境内の染井吉野も今日開花しました。去年よりは10日以上遅いですが、ほぼ平年並みの開花です。
境内には、開花を待ちきれない人たちが訪れるようになり、今日のお昼頃もに、ベンチで食事をする60代後半の人たち15人ほどがおられました。
みなリュックなどを持っているようで、おそらくは「歩こう会」のような類の人たちでしょう。
これまでの経験上、年齢的にも、歩こう会というグループにも、あまりいい印象は持っていません。「人生経験豊富なはずの人たちのマナーはこんなにも悪いのか」と驚くほど。歩こう会といっても、自然を大事にしているような人たちはごく少数です。
何回かその近くを通り過ぎましたが、よく見ると、携帯コンロを持ってきて調理をしている様子。足元には、ビールの空き缶を入れた大きなビニール袋が置いてありました。
火気厳禁の駒札の脇でそんなことをしているので、よほど注意をしようかと思いましたが、おそらく聞く耳を持たず、逆ギレされるのは必至。そろそろ終わりかけのようなので、放っておきました。
夕方、本堂を閉めて帰って来た職員さんが、彼らにずいぶんご立腹。
何でも、飲み物や食べ物のゴミの袋をベンチのところに置いて帰ろうとしていたとか。注意すると渋々持って行き、今度は三重塔のところに置きかけたものの、見られているのに気が付いて持って行った。でも、遠目に見ていたら、総門を出たところの町内のゴミを置く場所に、すべて放置して行ったとのことでした。回収日でもなく、分別もしていないゴミを。
そんなことをするのは、決まって、60歳代半ば以上のグループです。すべての人がそうだとは言いませんが、どうしてそこまで公衆道徳がないのかと呆れてしまいます。あまりにも精勤的に貧しい・・・。
桜が咲くのはいいですが、そんな人たちには境内に来て欲しくありません。今日も、そんな理由で、テレビの桜にちなんだ取材を断りました。
〜 チラホラ咲きの枝垂れ桜 〜
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2011年3月31日(木)
No.2821
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