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2008年9月の日記

ますます慌ただしい
 今度新たに作った冊子・クリアファイル・絵葉書が、ドカッと届きました。さっそく職員さんたちに頼んで、晋山式の記念品にするための袋詰め。応接間は作業場と化しました。

 お香屋さん同士がニアミスをしたり、ロッカーが届いたり、消火機器の会社が故障を直しに来たり。晋山式の出欠に間違いがあって、慌てたり。

 夕方からは、晋山式の祝宴で奉納してもらう十夜鉦の講員の方々の練習がありました。8人の選抜メンバーにとっても、鉦を打つのは去年の11月以来。おまけに、普段45分ほど掛けて打っているのを、10分ほどに短くして欲しいと頼んだものですから、なかなか鉦が揃いません。

 今回、この晴れの舞台にあわせて、鉦講の人たちの着る肩衣や袈裟を新調しました。準備はすべて整ったのですが・・・ 「大丈夫かなぁ」 講の人自身もそう思ったでしょうし、作業をしながら聞いていたボクもそう感じました。

 「ほんまに大丈夫やろか・・・」

 晋山式の準備も佳境に入りました。こっちも、「うまくいくやろか、抜かりはないやろか・・・」

〜 双盤念仏の練習をする鉦講のメンバー 〜
2008年9月30日(火)  No.1909

ベンザエース
 節電のため切っていたトイレの便座のスイッチを入れました。今日はあまりに急に冷え込んで、座った時に思わず「うっ・・・」と声が出てしまうようになったのです。エコでも、体によくないことは続きません。


 とうとうデジカメを注文しました。去年の11月16日に液晶を壊してしまって依頼、「どれを買おう・・・なかなか気に入るのがないなぁ」と思って過ごした10ヶ月。

 友人にお古をもらって使ってきましたが、晋山式にスナップを撮るには手ぶれ補正付きが必須条件。少しは新しいカメラに慣れておきたいと考えると、もうこれ以上待てません。たくさん写真が撮れるようにメモリも一緒に注文しましたが、8Gで2200円なんて、信じがたい値段でした。

 一番最初に買ったデジカメは30万画素でした。今度のカメラはその30倍以上。さぁ、どんな写真が撮れるかなぁ・・・。


 どうやら風邪は快復方向へ動き出したようです。気力と睡眠の勝ちだぁ!

〜 近付きすぎだよ、さくら! 〜
2008年9月29日(月)  No.1908

せめぎ合い
 今日は法事2座。共に、お盆の頃に亡くなった方で、忌明けの法事でした。

 やっぱり風邪っぽい感じが抜けません。夕べはずいぶん寝たのになぁ。いま、快復に向かうか悪化するか、せめぎ合いをしていて、一瞬動きが止まっているような感じです。気力で快復方向に向けなければなりません。

 不調でも、どんぐり拾いはやめられませ〜ん。

〜 かわいくなってきてよかったね 〜
2008年9月28日(日)  No.1907

お彼岸明けの土曜日
 自坊のお勤めが忙しい日でした。お彼岸前後の土日は忙しいのが常なのです。

 10・11・12時と法事。急いで昼食を食べて、1時間半掛けて兵庫県の川西へ。拝んで帰って、京都に着いたのが5時過ぎ。もう1軒伺って、晋山式に使う紙袋をどっさり買って、事務所へ。境内の保安灯が点かないというのを点検して、やっと自坊へ。

 今日は朝から不調。風邪なのか首の不調なのか、頭がぼぉーっとしています。

 いま体調を壊すわけにはいかないので、夕食を食べて、熱めのお風呂に入って、8時前には就寝。

 何時頃か判りませんが、貫主から電話。階下での受け答えを夢うつつに聞いていると、どうやら本坊の火災警報の操作盤のランプが点滅しているという電話のよう。大事には至らないことなので、そのまままた眠りに就きました。

〜 本坊前の夕焼け 〜

2008年9月27日(土)  No.1906

もったいない
 最近、特にネットを通販を利用することが増えています。パソコン上で注文すれば、あとは動かずして届けてくれるのが楽。おまけに安いとあれば言うことなし。

 今日、23センチ四方、高さ18センチの箱が届きました。送り状のラベルには、「品名 エンゼルスプーン」と書いてありました。

 「なんだろう・・・」

 そういえば、昨日、注文していた芳名録が届きましたが、それを発注する時、あと60円ほど注文したら、送料が500円安くなるというので、そのショップで一番安かった180円のスプーンを加えたのでした。
 芳名録はショップから、スプーンはメーカー直送ということで2個口になり、後者のスプーンが今日送られてきたのでした。

 箱を開けてみると、緩衝材に使った紙などの下に、12センチほどの小さなスプーンが一つだけポツンと入っていました。

 「何だこりゃ! 馬鹿みたい!」

 あまりにも・・・あんまりです。
 
 もう一度元通りにして置いておいたら、空箱だと捨てられそうになりました。持ってみても、中に何か入っているとは思えませんので、仕方がありません。

 封筒に入れて郵送するとかいうのはシステム的にできず、仕方なくこんな箱で、しかも送料も高い宅配便で送ってきたのでしょうが、「エコ」という言葉からはほど遠い感じ。ボク自身もそれに荷担したような罪悪感さえ感じました。

 今日は、タックシールと名刺用紙を注文。これは普通に届くだろうなぁ・・。月曜日には版下データーを送って刷って貰った封筒が。これは思い通りに仕上がっているかなぁ?

