウエストポーチ型のカメラバッグを買って一眼レフを持参。花の時期は終わっていますが、高山植物を撮るのが一つの目的。花が咲いている度に、サッとカメラを出して撮り、また仕舞って歩くを繰り返しました。

 11時前に槍沢小屋に到着。時間が早過ぎてもったいないのですが、今日はここ泊まりと決めていました。若い頃なら一気に槍まで登っていたのですが・・・。

 ボクは酸素摂取能力が異常に低いのではないかと、高山病にかかりやすい体質ではないか思います。登る度に、必ずといっていいほど症状が出ます。槍沢ロッジは、高度1814メートル。普通はそんな高度では頭痛などの症状は出ません。でも、残念ながら今回もダメでした。

 小屋の周りには何もなくて時間がつぶせないのですが、横になって寝てしまうと呼吸が落ちて症状が出るので、カメラを持ってウロウロ。ビールを飲んでいる人もおられましたが、アルコールは禁物。大きな呼吸を繰り返しました。

 やっと5時になって夕食の時間となりましたが、頭痛で食欲はまったくナシ。それでも食べないといけないと思って無理矢理詰め込みましたが、すぐにトイレに駆け込むことになりました。

 消灯近くまで、また深呼吸を繰り返しながらウロウロ。指定された寝床が、2段の上の段で、横に小さな窓があったので、ほんの少し窓を空かして外気を入れ、新鮮な空気を深呼吸をしながら吸って就寝しました。

 それにしてもどうしてこうなのでしょう。せっかくの山行が楽しめないなんて・・・。

〜 6時前の上高地 / 横尾。ここから槍へ 〜
2013年8月26日(月)  No.3704

雨の地蔵盆
 まともに雨。地蔵盆のお参りをする10時頃から強く降り始め、出かけるのを躊躇するほど。それでも約束の時間があるので、バイクで出かけました。車は置けないし、歩いて回ったのでは間に合わないのです。

 最初の町内は、例年数珠回しなどに使っているテントをお地蔵さんのところに張ったそうで、いろいろな行事は中止とか。テントの中で拝みましたが、テントが小さくて、傘を差し掛けてくださっていましたが、体の半分はびしょ濡れ。

 2つ目は、場所を住居の1階のガレージに移して実施。狭いので、数珠回しは取りやめ。

 3つ目の町内のお地蔵さんのところへ行くと、お地蔵さんの祠がない! ブロックの台座だけが残っていました。場所が替わっているとの張り紙。一瞬、ビックリしました。

 遷座先は住居のガレージ。その奥に、お地蔵さまの祠がでーんと安置されていました。

 地蔵盆でお地蔵さんを遷すことはよくありますが、祠ごと遷すなんて初めて。「よく持って来られましたねぇ」と言うと、「そんなに重たくなかったですよ。お地蔵さんは別に運びましたから」と。それにしても・・・。

 今までこの町内はお勤めをしても、いつも人影がまばらなのですが、今日はガレージの中に10人ほどが集まってくださり、賑やか。ほとんど大人でしたが、「数珠回しをしましょうか!?」とお誘いしました。この町内では初めてです。皆さん、和気藹々かつ真剣。佳い時間が持てました。

 4軒目は午後から。雨も上がり、お勤めが終わると、すぐに景品付きの輪投げに、子供も大人も興じておられました。ようやく落ち着いて行事を進められそうでした。

 今日もあちこちで地蔵盆。市内の多くの小学校は明日から始まります。さて、みんな宿題は出来ているのでしょうか?

〜 台座に張り紙 〜
2013年8月25日(日)  No.3703

地蔵縁日
 朝、真如堂の僧侶全員で、境内にある地蔵尊のお堂や石仏などを巡拝。24日は地蔵尊の縁日で、1年に1度、8月だけ巡拝します。

 今日は雨が降ったり止んだり。

 午前中に、4ヶ所の地蔵盆を拝んで回りました。

 子供が1人しかいないところ、すごくたくさんいて活気に溢れているところ、高齢者ばかりのところ、路傍の祠の前で拝んだり、マンションの集会室で拝んだり、いろいろでした。

