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2010年5月の日記

レプリカ
 今日は朝から夕方まで植木屋作業。刈り込み、剪定、伐採など、思う存分。爽やかなお天気で、至福の時でした。


 夕方、仕事のことで相談したいという、高校時代の寮の先輩に会いました。先輩は、キトラ古墳壁画の原寸大復元陶板を作ったと、重たい陶板の一部を持参して見せてくれました。

 陶板は、これが陶器製かと思うほどの出来映え。古墳の壁面を浸食している木の根っこ、泥による汚れなどまで再現されています。デジタル写真約3万枚の画像を使用して、石室内の壁画を原寸大の陶板で忠実に復元したのだそうです。写真にはない質感でした。

 最近、襖絵のレプリカ作りなどの勧誘がよく来ます。陶板のレプリカはすばらしい技術ですが、プリンタによるレプリカに比べると、費用も高く、ニーズも限られていて、寺で使うには、まだまだ一工夫、二工夫要ります。

 しかし、素晴らしい。現在、飛鳥資料館で展示されているとのことで、見に行きたい気持ちになりました。

 昼間、汗をかいたので、ビールが美味しい一時でもありました。

〜 展示中のレプリカ 〜
2010年5月31日(月)  No.2517

人生短し
 肌寒いような、暑いような、なんだかわからない日。バタバタしていて、今日が何曜日か、考えないとわからなくなってしまっています。

 今日は植木屋もやめて、おとなしく事務仕事。あっという間に午後も過ぎてしまい、思うようには進みませんでした。時間って、いくらあっても足りませんねぇ。

 「今日の散歩道」の更新写真を撮るために、境内をウロウロ。

 「あっ、あそこも手入れしないと…」「あそこが汚いなぁ…」などと、やることがますます山のようになっていきます。

 植木屋さんにしか出来ないようなところをやってもらうためには、その分の経費を浮かさなければならず、「出来るところは自分で…」ということになっていきます。

 そのためには時間が足りない…。人生って短いなぁ、あっという間だなぁと思います。

 さぁ、今夜は寝るぞぉ!

〜 なに待ってるの? 〜
2010年5月30日(日)  No.2516

電車に乗る
 月参り、法事、大阪での葬儀〜初七日。これでパワーを使い果たした感があったのですが、夜は高校時代の先輩僧との会食。目一杯です。

 大阪に行くのに、久々に電車に乗りました。車で行くかどうか迷った挙げ句、万一のことを考えて電車にしたのですが、電車に乗るのは1年ぶり以上。普段乗り付けていないので緊張しました。

 行きは向かい合わせの4人がけ。「どこを見ていたらいいのだろう」と思いましたが、そのうち爆睡しました。

 帰りは、最初はつり革を持って立っていましたが、途中から座れました。目に写るものすべてが珍しいという感じの‘お上りさん’状態。

 なかなか面白く、世相に触れるためにも、たまに電車に乗るのもいいなぁと思いました。バスよりも面白い!

 疲れがたまって、丸1日寝ていたい気分です。

〜 カルミア全開! 〜
2010年5月29日(土)  No.2515

今年は「アーリー」
 今日は朝からぶっ飛ばし!

 6時過ぎ、外から何やら声が・・・。カーテンを開けて覗くと、時々来られるどこかの和尚さん。旅行者の人とうちの門の中で大きな声でしゃべっておられます。なぜ?

 オモダカが欲しいとおっしゃっていたので、取り分けて置いたのですが、お渡しするチャンス! 飛び出していって、紫陽花などと一緒に渡しました。

 7時過ぎから、茶所前の‘特設花壇’に朝顔を定植。今年は「ヘブンリーブルー」ではなくて、「アーリー・ヘブンリーブル」。ヘブンリーブルーよりも早咲きで、花期は同じくらい。花は多目と、佳いことずくめのはず。まだ、試作品のような種しか売ってなくて、発芽率も低め。

 さぁ、今年も乞うご期待の茶所前です。

 その後、事務所で会計士にメールを出してからは、ひたすら刈り込み作業。今日は丸々1日、植木屋三昧の予定。心躍ります。

 ところが、お昼前、檀家の方が亡くなったという知らせ。今夜にお通夜、明日は葬儀をしたいとのこと。

 その知らせで、植木屋仕事は止め。夕方まで作業していたら、クタクタになってお通夜が勤められません。

 午後は体力温存のために事務仕事。デスクワークも溜まっているのです。でも、あまり捗りませんでした。

 夕方、通夜のために大阪府下へ車で向かいましたが、高速では睡魔に襲われました。「ちょっと、朝から飛ばしすぎたかなぁ・・・」

〜 さぁ、今年も乞うご期待! 朝顔の花壇 〜
2010年5月28日(金)  No.2514

刈り込みで締めくくる
 A師の葬儀。多くの方がお参りしてくださり、予定よりもずいぶん長くなりました。

 Aさん、いろいろ教えてくださって有り難うございました。


 帰ったら4時過ぎ。今日は何となく植木屋で締めくくりたい気持ちです。

 エンジン付きのヘッジトリマーで、つつじの寄せ植えな垣根などを1時間余り刈り込み、今日の仕事はこれでオシマイ!

