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2009年12月の日記

大晦日
 切羽詰まった迎春準備。

 朝一番に外の落ち葉を掃除したのに、午後からの強風で元の木阿弥。マイッタぁ〜。

 自坊の仏間に鏡餅を供えたり、遠方の檀家の方のお墓に経木塔婆と手製の松竹梅の花をあげたり・・・やっぱり、いっぱいやり残したまま、新年を迎えることになってしまいました。


 除夜の鐘は、ひたすらカメラマン。雑誌などから、境内の写真を提供して欲しいという依頼がよくあるので、春夏秋冬、様々な行事の写真を現在ストック中。古い写真はサイズが小さくて、ほとんど印刷原稿に使えないため、全部撮り直しです。

 今夜も、職員の写真家の人とストック用の写真を撮るのに努めました。

 鐘楼の中で撮っていると、記念写真のシャッターを押して欲しいとカメラを預けられること頻り。1人にしてあげると、「私も、私も」となり、自分の写真が撮れません。

 それでも、かなりの枚数を撮りましたが、今年は強風のために鐘楼堂の中で篝火を焚かなかったので、風情に欠け、あまりいい写真にはなりませんでした。


 振り返る時間もなく、あっという間に過ぎて行った大晦日、そして2009年。来年は、もう少しじっくり考え、ドッシリ構えて、事に当たりたいなぁー。

 今年お世話になった皆さん、本当に有り難うございました。心より御礼申し上げます。
2009年12月31日(木)  No.2366

餅を切る
 今日は、ほぼ1日、葬儀対応。家族親族だけでしたが、北海道などから参列されている方もあり、年末とあって飛行機や電車などの予約が取りにくくて大変そうでした。

 ボクも年末の仕事が予定通り進まず、いくつかは諦めました。


 夜、‘例の餅’を切りました。

 ボクが帰ってみると、ちぎったような餅が餅船の中に散らばっていました。父が、切れないからと、手で千切ったのでした。そのまま置いておくと糒のようになってしまうので、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。鍋などの時に入れることにしました。

 残った‘伸し餅’は餅船3つ分。表面は少し堅く、中はねっちりしている餅を、お好み焼きのヘラを使って、少しずつ切り分けて行きました。

 切った断面を見ると、まだ米粒が残っています。見るからに美味しくなさそう・・・。
 「今年はこの餅で、お正月を迎えるのか・・・」と思うと、ちょっと気持ちが沈みます。でも、物のない時代から見ると、お餅が食べられるだけでも有り難く、贅沢。
 それに、三が日はお参りの方がひっきりなしで、どうにか座ってお雑煮が食べられるのは元旦の朝だけ。後は、手の空いている時に立ち食いに近い状態で食べざるを得ないので、空腹さえ満たされればいいですから。

 あー、何もしないうちに新年が来てしまいます。

〜 切り分けたお餅 〜
2009年12月30日(水)  No.2365

‘監視’カメラ
 自坊の玄関は出入りが多く、普段は法事の参列者やお茶やお花のお稽古に来る人など、そしてお正月にはご挨拶や墓参に来られる方で入りきらないほどになります。

 お正月には、来られた方全員に生菓子と御抹茶をお出しするのですが、何人入ってこられたかを確かめて、お菓子やお茶を準備しなければなりません。襖を開けて覗いて数えるのも失礼。

 そこで、今日、‘監視’カメラをセットしました。

 カメラはオークションで落札したもので、モノクロ。ブラウン管の小型モニターとセットになっています。

 人の待機している居間のテレビの上にカメラのモニターをセットし、天井裏にケーブルを這わせて、カメラは玄関の入り口付近を写すように取り付けました。

 さて、スイッチON! 顔までは判別できませんが、男女や年格好ぐらいはわかります。もちろん、知りたかった人数はバッチリ! 欲を言えば、もう少し画角が欲しいところですが、まずは目的を達成しました。

 これでうまくいくはずですが、問題は、お客さんが入ってこられた時に、誰がモニターを見て人数を確認するか。慣れれば、即座に体が反応するでしょうか?

 まぁ、とりあえず一歩前進!!


 お通夜・葬儀の予定が入ってきて、まったく予定が狂ってきた年始準備です。

〜 玄関の間の天井近くに取り付けられたカメラ 〜
2009年12月29日(火)  No.2364

餅つき?
 今日はお餅つき。年末の一大イベントですが、結構キツイので、あまり好きではありません。

 それに、昨日からのお腹シクシクはまだ止まず、ろくに食べていない病み上がり? 病み最中? 状態。

 今年、おくどはん(竈)を壊したので、今年は屋外に二連式のガスコンロを持ち出してブロックなどで回りを囲ってお湯を沸かし、蒸籠で餅米をふかしました。

 コンロの火力は強く、あっという間に蒸籠の一番上から湯気が立ち始めました。しばらくして見てみると、どうも様子がおかしい。またしばらくして食べてみると、ほとんど蒸せていません。