〜 箱の底にスプーン一つ 〜
2008年9月26日(金)  No.1905

誤字
 「御寺院控え室」「関係者控え室」などと、晋山式の控え室の案内掲示を作っていた時、パソコンから打ち出された「檀信徒控え室」の文字を見て、「おやっ?」と思いました。

 ボクが今まで書いてきた「檀」という字と違うのです。ボクは、木偏に、旁は「鍋ぶた」の下に「回」を書いて、その下は「且」と書いていたのですが、打ち出された文字は「旦」となっていました。

 「おかしいなぁ。打ち出す時の都合でこうなるのかなぁ・・・」と思いつつ自坊に帰り、辞書を引いてみても、やはりプリントアウトされた文字の通り。

 つまり、ボクの間違い。キャァー、恥ずかしい! ずっと間違った字を書き続けていたということです。
 しかも、お寺にとって切っても切れない「檀家」の「檀」の字を書き間違えていたなんて。穴を掘ってでも入りたい・・・。

 たぶん他にも知らずに書き間違えている字があるはずです。そんな時でも、「これ。間違っていますよ」とは指摘してくれないでしょう。おそらく、内心で「字を知らはらへん」と思われているでしょう。

 恥ずかしい・・・。でも、まだ信じられない気持ちです。「フォントも辞書も間違っているのではないかなぁ」って。

〜 どのフォントで打ち出しても同じ。ほぉんと恥ずかしい・・・ 〜
2008年9月25日(木)  No.1904

プチ庭師
 今日は気分転換しようと、朝からノコギリを持って境内に出かけました。

 枝垂れ桜の‘棚’の更新を依頼していた植木屋さんが、ずいぶんたくさんの竹を残していきました。いわく、「一番上の段はまだ大丈夫だったので、そのままにしておきました」。それはそれでいいけれど、全部替えるつもりで仕入れたと思える竹が、何束も余ってしまっています。

 「持って帰って、その分の材料代を引いておいて!」と言いたいところですが・・・。

 もったいないので利用しようと思い、余った竹で雨水の集合升をカモフラージュする蓋や井筒の蓋を作ることにしました。

 竹を切るのは、竹切り鋸を使っても、最後に皮の部分が剥がれたりして、なかなか難しい技です。集合升の蓋になるだけの竹を切って、職員さんにステンのたわしで表面のアクをやさしく取るように頼みました。見かけが勝負ですから、できるだけ美しく!

 次は井筒の蓋。これは切のは切れても、紐で編まなければいけません。その編む行程が難しそうで、職員さんに「古いのを研究して編んでもらえますか?」と言っても、みんな二の足を踏んでしまいます。

 どうしようかと思案しつつ休憩をしに事務所に寄ったら、仕事にはまって抜け出せなくなってしまい、そのままお昼。昼食を食べて、首のために横になっていたら、例の植木屋さんが来ました。先日の剪定の際、他所の家の瓦を割ってしまったので、その後始末の報告です。

 向こうから余った竹のことを言い出したので、「あんなに使い切れないし、勿体ないから、井筒の蓋を作ってください」と依頼。作って持ってくるとかいろいろ言いましたが、「それでは意味がない。余った竹で作ってください」と依頼。これにて竹の件は一件落着。

 今日は大工仕事か庭仕事をしようと思っていたのも叶わず、結局午後はデスクワーク。晋山式の祝宴の座席表を確定してホテルにFAXしたり、絵葉書の最終色校正を確認したりしました。

 夜は法事の準備。彼岸前後は法事が増えます。大きい塔婆を書かなければいけませんが、これがまた首に堪えます。何とか休み休みしながら書き上げました。

 はぁー、今日もこれで一日が終わった! 寝られる!

〜 今日は、昼も夜も空がきれいでした 〜
2008年9月24日(水)  No.1903

彼岸中日
 お彼岸のお中日。

 例年はお参りになった方のお墓で回向をさせていただいていましたが、今年は拝み手がボクひとり。お中日など、2人でやっていても回りきれないほどなのに、ひとりではとてもとても・・・。それに加えて、今年は晋山式の準備で水塔婆も書ききれないほど。やっと、夕べ遅くに一応の完成を見ましたが、ちょっと中途半端気味。

 ということで、今年はお墓での回向をやめて、お中日1日だけ、お参りの方があるたびに自坊の本堂で回向をさせていただくことにしました。お参りになった方に本堂にお上がりいただき、そこで回向をして、お焼香をしていただくという新しいパターンです。

 でも、「どうぞおあがりください」と言っても、上がる方は1/3程度。急ぐからとか、座れないからとか、理由はさまざま。拝んでお焼香をされたほうがお参りをしたという気持ちになれると思うのですが・・・。

 急ぐというのもあながち口実ではありません。お中日のお昼前後は境内に車が入りきれず、参道に車列ができます。待ちきれずに路上駐車する人もいれば、運転者だけ置いて、他の方がお参りし、急いで車に戻るというご家族もあります。

 お中日のお参りは気が急くのです。ですから、「お中日以外の日にゆっくりお参りください」とお勧めすることがよくあります。

 今日お参りになったのは110軒ほど。水塔婆が中途半端にしか書いてなかったので、書き増ししなければならないことも多く、拝んでいるよりも、書いている時間のほうが長かったくらいでした。

 ここんとこずっと筆で書いていたり、パソコンでいろいろな作業をしていたりで、今日は頸椎が不調で頭痛気味。お昼頃、ちょっと人並みが途絶えた時に、絶えきれずに横になってしばらく寝込んでしまいました。

 住職になって初めて迎える秋の彼岸は、ちょっと準備不十分でした。来年は皆さんにできるだけ満足していただけるようなお彼岸にしたいと思います。


 お参りに来た子供たちにマテバシイの実をあげました! 「本堂の南側に落ちているよ!」と教えてあげました。

 「拾いに行こう!」と親を急かす子もいれば、まったく興味のない子もいます。「マテバシイはあく抜きをしなくても食べられる」と教えてくれたどんぐり博士のような子もいました。

 来年のお彼岸はどんぐり工作教室を併設しようかな! 怒られそう・・・。

 ともあれ、またこれで一山越えました。

〜 玄関に置いてあるマテバシイの実 〜
2008年9月23日(火)  No.1902

初恋の人からの電話
 夜、小学校の同級生から電話がかかってきました。初恋の人、純子ちゃんです。純子ちゃんとは、小学校2年生頃からしばらくの間、お習字を習いに行っていました。

