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2012年3月の日記

酔芙蓉の定植
 酔芙蓉の苗を2本定植しました。

 NTT工事の遅延の影響で、本来植える予定だった場所にまだ植えるわけにはいかず、次の工事日の予定も立たないというので、とりあえず余る見込の苗を他の場所に植えました。工事が終わっていれば、7本を定植できていたはずなのですが・・・。

 境内は広いですが、日当たりなどを考えると、植えられる場所はそう多くありません。あちこち物色して、ようやく2ヶ所を選び、穴掘り。

 植木鉢を外してみると、白い根がビッシリ回っていました。まるで、「早く植えて!」と叫んでいるかのようです。

 今年は花を咲かせてくれるでしょうか? 見回る場所がまた増えました。

 
〜 間もなく開花、枝垂れ桜 〜
2012年3月31日(土)  No.3189

シフト表
 ぐるっと市内を大回りするように外回りをして、午後から法事。まとまった時間がないので、デスクワークをしました。デスクワークも溜まっているので、諦めが付きます。

 今日中に、来月の勤務シフトを作らなければなりません。

 シフトは、本堂・書院・境内の3ヶ所の担当場所に、その日出勤する職員さんを入れていくのですが、これがなかなかの難作業。行事に即した配置を考えなければいけませんし、内勤だけの人、外作業が苦手な人、得意な人、職員同士の‘取り合わせ’などを考慮しながら、出来るだけ差異の出ないようにしなければなりません。

 1時間半かかって、やっと完成。コピーして配りました。慌てて作ったから、ミスがあるかも知れません。


 檀家の方に、映画のDVDをお借りしました。亡くなったご主人がモデルで、仕事場などもそのまま写っているとのこと。

 コピーしてお返ししようとしたら、ガードが掛かっていてできませんでした。

 調べてみたら、コピーガードは簡単に解除できるとのこと。目的からいっても、法的に問題はないだろうと思い、使ってみることにしました。

 コピーガードキャンセラーのフリーソフトを常駐させた上で、いつも通りDVDのコピー操作をするだけで、コピーは難なく終了。あっけないような、恐いような・・・。これでは違法コピーが横行するのも無理ありません。

 コピーガードキャンセラーを使うことはもうないだろうと思い、アンインストールしました。

 
〜 西日越しの椿 〜
2012年3月30日(金)  No.3188

W検査
 今日で怪我をしてから満5ヶ月。月1回の検査。病院でCTとレントゲンを撮りました。

 写真を見たドクターは、「うん、いいじゃないですか。いい調子です」と褒めてくださいました。その上で、「はしごに登ったりしてはいけませんよ」と釘を刺されてしました。

 「えっ? バレテるの? 誰かがチクっているの?」と思うほど、鋭い指摘。はしごは時々登っていますし、昨日は木にも登りました。まだ登っちゃダメなの?

 「はい、じゃぁ、また1ヶ月後に」と言われ、「ありゃぁ、まだ完治ではないのかぁ」と、ちょっとがっかり。今日で終わりかと思っていたのですが・・・。


 3時過ぎから、防災工事の消防署の検査。

 文化財の消防設備で、三重塔などに放水するのが珍しいらしく、消防署内の見学希望者多数ということで、この時間に設定されました。

 赤いカブ7台、赤いワンボックスカー1台に分乗した10人の消防士さんたちが来寺。新設された設備を見て回った後、塔に向けて2ヶ所から放水、もう1ヶ所、別の消火栓からも放水しました。

 検査は合格。これで、第1期の工事がほぼ終了しました。


 終わってすぐ、この工事に対する補助金受給のために報告書を京都市に提出に行きました。

 31日が提出期限ですが、土曜日なので、明日が締め切り。領収書も付けなければいけないのですが、工事が終わるまで支払うわけにもいかず、27日の試放水を受けて支払いをして、今日の午後に受け取った領収証をすぐさまコピーして添付しました。

 はぁー、やれやれです。

 
〜 快晴の放水 〜
2012年3月29日(木)  No.3187

ちょっと外作業
 昼から雨の予定が、朝から降ったり止んだり晴れたりのお天気。居残っている冬とやってきた春のせめぎ合いのようです。

 今日は外の作業をする時間が取れました。

 外回りから帰って来て、まずは自坊の蓮鉢の掃除をしました。蓮鉢の中は藻が発生して汚くなっています。それを取って、でもその中にメダカが隠れているかも知れないので、他の容器に移しました。

 メダカはボウフラ避けに入れてあるのですが、既にもうボウフラがいっぱい湧いていました。メダカよりもボウフラのほうが大きくて、これではボウフラのほうが勝つことは確実。早くメダカに大きくなってもらわないと。