 できるだけ‘体験’していただこうと、全員にお焼香をしてもらい、数珠回しも路上に立ったまましてもらった町内もありました。お年寄りばかりのところでも、「子供に返ってやりましょうよ!」と誘って実施。皆さん、真剣でした。

 明日は強い雨とか。さぁ、困りました。明日も4町内。どうしよう・・・。

〜 境内の露仏の前での読経 〜
2013年8月24日(土)  No.3702

資産台帳
 午後はデスクワーク。

 「資産台帳」というのが備え付けるべき書類としてあるのですが、昭和17年以降更新されていません。

 金属の供出でたくさんの仏具類が失われていたり、盗難で仏像がなくなっていたりするのも、まったく反映されていません。

 現在所有している仏像や道具類などの調べは付いているのですが、それが古い台帳のどれに当たるのかを当てはめていかなければなりません。その数、数百。

 古い台帳と新しい調書を比較しては照合していく作業を、数日前から始めました。山行に備えて、疲労回復と体力温存が主目的でしたが・・・。

 なかなか進みません。だから、今まで放ってあったのです。何とか今年中を目処にやってしまわなければ・・・。

 夕方から雷雨。明日・明後日はバイクで地蔵盆を拝んで回る予定なのに、困りました。でも、雨は万歳!!

〜 今年も生き延びた百日紅の老木 〜
2013年8月23日(金)  No.3701

野路菊の試し定植
 昨日雨で、境内は少しオシメリ。もう少し降ってくれれば有り難かったのですが・・・。

 金曜日以降も雨の予報なので、先延ばししようと思っていた野路菊の定植をすることにしました。

 茎が長く垂れて咲く野生菊なので、斜面や段差があるところに植えるほうが見栄えがします。そこで、以前から目を付けていたちょっとした石垣の上に定植することにしました。

 作業をしていると、「そこは着きますでしょうか?」「また盗られませんか?」などと言う人もいましたが、多少枯れるのも盗られるのも織り込み済み。とりあえず、今日は20数株を植えました。

 蒸し暑くて、全身びしょ濡れ。汗を掻くのは気持ちがいいですが、シャワーが出来なかったので、1日中ベタベタした感じでした。


 監視カメラと掲示が効いているのか、今のところ、花泥棒の被害ナシ。このままで行ってくれますように。

〜 夕方の酔芙蓉 〜
2013年8月22日(木)  No.3700

ありがたい雨
 午前中、水やりをしましたが、草木は思った以上のダメージを受けていました。折角植えたのに枯れているもの、何十年も境内で生きてきたのに枯れかけている木。水を撒いたぐらいでは、到底追いつきません。

 挿し芽をしたものを定植しようと思っているのですが、これでは見す見す枯らすようなもの。秋雨の頃を待つとしましょう。

 朝から黒い雲が出ては期待を裏切られていましたが、ようやく6時過ぎから雷鳴が聞こえ始め、少し雨が降りました。今月6日以来の雨です。気象台のデータでは0.5ミリだけですが、境内はもう少し降ったと思います。

 「焼け石に水」ではありますが、人の水撒きよりは余程潤っているでしょう。

 すぐに雨が上がったので、外へ出てみると、石畳が濡れた匂いが漂っていました。夕方とはいえ、まだ焼けている石畳をクールダウンさせるほどの雨ではなかったので、歩いているとムッとします。

 夜になっても、それほど気温は下がりませんでしたが、満月がスッキリ見えて綺麗でした。

 明日から日曜頃までは雨が降る予報。出来れば夜の間に、たっぷりと降って欲しいです。

 明日は水やりから解放されます。

〜 次々と咲き出した酔芙蓉 / 1つだけ咲いた紫陽花の挿し芽株 〜
2013年8月21日(水)  No.3699

プチ足慣らし
 ちょっと足慣らしに大文字山に行きました。

 6時半にバイクに乗って5分ほどで登山口まで行き、登り初めてすぐに、鹿の母子に出会いました。何度か対峙した後、母鹿は警告の鳴き声を残して走り去って行きました。

 とにかく蒸し暑く、ちょっと歩いただけで汗だく。連日の高温続きで、地面自体が暑くなっているのでしょうか? Tシャツの色が全面変わるほど汗をかいて、7時頃には「大」の火床へ。一番天辺の火床で小休止。

