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2008年6月の日記

夏越しの祓
 毎年、なぜか行きたくなる夏越しの祓の茅の輪くぐり。今年もやっぱり行きました。

 茅の輪の周りには人だかりがしていて、∞字を描くように茅の輪を潜っては抜けをされていました。

 横に掲げられた回り方の図を参考に、ボクも∞字を描きながらくぐりました。確か、くぐる時に唱える文句があったはず・・・覚えていません。

 神社の境内に入ると、神職が茅の穂を渡してくれました。神社によっては茅の輪の茅を抜いて帰るようになっていますが、ここは別にいただけるようです。

 神殿の前に人型を書く場所がありましたが、それはパス。そこまで神道のしきたりに従うのには少し抵抗がありました。いまさらですが。

 帰りには「水無月」を買わなくてはと、和菓子屋に寄りましたが、売り切れ。「明日からガソリンが値上がりするので、入れておこう」とスタンドを覗きましたが、どこも長蛇の列。面倒なのでやめました。共同作業所に物品を届けようと寄ったら休館日。ありゃぁー。
 穢れを落としたはずのその尻から、ついていません。とほほ。

 自坊に帰ったら、昨日いただいたという水無月があったので、これ幸いと食べたら、奥歯のブリッジが取れてしまいました。

 踏んだり蹴ったりの夏越しの祓の日でした。

〜 茅の輪くぐり 〜
2008年6月30日(月)  No.1817

雨、‘内職’の日
 今日は朝から断続的に強い雨が降り続きました。いよいよ梅雨も本格化してきたようです。

 そんな雨の日、今日は自坊でお盆の準備作業。朝から経木塔婆書きに精を出しました。でも、時間がたっぷりあったはずなのに、期待したほどは進みませんでした。これから7月末までに、10分、20分の寸暇を惜しんで書き続けなければ、完成しないでしょう。
 お盆の棚経の日程も組み始めました。今まで前住職と2人で回ってたコースを、ボク一人で回るように組み替えなければいけません。

 2週間ほどの間に、遠隔地は車で、市街地は出来るだけバイクで、いかに‘効率的’に回るか。去年までのスケジュール表を地域ごとに切り分けて、組み替える作業をしました。なかなか、すんなりとは行きません。2、3日かかりそう・・・。

〜 満開の栴檀葉の菩提樹 〜
2008年6月29日(日)  No.1816

共同墓地
 八瀬の手前、上高野集落の共同墓地での回向に、6尺塔婆を積んで、途中でお施主さんを乗せて行きました。

 少し小高いところにある共同墓地には、キリスト教式や神式などいろいろなお墓が並んでいました。また、集落の墓地らしく、その界隈に多い苗字のお墓も点々としていて、いつも見る境内の墓地とはかなり違った感じ。ちょっと新鮮な体験でした。

 日を遮るものもない墓地での読経は暑い! でも、雨よりはいいかな。たくさんの親戚が参列され、天寿を全うされずに亡くなった方の追善をしました。


 午後は事務所で事務仕事。なかなか進まないなぁ・・・。

〜 隣寺の蓮開花 〜
2008年6月28日(土)  No.1815

やけ食い
 夜11時前に、やっと「今日の散歩道」が完成。

 今日はなんだかイライラしているし、もう今から他の仕事をする気にはなれないので、‘メタボ’を気にしながらも、久々に一杯やることにしました。いただいた、美味しいクリームリーズとバケット、そしてワインがあるのです。

 ボーッとテレビを見ながら、それらをいただきました。「あ〜 美味しい」。何となく‘罪の意識’を感じながらも、手と口は止まらず、もともとあまり残っていなかったバケットとワインはすぐになくなってしまいました。

 ‘精神的な’満足感をまだ得られていなかったので、冷蔵庫をあさって、胡瓜の漬物と焼き茄子を調達。ワインの代わりに冷酒にして、またチビチビ。

 テレビは、何も面白いものがありません。映画でもやっていればいいのになぁ。『探偵ナイトスクープ』も、今日はイマイチ。

 結局、少し残っていた漬物と小鉢にいっぱいあった焼き茄子を全部食べてしまいました。精神的にはまだ不満ですが、お腹はもういっぱい。お酒もそれほど呑んだわけではありませんが、もう欲しくなくなりました。

 ん〜 何だかやけ食いしただけみたい。まぁ、こういう日もあるでしょう。ここ数日、書類と睨めっこしているのがいけないのでしょう。明日は、庭仕事でもしようっと!