 水はまだまだ冷たかったです。


 酔芙蓉の植え替えも、2鉢だけしました。

 電柱の近くにズラッと植えたいのですが、NTTの移線作業がまだ途中。電線が垂れ下がっています。これが終わらないと、近辺の整備が本格的にはできません。本当に困ったものです。

 でも、それほど支障がないと思われるところを選んで、穴掘り。

 酔芙蓉を植える予定の真如山荘付近は、‘地雷原’のようなもの。掘れば何かが出てきます。先日は5メートルほど掘ったら、直径50センチほどのマンホールが3つ、一回り小さいのが1つ、コンクリート枡が1つ出てきましたが、今日は水道管が出てきて、危うくツルハシで割ってしまうところでした。


 防災工事も仕上げと片付けが急ピッチ。明日の消防検査で、一段落。後は細かい仕上げと、正面参道の復旧が残っています。

 
〜 メダカが泳ぐ蓮鉢 〜
2012年3月28日(水)  No.3186

放水試験
 防災工事の第1期がほぼ終わったので・・・終わってはいないのですが、
年度内に竣工しないといけないので、今日は試放水をしました。

 工事を担当した人たち、器具のメーカー、行政の担当者などが集まって、8ヶ所の放水銃や消火栓の放水試験を順次行って、機能テストや圧力測定を行いました。

 大きなディーゼルエンジンで汲み上げられた水は勢いよく空に向けて飛び、ある高さまで達するとピタッと止まって、今度は一気に滝のように落ちてきました。今日は天気も良く青空で、水柱が空によく映えました。

 改善点も少しあったようですが、まずは成功。携わっていただいた皆さんを見ていると、「さすがにこの道のプロだなぁ」と思います。

 工事は、2期、3期と続き、まだ当分掛かります。

 それにしても、今日は相当量の水を使いました。使った水を補給するのには40ミリの給水管でも1晩かかりそうです。この水は普通の水道水。当然、使った量だけ請求が来ます。放水も、内心気が気ではありませんでした。

 さて、次は29日の消防署の検査です。今度はあまり放水しないようにしてもらおうっと。

 
〜 総門と元三大師堂の放水の様子 〜
2012年3月27日(火)  No.3185

ポスターのデザイン
 朝、屋根瓦の上にごく斑に白いものがベタッと付いていました。

 「カラスが糞をぶちまけたの?」と思って、よくよく他の屋根の上を見てみると、そちらにも付いていました。

 「えっ これ雪?」 そう思うような、斑で、ベタッと積もった雪でした。


 午後からは坂本で会議。

 ポスター作りが今日の主な議題のようなもの。ポスター2枚を、あっちの写真、こっちのイラストを組み合わせ、その場で書いてもらった筆文字を組み合わせて、あれやこれや。

 坊さんばかりでやっているのですから、何となく奇妙な光景です。

 終わって、異動で部署が変わる人の送別会。異動といっても、部署とデスクの位置が変わるだけですが・・・。

 2次会では、4〜5年ぶりで、しかたなくカラオケを歌いました。苦手なんですもの・・・。

 
〜 会議中 〜
2012年3月26日(月)  No.3184

花粉よ、あっち行け!
 今日は法事3座。彼岸の前後は法事が集中します。土日を含むこの5日間は、毎日法事があります。

 最近はウイークデイの法事が増える傾向にあります。主催される方の高齢化と、ごく近しい人だけが参列する傾向の中で、土日以外が増えて来たのだと思います。

 法事が多い時に喉が不調なのは本当に困ります。

 花粉よ、早くどこかへ行って!! 杉の木の下に駐めてあるボクの車は、いま、杉の花粕だらけになっています・・・。


 今日のお天気は、晴れているかと思ったら、急に暗くなって雨が降ったり、時には霙っぽくなった時もありました。

 防災工事は休日返上。テントに覆われた中で、溝掘りやパイプを敷設する作業が進められていました。その甲斐あって、今期の工事区間のパイプは敷設完了! あとは器具付けです。

 さぁ、27日の試験放水に向けて、あと一息お願いします!

