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2006年6月の日記

トマト酢効果?
 ラジオの番組で、トマト酢が安眠に効果があると言っていたのを聞いて、「眠れない」とおっしゃる数人の方に「トマト酢がいいそうですよ」と勧めてきました。

 某メーカーが、トマトを発酵させて酢にしたものを「天然系快眠サポート飲料」と銘打って販売しているのですが、それはなかなか手に入らないし、高価だということで、ボクが勧めに応じて試された方は、皆さんトマトジュースに黒酢を入れるという‘代用品’を飲まれました。

 それでも効果があったようで、「お蔭で熟睡できるようになりました」などというお礼を言っていただくようになり、遅まきながらボクもやってみることにしました。

 スーパーのプライベートブランドのトマトジュースや黒酢が安価だというので、ちょっと大量に仕入れてきて、早速、今晩やってみました。

 実験ではトマト酢配合品を飲んだ時には、総睡眠に占める「深睡眠」の割合が増える傾向にあるとか。寝つきまでの時間にはほとんど差は見られなっかたということ。
 ボクは、布団に入ったらすぐに寝られますが、眠りが浅く、長く寝ていても眠りの質が悪いのが悩みの種。そういうボクには、トマト酢はもってこいの食品です。

 さて、コップ1杯のトマトジュースに黒酢大さじ1杯合わせただけの‘トマト酢’ではありますが、効果はいかに?

 寝てすぐに、いつもより足が温かいと感じました。
 トマト酢には、血流が改善されて末梢血流が増大し、手足があたたかくなって、より深い睡眠を得るための身体的コンディションが整えられる傾向があると書いてあります。

 「なるほど、これだ! でも、今日初めて飲んで、いきなりすぐに効果が現れるものなんんだろうか・・・」と思っているうちに、寝てしまいました。

 夜中、暑くて寝苦しく、また窓の外はいきなり嵐になって、すだれが窓に打ち付けられたりする音がして、何度も目が覚めましたが、何となく「ぐっすり眠れたなぁ」という気がします。

 これはいいかも知れない・・・。しばらく続けてみることにしました。

 ビフィズス菌にトマト酢、こんなものばかり増えていきます。

〜 三つ葉の花 〜
2006年6月30日(金)  No.1048

古びた機械
 患者さんを対象に法話をしていた病院から退院されて、市の高齢者向け住宅に住まわれて約10年。その間、奥さんを亡くされ、ご自分も入退院を繰り返されている92才翁が、唯一、何もかも忘れて三昧の境地に入れるのは、ワープロで写経をされる時でした。

 そのワープロが壊れから何とかならないだろうかと相談を受け、オークションで探したりしてみましたが、何と、いつも伺う鷹峯のお寺に、類義機種の使わない機械があるということがわかり、足りなかったACケーブルなどを調達して、今朝、翁に届けました。

 しばらくして、「あのワープロですが・・・」と電話がかかってきたので、「えっ、ダメだったの? 一応点検したんだけど・・・」と一瞬思いましたが、「あんな真っ新のような機械、貰ってエエんですか? どっこも悪くないし、インクのリボンも今までのが使えるし・・・」と続いたので、ホッと胸をなで下ろしました。

 翁は、このワープロを使って、法華経や三千仏名経など、数多くの経文を‘写経’。ワープロ写経は、機械は文章を打つようには変換してくれませんから、ほとんど一字一字打つ作業になり、本当に大変な作業です。
 それをされている間は、病気の苦しみ、ひとりのさみしさ、不安、亡き奥さんへの思いなど、いろいろなものから解放され、時間が早く経ってくれるのだとか。

 10年近く前の、今は誰も見向きもしないワープロが、翁の気持ちにこんなに安心をもたらしてくれるなどと、誰が想像ができたでしょう。
 先日、ボクは30年前のアンプを求めましたが、やはりそれによって一つのゆとりを得ることができました。
 ‘物’に精神が宿るとは思いませんが、それを媒介に、人の心の有り様もずいぶん変わるものだということを実感しました。


 翁宅の帰りに、日本写真家協会の展覧会に行きました。向かいの藤田継治展の賑わいとは対照的に、訪れる人はまばら。会員の作品より、ここに出品してできれば入選したいという一般の方々の作品のほうが、力がこもっているように思えました。

〜 階段を下りるさくらのお尻がかわいい 〜
2006年6月29日(木)  No.1047

バッサバッサと
 朝の散歩の途中、黒谷の塔頭で、早くも蓮の花を見ることが出来て、気分が一新する思いがしました。

 泥沼から生じながらも、どうしてこんなに清浄な花を咲かすことができるのだろうと思います。また、暑い盛りでも、この花の回りだけは空気が涼しい気もします。

 朝の散歩に、大きな楽しみが加わりました。


 午後は久々に植木屋。昨日、梅の実を収穫したので、枝を剪定して空かすことにしました。あまりにも枝が茂り、紫陽花やつつじなどが影になって、次第に咲かなくなってしまったのです。

 梅の花芽は7〜8月頃に付くので、いま強い剪定をすると来年の花や実が期待できなくなってしまいますが、仕方ありません。バッサバッサと枝を切り落とし、木の下には枝が山となりました。

 お蔭で、一帯がずいぶん明るくなり、木の下にも日が差し込むようになりました。一長一短の剪定です。


 今日の最高気温は曇天ながら32度まであがりました。久々の植木屋作業は、ちょっと消耗しました。

 こんな時、蓮の花を見たら、もう一度元気になれるのになぁ。

〜 黒谷・西雲院の蓮 〜
2006年6月28日(水)  No.1046

梅不作
 夕方、梅の木の下に行くと、たくさん梅が落ちていたので、急遽、梅拾いをすることにしました。

 雨の後なので、多くの梅が傷んでしまっていました。

 ついでに、木に付いているのも落とそうと竹竿を持ってきましたが、葉の間をよく探してもあまり実がついていません。

 落ちていたのや叩き落としたのを合わせても、結局、バケツ半分ほどしかありません。例年、バケツ5〜6杯分ほど収穫できるのに、今年はさっぱりです。

 和歌山の産地でも今年は不作で、3割ほどの減収だとか。今年は梅の開花がかなり遅れましたが、その影響なのでしょうか。

 さて、減塩梅干し、うまく漬かるでしょうか。カビとの戦いです。


 夜、町内会の会合。主な議題は、8月の地蔵盆。今まで、町内会に出たことのなかったボクには、イベントの内容など、よくわからない話ばかり。

 今年は順番で会計が当たってしまっているので、真剣に聞いておかないと・・・。お金の計算、ちゃんと合うでしょうか・・・。

〜 夕陽の当たる紫陽花 〜
2006年6月27日(火)  No.1045

勢いつけて、胃カメラを飲む
 思い切って、胃腸の不調を診てもらうことにしました。

 大きい病院は待つのが嫌なので、とりあえず近くの開業医で、「胃腸科」を標榜している医院が絶対条件。雨なので車で行きたく、駐車場があることも条件の一つ。こんな探し方でいいのでしょうか・・・。

 車で5分ぐらいのところにあった胃腸科に行ったところ、月曜休診。看板を見たら休みだらけでした。趣味で開業しておられるのかな? どこかの大きい病院の勤務医?