〜 こんなふうに寝たい・・・ 〜
2008年6月27日(金)  No.1814

G8外相会談
 G8外相会談で、京都は厳戒態勢。

 至る所、警察官だらけ。境内にいても、ホバリングするヘリの音がやかましく、また遠くからはデモをする人たちの声が聞こえて来ました。

 会う人会う人、開口一番、「すごい警戒ですねぇ」。それもそのはず、27府県警からの応援3100人を含む、約6200人の警察官での厳戒態勢。

 会議が終わってもお忍びの観光で、すぐには京都を去らない要人も多いとか。まだまだ混乱が続きそうです。


 今日も午後は事務所で仕事。コピー機と戦っている時間が多くて、あまり仕事が捗らなかった気がします。

 夜は昨日仕上がった過去帳をもとに、お盆の水塔婆書き。当分の間は、暇を見つけてはこの作業です。

〜 生理落花した銀杏の実 〜
2008年6月26日(木)  No.1813

過去帳、ほぼ完成
 今日は珍しく、1日中寺務所で事務仕事。期限が迫っている申請書類など、溜まっている事務仕事を何とかこなさなければなりません。

 でも・・・やっぱり事務仕事は向いてないなぁ。庭仕事がいいなぁ・・・。

 気になっていた紫陽花の定植を、職員さんにお願いしました。本当は葉が落ちている間にやるべき作業なのですが、時間がなくて適わず仕舞。その後大きくなった挿し芽苗の夏越しが心配で、梅雨の間に定植することにしました。

 今日は合計22ヶ所に苗を定植してもらいました。ついでに、夏の水やりもお願いしました。お願いすると楽チン! 5年後、10年後が楽しみです。


 夕方、自坊に帰って、過去帳の入力作業。この作業は、15年程前から和製のデータベースソフトを駆使してやり始めたのですが、最初、一気に根を詰めてたくさんのデーターを入力した時に頸椎が不調になったため、以後は毎年のデーターを更新するだけで、積極的には進めてきませんでした。

 2月に住職になった時に、過去帳をよくわかりやすく使いやすいものにするために、停滞していた過去帳の電子化整理にとりかかり、ようやく今夜、一定の完成をみました。

 過去帳はお寺の基本です。これからお寺の活動を充実させていくための情報の塊です。ここに、さらにいろいろな情報を付け加えて充実していきたいと思います。

 はぁ〜 一仕事終えた気分です。

〜 見頃となった沙羅 〜
2008年6月25日(水)  No.1812

伐採始まる
 本堂の裏の土蔵を修理するにあたって、その屋根に覆い被さっていた大きな木2本を切ることになり、今日からその伐採作業が始まりました。

 3業者に見積もりしてもらって、ようやく発注。その間に、土蔵の修理を勝手に大工さんが始めてしまって大わらわでした。

 植木屋さんが見ても、「エノキ」か「ムクノキ」か一見では判別が付かず、木の種類は何でもいいということで、「あの、エノキかムクノキ」という呼び名で通ってきました。調べてみたらムクノキでした。

 樹齢40〜50年といったところでしょうか? 貫主が、「こんなところに生えてきた」と思って見た記憶があるそうです。その時に抜いておいてくだされば・・・・。

 植木屋さん曰く、「天秤棒にしかならん」ということで、製材はせずに細かく切って、おそらくチップになるのでしょう。

 数日前の雨上がりの朝、木の肌にお酒をかけ、線香を立てて読経をしました。事情はどうあれ、40〜50年生き抜いてきた木の命を奪ってしまうわけですから、木の霊を鎮め、工事の安全を祈るためです。

 夕方見に行ったら、木は小さく輪切りにされていました。持ってみましたが、相当の重量です。あらためて、木が生きてきたこと、その命を絶ってしまったことを思いました。
 次は、大きい方の木に取りかかるのでしょう。枝が蔵の真上に覆い被さっています。無事に終わりますように・・・。

〜 伐採作業中 / 夕方、細かく輪切りになった木 〜
2008年6月24日(火)  No.1811

蚊取り線香
 葬儀のためにあちこちを開け放っていると、自ずと蚊が入ってきます。

 葬儀社の方には、今の時期の蚊が想像を絶するほどであることを説明して、あちこちに蚊取り線香を置いていただくようお願いしました。昨日も今日も、受付から式場までの至る所でその白い煙が立ち上り、香木の香りに混じって、蚊遣りの香の匂いが漂っていました。

 蚊取り線香といえば、もちろん「金鳥」。他にも、「アース」「タイガー」などがありますが、価格の点からいっても、前者は‘本物’らしく少々お高く、大きく安売りされているとしたらたいてい後者。

 葬儀社の持ってきた蚊取り線香は「金鳥」、うちが点けていたのは去年安売りでたくさん買った「アース」の残り。効能に差があるのかどうかはわかりませんが、やっぱり香りは「金鳥」。あの香りを嗅ぐと、なんだかホッとします。

 電子蚊取り器は信用できません。やっぱり煙が出ていないと・・・。

 蚊取り線香立てを頂戴しました。うちが蚊取り線香必須の環境にあることを知っている方が、「かわいいのがあったので、買ってきました!」とプレゼントして下さったのです。
 これなら散乱状態が一向に収まらないボクの部屋でも安心ですし、見ているだけでもカワイイ!

 煤けてしまうのがもったいないので、まだ飾ってあります。そろそろ使わせていただくことにしようっと!