 「これはひょっとして・・・」と、餅米をちゃんと一晩水に浸けたか聞いてみると、研いでザルにあげておいたとのこと。「あちゃぁー」

 さぁ、どうしましょう。

 いったん止めて水に浸ける。長時間蒸す。蒸籠のお米に水を振って水分を与える・・・。水を振ることにしました。

 ポットのお湯を掛けたりして、しばらく蒸すと、何とかお米が膨れてきました。米粒状態のものもなくなりました。

 「大成功!」と喜び、臼に開けて搗き始めましたが、やはり変。お米がベチャベチャで、杵にまとわりつきます。餅というよりは、‘半殺し’のおはぎか糊のような感じ。お餅ではありません。

 搗けば搗くほど糊になっていくので、諦めることにしました。

 餅船に移そうとするのですが、指の間からダラダラと垂れ下がってしまい、なかなか移せません。おまけに熱い餅が手にくっついて、飛び上がるほど。

 何とか移して先ずは鏡餅を作ろうとしましたが、餅はダラッとしていて、とても丸めることなど出来ません。そのうちに、餅は餅船全体に広がっていき、水羊羹を固める時のようになってしまいました。

 この臼の餅は、ある程度固まった状態の時に切り分けて食べることにしました。

 次とその次の臼は、水に浸けていないことに気が付いてから急遽水に浸け、それから蒸したので、まぁまぁまともなお餅が出来ました。これで鏡餅が確保できました。

 その後の3臼は、また最初と同じ状態。結局、自分たちが食べる分すべては、伸し餅のような状態ものとなってしまいました。ちゃんと搗けているのならまだいいのですが、時おり米粒が残っています。搗きたてを食べても、何だかけったいな具合でした。

 こんな餅つきは初めてです。

 父は、餅つきが大好きで、餅つきの日になると落ち着きません。でも、今年はボクが準備をして、用意が出来たら呼ぶことになっていました。きっと、ジリジリ、まだかまだかと思いながら待っていたでしょう。

 事態を聞いて、すぐに飛んできました。「慌てないで、ゆっくり時間を掛けてやればいい」と言いながらも、ちょっと目を離すと、全然蒸し上がっていない米粒だらけの蒸籠のお米を臼にあけてしまっていたり。どうして待てない、どうしてあんなに餅つきに夢中になるのでしょう。

 そんな父も、「こんなことは初めてだ」と言っていて、今年の‘糊こね’ならぬ餅つき。さぁ、正月にはどんなお餅をいただくことになりますやら。今日もトホホでした。

〜 餅つきとは思えない臼の中 / 自重で自然に延びて平らになった餅 〜
2009年12月28日(月)  No.2363

当たった?
 2座の法要を終え、1時半頃にやっと遅めのお昼ご飯。仕出しのお弁当を頂戴したので、お造りや海老フライなどをいただきました。

 しばらくして、お腹がドーンと重くなり、気分が悪くなってきました。事務所に行きましたが、最後までいられず、自坊に帰って、とりあえずコタツで横になりました。

 寒気とムカムカするだけで、他の症状はないのですが、起き上がれません。カイロを背中に貼ったりして、布団に潜り混みました。

 夜遅く、水分を補給しなければと思ってポカリを飲み、風邪薬と胃薬をも飲むためにリンゴを一欠片食べて、また寝ました。

 お腹はチクチクしつつドーンと重たく、寝ては覚め寝ては覚めしつつ、結局朝まで。28日は餅つきなのに、これではまるで力が出ません。トホホ。

〜 事務所から帰りの夕暮れ 〜
2009年12月27日(日)  No.2362

庭の大掃除 by 植木屋さん
 植木屋さんが年末の大掃除に来てくれました。

 今年、庭を造ってもらうことで新たにお願いした植木屋さんなので、‘年末の大掃除’などというのも初めて。

 昔は、出入りの瓦屋さんが‘年末の大掃除’と言って樋を掃除や屋根の点検をしてくれていましたが、最近、そんな風習もなくなりました。

 庭の大掃除は、ボクがかなりやった後だったので、それほど時間はかかりませんでした。

 改めて新しい庭を眺めると、冬は冬でいいなぁ〜と思います。

 正月の花に使う梅の枝を、木に登ってたくさん取りました。木登りは楽しい!

〜 自坊の庭の冬景色 〜
2009年12月26日(土)  No.2361

踊り
 紅葉も終わりかけていた頃、一人の年輩の女性が、いきなり本坊にあがってきました。
 ビックリして何の用事かと尋ねたら、京都の花街の踊りの一場面に真如堂の紅葉を登場させたい云々。彼女が脚本を書かれるのだそうで、長唄の台詞の中に登場させたいとおっしゃるのですが、要領を得ない説明で、真意がよくわかりません。「大方でき上がった段階でFAXで送ってください」と帰って貰いました。

 その後、歌舞会の方から、舞台の背景に真如堂を書かせて貰いたいという電話がありましたが、脚本家の女性からは背景には使わないと聞いており、説明が違います。「とにかく、台本を見せてください」と電話を切りました。

 その後、今度は管理者のような方から、また「背景に使わせてください」という再度の電話。あまりにしつこいので、「とにかく、台本を見せてください」と電話を切りました。

 そして今日、管理者の方がいきなり、「このように使わせていただきたいので、ご了解を」と訪ねて来られました。持参されたものを見ると、舞台に合わせた横長の絵の写真があって、「真如堂紅葉」と注釈されていました。

