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2009年10月の日記

紅葉シーズン準備
 去来の句碑回りの整備完了! 苔を張ったら、なおさら見違えるようになりました。素晴らしい!

 午後からは、明日の特別公開スタートを控えて、『観経曼荼羅』を吊しました。5人がかりの作業も、最初はなかなか息が揃わず、受け持ち場所を交代したりしながら、ようやく吊すことができました。

 境内には、「三脚禁止」の看板も立てました。

 今日の午前中には早速、三脚トラブル。本堂の廊下の「三脚禁止」掲示の前に三脚を立てままお参りしている人がいたので、三脚禁止を伝えると、どうして三脚はダメなのかと逆ギレされていましいました。邪魔になって他の人に迷惑がかかるからというと、「迷惑がかからなければいいの?」と開き直られる始末。

 御仁は70歳近くの男性。毎年のトラブルは60歳以上の人がほとんど。しかも、説明してもわからない。若い人はちゃんと守ってくださるのに・・・。本当に困ったものです。

〜 「観経曼荼羅」を吊すのに一苦労 / 整備が終わった句碑回り 〜
2009年10月31日(土)  No.2306

肩の荷を降ろす
 今日は講師を勤める日。京都市の施設が主催する講演会で、『紅葉の名刹を訪ねて』というテーマのもと、実相院、神護寺、永観堂、そして真如堂が週替わりで講師を勤めます。

 定員は600名で、会場に400名、あとは他の施設に中継して視聴していただくそうです。

 これだけの人数だとかえって話しやすいのですが、初めて組み立てた講演内容で、材料が多すぎたのと、ちょっとしゃべりすぎたのとで、後半は超特急。冗談を交えながら95分間ぶっ続けでお話をさせていただきました。大学の講義も90分でしたが、こんなに話したことはありませんでした。もう、喉がカラカラです。

 この講座、実は最初から気に入りませんでした。

 講師の依頼があった時、担当者らしき年輩の女性が、「講師料はわずかですが、聴衆が多いので、きっとその方たちがお寺に行って拝観料が入りますから」みたいな言い方をしたのにカチン!ときたのです。
 市民向けの無料講座だからというので、「講師料や拝観料がどうとかは、どうでもいいです!」と言って引き受けましたが、「あー、この人はきっと天下りに違いない。京都市職員のOBだなぁ」と直感しました。ベテランらしく事務は適正に行われているのでしょうが、いかにも古びた公務員という感じ。

 その後もその女性はごく事務的で、かつ煩瑣なことを、何度も言ってきました。自前のパソコンを使ってパワーポイントで説明すると言ったら、パソコンの機種は何だとか・・・ 機種まで必要なわけありません。肩書きを「真如堂執事」と回答したら、「真正極楽寺でなくてもいいのですか?」とか。いいから回答してるんじゃないの! 他にも、本当に木で鼻をくくったようなというか、慇懃無礼というか・・・。

 今日行って、名刺を見て、顔から年齢を推察した時、直感が間違っていなかったことを確信しました。まぁ、どうでもいい話ですが、実に感じの悪い対応でした。


 やっと講演から解放されたので、午後は晴れ晴れと植木屋三昧。萩の刈り取りや垣根の刈り込みなどで汗を流しました。

 昨日から、境内の茶所横、去来の句碑まわりで、整備作業が進められています。句碑を際立たせ、あたりをスッキリさせて、見どころを増やそうというものです。

 昨日・今日の2日間で、あたりはガラッと変わりました。さすがに本職は違います。

 紅葉シーズンまでに、急ピッチでいろいろな整備作業が続きます。さぁ、大変!

〜 あっという間に景観一新 〜
2009年10月30日(金)  No.2305

一気に!
 今日も2か所からチェーンソーの音。昨日の植木屋さんも引き続いて作業をしている上に、別の植木屋さんが今日から境内の整備に入り、併せて石屋さんのユニックの音もして、かなり騒々しい朝でした。

 今日からの植木屋さんは、桧の手入れなどをササッとやってのけ、茶所横のゴチャゴチャしたところを一気に整備し始めました。その手際よさは、「さぁーすがやなぁ」と思わず唸るほどでした。

 ボクも負けじと、完成した南参道脇に山吹などを移植する作業をしました。やっぱり、昨日買った靴は安物だぁ。

 んー 境内がどんどん綺麗になるぞぉ−!

 朝のうち、本堂の設えを十夜用に変更。5日の開闢までまだ1週間ありますが、一気に十夜ムードが漂ってきました。十夜が来ると、何となくワクワクします。


 夜はひたすら原稿作り。

 明日は、数百人を前に講演。まぁ、真如堂の紹介をすればいいのですから、気は楽です。

 パワーポイントを使って、200ページ以上のプレゼンをします。

 うまく機器が動いてくれるかどうか、それが一番心配です。あとは、適当にウケるような話が出来るかどうか・・・。

〜 ほとんど腐っていた椎の木 〜
2009年10月29日(木)  No.2304

買い換え
 境内の2か所からチェーンソーの音が聞こえてきました。

 総門内のガレージ脇の松枯れで枯れた松、本堂脇の天辺から枯れてきた椎の木の大木、この2本の伐採作業が行われました。

 切られる木には申し訳ないですが、チェーンソーの音は大好きで、何だかワクワクしてきます。

 切った木は両方とも製材などするにも能わず、植木屋さんが持ち帰ってチップにするそうです。「長い間、境内にいてくれてありがとう」という気分です。


 午後から、園芸店とホームセンターをハシゴして、垣根用樹や堆肥などを買ったほかに、自分の作業靴も買いました。

 いま履いている靴は2年前の2月、インドに行く時に買った安物。買った時から、雨が降るとすぐに水が染み込んできたりしました。いまでは、数か所に穴も開いて、見るからにボロで、人からそのボロさを言われたことも数度。でも、何となく履き心地がよくて、掃き続けていました。