〜 車を駐めた三十三間堂 〜
2010年5月27日(木)  No.2513

A師の通夜
 A師の通夜の遺弟の挨拶で、A師が10年前に発病されたことを聞きました。

 具合が悪いのは3〜4年前からだと思っていましたので、そう聞いた時はビックリするとともに、反面、うなずけるところもありました。

 本堂の再建、庫裡の大改修、後白河法皇が愛した「今様」の保存と復興など、立て続けに大きな仕事を休みなく続けて来られたのには、自分のいのちの限界を知っておられたからなのでしょう。

 たくさんの方が通夜に参列され、人の列が絶えませんでした。A師の人柄、ひたむきさを慕ってのことだろうと思いました。

 A師とボクは10歳違い。今のボクの年に発病されたのだと思うと、いろいろ考えさせられることがあります。


 インド菩提樹の葉っぱがやっと開いて来ました。今年は異常な遅さです。枯れなくてよかった・・・。

〜 ハラハラさせられるインド菩提樹 〜
2010年5月26日(水)  No.2512

作務三昧の1日
 今日は丸1日、お寺の用事が何もありませんでした。

 それで気が弛んだのか、5時に門を開けてからまた寝てしまい、気が付いたら6時半。朝の貴重な時間が・・・。

 お勤めをして、朝食を食べてからは、ずっと作務。まずは、車を駐めているところのセンサーライトの電線を埋設するために、20メートル弱ほどの穴掘り。雨で土が重たく、一苦労でした。

 その後、自坊前の大つつじの刈り込み。これはこの前買った長いヘッジトリマーのお陰で楽ちんでした。

 お昼を食べてからは、大工さんの仕事の進み具合の視察、萩の新芽の剪定と本堂裏の垣根の刈り込みなど、次々と作業が進みました。

 境内では、大津から来た植木屋さんが害虫駆除の薬散作業をしていました。この植木屋さんが来て薬を撒くと、雨が降るのです。いや、雨が降りそうな日に来るのでしょうか? 案の定、今日もそうなりました。

 植木屋さんは、境内のあちこちで伐採や剪定作業をした跡があるのを見て、すごく不機嫌。自分たちの仕事が減ったのが気に入らないようで、職員さんに誰がしたのか聞いていたそうです。職員さんは、「執事さんがやらはりました」と答えたそうです。まぁ、かなりの部分はボク、残りは別の植木屋さんです。

 刈り込みの後始末は、明日、境内掃除を担当する人にお任せ! 今日の作業はこれでおしまい!

 夕方、農機具屋さんへ、刈払機やブロアを持ち込んで修理を依頼。写真屋、リサイクルショップ、電気屋、ディスカウントショップと回って自坊に帰り、夕食。たくさん汗をかいたので、ビールが美味しかったぁ。

 それからまだ塔婆を書いたり、洗濯機の水漏れを修理したり。

 はぁ、今日もよう働いたぁ。健康で働けるって、何にも代え難いことだと、しみじみ思いました。

〜 屋根の上から大工さんの仕事を見学 〜
2010年5月25日(火)  No.2511

A師逝く
強い雨の中、バイクで月参り。家にはもちろん、近くにコインパーキングもないので仕方ありません。2軒目が終わって戻る時には、足袋がずぶ濡れ。帰り際でよかったぁ。


 昼前に、上方落語最年少の女流若手落語家 露の団姫さんが、宗派の事務所の人と共に来訪。夏に比叡山で行われる行事の講師をお願いしていて、その打ち合わせのついでに来てくださいました。

 彼女は落語家になるか尼さんになるかを悩んだ末に、落語の門を叩いたという変わり種。いまも仏教の教えをもとにした落語などをなさっているとか。さすがに仏教にもかなり詳しく、一度その落語を聞いてみたいと思いました。

 昼食をはさんで、いろいろお話をさせていただきました。


 さて、仕事と思った時、訃報が入りました。ボクよりも10歳年上の同じ宗派の僧侶A師が亡くなりました。

 ボクが20歳そこそこの時からの知り合いで、かつては中学校の教師をされたりして、運動部の顧問もされて体格もよく、とても恐そうな人でした。

 お互いに歳を取るにつれて、その‘年の差’は次第に縮まり、やがて宗派を超えた会を作って、病院での法話などの活動を一緒にやってきました。真面目で真っ直ぐで、心から信頼できる数少ない僧の一人でした。

 すぐに弔問に伺いました。A師は顔色こそ悪いものの、静かに寝ておられるだけのようでした。

 5月の「メダカの学校」の講師をお願いした際、たまたまその日は都合が付かず、「それでは9月にお願いできますか?」と聞いたら、「そうやなぁ…ありがとうなぁ」とおっしゃいました。その時、「自分にはもう‘9月’はないんだよ。声を掛けてくれてありがとう」と言っておられるのだと直感しました。

 病気など無縁と思われるような方だったのに、数年前から病気に罹られ、入退院を繰り返されていました。見る見る元気がなくなり、気弱になっていかれる様子がとても心配でした。