 しかたがないので、少し離れた胃腸科へ。ホームページを見たところ、ドクターが結構なお歳のようなので、候補上位には入っていなかったのでした。

 医院に一歩入って受付を済ませましたが、正直、「やめておいたらよかったかな」と悔やみました。狭い待合室、古ぼけた壁紙、愛想のよくない受付、そして担当医表にはお歳を召した院長の表示だけ。

 受付に保険証を渡してしまったので帰るに帰れず、しばらく待っていると診察が始まり、その声がすべて待合室に聞こえてきます。「そりゃぁー、ないだろう。まる聞こえじゃないの」。

 尿を取り、体温を測ってもうしばらく待つと、診察に呼ばれました。診察室に座っていたドクターは、『おそまつ君』に出てくるラーメン好きの小池さんを太らせたような風貌。頭は白髪混じりのモジャモジャ。やはり結構なお歳でした。
 症状を説明し、ベッドで触診。お腹を押されると、予想以上に痛みを感じました。

 「検査してみますか? 朝食は食べられましたか?」と言われたので、「この際、やっちゃえ!」と思い、「お願いします。抜いてきました!」と、つい応えてしまいました。
 「じゃぁ、準備をしますので、もう一度待合室でお待ちください」と待つこと10分ほど、やはり結構年輩の看護士さんに処置室(といっても、診察室へ通じる通路)へ呼ばれました。
 「初めてですか? まず胃の動きを止める注射をしますね」と筋肉注射をされ、次にドロッとした透明の液体を喉に注がれました。

 この時、初めて、自分の受ける検査が胃カメラであることを知りました。「最初は、胃の透視だろう。胃カメラは心の準備もいるし」と高をくくっていたのですが、まさかいきなり来るとは・・・。

 また10分ほど待ち、今度はドクターに案内されて、3階まで階段を上がりました。2階にはボンボンベッドが10程並んでいて、点滴を受ける人が横たわっておられました。「あー、奥の方へ人が消えていくと思ったら、これだったんだ・・・・」

 胃カメラの部屋は極めて殺風景で、愛想もありません。「リラックスできるような暖色系の部屋で、静かに音楽がかかっているの理想的」と、どこかのホームページには書いてあったのに、これでは気持が検査に集中しちゃう。

 薄汚れた天井を見ながら口を開け、局部麻酔のスプレーを執拗に吹きかけられました。これが浸みて痛い! 不味い! 今日の検査で何が一番辛かったかと言えば、このスプレーでした。

 「楽にしてくださいね」と言われたら、余計に緊張します。「はい、それでいいですよぉ」と誉められた瞬間、否応なく、カメラの太いファイバーが喉を通って胃に入っていくのがわかりました。「隙を突かれた。やるなぁー。だてに年とってないわ、このドクター」と思いました。

 カメラは胃の中を一路奥へ。モニターを見ながら、「へぇー、結構綺麗じゃん。潰瘍や腫瘍はないなぁ」と安心しました。ただ、胃の中が水浸し。こんなものなのかと思っていたら、ドクターも「これはドボドボですねぇ。ちょっと抜きます」と言って、胃の中の水を抜きながら‘記念撮影’。「ピロリ菌の検査をしておきましょう」と組織をひとつかみして、一気にワイヤーを抜き去り、続いてファイバーをズーっと抜かれました。

 そんなに長い間には感じず、いろいろ話を聞いて脅かされていたより、楽でした。

 2階のボンボンベッドで、止血用の点滴をしてもらっている間に、ドクターは地下のX線室で別の患者の検査をされてる様子。看護士さんも、「あら、院長先生、地下だわ」と言いながら、別に手伝う様子もありません。

 院長の、地下から3階までを行ったり来たりしながら、診察や検査をてきぱきとこなしていかれる様子には感心しました。それでいて、‘雑’な感じはまったくなく、物腰もやわらか。「うーん、やるなぁー」と、感服しました。

 点滴が終わってすぐに診察室に呼ばれ、検査結果の説明を受けました。とりあえず、逆流性食道炎と胃酸過多。胃酸かどうかは知りませんが、胃の中が水浸しなのは、今の不快な症状とピッタリ一致する気がします。腸の不具合については、「男性はもともと女性より腸が弱いですから」と、ちょっと拍子抜けする答えでしたが、ピロリ菌の検査結果と血液検査の結果を待つことになりました。
 「記念写真を、どうぞお持ち帰りください」と言われ、胃壁の4分割写真を貰って帰りました。

 いいドクターでした。胃カメラも、ドクターの腕がいいのか、聞かされていたほど苦痛ではなく、信頼できるお人柄でした。あとは、胃腸の不調が早く治ってくれるといいのですが。


 午後からは葬儀。喉がヒリヒリしていて、ちょっと辛かったですが、無事にお勤めすることができました。

〜 処方された煤のような薬 〜
2006年6月26日(月)  No.1044

雨の日
 朝9時頃から1日中雨が降り続きました。

 昨日植え替えた紫陽花のためには恵みの雨ですが、外の作業が出来ず、手持ちぶさた。細々としたデスクワークをしました。


 昼過ぎ、独り暮らしだった檀家の男性が亡くなっていたと、ご親戚の方から連絡がありました。検死の結果、昨日、入浴のために服を脱ごうとされたとき、しんどくなって椅子に座り、そのまま亡くなったのだろうということでした。

 夜、親族だけの通夜。お酒の好きな方でした。

〜 階段で気配をうかがう さくら・・・ 〜
2006年6月25日(日)  No.1043

盗っていく人、捨てていく人
 紫陽花を植え替えようと穴を掘っていたら、穴蝉が何匹も出てきました。

 そんなに深く掘っているわけではないのに出てくるということは、そろそろ地上に出ようと準備をしていたに違いありません。

 もう一度、土中に戻しましたが、羽化することはできないくなってしまったでしょう。かわいそうなことをしてしまいました。


 紫陽花をもっと増やそうと、剪定するついでに挿し穂作りをしました。でも、活着してもよほど大きくなってから人が通るところに移植しないと、また盗られてしまいそうです。

 先日、山吹がまた2株盗られているのに気がつきました。花が咲いていない時期なので、気づかれないだろうと油断していました。

 植えては盗られ、植えては盗られ、それを乗り越えて大きくなったものだけが残っていきます。腹が立ちますが、仕方がありません。


 盗っていく人もあれば、置いていく人もあります。

 ここ数ヶ月、1〜2日おきに、家庭ゴミを境内のあちこちに置いていく人がいます。
 今日は道端かと思えば、門や、灯籠の基壇、止めてある自転車の籠、本堂の前と、日によって場所は変わります。さらに、それをカラスが突くので、ゴミがあちこちに散乱してしまいます。

 僧侶や職員が何人もで気をつけていますが、どうやら朝の6時頃、犬の散歩のついでに捨てていくようです。

 ゴミの中身を調べたところ、近くのスーパーで買った食品のトレイとかが多く、おそらく単身者とか。身元のわかるようなものは入っていないとか。決められた日にゴミを出すのが面倒なのか、ゴミの日まで置いておきたくないのか。


 いろいろな事件が起こりますが、人間って、だんだん悪くなっているのでしょうか?