 先方は、舞台作りなどのスケジュールなどの都合があるので、無理矢理に進めておられるのでしょう。

 舞台の絵は、もみじの木が突っ立ったように描かれていて、紅葉の色の表現も、「この人、紅葉を見たことがないのかな?」と思うほど。お世辞にも上手いとは言えません。何人かの人に見せましたが、「これが真如堂の紅葉!?」と、みな異口同音。

 台本も、真如堂の紅葉やお十夜のことを書いているのですが、一度もお参りしたことがないと訪ねてきた脚本家がおっしゃっていた通り、想像で書いただけで、決まり文句のような言葉が並んでいるばかりで内容がありません。
 すぐにFAXでダメ出しをしました。

 ネットで見ると、もうすでにチケットの予約を受け付けています。こちらの了解なしに舞台背景に使ったり、間違った台本を作らざるを得ない事情もわかります。

 それにしても、京都を代表する踊り。絵にしても、台詞にしても、もう少し内容を検討することができなかったのでしょうか? そして、まずはこちらの了解を取ることが筋だったと思うのですが。

 呆れて怒る気にもなれません。それよりも、間違った内容で真如堂がOKを出したと思われないようにしないと・・・。

〜 迎春準備のできた蹲 〜
2009年12月25日(金)  No.2360

クリスマスイブ?
 今年最後の忘年会へ行きました。

 少し早く着いたので、お店の回りをぶらついていると、時間が止まっているようなお店がポツンとありました。
 文房具屋に雑誌が並べてあるような店に人影はありません。店番をしなければならないほど、客は来ないのでしょう。

 きちんと整頓されている店先の雑誌は新しそうですが、「こくご」や「さんすう」のノートの表紙は少し退色していました。奧の棚の商品には廃番となっているものも多いでしょう。

 この店のように、「どう見ても成り立たない。どうやって生活しているのだろう・・・」と思えるような店が、時々あります。「年寄り二人だけですし、年金もありますから」という答えが返ってきそう。

 商業地のまっただ中ですから、土地を売って欲しいという話も何回もあったでしょう。それでも、「自分の代で売る気はない」「今の生活で満足しているから」などと言ってそんな話をくぐり抜け、今までこうして昔のままの姿で存続し続けているのでしょう。

 「ごめんください」と声を掛ければ、どんな人が奧から顔を出すのでしょう。おじいさん? おばあさん? 妙齢の美人でも出てくれば・・・などと妄想を膨らませながら、店を後にしました。


 今日のお店は3回目の利用。『ミシュラン京都・大阪2010』の「☆」に選ばれたといいますが、興味はありません。料理は、見かけといい、量といい、女性向けかな。

 最後に出てきた柚子の果肉を裏ごしして葛で固めたという温かい水物が、香りたっぷりで、斬新で、美味しかったです。

〜 時代から置いていかれた店/柚子の水物 〜
2009年12月24日(木)  No.2359

すす払い
 今日はすす払い。

 一山の僧侶や本坊の職員などが総動員で、本堂や書院などを一斉に大掃除しました。

 昨日、職員さんつくってもらったすす払いのための長〜い竹箒は、竹の葉ばかり散乱してイマイチ。同じく‘さいはらい(はたき)’は、頭が飛んでいってしまって、何度も修理。

 それでも、20人近い人数で一気に掃除をしたので、かなり綺麗になったような気がします。

 これでまたお正月が近づいたような・・・個人的には、一向に迎春準備が進んでいないので、近づいてくれなくてもいいのですが・・・。
2009年12月23日(水)  No.2358

実のなる木
 頼んでいた木の苗が届きました。橙、本柚子、山桃の苗です。

 なぜこの木を取り寄せたか、理由は至って単純。実を使いたいからに他なりません。

 橙の木は、総門脇の門番所宅に生えていて、たわわに実を付けていました。正月が近づくと、軽トラックで収穫に行くほどでした。

 今年の夏、門番所を解体し、更地にして舗装するために、この木を切ってしまいました。有用な木でしたから、切るのを惜しむ声がありましたし、ボク自身も移植を考えたりしましたが、時期的にも無理だったので断念せざるを得ませんでした。
 今年は八百屋さんから橙を購入します。

 お飾りに使った後の橙は、酢の物や鍋にも使いました。

 とても役に立つ実なので、「この際、植えちゃおう!」と求めました。

 柚子も有用です。料理にも、今日のように冬至の風呂にも使えます。香りを嗅ぐだけでもリフレッシュします。

 花柚子の木なら1本あるのですが、どうも物足りません。「やっぱり、本柚子が欲しいなぁ」と買ってしまいました。

 山桃は、どちらかというと憧れの木です。

 国東半島に行った時、山桃の木が街路樹になっているのを見て、驚きました。京都の将軍塚にはたくさんの山桃の木があって、実がいっぱい落ちています。真如堂にも、京都市の名木に指定された巨樹があります。