 さらに10分ほど歩いて、大文字山の頂上へ。鹿ヶ谷へ川沿いに降り、後白河法皇が鹿ケ谷山荘に御幸した際、藤原成親・西光・俊寛が集まって平氏打倒の計画を練ったという場所を通って、バイクを置いた場所まで戻りました。

 またひとっ走りして自坊へ。約1時間半の超プチ足慣らしでした。

 栗の青いイガが転がっていたり、やはりまだ青い柿が落ちていたり、少し秋を感じました。綺麗な玉虫の遺骸も見つけました。

 シャワーをして、汲んできた谷水でコーヒーを淹れて休憩。久しぶりのちょっとゆったりした時間でした。

 今日も38度近くの酷暑の日。外の作業はやめて、土蔵の中で木版を整理したり、気になっていた細々としたことを片付けました。

〜 送り火で焦げた草 / 火床と京都市街の眺望 〜
2013年8月20日(火)  No.3698

監視カメラ、好調!
 朝一番に、昨日の夕方に設置した「花泥棒監視カメラ」の映像をチェックしました。花は切られていなかったので、盗人が映っていないことはわかっていました。

 画像は、定期的に撮影する静止画と画面内に動きがあった時だけ撮影する動画の2種類。動画には、朝の散歩をする人、新聞配達、職員の出勤風景などの‘動き’が写っていて、なかなか愉快でした。

 今日は消防設備の定期点検があったので、頻繁に動画が撮影されました。また、朝日が昇ってきたり、葉が大きく揺れたりした時も撮影してしまうので、少し感度を下げたほうがいいかも知れません。

 せっかくカメラを設置しましたが、花の後ろに「花泥棒 監視カメラ動作中」という掲示をしたので、先ずはこれが抑止力になってくれればと思います。


 少し体が軽くなってきました。そろそろ動き出すとしましょうか。それにしても暑い! 今日も38.1度でした。

〜 酔芙蓉と警告の掲示 〜
2013年8月19日(月)  No.3697

今年の地蔵盆
 今日は3ヶ所の地蔵盆にお参り。

 地蔵尊の縁日は24日で、かつては22・23日頃に地蔵盆が行われることが多かったのですが、近年は土日開催が主体になり、また2学期制で夏休みの終了が早くなったため、今年は17・18日か24・25日に行う町内がほとんどになりました。また、以前は2日間行われていたのが、ほとんどの町内が1日に短縮しています。少子化で子供が少なく、2日間を費やすほどの内容がなくなったことが要因でしょう。

 ボクも10数ヶ所をお参りしますが、昨日は1ヶ所、今日は3ヶ所を回ります。

 開催の仕方も町内で様々。1つめの町内は道端の地蔵さんの祠の前に町内の人が集まって、立ったままお参りするだけ。年に1度、お地蔵さんをお参りするという感じで、他に特別な行事はありません。

 2つ目の町内は、打って変わって子供がいっぱい。毎年変わる世話役によって場所も変わることが多く、今年は家のガレージにお地蔵さまを遷し、その前に敷物を敷いて開催。多くの子供も、皆がその町内に普段住んでいるわけではなく、地蔵盆に合わせて里帰りした孫などが半分以上でした。

 お勤め、数珠回しの後、福引きなどいろいろな行事が予定されていました。賑やかな、まつての地蔵盆を彷彿とさせる雰囲気でした。

 3つ目は、1つ目と3つ目の中間。子供は3人。みな里帰り組でした。大人も6、7人。拝んで、数珠回しをして、少し行事もあるようでした。

 それぞれの町内を回っている道すがらも、あちこちで地蔵盆を見かけました。道を通行止めにしてテントを張って実施しているところもあれば、ガレージや空き地、賑やか、ひっそりなど様々でした。


 なかなか体調が元に戻りません。棚経のダメージは相当のものです。

〜 2つ目の地蔵盆「わぁー、お坊さんだ!」/ 化粧を施された地蔵尊 〜
2013年8月18日(日)  No.3696

花泥棒 監視カメラ
 今朝もまだ復調せず。水やりをしたり、溜まっていた事務仕事をこなそうと、まずは境内の‘様子伺い’。

 境内の草木は、高温と少雨で、かなり痛めつけられていて、かわいそう・・・。

 数日前から咲き始めた酔芙蓉を見ていたら、鋏で切り取った跡がありました。先日も1ヶ所見つけたばかり。まだ蕾も膨らんでいないような枝を取って帰ってどうしようというのでしょう? 咲くわけないのに・・・。

 去年も度々あった花泥棒禍。結構鋭利な鋏で切られていて、葉も大きい酔芙蓉のことですから、袋などに隠して持ち帰っているに違いありません。

 これはもう許せん!!