〜 名前をど忘れ・・・「ニワナナカマド」とメールで教えていただきました! 〜
2006年6月24日(土)  No.1042

チクチク
 1日中、胃がチクチク、チクチクしていました。

 漱石の小説の中でも、苦沙彌先生は猫を飼っていて、胃弱で、癇癪持ち。ますます近付いてきたのかと思いました。

 食欲はあっても、食べるとまた痛くなるのではないかと思うと、できるだけ害のなさそうなものしか食べられず、結果、体の力が抜けて一回り萎んだような気がしました。

 とりあえず、知人から貰った試供品の胃薬を順繰りに試していますが、どれも効いている感じはしません。日にち薬です。


 体の力が抜けると更新作業にも意欲がわかず、おまけに写真を撮りに出ては人に話しかけられるので、遅々として進みません。

 新しいカメラがあると、そっちばかり試してみたくなるもので、今まで撮れなかった超アップや画角の広い写真を撮ってばかりで、また更新が遅れてしまいました。でも、花のドアップなど、ワクワクしますね。

 デジカメの進歩のスピードも凄まじいですが、記録メディアの大容量化にも驚かされます。500円玉1枚ほどのSDカードに、フロッピー700枚分ほどのデーターが入るなんて。

 次の更新までに、新しいカメラの操作をもう少し習得しておかなければ。

〜 紅ガクあじさい 〜
2006年6月23日(金)  No.1041

胃痛
 夕べ、ボランティアの元仲間と出口のない話を喧喧諤諤しながらお酒を飲んだのが当たったのか、夜中に胃痛がしだして、朝食・昼食も食べられず、結局、夕方まで起き上がれませんでした。

 こう胃腸の不具合が続いては、医者嫌いのボクでも胃腸科に行ったほうがいいだろうと思います。来週には行くかも。


 注文していた日常携帯用の小さいデジカメが来ました。光学ズームが7.1倍、広角側は28ミリ、マクロは1センチまで近づけるというのが気にいって買ったのですが、マニュアルの小さい字を読む気力がわかないので、とりあえずシャッターを押すだけ。

 先日来、空気清浄機、アンプ、そしてデジカメと次々に買ったので、へそくりはすっかり底を突いてしまいました。

 次の臨時収入は秋頃。それまで何も壊れないでくれればいいのですが・・・。

〜 新しいカメラで撮ったさくら 〜
2006年6月22日(木)  No.1040

お花探偵団
 雨の日以外、ほぼ毎朝する30分ほどのウォーキングの折に、時々お目にかかるご婦人がおられます。

 お歳は50後半? お名前は存じ上げませんが、家は岡崎のあたり。

 散歩途上でお目にかかると、「あの花は何という名前ですか?」と尋ねられたり、「あそこに珍しい花が咲いていますよ」と教えてくださったりします。

 タンポポに似た花シリーズで、オオジシバリやノゲシ、ブタナなどの名前を知ったのも、その方が尋ねてくださったお蔭でした。

 数日前、黒谷の塔頭の敷地に見たこともないような花が咲いていることを教えてくださり、「何という名前か教えてください」と頼まれました。

 その翌日すぐに見に行ったのですが犬に吠えられて逃げ帰り、昨日の朝やっと花を見ることができました。確かに、見たことがない花です。ちょっと調べてみましたが、見当がつきません。

 今朝もう一度見に行って、写真を撮り、本格的に調べることにしました。

 手がかりはありません。彼女がおっしゃるには、その塔頭の人に一度名前を教えて貰ったことがあったそうで、「般若心経にでも出てきそうな名前でした。実はキウイに似ているそうです」というのです。
 般若心経には花の名前は出て来ませんし、無憂樹でも優曇華でもありません。仏手柑? 釈迦頭? ・・・

 おそらく、南方の花でしょう。花や葉の形が少しお茶に似ている気がしますので、ツバキ科の植物から当たってみることにしました。でも、それらしい花は見つかりません。

 茶・・・チャ・・・Chya・・・南方・・・と考えていて、「そうだ! グァバ茶、グァバ!」と思いつき、検索すると、「フェイジョア(異名 パイナップルグァバ)」というページに、そっくりの花が載っているではありませんか! 「間違いない! これだ!」

「フェイジョア フトモモ科/常緑低木/南米原産
 開花時期は5〜6月。赤と白の珍しい花をつけ、10月頃に実が熟す。熟した実は食べられ、パイナップルのような香りもある。果実はあまり市販されておらず、植栽も珍しい。比較的耐寒性もあり、手間もかからないため、関東以南なら一般家庭でも栽培可能。」

 ページをプリントし、彼女に「はい、わかりましたよ!」と平然と(内心得意げに)渡せば、「えっ!! 和尚さん、わかったのですか!」とビックリされるに違いありません。そんな顔を見るのも楽しみぃ〜。

 それにしても、「フェイジョア」も「パイナップルグァバ」も般若心経には出て来ません。ひょっとしたら、お寺の方が間違って「波羅蜜(ジャックフルーツ)」と教えられたのかも知れませんね。

 さて、次はどんな質問が来るでしょうか。

〜 竹藪の日陰に咲いていたフェイジョアの花 〜
2006年6月21日(水)  No.1039

白磁の壷
 琵琶湖大橋の東岸にある、某運送業者の美術館に、「李朝陶磁の名品−白磁と粉青沙器−」という展覧会を見に行きました。

 池に取り囲まれた2棟の切妻屋根の展示館は、いつ見ても素晴らしいのですが、余計なことに、ここに来る度に、厳しい労働条件で仕事をするドライバーとこの景色の格差の大きさが思われてなりません。
 また、「その荷物はいま配達中です」と問い合わせに応えながら、早々に翌日配達に回してしまう誠意無き対応が、今年に入ってから2度も繰り返されたことを思い出します。

 それはさておき、入ってすぐの常設展示スペースには平山郁夫氏のシルクロードをテーマとした連作が数室にわたって並び、部屋を見渡せる場所などにはベンチが置いてあって、ゆっくりを異国の雰囲気に浸ることができました。

 ボクの愚弟は日本画家ですが、大学時代の主任教授は平山郁夫氏でした。でも、弟は彼を好きになれなかったらしく、他の売れない(?)先生に師事したせいか、いまだに売れません。

 某運送会社とこの画家の組み合わせは、どうもお札が飛び舞っているようなイメージが先行していけません。そういう先入観抜きに作品を見ないと・・・。それにしても、すごく高価な絵の具を厚塗りしている・・・あっ、また考えてしまいました。

 李朝の白磁は、ボクがもっとも好きな陶磁器です。そのフォルムには日本の陶磁にはないおおらかさを、白すぎない‘白釉’には深遠さを感じます。

 かつて、ボクが陶芸をかじっていた頃は、このフォルムや白に憧れ、それに近い色を釉薬で出したいと思って、畳屋さんから古畳を貰ってきて燃し、わら白の釉作りに取り組んだことがありました。

 また、胎土の上に白土を用いてさまざまな装飾を加えた粉青沙器のコーナーには、象嵌や印花、掻き落としや線刻、鉄絵、 刷毛目や粉引きなど、様々な技法を使った器が並んでいました。
  刷毛目や粉引きも、ボクの大好きな技法。胎土と化粧土の相性が悪く、なかなか上手くいかなかったことを思い出します。

 こんな展覧会を見ていると、もう一度陶芸がしたくなってきますが、膨大なエネルギーが要ることが先に頭に浮かび、今はそれが枯渇している自分を知らされることにもなります。
 どこかの山の中で、コツコツと轆轤をひねりながら、日々食べられるだけの茶碗を作って売って生活する。そんな仙人のような生活に憧れます。

 展示されている作品の数はさほど多くありませんでしたが、ゆったりした形の白磁の壷に入りこんだような時間を過ごすことができました。

 帰路、大好きなホームセンターに寄りました。滋賀県のホームセンターは素晴らしい!

