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2008年7月の日記

水引と柱巻き、設置完了!
 早朝、一山の‘若手’が集まって、本堂で行われる盆施餓鬼の準備をしました。法要が行われるのは7日と10日ですが、そろそろ棚経が始まるので、早い目にするわけです。
 終わって、昨日の続きの柱巻きと水引を吊る作業。昨日の夕方、もう一度ホームセンターに行って、つり下げるためのポールを買ってきました。昨日は塩ビの太めの水道管でやってみたのですが、予想以上にフニャフニャでダメだったので、今度は棚用の鉄管をビニールコーティングしたものを買ってきました。

 まずは1本2.5メートルのものを継ぎ手で継いで、8.2メートルに。接着剤が乾くまでしばらく他の作業をして、1時間後に作業再開。昨日のポールと差し替えて、吊り下げてみました。少し不具合があって、いったん降ろして、また上げ直し。いろいろやりましたがうまく行かず、それを改善すべくもう一度接着剤を使用。乾くまで小休止して、午後から作業再開。

 午後からも2回上げ下ろしをして、ようやく2時過ぎに設置完了! 昨日から、何度上げ下げしたり、ハシゴを上り下りしたでしょう。やっとその甲斐あって、設置が完成しました。

 柱巻きと水引が新しくなっただけで、本堂がパァーッと明るくなりました。寄付した甲斐があります。

 寄付をした日付は今年の10月になっていますが、今度のお盆の法要で、たくさんの参拝者に初お目見えです。檀信徒の方々にも、「これが今度寄付をしたものです」と実物を前に説明させていただけます。

 次に新調する時は、ボクはもう生きていません。何だか大きな仕事をしたような気がしました。


 夜は友人とお盆の「出陣式」で杯を交わしました。明日から8月。さぁ、やってきます、お盆!

〜 取り付けが済んだ水引と柱巻 〜
2008年7月31日(木)  No.1848

戸帳の新調
 今年から出仕を仰せつかっている東山の門跡寺での皇室法要。今日は明治天皇の法要でした。

 法要後の精進料理は、季節らしさにも溢れていて、いつもながら美味しい。でも、結構慌ただしく食べるので、一度はゆっくり食べてみたいと思います。


 帰ったら、本堂に取り付ける柱巻き、水引、戸帳が届いていました。吉祥院の檀信徒会から、前住職の貫主晋山祝として贈るために、この春に発注したものです。

 いま取り付けてあるものは、すでに50年以上を経過してボロボロ。しかしながら、新調するにはかなりの金額になるので、今まで交換できずにいました。その傷み具合がずいぶん気になっていたボクは、今回の晋山祝としてそれを新調して寄付することを考え、檀信徒の方々の賛同を募っている最中です。

 晋山祈念としては、当の本人に袈裟などを贈ることが多いのですが、それでは個人の所有物になってしまって、結局は出身の塔頭に戻ってしまうだけ。真如堂には何も残りません。真如堂のためになるものを贈りたいと思ったのです。

 金襴などを使った織物による柱巻き、水引、戸帳は立派なもので、ずっしりと重たかったです。

 裏側に寄付の趣旨などを書いて貰った後、戸帳は難なく吊すことが出来ました。柱巻きは高さが4メートルほど、水引の幅は8メートル強。ボロボロになった以前のものを取り外し、新しいものと取り替えるのですが、なかなかうまくはいきません。

 職員さんにホームセンターにひとっ走りして貰ったりして、いろいろやってみましたが、今日のところは断念・・・残念。

 はぁー、くたびれた。

〜 取り付けが済んだ戸帳 〜
2008年7月30日(水)  No.1847

風防の付いた風貌
 バイクに風防が付きました。思っていたよりも薄く、クリアな感じです。

 バイク屋さんから自坊まで3分ほど乗っただけなので、その効果のほどは判りませんが、目の前に風防の上端がくるので、ちょっと鬱陶しい感じ。
 バイク屋さん曰く、「ぜんぜん違います」って。風の抵抗や雨の当たり具合など、かなり違うのだそうです。

 風防の付いたバイクって、銀行の営業か、新聞配達か、月光仮面・・・月光仮面は付いてないかな。

 バイクに乗る楽しみが増えました。お盆準備が着々と進みます。

〜 風防が付いた愛機 〜
2008年7月29日(火)  No.1846

13日ぶりの雨
 お昼前、雷鳴が遠くから聞こえて来るようになりました。市内の他の場所ではもう降り出しているとか。

 バイクで外回りの帰り道、雲の様子を見て、「まだ大丈夫だなぁ」と判断し、バイク屋さんに寄って、取り寄せて貰っていた風防の取り付けを依頼し、上り坂を歩いて帰る道すがら、雷がだんだん近付いてくるのがわかりました。

 事務所にちょっと寄って、自坊に帰り着いた途端、パラ・・・パラ・・・パラパラ・・・ザァーー という感じで、いきなりの雨。また昨日のように思わせぶりかなと、最初は信用しませんでしたが、どうやら本降り。

 いやぁー、うれしいのなんのって。これで地面が潤います。木々たちも一息付けます。本当に有り難い恵みの雨。

 ところが、1時間経っても、2時間経っても、激しい雨は一向に勢いが衰えません。気象レーダーで見ても、強い雨の降っている真っ赤なゾーンは兵庫県の西までずっと続いています。