 あのドッシリした樹形。いつも葉を茂らせていて、紅い実までなります。橙、柚子を求めるついでに、買ってしまいました。

 3〜4年で実がなるということですが、本格的になるのは10年以後でしょう。

 「この木の実を収穫する時、ボクはどうしているだろう」 そんなことを考えながら、今日の午後、自坊の一角に3本の木を並べて植えました。

〜 日向ぼっこする猫たち 〜
2009年12月22日(火)  No.2357

豪勢な買い物
 作業をする時に来ているヤッケがあまりにも汚くなり、さらに先日、事務所で金具に引っかけて破れてしまったので、買いに行くことにしました。

 先日、ホームセンターでも探してみたのですが、ちょうどいいものがなかったので、今日は建築業者などの作業服を売っている店に行くことにしました。

 檀家参りの帰り、僧衣姿では何となく気が退けるので、車の中で服に着替えて店へ。

 さすが専門店! 店頭からちょうど良さそうな作業着が並んでいて、目移りしてしまいます。季節柄、裏地にフリースが付いたものや防寒を主眼を置いたものもいっぱい!

 ボクはそれほど分厚いものは要らないので、薄手のものを探しました。「あれも欲しい、こっちもいい」と選んでいるうちに、手には3着の上着を握りしめていました。

 作業靴も機能重視のいいものがありました。釘を踏んでも大丈夫なもの、かかとを踏んでも大丈夫なものなど、機能が分化しています。

 先日ホームセンターで買った靴は、安いだけでソールが薄く、歩いていても不安。まして、釘はおろか押しピンでも危なそう。迷うことなく、1足求めました。

 精算にレジに行くと、小指大ほどの、鍵穴を照らすにも使えるし、講演の時などにポインターとしても使えるものが置いてあったので、「これもください!」と衝動買いしました。

 上着3着に靴1足、オモチャのような照明を求めて、しめて5千円少し。安〜い! いい買い物ができて最高です!

 帰ってから、汚いヤッケを捨てようとしましたが、泥だらけになる時に使い捨てたらいいと思い、結局捨てられませんでした。

 新しい上着と新しい靴で、早速落ち葉掃除。暑いぐらいです。

 でも、途中から何だか変な臭いがしているなぁと思って、靴底を見たら、ネコのウンチがしっかりとこびり付いていました。

 あ〜、おニュウの靴なのに・・・ウンがあった・・・。

〜 吹き集めた落ち葉 〜
2009年12月21日(月)  No.2356

張り紙
 3日連続、氷の張る寒い日。でも、日なたにいると思いの外あたたかく、太陽の恩恵をしみじみと感じました。

 一山会議で、ネコに餌を与えないように張り紙をして欲しいという意見が出たのを受けて、茶所などに張り紙をしました。

 その張り紙の前で、今日も猫たちはゆったりした時間を過ごしていました。

 今まで餌を与えていた人たちがこれを見てどうされているかはわかりませんが、それほど効果があるとは思えません。でも、「お寺が飼っている猫たち」と誤解されることは防げるでしょう。

 さくらは、やはりキャットタワーを使ってくれません。夏に体を冷やすパネルを買ってあげた時もそうでした。

 朝は風呂蓋の上、昼は日の当たる座布団の上、夜はコタツの中が今の定位置です。

〜 茶所の猫たち 〜
2009年12月20日(日)  No.2355

キャットタワー
 最近、さくらの尻尾の毛が薄くなってきて、お腹の一部の毛も何だか同じようになってきたような気がします。

 加齢というほど歳はとっていませんし、皮膚病かとも思いますがそれらしい症状はありません。

 ひょっとしてストレス?

 ひとりでいる時間が以前よりも長くなり、ボクとは朝食とお風呂の時に会うだけ。その時にご飯をあげますが、どことなく警戒しています。夜はコタツに入ってくつろいでいますが、やっぱりさみしいのかも知れません。

 今日、ホームセンターに行ったら、キャットタワーが売っていたので、さくらのストレス解消にならないかなぁと思って求めました。

 帰って早速組み立てたところ、さくらは最初興味があるようで匂いを嗅いだりしていましたが、それっきり。無理に乗せてみましたが、すぐに降りてしまいます。ネコですから、高いところは好きなはずなのですが・・・。

 このままでは無用の長物になりかねません。もしさくらが使わないのなら、鉢物でも置く台にしようかなぁ・・・。せっかく買ってあげたのに・・・。ネコにしてみれば、冬はコタツの中のほうがいいですよねぇ。

〜 無理矢理乗せられたさくら 〜
2009年12月19日(土)  No.2354

上布団
 朝起きた瞬間に、「今日は寒さが違う・・・」と実感しました。門を開けに外に出ると、寒い寒い。この冬一番の寒さに違いないと思いました。

 ところが、こんな寒い時でも、寒さで目が覚めるということがありませんでした。最近、‘とある変更’をしてから、寝ている時に寒さを感じることがなくなったのです。

 ‘とある変更’とは、寝具の使用方法の変更です。

 実は、今までは羽毛布団の掛け布団の下に毛布を掛けていたのですが、知人に「夜寒くて目が覚める」とぼやいたところ、「どういう布団のかけ方をしたいるの?」と聞かれ、毛布の上に羽毛布団を掛けていると答えたところ、「それは間違いやわ」と、正しい布団のかけ方を教えて貰ったのです。

