お盆の棚経を数日後に控え、嵐の前の静けさのような感じです。特別な予定はなく、大方のお盆準備も終えたので、しなければいけない用事はありません。
朝、塔頭の若手が集まって、本堂で行われる法要の準備ををしました。本堂では7日と10日にお精霊迎えの法要が営まれます。もうすでに棚経に回っている僧もいて、サッと準備を終えました。
じっとしていられない性分のボクは、何をしようかと考えて、ずっと気になっていた作業用の機械や道具などを入れた屋外ストッカーの整理をすることにりました。整理するのは10年ぶりぐらい、雑然としてきて使いにくいと感じていたのでした。小一時間で終了。
お次は、これも気になっていた水琴窟の修理。どうも、地中に埋めてある壺に水がたまってない感じが今年になってからしていました。水がたまってないと、水を流しても音がしません。去年修復したコンクリートを割って、中を覗いてみると、予想的中。でも、水漏れ箇所が特定できないので、底一面に薄くセメントを流して様子を見ることにしました。2時間ほど掛かって完了。
後は、網戸の張り替え、愛猫さくらの行水、園芸機械のキャブレター調整、客間のすだれ掛けなどを細々として、美しい夕焼けを見ながら終了!
夕食後は、先日、バージョンアップしたデータベースソフトのデーター更新作業。MS-DOS時代から使っている和製データベースソフトの「桐」。8年ぶりにバージョンアップしたら、データーの一部の組み替えなどが必要となりました。マニュアルは別売で1万2千円ほど。以前買いましたが、あまりいい出来ではなかったので今回は求めず、何とか自力で。 実はこの作業、1週間ほど前からやっていて、毎日、ため息をついていたのでした。今日も、「もうやめようかなぁ」と思いつつ、粘って粘って、ようやく目鼻の付くところまでたどり着きました。
実はこのソフトは、お寺の檀信徒名簿や護持会の会費、昭和20年以降の過去帳などを管理している肝心要のもの。 「桐」は外国製のデータベースソフトに押されて、青息吐息。「いつ、つぶれるかなぁ」と不安に思ってネットでいろいろ調べ、「官公庁や学校で使っているところが多いから大丈夫」という感触を得て、バージョンアップ版を購入したのです。これからもお付き合いが続くので、何とかしないわけにはいきません。 今夜、なんとか目算が着き、後は細かい調整だけ。やれやれ。
今日は、目立たないけれどいろいろな懸案が片付いた1日でした。
〜 青空に紅白の百日紅。最高に綺麗! 〜
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2007年7月31日(火)
No.1479
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