〜 美術館のカフェより 〜
2006年6月20日(火)  No.1038

植木屋は痒い
 先日からの剪定作業の時に、背中を毒虫に刺されたらしく、赤い腫れが4箇所できてしまいました。
 結構痒くて、キンカンを塗ったり、椅子の背で擦ったりしていますが、一向に収まりません。

 痒みって、辛〜い! でも、背中でヨカッタ。

 お腹には、折れた枝で突いてしまった打ち身の跡がくっきり。突いた瞬間、切腹をしてしまったかと思うほど痛く、しばらくうずくまっていました。

 すねなどだったら、もっと痛かったでしょう。お腹でヨカッタ。

 剪定しても剪定しても、切りがないですねぇ。本気でやろうとしたら、週の1/3から半分は植木屋をしていなければいけない感じです。


 梅雨の最中とは思えない西日の強さに、夕刻、すだれを吊しました。効果はてきめん。見た目も涼しそうになりました。

〜 南天の花殻と数年前に勧修寺でいただいた睡蓮の初開花 〜
2006年6月19日(月)  No.1037

閑たる日曜日
 朝、窓から木の枝を見たら、まだ滴りが落ちていました。

 昨日の剪定の後片付けをしていたら、ボトボトになりました。だんだんお天気はよくなってくるし、蒸し暑さも手伝って、全身びしょ濡れです。


 午後、日が傾いてから、寺町にデジカメを見に行きました。

 京大病院の近くで、民間の駐車監視員が‘活動’中。彼らは、乗ってきた軽自動車を‘放置’して監視活動をしています。宅配をする間だけでも駐禁になるのに、彼らの車は駐めておいても問題にならないのでしょうか?

 四条通や河原町通を見ても、結構、車が駐まっています。タクシーなどは交差点内でまでも客待ちをしています。デパートの駐車場に入ろうとする車と客待ちタクシーが2重駐車。

 駐車監視員制度が発足した日な、違反車両がほとんどなくなりましたが、また元通りになってきました。

 「つまらないところを取り締まるより、こういうところを何とかしたらどんなんだ。もっと常習的に駐めている車やを取り締まればいいのに」と思いました。


 デジカメを見ていても、乗ってきたバイクが駐車違反にならないかと気が気ではなく、落ち着いて見ていられません。

 意中の機種の動作を確かめて、値段を見たら44,800円。「そんな、あほな・・・」 通販では29,780円で売っているのです。当然、見るだけ。


 デパ地下でマグロの刺身を買い求め、夕食に冷酒を呑みながらいただいて、サッカーも見ずに、早々に寝ました。勝てなかったのですねぇ。

〜 オークションで入手したアンプの梱包材の中で爆睡するさくら 〜
2006年6月18日(日)  No.1036

機械に驚く機会
 午前中の剪定作業を終えて、昼食を摂り、ちょっとうたた寝している間に雨が降っていました。

 慌てて電気工具を屋根の下に片付け、通路の荒ゴミを端にやって、雨が上がるのを待ちましたが、雨は夕方まであがりませんでした。

 天気予報では「晴れ」だったのに、予期せぬ雨。ずいぶん損をした気分です。


 しかたがないので、午後は宗派関係の持ち帰り仕事をしました。

 300ページ弱の紙の資料をスキャナーで読み込み、PDFファイルにして、TXT検索できるようにするという作業。
 そういう作業がこれから増えるのにあわせて、宗派の予算で購入して貰った機械を借りて帰り、とりあえず使ってみました。

 小さな機械が、スゥー スゥー と資料を次々読み込みながら、一度に両面をスキャンして、一気にスキャンしていきます。
 読み込める紙の枚数制限のため、3回に分けて読み込みましたが、3回合わせてもごくわずかな時間しかかかりません。読み込んだファイルは、自動的にPDFになって保存されています。

 わずか3万円ほどの機械ながら、ものすごい威力です。

 検索可能なPDFにする作業もワン・クリックだけ。さすがにこれはパソコンの能力に依るところが大きく、6年落ちのボクのパソコンでは少々時間がかかりました。でも、他の作業をしているバックでやってくれるので、苦にはなりませんでした。

 これがあれば、様々な資料をデーターとして保管でき、しかも検索が容易になります。
 いやぁー、素晴らしい!

 でも、機械は素晴らしいけど、こういう仕事は事務員さんにしてもらえばいいのじゃないの? 事務員さんが休んでる土曜に、どうしてボクが・・・。まぁ、いいかぁ。

 昨日は30年前の機械、今日は最新の機械。機械に囲まれる機会が多いなぁ。

〜 A4より少し大きいだけの機械なのに・・・ 〜
2006年6月17日(土)  No.1035

30年前の機械同士を入れ替え
 何年も前から不調だった、大学生の時に買ったステレオのアンプが、最近ますますおかしくなって来ました。
 ボリュームを回すとスピーカーが壊れるのではないかと思うようなガリガリ音が響き、ごく限られた部分を探り当てないと音が出ません。その回し方はとても微妙で、また左右片方からしか音が出ないこともしばしばでした。

 ボリュームの劣化、リレーの不良などが考えられますが、30年ほど前の学生の身分で買えた安価な機械はきっと修理できないでしょうし、自分では直す自信はありません。

 新しいアンプを買うしかないかなぁと、ネットでいろいろ調べましたが、長らくオーディオへの興味も薄れていたので、要領を得ません。しかも、プレーヤーが使えて、プリアンプとしてだけ動作させられる機種となると、かなり高価な機器しかないようでした。

 しかたなく、今持っているアンプと同型のものをオークションで探してみましたが、あろうはずもありません。あれこれしているうちに、学生時代に欲しかったメーカーのアンプが出品されているのを見つけ、ボクの求める条件を満たしていることを確かめると、一気に落札してしまいました。

 今朝、それが埼玉の出品者から届きました。かなりの重量でした。

 実は、落札してからいろいろと不安になりました。「完動品」で1週間の保証付きというので求めましたが、何しろその機械も約30年前のもの。ボクの持っていたアンプと同じように、‘ガリ’が出ていたり、コンデンサなどが劣化していることも考えられます。本当に使えるかどうか、来るまで心配でした。