 常識らしいのですが、羽毛布団と毛布を使うのなら、羽毛布団が下で毛布が上。「肌触りは毛布のほうがいいやん?」と言っても、「羽毛布団が下!」と厳しく指導されました。

 なぜそうするのかという説明が理に適っていたので、半信半疑その晩に試してみると、あたたかさがまるで違いました。

 数日後、真如堂一山の宴席があった時、年長の僧が「夜が寒いので、ネックウォーマーをしている」と言い出したので、上布団のかけ方を尋ねたところ、毛布の上に羽毛布団という答え。

 「それはダメです。反対です。全然違いますから、一度反対に掛けてみてください」と、今度はボクが指導しました。結果がどうだったかはまだ聞いていませんが・・・。

 もし、従前の上布団のかけ方だったら、夕べは寒くて何度も目が覚めたでしょう。トイレにも何度も行ったかも知れません。

 教えてくれた友人に大感謝です。どんな寒さでもやって来〜い!

〜 寒い中よく咲いている十月桜 〜
2009年12月18日(金)  No.2353

葉ボタン
 お正月の玄関前を飾ろうと、葉ボタンを買ってきました。

 葉ボタンが好きなわけではないのですが、松竹梅の盆栽では取って付けたようですし、シクラメンには寒すぎて外に置けません。

 ホームセンターで、小振りな葉ボタンのポット苗を6つ買ってきて寄せ植えをし、玄関前へ。

 ちょっと華やかさに欠けるのですが・・・。

 玄関の中には、栗のなぐりの垂撥に、ネット通販で買った大津絵の竹と虎の短冊を掛け、千両と水引の花を添える予定です。

 こういう準備はしているのですが、年始参りの経木塔婆はまだ半ば。年賀状は、やはりまだ買っていません。間に合わないません。

〜 葉ボタンの寄せ植え 〜
2009年12月17日(木)  No.2352

職員忘年会
 今日は真如堂の職員の忘年会。

 今年は、パートを含めて、3人が退職され、3人がお勤めになる、出入りの激しい年でした。

 紅葉の時期を終えてホッとした頃なので、みんなリラックス。勤めた年数の違いや、30台から80歳手前までと年齢の差はあるものの、上下もなく、くじで席を決め、ビンゴゲームなども交えて、14人で3時間をワイワイ過ごしました。

 場所は、ネットで探した、町屋を改造した「京創作料理」。ちょっと手狭でしたが、個室だったので、人目を気にすることもなく、年忘れの楽しい会となりました。

 一番の飲んべえが二日酔いだったので二次会はナシ。タクシーに乗り合って解散! ダラダラ飲むのが苦手なボクには、ちょうどよいほろ酔い加減でした。

〜 ビンゴの景品を開ける 〜
2009年12月16日(水)  No.2351

写真撮影
 旅行誌や出版社から、真如堂所蔵の書画の写真を提供して欲しいという申請が、ひっきりなしにあります。

 最も多いのは『真如堂縁起絵巻』で、それについては代表的な場面のポジやデータがありますが、マイナーな場面や滅多に問い合わせのないものについては、その都度撮らなければいけません。

 今日はその撮影。といっても、大がかりなものではなくて、ボクが撮るのですが・・・。

 戦国時代特集の雑誌のために『真如堂縁起絵巻』写本の北条泰時が真如堂に参来している場面を、そして来年の3月の雑誌の記事用に涅槃図の写真を、それぞれ撮りました。

 テーブルの上に縁起を広げ、数十メートルある絵巻の最後のほうから必要な場面を見つけ、ボクもテーブルの上に乗って‘パシャ!’。これはすんなりいきました。

 涅槃図は、いつも公開しているものが修復中なため、来年は畳2畳分ほどの小振りなものを公開します。といっても、こちらは兆殿司作と伝わる室町時代のもの。

 蔵から出してきて、均一な光が当たるようにと、本堂の回廊に吊して撮影を始めました。本堂の廊下は人が歩いても少し揺れるので、写真を撮る時は手伝ってくれた職員さんたちにも動かないようにしてもらいました。涅槃図が揺れないように支える職員さんも、撮影の時は息を凝らしていました。

 そうして撮った写真を見てみると、微妙にブレているのです。せっかく大がかりに撮ったのですが・・・。どうやら、微妙な風が吹いていて、それで涅槃図が揺れていたようです。

 協力してくれた職員さんたちには「ダメでした」とは言いにくいので、今度は黙って書院の一室で撮影することにしました。

 外光がよく入ってくる部屋を選び、涅槃図の長さは2.5メートルほどあるので、欄間の上に釘を打って、そこに吊しました。

 貧弱な三脚を目一杯延ばし、まずは自然光で撮影。でも、完全なスローシャッター。「これではまたブレるなぁ」と思ったので、今度はストロボ撮影。「ストロボ光のムラが出るかなぁ」と心配しましたが、撮った写真を見るとうまく写っていました。グラビアではないので、これで十分。2時間ほどかかって、ようやく終了!