 
〜 総門に向いた放水銃 〜
2012年3月25日(日)  No.3183

久々にプチ境内へ
 雨も朝にはほぼ上がり、少しずつ晴れ間が見えてきました。でも、あまりあたたかくはありません。

 法事を終えて遅めの昼食を食べ、植木屋の道具を腰にぶら下げて、久々に境内へ。椿の幼苗4株を定植しました。毎日、少しでもこんな時間が欲しいものです。

 もっともっと境内で動き回りたかったのですが、本堂でお分けしている涅槃図の額入り写真が残りわずかとなってきたので、急いで額と写真をセットする作業をしました。

 額はネット通販で入手しておきました。写真はネットでデーターを送れば30分ほどで仕上がります。

 当初は10〜20もあれば足りるだろうと思っていましたが、このペースでは40ぐらいになるかも知れません。

 涅槃図ファンが多いのは、うれしい誤算です。


 防災工事の器具の取り付けが始まりました。放水銃のタワーを設置するために、パイプの足場が組まれ、あっという間に取り付けは完了。消火栓ボックスも手際よく設置されていきました。

 雨に泣かされている掘削作業も、あと3メートルほどを残すのみ。27日の試験放水に向けて、急ピッチの作業が続きます。

 
〜 自坊前の消火栓ボックス 〜
2012年3月24日(土)  No.3182

雨中の電話工事
 朝から雨が降りしきっていました。今日でお彼岸も終わりです。

 今日は電柱移設に伴う電話の工事。バスケット車が2台、作業員、ガードマンも多数。「こんなにたくさんの人が必要なの?」と思うほど。雨の中、本当に大変だとは思うのですが・・・。

 今までに担当者が何度も打ち合わせに来ているのに、その情報が現場の人たちにちゃんと伝わっていません。こっちが現場に行って、「それは違いますよ。こっちこっち」「それはそのままにしておくという打ち合わせですよ」などと言わなければなりませんでした。

 ドリルを貸してあげたり、脚立を出してあげたり・・・。何かはあると思っていたのですが・・・。

 結局、今日中には終わらず、また明日に持ち越しとなりました。明日は法事もあるから、立ち会えないのですが、大丈夫かなぁ・・・。

 
〜 雨の中の椿もきれい 〜
2012年3月23日(金)  No.3181

掘削、急ピッチ!
 ポカポカ陽気になるのかなと期待していましたが、すっかりハズレ。気温的には15度まであがったようですが、あたたかいという感じはしませんでした。

 境内の防災工事は日程が逼迫しています。

 27日には完成させて試験放水をして、29日には消防検査を受ける予定。ところが、今日もまだ掘っています。明日はまた雨になる予報ですが、雨が降るとぬかるんで作業になりません。

 週明けには器具を付ける予定。そうなると、‘形’が見えてきます。さぁ、もう一頑張りお願いします!

 今日は墓参も少な目。いつもの土手に椿の幼木2本を植えて、ちょっと気分転換。思う存分、土いじりをしたいです。

 
〜 ユンボで掘削中 〜
2012年3月22日(木)  No.3180

春の気配
 夕方、本堂前の茶所の前に‘ブサイク’がいました。丸まって日向ぼっこをしているのですが、痩せて後ろ足が目立っているので、まるで鳥の丸焼きのようです。

 「ブサイクぅ!」と呼ぶと、かすれた小さな声で「みゃぁ〜」と応えます。でも、少し近づくと身構え、さらに近づくと逃げる体勢に入ります。

 うちのさくらにしろ、このブサイクにしろ、餌をあげたりしているボクを見ると、どうして逃げようとするのでしょう? 何かオーラが出ているのでしょうか?

 正面参道の一番下の椿が、西日に照らされて、ますます綺麗に見えました。自坊の桜ん坊の花も、青空をバックにクッキリ見えました。

 今朝は比叡山が白くなるほど冷え込んでいましたが、日中は陽も出て少しあたたかくなりました。

 三重塔の横の枝垂れ桜を見に行きましたが、開花はまだまだ。でも、今年初めて、バクテリアが動いている‘春の臭い’を嗅ぎました。この臭いがしてきたら、いよいよ春です。

 猫の日向ぼっこも、椿や桜ん坊、臭い、春の訪れを感じさせてくれる出来事が目白押しです。

 
〜 ビオラとブサイク 〜
2012年3月21日(水)  No.3179

お中日
 彼岸中日。今日は天気も良くて、墓参者は少し多い目?

 境内は車で溢れ、入りきれない車が長蛇の列をなしていたとか。困った整理員の人が、「どうしましょう?」と言ってきたようですが、どうにもなりません。

 「車でのお参りはご遠慮ください」と案内状に書いてありますが、お年寄り連れや交通の便の悪い人は車で来られます。

 いつもは家族連れで来られるのに、ご主人の姿が見えません。「ご主人は?」と聞くと、車が駐められるのを並んでいます。まだ総門のずっと外です」という方も少なくありませんでした。

 ボクは外へ出る時間もありませんでしたが、相当な混雑だったようです。

 混雑が納まった頃、縁側から境内を眺めると、高級外車が脱輪して溝にはまっているのが遠目に見えました。

 「明らかに溝なのに、どうしてあんなはまり方をしているのだろう・・・」と思っていると、しばらくしてJAFが来て何とか脱出できたようです。高い墓参になったのでは・・・。