 「これは当分やまない」と諦めて、車で事務所に出勤。いつも雨漏りする場所を見に行ったら、案の定、雨漏りしていました。瓦屋さんが葺き替えるしかないと見放したのですから、どうしようもありません。

 しばらく仕事をしていましたが、雨と雷鳴はとどまるところを知りません。職員の人たちが帰る頃も、一向に止む様子もありませんでした。

 ボクは車でいったん帰って、近くの大型店に入っているユニクロに、ドライな素材のアンダーウェアを買いに行きました。お盆を少しでも快適に過ごそうという目論見です。ついでに、カジュアルシューズも買いました。靴を買うのは何年ぶりでしょう。

 6時を過ぎても雷雨はまだ止まず、帰路はフロントガラスから前が見え難いほどの強い雨に見舞われました。

 ようやくあがったのは7時頃。「何もこんなにまとめて降らずに、少しずつ何回かに分けて降ってくれればいいのに」と、思わずぼやいてしまいました。

 ‘内職’から解放された夜、差し迫った仕事もあるのですが、今日はやる気が起きず、久々に自室の掃除を3時間ほど掛けてしました。あー、サッパリしたぁ。

 大した仕事もせずに過ごす今日のような日も、たまにはあってもいいよなぁー。あー、のんびりした。

〜 にらむなよぉ! 〜
2008年7月28日(月)  No.1845

完成!
 何とか雨が降って欲しいのですが、空は思わせぶりなだけ。結局、午前中、バイクのシートに5〜6の雨粒が付いていたのと、夕方、雷鳴がして数粒程度雨がこぼれただけ。

 雨よ、どうか降ってください。


 長い間かかって取り組んできたお盆の水塔婆書きが、夜12時過ぎに完成! ずっと気に掛かっていた大仕事が完成して、ホッとしました。

 住職が変わった期にと、過去帳を更新しました。今までの過去帳は、空いているスペースに追記したりして、もう何が何だかわからなくなっていました。前住職でさえ首を傾げることもある始末。今回の更新で、ずいぶんわかりやすくなりました。

 今までと違った書き方をした家もあるので、最初は違和感をもたれる方もあるでしょうが、数年掛けて調整していきます。

 いったい何枚の水塔婆を書いたでしょう・・・千枚以上? 

 とにもかくにも、やったぁ! やったぁ! 間に合った!

〜 黒谷の蓮 〜
2008年7月27日(日)  No.1844

温度設定
 外回りと法事2座。日を遮るもののない墓地の暑いこと。でも、頭皮は長い間に鍛えられているので、大丈夫。首に出来たあせもがヒリヒリします。

 今日は「今日の散歩道」の更新日。昨日の疲れもあってか、今日はさっぱり気力が湧いてきません。数回境内を歩いてみましたが、写真もあまり撮れず、今日はちょっと‘手抜き’をさせて貰うことにしました。まぁ、こういう日もあっていいですよね。

 お盆の塔婆書き、明日の法事の6尺塔婆書き、更新を適宜ローテーションさせながら、エアコンの中で過ごしました。

 引っ越し以来、洋服箪笥不足のために鴨居に掛けてあったスーツやジャケットを収納するために、金属のフレームに不織布の覆いの付いた簡易な衣装掛けを通販で求めました。
 ちゃんとした箪笥を買うには引っ越し荷物を整理したりしなければならず、まだ当分は手を付けられそうにもありません。かといって、これ以上、つるっし放しにはできません。

 2階の寝室に置く予定ですが、南向けの2階は昼間には上がれないほどの暑さ。寝る前に組み立てようと思って、あらかじめエアコンを付けておきました。

 ところが部屋に上がってみましたが、多少涼しい程度。おかしいと思ってリモコンの温度設定を見てみると、30度になっていました。エアコンはあまり好きではないので、ゆるめにしたつもりが、暗闇の中でし過ぎてしまっていたのでしょう。ここ数日、暑くて寝苦しかったのは、このせいだったのか・・・。

 しかたがないので、汗をブルブルかきながら組み立て作業をしました。埃がかからないというだけのごく簡単な作りで、想像とは違っていましたが、ないよりはずっとマシ。さっそく、何着かを吊しました。

 そんなことをしていたので、寝たのは結局2時前。これでは夏バテが解消できるわけがありません。でも、エアコンの温度設定を下げたおかげで、快眠できました!

〜 本堂の中は涼し〜い! 〜
2008年7月26日(土)  No.1843

虫払会
 今日は「宝物虫払会」。

 例年、「雨にならないかなぁ」と期待をします。虫払会は結構な重労働なので、雨が降って中止になると楽チンなのです。でも、今年はそんなことを期待させるようなお天気ではありませんでした。

 7時前から、蔵に収めてある宝物を搬出。ほとんど無秩序に並べていき、9時から公開スタート。3時には撤収して、もう一度宝物を蔵に戻します。

 宝物に土用の風を通し、虫を払うというのが目的ですが、今日は空気が乾燥しすぎ。かえって掛け軸などにはよくないかも知れません。最高気温は37.7度。あまりにも暑かったせいか、お越しになった方は例年の15%減でした。

 ボクはほぼ1日、『真如堂縁起(写本)』のところに陣取って説明係。何回説明したでしょう。くたびれたぁ〜。

 夏の最大の年中行事が終わり、あとはお盆に向かってまっしぐらです。

〜 「結定往生之印」を授かる拝観者の方々 〜
2008年7月25日(金)  No.1842

熱禍
 今日も大手都市銀行の新人研修。午前中の班の乗っていたバスが接触事故を起こすというハプニングがありましたが、無事に終了。これで今年のこの研修予定はすべて終わりました。

 研修が終わると、職員総動員で明日の「宝物虫払会」の準備。雨は降りそうにもなく、確実に行事は行われるでしょう。

 今日も本当に暑い日でした。最高気温は37.3度。来週はさらに暑くなるとか。日本はまさにヒートアイランド。この暑さがもたらすものは、まさに「熱禍」と呼んでもいいのではないでしょうか?