 習いに行っていたのは、当時の担任の先生。もうひとりの男の子と市電に乗って、東山二条の先生の家まで行くのは、その頃のボクにとってちょっとした遠出でした。

 数ヶ月前、この先生が亡くなっていたことを、偶然、檀家さんから聞きました。独身だった先生は、苔寺近くの家で、姪に看取られて亡くなったそうです。

 その話を聞いた時、お寺の門の脇の借家にお母さんと2人で住んでおられたことを思い出しました。不思議なことに、一番に思い出したのは、その家の匂いでした。墨の匂いと家の匂いが混じった特有の匂いで、今でもひょんなところで、「この匂いは先生の家の匂いと似ている」と思い出すことがあります。

 サバサバした話し方に、女性であることを極力見せないようなショーットカットの髪型。先生には何か事情があったのだろうかと、子供ながらに思っていました。

 純子ちゃんは、先日の同窓会には欠席でした。出欠の返事はくれたものの、愛想のない内容でした。

 彼女とのコンタクトは何年ぶりでしょう? この前会った記憶は、彼女が飼っていた亀をうちの池に放して欲しいと頼まれて、檀家参りのついでに、京都市の外れにある自宅まで行った時のこと。もう10年以上は経ちます。

 普通、そんなに会っていない時に電話なら、‘自己紹介’をしてから話に入るはずですが、お互いそんなこともなく、「こんにちは。久しぶりやねぇ」と、いつも会っている人のよう。

 彼女は「同窓会、どうやったん?」とこの前のことを聞き、「○○さんに電話するんやけど、違う人が出てくるねん。引っ越さはったんかなぁ」と、同級生の電話番号を教えて欲しそうな素振り。「女性同士だし、まぁいいかなぁ」と教えて上げました。名簿も欲しそうでしたが、個人情報なので同窓会でも配布してないことを理由に断りました。

 「この前見ていたテレビで、○○君と思われる人の店がテレビに出ていたけれど、間違いない?」と聞かれ、「うん、○○の店やよ。同窓会の3次会にみんなで行ったよ」と教えて上げました。

 用件はこの2つだと、彼女は締めくくりました。

 「ひょっとしたら、総選挙に向けて動き出したのかな?」と感じました。彼女がそういう団体と関わっているかどうかはわかりませんが、2つの用件に10年以上ぶりに電話をしてくるだけの理由があるとは思えませんでした。

 それはともかく、幼なじみというのは、何年の隔たりがあっても、ごく自然に話せるものだと感じました。

 彼女も、もうオバサンになっただろうなぁ・・・。

〜 今日のヘブンちゃん 〜
2008年9月22日(月)  No.1901

雨にたたられる
 強い雨が降ったりやんだり、時々晴れたりの、とても不安定なお天気の1日でした。

 朝7時頃から墓参の方がお越しになり始めましたが、8時過ぎには土砂降り。少しして、車の中や本堂の下で雨宿りをしていたという方が何組もお越しになりました。

 本坊は当然雨漏り。いつもの場所に加え、別の場所でも漏り、落ち葉で流れが悪くなった樋は雨水を飲みきれずに溢れていました。境内の排水升も、雨水と共に集め寄せられた落ち葉で詰まり、あたりは水浸し。雷も加わり、一時停電もしました。

 午後は東山の寺で恒例の大般若転読会法要。法要の最中も土砂降りになり、雷鳴がとどろいて、障子越しに何度も閃光が走りました。終わって帰ろうとしたら、車の廻りは‘池’状態。くるぶしまで水に浸かり、裾をまくってようよう車に乗り込みました。

 夕方も断続的な雨。雨が上がった頃、夕方、友人から、「虹が出ているよ!」というメール。その人のマンションから見える方角なら東山の上に違いないと、本坊の前に出て大文字山を見たら、その上にうっすら虹が架かっていました。わぁー、うれしい!

 「ひょっとしたら涅槃の庭からも見えるかも知れない!」と書院を走り抜けて庭に行きましたが、虹が見えず、その代わり雨が吹き込んでずぶ濡れになった廊下のカーッペトの掃除をしなければいけない羽目になりました。

 雨は夜も断続的に降りました。この前の台風よりもよほどよく降りました。これで一気に秋が深まるのでしょうか?

 明日は雨の後始末が多忙に拍車をかけそうです。

〜 本坊の上にうっすら架かった虹。瑞兆かな? 〜
2008年9月21日(日)  No.1900

パズルのような席割り
 今日は彼岸の入り。日課の月参りも変更して貰う日がないので、通常通り。その間、自坊へは結構たくさんの方が墓参にみえました。

 晋山式の準備も大詰め。

 ホテルから、祝賀会の座席表を25日までに欲しいと言われ、その作成に四苦八苦。

 「お金もないので、派手にはしないでおこう」ということもあり、パティー参加者は250名程度。一番難しいのは僧侶の着席順。

 僧侶には「僧階」という順列があり、同じ僧階でも1日でも早く就いた人が上。寺の格というのもあります。それとは別に役職上の順列もあります。それをどう組み合わせて着席表を作るか。どうでもいいことのようですが、後からクレームがつくことも多いのだそうです。

 合間に、サッと写真を撮って、急いで「今日の散歩道」を更新。何とか、穴を開けずに済みました。

 まるでパズルをしているような作業を何時間もしましたが、結局、座席表は完成せず。期限付きの作業が目白押しです。

〜 今朝の収穫!! 〜
2008年9月20日(土)  No.1899

一つの山
 台風の影響はあるのかないのか、出たとこ勝負の今日の法要。晴雨両方の準備をしていましたが、開始前は雨も上がっていました。

 次々と来る黒塗りの車。今日は某企業グループの物故者員慰霊法要で、グループ26社の社長または会長さんたちが参列されるのです。

 7時から出勤してくれた職員さんたちは、クロのズボンに白いカッターシャツ、そして100円ショップで買い揃えたブラック・タイを締めて寺紋の入った法被の出で立ち。ピリッとしていい感じです。

 結局、念のために雨天仕様にて進行。本堂での法要後の墓参は、建物内からの遙拝ということになりました。

 法要は無事に終了。遙拝の途中で雨が降り出し、「どうして墓参にいかないのだ」と言っていた人にも納得してもらえたようでした。

 浄斎も終わって閉会の挨拶があると、あっという間に黒い車は1台もなくなりました。
 これで、一つの大きな仕事が終わりました。

 見送ったかと思うやいなや、たまたま今日来ることになった、同じグループの別団体が予定よりも早く到着。説明をしたり、物故者の仏前で焼香をしていただいたりして、1時間半ほどかかりました。