〜 蚊遣り金魚 〜
2008年6月23日(月)  No.1810

梅子雨
 夕べも少し強い雨が降りました。案の定、本坊書院の「四季殿・冬の間」は今日も雨漏り。

 夕べの瓦屋さんの報告によると、棟からの雨漏りらしく、棟を積み直さないと改善しないとか。梅雨が終わらないと手が出せないらしいのですが、それまで漏れたまま?


 今日は、自坊でお通夜。2月に亡くなり、3月に本堂で本葬をされた人間国宝の友禅作家のご令室。わずか4ヶ月で後を追われる形になったわけです。

 雨は降ったりやんだり。もう上がるかと思っていたら、お通夜が始まってすぐ、「ザァー」っという雨音が聞こえて来ました。天気は回復する予報だったのですが・・・。

 雨音が静かになると、鶯が「ホー ホケキョ」と啼いたり、カエルが「ゲロゲロ」いったり、蜻蛉が飛び込んできたりと、式場全体が自然の中に置かれているような感じでした。

 飾り付けもありきたりではなく、とても上品で、季節感に溢れるものでした。

 明日は晴れて頂戴ね!

〜 四季殿の雨漏り対策・・・バケツで受けるだけ 〜
2008年6月22日(日)  No.1809

くたびれたぁー
 夕べからの雨も上がりましたが、今にも降り出しそうな空。それほど暑くはなかったのですが、湿気をたっぷり含んだ空気のベタベタ感がついて回りました。でも、こんなのはまだほんの‘さわり’。これから日々、不快さが募っていきます。

 雨を用心して車で月参り。帰って、法事を続けて3座。少々くたびれました。

 夕方、事務所へ出勤している間に、明日の通夜の準備に葬儀社の人たちがやってきました。通夜・葬儀の天気も期待できません。曇天で十分ですから、何とか持ち堪えて欲しいものです。きっと、蚊もすごいでしょう。頼んでおいた蚊取り線香を葬儀社が持参してくれました。

 「今日の散歩道」の更新も、写真があまり撮れず、頭が回らない状態で、何とか仕上げました。いつもチェックをしていただく方からは、要訂正の指摘がかつてないほどたくさん。でも、まぁ、何とか仕上がってホッとしました。

 さぁ、明日・明後日も忙しいぞぉ!

〜 雨上がりの緑 〜
2008年6月21日(土)  No.1808

今日は、すだち蕎麦に魅せられる
 お昼に入ったちょっと高そうなお蕎麦屋さん。

 今月の「季節の蕎麦」と書いてあったのは冷たい「すだち蕎麦」。その文字を見ただけで、蒸し暑い今日に爽やかな涼味をもたらしてくれる味がパッと思い浮かびました。もちろん、迷わず注文。

 しばらくして出てきた蕎麦は、想像以上に‘すだち’蕎麦!

 うっすらと色が付いただけの汁に、少し透けるような蕎麦が浸かっていて、その上にすだち1個分を薄く輪切りにしたものが並んでいました。すだちの香りがプーンと漂ってきます。

 予想以上の涼味! 見ただけで満足。

 味は、余計なものは加えず、薄い出汁と塩味、すだちの酸味というシンプルさ。蕎麦はやや固め。お味も期待以上。

 すっかり満足。

 不満は量が少ないこと。2人前食べたかったですが、そもそもお高い蕎麦屋なので断念。気持ちは満たされながらも、お腹は満たされないまま、店をあとにしました。

 最近食べた蕎麦の中でも大ヒットでした。自分でも作ってみようっと!

〜 すだち蕎麦。器もいいなぁ 〜
2008年6月20日(金)  No.1807

香道に魅せられる
 「源氏香の世界と源氏物語絵」という展覧会のチケットをお香屋さんからいただいたので、夕方から京都文化博物館出かけました。

 今年は『源氏物語』が世に出てから専念の節目に当たるということで、それに関係するイベントがたくさん開かれています。前回も文化博物館に来たのも源氏関係の展覧会でした。

 チケットをいただいたお香屋さんが、現代京都画壇の作家54人に依頼をして、それぞれの解釈で源氏物語世界を描いてもらわれた、その作品が展示されているというというのが、お誘いを受けた理由でした。正直、それはあまり感銘を受けませんでした。

 素晴らしかったのは、香具などの工芸品。主に源氏香にまつわる焼き物や漆工芸、染織、錦絵、和菓子などが展示されていたのですが、蒔絵や漆工芸の展示品は精緻で上品で完成度の高い素晴らしいものでした。

 展示室はガラガラで、実によくしゃべる女性たちをパスさえすれば、静かに行きつ戻りつしながら堪能できました。

 帰りには、「こんな道具を使って、お香を楽しみたいなぁ」とすっかり魅せられてしまいました。

 たまにこうして‘外の空気’を吸うと、元気が出てくる気がします。雨の中を出かけて行った甲斐がありました。

〜 源氏香の形の窓から香が香り立つ仕掛けの箱枕(展示図録より) 〜
2008年6月19日(木)  No.1806

天竺菩提樹、今年こそ
 天竺菩提樹が届きました。

 天竺菩提樹を育てるのは、これで3度目。1度目は早春に霜にあててしまって失敗。2度目は、3月頃になって、もう大丈夫だろうとたっぷり水を与えたら、葉がハラハラと落ちてそれっきり。