 いろいろハプニングがあったお中日でしたが、何とか終わりました。

 
〜 よくわかりませんが、上の方には桜ん坊の花。下には十月桜。 〜
2012年3月20日(火)  No.3178

今日も大変
 今日はウイークデイなのに、昨日にも増して、墓参の方が絶えませんでした。口々に、「明日はいっぱいなので」「車が駐められないので」。

 その通りですから、無理もありません。塔頭の寺々それぞれが、だいたい11時に彼岸の法要をします。終わって参列された方がお墓に行くのも、ほぼ同じ時間。駐車場は満杯。お墓に供える水を汲むのにも並ばなければなりません。

 「他の日にゆっくりお参りしよう」と思われるのも、十分理解できます。

 今日も、ず〜っと経木塔婆書きをしていて、玄関に出て応対することもままなりませんでした。

 喉の不調は留まるところなし。咳をして、全身が疲れてしまいます。

 ここは正念場! さぁ、明日はお中日。早く寝ようっと!

 
〜 椿咲く夕方の正面参道 〜
2012年3月19日(月)  No.3177

墓参者多数
 彼岸の入りの昨日のお天気が良くなかったので、今日はその分も含めてか、お参りの人がひっきりなし。

 お盆などはすべての塔婆を事前に書いておきますが、春のお彼岸はお中日に来ていただく前提で、来られた方のをその都度書きます。でも、そんなにパッと書けないので、「お電話をいただくと、お塔婆をお書きしておきます」と案内状に書いてあるのですが、その通りにしてくださるのは1/4程度。いつでも書いてあると思っておられるのでしょう。次から字を大きくしようかな?

 マラソンで延長になった法事がある上、墓参者はひっきりなしで、3時頃まで息つく間もありませんでした。

 「何軒も待っておられる・・・」と焦って書いた字は、明らに‘雑’。ちょっと情けない・・・。

 ほんまに忙しかったぁ〜

 
〜 超長い馬酔木の花房。突然変異? 〜
2012年3月18日(日)  No.3176

ブサイク
 毎日、自坊に出入りしていたサビ猫‘ブサイク’が来なくなって1ヶ月。カラスにいじめられたのか、病気で死んでしまったのかと心配していましたが、昨日、本堂前の茶所のところで久々に出会いました。

 前の面影もないほどに痩せこけ、いつもなら臆病ですぐに逃げてしまうのが俊敏ささえ失っています。目の周りは目脂が目立ち、「ブサイク」と呼ぶと、蚊の鳴くような、かすれた声で「ミ゛ャァー」とこたえます。

 何があったのかはわかりませんが、衰弱しきっていることは明らか。このままでは死んでしまうことは間違いないので、自坊から餌を持ってきて、近くに放り投げました。ブサイクは一つ一つ拾い食べました。食欲はあるようです。

 今日は自坊の近くまでやってきたので、また応急処置に餌を与えました。

 あの痩せ方では、しばらく食事を与えないと死んでしまうでしょう。でも、来る来ないはブサイク次第。いったん檻で捕獲して、元気になるまで食事を与えようかなぁ・・・。

 野良猫たちは、寒さや境内の工事もあって、この冬はほとんど姿を見せませんでした。みな元気にしているのでしょうか?

 「餌を与えないで下さい」と掲示をしているものの、こんな姿を見ると放ってはおけません。

 無事に春を迎えて欲しいなぁ・・・。

 
〜 弱っていた久々のブサイク 〜
2012年3月17日(土)  No.3175

祝 落札!
 わずかな時間でしたが、気分転換に庭仕事。椿の定植をしました。

 いま、境内の椿は次々と咲き出しています。定植をした株も1つはたくさんの蕾を付けています。そんな時期はあまり触らない方がいいのですが、植木鉢から地植えするだけなので、ダメージも少なく、問題なし。

 土手の斜面を滑りそうになりながら掘り、1本、2本、3本と植えていきました。何年か経ったら大きくなって、色とりどりの花を楽しませてくれるでしょう。楽しみです。


 祖父の書いた色紙がオークションに出ていました。

 51年前に亡くなっているので、色紙を書いたのはそれよりも前。全体的に染みだらけですが、表具屋さんに出せば、綺麗になるでしょう。

 入札したまま終了時間が来るのを忘れ、他の人に高値を付けられたまま終わってしまうことが度々あるので、今日は注意を払って、万を持してその時を待ちました。

 他の人がボクより高い値を付けていましたが、10分ほど前にさらに高い値を付けて、そのまま落札! 1200円でした。

 得がたい色紙を手に入れることが出来て、うれしいです。ヨカッタ、ヨカッタ。

 
〜 落札した色紙 〜
2012年3月16日(金)  No.3174

ダブルブッキング
 今日も朝から大忙し。

 今日は月遅れの涅槃会。本堂の大涅槃図の前で、真如堂一山による法要がいとなまれました。

 終わって月参り。その後が大変。

 檀家の法事の予定が入っている上に、自坊の檀家総代の会議をダブルブッキングしてしまったのです。

 ウイークデイに法事がある場合は念入りにチェックするのですが・・・。気が付いた時には既に遅し。総代方には先に食事をしてもらい、その間に法事をして、終わってから会議をお願いしました。冷や汗ものでした。