 プレミアが付くほどの名機ではありませんが、30年前10万円ほどだったものを、1万5千円で競って落札しました。熟慮した末とは言えません。
 「馬鹿なことしたかなぁ・・・」と反省をしましたが、「学生の頃、欲しかったメーカーだったし・・・これぐらいいいよなぁ」と自分で自分を納得させ、後はちゃんと鳴ってくれるのを祈るだけ。

 マニュアルなど付いていないので、勘を頼りに試行錯誤しながら接続。ようやく、プレーヤー、CD、チューナー、カセットすべてのソースからの音が鳴るようになりました。先日、送っていただいたCDも、ガリ音なしで聞けます。やれやれ。


 今日は、「今日の散歩道」の更新日。再生成ったステレオでジャズを聞きながら、作業をしました。

 さくらは、今まで聞いたこともない音が‘変なところ’から聞こえてくるのに驚いて、ボクの部屋で安眠できないでいました。

〜 学生の頃、このメーカーのアンプが欲しかったなぁ 〜
2006年6月16日(金)  No.1034

フレンチ克服前夜祭
 7時から本堂へ出頭。その後、檀家の法要を勤め、昼から大津・坂本での会議。大慌てで帰って、自家用をタクシーに乗り換えて、超宗派の僧侶の会‘バカボン’の年次総会&懇親会。やれやれ。

 懇親会はビストロの和室で、ボクが犠牲になりながらセッティングしたフレンチ。肉やオマールエビ、サラダなど、当然オリーブオイルを多用した料理が続き、「もやはこれまでか・・・」と思いましたが、飲み出して2週間のビフィズス菌効果か、変調を来すことはありませんでした。

 昨日、名古屋であった先輩から、最近、肉などを食べるとボクと同じような症状に陥ることが多く、この前は出先で変調を来してしまって、急遽ホテルを取ったという話を聞かされました。彼にとっても、お腹の不調はかなりのトラウマになっているようで、その話は我が身のことのように痛く心にしみ入りました。

 目まぐるしい1日を締めくくる、心おきなく語り合える仲間との、楽しいフレンチでした。

〜 グラスが林立するテーブル 〜
2006年6月15日(木)  No.1033

名古屋の収穫
 午前中の月参りを済ませて、新幹線に飛び乗り、名古屋へ。天台宗内の僧侶グループの勉強会に出席しました。

 今日の講師は比較宗教学者。幼少の頃はキリスト教会に通い、ふとしたことから14歳で出家。20年間、大徳寺で修行した末、34歳のとき寺を離れて、渡米。ハーバード大学神学部で神学修士号を取得。現在は、広島大学大学院で教鞭を取っておられるという変わって経歴の持ち主。

 ボクは、以前、この方の『前衛仏教論 〈いのち〉の宗教への復活』という本のタイトルに惹かれて買い求め、読んだことがありました。

 ‘ロ’の字に座る10数名の出席者の前で語られたことの多くは、現在の寺院や僧侶の現状にとっては厳しいこともありましたが、ボクが普段から考えていることと重なることも多く、共感を覚えることもたくさんありました。

 問題は、その現状認識に立ってどう動くかということで、今までいろいろな機会にたくさんの人の話を聞かせてもらいましたが、納得できる話はありませんでした。
 ある著名な宗教評論家の話などは、まさしく‘評論家’の無責任な話だったので、話を聞いた後、かなり激しくやりあったことがありました。

 今日の講師は、20数年の小僧や雲水生活を経験されておられるので、それなりに‘内部’のことをよく知っておられ、的確な発言も多かったと思います。ただ、僧堂はお寺の中でもごくごく特殊な世界であり、‘プロの宗教家’としての経験はないため、少し現実離れしていると思えたこともありました。

 一番印象的だったことは、最近は「オーラの出るような宗教家がいない」という趣旨の発言。本当にそうです。どこかの管長であろうと、有名な寺の住職であろうと、オーラの出るような宗教家は、思い起こしてもほとんど思い出せません。徳が高くてそういうポストに付くわけでもありませんので、そういう立場の人は、かえってオーラなど出ないと言ってもいいかも知れません。
 厳しい行をしている人でも、生死を賭けてやっている行者と手抜きをしながらやっている行者では、言葉の響きが全然違ったという、フロアからの暴露的な発言もありました。

 「よく勉強をすること、きっちり勤行をすることが大切」 当たり前のようですが、ボクも「とにかくきっちりお経をよむこと。読経、念仏、その三昧の境地に入ることが、今の自分に一番大切であり、原点だ」と思うようになりました。

 「出席者が少ないから来てくれ!」ととう電話がなければ欠席していた勉強会でしたが、行ってよかったです。何でも、邪魔くさがらずに出て行かないとダメですね。

 ‘のぞみ’に抜かれながら、‘ひかり’でのんびりと帰りました。こういう時間も有り難いですね。

〜 コーヒー・ブレイク 〜
2006年6月14日(水)  No.1032

寝不足
 夜中の2時頃、4回連続のイタズラ電話。

 受話器を取って、無言で向こうの様子を伺っていると、ガサガサという音がして切れることの繰り返しです。

 イタズラ電話は、これまで昼間には時々かかってきましたが、夜中は初めて。昼も夜も、3〜4回ほど同じようなパターンを繰り返して、無言で切れます。
 「非通知」でかけてきているので、電話番号はわかりません。そりゃそうです、番号がバレてしまっては、相手も困るでしょう。

 ボクの電話をナンバーディスプレイにして、「非通知」は着信しないようにする方法もありますが、イタズラ電話のためにこちらのスタイルを変えるのは馬鹿馬鹿しいので、今のところする気はありません。

 ただの行きずりか、愛されているのか、恨まれているのか・・・。ひょっとしたら、日本がW杯であんな負け方をした腹いせか?


 夜中に飛び起きたはずみで、ちょうどボクの足のところで寝ていたさくらを蹴ってしまったようです。

 さくらはそれから驚いて起き、それからしばらくは俄然張り切って、寝ているボクの足をかじってみたり走り回ったり。

 蒸し暑さも手伝って、すっかり寝不足です。

〜 黒谷・極楽池の花菖蒲 〜
2006年6月13日(火)  No.1031

ノー・プログレム
 午後から、インドに大乗仏教のお寺を建てようというプロジェクトの会議。

 来年2月の落慶法要を目指して建設が進んでいるようです。世界的な建築資材の高騰、現地のゆったりとした作業による工期の遅れが多少問題になりましたが、まずまず順調でしょう。

 建築中の建物の写真を見ると、その柱の細いこと。震度3.5に耐えることが出来れば現地の耐震基準はクリアできるのだとか。念のため、震度4にも耐えられるような設計になっているそうですが、それでも見た目はか細い感じの柱です。

 また、塔のような2層の建物なのですが、反った屋根というのが現地の建築業者に理解して貰いにくく一苦労。また屋根の緑青色はイスラムの色らしく、これも要変更。

 細かいことは何かとありますが、もう先が見えてきました。


 終わって、懇親パーティー。正直なところ、ボクは建築の進み具合より自分のお腹が心配でしたが、今日はノー・プログレム。だんだん自信をつけようっと!