 朝早くからずっと動きっぱなし、気を使いっぱなしで、ちょっとグロッキー気味。

 やっとデスクに戻って封筒の印刷を依頼している業者に色校正が来ないと電話をしたら、「急ぐので省略して欲しい」とボクが言ったとか。・・・そういえば言ったかも。
 別の印刷業者に絵葉書の差し替えデーターが届いているかと電話をしたら、届いてないとか。そういえば、大きいファイルをネットで送るサービスからの確認メールが来ていない・・・。アップロードに失敗していたままだったみたい。あかんなぁ、疲れてるなぁ・・・。
 急いで自坊に帰って、自室のパソコンのデーターを印刷業者に送りました。危ないところでした。納品が遅れるところでした。

 しばらくお彼岸の塔婆書きをして、夜は晋山式の最終打ち合わせ会議。2時間ほどで、まずまず平穏に終わりました。

 帰ってひたすら塔婆書き。明日からお彼岸だというのに、まだ塔婆が書き上がっていません。50音順位書き進めて、やっと「ま」に到達したばかり。急がないと・・・。サボっているわけでもなし、目一杯。

 でも、大きな法要と晋山式の打ち合わせ会が終わり、これでかなり楽になります。さて、後は晋山式準備まっしぐら! ・・・その前にお彼岸。

〜 会議の帰り道に咲いていた彼岸花 〜
2008年9月19日(金)  No.1898

不正コピー
 六阿弥陀巡拝日。台風の接近で荒天になるかと思っていましたがそれほどでもなく、お参りの方々にも幸いでした。

 時折降る小雨に、昨日敷設が終わった本堂前の白砂が洗われて綺麗になりました。

 午後、六阿弥陀の参拝者がほぼ絶えた頃より、明日の大きな法要の準備作業。外での行事は明日の天候次第なので、晴雨2パターンの心づもりをしました。

 明日は職員さんも7時に出勤するとか・・・。一応、始業時間は9時なのですが・・・申し訳ない・・・ありがとうございます。

 間もなく試用期限の切れるイラストレーター。ポスター、パンフレット、封筒などのデザインと、試用期間にも関わらず大活躍でした。

 友人がコピーをさせてあげると言ってくれたので、「ほんじゃ、夕飯ご馳走するわ」と、夕食を共にしてよもやま話。今夜は仕事も溜まっているので、お酒はまた今度。

 「大丈夫かなぁ。インストールできるかなぁ」と話して自宅に帰り、借りたCD−ROMでインストールを試みました。

 イラストレーターを起動すると、「試用期限が切れました」の表示。「あー、危ないところだったなぁ。でもこれで助かった」と思いつつ、インストール作業。でも、インストールできる回数を超えているという旨の表示が出てできません。

 ネットを通じて認証作業がされるようで、不正コピーはすっかりバレバレ。やっぱりあかんかぁ・・・。やっぱり買うっきゃないかなぁ。まぁ、一通りの作業はしたので、しばらくはいいかな。

 同じく借りたパワーポイントもダメかも・・・これも不正コピーだから。

〜 設置を終えた映画の碑 〜
2008年9月18日(木)  No.1897

ひとたび寺を出たからにゃ
 お参りに出たついでに、お買い物。いろいろ回るところがあるので、忘れないようにメモに書いて出かけました。

 まずはお漬物屋さん。晋山式に御祝辞を賜る方への手土産。え゛ー、定休日! 仕方がないので、次はお菓子屋さん。これは知人への進物。ちゃんと目的達成! 別の漬物屋さんでリベンジ! え゛ー、ここも定休日!

 やっと、月参り。次は、包装資材の店で買いだし。手提げ袋、新しく作る絵葉書の袋、プチプチなどをわんさか買って、両手と脇を使って車に運びました。

 よぉーし! もう一度漬物屋さんだ! 今度は開いていました。水曜日は休みが多いのかな? 「水に流れる」を嫌って? 3軒目にしてようやく漬物GET!

 よっしゃぁ! 次は挨拶の手土産の本命「虎屋の羊羹」。電話で注文しておいてもらったので、すんなり。この店は、いつも「お熨斗はこのように書かせていただきました」と見本を見せてくれます。間違いがあっては困るからなのでしょうが、「見本の熨斗の紙が無駄だなぁ」といつも思います。

 次は銀行。ボク個人の口座にお金がなくなってきて、そのうち引き落としもできなくなってしまいそうなので入金。銀行に来るのは久しぶりだったので、記帳にも少し時間がかかりました。

 最後に、御祝辞を賜る方のお寺へ。アポ無しなので面会させていただくつもりはなく、ご依頼状と資料、手土産の羊羹と漬物を内侍の方に託させていただきました。

 はい、これで朝の巡回は終了!

 何だかとっても仕事をしたような気分になりました。

〜 地面を黄色く染めるオオモクゲンジの花粕 〜
2008年9月17日(水)  No.1896

輻輳する作業
 朝の散歩で、大砲どんぐり(マテバシイの実)を帽子いっぱい拾いました。昨日は散歩に行けなかったのですが、こんなにたくさん落ちているということは、ボク以外に拾う人がいないということのようです。

 「もういいかな」と思いつつも、落ちているのを見ると拾わずにいられません。涼しいと思っていた朝でしたが、どんぐりを拾っているうちにすっかり汗ばんでしまいました。
 ボクのどんぐり拾いは、少し強迫的かも・・・。ボクひとりで、大きなマテバシイの木のどんぐりを拾い尽くすことになりそうです。

 今日も境内の各所で作業が行われています。

 本堂前の白砂の取り替え工事が始まりました。古い砂を取り除く過程で、漆喰で固めたような地盤が出てきたそうです。山砂の固まったような層もありました。毎日その上を歩いていましたが、漆喰で固めてあったなんて、まるで知りませんでした。