 その後、某企業が創業者の墓参をされるのをご案内。今日は風も強く、ちょっと寒かったです。

 終わってからは会計資料をチェックして会計士さんに連絡。明日中に仕上げてもらわないと!

 ちょっとオーバーワークぎみのここ数日です。

 
〜 ここに苔を生やす計画です 〜
2012年3月15日(木)  No.3173

誰か烏の雌雄を知らん
 月参り、葬儀、法事、会議、初七日と目まぐるしいスケジュールの中、今日も咳と格闘。

 ふと覗き見た常備薬の中に、咳の薬を見つけました。去年買ったものでしょう。効くかどうかわかりませんが、とりあえずそれを箱ごと持って出かけました。能書きには、続けて服用する場合は2時間以上空けるように書いてありました。

 月参り、葬儀、法事それぞれの前にそれを飲んだら、少しは楽。何とか終えることができました。咳はしんどい。御香の煙よ、あっち行って! トホホ


 葬儀式場の控え室の窓から外を見ると、木の枝にカラスが巣を作って卵を抱いているようでした。間近に、しかもカラスが営巣しているのを見られるなんて!

 お茶を持ってきてくれた女性に、「カラスが巣を作っているから、見てください」と勧めました。

 女性は、「カラスが卵を抱くなんて信じられないです。悪いことをする鳥だし。鴨がよく泳いでいるから、鴨でしょう」と言うのです。

 「カラスだって卵を産んで育てますよ。あれはカラスですよ」と言うのですが、端からカラスは否定。せっかく教えてあげたのに・・・。

 
〜 カラスでしょう? 〜
2012年3月14日(水)  No.3172

喉、絶不調
 今日も朝起きたらうっすら雪化粧。薄氷も張っていました。でも、真冬の寒さとは違う気がします。「この寒さが通り過ぎたら、またあたたかくなる」という期待がそう思わせているのでしょう。

 忙しい日でした。

 2軒のお参りに行った後、大津・坂本で会議2つのはしご。年度の替わる時は会議も増えます。会議の前に、知人のパソコンの修復もしました。帰って、お通夜。

 今日は喉が絶不調でした。風邪ではなく、花粉? 黄砂? アレルギー? 喉がいがらっぽくて、むせるように咳き込みます。

 風邪薬と喉の薬を飲んでお通夜に臨みましたが、会場は喉がかわいそうがぐらいエアコンが効いて乾燥しきっています。乾燥、御香の煙、どれをとっても喉には酷です。

 薬のお陰か、咳は止まっていたのですが、読経をするうちにだんだん声が出なくなっていきました。息を継ぐ時、「次の声がちゃんと出るだろうか・・・」と思うほど。いったん出すとまぁまぁ続くのですが、出し始めがいけません。

 こういう時って、心底疲れます。全身がくたびれます。

 一晩寝て、明日の朝は少しでもよくなってくれるといいですが・・・。

 
〜 新緑あざやかな紫陽花の新芽 〜
2012年3月13日(火)  No.3171

宝探し?
 朝6時頃から雪が降り始め、あっという間に屋根や木の葉っぱなどが白くなりました。
 今日は1日中、雪が降ったり、晴れたり、時雨れたり、細かい霰が降ったりのお天気でした。

 やっと、NTTが電柱の配線の切り替えに来たと思ったら、とりあえず14日に抜く電柱から電線を外すだけとのこと。「貼り替える電線を取り寄せている」というのは、唖然としました。電線お手持ちはないの!? 完成までにあと3回来るというから、またまたビックリ!!