 でも、最近は靴の外から靴下まで見えるようになり、あまりにひどく、安全を考えても決してよくはないので、ついでにホームセンターで買うことにしました。

 980円と2980円の靴が並んでいて、確かに高いほうがしっかりした作り。ほぼ毎日履いて、植木屋や土木作業をするのですから、しっかりしたほうを買えばよかったのですが・・・安い方を買いました。

 何だか頼りない靴。「安物買いの・・・」かも知れません。

 他の物なら少々高くてもパッと買うこともあるのに、どうして自分の靴はそんなに安物を買うのか・・・やっぱり、ドケチかも。

〜 お役ご免の靴 〜
2009年10月28日(水)  No.2303

原稿作り
 今日は、外回りと電気屋・仏具屋・衣屋さんたちとの打ち合わせの他は、ひたすら原稿作り。

 まだまだずっと先と思っていた講演まであと3日。えらいこっちゃ!

 大半はパワーポイントを使っての真如堂の紹介なので気は楽なのですが、90分をどうもっていくか、聴衆を退屈させないことができるかどうか、初めての‘ネタ’は不安要素いっぱいです。

 持参するパソコンも、四苦八苦しながら複数モニタを設定して、発表者用画面と聴取者用画面を分けるようにしました。これで、いろいろなカンペを自分のPCで見ながら話ができます。

 材料はほぼ完成。明日は、実際に持参するパソコンを使ってシュミレーションしようっと。うまくいくかなぁ・・・。

〜 発芽した撒きすぎのラディシュ 〜
2009年10月27日(火)  No.2302

出版されます
 久々の雨で、本職の植木屋さんが別々に2軒入る予定がお流れ。11月までに仕上げて欲しい作業がいっぱいあるのに・・・。

 職員さんも体調不良や腰痛などで不安要素いっぱい。秋の繁忙期を乗り切れるかどうか・・・と心配になり、とりあえず台所回りや書院のトイレなどを掃除してくださる女性がおられないかと某所に電話をしました。

 「いるいる! いま隣にいます! これから一緒に面接に行きます!」「えっ!」と、ダメ元で電話したのに、予想もしない返事。しばらくして面接に来られ、即、3日後からお試し勤務をしていただくことになりました。

 平均年齢60代後半?の真如堂にとっては、並外れた‘若者’です。どうかこの職場に馴染んで、働いてくださいますように。


 お盆の間に校正作業や写真の選定作業をしていた本が出版されます。

 出版日を待たずに送られてきたのを見ると、内容は十分わかっていましたが、やはり感慨無量です。

 最初はすべて出版社の用意した有名な写真家の写真が用いられていたのですが、多くの写真に「これは古すぎます」「これよりも、こっちをクローズアップして欲しいです」とボクがダメ出しをして、大半が入れ替わりました。

 入れ替わった写真を撮ったのは、うちの職員さん、ボクの知人、そしてボク。結構よく撮れていますし、出版社も写真家に費用を払わなくて済んで、大助かりでしょう。とても、愛着のある本になりました。

 残念ながら、ボクが今まで撮った写真は、サイズが小さくて印刷に耐えるものがあまりありません。今、いろいろな行事や風景の写真を撮り溜める作業を進めているので、これからはもっと充実した自前のフォト・ライブラリーが出来てくるでしょう。貧しい寺なりの工夫です。

 皆さんもお買い求めくださぁ〜い!
2009年10月26日(月)  No.2301

あれやこれや
 今日は自坊の月参りも法要もないのに、何だかバタバタした日でした。

 女子大のお茶会の面々が7時からという約束が待ちきれず、6時半頃に来ました。貫主が玄関を開けたものの、セキュリティーがかかっているのでそこから動けず、結局7時前に行ったボクを待っての始動でした。

 いったん帰って草刈り。やっぱり、これはいいわぁー。

 お昼前に従姉妹が幼児連れで来たので、鍋焼きうどんをとって一緒に食事。食べたらすごく眠たくなって、しばらくマッサージ椅子で爆睡。それから従姉妹たちを動物園まで送って、事務所へ。

 今日は真如堂の鎮守の祭礼。3時過ぎには本堂前に御輿が参来し、真如堂一山総出で読経しました。

 お茶会は続行中。「5時には閉めますよ」と言ったら、「無理ですぅ」。「4時の約束なんだから。とにかく、頑張って片付けをしてください」と内心では「5時なんてとても無理」と思いつつハッパを掛けて、事務所で無理矢理デスクワーク。

 着物を着た人と黒いスーツを着た人がた〜くさんが行き交っていますが、さほど急いでいる様子はありません。「あー、これは7時かなぁ」と諦めつつ待っていたら、意外なことに6時前には「終わりました」と挨拶に来ました。早く終わってよかたぁー。

 喉も渇いたので、夕飯にいつもの倍ほどビールを飲み、今夜の仕事は放棄。8時半頃には寝てしまいました。

 早く寝るのって、幸せやぁー

〜 参来した御輿 〜
2009年10月25日(日)  No.2300

リピーター
 今日は、猫の檻のおとり餌を、ちくわから鶏肉にグレードアップ。しかも、鹿児島産の地鶏。職員さんが買ってきたのですが、加熱しながら、思わずボクが食べようかと思いました。