 自坊で眠っていたネットワークカメラを探し出して、監視カメラとして設置することにしました。

 6〜7年使っていなかったので接触が悪いのか、制御ソフトも以前のWINDOWS用のもので何だか変。それでも何とか動くようにして、動体検知も設定して、明日にでもLANケーブルを買ってきて取り付けようと思います。

 この作業に、相当の時間を費やしてしまいました。トホホ。

〜 夕方の酔芙蓉 〜
2013年8月17日(土)  No.3695

灯ろう供養会
 朝起きたら、体が鉛のように重たい・・・頭もぼぉーっとしています。

 動かしながら、だんだん元に戻していくしかありません。そう、今日は送り火。境内でも「灯ろう供養会」を行います。

 先ずは灯ろうを並べる順番を決めます。「大」のどの位置にどの灯ろうを配置していくか、ネットなどで申し込んでいただいた方などの灯ろうを集めて、お送りする報告写真を撮りやすくしたりする作業。それに基づいて、灯ろうに番号を打っていきます。

 本堂前では、「大」の形を決める作業。このラインを決めるのがなかなか微妙。「あと2センチ、内側」などと、本堂の上から指示しながら微調整。
 今日の最高気温は37.6度。炎天下での、白砂の上での作業はキビシ〜イ! 差し入れの500mlのアクエリアスも、一気飲みでした。

 夕刻が近づいて来たら、決めた位置に灯ろうを置き、蝋燭を入れていきました。

 そんな作業が終わって、早目の夕食を職員みなで食べた後、いよいよ本番に向けての作業。ところが5時半頃、雨がポツリポツリ落ちてきて、雷鳴も聞こえてきました。
 慌てて、ネットの雨雲レーダーや落雷情報をチェックしたところ、夕立の雲がかする程度。紙製の灯ろうが濡れたら大変ですが、雨はそれだけでした。

 7時半から本堂で法要。同時に灯ろう点火。8時に五山の送り火の点火開始。

 法要にはかなりたくさんの人がお参りになりました。本堂正面の階段に座って灯ろうを眺める人、灯ろうの間に入って自分の名前を探す人など、「大」を見に移動する人など、たくさんの人が境内の闇の中を行ったり来たりされていました。

 さぁ、これでお盆行事はすべて終了!

 明日からは地蔵盆の行事が始まります。休めません・・・トホホ。

〜 準備作業中 / 逆から見た「大」 〜
2013年8月16日(金)  No.3694

棚経、終わり
 今日は、回る軒数は多いものの、みなお寺の近く。それに今日で終わりということで、気分的にはずいぶん楽です。

 道も、勝手を知ったところばかり。スイスイと走り、拝んで、お話をして、またスイスイ。

 いつも通る道なのに、今まで気が付かなかった史跡を見つけて、ちょっと見学。親王の御墓があったり、由緒来歴がわからない大きなお不動さんの祠があったり、なかなか興味深かったです。

 今年初めて、つくつく法師の鳴き声も聞きました。棚経最終日のタイミングのよさに、「あ〜、お盆も終わる。秋が来るなぁ」と、しみじみ聞き入りました。

 5時過ぎ帰着。自坊の仏間でお勤めをして、棚経日程のすべてを終えました。230軒を巡拝した13日間でした。

 気が抜けたのか、夕食いただいた後、足がふらつきました。「もう寝ちゃおう!」と、7時半に床に就きました。

〜 住宅街にあった「瓜生山不動明王」祠。由緒不明 〜
2013年8月15日(木)  No.3693

終盤戦
 棚経も終盤戦。お参りに回るお宅も、寺の近くになってきました。

 今日も最高気温は38.1度。ボクがバイクで回り始めた10日以降は、ずっと38度以上、11日は39度でした。

 去年も一昨年も、こんなにも気温は高くなかったと思いますが、棚経がキツイのは同じでした。まだ今年も終わっていませんが、「来年は大丈夫だろうか・・・」と、今から不安の先取りをしています。