 電柱の立替が済んだら、そのあたりにずらっと酔芙蓉を植えようと思い、去年の夏前に苗を買って準備をしていました。ところが一向に工事が進まないので、業を煮やして電力会社に催促をして、ようやく作業が進んできたのです。でも、今度はNTTが・・・。

 それでもまあ何とか先が見えてきたので、今日は酔芙蓉を植え替える準備を始めました。

 酔芙蓉は「真如山荘」の前と横の垣根に沿ってL字型に植える予定で、「L」の一方向は定植が可能です。まずは、どんな間隔で植えるかシミュレーション。

 植える予定の場所の砂利の下には、マンホールやハンドホールが隠れているので、鉄の棒を砂利に突き刺して、その位置を探りました。金属やコンクリートに当たった音がするのでわかります。宝探しならいいのですが・・・

 やってみてビックリ!! わずか5メートルほどの間に、直径50センチほどのマンホールが3つ、一回り小さいのが1つ、コンクリート枡が1つ。地面のほうが少ないような感じで、3株植える予定でしたが、これでは2株しか植えられません。

 しかたがないので2株分の予定地を定め、掘り始めました。すると、建物を建てる時に埋めて処分したようなコンクリート片が出てきたり。植物を育てるにはかなり悪い土です。

 さらに、掘っている穴のちょうどど真ん中に、電気配線用と光ケーブルの用の樹脂の電線管2本が出てきました。このルートは完全に移線が終わったら不要になるのですが、今はまだ生きています。穴を掘るのはここでストップ。もう一ヶ所までは手を付ける時間がありませんでした。


 今日は植木屋さんが来て、本堂南側の樫の木の剪定をしてくれました。これで、覆い繁った樫に遮られてしまっていた場所にも日が差し込むようになるので、紅葉がよくなります。また、椿を植える計画も進みます。

 やることが目白押しですが、楽しい作業です。ただ、なかなか時間が取れないのが悩みの種。境内を四季折々の花でいっぱいにする計画も、そう簡単には進みません。

 
〜 砂利の下はマンホールだらけ 〜
2012年3月12日(月)  No.3170

3月11日
 マラソンで法事が延期になった時間が少し空いたので、ちょうど届いた椿の小苗を植木鉢に植え替える作業や即効性の肥料を葉を開き始めた紫陽花に与える作業をしました。

 椿は花が咲いている株もあり、新緑の紫陽花の芽はとても鮮やか! 春を味わいながらのウキウキ作業でした。


 午後は大津の方の法事。神戸から参列されるご親戚もおられましたが、いったん大津まで行き、山越えをしてマラソンのコースになっていない道を通ってお越しになりました。
 ボクも朝一番に車で市内を走りましたが、大変な交通規制でした。

 法要を終えて墓所に行く途中、大文字山に人影がいっぱい見えました。地元の小学生が人文字の「大」を作るために登っているのです。

 墓前回向を終えた頃、「ゴ〜ン」と鐘がなりました。2時46分です。その場で掌を合わせました。

 震災関連のテレビは、ニュース以外は見ませんでした。見ると辛いですし、いろいろ‘脚色’された番組は見たくありませんでした。


 夜はホワイトデー用のクッキー作り。4時間ほどかかり、ヘトヘトです。

 しばらくクッキーは食べたくありませ〜ん。

 
〜 最近よく来る飛行船 〜
2012年3月11日(日)  No.3169

年度末
 この時期、文化財関係の補助金の書類が増えてきます。

 今年度に補助金を受けて実施した事業の報告書、あるいは来年度に補助金を受けて実施したいと思っている事業の計画書などの提出期限が迫ってきます。

 報告書には領収証や写真、点検結果、計画書には見積書や写真などが要り、国指定文化財、京都府指定文化財などの書類を別々に並行して作っていくので、頭の中と机の上がグチャグチャになってきます。

 境内の防災工事はまだ穴を掘っている段階なのですが、どうにか3月末までに終わらさなければなりません。そして、費用を払って報告書を作らないといけません。出来るかなぁ・・・。

 行政の担当の方も、きっと大変でしょう。


 明日は市民マラソン。

 明日、法事をされる予定の兵庫県の檀家さんに、「明日は大変ですから、時間に余裕をもってお越しください。私どももどうなるのか見当が付かないのです」と2度目の電話をしました。

 「大丈夫です」と電話を切ってしばらくしたら、京都に住んでおられる親戚の方から「明日は中止にして延期をさせてください」と電話が掛かってきました。

 法要後、寺で食事をされる予定でしたので、仕出し屋さんが日延べできるか聞いてもらい、大丈夫とのことなので、結局延期になりました。

 車でお越しになっても、電車〜タクシーでお越しになっても、きっと大変なことになるでしょうから、その方が賢明です。

 もう1軒、大津の方がご法事をされますが、その方とは2月に打ち合わせをして、マラソンコースに掛からない道で来てもらうことにしました。

 さぁ、明日はどうなるでしょうか・・・。

 
〜 終盤に差し掛かった紅梅 〜
2012年3月10日(土)  No.3168

やっぱり、NTT・・・
 一日中雨。寒さも逆戻りしてきました。

 今日の午後に移線工事をするはずのNTTがいくら待っても来ません。こちらは電気屋さんに無理を言って、午前中に電話線を入れる配管を仕上げてもらったのに・・・。

 4時半近くなり、寺務所を閉めて帰ろうとしていた時にNTTから「今から行ってもいいですか?」と電話がありました。

 工事内容から見ても、1〜2時間で終わるものではなし。すでに薄暗いし、工事をするには寺務所の縁の下などにも入らないとならず、ボクは予定があって付き合ってはいられません。