 ボクが見ると、職人さんはベンチで休憩。暢気そうに作業が進められていました。

 大工さんは屋根の野路板を剥がす作業をしていました。「結構ひどいです」。補修工事はやってみないとわからないところがあります。ボクも梯子に登って現場を確認しましたが、天井板の上には屋根土が積もっていました。これでは風が吹く度に土が落ちて、床がざらつくのも仕方がないと思いました。

 庭師さんは今日も2社。立木の伐採などの荒っぽい作業をする業者と茶庭の筧などを交換などの細かい作業をする業者。
 こんなに成果の見える手入れはないと思えるほど、茶庭は見違えるほど変わりました。いい感じです。

 職員さんは、19日の大きな法要の準備に追われています。

 法要後に食事をしていただく食堂の電球式の蛍光灯を、すべて白熱球に交換しました。時代に逆行するようですが、食事を美味しく見せるには蛍光灯よりも白熱球。本当はダイニング用の蛍光球にしたかったのですが、メーカー取り寄せで間に合いませんでした。

 台風が来そうなので、墓前のテントも張れず。協議の結果、建物内からの遙拝などに代えることにしました。また段取りを変えなければ・・・。

 並行して、10月の晋山式の準備も進めています。今日は大津・坂本まで祝辞の依頼に行きました。晴天で琵琶湖が綺麗でした。

 事務所はますます資材置き場状態。さぁ、この2週間が勝負だぁ!

〜 敷き石と間違いそうな猫。そんなことはないか・・・ 〜
2008年9月16日(火)  No.1895

植木屋マジック
 今日は植木屋さんが2社、合計9人、大工さんが2人。明日は本堂前にユンボが入って白砂の施設工事、明明後日は池の横にユニックが入って「映画の碑」の設置。境内のあちこちで作業が進められています。

 以前からあまり気に入らなかった本坊茶室の庭。竹垣を更新して貰うついでに、庭師さんに「好きにやってください」と大幅な模様替えを依頼しました。

 「あれを切って、あっちが見えるようにして・・・」というプランを聞かせて貰って、「はい、思い切ってやってください」と重ねて依頼。しばらくして見に行ったら、あっ! と驚くほど変わっていました。

 庭の説明をしていた職員さんも、「お客さんをお連れして説明に来る度に、1本、また1本と木がなくなっていくんですから、ビックリしました」と驚きを隠せない様子。

 植木屋さんや大工さんの仕事を見るのは大好き! 仕上がりが楽しみです。

 でも、今日1日で終わると思ったのに、明日もやるのかな? 今月は請求書の山? おとろちや。


 19日にある大きな法要の段取りは目処がついて、頭の中の混沌の塊が消えてきました。

 想像段階では塊は大きく大きくなって、頭の中がはち切れそうになりますが、実際に動き出すと萎んでいきます。動き出すまでの想像も大切なプロセスです。

 塊を大きくしたり萎めたりするもまた楽しいものですが、今は大きな行事が続いて、頭が腫れる感じ。萎んだ感覚も味わいたいな・・・。

〜 手入れ前の庭 〜

2008年9月15日(月)  No.1894

忘れた・・・
 月参り、法事、月参り、仏壇開眼、帰って事務所に行って何したっけなぁ?

 日記を書くのを翌日回しにすると、前の日に何をしていたか思い出せません。ちょっと危ない傾向です。

 夜は塔婆書きをして・・・ 前日も寝不足なので、体調不良になってはいけないと思い、早く寝たのは覚えているのですが・・・。

 夕べの食事は・・・

 あかん。こりゃいかん。

 あっ、そうだ! お墓に月を見に行ったっけ! 少し雲がかかっていたけど、よく見える十五夜でした!

〜 黒谷蓮池の萩 〜
2008年9月14日(日)  No.1893

おら、忙しいオーラ
 今日も忙しかったぁー。きっと、今のボクからは‘忙しいオーラ’が出ているに違いありません。よく、「お忙しそうですね」と言われますから。

 午後は、お参りの予定を失念していて、約束の時間に1時間も遅れてしまいました。本当に申し訳ないことです。気をつけていたのですが・・・すっかり忘れていました。

 夜は夜なべ仕事のオンパレード。お彼岸の塔婆書きの合間に冊子の校正。日付が変わる頃から、新しく作る絵葉書の写真の選定作業とキャプション作り。

 でも、もう頭が回りましぇ〜ん! キャプションは、もっと頭が元気な時に考えようっと。

 忙しすぎて、明日は名月に向かって吠えてしまいそう。

 わぉーん!

〜 絵葉書選定中! 〜
2008年9月13日(土)  No.1892

雑然
 事務所の応接セットの机の上は、次第に物置場状態と化して雑然としてきました。

 しばらくいろいろな行事が続いていて、その準備のための品物が何種類も置いてあるのです。業者に発注していたものの納品もあり、段ボール箱も多くなってきました。

 今日、「お十夜」のポスターが届きました。こちらで作ったデーターを格安印刷屋さんにメールで送って刷って貰い、完成品を宅配してもらったのです。A2版のポスター500枚で1万6千円。安〜い!!

 何だかイラストレーターを使うのが癖になりそう。夜には封筒のデーターを送りました。

 今日から大工さんが雨漏りの修繕に取りかかりました。屋根の葺き替えをしたいのですが、今からしていては晋山式に間に合いません。かといって、軒先が崩れかかったまま放っておけません。そこで、とりあえず見える部分だけを最優先に補修して貰うことにしました。

 植木屋さんも剪定作業をしています。境内もあちこち作業中で雑然としています。


 夕方から某企業グループの護摩祈祷法要で、一流企業の部長クラスの人たちが参列。一心にお祈りになって、普段の大変なことを境内の片隅に置き去りにして帰ってくださればと願います。

〜 出来上がったポスター 〜
2008年9月12日(金)  No.1891

火葬場
 朝、昨日見つけた仔猫を見に行きましたが、姿もなし、声もせず。こっそり身を潜めているのでしょうか? 無事でいてくれるといいのですが・・・。

 本堂の前には、敷き代えるために置いてある白砂の山と工事中の映画の碑に掛けられたブルーシートが点在。通りがかる人に、「何ですか?」と時々聞かれます。白砂は数日中に、映画の碑も18日には設置されます。