 あと1日。

 終わったら、思いっきり水撒きをしようっと! せっかく植えた木々が、カラカラに乾いて枯れる寸前です。

〜 マンションの階段から。真ん中の塔が真如堂。右は黒谷。左の山は比叡山、右は大文字山 〜
2013年8月14日(水)  No.3692

いつもの場所で
 今日が軒数的には一番過酷な日。7時に出発して5時半に帰るまで、30軒を拝んで回りました。

 大変な日だけに、心構えも出来ていて、「やるぞぉ!」という気構え。でも、今日は陽の光が陰ることがなく、体感的には一番暑く感じました。最高気温38度と聞いて、ちょっと納得がいきません。

 お昼はいつもの加茂川の畔、公衆便所の側。近くのコンビニで、お決まりとなった助六寿司を買って食べました。

 河畔に人影は少ないのですが、ふんどし姿で歩いている人や、上半身裸で自転車に乗っている高齢の男性など、ちょっと変わった人が多かったです。

 峠を越えましたが、気の緩む明日あたりが意外にしんどくなります。あと2日、気を引き締めなくっちゃ!

〜 いつも13日のお昼はここ 〜
2013年8月13日(火)  No.3691

声が出にくい
 今日は38.1度。暑さにも少し慣れてきた気がします。

 ヘルメットの保冷剤は大正解!

 「一番小さい保冷剤をください」と言っても、「このほうがよく効きますよ」と大〜きな保冷剤を出して来てくださる方もおられて・・・「これでは頭が入らなくなりますよ」と大笑い。

 一番困るのは声。熱風の中を走り続けていると、喉の乾燥が恒常化し、声帯の疲れも加わって、声が出にくくなってきます。

 「何件回られるのですか?」と時々聞かれますが、数えていないのでわかりません。調べてみたら、今日は8時出発、6時過ぎ帰着で、26軒でした。

 明日が、軒数、疲労度共にピークです。

〜 夕方の境内 〜

2013年8月12日(月)  No.3690

これは名案!!
 今日も朝から暑いのなんのって・・・。

 出かける時に、ヘルメットの中に小さな保冷剤を入れたら、とても気持ちがいい! 体は熱気に溢れている感じですが、保冷剤の当たっている部分の頭は冷却されて、ちゃんと動いてくれる感じです。

 保冷剤は小さくて長持ちしないので、その後は溶けた頃を見計らい、伺った檀家宅で、「スミマセンが保冷剤の一番小さいのをいただけませんか?」とお願いしました。どのお宅でも、保冷剤の一つや二つは冷凍室に入っているので、すぐに出していただけました。

 それをヘルメットのスポンジの裏側に入れると、ちょうどいい感じ。保冷剤が堅いうちは、頭に当たってちょっと痛いですが、ヒンヤリ感が最優先。溶けてきたのもそのままにしておいたら、帰った時には7、8個入っていました。ヘルメットが窮屈になるはずです。

 これは名案! 冷却装置付きのヘルメットを開発したら、すごく売れるかも!? 明日もこれで行くとしましょう!

 今日の最高気温は39度。暑さにもちょっと慣れてきたように思います。でも、やっぱりキツイですねぇ。

 さぁ、早く寝ようっと!

〜 スポンジの裏に入れていた保冷剤 〜
2013年8月11日(日)  No.3689

熱で失念?
 朝、本堂で、一山総出仕のお盆の法要。いつもは涼しい本堂も、お参りの人の人いきれで蒸し暑かったです。

 今日からバイク。走っていても、止まっていても、何をしていても暑い。それもそのはず、今日の最高気温は38.2度。頭の中が熱で沸きそう・・・。

 バイクで走っていると、ここは暑いとか、この辺りは涼しいとかいうことが体感できて、ちょっと楽しかったです。涼しい場所を走るのは、うれしい限り。でも、すぐに通り抜けてしまいました。