 午後は時雨がちの中、自坊の庭の大掃除。枯葉をどっさり集めましたが、雨が強くなったので、途中で断念しました。

 あと半月で新年。年始用の経木塔婆はやっと半分。年賀状はまだ買ってもいません。いろいろな準備が間に合いそうにありません。

 正月って、めんどくさいなぁ〜。

〜 来年公開の涅槃図 〜
2009年12月15日(火)  No.2350

猫対策
 今日は真如堂一山定例の重要会議の日。会計や人事などが協議されます。

 その席でも、野良猫のことが話題になりました。

 今年、捕獲して去勢・避妊手術をした猫は6匹。貰ってもらった仔猫は4匹。猫と‘格闘’した1年でもありました。

 一番長く預かっていた「あやめ」は、貰ってくださったお家でも「あやめ」と命名され、ずいぶんヤンチャをしているとのこと。ちょっと臆病ながら、慣れたら人なつこく甘えん坊だったあやめのことを、今でも思い出します。

 今月末にもう一度ゲージを仕掛けて、手術をしていない4匹を捕獲しようと思いますが、残った猫たちはみな警戒心の強い子ばかり。はたして捕まるか・・・捕まらなければ、また仔猫が生まれてしまいます。

 「餌を与えないで」という看板も出すことになりましたが、果たして実効力があるかどうか。来年も猫騒動は続きそうです。

〜 伏見のガレージで 〜
2009年12月14日(月)  No.2349

僧衣の通販
 いろいろなものをネット通販で買いますが、今日は僧衣を買いました。

 最近は僧衣で1日過ごすことも多く、それに比例して僧衣の汚れやほころびなども増えています。

 ‘よそ行き’用は羽二重などのちょっといい僧衣ですが、普段は化繊、シルック製です。もちろん、風合いなどはまるで違いますが、お値段が3倍、4倍も違いますし、走り回っているのにそんないいものを着ていられません。

 僧衣は、注文してすぐに入手出来るものとは違います。もちろん出来合いのものもありますが、注文したことを忘れた頃に納品される場合も少なくありません。ですから、よほど先を見越しておかないと、必要な時に間に合わないということになります。

 今回も、毎日着ている僧衣にほころびが多くなってきたので、‘スペア用’を用意する必要に迫られたのですが、出入りの法衣屋さんでは、今から頼んでも春頃にならないと届けてくれません。それでは手遅れ。

 そこでネット通販! 最近は法衣屋さんでもネット通販をしているところが増えて来ました。

 僧衣は形が決まっているので、素材とサイズさえ選べば、迷うことはありません。値段もさほど変わりません。問題は納期。

 あるサイトでは3週間。3週間では年を越えてしまいます。さらに探すと、最長1週間で届けるというところがありました。よく見ると、京都の呉服屋さん。呉服屋さんにとっては縫製はお手の物。着物が売れないので、簡単な法衣に限定して進出したのでしょう。「下前位置にポケットを付けてあるので、大変便利です」などと、工夫も見られます。

 早速、注文しました。さて、どんなものが来ることやら。縫製は中国かな? ちょっとワクワクです。

〜 法衣通販サイトの1ページ 〜
2009年12月13日(日)  No.2348

パッとしないなぁ
 時雨がちのお天気の中、落ち葉掃除を急ぐ職員さんのブロアの音があちこちから聞こえて来ます。

 今日は、本当にお天気の定まらない日でした。更新用の写真を撮るのも一苦労。でも、冬の境内は落ち着きがあって大好きです。

 本堂の拝観コースに掲げてあった『観経曼荼羅』を昨日片付けたので、その代わりに虎や獅子の掛け軸3幅を展示しました。一幅は作者名はわかるものの、どういう人かさっぱりわからず、解説のしようがありません。困ったなぁ〜。

 ユニクロの広告を見たら、先日買ったものが半額近い値段でセールになっていますし・・・。

 いろいろとりとめのない作業をして、今日はあまり達成感のない、パッとしない1日になってしまいました。 

〜 夕暮れの飛行機雲 〜
2009年12月12日(土)  No.2347

Expack
 8日の朝一番、北海道の友人に、年末のご挨拶にお菓子をExpack500で送りました。

 「北海道だから、次の日は無理でも、10日には着くだろう」と思っていたのに、一向に届いたという連絡がありません。ん〜、賞味期限のこともあるのに・・・。

 3日経った今日、やっと届いたとのこと。先方がどうしてそんなに時間がかかったのかと配達の人に聞いたところ、「品名が書いてなかったので、航空便じゃなくて船便になった」と言われたとか。最近は航空便の規制が厳しくなって、リチウム電池などは航空機では運べないため船便になるのだそうです。ボクのExpackには品名が書いてなかったので、同様の扱いを受けたのだそうですが・・・。

 「郵便局の窓口で出したほうがいいかなぁ」と思って、ポストに投函せずにわざわざ局まで行って出したのに、そんな規制や違いがあるのなら、窓口で説明をするなり、品名を聞いてくれればいいのに・・・。

 民営化でちょっと親切になり、仕事熱心になったと思っていた郵便局ですが・・・。民営化凍結? 何が何だか、ボクにはよくわかりません。

 「今年の漢字」が「新」に決まったとか。政権交代による新政権誕生や米国のオバマ新大統領の就任、米大リーグのイチロー選手の9年連続200安打の新記録、新型インフルエンザの流行などがその理由。2位は「薬」、3位は「政」で、以下は「病」「改」「変」「民」「鳩」。