 今日はとても消耗しました。夕飯を食べて20分寝るつもりが1時間も寝てしまい、いろいろな作業の予定が狂ってしまいました。ちょっと後悔。でも、疲れている時には無理をせずに休むに限ります。

 さぁ、明日はますます忙しいぞ!

〜 今日も猫は寝る 〜
2008年7月24日(木)  No.1841

宝印の袋、新調
 今日もまた酷暑の日。外へ出るのも躊躇うほどの暑さの中、大手都市銀行の新人研修。参加者は、東京と神戸から総勢約350人。今日・明日、350人を8班に分けて、同銀行の創業者と真如堂についてのレクチャーや墓参などをします。

 東京からも日帰り。いくら若いとはいえ、この時期は酷。今日の最高気温は36.2度。3時頃に気温はピークに達します。

 ボクも本堂でパワーポイントを使いながら、午前2回、午後2回、説明をしました。説明するのは1ヶ月以上ぶり。一所懸命しゃべり続けて酸欠になったのか、一瞬意識が朦朧としました。

 明日もまた4回説明をします。体調を崩す人がいなければいいですが・・・。


 25日の宝物虫払会でご祈祷に使うのを前に、安倍晴明公が閻魔大王より授与されたという「結定往生之印(五行之印)」を包む袋を新調しました。ボクのホームページを訪れて下さる方からの御寄贈です。

 印の袋は何回も作り替えられていて、今まで使っていたのは江戸後期のもの。今までも古い袋の上から包む形で作り替えられていて、すでに3重になっています。その上から、今回さらに新しい袋で包んだので、4重になりました。

 裏側に金泥で寄贈者のお名前を書かせていただきました。この次作り替えるのはいつになるかわかりませんが、その時もさらに上から包む形になりますので、今回新調した袋はそのまま使い続けられることになるでしょう。おそらく数百年にわたって。

 茶道具屋さんに「仕覆」と同じ要領で作って欲しいと発注。「尊氏金襴」という布を使って新調してくれました。足利家とは縁の深い真如堂。偶然とはいえ、ピッタリの金襴を使ってくれました。

 25日は初お目見えです。

〜 新調なった宝印の袋 〜
2008年7月23日(水)  No.1840

塔婆書き、順調に進む
 ここ数日は、暇を見つけては塔婆書き。新しく整理し直した過去帳をもとに「あ」から書き始め、ようやく「は」まで来ました。見る見る塔婆が消費されていきますが、いままでに何百枚書いたでしょう。

 塔婆も、そのロットによって書き味が違います。墨をはじくもの、滑らかなもの、うまく筆が運ぶもの。墨も長い時間書いていると、次第にコテコテになってきます。筆ももちろん大きな要素。木に書くのですから、痛みも早いです。

 そして、何よりも書き手の気分も一定ではありません。丁寧に書いたり、先を焦ったり、しんどくなって投げやりになったり・・・。どっちにしても下手なのには違いありませんが、その上に、太くなったり、細くなったり、きちんと書けていたり、乱れていたり。

 そんないろいろな要素が組み合わさって、塔婆が書き上がっていきます。その塔婆の山を見て、「面白いなぁ」と思いつつ、また書いています。我ながら、気持ちには余裕があるようです。

 肩凝り対策に、朝の散歩は欠かせません。その散歩道に咲いている蓮の花は、大きな楽しみです。蓮って、本当に素晴らしい花です。

 今日は36.4度。炎暑でした。床に就いた1時頃、ザァーッと雨が降りました。カラカラに乾いた大地に雨が吸い込まれていく様子がイメージされました。恵みの雨、ありがとう。

〜 隣寺の蓮も盛り 〜
2008年7月22日(火)  No.1839

やられた!
 今日の37.4度と比べると、今日の35.9度なんてヘッチャラ! 午後からは草払機で草刈りをしたり、お盆に向けての掃除をしました。‘中年’の冷や水?

 椿の木のあたりを掃除していた時、首の後ろ側が急に熱く、痛痒くなってきました。思わず「やられた。お盆の前に大変なことになった」とショックを受けました。

 その場所は、1ヶ月以上前、チャドクガが発生していたので、薬を撒いて退治をしたところ。食害の跡はありますが、すっかりチャドクガはいなくなり、遺骸も形がなくなっていて、もう大丈夫だろうと油断していたのです。

 急いで自坊に戻って、シャワーを浴びました。こういうこともあろうかと思って買っておいた薬を塗り、痛痒い患部を保冷剤で冷やしました。発疹は首の後ろとお腹に出ていました。

 「どうなるのだろう。ひどくなったら困るなぁ」とうな垂れていましたが、しばらくすると痛痒さが嘘のようにスゥーッと引きました。発疹は消えていませんが、どうやら最小限の被害で済みそう。チャドクガと違ったのかも知れません。よかった・・・。