 夕方、自坊に戻り、シャワーをしてボォーッとしていたら、電話。

 「あのー、今日は何時頃になりますか?」

 「えっ? あっ!」

 日程を変えて欲しいと頼まれて、今日の夕方に行く約束をしていたのを、すっかり失念していました。スケジュールのメモ書きを、見落としていたのです。

 それから慌てて湿った僧衣を着直し、バイクでひとっ走り。「スミマセン! お茶はいいですから、とりあえず拝ませていただきます!」と読経させていただきました。

 とにかく、今日も超早寝! これしかありません。

〜 墓所へ行く道での回向 〜
2013年8月10日(土)  No.3688

棚経折り返し
 1日に何軒も伺って、その度にお茶などをいただいていると、に胃液が薄まるのか、次第に胃が不調になってきます。

 「一口だけで・・・」と言っても遠慮しているように思われて逆効果だったり、「自分のところのお茶は飲んでくれないのか!」と思われるかどうかは別として、ちょっと不機嫌そうになられたり・・・。

 それでも体調には替えられないので、「スミマセン、残しますが・・・」と言って、全部は飲まないようにしています。

 今日は、明日の本堂での法要を控えて、3時頃に帰着。支度をしたり、墓所へ経木や供花を備えたりしつつ最低限の写真を撮って、「今日の散歩道」を更新しました。

 塔頭の僧と出会うと、「今年はほんまに厳しい」と顔を歪めていました。「お互いに体に気をつけましょう」と、相哀れみ?ながら、やっと折り返し点の棚経の先行きが不安に思えました。

 明日からはしばらく36、37度の予報。明日からはバイク。夕立も心配です。ナムナム。

〜 今日も咲いた劇的な色の芙蓉 〜
2013年8月9日(金)  No.3687

ヘブンの世話
 朝、よほど急いでいる時以外は、ヘブンリーブルーの具合を見に行きます。

 7時から30分ほどは散歩のオバサマたちがヘブンに水やりをしてくださったりしているので、その時間よりも前に行って、萎れ具合を見たり、蔓の絡み方を工夫したりします。

 幹が朝顔と思えないほど3センチぐらいに巨大化しているのが4本。これはいずれ枯れます。ここ数日の酷暑で一気に枯れるかも知れません。

 補完的に置いたプランターの苗は、まだ華奢ですが、蔓を伸ばしています。これが順調にいけば、今年は花を見ることができるでしょう。

 街中を車で走っていても、まだヘブンリーブルーが咲いているのはほとんど見かけません。見かけるのは、ほとんど普通の朝顔。真如堂のも、まだ蕾すら見えませんが、まだまだ希望はあるでしょう。

 咲いてくれれば、本当にうれしいのですが・・・。


 棚経も市内に入ってきました。今日は右京区を中心に回りました。

 持参したペットボトルのお茶に塩を入れていったら、読経中に咳き込んでいけません。柑橘系の飲み物もダメ。カレーは最悪…食べていませんが。

 市内に入って、移動時間が短くなってきたら、走りながら巻き寿司などを食べることが難しくなってきました。車で回るのは明日まで。以後は、公園などで食べるっきゃないです。

 今日も無事終了。ナムナム。

〜 つる割れ病で巨大化したヘブンの幹 〜
2013年8月8日(木)  No.3686

シャリバテ?
 8時半から、真如堂の地元の檀家向けの法要が本堂で行われました。終わって、墓前回向。そして、すぐに棚経へ。

 11時頃が一番しんどかったぁ・・・。食欲はなかったのですが、朝ご飯は6時前なので、「ひょっとしたらこれは‘シャリバテ’かも?」と思い、コンビニでサラダ巻きとウィダーインゼリーを買って食べました。

 しばらくして、ちょっと元気を回復。夕方になるにつれて、しんどさは消えていきましたが、今度は足が痛い。

 7時に自坊に帰着しました。

 棚経は、半分にもまだ達していません。この先がちょっと不安ですが、やるっきゃない!

 サプリなんて効きません。早く寝るしか元気回復方法がないので、今夜も早く寝ちゃいま〜す!