 ボク個人で考えると、「挑」かな? 挑(いど)みっぱなしの1年でした。
2009年12月11日(金)  No.2346

落ち葉回収
 雨になるというので、大急ぎで落ち葉掻き。

 ボクが朝一番に1時間ほどやった後、職員さんに「雨が降る前に、出来るだけ集めてください!」とお願いして、境内にはあっという間に落ち葉を入れた袋が点々。

 午後からは、職員さんが袋を軽トラに満載して、特別支援学校の畑に持って行きましたが、落ち葉はまだまだ集まりますので、年内いっぱいは集めては持って行くという作業が続きます。

 ブロアの音が境内のあちこちから聞こえて来ますが、落ち着いた雰囲気が漂っていました。

〜 落ち葉の袋が点々 〜
2009年12月10日(木)  No.2345

カサコソ
 今日も、月参り以外は、のんびりと庭作業。

 黒谷に通じる参道脇に山吹や吉祥蘭を移植する作業の続き。昨日よりもさらによくなって来ました! 明日は午後から雨になりそうなので、ちょうどいい感じです。

 最近、乾燥や土いじりのせいか、手が荒れています。日に何度かハンドクリームを塗っていますが、土や水ですぐに取れてしまうので、あまり意味がないかも知れません。

 年齢と共に、体がだんだんカサカサになっていくのでしょうね。かかともカサカサするので、保湿クリームを塗って寝ています。

 剃りたての頭は寒いので、帽子を被り・・・何だかジイサンになったみたい・・・。

〜 完成! 南参道 〜
2009年12月9日(水)  No.2344

のんびり
 今日は、月参り以外は、のんびりと落ち葉掃除と庭作業に専念。

 落ち葉掃除は果てなし。一気には片付かないので、ボチボチやりましょう!

 整備した黒谷に通じる参道脇に山吹を移植しました。まだ小さな株ですが、数年経ったら、山吹の小径になるでしょう。待ち遠しいです。

 人が減って、境内はのんびりしてきました。猫たちも勢揃いするようになりましたし、犬の散歩の人たちもゆったり。

 あー、やっと普段の境内が戻ってきます! やれやれです。

〜 まだこんなに綺麗な紅葉も 〜
2009年12月8日(火)  No.2343

買い込む
 すっかり人が少なくなったものの、貸し切りタクシーは案外来て、台数的には日曜日の昨日と変わらないぐらい。

 駐車する時点で貸し切りタクシーから拝観料を頂戴するという紅葉期の臨時駐車システムも今日まで。期間中、1300台余りが利用しましたが、昨年よりも約1割減。他の社寺でも、観光客が減ったようです。不景気のせい? 新型インフルエンザ?

 仮設トイレも明日で撤去。配管などを取り外していたら、汚物で下水管が詰まっていることがわかりました。紅葉期には詰まるのが恒例です。

 汚い、臭いなどと言ってはいられません。職員さんと二人で奮闘して、ようやく流れるようになりましたが、生理用品や尿取りパッドのようなものがいっぱい流れていきました。あー、スッキリした!!

 夜、吸入薬を貰いに行ったついでに、ユニクロへ行き、パンツやシャツなどをたくさん買い込みました。どっさり買っても、1万円札でお釣りが来ました。オシャレじゃないのは仕方ありません。

 服を買うなんて、ひょっとしたら1年ぶりぐらい。ずっと行きたいと思っていた念願が果たせました。

 紅葉が終わって、気分的にも余裕が出てきました。

〜 安住の場所を取り戻した猫 〜
2009年12月7日(月)  No.2342

落ち葉掃除
 今日は大量の落ち葉が溜まっていました。一昨日と昨日に降った雨の影響でしょう。今年は、紅葉の終わりも、落ち葉が増える時期も、例年よりも早いようです。

 人も少なくなったので、午後から落ち葉掻き。集めた落ち葉は大きな袋に入れ、溜まったら総合支援学校に持って行きます。無農薬栽培をしている畑に堆肥として使ってもらうのです。

 340リットル入りの袋は、落ち葉を押し込んで入れても、あっという間に満杯。自坊の前だけでも、5袋くらいは要りそうです。境内全体なら、数十袋になるでしょう。

 掃いた後からまた落ち葉だらけ。しばらくは朝夕に掃除をしないと追いつきそうにありません。あっという間に、そんな季節がやってきたことを実感しました。

 しばらくは落ち葉掃除三昧です。

〜 すっかり冬景色になった本堂前 〜
2009年12月6日(日)  No.2341

新しい庭
 今日の「メダカの学校」は、重森千青先生の庭園のお話。ボクにとっては、とても興味深い内容で、「もっと聞きたい」と思う内容でした。

 でも、庭や茶道に興味がなかったり、‘露地’なんて知らないという人には、ちょっと専門的な話だったかも知れません。

 お願いしていた本坊書院の庭の設計も、今日、初めてラフを描いてきてくださいました。

 書院の既存の庭とはまるで趣の違った斬新なもので、地味な立地条件をもカバーして、パッと目に飛び込んでくるような庭になりそうな感じがします。予算の関係上、着手するのは来年度になりそうですが、とても楽しみです。