 昨年の夏、お盆の慰労会、お彼岸の激励会という建前で、A師を励まそうという宴席を設けました。どんなことでも、利害も思惑も何もなしに率直に話し合える、信頼に裏付けられた仲間たちで、A師もずいぶん楽しそうに過ごしておられました。

 「『地位も名誉も、そんなことには興味もない、気持ちのいい人たちだ』と言って、皆さんの集まりには、何を置いても出かけて行っていました。大好きだったのです」と、今日、奥さんは言ってくださいました。

 素晴らしい仲間を失ってしまいました。
2010年5月24日(月)  No.2510

押しっぱなし
 強い雨という予報通りの空模様。

 2軒の月参りの後、自坊から1時間ほどのところにある霊園での納骨。初めてのところで勝手もわからず、時間も押していたので、ちょっと焦っていました。

 帰りを急ぐので、お勤めをした管理棟から墓所までは、自分の車で行きました。ところが、待てども待てどもご遺族が来られません。携帯も出られないし・・・。その時、1台の車が来て、お墓の場所が違っていたことがわかりました。

 お墓の場所を、「ハチクですので」とおっしゃったのを、ボクは「8区」だと聞いてしまったのですが、本当は「ハ地区」。とほほ。

 真如堂の墓地なら管理人がいますが、ここは自分でするのだとか。遺族が躊躇されていたので、時間のこともあって、ボクが納めさせていただきました。

 これから自坊に帰って、納骨法要とと年回法要の予定。でも、1時間掛けて帰っていたら確実に約束の時間に間に合いません。30分遅らせてもらうように電話をして、抜け道をすり抜けて帰りました。

 30分遅らせてもらった法要ですが、今度は参列者が揃わずに少し遅れ、雨の中の納骨で時間もかかり、結局次の法要は45分遅れ。ボクの予定の立て方がまずかったのです。誠に申し訳ないです。

 予定は大狂いでしたが、散心することのないよう、心して読経させていただきました。そのご家族や故人にとっては、かけがえのない時間ですから・・・。

 5時頃から事務所でちょっとだけ仕事。

 今日はくたびれました。

〜 池のようになった事務所前 〜
2010年5月23日(日)  No.2509

急ピッチで刈り込み
 まだ耳たぶが痒くてしかたありません。薬も効かないし・・・。

 今日から雨の予報なので、雨が降り出す前にと思い、朝7時前から自坊まわりの刈り込み作業。エンジン付きの機械では音が大きく、早朝から気が退けるので、電動バリカンで、垣根やつつじの刈り込みをしました。

 約1時間やって、僧衣に着替えて事務所に行き、ちょっと仕事を片付けて、檀家宅3軒を月参り。

 お昼に帰って、今度は鐘楼の周りの草刈り。紫陽花が咲きそうになってきたので、周りを綺麗にしておきたかったのです。どうも刈払機の調子がよくありませんが、何とか完了!

 朝、刈り込みんだ場所を片付けて、また別の場所を刈り込み。今度はエンジン付きの機械。わずかな時間でしたが、かなり捗りました。

 作業中、何人かの檀家の方に会い、「あら、住職さん!」「えっ、おっさん(和尚さん)ですの!」とびっくりされてしまいました。「坊さんは作務第一ですから…」などと申し上げ・・・。

 シャワーをして、事務所へ。

 安倍晴明が閻魔大王からいただいてこられたという「結定往生之印」に彫ってある五芒星を、正五角形の絵馬に刷ってみたらどうだろうと少し前から考えているのですが、まずはそのデザインの試作。

 制作費の見積額もイイ線ですし、日頃現場にいる職員さんに見せた評判もなかなかいいですから、これは実現するかも知れません。

 結局、雨は夜まで降らず。助かりました。

〜 ただいま検討中 〜
2010年5月22日(土)  No.2508

今年2回目の真夏日
 蚊か毒虫のようなものに、耳たぶを刺されて、痒くてしかたありません。いろいろ薬を塗っても、ぜんぜん改善しません。

 先日は上唇を何かに刺されるし、虫の季節になったことを実感します。


 最高気温30.3度。車のエアコンを入れたり切ったり。5月からクーラーを入れるのは抵抗があるのですが、背に腹は替えられず・・・気持ちが定まらないので、入れたり切ったり。