〜 撮るものがなかったので・・・桂川 〜
2013年8月7日(水)  No.3685

受難
 ここ3日間、お昼はコンビニの助六寿司。運転しながらも片手で食べられるので、食べたいかどうかは二の次で選んでいます。

 でも、ちょっと飽きてきました・・・。

 今日は足がよく痺れました。足に疲労が溜まってきているのかな? まだまだ緒に就いたばかりですのに。


 寺務所に寄って用事を二、三片付け、自坊に帰ろうと本坊前の酔芙蓉を見ると、形が変。朝も乱れてるとは思ってはいたのですが・・・。

 葉っぱの中に顔を突っ込んで見てみると、何と裂けている幹の又がありました。昨日の激しい雨が葉っぱの上にのし掛かり、その重みで裂けたのでしょう。

 棕櫚縄でくくりましたが、効果はないでしょう。少なくとも、片方は枯れます。下手をすると、この暑さの中、両方の枝が枯れてしまうでしょう。

 すごく大きくなって喜んでいましたのに、こんなところに‘落とし穴’があるとは・・・ガックリ。

 無事に咲いてくれることの有り難さをしみじみ思いました。

〜 応急手当をした酔芙蓉の幹 〜
2013年8月6日(火)  No.3684

新参者の芙蓉
 朝起きて、門を開けに行ってビックリ! 薄暗い中に、真っ赤な、大きい花が2輪咲いていて、葉には雨粒がいっぱい付いていました。

 この芙蓉の鉢は、今までは自坊に無かったもの。昨日のお昼に檀家さん宅でいただいて、棚経をしている間も車中にあって、夕方に一緒に帰宅したものなのです。鉢の存在自体に慣れていないのに、いきなり真っ赤に咲いていたので、驚きました。

 芙蓉をくださった独り暮らしのご高齢の女性は、玄関に入る前にその芙蓉を眺めていたボクに、「この花お好きですか? よかったら持って帰ってもらえませんか? すぐに転けるので困っているのです」と、開口一番おっしゃいました。

 見ると、葉の茂った芙蓉には似つかわしくない小さな鉢。水受皿があって、水が切れることがなかったから、小さな鉢でも持ち堪えていたようなものでした。枝先には蕾がいっぱい付いていて、花色が見えている蕾もありました。

 「もう咲きますから、花を楽しまれたらいかがですか? その後、またいただきに来ますから」と言ったのですが、「いや、もういいんです」とのこと。「もし自分が動けなくなったら・・・」といろいろ‘準備’されているようでした。

 午後から夕方まで、熱い車内で萎れないかと心配でした。用心が悪いですが、駐めている時は窓を大きく開けておきました。そして、帰ったら真っ先に大きな鉢に植え替え、たっぷり水を与えて、雨もしっかり降り、今朝を迎えたのです。

 上品というよりはエキゾチックな色。ハイビスカスに近いような感じです。葉は瑞々しく、天の恵みを喜んでいるかのようでした。


 早朝から芙蓉に元気をもらい、棚経3日目。今日は大阪南部、数軒で拝みながら関空近くまで行き、帰って伏見辺りを回りました。

 伏見で、いきなりのどしゃ降りに遭い、足袋はずぶ濡れ。履き替えてしばらくしたら日が差してきました。

 車で移動する日だったからよかったですが、後半のバイク日程になったら、どうにも動けないような雨でした。

〜 来るなり開花した芙蓉 〜
2013年8月5日(月)  No.3683

スイスイ
 今日は琵琶湖付近。

 「日曜日とあって、琵琶湖や日本海へ泳ぎに行く人がきっと多いはず・・・大変なことになった」と、昨日から戦々恐々。

 シミュレーションをしようにも、迂回路はありません。でも、幸い、バイパスが目的地のすぐ近くまで延長されていました。

 大原を抜けて、湖西バイパスで北へ。大原の手前で渋滞していて、車の後部には浮き袋などが見えました。予想通り・・・。ところが、バイパスは渋滞していません。確かに車は多いですが、順調に流れていました。

 何分遅刻するだろうと思っていたのが、逆に相当早く到着。お家の方に、「今日は大変だと思っていたのに、こんなに早く!」とビックリされました。

 狐につままれたような感じでしたが、とにかく早く着けてよかったです。

 後は混雑するのとは逆方向。拝みながら、石山寺の南まで進みました。レジャー施設の前は混雑していましたが、そこを抜けるとスイスイ。その後、宇治へ行って、拝みながら帰着。