 ところが、かかった猫は、木曜日に手術した親猫2匹。まだ手術の済んでいない、捕まえたい猫はちっとも入りません。

 しかも、捕まった猫たちは、もう捕まることに慣れて動じていないのか、餌が美味しそうだったのか、地鶏をペッロッと完食して、檻の中で悠々としていました。

 今月の捕獲作戦はここまでかなぁ・・・。


 明日のお茶会の準備に、女子大の茶道部が大挙して来られました。

 朝10時から準備を始めて、終わったのは、「もう閉めますよ!!」と急かせて急かせて4時。「キャァー! キャァー!」と黄色い声に溢れる本坊でした。

 明日の本番は何時に終わってくれるのやら・・・。

〜 一目散に逃げる術後の仔猫 〜
2009年10月24日(土)  No.2299

今日も猫三昧
 朝、猫の檻を点検すると、自坊に置いたものに、今年生まれた子が入っていました。親よりも一回り小さいものの、すごい勢いでこちらを威嚇します。一丁前に野良猫!

 僧衣で猫を‘会’まで連れて行くわけにいかないので、職員さんに頼みましたが、この子もメスでした。5:1でメス圧勝。

 夕方、術後の猫を引き取りに行きました。「摘出した卵巣は要りませんね?」と言われたので、「もちろん」と答えました。「檻を持って帰って、頑張ってください」と言われるがまま、また檻を借りて帰りました。

 昼から1匹、夜に1匹かかっていましたが、いずれも今朝放してあげた子たち。今年生まれた姉妹でした。ちゃんと学習しなさい!

 捕まえなければいけない猫は、あと3匹。2匹は確実にメス。絶対に捕まえないと、また増えてしまいます。でも、みんなどこかへ影を潜めてしまって、顔を出しません。

 明日も猫捕獲の日が続きます。

    去 勢 の 猫 と 去 勢 せ ぬ 僧 春 の 日 に      兜太

 季節は違いますが・・・。

〜 綺麗な山茱萸の実 〜
2009年10月23日(金)  No.2298

猫尽くし
 朝起きて、猫の檻を見に行きましたが、1匹もかかっていませんでした。夜はダメなのか、場所が悪かったのか・・・。

 すぐに、いつも猫たちがたむろしている茶所付近に檻を移しました。見ている間に、シロクロの親が何の警戒もせずに檻に入り、ちくわを食べて、「ガシャン!」 見ている間に、クロの若い子が「ガシャン!」 今度はブサイクの子が「ガシャン!」

 9時までに3匹も捕獲。ただし、シロクロの親は怪我をした時に、去勢されているそうなので、放免。こんなに簡単に捕まるのなら、何も職員さんが怪我までしなくても済んだのに・・・。

 職員さんに、地域猫犬の去勢避妊をするという‘会’まで連れて行ってもらうように頼んで、ボクは術後に連れて帰るためのキャリーを借りに行き、車に積んだまま檀家宅に行きました。

 ‘会’へ電話をすると、猫を預かる時にキャリーも必要だとのことなので、回り道をして届けました。キャリーを積んだままでよかったぁ。

 午後、追加して借りてきた檻にキャットフードで味付けした特製ちくわなどを仕掛けると、また1匹、また1匹と猫が捕まりました。

 3時頃に電話をすると、「もう出来ていますから、取りに来てください」とのこと。「あと2匹、捕まりました」と言うと、「すぐに連れてきてください。いまやりますから!」。慌てて猫を車に積み、もう一度檻を見に行くと、またもう1匹入っていました。「3匹になりました」と電話して、‘会’に向かいました。

 先に手術を終えた2匹は、キャリーの中に入っていました。女性が摘出した卵巣などを紙に貼って見せてくれました。ごく小さいものでしたが、気持ちのいいものではありませんでした。また、「8匹目は先生が半額にしてくださるそうですので、女の子に当たればいいですね」とのこと。何だかポイント制みたい。ちなみに、去勢(♂)は5千円、避妊(♀)は1万円と、普通よりはかなり安くて済みます。

 1時間半後にまた迎えに来て欲しいとのことなので、いったん家に戻って、また出直しました。‘会’に着くと、手術を終えたドクターが疲れ切った表情で目前のソファーに座っておられました。

 ドクターは、関東で動物病院を開いている人で、不幸な野良猫を減らそうと、月末の金・土・日に京都に来て、安くで手術をしておられるのだとか。その数、年間1000匹以上。憔悴しきったドクターとは、一言も言葉を交わすことはありませんでした。

 紙に貼ってあった卵巣が増え、睾丸も2つ張ってありました。結局、今日、手術してもらったのは、メスが4匹、オス1匹。手術済みの印に、耳を少しカットしてあるようです。

 ホームセンターでキャリーに敷くものやおとり用の餌を買って自坊に帰り、玄関に段ボールを敷いて、その上にキャリーを並べ、上から毛布を掛けました。麻酔が完全には覚めていないので、一晩、キャリーの中で安静に過ごしてもらいます。

 今までさんざんどうしたらいいだろうと思っていた地域猫対策でしたが、ビックリするほど一気に進みました。まだ5匹程度は残っているので、また明日も捕獲作戦実施です。
 朝から晩まで猫尽くしの1日でした。

〜 車に乗った猫たち 〜
2009年10月22日(木)  No.2297

お疲れです
 朝、出掛けようと、いつも車のキーを置いてあるところを探しても、キーが見当たりません。机の上、昨日着たポケットの中など、あちこち探しても、やっぱりありません。