 折しも今日の地元紙に、「毎年梅雨を中心とした時季に見られるチャドクガの幼虫が今年、大量発生している。京都市の公園施設では駆除剤の散布件数が昨年より4割近く増加。庭の手入れ中や公園での散歩中に刺される皮膚炎も増え、患者数が例年の2倍になった病院もある」という記事が出ていました。大発生の原因は、温暖化やヒートアイランド現象の影響ではないかとのこと。去年も大発生でした。

 この時期のアクシデントは恐い。体調も整えておかないとお盆が乗り切れません。いまはすべて、お盆を基準に過ごす毎日です。

〜 自坊の庭の鬼百合と蓮 〜
2008年7月21日(月)  No.1838

焦げる!
 今日の最高気温は37.4度。境内の炎天下を歩いていると、頭に火が付くのではないかと思うほどでした。スキンヘッドへの夏の日差しの直撃は辛いなぁ。

 それでも連休とあって、境内には結構たくさんの方が来られていました。駅は大混雑、ホテルは満室とのことですが、皆さん、この暑い京都に何を求めて来られるのでしょう? ボクなら、上高地あたりに脱出するけどなぁ。

 今日の法要はハプニング続き。職員さんも暑さで頭が朦朧としているのかな。何とか無事に終わってホッとしました。


 時間を見つけては、塔婆書きに勤しんでいます。

〜 木の下で涼む野良猫 〜
2008年7月20日(日)  No.1837

新しいプリンタ
 注文したプリンタがきました。いろいろ考えるのも面倒なので、以前使っていた複合機の後継機種を注文したのです。

 メーカーのホームページをネットで見て機種を選び、価格比較サイトで購入する店を決めて注文し、支払いはネットバンキング。パソコンの前ですべてが終わってしまいます。
 早速セットアップしましたが、新しい機種はさすがに前に使っていたものから5年ほど経っているだけあって、いろいろな点が改善されていました。すべての機能を試したわけではありませんが、今のところ満足です。

 さぁ、お盆の塔婆書き、一気呵成にやらないと。やっても間に合わないかも・・・。えらいこっちゃ!

〜 自坊の門で寝そべる野良猫 〜
2008年7月19日(土)  No.1836

大人のおもちゃ
 夕べも奇怪な音がしていたとか。ボクは爆睡していたのか、気が付きませんでした。本当に何でしょう?


 ネットで見た「HEX BUG(ヘクスバグ)」というオモチャが欲しくなり、通販で注文したのが、届きました。

 「1個のマイクロモーターで駆動するシンプルな構造ながら、昆虫ライクな6足歩行が可能。またマイクセンサーと触覚センサーを備え、壁にぶつかりそうになったり、大きな音を感じとると反転して逃げ出す」という代物。そのメカニックさと動画で見た動きが面白く、つい欲しくなってしまったのです。

 ケースと本体が針金で括り付けてあるなど、「メーカ物だよね?」と疑うようなパッケージ。でも、中身は秀逸。「小さいのによくできているなぁ」と唸らせるないようでした。

 スイッチを入れて、行き先に障害物を置いてぶつからせてみたり、手を叩いて反応を見たり、しばらく楽しませて貰いました。

 踏んづけたりしてはいけないので、テレビの上に飾って、見てはニンマリしています。我ながら、「いくつになっても男の子だなぁ」と思いました。


 今日も発送作業。12時半頃までかかって、ようやくほぼ完成。明日、メール便に渡そうっと!

 さて、次の作業。刻々とお盆が近付いてきます。間に合わない・・・。

〜 おもちゃのゴキブリ? HEX BUG 〜

2008年7月18日(金)  No.1835

アクシデント
 夜中の2時か3時頃、トタン屋根の上を疾走する奇怪な足音。「ギィー ギィー 」という強烈な鳴き声。

 夢うつつに、「イタチ? 猿? ひょっとして、アライグマ」と思いつつ、放っておきました。

 しばらくしてもなかなか止まないので、窓から外を見ると、いちじくの木の枝が大きく揺れていました。さらに目を凝らして見ていると、何かが屋根の上を走りました。

 イタチにしてはずんぐりしているような・・・猿よりも俊敏・・・何でしょう? 盗人でないのは確実なので、放っておいて、また寝ました。


 今日はお盆の案内と前住職の晋山式の案内の発送作業に全勢力を傾注! 自室では、プリンタと軽印刷機、紙折り機がフル稼働。部屋は足の踏み場もなくなっていきました。

 今回の発送の内容物は何パターンもあるので、その区別に神経を使いました。

 夜、檀家宅へのお参りから帰ってから、作業再開。

 内容物がほぼ刷り上げるという間際に、プリンタからガリガリという異音が聞こえてきました。ギアがかみ合っていないような音。外せるところはすべて外して点検しましたが、収まるどころかますますひどくなります。そのうちに、警告ランプが付きっぱなしになって、ピクリともしなくなりました。複合機ですが、FAXも使えません。

 こうなったら、頼みは別棟のプリンタ。昨日、蛇が横たわっていたおぞましい階段を上り、別棟の鍵を開けて、さらに建物の2階の奧に置いてあるプリンタに紙をセット。また降りて、パソコンを操作。また上がって・・・・。ヘトヘトです。

 やっとの思いで、封入物を全部仕上げて袋詰め作業。でも、イタチ?騒ぎで寝不足もあって、12時頃には根が尽きてしまいました。

 もう今日はやーめた! 寝るのって幸せ!