 いやぁー、ビックリするほど順調でした。


 今日は出発が8時前と余裕があったので、朝、一歩きしました。車の運転ばかりしていると、肩は凝るし、腰も痛くなります。その予防目的です。

 きれいに咲く蓮よりも、墓所の石畳の上で悠々と寝転がっている猫が印象的な朝でした。

〜 不意を突かれてビックリする猫 〜
2013年8月4日(日)  No.3682

渋滞の初日
 いよいよ今日から棚経です。今日は、兵庫、大阪北摂方面。

 朝6時に出発して、高速を走っていたら、掲示板に事故渋滞の報が出始めました。見ているうちに渋滞は長くなっていきます。

 名神から中国道へ入るつもりでしたが、そのまま名神を走り、阪神高速に乗り換えて、無事に予定時刻に間に合いました。昨日しておいたシミュレーションが功を奏しました。

 宝塚から有馬温泉近くに向かおうと道路情報を聞くと、渋滞は17キロ。宝塚インターに入るだけでも大渋滞でした。今日は土曜日。行楽に向かう車などが多いのでしょう。

 檀家さんの奥さんに、一般道の抜け道があると教えて貰いましたら、詳しいことはわかりません。「うまくいけば、儲けもの」と推測で走っていたら、それらしい看板を見つけ、ストレスなく目的地に着くことができました。助かりましたぁー

 その後も、西宮や吹田で渋滞、渋滞。よく知らない土地で渋滞すると、いったいどれくらいでそこを抜けられるのか検討がつかず、道もわからないので、結局はナビに従うしかありません。

 急病で1軒減ったにもかかわらず、かかった時間は予定と変わらず。帰って来たら7時を過ぎていました。

 読経をしているよりも、運転しているほうがずっと長い、棚経初日でした。

〜 いつもの場所に蓮の花が今年もまた咲いていました 〜
2013年8月3日(土)  No.3681

棚経開始前日
 今日はあれやこれや内外の作業を片付け、明日からの2週間に備えました。

 縁の下に潜らないとと思っていた電話の不調も、デスクの下で渡り配線の断線を発見。夕べの夢の中でのシミュレーションが的中! これは本当にラッキーでした。

 デスクの下に潜り混んで修理し、9時前には復旧し、電気屋さんに「自分で直しましたから」と連絡しておきました。

 昨日届いた萩の苗も植木鉢に植え替え、粗悪なものは返品・返金の手続きを取りました。替わりの苗も、別の業者に発注しておきました。


 棚経は明日から15日まで。16日は送り火の行事。17・18日は各町内の地蔵盆を拝んで回るので、15日間はノンストップということになります。

 しかも、本格的な酷暑が待ち受けているとか・・・。

 何が何でも乗り切らなければならないので、風が吹こうが、矢が飛んでこようがという感じです。

 さぁて、いよいよ始まります。準備万端です。

〜 何となく幻想的? 蓮の葉 〜
2013年8月2日(金)  No.3680

今日から8月
 朝方から雨。雷も鳴り出しました。

 雨の時に境内を見回ることも大切なので、長靴を履いて境内を1周。溝や排水口が落ち葉などで詰まっているのを直したりしていたら、傘を差していても結構濡れてしまいました。雷が遠くないところで鳴りだしたので、怖くなって建物に待避しました。

 少し濡れた体で会計の仕事をしていたら、ちょっとゾクゾク。ここで風邪を引くわけにはいきませんから、気力だぁ!

 午後も来客があるので、僧衣姿。縁の下に入って、電話機器の点検をしたかったのですが、明日回しにします。でも、そのお陰で、会計はバッチリ! ええ調子です。

 夜は、スマホ・アプリの原稿作成。ここしばらく、夜はずっとこれをやっているので、腰が痛くなってきました。でも、これもようやく出来て出稿! これで、お盆前にしておきたかったことは、ほぼ完了しました。

 天気も、いよいよ本当の‘梅雨明け’みたいで、明日以降は酷暑の日々とか。お盆の棚経は、とにかく気力あるのみです。

 明日1日は軽い作業をして、明後日からの棚経に備えます。

〜 強い日差しが照りつけた午後 〜
2013年8月1日(木)  No.3679

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