 今日は東山のお寺で恒例の大般若。相当暑いだろうと思っていたのですが、それほどではなく、助かりました。

 明日からしばらくは雨とか。あっという間に草が伸びて気になっているのですが、刈っている時間がなくて、困っています。雨が降ると、また伸びてしまいます。

 でも、お天気と睨めっこしながらの生活って、なかなかいいものですね。

〜 暑さに伸びる猫 〜
2010年5月21日(金)  No.2507

じとっ・・・
 雨は朝9時頃にはあがりましたが、その後の梅雨を思わせるような蒸し暑さ! 今年の5月は、「いい天気だなぁ!」と思えるような日が本当に少ないです。

 午後から草刈りや刈り込みをしました。

 あっという間に草は伸び、つつじは晴天に映える日が少ないまま終わってしまった気がします。

 高湿の上に、まだ雨粒が乾ききっていないので、すぐに全身がジトジト。これまた梅雨のような気持ち悪さでした。

 やっとカルミアが咲きました! パラソルのような花です! でも、蕾のほうがかわいいかな・・・。

〜 やっと咲いたカルミアの花 〜
2010年5月20日(木)  No.2506

本職はなぁに?
 今日はさしたる予定がない絶好の日なのに、雨で外作業は出来ず。悔しい・・・。

 しかたがないので、ほぼ1日中、デスクワークをしていました。

 真如堂の拝観者用パンフレットのリニュアルを、業者に打診したらずいぶん高いことを言われたので、「この際、自分で作っちゃおう!」と思って、PhotoshopやIllustratorを使って試作開始! 秀逸なものは出来そうにありませんが、何とかなるかなぁ・・・。真如山荘のPRビラもこの際作っちゃおうっと!

 ある時は坊さん、ある時は植木屋さん、またある時はデザイナー。何かをやる度に新しい発見や気付きがあるので、自分にとってはとてもいい体験だと思っています。まぁ、坊さんとしての勉強も、もっともっとしないといけないのですが。

〜 「もうすぐ!?」 でも、なかなか咲かない金平糖の花(カルミア) 〜
2010年5月19日(水)  No.2505

‘龍馬’来る!
 昨日、地元のラジオ局が真如堂からナンジャモンジャのことで放送をしたいというので、OKを出しました。どこかで、真如堂でナンジャモンジャの花が咲いているという情報を得たのでしょう。

 今日、お昼前に、番組のディレクターからFAXが届き、そこにはアナウンサーとボクのやりとりの進行が書かれていました。

 えーーーー

 昨日、「ボクは3時から会議があってダメです」と言うと、「じゃぁ、早い目にお伺いします」というもので、すっかりアナウンサーだけでやってくれるのだと思い込んでいました。しかも、アナウンサーは坂本龍馬の格好で来るとか。ラジオなのに・・・。

 間違ったことを話すわけにはいかないので、それからナンジャモンジャのことを少し調べてみたりしました。

 1時半、龍馬の格好をしたアナウンサーと若い女性のアシスタントがやって来ました。坂本龍馬に扮して街角レポートを届けるというのが、この番組の‘売り’のようです。ラジオなのに・・・。

 若干の打ち合わせの途中、「実はここの墓地には『海援隊』の人が葬られているのですよ」と、とっておき情報を教えてあげました。

 ‘龍馬’のこと、案の定、「えっ! 本当ですか、それ! 何という人ですか!?」と‘おいしいネタ’に大慌て。携帯でネット検索をしてその人のことを調べたり、お墓へ行きたいと言い出したり。

 最初の中継は2時過ぎから3分、本坊の「涅槃の庭」から。チラッとしゃべった後、往復10分ほどかかる墓地へ急いで行って、隊士のお墓へお参りしました。‘龍馬’アナは、実に神妙な面持ちでした。

 その墓の主は、土佐藩の医師の家に生まれて、家業を継ぐため大坂の適塾で緒方洪庵に師事。その後様々な遍歴の末、高杉晋作と合流し奇兵隊創設に貢献。坂本龍馬とはこの頃接触。以後、優秀な人材を買われて龍馬の側近で活動し、海援隊創設時の中心メンバーとなった。下関海戦では龍馬の命でユニオン号の指揮を任せられ、めざましい戦果を挙げた。海援隊解散後、明治政府で秋田県令・千葉県知事をはじめ多くの県知事職を歴任。貴族院議員をつとめたのち、63歳で没した。幕末から明治の激動の時代を駆け抜けた逸材でした。

 どうしてその人の墓所が真如堂にあるのかはわかりませんが、今も子孫の方がお墓を守っておられ、しかも自坊吉祥院のお檀家です。

 お墓をお参りした後、急いで中継場所の本坊へ戻って、すぐにON AIR。今度は10分ほど。海援隊隊士の話、そして本題のナンジャモンジャの話をして、あっという間に終わりました。

 決してふざけて扮装をしているわけではなく、真面目で交換の持てる‘龍馬’アナでした。

 終わったら2時50分。慌てて、境内の会議場所に走っていきました。

〜 「涅槃の庭」の‘龍馬’アナ(KBS京都アナウンサーの木村寿伸さん) 〜
2010年5月18日(火)  No.2504

メダカに野いちご
 蓮鉢用にメダカを買いました。

 去年も買ったのですが、5つある鉢のうちの3つでは姿が見えなくなってしまい、ボウフラがたくさん湧いて来てしまいました。ボウフラにはメダカが一番効果的。第一、群れて泳いだりする姿はなんともかわいいものです。

 近くのメダカを売っている店が閉店してしまったので、今年も通販で。頼んだ翌日には届きました。これで今年も楽しめます。今年はすべての鉢で生き延びさせてやらないと・・・。