 植木屋さんも入っているし、明日からは大工さんも工事にかかります。10月の晋山式に向けて、いまいろいろなことが急ピッチに進んでいます。


 月参りに引き続いて、東大阪での葬儀に向かいました。

 12時からの葬儀なので、お腹が空くだろう思って、高速に乗る前のコンビニで「ソイジョイ」を買いました。CMでは知っていましたが、初めて食べるのは初めて。美味しくもありませんでした。

 家族・親族だけの葬儀を終えて火葬場へ。大阪の火葬場は概して旧式で、しかも街中にあり、今まであまり良い印象がありません。今日の火葬場も、東大阪のちょうど中程の、今となっては街の真ん中にありました。

 小さな火葬場で、ゲートを入ったところの建物には阿弥陀如来の石仏がまつられているだけで、炉がありません。火葬する前に拝む三昧堂でしょう。ずいぶん古そうな石仏で、三昧堂があるような昔のままの形式の火葬場が街中にあるなんてとても不思議。しかも、公営なのに仏像があるなんて、とても不思議です。きっと、ずいぶん歴史のある火葬場に違いありません。近代的な火葬場とは違った良さを感じて感動しました。

 石仏の横を通って建物を出ると、後ろ側に炉が4基ほど並んだ建物がありました。炉内の耐火煉瓦は結構傷んでいて、火葬に3時間を要するというのもうなずけました。

 ご葬儀を勤めさせていただいた100才のおばあちゃんともお別れです。

 3時間の間に仕事をしようと、たくさん書類などを持っていきましたが、ご遺族と食事をしている間に時間が過ぎ、ほとんど手付かず。御骨が帰って来られたお勤めと繰り上げの初七日の読経をして、6時過ぎに帰宅。少々疲れました。

〜 本堂前のブルーシート群 〜
2008年9月11日(木)  No.1890

法要と通夜
 真如堂の唯一の檀家、先代の御当主とご令室の法要。職員も朝からピリピリ。こっちもウロウロ、バタバタ。

 真如堂の僧侶でもボクよりも若い人は先代を知らないでしょう。実に堂々とした「お殿様」のような風格のある方でした。在りし日のお姿を思い出すと共に、時の流れを感じました。

 後片付けが終わって程なくした夕方から、東大阪に通夜に出かけました。東大阪に行くのは初めて。喪主がいつも「草深い河内の里」と書いてこられるので、どんな田舎かと思いましたが、まったくの都会。草むらなどありませんでした。

 高速を乗り継いで往復3時間半近く。初めて通る道は、ナビの先導があるとはいえ緊張し、少し疲れました。

 帰って、先日来かかっている冊子の文字校正を完成させ、出稿。彼岸の塔婆書きなど、やることは山積していますが、法要と遠出で疲れました。

 今夜はもうお仕舞い!

〜 ヘブン、今日は過去最高の開花 〜
2008年9月10日(水)  No.1889

事故から1年
 カラッとしているような、それでいて結構暑い日でした。午後からは法要で大忙し。

 思い返せば、去年の今日は大事故に遭って大変でした。3人が重傷。テレビにも新聞にも出たそうです。

 100%先方の過失というものの、20才そこそこの女性たちに後遺症が残っていなければいいのですが・・・おそらく完治していないでしょう。
 こちらも大変でした。最初はタクシーに乗ることさえ怖かったですが、今は普通に運転できるようになりました。

 1年・・・もっと、もっと経ったような気がします。

 今朝は、マテバシイの実を7つも拾いました。ポケットに入りきらなくて、帽子に入れて帰る日も、そう遠くないかも知れません。

〜 秋の蓮 〜
2008年9月9日(火)  No.1888

秋の収穫
 天気予報では午後から次第にカラッとした秋らしいお天気に変わってくるとのことでしたが、朝のうちはまだまだ蒸し暑く、散歩をしていたら結構汗をかきました。

 茶所前のヘブンちゃんは、今朝は10輪以上咲いていました。やはり、本番がこれからだというのは本当のようです。

 「ひょっとしたら」と毎年マテバシイが落ちるあたりを探したら、たった一つだけ実を見つけました。「大砲どんぐり」です。

 毎年散歩の度に拾って帰るので、結構な量が集まります。今までは結局干からびさせてしまっていたのですが、最近は「カフェ水琴窟」にお越しになる方に持って帰っていただいているので、ほとんど‘完売’です。

 マテバシイを拾う日々がそろそろ始まりそうです。いよいよ秋も深まってきたことをたった1つの実から実感しました。

 1つのマテバシイを拾っただけで‘拾い癖’に火が付き、椿の実、蓮の実、山吹の実を集めました。椿の実は熟して弾ける前に落ちたようです。蓮の実は、茶色くなった蜂の巣状の花托を傾けると手のひらに転がり込んできました。山吹はバラエティーを添えるために無理矢理取りました。

 これだけで、手のひらの中に秋の乾坤が広がった気分です。

 手に握りしめて散歩するのは不自由なので、黒谷墓地内の石碑の上にこそっと置きました。『檸檬』のようです。

 黒谷の文殊塔前の階段を往復して、帰路に就き、もう一度マテバシイのところへ戻ってきたところで、置き忘れた実のことを思い出しました。

 せっかくの‘宝物’を忘れたままにしておけないと、動物が冬に備えて蓄えた木の実を忘れてしまい、そのまま芽が出てくるイメージを浮かべながら急いでユーターン。

 「ひょっとして、誰かに盗られているかも・・・」と思いましたが、ちゃんとありました。そんなものを拾って喜んでいるのは、この近在にはボク以外いないでしょう。

 わずか30分ほどの散歩で、秋の訪れを満喫した朝でした。

〜 今朝の収穫 〜
2008年9月8日(月)  No.1887

順遅れ
 11時の法事と12時の法事の参列者が、10時過ぎ、ほぼ同時にお越しになりました。

 12時の方は遠いので早めにお越しになることは織り込み済みでしたが、こんなに早いとは・・・。

 11時が近づいてきましたが、参列する予定の方の1人がJRの事故で遅れ、もう1人は二度寝をして寝過ごし、定刻には間に合わないとか。困ったなぁ。

 こんな時に限って、12時の方が注文された料理が、仕出し屋さんの勘違いで11時に来てしまいました。

 両家の方々に加えて、配膳の準備をする仕出し屋さんで、寺の中はグチャグチャ。

 「そのうちにお着きになるでしょう」と11時過ぎに法事を始めたところ、1人は途中で来られたものの、もう1人は法事が終わった段階でやっと京都駅。結局、お食事を予約しておられた場所に直行されたようです。