〜 心が浄められる蓮の花 〜
2008年7月17日(木)  No.1834

宵山へ
 自分からは絶対に行かない祇園祭の宵山に、遠来の親戚に引かれて参りました。

 あちこちで配っているうちわを選り好みしながらもらいましたが、今日はそれほど蒸し暑くもなくて、覚悟を決めていったせいもあるのか、なかなか快適でした。

 歩行者天国になる前にと少し早い目に出かけ、大多数の鉾・山を回った後、予約しておいた店で夕食。食べ終えて外へ出たら、一帯は歩行者天国。それまでとはまったく違った景色になっていて、通りは人で埋め尽くされていました。宵山には、やはりこの光景がふさわしい気がします。

 あちこちからお囃子の‘生演奏’が聞こえてきて、気分を盛り上げてくれます。浴衣を着た鉾町の子どもたちが、「ろうそく1本献じられましょう」「常は出ません、こよい限り」と節の付いたかわいい声を響かせて、蝋燭や粽を売っていました。

 各鉾や山は、それぞれ趣向を凝らした見せ方を工夫していていました。町屋が展示している屏風なども、なかなか立派なものでした。宵山をこんなに時間をかけて回ったのは初めて。その奥深さに、改めて魅了されました。

 通りによって暑さがまるで違うことや、人混みは人いきれで暑く、少し空いておるところは涼しいことなどを改めて体感しました。

 露店はフランクフルトや串焼き、氷など、月並みなものばかりで面白くありませんでしたが、若者だったら楽しめるのかな、それだけ自分が歳を取ったのかと思いました。

 忙しい毎日の中のホッとした一時でした。引かれていってヨカッタぁ。


 今日のヘブンは3輪のみ。夕べの夕立が影響したのかな?

〜 通りで奏でられる四条傘のお囃子 〜
2008年7月16日(水)  No.1833

檀信徒総代会
 今日のヘブンは10輪。増加傾向にあります。


 午後からは自坊の檀家総代さんたちに集まっていただいて、10月に行われる前住職の貫主晋山式の打ち合わせをしました。

 自坊の檀信徒に限って、晋山式後の祝宴は会費制にすることにしました。そうしないと、「御祝をいくら持って行けばいいでしょう?」と皆さん悩まれますし、会費をある程度の額に抑えて参加していただきやすいようにし、不足分は自坊から補うことにしたのです。

 その旨は就任後すぐに檀家の方へお知らせしていたのですが、それでも御祝をくださる方がたくさんおられました。そのような、すでに御祝を下さった方について、会費との兼ね合いをどうするかが今日一番の課題でした。

 すでに会費を上回る御祝をいただいている場合は、それを当日の会費に充てて、その方からは何もいただかないことにしたいという前住職。それに賛同する総代さんもあれば、お祝は下さった方の気持ちだからそのままいただき、それを斟酌せずに祝宴の会費はいただけばいいのではないかという総代さんもおられました。

 議論は行きつ戻りつ。立ち位置をどこに置くかによって、判断は180度違ってきます。結局、前住職の意向通り、会費を上回る御祝を下さっている方については、当日会費をいただかないという結論に落ち着きました。

 それに基づいて、案内状も、通常の案内状、御祝をいただいているけれどその額が会費額に満たない方への案内状、会費を上回る額の御祝をくださっている方への案内状の3種類を作ることとなり、会議が終わってからは早速その準備。後者2種は名前入りで作成。データベースソフトを使って、うまく処理して作ることができました。

 さぁ、今度は寺報とお盆の案内の作成、そしてそれらを全部セットして発送する作業にかからなければなりません。この発送作業はとても複雑です。ますます頭の中がグチャグチャになってきそうです。


 夕方6時頃から、夕立と雷。今日は祇園祭の宵々山。ちょうど歩行者天国になった頃です。四条界隈はこの雨で大騒ぎでしょう。蒸し暑く、夕立も降る、祇園祭らしいお天気になってきました。

〜 親戚や出入りの店からいただいた粽 〜
2008年7月15日(火)  No.1832

巡回コース完成
 お盆の棚経の‘巡回’コースがほぼ決まりました。去年まで前住職と2人で回っていたのを、今年から1人体制に組み替えるため、ずいぶん時間がかかっていました。

 8/2から8/15の間に、西は能勢〜神戸から東は大津市の北端〜草津市の約235軒を回ります。

 遠くでは1軒の所要時間が移動を含めて1〜2時間、京都市内では移動を含めて20分程度になるでしょう。

 ずっと予定を詰めていって、ふと気が付いたら、昼食の時間を取っていません。車なら車中でおにぎりでも食べられますが、バイクの時はどうしましょう・・・。店に入って食べる時間はないので、公園のベンチでコンビニおにぎりでも食べるかなぁ・・・。雨が降ったらどうしよう・・・。

 いろいろ考えても仕方がないので、出たとこ勝負です。とにかく、体調を壊さないように気をつけて、頑張るしかありません。

 気になっていたことが少し進んだので、またちょっと気が楽になりました。


 今日もヘブンは7輪でした。

〜 六阿弥陀巡拝の準備 経木塔婆が並んだ本堂 〜
2008年7月14日(月)  No.1831

自画自賛
 今日の最高気温は35度。焼け付くような暑さでした。


 午後から夜12時前まで、ず〜っと事務仕事。こんな暑い日にはもってこいです。

 先日来、いくつもの作業が頭の中で並行して走り続けています。少しずつ進んでいるからいいようなものの、これで体調でも崩して作業が滞ったら、期限付きの作業ばかりなので、エライことになります。