 伐採した木の片付けをしていて、野いちごを発見! 採ってきて、早速食べました。

 懐かしい味です。小学校の行き帰りなどに、よく食べました。蟻が中に入っていたこともありましたっけ。


 メダカに野いちご。平和な1日でした。

〜 送られてきたメダカ / 収穫した野いちご 〜
2010年5月17日(月)  No.2503

特製犬忌避液
 犬の糞が絶えない本堂前の白砂。白砂をかけて人為的に糞を隠してある箇所も毎日数か所。
 ‘犬の心理’としては、ついしたくなる場所なのでしょうが、清浄な場所である上に、時には子供が走り回ったりする場所でもあるので、糞を放置するなど許し難い行為です。「犬の散歩を禁止しましょう!」という声が上がってきても当然といえます。

 どうしたら犬が嫌がって近づかないだろうといろいろ考え、今までにも臭いのする農薬を撒いたこともありましたが、効果なし。次なる方法として、タバコの水溶液を撒くことにしました。

 先日、トイレのスリッパの中にムカデが入っていて、拝観者が刺されるということがありました。ムカデを撃退する方法として、タバコの吸い殻を水に浸けて、その浸出液を撒くことにしたのですが、「ひょっとしたら、これが犬に効くかも?」と転用することにしたのです。

 今朝一番に、水に浸けてあったタバコの吸い殻を古いパンストで漉し、そこに木酢液を加えました。木酢液は猫避けなどにも効いた経験から加えました。

 「これを水で薄めて本堂の前に撒いてください」とじょうろを添えて職員さんに頼み、ボクは法事。10・11・12時と法事があって、忙しかった〜。

 午後、法事を終えて、「どうでした? 効果がありそうですか?」と職員さんに聞いてみると、「小さい犬が来て、白砂のところで動かなくなってしまいました。飼い主が抱きかかえていきました。効いたのでしょうか?」とのこと。「『動かなくなった』というのは臭くて硬直したのですか? 気に入ってしまったのですか?」と聞きましたが、わかりません。

 夕方、植栽の手入れをしつつ、白砂に対する犬の反応を観察しました。

 あろうことか、犬は嫌がるどころか、白砂の上を行ったり来たり。挙げ句の果てにオシッコをしています。すぐ隣では子供が白砂で遊んでいるのに、飼い主は平気。何匹かの犬を観察しましたが、嫌がる様子はまるでなし。朝から気分が悪くなるような臭いを嗅ぎながら作った液なのに・・・まるで効果なし。

 薄めたのがいけなかったのでしょうか? 人間にはほとんど匂いませんでしたが、犬には臭いだろうと思ったのですが・・・。酢やハイター、クレゾールが効くという情報もあります。クレゾールは考えたこともありますが、本堂前がクレゾール臭いのもどうかと・・・。

 モラルの問題なのですが、モラルがある飼い主なら、そんなことはしません。

 次は酢でやってみようかな?

〜 ‘エキス’の入ったバケツとじょうろ 〜
2010年5月16日(日)  No.2502

法要終わる
 今日は快晴。気温もあがって、気持ちのいい五月晴れ!

 今日は境内の慰霊碑の前で、某企業グループの物故社員慰霊法要。各社の総務部長など22名が参列されました。

 本堂への参拝、300年以上前に創業された方の墓前回向、そして慰霊碑前での法要と厳粛な時間を過ごされた後、浄斎。

 終わって、真っ直ぐ京都駅へ向かわれる方、葵祭を見に行かれる方、鴨川おどりへ行く方、レンタサイクルで観光をされる方など、それぞれの時間を過ごされたようです。

 早朝からあちこちの掃除の‘仕上げ’をしたり法要の準備をしたりと大忙しでしたが、大きな法要が終わり、一段落です。

 夕刻近く、少し植栽の手入れをして、ホームセンターにも行きました。野菜の苗がずいぶんたくさん出ていました。夏も本格的になっていきますね。

〜 噴水の似合う日でした 〜
2010年5月15日(土)  No.2501

調子が出ないなぁ
 午後から明日の法要の準備。といっても、屋外のテントの中で行われるので、道具などは今日は持ち出せず、本当に忙しいのは明朝。

 手持ちぶさたなので、あちらこちらを見回って、土塀の上に草が生えていたら登って取りと、細々とした点検程度に留まりました。

 こういう日は調子が出ませんねぇ。木に登ったり、木を切ったり、穴を掘っているほうが快調です。

 通りがかった檀家の人が、作務衣を着つつ、腰に鋏や鋸をぶら下げているボクを見て、「その格好が板についてきはりましたなぁ」とおっしゃいました。然り。

 しばらく法要などが続くので、植木屋仕事が出来ません。残念・・・。

〜 自坊の紫蘭 〜
2010年5月14日(金)  No.2500

緑濃く
 明日は土曜日の法要の準備で忙しくなりそうなので、「今日の散歩道」を今日更新することにしました。

 お天気はまずまず。新緑も綺麗です。

 改めて新緑を眺めてみて、「色がずいぶん濃くなってきたなぁ」と思いました。陽の光を透かして見るとまだまだフレッシュな色ですが、順光で見るとずいぶん濃く見えます。それだけ季節が進んだことを実感しました。