 「もう、今日は無理ですよ。14日に抜柱するらしいから、こちらの日程から考えたら月曜日しかないですよ」と言ったら、「うちがその日に行けるかどうか・・・」とブツブツ。

 思っていた通り、すんなりとはいかないNTT。これまでに何度もNTTのうっかりミスで迷惑を蒙っているので、「やっぱりなぁ・・・」という感じです。

 本当に14日に古い電柱を撤去できるのか、だんだん怪しくなってきました。

 
〜 緑が鮮やかになってきたレンゲ草 〜
2012年3月9日(金)  No.3167

移線工事〜電力編
 朝9時前から、電線を張り替える工事が始まりました。

 写真の左側が古い電柱。右側が新しい電柱です。

 今まではお堂の前側の屋根の上を電線が横切っていましたが、今度は新しい電柱からお堂の裏側に新たに立った電柱を経由して、お堂を回るような格好で配線されるので、少し景観がよくなります。一番いいのは地下埋設なのですが、それはしてくれません。

 バスケット車が2台。停電しないようにする車?が1台。他にも2台ほど来ていて、大工事です。

 この現場が終わったのは4時を過ぎていました。他に2ヶ所あるのは、どうなったでしょう?

 NTTから、明日、移線をするという連絡がありました。これまた急な話で、それまでに電気屋さんに下準備をしてもらわなければなりません。さぁ、電話と光ケーブルのルートをうまく変えられるでしょうか?

 防災工事の消防による検査の日程が29日に決まりました。それまでに竣工しなければなりません。

 彼岸、予決算の会議、などもあり、毎日気忙しいです。


 花粉の影響か、黄砂のためか、季節柄か、喉が不調で、読経をしていても咳き込みます。吸入薬でしのがなきゃ。

 
〜 電力の移線工事風景 〜
2012年3月8日(木)  No.3166

鴬の初鳴き
 午後、少し時間が空いたので、先日取り寄せた苗木を一回り大きな植木鉢に植え替える作業をしました。

 木五倍子、鶯神楽、梅擬、胡麻木、鎌柄、采振木、真弓といずれも珍しい木。読み方さえわかりませんね。キブシ、ウグイスカグラ、ウメモドキ、ゴマギ、カマツカ、ザイフリボク、マユミです。ボクもほとんど知らない木なので、これからが楽しみです。

 土は防災工事で掘り返したものが山とあるのですが、粘土質の赤土なので、そこに山砂と腐葉土を混ぜて作りました。

 こういう時間が、ボクにとっては至福の時です。


 今日も電柱の立て替えのために、電力会社やNTTが打ち合わせに来ました。電気屋さんも引き込み線の工事の続き。NTTが心配です。


 事務作業や工事現場での打ち合わせを終えた夕方、植木屋さんに枝打ちを依頼する現場を下見に行くと、去年植えた椿が咲き始めていました。いい色です。早く大きくなって欲しいなぁ〜

 いつもと違う鳥の声・・・かなり下手ですが、鴬に間違いありません! 今年初めて聞いた鴬の声でした!!

 
〜 毎日撮る現場写真 〜
2012年3月7日(水)  No.3165

電柱建て
 今日は新しい電柱を建てに電力会社がやってくる日。合計5本の電柱が境内に立ちます。

 向日市など4軒の月参りを終えて昼過ぎに帰ってみると、すでに3本は立っていました。かなり高く、地上に出ている部分は6メートルぐらいあるでしょうか。2本のコンクリート柱をフランジで継いだ連結コンクリート柱です。

 電柱が建てられる場面を楽しみにしていたのに・・・。

 後2本はかなり奥まった場所。昼食を摂った後で見に行くと、大きなドリルの付いた建柱車が穴を掘り終えた後でした。

 警備員さんによると、大きなドリルが格納されて、同じ車で電柱を立てるのだとか。しばらくしてまた見に行くと、2本を継ぐ下側の電柱がすでに立っていました。

 じっと見ていたかったのですが、今日は会計士さんが来て、今年度の決算と来年度予算の打ち合わせ。その最中に、ちょっと抜けて見に来たのです。残念ながら、後ろ髪を引かれる思いで(髪はないのですが)、寺務所に戻りました。

 明日は、電線を引くのに邪魔になる木の枝の剪定、明後日は新しい電線を引く作業です。明後日が楽しみです!!

