月参りと法事2座を終えて、自坊に来て待機してもらっていた貫主と、予約しておいたタクシーに乗って京都駅へ。
桜の時期の日曜日で、きっと道は大渋滞に違いないと、余裕を持って3時前の新幹線を取っていたのですが、朝の雨のせいか車は少な目。少し渋滞はしたものの、思ったよりも早く駅に着きそうなので、急遽、新幹線の予約を変更。40分早い列車に乗れました。携帯から変更が出来るのは本当に便利です。
でも、新幹線は子供連れだらけ。金切り声のような奇声や鳴き声で、ほとんど眠れませんでしたが、本を丸1冊読むことが出来ました。。
西麻布の幼稚園を式場にして6時から法要が行われます。故人は幼稚園の理事長さん。ゆかりの園での忌明法要です。当初の列車ではもう本当にギリギリでしたが、早めの列車に乗れたお陰で、余裕を持って着き、準備などもできました。
40分ほどで法要などを終え、僧衣などの大きな荷物をパッキングして、送ってもらうように依頼。品川まで送ってもらう途中に、また新幹線を30分早めました。
東京滞在3時間。送り迎えの車窓や園庭の桜は思ったよりも残っていました。でも、コンクリートの建物や高架の下に見える桜は、やはり風情に欠けます。
残り少ない駅弁を買いましたが、高い割には美味しくありません。しかたがないので、僧衣姿でちょっと気が退けましたが、ipodでユーミンと中島みゆきを聞いて爆睡。10時に京都に帰着しました。
短時間での日帰りはさすがに疲れました。80半ばの貫主は相当堪えているでしょう。
かなり以前から、今日がスケジュール通りにいくかどうか気がかりで、遅れた場合のシミュレーションなどもしていましたが、スケジュール的には100点満点。ちゃんとお勤めもさせていただき、今年度最後の大きな責務が果たせた思いです。
〜 幼稚園の応接室で 〜
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2013年3月31日(日)
No.3556
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