 写真を撮っているうちに、「ここの草を刈っておかないと・・・あそこも」と思い、久々に草払機で草刈り。刈っても刈ってもすぐにまた伸びてきますが、草とのそんな‘付き合い’も‘あるがまま’という感じで、何だか心地よい気がします。

 大したことはしていないのに、少し疲れた日でした。

〜 模様替えして広々した本堂前 〜
2010年5月13日(木)  No.2499

バリカン
 肌寒い日になりました。こう、行ったり来たりではかないません。

 お昼に帰ると、宅配便が届いていました。注文しておいた植木用の電動バリカンです。
 高くてハシゴでも届かないところの刈り込みに困っていたのですが、ネットで3メートルまで伸びる電動バリカンを見つけて注文したのです。

 「ワンタッチで伸縮自在。電動だから、高い枝をはじめ植木や芝もラクラク! 女性でもカンタン!場所に合わせて角度を調節可能。面倒な庭木の刈り込みが、手軽に手早く行えます」というコピーでした。

 早速パッケージを開けて、手に取ってみましたが、これが結構重たい・・・。重量2.3キロ。伸ばした状態ではもっと重たく感じますから、「女性でもカンタン!」というわけにはいきません。おまけに、モーターが非力。でも、1センチの枝までは切れるそうなので、何とかなるでしょう。

 長刀を持って出陣するかのように電動バリカンを小脇に挟んで、いざ、境内へ!

 先日、届かずにモヒカン刈りのように天辺だけ残っていた高さ2.5メートルほどの生け垣の刈り込みに挑戦! 脚立の上のほうに仁王立ちになって、‘長刀’を振り回しました。

 重い・・・ 3メートルのポールの先に2キロばかりのバリカンが付いているのですから、それを水平に保ちながら生け垣の上部を平らに刈るのは、結構力が要りました。しかも、生け垣の厚さが、一番厚いところでは3メートルほどありますので、片方からだけでは全部は刈れません。それでも、何とか脚立を動かしながら、まぁまぁ平らに刈り終えました。

 あー、今日もいい仕事をしたなぁ〜

〜 刈り込んだ生け垣。手前は長いバリカンの一部 〜
2010年5月12日(水)  No.2498

卯の花腐たし
 もうすぐ雨は上がるだろうと、小雨を押して境内整備作業。さすがに木に登ったりはしませんが・・・。

 小さなことからコツコツと。茶所前のヘブンリーブルーを植える場所の土作り、シャガやサツキの移植などをしましたが、途中から雨が強くなってきて、2時間ほどであえなく作業を中止。結構濡れて寒かったです。

 先月植えた百日紅の芽がやっと動き出してきました。他の百日紅はずっと前に芽を出しているに、その木だけ動く気配もなかったので、心配していました。栃木から来た木なので、京都よりは寒いでしょうから、ちょっと遅れていたのでしょうか?

 春に植えたカルミヤの蕾も膨らんできました。金平糖のような形の蕾がカワイイ! でも、数日間は寒さが戻るらしいので、このまま動かないかも知れません。早く花が見たいです。

 同じく春に植えたオオデマリは開花! ウツギ類は少し蕾が大きくなってきました。赤花ひょうたん木は、本当に瓢箪のような実を付けました。

 毎日観察するのが忙しい境内です。

〜 カルミヤの蕾 〜
2010年5月11日(火)  No.2497

墓誌
 6月に行われる納骨法要の時にご遺骨と一緒にお墓に納める「墓誌」を発注しました。30センチ四方のステンレス製で、文字部分はエッチングです。

 通常の納骨では、墓石や墓石の横に立っている石の板に御戒名やお名前、亡くなった日などを彫りますが、今度のように金属板に文字を彫って納めるというのは特別。何処で誕生され、どこの学校へ行って、結婚して、どのような業績を残してというような、故人の生涯に関わる略歴を漢文調で彫るのです。

 以前は厚さ3ミリ程度の銅板に一字一字タガネで彫ってもらっていたのですが、今回は保存のことを考えて厚さ3ミリのステンレスに、イラストレーターで作ったデーターをメールで送って、エッチング(腐食処理)で文字を彫ってもらいます。

 この文字を彫ってもらう業者を探すのが大変でした。富山の高岡の銅器業者や京都の神具店などいろいろ電話をして、やっと兵庫県の金属加工の業者をネットで見つけて発注しました。

 原稿を作るのも、データーを送るのも、業者を探すのもパソコン。「時代だなぁ〜」と思いました。

 納骨法要は古式ゆかしく、荘厳に行わせていただきたいと思います。


 小雨の中、庭に姫シャガを定植しました。来年咲いてくれるのが楽しみです。

〜 庭に定植した姫シャガ! 〜
2010年5月10日(月)  No.2496

ヒメシャガ
 花期を過ぎてから買ったヒメシャガについていた貴重な蕾が、今朝、開きました。草丈10センチ余り、大きさはわずか3センチ程度のとても可憐な花です。

 以前から知ってはいましたが、山野草のサイトを見ていて、その可憐さに衝動買いしました。

 この花が群生で咲くと、さぞかし綺麗でしょう。さぁて、どこに植えようかなぁ。境内の誰でも入れるところでは、すぐに盗られてしまいます。書院の庭のどこかにしようかな・・・。