 何とか記憶を辿ってみると、昨日、事務所で作業をして時に電話がかかり、車の中に入れてあった書類を近所の家に届けました。その時に、キーを使ったのが最後。それから境内の木の伐採作業をして、デスクワークをして、自坊の畑を耕してラデシュを撒きました。

 伐採作業をする時に、キーはデスクの上に置いたような・・・。自坊に帰る時に、持って帰ったような・・・。いずれも曖昧な記憶です。

 伐採作業をしたところ、畑、事務所のデスクの上やソファの間などを見ましたが、見つかりません。

 時間もないので、購入した時のまま仕舞ってあったスペアキーを使い、出掛けました。
 帰る途中、昨日書類を届けた家に行って、書類を入れた袋の中にキーが入っていなかったか確かめ、帰ってから、また同じコースを探しましたが、見つかりません。

 キーが一つだけというのは不安なので、ディーラーにキーの再発行にいくらかかるか聞いてみると、約2万円。電子キーなので、ずいぶんお高いようです。

 今日はこの騒ぎでほとほと疲れました。


 地域猫などの猫の去勢手術を進めている団体に、境内の猫対策で電話をしたら、今夕、捕獲用のゲージを取りに来て下さいとのこと。

 夕方、取りに行くべく、車で出かけたら、財布を忘れました。財布には、免許証やカードなどが入っています。途中で寄った園芸店には、欲しい物がありましたが、見るだけ。免許証なしで車に乗るのって、何だか気持ち悪いですし、お金がないのは大困り。

 ゲージを借りる時に、免許証を見せて欲しいと言われましたが、それも、「スミマセン・・・」

 帰りに、車の中に置いてあった小銭を握りしめ、スパーで捕獲用のおとり餌のちくわを何とか買いました。

 真っ暗な中、懐中電灯片手に檻を仕掛けました。さぁ、捕まるかどうか・・・。


 キーをなくしたのも、免許証&財布を持たずに出掛けたのも、ほぼ初めて。我ながら、疲れていることを実感しました。

〜 ズラリと並んだ5台の捕獲檻 〜
2009年10月21日(水)  No.2296

移り気
 なぜかわかりませんが、今朝は4時過ぎにパッチリ眼が覚めてしまい、仕方がないので起きてデスクワークをしました。

 日中は、坊さん、事務、大工、植木屋とあれやこれや。ネットでいろいろなものを発注したり、紅葉の季節が近づいてくると、何だか気忙しく感じます。気が多すぎるのですよねぇ。

 「今日こそ切るぞ!」と思っていた、本堂裏の、直径20センチほどの樫の木を、ようやく伐採しました。これで、本堂裏がスッキリして、かなり見通しがよくなり、建物の白壁やもみじがよく見えるようになりました。

 問題は片付け。ボクが片付けが苦手なことはかなり浸透してしまいましたが、今日はとりあえず切るだけ。片付けは明日以降。

 やることが多すぎて、なかなかまとまった時間が取れません。

 さぁ、明日は何しようかなぁ〜

〜 夕暮れの藤袴 〜
2009年10月20日(火)  No.2295

最後の最後に
 梱包資材のお店が今日から1割引だというので、紅葉シーズンに必要な手提げ袋やビニール袋などを買い込みに行きました。

 お店の中はハロウィンムード。そういうグッズにも興味がありましたが、淡々と買い出し。いっぱい買ったので、お店の人が車のところまで台車で運んでくれました。

 続いて、ホームセンター。本堂のグッズなどのディスプレイを変えようと、先日来、検討中。

 お守りや絵葉書などを並べる台を新しくすることになりましたが、いきなり大工さんに作ってもらうよりは、まずボクが作って使い勝手などを試して見ることにしました。

 本当は無垢の杉の正目板が欲しいのですが、ホームセンターにはありません。しかたなく合板で間に合わせ、帰って早速製作に取りかかりました。

 まずまず上手くできたと思って、最後に雑巾で掃除し、板に付いていた値札をめくっていたら、貼り付けてあった木目模様の紙が値札と共に剥がれてしまいました。
 大ショック。せっかく完成したのに・・・。「こんな値札を使うな!」と叫べども後の祭り。似たような色の紙封筒を貼り付けて誤魔化し、職員さんが来るたびに、「これ、どこかおかしいでしょうか?」と鎌を掛けてみましたが、全員に封筒を貼り付けた場所を指摘されて、またまたショック。

 まぁ、こういうこともありますよねぇ。トホホ。ドッと疲れました。

〜 朝日の中の菊 〜
2009年10月19日(月)  No.2294

帰ってきた御布施
 1ヶ月ほど前、他のお寺の法要に出仕し、帰ってからいただいたものを見てみたら、「御車代」は入っていたものの、「御布施」がありませんでした。

 「おかしいなぁ… こっちから御供ももっていったのに、これでは赤字やなぁ…」と思いつつ、そのまま忘れてしまっていました。

 今日、名古屋に嫁いだ姪が「御布施」を持ってきました。金封には1ヶ月前に出仕したお寺の名前が記されていました。

 「????? どうして…」

 想像するに、そのお寺からいただいた赤飯の折を両親に分けた際、「御布施」が付いていったのでしょう。両親はそれを姪にまた分け、姪はそのままそれを名古屋に持って帰った。つい最近、袋に「御布施」が付いていることに気が付き、京都に来る時に持ってきてくれたのです。