 まだ当分はこんな状態が続きそう。我ながら、「ようやっているなぁ」という感がします。自画自賛。

〜 今日は7輪 〜
2008年7月13日(日)  No.1830

暑さ、厳し
 今日は4輪咲いたヘブンちゃん! いくつ咲いているか見るのが、これからの日課になりそうです。

 今日の最高気温は33.7度。朝のうちはそれほどでもなかったのですが、午後からは酷暑になりました。


 まとまった時間がある時にと思って、酷暑の昼下がりに自坊の植木の刈り込みをしました。スッキリした植木は、散髪を終えた頭のように、ビジュアル的にも涼しそうです。

 本坊の押し入れの中に雨漏りの痕跡があったというので、自坊からトタンの波板や角材を持って修理に行きました。今までに何度も雨漏りしていたそうですが、何も手を加られないままだったようです。

 職員さんの手を借りながら、汗と土壁の埃にまみれつつ、修繕。本格的に直すには、屋根を葺き替えないといけませんので、とりあえず応急処置。これで雨漏りは止まるでしょう。


 夜は、近くのホテルでお十夜の鉦講の方々との懇親会。平均年齢70歳代という鉦講の方々と、貫主・執事で楽しい時を過ごしました。

 お十夜の鉦は真如堂に伝わる大切な‘技能’。それを伝承していってくださる方々の熱意を感じることができ、とても頼もしく思いました。

 暑く、熱い日でした。

〜 鉦講の方々との懇親会 〜
2008年7月12日(土)  No.1829

風鈴を吊す
 「明日、咲くぞ!」と思っていた朝顔ヘブンリーブルーが、朝7時頃見ると1輪開いていました。あと3輪も時間の問題。30分ほどしてからもう一度見ると、さらに1輪、9時過ぎには全部で4輪が咲いていました。

 碧いたくさんの朝顔で参拝者をお迎えするプロジェクト?のスタートです。これから秋まで、たくさんの花を付けて、皆さんの目を楽しませて欲しいと思います。もっともっと咲いてぇ〜!


 夕方、「明珍」の火箸風鈴を自坊の軒先に吊しました。毎年の‘儀式’です。昨年までは別棟に吊していましたが、今年からは引っ越し先の母屋に吊しました。

 この風鈴は姫路の友人からいただいたもの。火箸を4本組み合わせたもので、代々鎧兜をつくっていた明珍家が、時代の流れとともに、火箸の風鈴を作るようになったそうです。

 4本の火箸が、真ん中にある歯車のような形のものと触れ合って、鈴虫の声のような妙音を発します。こんなに静かで涼やかな音の風鈴は他にはないでしょう。

 夏が来たら、この風鈴の音を聞きたくなります。本当に素晴らしい音です。

 簾、朝顔、風鈴、夏だなぁ・・・梅雨明けはまだ?

〜 明珍の火箸風鈴 〜
2008年7月11日(金)  No.1828

ささやかながら地球温暖化対策
 事務所に簾を吊しました。

 梅雨が明けてからと思っていたのですが、明けたような真夏の日差しが照りつけるのに、気象台はまだ明けていないといいます。でも、ガラス越しの日差しが暑くてたまらないので、一気に吊しました。

 今まで吊したことがないので、まずは取り付ける下地作り。自坊にあった六つ割りを少し加工して、軒下の垂木に固定。普通は簾の幅にあわせて金具を付けるのですが、最近の中国製の簾は同じものを買ってきても微妙に違うことが多く、金具の位置も定まらないので、結束バンドで固定することにしました。このほうが作業も早いし、どんなものにでも対応できます。

 ご高齢の職員さんにも手伝って貰いながら、1時間足らずで作業は完了。8枚の簾がズラッと並びました。

 ただ、やはり予想通り歩留まりの悪いこと。長さも10センチほど違ったりしています。96×180大という大き目の簾で、200円そこそこなのですから、仕方ありません。

 女性の職員さんがガラス面を触りながら、ぜんぜん温度が違うと感激しておられました。

 夕刻の西日が差す頃、自坊に戻ろうとして、同じようにガラス面を触ってみたら、ヒンヤリしていました。簾には西日がガンガン照りつけ輝いていますが、日差しはそこで遮断されて、ガラスのほうには及んでいません。今まではガラスが熱くなって、その際に座っているボクも背中が暑くて仕方がありませんでした。

 わずかな費用で絶大な効果が得られる簾。おまけに見た目も涼しげ。事務所の地球温暖化防止策第一弾です。

 そうだ、風鈴を吊そうっと!

〜 軒先の簾 〜
2008年7月10日(木)  No.1827

キティーさんのいる食卓
 2月に引っ越しをしてから、朝食は別棟、昼食と夕飯、寝るのは母屋。

 血液検査で中性脂肪が高かったので、医師に朝食はご飯食にしたほうがいいと勧められ、それに従っていたのですが、結果は同じ。諸般の事情により、2月から朝食がパン食に戻りました。

 食器なども分散していて、適当なパン皿がなかったのですが、冬用のスーツを買った時、おまけにちょうどいい大きさの皿をもらい、以後、愛用しています。この時は、1000円プラスして、もう1着ジャケットを買いました。

 先日、夏用のスーツを買った時、またおまけをもらいました。今度はペアグラス。小振りですが、100%のジュースなどを飲む時にはちょうどいい量です。今度も「あと1000円お出しいただくと・・・」と勧められましたが、断りました。

 皿もグラスも、共にキティーさんが付いています。どうして、スーツの量販店のおまけにキティーさんが? それぐらいの子供がいる人がそのチェーンのターゲット? ボクはオッサン過ぎる?