 京都の路地では育たないといわれているので、冬は室内で育てることになるのですが、そういう類の植物はうまく育ったためしがありません。外で放っておけるものなら大丈夫なのですが・・・。

 中国菩提樹、西洋菩提樹、栴檀葉の菩提樹と、境内には各種の「菩提樹」があります。そして、正真正銘の天竺菩提樹。今年こそ、今年こそ、大きく無事に育ってください。

〜 天竺菩提樹の小苗 〜
2008年6月18日(水)  No.1805

犬の散歩禁止
 今日も暑い1日でした。午後はずっと来客対応。デスクワークは一向に捗りません。


 墓地の中で犬を放して散歩させる人がいて、その排泄物が墓地の到るところに落ちているということが、先日、一山の間で問題になりました。

 隣山同様に境内の犬の散歩を禁止させるべきとの意見も出ましたが、とりあえずということで、看板を設置しました。ラミネート加工のものを継ぎ合わせた簡単なものです。

 でも、看板を見て止めるような人ならば、もとより墓地で犬を放して排泄させるなどということはしないでしょう。看板の抑止効果は期待できません。そうなると、次は境内全域、犬の散歩を禁止するという意見も出てきかねません。

 そんな折、ペット誌から「犬の散歩ができるお寺として、犬を散歩させている場面の写真とかを撮って、載せさせてください」という依頼が来ました。とんでもない! 「『犬の散歩にどうぞ』と推奨しているように受け取られかねないので」とお断りしました。

 参詣者用のトイレを覗くと、汚物入れの上に、食べた後の弁当や缶詰のパッケージが山のように積んでありました。ゴミ箱を置くと家庭ゴミや犬の糞まで捨てられるので、撤去してあるのですが、そうすると植え込みの陰やこういうところにゴミを捨てて帰る人がいるのです。

 若い人がそういうことをするのかというと、決してそうでもなく、定年後を過ぎたような人たちのほうがが平気でそんなことをされるのです。その子や孫にわたって、そんな悪い風習が‘伝承’され‘培養’されているとしたら大変なことです。境内にいると、特に紅葉期などは、そんな光景が目に付き、ストレスが溜まってきます。

 きれいな境内を維持することは本当に大変です。

〜 とりあえず立てた看板 〜
2008年6月17日(火)  No.1804

応急処置
 一瞬、地震かと思いました。体が大きくのけぞって、椅子ごと仰向けにひっくり返る寸前、足を踏ん張って立ち上がりました。

 何事が起きたのかと振り返って見ると、椅子が大きく傾いていて、下を覗き込むとローラーが一つ転がっていました。ローラーが取れたために、椅子が傾いたのです。

 椅子をひっくり返してはめようとしましたが、ねじ穴が‘バカ’になっていて、はめてもすぐに取れてしまいます。溶接でもしない限り直りません。

 「ローラー一つで椅子を買い換えるのももったいないなぁ」と思い、とりあえず、木を切ってテープで止めて応急修理。当分はこれでしのぐとしましょう。まぁ、転けて頭でも打たなかっただけヨシとしないと。


 ずっと買いあぐねていたデジカメをそろそろ買おうかと思います。やっぱり、一眼レフは必要ないし、かといってコンパクトデジカメでは写真を撮る楽しみが半減します。自ずといわゆる‘ネオ一眼’が対象になってきます。

 先日見た一眼レフよりも大きいネオ一眼を買おうかなぁ・・・いざ買うとなると、やっぱり躊躇してしまいます。

〜 応急処置を施した椅子の脚 〜
2008年6月16日(月)  No.1803

事務量膨大
 真如堂の冊子や絵葉書を作り替えたり、クリアファイルなどを新たに作る作業が進んでいます。

 いまはまだ写真を集める段階。写真家の永野さんの作品をメインに、二科展の会員にもなっている職員の写真、ボクの写真なども集めて、昨日・今日で240枚ほどの写真をプリントしました。

 冊子やクリアファイルはこの写真で何とかなりそうですが、冊子は文章との兼ね合いなどもあるので、新たに撮らなければいけません。今後、相当の時間と労力、そして‘頭’が必要になりそうです。

 真如堂のことや自坊のこと、他にもいろいろなことが重なって、ここしばらくは大変な事務量になります。ほんまにえらいこっちゃ!

〜 沙羅の花も木の下のほうで咲いてきました 〜
2008年6月15日(日)  No.1802

蛍狩りのお伴
 毎年この時期になると、「蛍を見に行こうよ!」というお誘いを、某お姉さま方から受けます。道案内兼ボディーガード?