 1ヶ月間放浪した御布施。よく帰ってきてくれました。なんだか狐につままれたような気分です。

〜 穏やかな秋の日でした 〜
2009年10月18日(日)  No.2293

冬瓜の収穫
  今日は忙しかった〜

 まず、檀家宅へ月参り。帰って法要をして、すぐに葬儀へ。出棺を待たずに檀家宅へ行って四十九日忌明法要。終わって葬儀式場へ戻り、繰り上げ初七日。

 時間もタイトだったし、市内をあちこち走り回ったこともありますし、第一、葬儀は基本的に気疲れしますので、夕方にすべてが終わった時にはヘトヘト。

 今朝は4時起きでしたので、夕食を食べたら猛烈に眠たくなり、9時前には寝てしまいました。


 早朝、冬瓜を収穫しました。

 生ゴミのコンポストの跡地から勝手に生えてきて、どんどん成長した蔓。黄色い花をいっぱい咲かせて、しばらくは楽しませてもらいました。

 受粉してやらないからか、一向に実が付きません。花も終わったのでそろそろ引っこ抜こうかと思っていた矢先、大きな葉っぱに隠れた大きな実を発見! てっきりカボチャだと思っていましたが、冬瓜でした。石垣の上にももう1つ発見! 生ゴミに捨てた冬瓜の種が発芽したのでしょう。

 こういうものは収穫時期の判断が難しいものです。ネットでいろいろ調べてみると、表面が白っぽくなってから収穫するのがよいとか。以来、1ヶ月以上、毎日冬瓜を眺めながら、収穫時期を待ちました。

 もうそろそろいいだろうと思って、今朝早くに収穫。早速、仏前に供え、しばらくしてお下げして、半分に切って、両親に渡しました。大きな実ですが、種の部分が多く、食べられる部分はそう多くはありませんでした。まぁ、ゴミから生えたのですから、文句は言えません。

 調理をして食べた両親は、「美味しかった」と言っていました。

 小さいながらたわわに実った柿も試食しましたが、こちらは木で完熟しているので、とても甘くて美味しかったです。

 大地の恵みに感謝感謝!!

〜 ゴミから収穫した冬瓜 〜
2009年10月17日(土)  No.2292

眠たい…
 「今日は何をしていたっけ?」と、考えないと思い出せません。ちょっとここのところ多忙で、頭の中も整理が必要です。

 お通夜から帰って「今日の散歩道」の更新を始めましたが、眠たくてまるで進みません。朝起きてやろうと、11時過ぎには床に着きました。

 4時頃に目が覚めて、時計代わりに布団に持って入った携帯を見ると、液晶が煌々と光っていました。何を見ていたのか、まるで記憶がありません。手に持ったまま眠ってしまったのでしょう。

 更新は6時には完成。このまま17日のスタートです。

〜 もみじの青葉と櫨の赤い葉 〜
2009年10月16日(金)  No.2291

ジーンズは似合わない
 ジーンズの廉価販売合戦が盛んだとか。

 ジーンズ・・・ボクには似合わないなぁ。もう何年履いてないでしょう。学生の頃以来だとすると、30年ほど?

 どうして似合わないのかな? 足が太短い? 顔がジーンズ顔ではない?

 作業ズボンに、腰に道具をぶら下げているほうが、自分でもしっくりきます。

 まぁ、無理して履く必要は何もないですから。

〜 まだちょっとひねて咲いている十月桜 〜
2009年10月15日(木)  No.2289

お子ちゃま連れ
 お子ちゃま連れママともう1人の女性と4人で夕食。お二人ともホームページ繋がりで、ママとのお付き合いはもう7年になるとか。彼女も今はお寺の若奥さん。

 お子ちゃま連れでも気兼ねしない、何でも好きな物を自由に食べられるバイキングに行きました。

 最初はおとなしかったお子ちゃまも、次第に暴君のようになり、飽きてきてじっとしていられなくなりました。

 女性2人は積もる話もあるだろうと、ボクはお子ちゃまを連れてシャーベットやビスケットを取りに行ったり、挙げ句の果てには同じビルの家具売り場に行ってソファーに座ったり。お子ちゃまはママの姿が見えないのに気が付くと、「ママぁ〜」と探し始めたりするので、大急ぎでママのところに戻ったり。

 お子ちゃま連れでご飯を食べに行くのって、こんなに大変なのかぁ。ビール1杯とワイン3杯を飲んだのに、ぜんぜん酔いませんでした。

 ママぁ、またストレス解消にお越しくださいね!

〜 枝豆ばかり食べるお子ちゃま 〜
2009年10月14日(水)  No.2288

長素絹
 あー 忙しかったぁー

 今日の法要は、「長素絹・五條・指貫」という特殊な衣装を着てのもの。長素絹は写真のように、普通の衣よりも長く、ゾロゾロと引きずって歩きます。指貫は、普通の袴の長いものを紐で内側にたくし上げたもの。いわば、ブルマのような袴。

 一般の寺院でこの衣装を着けることは、おそらく一生ないでしょう。真如堂では、開山の法要、そして某家の家祖と御令室の法要、年に3回身に纏います。

 今日のボクは「会行事」という役回りだったので、この衣は着けず、「素絹・五條・切袴」という普通の出で立ちでした。

 今日は、ずっと抱えていた書類を完成させて投函しましたし、自坊の寺報の原稿も完成! 後は、「ガッチャンコ ガッチャンコ …」と自室の印刷機で刷って、発送作業です。

 何だか一歩前進したようで、疲労は溜まっていますが、気持ちは楽になりました。

 そろそろ植木屋をして、エネルギーを補給?しないといけません。

〜 長素絹をつけた僧衆 〜
2009年10月13日(火)  No.2287

眠気には勝てっこない
 ここ2日、晩酌と夕飯後20分のうたた寝を控えて、ひたすら原稿書き。

 先ずは自坊の寺報、それが終わったら月末のプレゼン資料作り。

 晩酌をすると、うたた寝がついつい長引いてしまうことがあるのでやめているのですが、それでも11時前頃になると眠たくて思考力ストップ。リセットしようとお風呂に入りますが、結局眠気は覚めず、「今日はもうやーめた」と寝てしまいます。