 「あそこに植えたら、どうだろう・・・」と、頭の中でシミュレーションするのも楽しい一時です。


 今日も喉がいがらっぽくて不調です。黄砂? 椎の木の花? 風邪などではなさそうです。声が出にくい時に無理に出すのは相当消耗します。

 今日も早く寝ようっと。毎晩、そう言っています。

〜 咲いた、咲いた、ヒメシャガ! 〜
2010年5月9日(日)  No.2495

こころよく 我にはたらく仕事あり
 今朝は涼しかったので、長袖のシャツを着込み、和装コートを着て、バイクで出かけました。

 まず最初は、昨日、お経の本を忘れてきた檀家宅。玄関先で家人と話をしながら合羽を着ようとして、ひょいと隣家の自転車の上に置いて忘れてきた経本入。ちょっと恥ずかしかったです。

 その後、ホームセンターで宝物の保存のために使う防虫剤などを購入。それから檀家宅2軒へお参り。

 今日は土曜日ですが、法事もありません。帰ってすぐに作業着に着替えて、またもや植木屋作業。

 今日も本職の植木屋さんが来て、ユンボを動かしつつ作業をしています。「あー、ボクもあれに乗りたいなぁ・・・」と思いつつ、やや離れた場所で生け垣の刈り込み。まだ新芽が伸びている途中の垣根は、刈り込みをするには時期尚早なのですが、来週末に大きな法要があるので、それまでに見栄えを良くしておかなければなりません。

 エンジン駆動のヘッジトリマーを持って、ハシゴに登って高い垣根の刈り込み。これは腕には堪えました。

 あとは、先日来、大々的に行っている剪定作業の後片付け。あまりにボクがあちこちを剪定したりして動き回るので、職員さんはもうヘトヘト。これ以上は無理なので、当たり前のことながら、後始末も自分で。

 夜はお通夜。黄砂の影響か、先日来、喉がいがらっぽくて困ります。

 いい汗かいて、心地よい疲れです。今夜は爆睡です。

〜 茶所前で作業をする本職の植木屋さん /
完成! ここにはヘブンリーブルーが! 〜
2010年5月8日(土)  No.2494

雨にたたられる
 朝から雨。時間が経つにつれて雨は上がるという予報だったので、バイクで出かけたら大失敗。合羽は来ていたものの、何だか全身ジトッとしていまいました。

 植木屋さんも、雨は上がってくるという予想で、楠の根の撤去作業。楠の根が石垣を押し崩しそうになっているのを直してもらうように依頼していたのです。

 同じく合羽を着ての作業ですが、ぬかるみの上に滑るので、かなり気の毒でした。

 その雨が上がってきたのは昼下がり。

 午後は諦めて事務作業。イラストレーターを使って、金属板に彫ってもらう墓誌の作成などをしました。

〜 楠の根の撤去作業 〜
2010年5月7日(金)  No.2493

大法要
 参列者は少ないながらも、‘大きな’法要がありました。某企業の創業者の317回忌です。

 朝から午後過ぎまでは、みなそれにかかりっきり。昨日ほどではありませんが、今日も暑〜い日でした。


 終わってからは、明日が雨だというので「今日の散歩道」を繰り上げ更新するために写真を撮りました。

 「わぁー 新緑だ!」というほどの輝きは減じてしまいましたが、それでも綺麗です。


 少し伐採作業をした後、夕方、職員さん3人と揃って草引き作業。15日の行事に備えてですが、行事ごとにあちこちの掃除などの日程が入ってきます。草引きはまだ当分かかりそうです。

〜 すでに夏バテ? 〜
2010年5月6日(木)  No.2492

真夏日
 朝から暑い日でした。お経を読んでいたら、汗がタラタラ。昼前に、草刈り機で作業をしたらまた汗タラタラ。

 今日の最高気温は30.9度。暑いはずです。

 今日・明日は大きな法要があるので、「暑い」を連発しながらも、みな‘臨戦状態’です。


 自坊の新しい庭のつつじが満開になりました。何という種類でしょうか、目を見張るように赤い色です。

 花水木の白と相まって、庭は紅白に彩られています。目出度し目出度し。

〜 自坊の庭 〜
2010年5月5日(水)  No.2491

挿し芽をする
 今春植えたウツギの花が咲きました。5種類買ったうちの1本で、これから他の種類も順次咲いてくるでしょう。オオデマリももうすぐ咲きそうです!