〜 完成予想図と御本尊 〜
2006年6月12日(月)  No.1030

雑務の日
 午前中の法要を終えて、午後は剪定作業でもしようかと思いましたが、どうも意気が上がらず、手始めに自室の掃除をしました。

 季節外れとなっていた加湿器を収納しようと掃除を始めて、そのフィルターが埃だらけなのに気がつきました。
 そういえば、さくらの毛も結構落ちています。最近、また喉が不調なのも、この埃や毛が原因かも知れないと思い、電気屋にデジカメを見に行くついでに、空気清浄機も見てみることにしました。

 日曜の大型電気店は混雑していて、デジカメ売り場にもたくさんの人がいました。
 いま、デジカメは少し大きい機種と、ポケットに入る大きさのものの2台を持っていますが、後者はピントが合わなかったり、すぐに日付がリセットされて初期状態に戻ってしまう不具合が頻発しています。修理してもかなりの費用がかかりそうなので、買い換えを検討しています。

 空気清浄機にはあまり期待していません。花粉やウイルスを取るとか、カテキン効果、マイナスイオンで出るとか書いてありますが、トルマリンとかマイナスイオンの効果はみんな嘘だと聞いています。とにかく、布団の上げ下ろしだけでも出るハウスダストさえ取ってくれればいいと思っています。

 結果的に、大型量販店の価格は、空気清浄機もデジカメも、ネットで見た値段より3割ほど高め。ネットで買うことにしました。

 今夕、先日さくらが突き破った網戸を、さくらに妨害されながら、やっと修理しました。
 掃除は、結局、途中までしかできず、また次の機会を待つことにしました。いつになったら終わることやら・・・。散らかるほうが早そう。

 せっかく直った網戸なので、何となく開けていたいような気分。でも、夜になると涼しすぎる気もしたり、かといって閉めると暑いような感じ。ガラス戸を開けたり閉めたり、服を着たり脱いだりしていました。
 更年期かなぁ・・・。

〜 直った網戸・カーテン越しに外を見るさくら 〜
2006年6月11日(日)  No.1029

鴨川のホタル
 夜、今月の「メダカの学校」に講師できてくださった「出町ホタルの会」のホタル鑑賞会に参加しました。

 8時、商店街の方や近くの小学校の子供と父兄など、30人ほどの方が出町橋の西詰めに集合。説明のあと、鴨川の右(西)岸を丸太町橋まで下りました。

 夜の鴨川沿いを歩くなんて、若き頃のデート以来? 今出川と丸太町の間は少し暗すぎて、デートには不向きなことを発見しました(発見してどうする!)。
 それでも、端の近くのまだ少し明るい場所では、数組の若者が車座になって、比較的静かに何かをしています。コンパでもなさそう。何しているんでしょう。

 会の係の方が幟を掲げて先達を務め、その後をゾロゾロと参加者が続きます。
 河畔は水面を渡ってくる川風が気持がいいのですが、一所懸命歩くと少し汗が滲んできました。

 対岸を車で走ることはよくありますが、いざ河畔を歩いてみると、夜ということもあって、「この建物はなんだろう」「このグランドは?」と思うこともしばしば。川の中には黒く見える葦原?が広がり、その脇をキラリと光りながらゆったりと水が流れています。「こーんなに中洲があったんだぁ・・・。蛇がたくさんいるだろうなぁ・・」。まるで探検気分です。

 「一昨日はたくさんいた」というホタルは、なかなか顔を見せてくれません。やっと1匹いたら、大人も子供も大騒ぎ。飛んでいても、鴨川のような広い川が背景では、余計に小さく見えてしまいます。
 南に向かうにつれて少しずつホタルは増えてきましたが、丸太町の橋に着くまでに見ることが出来たのは10数匹。

 丸太町橋をくぐったところでいったん解散し、少し南の、鴨川の1本西の水路「みそそぎ川」まで行くと、比較的たくさんのホタルが姿を見せ、「ホタルを見た」という気がしました。

 最初はホタルを放とうと思っておられたのが、自生しているということがわかり、それならばそれが繁殖できる環境を整えていこうと息の長い取り組みをされている「出町ホタルの会」。

 楽しくのんびりとした鑑賞会。やっぱり、ステキなオジサンたちでした。ボクもオッサンです。

〜 出発前の説明。「危ないですから、子供さんと離れないようにしてください」 〜
2006年6月10日(土)  No.1028

W杯で大騒ぎ
 今夜(正確には明朝)から、サッカーのワールドカップが始まります。

 最近、TVでその話題がよく取り上げられるのを見て、ボクは「どうしてそんなに大騒ぎをするのだろう」と思っています。

 もちろん、人それぞれ好きずきですし、日本チームには頑張って欲しいとは思います。サッカーファンの方にはせっかくの機会を満喫してもらいたいのですが、TVを見てもサッカー、新聞を見てもサッカーというような大騒ぎは勘弁して欲しいなぁと思います。

 そんなにこぞって取り上げなければならないほど、みんなサッカーが好きなのでしょうか?
 不思議に思って、ここ数日会った人に「ワールドカップが始まりますねぇ」「サッカーはお好きですか?」などと尋ねてみました。その結果、「楽しみです」とおっしゃる方もあれば、「興味がない」「好きではない」と答える方も多く、マスコミの大騒ぎぶりとはかなり温度差がある気がしました。

 マスコミが世論やムードを作る恐さ。それに踊らされないようにしたいと思います。
 でも、サッカーで大騒ぎしている間は平和です。

 しばらくは、なんでもかんでもW杯金太郎飴状態かと思うと、ちょっと嫌な気分です。

〜 池に写ったサツキの花影 〜
2006年6月9日(金)  No.1027

取り越し思案
 雨ではなく、晴れていれば、植木の手入れを最優先しているこの頃。次から次へとしなければいけない作業があります。この時期、にわか‘庭師’は多忙です。

 台杉の剪定を自信がないままにしましたが、ちょっと刈りすぎかたも知れません。まぁ、松と違ってまた芽が出てくるので、大丈夫。

 でも、咲いている花を見ても、「あ、花が終わったら剪定しないと・・・」と、先のことに気を回して今を楽しめないようになってきているのかも知れないと感じます。
 これから盛りの紫陽花も、今から、「あそこは日当たりが悪くて花付きが悪いから、植え替えなきゃ」「あれは挿し木をして増やそうかなぁ」と思案しています。

 気象庁は、今日の3時、近畿の梅雨入りを発表。いよいよ、鬱陶しい季節の到来かな。でも、雨は今夜から明日だけみたいだけど・・・。

〜 剪定が済んだ庭 〜
2006年6月8日(木)  No.1026

ミーコに「塩」を送る
 自坊の庭木の剪定をしていたら、つくばい近くの茂みから、突然、ミーコが飛び出してきて縁の下に逃げ込みました。

 さっき、本堂で‘ポッポ・バスターズ’の活動をしていた時(鳩の来るポイントに木酢液をかけました)、ミーコが本堂の前から自坊のほうに向かって行くのが見えました。その後、自坊のセンサーが塀を越えてくるミーコを感知して警報音を出していたので、侵入されたことはわかっていました。