 そのあおりを受けて、12時の法要は15分遅れ。読経の途中で土砂降りの雨の音が聞こえましたが、終わって参列者のほうを向くと、雨はすっかり上がって、少し日も差していました。定刻に始めていたら、きっとみんなずぶ濡れになっていたでしょう。何が吉となるかわかりません。

 空が秋らしくなってきました。来週は蒸し暑さもなくなって、秋晴れの日が続くとか。うれしいなぁ−。

〜 秋晴れの夕刻の空 〜
2008年9月7日(日)  No.1886

同窓会プチ参加
 遠方の月参り3軒を終えて帰って来たら、境内に同じ宗派の僧侶が引率する団体の姿が見えました。
 「団体の予約は入っていないはずだけれど、対応をしなければ」と、慌てて本堂へ。普段は滅多にしない説明などをして、書院、庭と案内。「お気をつけて」とお送りしたらもう1時前。

 帰って食事をして、着替えも中途半端に下着に近い格好ながら、まだ誰も来られていないだろうと「メダカの学校」の教室の引き戸をパッと開けたら、ちょうど目の前に人がおられてビックリ! ギャァー! 見られちゃったかも・・・ おー、恥ずかしい。

 メダカが終わって、何度も準備を重ねてきた小学校の同窓会に、お帰りになる方向が同じだった講師の車に乗せてもらって駆けつけました。

 1時半から始まった同窓会も、もう2次会半ば。ちょっと入りにくかったのですが、ドアを開けると、「こっちこっちと手招きしてくれたり、握手してくれる旧友がいて、ホッとしました。

 みんなはお腹もふくれているでしょうが、ボクはお昼も中途半端にしか食べていないので、腹ぺこ。水割りと乾き物を食べながら、いろいろな人に声を掛けたりしているうちに、2次会は終了。

 3次会・・・行きたいけど、行っているわけにいきません。「2次会に遅れてきて、3次会へも行かないのか!」というブーイングの中、地下鉄とタクシーを乗り継いで帰り、夕食。それから、明日の法事の準備と急ぎの原稿を片付け、日付が変わる寸前までお彼岸の塔婆書き。

 この前の寝不足がまだ響いています。

〜 ほんのちょっと参加した2次会 〜
2008年9月6日(土)  No.1885

寝不足を忘れてた
 いつもよりも1時間寝坊して、「もうこれ以上寝てられない!」と起きたものの眠たくって・・・お勤めも短め。

 8時から、「映画の碑」を設置する業者と打ち合わせ。今日から工事にかかります。

 昨日は水道管の引き込みを替えるための工事が1日中行われ、今日は碑の工事。来週は植木屋さんに電気屋さん、本堂前の白砂敷設工事と、今月は大きな行事の間を縫うようにして、工事や作業が目白押しです。

 外回りを迅速かつ丁寧に済ませて、冊子のための写真データーを送る作業。写真を撮ってくれた職員さんが休日返上で届けてくれたCD−ROMの中から、差し替えデーターを選び直さなければいけません。

 急いで作業をしていたら、業者から内容を少し追加してはどうかという提案の電話。OKを出したものの、業者は「今からページ構成は変えたくないので・・・」。
 「どっちやねん! 誰のせいでこんなギリギリまで遅れたんや!」とは言いませんでしたが、ここで妥協したらいいものはできません。「追加する内容を生かすためは構成を変えないと意味がない」と主張して、無理矢理3ページ分のレイアウトの変更を指示。そのための写真と原稿を追加しなければならなくなって、境内に写真を撮りに行ったり原稿を書いたりで、眠たいどころではなくなりました。

 昼ご飯をはさんで、ようやく1時前のすべての作業を完了。夕方の電話でまたキレました。「しっかり第二稿を作ってよ! 1ヶ月も放っておくからこんなに作業が詰まってくるやんか!」と、思っていることは口にも出しませんでした。

 その合間を縫って「今日の散歩道」の更新作業、明後日の法事の準備。体と頭がもう一つ二つ欲しいものです。

 落ち着いてたら急に眠たくなってきました。睡眠時間3時間弱では、寝るのが大好きなボクは生きていけません。

〜 酔っちゃった? 腰は砕け、目も座ってる。 〜
2008年9月5日(金)  No.1884

エエ加減にしてんか
 今月中に作成しなければならない真如堂の小冊子。原稿をすべて渡してから1ヶ月も経つのに何の連絡もありません。しびれを切らして連絡したら、デザインが出来上がったところなので出来るだけ早く会いたいということで、今日の午後打ち合わせ。

 出来上がってきた原案を見て唖然。A4版で打ち合わせをしていたのに、原案はB5版。写真のサイズが小さいので、ほとんどがA4に対応できず、しかたがないのでB5にしたのだとか。打ち合わせ段階ではぜんぜん問題ないと言っていたのに・・・マジなの?

 使っている写真も最初に業者が作ったサンプルに使われていたものが多く、せっかくいっぱい渡した写真が生かされていない感じ。文字原稿もすべて渡したのに、活用されていないばかりか、「もらっていない」と。また、長い原稿を渡すので、業者側で短く要約するという作業も果たされていません。おまけに、日程的に厳しいので、明日の朝に差し替える写真のデーターや文字稿が欲しいとのこと。

 「エエ加減にしてよ!」とかなり頭に来ましたが、とにかく今月中に作るのが大命題。作業を進めなければなりません。

 写真データーの入ったCD−ROMを探せども行方不明。おかしいなぁ・・・。とりあえず何としても写真を渡さないといけないので、写真を撮ってくれた職員さんに、明朝、手持ちのCD−ROMを持ってきて貰うように依頼しました。

 知人と夕食を食べに行き、帰って来たのが11時過ぎ。さぁ、作業開始だ!