 わずかな睡眠で済む質ならいいのですが、寝るのが極めて好きなほう。「これってDNAで決まっているそうだから、意志の力では如何ともし難いよなぁ・・・」と言い訳をして寝ます。


 今日は某家家祖令室の314回忌逮夜。明日は祥当法要。明後日からは引声阿弥陀経会と法要が続きます。

〜 紋幕の張られた本坊大玄関 〜
2009年10月12日(月)  No.2286

またもや渋滞
 月参り、自坊での法要、お檀家宅での法要で、今日1日が終わりました。

 美術館のあたりを通りがかると、通行規制が敷かれており、食べ物屋の前にはズラリと行列。大変な混雑でした。

 高速道路1000円を利用した他府県ナンバーの車がどんどん入ってきて、道に不案内なこともあって、渋滞に拍車を掛けています。

 どうして1000円にしなければいけないのか、ましてタダなんて。受益者負担でいいではないか、地球温暖化防止にもまるで逆行する施策のような気がします。

 1000円になって以来、連休などには渋滞に巻き込まれるのは必至です。この秋の連休はいったいどうなるのだろうと、恐ろしくさえ感じます。

〜 こんな風景がまだ市街地の一角にあります 〜
2009年10月11日(日)  No.2285

連休
 連休1日目。最近の連休は法要が少ないのが定番。今日から3日間、1座ずつ。今日・明日は遠方の方です。

 天気がいいと、外仕事などがしたくなります。法要が終わって、午後は左官屋と植木屋仕事。壁の落ちたところを塗ったり、昨日切り倒した木々の後片付け作業。

 やることがいっぱいあって、いくらやっても追いつかない感じです。

 どうしてもやらなくてはいけないことだけやるようにすれば、仕事の量は知れているのですが。ついいろいろ気になったり、改善しようとしたくなったりするものですから、仕事は増えるばかり。性格を変えないと仕事は減りません。

 でも、また楽しみながらやっているのですから、いいかな! 巻き添えの職員さんには申し訳ないですが・・・。

   草 の 実 や い つ か 老 い た る 山 の 鳥     桂 信子

〜 伐採現場 〜
2009年10月10日(土)  No.2284

木を切る
 今年も「かふぇ水琴窟」を、11/11〜12/3 11:30〜15:30の間、開くことになりました(一応の予定です)。

 今年で何年目でしょう。これまでみんなよく頑張ってくれましたし、今年も働くのを楽しみにしてくれています。

 お寺に来てホッとして欲しい。心の病を抱えている人が少しでも働くことができ、社会復帰や就労の足がかりにでもなればという思いで、作業所のスタッフに呼びかけて始まったこのカフェ。

 ボクもすご〜く楽しみにしています。


 午後は、JPS(日本写真家協会)展を見に行った後、更新用の写真を撮るためにカメラを首にぶら下げ、手にはチェーンソーと延長コードのドラムを持って、境内へ。

 先日来、景観の妨げになっているそこそこ大きな樫の木を切ろうと考えていたのです。
 境内に生えている木すべてが、意識的に植えたり育てられたりして、大きくなっているとは限りません。放置されて成長していくうちに、あることが当たり前になって、そのままどんどん大きくなるということが結構あります。去年も、大木となったそんな木を、大金を掛けて伐採してもらいました。

 切ろうと思っていた樫の木も、おそらくその類。今となっては、日当たりや見通しを悪くしているだけで、「これはないほうがいいなぁ」とずっと思っていました。木を切るのは忍びないですが、放置すれば他の木にも悪影響。思い立って切ることにしました。

 生の樫の木は簡単に切れます。

 子供の頃は、よく樫の木の枝などを刀の形に加工して、チャンバラごっこをしました。今日も、刀にするにはもってこいの枝がたくさんありました。いまさらチャンバラでもあるまいし、鍬や鋤の柄にするにも手間がかかります。何か利用法はないものでしょうか。
 とりあえず、直径20センチほどの樫を2本切り倒し、細かく切り分けようとしたところで、チェーンソーが不調に陥って、作業を中断しました。

 職員さんには、「また放たらかしやぁ」と、案の定言われました。

 あー、スッキリした! 後は苦手な片付けです。

〜 一族郎党 〜
2009年10月9日(金)  No.2283

台風過ぎる
 夜中は物音に何度も目を覚まされるだろうと思っていたのに、いつもよりも熟睡。朝目が覚めても、台風らしい風や雨の気配もありません。

 外に出てみると、多少、物が飛ばされているものの、いつもと変わりなし。境内には青い葉っぱの付いた小枝やギンナンの実、銀杏の葉っぱがいっぱい落ちている他は、それほど大きな変化もなし。

 天気はだんだん回復してきて、時々小雨の降る程度。「なーんだ。こんな程度かぁ」と拍子抜けしましたが、それからが大忙し。

 本堂は六阿弥陀の巡拝日。多少なりとも小枝の掃除をしておかないとと、本堂や正面参道を掃除。

 遅いだろうと思っていた参拝者の出足でしたが、すでに7時半過ぎには1組目が到着。えらいこっちゃぁ! 今日は、職員さんの大半に休んでいただいたので、出勤は3人のみ。参拝者の対応、用心して片付けてあってものの復旧、境内の掃除、もうバタバタでした。