 「そろそろお声がかかると思っていました。ついでに、ボクの夏用のスーツを選んでもらえますか?」とお願いして、車で迎えに来てもらいました。


 先ずは、スーツの量販店へ。スーツって、普段はほとんど着ないので、何を選んだらいいのかわからないのです。

 「こっちがいいんじゃない?」「この色のほうが似合うわよ」と着せ替え人形のようにいろいろなスーツを着せてもらい、「これがいいんじゃない」「はい」と一件落着。

 半額クーポン+お店専用クレジットカードで激安。お姉さまたちは目を丸くして、そのディスカウントぶりを見ておられました。

 父の日セールとかで、シャツ・ネクタイ・ベルトなどの3点セットが安売りしていたので、シャツとネクタイも選んでもらいました。自分では選べない、ちょっと派手目なものでした。


 蛍の前に腹ごしらえ。ホテルにある回転寿司に行きましたが、土曜の夕方とあって大混雑。回転する寿司の前のカウンターではなく、座敷しか座れなかったので、雰囲気はイマイチでしたが、結構たくさん食べました。ボクはビールとお酒も進んでいい気分!

 アナウンサーの彼女たちが、「スミマセ〜ン!」とお店の人に注文する時の声の通りは素晴らしい! ただ、他のお客さんも一斉にこっちを見るので、ちょっと恥ずかしかったです。


 さて、いよいよ蛍狩り。毎年お決まりの住宅街の一角の川へ。

 「あっちのほうがよく見えますよ」と教えていただき、土手を下がって川の際まで行くと、たくさんの蛍が乱舞していました

 「わぁー、きれい!」「いっぱいいるぅ!」

 晴天続きで諦め気味だったのですが、逆に今まで以上多く、元気な蛍が飛び回っていました。
 ちょっと酔っぱらってフワフワしながら、すっかり蛍に魅せられてしまいました。今年も見られてヨカッタぁ!


 最後はこれまたお決まりのコーヒーショップに寄って、自坊まで送ってもらいました。あー、楽しい1日でした。昼間の植木屋の疲れもあって、早々に寝てしまいました。

〜 蛍の灯り? 〜
2008年6月14日(土)  No.1801

植木屋一色の境内
 今日も午後から植木屋三昧。自坊のつつじやさつきを中心に刈り込み作業をしました。
 今日の京都は、最高気温が31.3度。真夏のような青空で、強い日差しが照りつけ、汗びっしょりになりました。

 本職の植木屋さんを節約した‘代償’に正面参道脇のつつじを電動刈込機で剪定しようとしたところ、「バチッ!」という音がして、電動の刈り込み機自身の電源ケーブルを切ってしまいました。時々あることです。

 修理を兼ねてお茶にして、再び剪定作業。時々、「今日の散歩道」更新用の写真を撮りながら、夕方まで続けました。

 花ものの剪定作業はほぼ終了。本当にうれしい梅雨の合間の晴天でした。

〜 本職の植木屋さんによる墓地の大規模剪定作業も急ピッチ 〜
2008年6月13日(金)  No.1800

節約
 雨も早朝に上がり、一気に晴れ模様。雨に降られつつバイクで外回りをするのを覚悟していましたが、うれしい誤算となりました。

 「そろそろ花ものの剪定を」と言ってきた植木屋さんの勧めを節約のために断った‘代償’に、午後は池の周りのつつじやさつきの剪定作業を、職員さんたちと一緒にしました。

 「お金ばかりかかる」と常日頃から植木屋さんに批判的な職員は、率先して剪定作業に参加。刈り込む者、池に落ちた葉っぱを網ですくう者。作業は順調に終わりました。確かに、こんな作業でも植木屋さんに頼めばいくらかかるか・・・。


 後片付けを頼んで、ボクは清水寺で開かれる「洛陽三十三所観音霊場」の事務局会議とやらに初参加。

 清水に行くのは何年ぶりでしょうか。せっかくだから舞台まで行こうかと思いましたが、僧衣姿で目立つのやめました。

 ほとんどの人が、清水の混雑を避けるためにバイクで参加。帰りは作務衣や僧衣姿の坊さんバイク5台が茶碗坂をツーリング。修学旅行生もあっけにとられていました。

〜 茶碗坂も久しぶり 〜
2008年6月12日(木)  No.1799

やっと、植木の剪定
 今日も銀行の新入社員研修。午前・午後各2回、合計180人ほどのフレッシュマンたちにレクチャーなどをしました。

 フレッシュマンたちが整列する本堂前からは、甘い香りが漂ってきました。菩提樹の花の香りで、今年初めて匂い立ってきたのです。

 レクチャーの中で、菩提樹の花のことにも触れましたが、ほとんど無反応。花に興味を持つような銀行マンになって欲しいものです。


 事務所を閉めて、夕方から自坊のつつじの刈り込み作業をしました。来年の花付きのためにも、早く剪定をしなければいけないと気になっていたのです。

 途中で、椿の木に群がっているチャドクガを発見! 電動噴霧器で遠くから薬剤を散布して、退治しました。今の時期の剪定作業の最大の敵は、チャドクガやアメリカシロヒトリです。