 縁の下に身を潜めているだろうミーコに、さくらが食べなくなった餌をあげることを思いつきました。
 さくらが少し大きくなった頃、離乳食の頃からずっと食べていた餌の代わりに、人からいただいた魚の形をした餌をあげたら、それまでの餌をまったく食べなくなり、2キロぐらいが余ったままになっていたのでした。

 一握りの顆粒状の餌を犬走りに置き、その場を離れようとしたら、すぐにミーコが縁の下から出てきて、警戒する様子もなくガツガツと一気に食べ始めました。

 去年の春、さくらが来るまで、ボクはこのミーコとどれだけ戦ったことでしょう。庭に網を敷いて糞をされないようにしたり、小池に網をかけて金魚が食べられないようにしたり、警報機を付けたり・・・。鳩避けに使った木酢液は、今日買うのが2回目ですが、初めて買ったのはミーコ避けのためでした。
 それだけ手を尽くしても、なおかつやって来たミーコ。

 去年の春にはその子(たぶん)を飼うことになり、いま、ボクは当のミーコに自坊の庭で餌をあげている・・・「敵に塩を送る」という行為を超えて、ミーコに親しみさえ感じている自分を感じます。「好きな動物は?」と聞かれれば、猫を欠くことはできません。
 ミーコも、境内でボクを見たら、「ミャァーー」と猫なで声をあげるようになってきました。
 お互い、なんという変わり様でしょう。

 しばらく剪定を続けていたら、ミーコが石段を降りて、次の目的地に行こうとしているのと出会いました。ボクが「ミーコ、もうちょっとあげよう。こっちお出で」と手招きしながら餌の入れ物を振ってみると、ミーコはすぐに意味がわかったのか「ミャァーー」と言って戻ってきました。
 また犬走りに一握の餌を置き、ミーコとの距離を一定に保ちながらすれ違って、ボクは少し離れたところから見ていると、今度は少し躊躇しながら、しかしまたガツガツと食べました。

 凝り固まった憎しみも、いずれは解ける時が来る。お互いの立場を理解しようとすれば、やがて歩み寄れる日も来る。そんな思いがしました。憎しみは「苦」ですが、「愛」は滋養となります。

〜 眼光鋭いミーコ 〜
2006年6月7日(水)  No.1025

ファミレスはパラダイス
 移動の途中、昼食を食べに和食系のファミレスに入りました。本当は、冷たいおうどんが食べたかったのですが、車を駐められるところでないと落ち着けないので、どちらかというと緊急避難的に。

 ファミレスには、おうどんやお蕎麦もありましが、メニューの写真は食欲をそそられるものではありませんでしたので、お昼の定食を注文。こういうメニューが、その店の‘腕’を表します。ハンバーグと鶏の唐揚げのマヨネ味、キャベツの千切り、味噌汁、ご飯(大盛り可)と、案外若向け。
 注文して、さほど待たずに出てきました。

 お昼時とあって、次々と来店者がありました。その方々を見ていて思ったのですが、実にご高齢の方が多い! 女性のグループがほぼ全部が60歳代以上。男性は若い方もおられますが、それでもご高齢の方が目立ちます。

  それに合わせてか、この店のウエイトレスさんも、全員50才は下らないという人ばかり。

 「ひょっとしたら、この店にいる人を若い順に並べたら、ボクは10人のうちには入るなぁ」という感じで、何だか奇妙な空間に入り込んだような、カルチャーショックでした。

 ファミリーレスも少子高齢化が加速する中、高齢者を引き付ける方策を考えているとは聞いていましたが、それを目の当たりにした感じです。
 そうえば、夜中のファミレスや早朝のコーヒーショップも高齢者の常連が多く、店員に話しかけたりする姿をよく見かけるとか。

 「ファミレスにでも行こうという人、出てこられる人はまだいいなぁ・・・」とも思いました。

 肝心の定食の味はまぁまぁ。白米は夕べの残り物かと思いました。

 車が置けて、美味しいお店をリストアップしておかないと・・・市内で車が置けると言えば、結局ファミレスしかないかなぁ。

〜 さくらの肉球 〜
2006年6月6日(火)  No.1024

初洗車機!
 一度、洗車機を使ってみたいと思っていました。

 近くのセルフのスタンドにセルフの洗車機があるので、ちょっと前に、使い方を下見しておきました。「あれは車に乗ったままでいいんだろうか? 自走式のようなものなんだろうか?」「洗車機に入ったまま出られなくなったらどうしよう」などと、とても不安だったからです。

 今日、車を見るといつもながら汚い。車全体がベールに包まれたようで、蟻もいっぱい生息しています。

 「よし! ガソリンを入れたついでに洗車をするぞ!」と、わざわざ、いつもいくセルフのスタンドに行きました。

 ガソリンを入れ、「さて!」と思ったら、2台あった洗車待ちの列にもう1台が加わりました。
 「3台待ってまで洗車しなくてもいいか・・・またにしようかなぁ」と思いましたが、「ここでメゲテはずっと洗車ができなくなってしまう」と思い、意を決して列の最後尾に着きました。

 順番が近付いてくるにつれて操作手順の説明が読めるようになってきたので、身を乗り出して、再確認。

 さぁ、いよいよ順番だ! 操作パネルのボタンを押し、「シャンプー」を選んで300円を入れました。

 水が一気に噴き出して、固そうなブラシが回り始めました。車が振動して、狭い車内に音が響き渡ります。
 「おお、これは女の人だったら悲鳴をあげる人もいるかも・・・」と思っていたらすぐに静かになって、前の電光掲示板に車を移動させるように指示が出ました。

 「えっ、もう終わり? あれだけなの?」 下見までした洗車は、ものの2分ほどで終わってしまいました。

 自坊に帰って洗い具合を見てみましたが、隅のほうの汚れはぜんぜん落ちていません。期待した通りの仕上がりではありません。まぁ、パッと見は綺麗になりましたから、300円ではこんなものでしょうか。次は、1グレード上のコースで洗車してみようっと!


 午後は、数日来原稿を書いてきた布教の発表。短い時間なので、アドリブは少な目にほぼ棒読み。詰め込みすぎたので、あまりわかって貰えなかったかも知れません。もう少し、実質的な研修会を企画して欲しいなぁ。

〜 回る回る洗車機のブラシ 〜

2006年6月5日(月)  No.1023

帰ってきたカエル
 納骨法要を終えて、午後から、ボランティアでご一緒した‘お姉さま’たちが遊びに来てくださり、ワイワイガヤガヤとおしゃべりしました。

 皆さん、長い間、その活動に関わって来られた方だけあって、愛着やこのままではいけないなどといういろいろな思いがあるようで、時にはため息も混じりました。

 皆さんにはまたこれからも来ていただいて、束の間でもリフレッシュしていただければと思います。


 朝、モリアオガエルの姿を、雨水をためてある昔の五右衛門風呂の風呂釜に、見つけました。
 卵塊を産んでいるというニュースがあちこちから聞こえてくる中、うちは姿さえ見せないのが心配でした。
 ホテイ草の葉の上に乗っていたのは子供のカエルでしたが、これで「何年か先には卵塊を生み付けてくれるかも知れない」という望みが繋がります。