 拝観は午前中休止し、六阿弥陀もようやく順調に滑り出しました。参拝者は普段の7割程度。

 事務所が無人なので、電話番をしながら回向をしましたが、今日は電話もあまりかかってこず、助かりました。

 午後は事務所で一人ゆっくりデスクワーク。甘い物を食べながら、あれやこれや片付けました。午前中にバタバタした疲れも、夕方にはすっかり取れました。こういうのもいいなぁ〜

〜 夕方の青空 〜

2009年10月8日(木)  No.2282

コインパーキングと親しく
 今日は時おり小雨。台風が近づいているわりには、まだマシな天気。

 いつもはバイクでサッと行ける檀家宅も、今日は車。ガレージがあるお家はいいのですが、ないところが大半。路駐は危険なので、コインパーキングに駐めて、そこから歩きます。

 1軒目のお宅はガレージ付き。2軒目は、駐める予定をしていたパーキングが満車。その回りをグルグル探し回って、ようやくかなり離れたところにパーキングを見つけました。そこから小雨の中を、超早足で6〜7分歩きました。

 次のお宅は祇園のど真ん中。こういうところのほうがパーキングがたくさんあります。一番近いところへ駐めて、それでも早足で3〜4分は歩きました。

 面倒ですが、パーキングに入れているほうが、落ち着いてお経も読めます。
利用することが多いので、財布の中には、いつも数枚のコインパーキングのレシートが入っています。

 檀家回りの‘足’の使い方も様変わりです。


 いよいよ台風が来るというので、自坊の簾をはずしたり、本堂の回りの点検をしたり。明日は「六阿弥陀巡拝」という定例行事があるのですが、最小限の職員さんを除いて休んでもらうことにしました。

 「台風でお参りも少ないだろから大丈夫」と思っていたら、天気予報が変わってきて、京都は昼前には台風の影響がなくなりそうとのこと。「ん〜、大丈夫かなぁ・・・少ない人数で回るかなぁ・・・。

 台風よりもそっちのほうが心配になってきました。

〜 蕎麦の花。私ぁ、あなたのそばがいい 〜
2009年10月7日(水)  No.2281

よかったよかった
 今日、お参りに伺った家に独りで暮らすおばあさん。ボクが行くと、ちょうど家の脇から出て来られ、ボクを見てビックリ。

 「あー、忘れてました。わたしはほんまにボケやから」「今日はやめておきましょうか?」「いえいえ、お願いします」とお家にあがり、仏壇の前へ。

 お忘れになっていたのですから、当然、何も用意がしてありません。

 「私がやりますからぁ」「いやぁー申し訳ありません。私がやるよりもよくご存知ですから・・・。すっかりぼけてしまって、悪いことでぇ」

 香炉と蝋燭立て、経机は床の間に、木魚や鉦は仏壇の下の戸棚に、蝋燭は仏壇の引き出し、お線香とマッチは仏壇の横。勝手知ったるおばあさんの家。

 読経が終わって、娘さんにいつも「とにかく火にだけは気をつけるように」と叱られるというお馴染みの話を聞き終わると、おばあさんが裸の1万円札を小盆にのせて目の前に置かれました。

 「これは?」と聞くと、御布施の金封が見つからないとおっしゃる。いつもどれほどの御布施をお包み下さっているのか知らないので、「こんなにたくさんもらっていますか?」と聞くと、「いえいえ、そうじゃないんですけど、細かいのがないので・・・もうこれで・・・」と。「こんなたくさんいただけませんから、お釣りをお渡ししましょう」と、財布からお釣りを出してお渡ししました。

 御布施にお釣りを出したのは、初めてでした。


 次に伺ったお家の80歳手前のご婦人。今日がご主人の祥月命日だったのに、ボクがそうお経を唱えなかったのが、ちょっと気に入らないみたい。スミマセン。

 「ちょっと、胸につかえていることがありまして・・・」とおっしゃるので、またお叱りを受けるのかと思ったら、「実は、主人の古い日記を見てしまいまして・・・」とのこと。

 話を聞いているうちに、ご婦人はその日記帳を持って来られ、ボクに見るように促されました。気が引けたのですが拝見すると、細かい几帳面な鉛筆の字で、何やらビッシリ書いてありました。

 ボクが日記帳を近づけたり遠ざけたりしていると、「見えないと思いますが・・・最後のページに、私と結婚することに決めたというようなことが書いてあるのです。でも、その後ろに、付き合っていた女性の名前が何人も書いてあります」と説明されました。

 ご婦人に日記帳を返すと、ご婦人はそのページを開いてボクに指し示し、「こんなたくさんの人と付き合っていたのに、私と結婚することに決めてくれたというのは、うれしいような・・・ちょっと複雑なのです」と、その後も縷々お話になりました。

 ご主人が亡くなって今日で14年。日記は昭和27年のものでした。

 「今日の御命日にこうしてお話になったのも縁ですから、胸のつかえは流してください」「はい、これでスッキリしました」ということで、一件落着?

 いろいろなことがあります。


 昨日からネットがISDN並みにすこぶる遅くなって手こずっていましたが、今日はパソコンのソフト&ハード、CTU、ルーター、LANケーブル、ハブなど、総延長50メートル、2棟に渡る機器を一つ一つ点検していきました。

 複数のPCで同じ症状が出るので、これはCTUなどの故障に違いないと確信し、NTTに電話すれど、ずーーーーーーっと話中。

 ひょんなことから、無線接続のノートの回線速度を測ってみると、それだけは正常。「もしや!?」と天井近くに取り付けてある無線アクセスポイント&ハブを調べると、LANポートの1つが不良でした。とうとう、正体見たり枯れ尾花!? 