 首の痛みが気になりましたが、剪定に没頭して、そのうち忘れてしまいました。それはいいことなのか、後から‘倍返し’で来るのか・・・。

 薄暗くなるまでの2時間ほどの作業でしたが、思いのほか作業は進みました。あと丸1日ほどやれば、夏前の剪定は完了。雨の間隙を縫っての作業になりそうです。

〜 匂い立つ菩提樹の脇に並べども「我関せず」のフレッシュマンたち 〜
2008年6月11日(水)  No.1798

新人研修
 今日は某銀行の新入社員研修。午前中は関西組、午後は東京からの日帰り組。

 10時からのスタート前に、急いで外回り。いつもよりもずいぶん早くお宅に着いてしまったので、奥さんは慌てておられました。ゴメンナサイ。お経は丁寧に、しかし帰りはバイクを飛ばし、9時半過ぎには帰着できました。

 ところが、待てども待てども研修生が着きません。20分ほど遅刻してようやく到着。今日は「時の日」なのに。

 ボクは某銀行の創業家と真如堂の関係について、本堂内でパワーポイントを使いながらレクチャー。もう一人の執事が創業者の墓前と同企業グループの慰霊碑の前で読経とレクチャー、書院で貫主が法話。これを45名ずつ、午前中2回、午後2回。研修生は真如山荘でお昼ご飯。

 午前中の2組を終えて、また外回りにぶっ飛んで行きました。そのお宅はお経が長いのを嫌がられるので、‘濃いところ’をササッとお唱えして、ブーメランのように戻りました。

 午後もまた2組。今日は首が絶不調で、振り向いたりすることも苦痛な中、何とか無事に今日の研修を終えました。また明日も同じパターンです。

 終わってすぐに僧衣を脱ぎ、職員3名と一緒に、急に蔓が伸びてきたのが気になっていた「ヘブンリーブルー」の‘手’を作ってやりました。

 蔓を這わすシュロ縄は長さ3メートルほど、幅は3.6メートルほどと、かなり大規模。その一面にあの蒼い花がいっぱい咲いてくれたら、どれほど見事でしょう! 盛りは秋。いまから待ち遠しいです。
 元気に育って、皆さんを「アッ!」と言わせ、楽しませてくれますように。

 夜は、真如堂内の会議。早く終わってヨカッタぁ!

 今日はこれでお仕舞い!

〜 ここにヘブンリーブルーの蒼いカーテンが! 〜
2008年6月10日(火)  No.1797

写真の整理
 夕べ、楽しい食事から帰って来てしばらくしたら、急にお腹が差し込んで、脂汗が出るほどの痛みに襲われました。

 食べた物が悪かったのでしょうか、布団に倒れ込んで、海老のように体を曲げて七転八倒。一時はどうなるかと思いましたが、そのまま寝てしまいました。な〜んということはなかったみたい。

 今日も一日中、お腹はチクチク。でも、讃岐うどんのお店を見つけて飛び込み、躊躇しながらも大盛りを注文して完食することが出来るほどですから、大したことではありません。いったい何が悪かったのでしょう?


 昨日、パソコンレスキューの電話がかかってきた北区の某寺に外回りの途中で訪問。1分かからずに修復! 住職は「2日間、いろいろやったけど、ダメだったのに・・・」とおっしゃいました。一言、「キャリアが違うね!」


 夜は写真の整理をしているうちに終わってしまいました。

 今度、真如堂のポストカードを新しくすることになり、写真家の永野一晃さんにこれまでに撮ってこられた写真を使わせていただくようにお願いしました。今日、そのDVDをお届け下さったのですが、どれも息を呑むような写真ばかり。当然ですが、素人の写真とは違います。

 ボクの撮った写真にも1枚ぐらいは使えそうなのがないかといろいろ探してみましたが、ホームページで使うために縮小してしまったものがほとんどで、使えそうなのは屋根の上から撮ったパノラマ写真ぐらい。

 なつかしい写真もいっぱい出てきて、ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまいました。あかん、根を詰めると、また首にダメージや。

〜 以前撮った三重塔の内部の写真 〜
2008年6月9日(月)  No.1796

久々の再会
 午前中は月参りと法事、午後は事務所という、よくあるパターンの1日でした。
 最近、予定が詰まっていて、また片付けなければならないことも多く、ちょっとアップアップしている感じです。