 今日の最高気温は18.8度。植木バサミとの鋸を腰に付けてはいたものの、屋内の事務仕事で出番のない日でした。

 
〜 半分だけ立った電柱 〜
2012年3月6日(火)  No.3164

雨の中の作業
 時おり強く雨の降る中、防災工事は続行。日程的に押してきているので、皆さん頑張ってくださっています。

 最近、雨が多いので、大変です。木々のためには有り難いのですが・・・。


 明日、電力会社が新しい電柱を立てに来て、8日は電線を張り替えるのに合わせて、今日は電気屋さんが引き込み線の敷設をし直しに来てくれました。

 雨除けのテントを建てて、5人がかりで20メートルほどの溝を掘り、そこに100V、200V、電話線、光ケーブルそれぞれのための電線管4本を埋設。

 朝から夕方まで掛かって、皆さんドロドロ、合羽は裂けるような状態になりながら、頑張ってくださいました。

 さぁ、停電や電話やネットがストップすることなく、うまく切り替えられるのでしょうか・・・ちょっと不安です。

 
〜 お彼岸の回向料を送っていただきました。郵便屋さんも苦笑 〜

2012年3月5日(月)  No.3163

喉、不調
 今日は10時、11時、12時、1時半と法要が4座。最後は、急な団体(ボクが忘れていただけ…)があって、本堂での説明。

 さすがに疲れました。

 今日は声が不調。その上で、お香を焚いて煙モクモクの中で声を出すのは、全身を使います。

 12時と1時半の法要の間にレトルトカレーを食べました。カレーは喉の敵! どうしようかなぁと思いましたが、他に何もなかったので思い切って食べましたが、今日は案外影響も少なめでした。助かりました。

 ガラス戸の外には紅白の梅がきれいでした。

 春の雨は、花や新緑という楽しみをもたらしてくれるような気がして、何となく有り難くさえ思えてきます。

 
〜 修復を終えて、大工さんから「土足禁止」令が出た本堂通用階段 〜
2012年3月4日(日)  No.3162

春なのに
 今日は、護摩供法要と檀家さんの法事と「メダカの学校」。終わって、彼岸案内の発送作業。これには数日かかりそうです。

 発送作業をしながら寺報を見たら、誤字・誤記が数か所。何回も見直したつもりだったのですが・・・ちょっとショックです。

 足を除いてパワーは有り余っているので、今日のような春日和には外で体を動かしたいのですが、叶いません。ホームセンターにも行って、園芸資材の調達もしたいです。

 ♪ 春なのに 春なのに ため息 またひとつ〜

 
〜 見頃になってきた紅梅と白梅 〜
2012年3月3日(土)  No.3161

壊れる
 檀家の皆さんにお彼岸の案内を出そうといろいろなものを印刷しているうちに、軽印刷機がとうとう逝ってしまいました。

 もう20年は使っているでしょう。一昨年に修理をしてもらって、また順調に動くようになっていたのですが、今度は駆動系が壊れたらしく、サービスマンコールが出ています。

 「私は、この機械を見たのは初めてです。もう部品がありません」とその時に言われているので、サービスマンを呼んでもダメでしょう。一度自分で分解してみて、ダメだったら廃棄もしょうがないかなぁ〜

 お彼岸関係の印刷はあと一歩で完成していませんが、他の手段で何とかしのげますし、何とかなるでしょう。

 さぁ、後がまに中古の機械でも買おうかなぁ・・・。


 今朝から春の雨。あたたかい日が続いたので、紅白の梅の花が一気に咲いて来ました。美しいです。

 今日は企業関係者の参拝と会議2つ。最近、ほんまに忙しいわぁ〜

 
〜 薄暗闇の中の紅梅 〜
2012年3月2日(金)  No.3160

春の便り
 今日から3月。

 静岡から‘春の便り’土筆が届きました! 毎年送ってくださるのですが、今年は天候の関係でやはり少し遅くなったようです。

 夜なべで‘はかま’取り。これが結構大変です。爪の間が黒くなりました。

 さぁ、土筆ご飯にしようかなぁ、卵とじにしようかなぁ・・・。


 年末に亡くなった塔頭の前住職の納骨法要があり、新しく作られた同塔頭の歴代墓に初めて納骨されました。

 おしゃれで大らかな方でした。


 お彼岸も近づいてきました。数日前から、寺報作りや護持会の会費納入状況を調べたりで、目はチカチカ、肩は凝り凝り。

 あたたかくなってきて法事も増え、6尺の塔婆を書く作業も逼迫しています。

 肩凝り解消のためにウォーキングをしたいのですが、まだちょっと恐くて二の足を踏んでいます。

 お天気の日に、春の気配を感じに散歩に行きたいなぁ。大文字はまだ無理かなぁ・・・。

 
〜 箱一杯のつくし 〜
2012年3月1日(木)  No.3159

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