 確かに、ボクのようなオッサンが、キーティーさんの皿にトーストを載せて食べていたり、キティーさんのグラスでジュースを飲んでいたら、ちょっと変かも・・・。
 以前いただいた、キティーさんの形に焼き跡が付くトースターは、真っ黒に焦げたキティーさんが出てきて可哀想なので、使用休止中です。

 悪くはないけど、もう少し雰囲気のある食卓にしたいなぁ・・・。キティーのティーカップを加えるとか? 食べている姿を想像すると、我ながら気味が悪い・・・。

〜 愛用のキティーさんのプレートとグラス 〜
2008年7月9日(水)  No.1826

植物セラピー
 紫陽花の挿し芽をしました。

 リクエストのあった「墨田の花火」と花後に知人から譲り受けた新種の紫陽花の2種。去年挿し芽をしたものがまだ定植できずに残っているので、今年はこれだけ。ついでに、「センノウ(仙翁)」も挿し芽しておきました。

 こういうことをしている時間って、本当に安らぎます。

 紫陽花ももう終わり。そろそろ剪定しなければいけません。バッサバッサと思い切って剪定するのも、またスカッとして気持ちのいいものです。

 そのうち思い切って、1日中、植木屋をしっようっと!

〜 今年の挿し芽はこれだけ 〜
2008年7月8日(火)  No.1825

責任役員会
 今日は「宗教法人真正極楽寺」=真如堂の責任役員会。法人の最高意志決定機関の会議で、予決算や事業について協議しました。

 7名のメンバーの中には著名な経済人も多く、事務局としては緊張を余儀なくされる会議。事業計画の作成や様々な資料のセッティングなど、ここ数日はこのことが頭から離れませんでした。

 東京へ帰られる新幹線の都合上、会議は実質2時間ほど。急いで説明をしなければと、気は焦るばかり。擦った揉んだはありましたが、一応何とか提案通り承認していただき、会議は終了しました。

 会議は終わったものの、今後の大きな懸念材料も見えてきて、余計に気が重たくなったような気もします。やれやれ・・・ブツブツ。

 さぁ、次なる課題に取り組まなくては。頭の中では並行しているいくつもの作業を、とにかく片付けなきゃ。


 七夕の夜、昨日いただいたお菓子で、御抹茶をいただきました。久しぶりの御抹茶、美味しかったぁ。

〜 御抹茶 〜
2008年7月7日(月)  No.1824

♪ わがし馬鹿よねぇ〜
 午前中は京都市内を端から端へと走り回りました。今日も酷暑。エアコン無しで乗っていられる気温ではないので、当然つけていると、ガソリンの量が見る見る減っていきました。

 今の車で初めて迎える夏。「この車、こんなに燃費が悪いの!? リッタカーを買っておけばよかった」と思いました。


 「乞巧奠」という和菓子をいただきました。七夕にちなんだお菓子で、7月6・7日の2日間しか作らないレアものだそうです。菓子の名は、冷泉家で歌の向上を願って催される歌会行事にあやかったとか。

 「真ん中にあるのが、笹の包みを三色の糸で結んだ「願いの糸」で、中に、表面を焼いて薄く皮膜をつけたくずの蒸し菓子が入っている。このほか上から右回りに、「瓜(うり)つふり」「鞠(まゆ)」「索餅(さくべい)」「梶の葉」「天の川」「ありの実」の順で計7種類。瓜つふりはういろう、鞠は落雁、そして、天の川は真ん中に色違えの材料で筋を付けた道明寺羊羹(ようかん)」だそうです。

 四季折々の菓子。以前、「メダカの学校」で和菓子についてお話いただいてから、季節ごとの和菓子にとても敏感になった気がします。自然を繊細に具象化して菓子を作る日本人の美意識はなんて素晴らしいのでしょう。

 「お菓子で七夕を楽しめれば、明日は雨模様でもいいなぁ。どうせ天の川は見えないのだから。美味しいお抹茶が飲みたいなぁ」と思っていると、口の中はすっかり甘党。今日はビールなど飲みたくもなくなりました!

〜 「乞巧奠」 〜
2008年7月6日(日)  No.1823

おもしろかったぁー
 今日の「メダカの学校」の講師は、早川一光ドクター。夕べのNHK教育で、先生の古いVTRが流れていたとか。京都の西陣を中心に、往診などの地域医療を積極的に進めてこられ、‘呆け’老人の介護についてもずいぶん情熱を注いでこられた方です。

 先生とはもう20年来のお付き合い。僧衣の上に白衣を着せられて、西陣を往診に付いていったこともあります。先生にはいつも多大な刺激をいただきます。

 「今日は参加される方が多いだろう」と予測して、いつもよりも10席ほど多目の会場セッティングをしておきましたが、どんどん人が来られ、長机を運んだり、座布団を出したり、もう大わらわ。
 今日の京都は最高気温が34度にもなろうかという炎暑。皆さん、よく来てくださいました。

 始まるまでに汗だくになり、最初の読経も息絶え絶え。エアコンもあまり効きません。

 もみじマークを付けた車で、先生は早めにお越しになり、控え室へご案内するも、「ここでええ」と頑固に玄関の上がり口に陣取って、参加者の皆さんが写経をされる間に、コツコツと色紙にサインをしてくださいました。