 まずは、CD−ROM探し。おかしいなぁー。やっぱりない。また、ボクの部屋のブラックホールにはまり込んだみたい。でも、写真は明日の朝になれば何とかなるので、文字稿の追加修正作りに取りかかることにしました。

 こういう時は、アルコールが入っていても眠たくありません。夜中だというのにケーキを食べて頭に活力を送り、紅茶を飲んで、いざ、作業だ! ん〜、ええ調子や!

 結局、3時までかかって文字原稿を完成させ、メールで送りました。後は、明朝のCD−ROMを待って、写真を送ればこちらの作業は完成。

 依頼していた絵葉書やクリアファイル作りの作業は何も進んでなく、「ほんまにエエ加減にして!」。リニュアルの時には業者を選定し直さなければいけないでしょう。

 実にいろいろな仕事が錯綜する中、魔事なきよう事を進めていかなければいけません。頑張ろう。。。

〜 隣寺の蓮の葉っぱと百日紅 〜
2008年9月4日(木)  No.1883

絵本ブーム
 先日、友人に絵本をもらいました。英語の絵本でしたが、ちゃんと訳まで付けてくれていたので、その世界にすうっと入って行くことができて、とても楽しめました。

 後日、書店に行ってみましたが、置いてある絵本はわずか。近くにある絵本専門の書店に行こうかと思いましたが時間がなく、それっきり行けず仕舞いでした。

 絵本のほんわかした世界に身を置きたい衝動が消えず、ネットでいろいろ調べてみて、一気に4冊を注文。昨日、今日、それらが届きました。

 絵本って、絵と文字、ストーリーのバランスですね。どれかを欠いても、本当のお気に入りにはならない感じ。ネットで買うのは、そこのところが少し難しい気もしました。

 文句なしに楽しめたのは『だじゃれどうぶつえん』。

 「ペンギンがペンキを塗って、「ペンギンぬりたて」。ライオンがカレーを食べて、「かライオーン」。リスがシワーで頭を洗って、「シャンプー アンド リス」。動物が主役のダジャレのオンパレード」

 頭を使って考えたりする必要もなく、一人でニタニタしながら、時には吹き出しつつ見ました。駄洒落の勉強になるなぁ−。

 一番気に入ったのは『いつもだれかが…』。

 「いつもだれかが、そばにいた。あぶないときにはたすけてくれた…。幸運だった一生をふり返る祖父と耳を傾ける孫、二人を‘見守る存在’を描き、子どもから大人まで、しみじみと心が癒される作品。」

 自分が何かを成し遂げた、あるいは逆に危ない目に遭わなくて済んだなどという時、その影に大きな力が働いている。自分一人の力じゃないんだよということを静かに語ってくれます。

 絵も、文章も、語ってくれていることも、みんな気に入りました。

 しみじみしたい時にはこの本を読み、理屈なしに笑いたい時には『だじゃれどうぶつえん』を見る。

 楽しみが増えました!

〜 『だじゃれどうぶつえん』の1ページ 〜
2008年9月3日(水)  No.1882

体験版
 夕べ、完成しせずに断念してしまった Illustrator による版下作り。今朝は5時からその体験版をダウンロード&インストールするところから開始。

 少しでも経費を節減するために自分で完全版下を作り、それを遠方の安い印刷屋さんにメールで送って刷ってもらうのです。

 エラーが出てインストール中断。ネットで原因を調べてリベンジ。ようやくインストールして、夕べ途中になっていた古いバージョンのデーターを更新し、作業に取りかかりました。

 さすがに新しいバージョンは動きも軽快でわかりやすい。買うと、アップグレード版でも2万五千円ほどもします。体験版は30日間だけという限定付きですが、タダ。昨日制限なし。30日の間に使いまくろうっと!

 こういう細々とした作業に没頭するとすぐに時間は経ってしまいます。自坊の月参り、いろいろな打ち合わせや手配など、あっという間に夕方。夜はお彼岸の塔婆書き。1日はなんて短いのでしょう。一生もその延長。

〜 いい気持ちだニャン 〜
2008年9月2日(火)  No.1881

屋根の上の草引き
 今日から9月。8月は1ヶ月の行事がお盆の間に凝縮されたような月でしたが、今日からまた‘普通’の月に戻り、ルーチンワークも復活します。

 今年の9月はやることがいっぱいで、頭の中がこんがらがってしまいそう。

 そんな中でも、境内の様子が気になり、植木屋さんや電気屋さんを手配したり、修繕の見積もりを依頼したり、もっと細かなことは自分でしたり。

 この前から気になっていた本堂前の手水舎の屋根に生えている草の除去にかかりました。屋根から緑の草が生えているのはとても格好悪く、もちろん建物にとっても悪いだけ。
 梯子を掛けて登った手水舎の屋根は、思っていたよりもよほど急。江戸時代の創建時のままと思える蝋燭桟葺きの瓦は見るからに脆そうで、体重を掛けるのもはばかられました。おまけに、今日は天気がよくて瓦が灼けて熱い!

 急で恐いし、体重も掛けられない。瓦に手をついたら火傷しそうという中を、棟にしがみつくようにして草引きをしました。羊歯、百日紅、もみじ、椋など、いろいろな木や草の芽が出ていて、その意外さは楽しくもありましたが、やっぱり恐い。

 梯子を出したついでに、茶所の樋の詰まりや枯れ枝の除去なども行いました。

 外仕事はやっぱり気持ちいいなぁ〜。ずっとこういうことをしていたいなぁ〜。

 ボクが手水舎や茶所の屋根に登って、廻りをウロウロしていても、野良猫たちは平気な顔で寝そべって涼んでいました。

 来世は植木屋をする猫がいいかも!

〜 瓦の間から生えてきていたもみじの芽 〜
2008年9月1日(月)  No.1880

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