 北区の某寺院からは、ネットが繋がらないので見て欲しいという電話。またコンセントがささっていなかったりしているのかな・・・。


 夕方から、ホームページに来てくださる友人と久々に会い、もうお一人をお誘いして夕食。

 結婚式以来、久々に会う彼女はすっかりお母さんらしくなっていていました。1才3ヶ月の男の子も元気いっぱい。個室のあるお店を予約しておいたは大正解でした。

 彼女と知り合ってもう6年にもなります。時の流れを感じました。

 せっかく、「ぐるなび」の割引クーポン券を持っていったのに、使うの忘れてたぁ! 15%引きなので、かなりの金額だったのに、しもたなぁ・・・。

〜 大騒動の食事でした 〜
2008年6月8日(日)  No.1795

菩提樹開花
 菩提樹の花が10輪ほど咲き出しました。樹全体から見るとほんのわずかで、よほど目を凝らして見ないとわからないほどです。

 ボクはこの木の花が大好きです。

 一つ一つは小さく地味な花ですが、梢に付いている数千数万とも思える花が一気に咲く時の壮大さは、桜などにも決して後れを取りません。気高さという点では、菩提樹に軍配があがるのではないでしょうか。

 今朝、この花が開いているのは、その壮大荘厳な瞬間がもうすぐそこまで迫っているという実感が湧いてきて、とても嬉しく待ち遠しく感じました。その瞬間まで、あと4日? 5日?

 インドの菩提樹とはまるで違う木を、日本では菩提樹と呼んでいます。誰がそうしたのかはわかりませんが、その命名も間違っていなかった。木の形といい、花の咲く様といい、この木以外に「菩提樹」と付けても納得できる木は見つかりません。

 真如堂の菩提樹はとりわけドッシリとした樹形をしていて、こんな素晴らしい菩提樹は他にはないだろうと思えるほどです。

 菩提樹の開花を見つけた、とてもうれしい朝でした。

〜 「菩提樹開花 6/7」という看板を立てました 〜
2008年6月7日(土)  No.1794

ヘロヘロ
 桂や向日市方面を一回りして、お昼過ぎに自坊へ。昼食を食べて、カメラを持って境内に出たものの、めぼしい被写体は猫のみ。最近の「今日の散歩道」には、猫の写真が必ず入るようになってきました。

 銀行さんの車が参道を上がってくるのが見えたので、事務所に出勤。先日来、2度、3度と銀行さんが金融商品を勧めにくるのですが、毎回、時間の無駄。昨日の電話で少し‘脅し’ておいたら、今日は少しこちらにメリットのある話を持ってきました。「利率なんて話し合いで変わるんだ・・・」と、これからは少し強く出ることにしました。

 自坊に戻って留守番をしながら、明日の法事と「メダカの学校」の準備。事務所が閉まる前に、写真を撮りつつ出勤。落ち着いて写真が撮りたいよなぁ〜。

 後は10時過ぎまでかかって、「今日の散歩道」の更新作業。今日はこれでお仕舞い! ヘロヘロ・・・。

〜 こんなふうに寝てみたい 〜
2008年6月6日(金)  No.1793

銀座の蜂蜜
 午後は、座布団を夏物に替えたり、網戸をはめたり、塔婆を書いたりと、久々に自坊の用事をしました。

 そろそろお盆の準備にも取りかからなければいけません。今まで2人で回っていた棚経を、1人向けのコースに組み替えたりするのも至難の業。今までの日時に慣れた方々からは、不満も出てくるでしょう。数百枚の水塔婆も書かなければいけません。大きな難関が近付いてきていますが、そんな時に頸椎が不調なのは困ります。


 東京の知人からカステラを貰いました。話を聞くと、銀座の蜂蜜で作ったカステラだとか。そういえば、銀座で養蜂をしているということを、以前テレビで見たことがあります。

 銀座のビルの屋上などの巣箱に住む蜜蜂が、浜離宮や皇居、マロニエ通りの花から集めてきた蜜で蜂蜜を作り、それを銀座で消費するという「銀座ミツバチプロジェクト」 。、糖度が79%もある美味しい蜂蜜が、1週間で20キロ以上も採れるそうです。

 東京の真ん中、「銀座」という地でミツバチの飼育を通じて ・銀座の環境と生態系を感じる ・銀座産ハチミツで「つくる・味わう」 ・取り組みを街の文化に昇華する
ことを目的に実施している活動だとか。「銀座で生産したものを、ここ銀座で消費する。地域の協力を得ながら銀座を元気にしたい」と言います。

 テレビを見て、「東京には、思ったよりもたくさんの花が咲いているんだ」と思い、とても面白く、夢のある活動だと感心しました。「銀座」というのも、とてもオシャレに感じられます。

 さぁ、いただいた銀座の蜂蜜のカステラ、明日、紅茶と一緒に頂戴しようっと!

〜 銀座の蜂蜜カステラ 〜
2008年6月5日(木)  No.1792

頸椎不調
 今日は伝教大師のご命日。京都府下の天台宗寺院が集まって、山科・毘沙門堂で報恩の法要が勤められました。

 薄暗い仏間で法華三昧の法要が修せられましたが、どうも最近、目が不調で、経本がよく見えないのです。

 根を詰めすぎたのか、頭、肩、腰が痛みます。これは明らかに頸椎から来ていて、目が見えにくいのも無関係ではないでしょう。いや、ただ老眼が進んだだけかも・・・。

 頸椎の不調の予防のために、朝のウォーキングを長年していましたが、最近は排水路の流れ具合を見に行くことはあっても、散歩の回数はすっかり減ってしまいました。散歩するよりも仕事を片付けようとするからです。

 ウォーキングはカイロプラクティックの治療院で進められたもので、頭が痛くなったりすると、普段よりも余計に歩いたりして調整し、その効果も自覚できていました。やっぱり、歩かないとダメみたい。

 あー、山行きた〜い!