 カセット2本とCDを手渡され、「これが最初、これは途中で、こっち最後」という指示。出囃子や途中でかける音楽などです。先生の講演は何回もセッティングさせていただいているので、要領はよくわかっています。

 写経の後の皆さんとの合唱の後、すぐに先生の出囃子のスイッチON! 後ろのほうから、参加者の方々に握手をしながら、前に出て来られました。

 84才とは思えないパワー。人の引きつけ方、間合い、ギャグはいつも通り健在。参加された方も涙を拭き拭き笑ったりされて、大いに先生の話を楽しんでくださいました。笑うって、本当にいいですねぇ。それだけでも、先生に来ていただいた甲斐があります。もちろん、それだけではないですが・・・。

 色紙はジャンケンに勝った人にプレゼント。希望者が多く、当たる確率は50%でした。

 残られた方々とコーヒーを一緒に飲んでいただき、ふと見ると、預かったカセットとCD・・・。先生に電話をしたら、明日は岡山で講演とか。カセットとCDは必需品のはず。「今からお届けします!」とご自宅までお届けしました。

 本当に暑い日でした。でも、楽しかったぁー!

〜 歌にあわせて踊る先生 〜
2008年7月5日(土)  No.1822

梅雨明け間近?
 葬儀の合間を縫って、月曜日に開かれる重要会議の準備。事務所を覗く度に、書類の準備が少しずつ整っていっているので、安心しました。ここ数日、一番気になっていたのです。

 女性スタッフの手際よさには大感謝です。会議が終わったら、ケーキでも買ってこようっと!


 火葬場からの帰りの帰りのハイヤーの中で、「梅雨もこれから本番ですねぇ」という話をしたら、どうも運転手さんの反応がイマイチ。

 確かに今日は雨の予報もどこへやら。真夏のような日差しが照りつけています。でも、祇園祭の頃まで、梅雨は開けないはず・・・。

 帰ってからのテレビで、四国の梅雨明けを知りました。何と早い! この分では近畿も時間の問題。運転手さんが黙った訳がわかりました。

 夕食前の15分、花の終わった紫陽花の剪定をしました。今年は紫陽花を楽しんでいる暇がなかった気がします。花も今ひとつでした。

 銀杏の実はどんどん落ち続け、木の下がビッシリ実だらけ。通りがかった人も、不思議そうに木を見上げています。梅も収穫前に全部落ちてしまいました。

 木々の様子を見ていると、どうも今年はどこか変。夏の暑さも格別?

 夜は時間を忘れて、お盆の棚経のコースを組み直し作業をしました。どうかお盆の頃が少しでも涼しくなりますように・・・。

〜 もう夏空 〜
2008年7月4日(金)  No.1821

メチャ忙しい
 朝は定例の護摩供。汗だくになったそのままで、打ち合わせ会議。飛んで帰って、5分でお昼を食べて、大津・坂本の会議へ。15分ほど遅れましたが、開会には間に合いました。

 帰って、スーツから僧衣に着替えてお通夜へ。お通夜から帰って一仕事しましたが、多くは出来ませんでした。もう、バテバテやぁー。

 今日は本当に暑い日でした。早めに寝ようと寝室に行ったら、蒸し風呂状態。思わずエアコンをつけました。今年初めてです。

〜 いつ見ても蓮はいいなぁー 〜
2008年7月3日(木)  No.1820

蓮の花
 肩凝り対策に、朝の散歩が欠かせないようになりました。時間があまりなくても、少々小雨がいようとも、とにかく歩くように努めています。

 そんな散歩道の楽しみは、隣寺の蓮の花。どうしてこんなに綺麗なのだろうと思うような姿、形。見ているだけで、心がスゥッと清浄になっていく気がします。

 蓮が群生して咲いてる光景も見事ですが、それでは1輪1輪を見るのが疎かになります。鉢で一つ一つ作ってあるほうが、それぞれの花が楽しめます。

 お経に、「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」という文言があります。極楽浄土の蓮の池では、「青い花は青い光を放って輝いている。黄色い花は黄色い光を放って輝いている。赤い花は赤い光を放って輝いている。白い花は白い光を放って輝いている」。それぞれの持ち味を発揮して美しく咲いているということでしょう。

 「今日は赤が咲いた!」「もうすぐ白が咲き出しそうだ!」という感動や期待も、ボクを散歩に誘ってくれます。

 大好き! 蓮の花。

〜 朝の光の中の蓮 〜
2008年7月2日(水)  No.1819

後半戦
 1年の後半スタート!

 「働けど働けど 我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」とは啄木の句。「働けど働けど 我が仕事少しもへらざり キー打つ手止まる」なんてどうかな?

 とにかく今は一つ一つ仕事をこなしていくだけ。「何とかなるさぁ」ときわめて楽天的なので、何とかなるでしょう。


 昨日取れたブリッジをはめてもらいに歯医者に行きました。檀家に歯医者さんは4軒ありますが、かかりつけは他の塔頭の檀家。歯医者さんって、マスクをしていないで墓参に来られ、挨拶をしてくださってもわからないものですね。

 真如堂の鐘に穴が空いていることをホームページで知ったとかで、盛んに質問をされましたが、「セメントが固まるまでしっかり噛んでいてください」と言われているので、ボクはしゃべれないよぉ。

 ブリッジをはめただけで、治療はお仕舞い! 長引かないでホッとしました。

〜 強い日差しの当たる紫陽花 〜
2008年7月1日(火)  No.1818

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