 今日は剪定作業はお休みにして、藤袴や野路菊の挿し芽作業をしました。

 すでに30センチほどにも伸びている藤袴の新芽を切って挿し穂を作りましたが、ちょっと青っぽい芳香があたりに充満しました。源氏物語の香りかな? 100本程度挿し芽をしたので、これがすべて活着すれば、境内は藤袴だらけになります。

 野路菊は25本程度。もっともっと増やすには、数年かかりそうです。

 途中で、野生の蕗を発見! とても柔らかくて美味しそう! 収穫して職員さんにも分け、ボクも持ち帰って、葉っぱはジャコと一緒に炒め、茎は煮物にしました。葉っぱはちょっとゴワゴワしていますが、日本酒には合いそうです。

 挿し芽や蕗、次々咲き出す花々。明日は立夏。季節の移ろいを肌で感じます。

〜 咲き出したウツギの花 〜
2010年5月4日(火)  No.2490

マッチョへの道?
 今日の最高気温は26.8度。

 汗を拭き拭き、昨日の続きの剪定作業をしました。

 簡単に終わると思っていましたが、蔓が絡んでいたりで結構手間取って、思っていた半分程度しかできませんでした。この分では、あと2日ほどかかりそうです。

 あまりに汗をかいたので、帰ってシャワーをしました。初夏の気候になったことを改めて実感しました。

 ふと鏡を見ると、肩や腕の筋肉が以前よりも付いてきているように思えます。最近は鋸や鋏を使ったり、ハシゴや木に登ったりすることも多いので、自然に筋肉が付いてきたのでしょう。デスクワークばかりしていると細っていくので、うれしいです。

 境内の整備をやり出すときりがありません。「ここも、あそこも」と思いますし、植物が相手の作業は季節が待ってくれません。専従の担当者がいてくれればと思います。まぁ、ボチボチですねぇ。

 境内整備をやっているうちに、ボクの筋肉もまた付いてきて、そのうちマッチョになるかも知れません。お腹が引っ込んでくれるといいのですが・・・。

〜 今日の作業。左、施工後。右、施工前。 〜
2010年5月3日(月)  No.2489

大々的に剪定作業
 連休中の法事は、29日の1座と今日の2座だけ。皆さん、どこかへ遊びに行っておられるのでしょうか?

 2座の法事を済ませてから、張り切って剪定作業。何だか、時間があれば植木屋をしている昨今です。

 今日は北参道に覆い被さっている樫の木の剪定。

 鬱蒼とした感じがいいという意見もあるかと思いつつも、葉が参道に落ちて滑って危なく、また薄暗くて気味が悪いとか、建物にも悪影響などということを勘案して、大胆に剪定することにしました。

 そもそも樫の木は、北参道脇の石垣の上に建っている「真如山荘」の垣根用に植えられたもの。それが手入れもされずに放っておかれ、光を求めて上へ上へと延びて樹高6〜7メートル。石垣の下の北参道からは見上げんばかりの高さになっていました。

 今日の作業は、足を滑らせたら大変なことになります。命綱を腰にくくり、石垣上の木によじ登って、片手で体を支えながらの剪定作業。

 切った木が、バキバキバキ、ドスン! と大きな音を立てて参道の上に落ちるのは爽快なものの、「自分があんなふうに落ちたら…」と思うと、ちょっと恐いような。

 切って行くにつれて、いままで樫の木に邪魔をされて見えなかったもみじの葉っぱが、参道の上高く青々と茂っているのが見えてきました。これはきれい!

 剪定が終わったら、斜面に山吹やシャガ、野路菊などを植えようと思っています。数年後には青もみじのトンネルと花が溢れる北参道になるはずです!

 下では2人の職員さんが、通行人を誘導しながら切った枝を細かくして軽トラックに積んでくれていましたが、切った木があまりに大量で裁ききれないままに、今日の作業を終えました。

 今日は北参道の東側斜面の大半を剪定。西側はまた今度。全体の1/3ほどを剪定した程度でした。

 夕方になると、体のあちこちが痛い・・・。無理な格好をして木に登り剪定していたからです。

 今日、毛虫を発見! 害虫が出る前にやってしまいたかったのですが、先を越されてしまいました。残りを早くしてしまわないと!

〜 左、施工前。右、施工後。参道の右側が違いますでしょう? 〜
2010年5月2日(日)  No.2488

ややこしい日でした
 世の中は連休。ボクも一度連休を体験してみたいものですが、仕事で海外にでも行かないと、‘連休’は無理のようです。

 今日も忙しい1日でした。といっても、忙しいのと連休は関係なし。この連休の間に法要があるのは2日間のみ。普段よりも少ないぐらいです。

 朝一番に山科の檀家宅にお参りに行って、その足で東山の尼寺で大般若転読会法要。終わって、即、自坊に帰ろうとしましたが、東大路は大渋滞。少々遠回りになりますが、抜け道を通ってようやく自坊へ。それでも、普段なら15分のところを45分もかかりました。

 帰ってお昼をダッシュで食べて、「メダカの学校」。今日は日が善すぎたのか、参加者は少な目でした。

 終わって、亀岡の近くまで逮夜参り。5時半からの予定でしたが、案外道が混んでいなくて、予定通り着くことができました。

 帰りにホームセンターに寄って、職員さんから頼まれたものを買い出し。

 7時半過ぎに帰って夕食を食べていたら、立て続けに電話。それも同じ人が2度というパターンが3軒。何を食べたのかわからなくなってしまいました。

 ほんまにややこしい日でした。


 植木屋さんに依頼していた書院の庭の剪定作業が終了。ずいぶんスッキリしました! よかった、よかった〜

〜 ずいぶん明るくなった涅槃の庭 〜
2010年5月1日(土)  No.2487

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