昨日からの雨が今日も降り続き、境内はたっぷり潤った感じがします。でも、赤っぽくなったもみじは葉はもう戻るわけはなく、乾燥の爪痕が彼方此方で見られます。
今朝の地方紙に新しい庭のことが載ったので、それを見て来たという人も少ないですが5人ほどありました。宗教紙も取材に来て、ちょっとした庭ブームです。
来られた方が、「来てよかったねぇ」と帰ってくださるような拝観順路になればと思いますが、手を着けなければいけないところが、まだまだたくさんあります。
足を捻ってしまったのか、単なる筋肉痛なのか、動く度に足首が痛いのです。数日前から、ちょっと正座しただけで痺れたり、ちょっと違和感を感じています。どうなっちゃったんでしょう、困りました。
雨の合間にバイクを飛ばして、JPS展を見に行きました。
展覧会場の1階ではアマチュアの写真展のようなものが開かれていて、2階がJPS展。いずれの会場も、「高齢者が多い」という印象を受けました。
好きな写真、疲れる写真など様々な作品がありましたが、多くの作品からは写真を撮ろうというエネルギーを感じ、待ち構えている姿や、シャッターを押し続けている光景などが想像されました。
アマチュア・カメラマンにとって、作品を公募するような展覧会は、写真への情熱をかき立ててくれることでしょう。かき立てられるから、困ったことも起きるのかな? 没頭できるものがあるというのは幸せですが・・・。
境内を訪れる高齢のアマチュア・カメラマンを見る度に、ちょっと一歩引いてしまいます。ファインダーの中の世界に没頭して、‘視野狭窄’に陥っている人のなんと多いこと。
写真を見ると、つい、そんな人たちのことを思い出してしまい、何だか複雑な気分もします。
〜 クラッシックな外観の展覧会場 〜
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2010年7月29日(木)
No.2576
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