 やっと原因を特定し、2日間にわたる格闘は終結へ。PCもチューンして、故障時の60〜70倍のスピードがでるようになりました。

 ほんまにやれやれです。これが不調では仕事になりませんもの。

〜 どれが悪いのかな? 〜
2009年10月6日(火)  No.2280

アサギマダラ
 朝からネットが不調。繋がってはいるのですが、まったく速度が出ず、メールを読むのも一苦労。

 昼頃にはちょっと改善したものの、やっぱりおかしい・・・。夜になっても直りませんでした。

 不可欠な道具なので、困りました。


 藤袴に、アサギマダラがやってきました。

 「旅をする蝶」「渡りの蝶」として知られるアサギマダラは、藤袴の蜜を好んで吸うそうです。蜜にはアサギマダラの繁殖に欠かせない物質が含まれているのだとか。

 待ちかねていた蝶なので、見つけた時には小躍りしましたが、神経質な蝶なのか、もう一歩と近づいたら、ひらひらと飛んで行ってしまいました。

 また来てねぇ〜

〜 藤袴にやってきたアサギマダラ 〜
2009年10月5日(月)  No.2279

バイキング
 3か月ぶりに会う友人と会食。ビジネス街の商業施設にあるバイキングのお店に行きました。

 大人1人2600円。ノンアルコールの飲み物はタダ。男性1300円、女性1000円でフリーアルコール。リーズナブル?な料金設定です。

 今日は日曜日とあって会社帰りの人は少なく、大半は家族連れか、小グループ。

 雰囲気は結構オシャレですが、味は「美味しい!」というほどではなく、まぁまぁ。和・洋・スイーツなど70種類以上の料理がありますが、バイキングって、案外食べられないですよね。フリーアルコールにしたものの、元を取れていないような気がします。

 「人件費は安くて済むし、これは案外お店が儲かるなぁ」と思いました。

 よもやま話をして、街をブラブラ。

 今日は満月。ビルの合間に月がよく見えましたが、街中で見ても、ちょっと風情がないような・・・真如堂に帰って、境内の建物と合わせ見て、ようやくお月見をしたような気分になりました。

 お月さん、何だか少し欠けているような気がします。大きな輪が付いていました。明日は雨かなぁ。

〜 友人が送ってきた満月の写真 〜
2009年10月4日(日)  No.2278

セルフケア
 「植えておくと、結構採れますよ」というのを聞いて買ってきたアスパラの苗から、爪楊枝よりも細いアスパラが出てきました。とても食べるような代物ではありません。

 株を大きく成長させて、ちゃんと収穫出来るまでに2年ほどかかるとか。でも、そこまで頑張れば、ニョキニョキ出てきて、採れ採れのアスパラが食べられる!?

 2年先は雑草に制圧されているかも知れません。


 じっと自分の顔を見ることなどほとんどないのですが、最近、髭を剃っている時によく見てみたら、目の下がずいぶんたるんでいることに気が付きました。ん〜 何だか年寄り臭くなってきたような・・・。

 調べてみると、目の周りの筋肉は非常に薄くて衰えやすく、衰えて支えが弱くなると、目の下のたるみの原因となるのだとか。パソコンなどの画面をずっと凝視した状態が続いたりして、まばたきの回数が極端に減ってしまうと、目の周りの筋肉の低下にもつながり、目の下のたるみの原因となると。

 某女優のように、たるみんだ部分を切って、ピーンと張った状態で貼り合わせるなどすれば手っ取り早いのでしょうが・・・クリームを付けてマッサージするのがいいのかな。
 鏡に向かってマッサージ? そんなこと我ながら気持ち悪いですし・・・。健康診断もそうですが、もう少しセルフケアに時間とお金をかけてあげないといけませんね。

 最近、情けない閑話ばかり・・・。

〜 爪楊枝よりも細いアスパラ 〜
2009年10月3日(土)  No.2277

字が思い出せない
 夢の中の出来事。

 ボクとご夫婦のような方が、机を挟んで座っていました。椅子に座っていたような気がします。

 何か書類のようなものに、ボクがボールペンで字を書いていました。

 先方がおっしゃった名前のようなものを書こうとしているのですが、字が思い出せません。「えーっと」と言いながら、1字目は何とか思い出して書きましたが、2字目がダメ。ご主人のような人に、「○○偏に□△です」と教えて貰っても、「えーっと」。

 四苦八苦しながら、ようやく書き上げたところからは覚えていません。

 最近、字が思い出せないことが多いのですが、さほど気にしているわけでもありませんでした。

 でも、本当は気になっているのかな?

 電子辞書を携行しないといけません。メガネと。

〜 雨に打たれる朝顔 〜
2009年10月2日(金)  No.2276

衣替え
 今日から冬衣。まだ夏衣じゃないと、暑いのに・・・。

 折しも今日は恒例の東山の尼寺の大般若転読会。大声を出す上に、動きのある法要なので、暑い、暑い。でも、法要の行われる部屋にはエアコンが入っていて大助かりでした。人間、だんだん我慢が出来なくなってしまいますね。


 夕方、茶色くなってきた蓮の葉を切り取りました。切り取ると同時に、切り口から白いミルクのような液体が滲出してきて、水の上に滴るほど。少しネチッとしています。舐めてみる勇気はありませんでした。

 色づいた柿の葉がハラハラと落ちてきたり、銀杏の実がここ数日でいっぱい落ち始めたり、秋を実感させることばかり。

 今年も3/4が過ぎたのですね。

〜 蓮の茎の断面。水面には白い蓮の液 〜
2009年10月1日(木)  No.2275

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