 紅葉を見に来る方も、一気に減りました。

 朝、参道の落ち葉を吹き払いましたが、今日も2人の方が滑って転けて怪我をされたとか。石畳自体もよく滑るので要注意なのですが、皆さん紅葉に気を取られていて、足元への注意が疎かになっているのでしょう。本当に気をつけてください。

 紅葉の人出も明日が最後。明日はまずまずのお天気になりそうです。

〜 今日の「メダカの学校」 〜
2009年12月5日(土)  No.2339

吹いては積もり・・・
 晴れたり、曇ったり、時雨れたり、降ったりの1日でした。

 葬儀などの合間を縫って、更新用の写真を撮りましたが、「わぁー きれい!」と心が躍るような紅葉には出会えず。

 初めて境内に来られた方にはすごく綺麗に見えるでしょうが、毎年、毎日見ていると、以前に見た素晴らしい紅葉が目に焼き付いていて、ついそれと比べてしまいます。

 今朝、1時間以上かけて落ち葉掃除をした参道も、夕方にはまた落ち葉だらけ。明日の朝は、今日以上に時間を掛けて掃除をしないといけません。

 そういう季節がやってきたのだなぁと、喧噪の紅葉期が終わって、静かな季節が復活することが、うれしく思えます。

〜 雨に濡れた敷き紅葉 〜
2009年12月4日(金)  No.2340

夢、2話
 夕べは大事を取って9時前に就寝。朝までぐっすり眠りました。

 夢を2話、見ました。

 1話目。

 舞台はイギリスの田舎にある石造りの地味な古城。

 その中の細長い部屋に、木製の木地のままのテーブルがあり、壁には暖炉があって、火が燃えていました。

 ボクは古びた椅子に座って、テーブルの上に出されたパンを食べていました。もちもちした食感のパンでした。

 それで話はお仕舞い。何の展開もありませんでした。

 2話目。

 寝ている部屋の押し入れから赤ん坊の泣き声がしているので、襖を開けて見てみると、積み上げた布団の上に、生後1ヶ月ぐらいの赤ん坊がいて、泣いていました。

 「姪の子供に違いない! どうしてこんなところにいるのだろう?」と、名古屋にいる姪に電話をすると、今まで側にいたのに、急にいなくなって探していたと言います。

 「瞬間移動したんだ・・・」と2人で驚き、「迎えに行くまでの間、ミルクをあげたり、おしめを替えたりして」と頼まれました。

 その後どうなったかは覚えていません。

 どちらかの話に、真如堂の男性職員が登場しました。いつもはとぼけているようなその職員さんが、夢の中では実に真面目で真剣な表情でした。何をしゃべっていたかは覚えていません。

 夢の解釈なんてどうでもいいですが、お城で食べたもちもちしたパンの食感が、今も残っている気がします。
 もちろん、イギリスに行ったことも、西洋のお城に行ったこともありません。もちもちしたパンは、最近ちょっとお気に入りのパン屋さんの影響かも知れません。姪は確かにこの前出産し、1週間ほど前にボクもその赤ちゃんに会いましたが、‘こわくて’抱っこできませんでした。


 カフェが今日で終わりました。コーヒーなどが出た数は去年以上。開けている日が多かったからで、1日の売り上げとしては下がっているようです。真如堂の拝観者数も昨年よりは少ないですから、それに比例しているのでしょう。

 手作りのケーキを作ってくださったり、スタッフへの差し入れをくださった方もおられました。本当にありがとうございました。

〜 雨に濡れた敷き紅葉 〜
2009年12月3日(木)  No.2338

そろそろ
 今年の紅葉は、早く終焉を迎えそうです。明日は雨の予報。雨が降ると、一気に葉が散るでしょう。

 快晴の今日見た紅葉が、ひょっとしたら今年の有終の姿になるかも知れません。


 植木屋さんが来たので、寒肥を施す方法や来年の手入れなどについて協議しました。

 元気がないもみじの木には、根本的な対策が必要かも知れません。やることはいっぱいあります。来秋は、境内がもっと綺麗になっているでしょう。ワクワクです。

 今日は本堂での説明はせずに、茶所の屋根に登って電気工事をしたり、年賀状の印刷をしたり、賞与の計算をしたりと、比較的おとなしく過ごしました。

〜 新たに整備した庭の紅葉 〜
2009年12月2日(水)  No.2337

安静
 檀家宅で読経をし始めたら、咳が出だして、なかなかお経が進まなくなりました。温度差で咳が誘発されたのです。

 しばらくすると、何事もなかったように咳は収まり、無事終了。妊婦の娘さんが、「これ、生姜入りの飴です。咳にいいですから」と小袋に入った飴を下さいました。

 お母さんは50代で急逝。「1人減って、1人増えるのです。プラマイゼロですよ」とお父さんが軽く、しかし目をそらしておっしゃっいました。

 午後から本堂で説明。3回やって、今日はもうお仕舞い! 息が続きません。ステロイドの吸入も、今のところ際立った効果なし。即効性のある薬ではないので、もうしばらく続けないといけません。

 ちょっと元気が出ません。トホホ。

2009年12月1日(火)  No.2336

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