〜 毘沙門堂の斜面に生えていたアザミ 〜
2008年6月4日(水)  No.1791

櫨の花
 夜来の激しい雨。起き抜けに、また境内を巡回して回りました。

 排水路は順調。樋の水もうまく流れていました。こんなふうに成果がすぐに出ることは、やっていても甲斐があります。

 一回りして自分の車を覗いたら、何か変。助手席側に回ってみると・・・窓のガラスが全開! もちろん、中はびしょ濡れ。自坊からタオルを何枚も持ってきて水を吸わせたりしましたが、切りがないほど水浸し。しばらく経たないと、この水は完全には蒸発しそうにはありません。えらいことをしました。


 夕方には青空が見えてきました。

 門のあたりに行くと、芳香が漂ってきます。オガタマはもうほとんど散ったし・・・櫨の花の香りです。

 目立たない小さい花に蜜蜂がいっぱい寄って、その羽音のすごいこと。香りと羽音で、「あっ、櫨が咲いたなぁ」とわかります。

 中学生の頃だったでしょうか、この落葉したこの木を、櫨と知らずに植え替えて、全身かぶれたことを思い出します。この木を触った手でトイレにも行ったので、××もかぶれてしまい、その痒みにもだえ苦しみました。

 今でもその思い出が消えないので、出来るだけこの木には近づかないよう、木の下を通る時も急いで通るようにしています。

 それにしても、甘くてスッとするようなこの花の香りはとても清涼感があって、梅雨の初っぱなの大きな癒しです。

〜 目立たない小さな櫨の花 〜
2008年6月3日(火)  No.1790

梅雨入り
 昼前から雨。バイクでの外回りを終えてから本格的に降り出したので、ずぶ濡れにならずに済みました。今日、近畿地方は梅雨入り。これからはますます雨雲レーダーの画面から目が離せません。

 雨で外の作業はできないので、拝観コース内の説明板の更新作業などをしました。

 説明板のほとんどは、ボクが10年ほど前に作ったまま。薄汚くなったり、破れたりしているのが気になっていました。

 プリンタで打ち出したものを数枚組み合わせて「貼るパネ」に貼って、大きな説明書きにするのですが、うまく貼り合わせるのはなかなか至難の技。息を止めて継ぎ目を合わせ、布で空気を追い出しながらの作業。

 ん〜、ズレちゃった。でも、貼るパネは結構高価なので、多少のズレはこの際、目をつぶるとしましょう。


 雨の中、境内では、防災設備の業者が経年劣化で穴の開いた消火用水の管を補修する工事をしていまいした。

 昭和の初期に敷設された鋳鉄管は、おそらく腐食してピンホールだらけ。加圧できないので、その部分だけ閉栓してあるのですが、それではまったく消火栓の意味をなしません。

 今日は、偶然見つかった大きな穴を塞ぐ作業をしましたが、根本的に解決するには敷設し直すしかありません。消火用水の管は、正面参道を下って総門や塔頭付近に行っています。それをやり直すとなると・・・。

 お金の要ることばかりで、頭がクラクラしてきます。

〜 写真がこれしかないので・・・ 〜
2008年6月2日(月)  No.1789

お幸せに!
 15年ほど前に大学で教えたことのある学生の結婚式に行きました。彼は今年もう38才。お寺の住職をしながら民間障害者施設の所長として頑張っていました。

 3月にフィアンセと挨拶に来てくれたのですが、もうすっかりオッサン。その上、‘メタボ’。フィアンセは1回りほど年下の綺麗な人。「なんで・・・」と思いましたが、きっと彼のやさしさと誠実さに惹かれたのでしょう。

 2つの大学で合計10年近く非常勤講師を勤めましたが、学生とは授業時間だけのお付き合いが多い中、教え子から結婚式に招待されるというのは初めて。とてもうれしいことでした。

 当時、一緒に教鞭を執っていた先生方や新郎の同級生などとも久々に会えて、とても懐かしく、4時間という披露宴の長さにはちょっと疲れましたが、とても楽しい一時でした。

 最後の、新婦の両親への手紙、新郎の力強く彼らしく誠実な謝辞の時には、感動して目頭が熱くなってしまいました。
 お幸せに。


 ついでに、デジカメを見に行きました。お目当ては、2月に発売された‘ネオ一眼’。現品を初めて見ましたが、大きすぎてがっかり。いつになったら、気に入るカメラが出てくるでのしょうか。もう買い換えちゃうおうかなぁ。

〜 デジカメに囲まれて、ケーキの入刀 〜
2008年6月1日(日)  No.1788

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