明日からの鐘撞きに備えて、今夕はその練習。
6時に鐘楼で待ち合わせて、さぁ、いよいよ鐘撞きです。
鐘撞きには力が要ると思っている人も多く、除夜の鐘の時も力任せに撞こうとする人がいます。でも、力尽くで撞いた鐘の音はきれいではありません。鐘撞きにそれほどの力は要らないのです。
撞く直前、鐘撞きの撞木を鐘と反対側に‘バックスウィング’する。それが一番のポイントです。バックスウィングの反動で自然と鐘を撞くのです。
最初はおっかなびっくり撞いておられた‘新人’も、10打するうちに段々とわかっていかれたでしょう。これから慣れてくれば、鐘の音はますます澄んでくるでしょう。
朝夕6時の鐘撞きはなかなか大変です。朝は起きればいいのですが、夕方は外出することもあり、それまでに帰って来なければなりません。
でも、四季折々の変化が本当によくわかります。日が短くなったり長くなったり、桜が咲いたり、夕焼けがきれいだったり・・・。ぜひ、それを楽しんでいただければと思います。
さぁ、明日から本番です!
〜 試し撞きをする‘新人’ 〜
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2011年5月31日(火)
No.2884
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