 「やれやれ、よかったなぁ」と思って、皆さんをお送りした夕刻、カエルがいたところを見たら、樫の葉っぱがたくさん水の中に落ちています。上を見ると、繁っていた樫の木が虎刈り状態のほぼ丸坊主。
 「やられた・・・・・」
 住職の仕業です。自分の育てている菊に、少しでも陽が当たるようにと、樫の枝を乱切りしたのでしょう。木の格好も何もありません。ただ切った、引きちぎったような感じです。
 住職の‘剪定’はいつもそう。切った後、どんな枝振りになるか、見栄えはどうかということは一切考えず、‘邪魔だから切る’というスタイルです。

 今は、自坊の木のほとんどはボクが剪定しますが、菊を育てている場所付近は住職のカテゴリ。そこには、菊の鉢が並び、堆肥を積んで油かすをドッサリまぶして腐らせているスペース(とにかく臭い!)あり、胡瓜畑あり。生えているロウバイは、日陰になるからとの理由で、枝をほとんど切り取られて無惨です。

 樫の木のことはしょうがないですが、カエルが自分の池を荒らされた、居心地が悪いと思って愛想を尽かさないか心配です。

〜 帰ってきたカエル 〜
2006年6月4日(日)  No.1022

光り輝くオジサンたち
 今日の「メダカの学校」の講師は、「出町ホタルの会」の皆さん。

 出町商店街の理事長さんがこの会の会長を務めることになっているらしく、会長さんや事務局の方5人が講師としてお越しくださいました。この6人で、会を運営されているとのことですから、フルメンバーがお越しくださったことになります。

 会は、出町商店街の紹介に始まり、「出町ホタルの会」の活動の紹介、ホタルの飼育体験談、鴨川の花ごよみと続きましたが、皆さん喜々として活動をされている様子が伝わってきます。

 参加されていた女性が、「男性のロマン溢れるお話しだと思いますが、女性の会員はおられないのですか?」と質問されたところ、イベントには参加してくださるものの、会員としてはおられないとか。
 ‘いい歳をした’オジサンたちが、小さなホタルを中心に、時には子どもたちをダシにして? 自分たちも大いに楽しみながらやっておられる感じでした。

 もちろん、そればかりではなく、こういう活動を通じて地域の活性化を図ったり、子供たちに‘遊び’の場を提供し、‘遊び’を伝えていこうという真剣さが根底にあります。
 でも、それをもって大上段に振りかぶるようなことはしないで、「遊びの主役の座を子供と奪い合ってでも、自分たちも楽むぞ!」というオジサンたちの気迫。
 話を聞いているだけで、講師の面々が、出町の三角州あたりでドボドボになりながらホタルの幼虫を探す姿が目に浮かんできます。終わってからも、‘遊び’の話に盛り上がっておられました。

 ‘大人びた子供’は嫌味ですが、‘子供びたオッサン’はとても輝いて見えます。オジサンの鏡だという気がしました。

〜 講演中の「出町ホタルの会」の皆さん 〜

2006年6月3日(土)  No.1021

鳥、捕りもの、取り締まり
 朝起きて、さくらはどこかなぁと探したら、網戸の外に猫影。

 「ギャァー! さくらが網戸を突き破って、外に出てる!」

 2階の窓の外の、30センチほど出っ張った手すりの部分にさくらがチンと座っているではないですか。

 窓の外には鳥の餌台があって、さくらはレースのカーテン越しにそれを見ているのが好きだったのですが、暑くなってきたので数日前からガラス戸を開けて網戸にしたところ、次第に大胆になってカーテンに体を突っ込み、今にも鳥に飛びかからん状態になっていたのでした。

 朝早く、何やら大きな音がしたと思っていましたが、今から思えば、それはさくらが鳥に飛びかかろうとして網戸を突き破った時だったのです。

 さくらを捕まえようとしましたが、5メートルほどの長さがある手すりの端に乗って、身構えます。狩りの体制に入っていて、ただでさえ興奮しています。下手に刺激をして、下のコンクリート土間に落ちたら大変です。
 まずはひとまず退散して、好物のムニエルをちらつかせ、何とか部屋の中に誘き寄せて、急いでガラス戸を閉めました。やれやれ、朝から大捕物でした。

 古くなって破れやすくなっていた網戸も、全面的に張り替えないといけません。営繕係や植木屋をしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。人生って、短いなぁ・・・。


 月参りに、お年寄りご夫婦のお宅に伺いました。大通りから入ったところなので、駐車違反の取り締まりは大丈夫と思っていましたが、おばあさんのほうから「大丈夫ですか? 私が見てます」とおっしゃり、玄関の戸を開けっぱなしにして監視してくださいました。

 読経中も、おばあさんが玄関から外を覗いておられる気配が感じられます。終わって、お茶をいただきながら談笑する間も、外を人や車が行き交う度に、鋭い眼で見ておられました。

 近くにコインパーキングはなし、バイクで行くにはちょっと遠い。「娘たちが来たときにも困るので、向かいのガレージを借りようと思ってます」ということですが、来月からはどうしようかなぁ。駐車違反は大丈夫ですが、おばあさんが落ち着かないのが申し訳ないです。

 いつも決まって違反車両が駐まっている場所にも、今日は車がありません。道幅が一気に広まったようで、スイスイ走れました。

 夕食に烏骨鶏の卵をぶっかけご飯にしていただきました。少し小降りですが、トロッとして、こくがある卵でした。
 この卵を下さった大阪の山間地の女性も、京都の子供さんの下宿に荷物を届けたりする時、車を駐める場所がなくて困ると嘆いておられました。大丈夫そうな路駐場所を教えてさしあげましたが・・・。

 まだまだ功罪相半ばの感がする駐車違反取り締まりの民間委託スタートです。

〜 この時はまだ網戸は健在でしたが・・・。 〜
2006年6月2日(金)  No.1020

猫と入浴
 草刈りをしながら、毎朝散歩に通られる女性に、タンポポとオオジシバリについて解説。実は、ボクも先日ネットで知識を得たばかり。

 その方は、「今、キイチゴをいっぱい食べてきたので、もう朝ご飯に果物はいりません」とか。
 「何の実かわからなかったのですが、一つぐらい食べてもお腹は痛くならないだろうと思って食べたんです。美味しくなかったです。何という木でしょう?」と、境外の木について聞かれました。見たこともないのに答えようがありません。それにしても、すごいチャレンジャーやなぁ。


 さくらの“ベッタリ”は、ますます高じてきました。ボクがコーヒーを入れにキッチンに行くほんの短い間だけでも不安になるなのか、どんなに寝ていても、気がつくとボクの側にきています。

 そうかと思うと、お腹を出して、股を広げ、大爆睡していることも結構あります。

 最近は、入浴中のお風呂にまで入ってきます。以前から、ボクが入浴している間は、浴室の樹脂パネルの中折ドアの前で待っていたのですが、少し前にそのドアを少し開けてやったら中に入ってきて、湯船の蓋の上で丸くなって待つようになりました。
 少々しぶきがかかろうと平気。放っておいたら、そこで寝てしまいそうです。

 ボクは“カラスの行水”なので、サッと出ますが、さくらはよほど蓋の上がいいのか、お尻を押して促さないと出ようとしません。

 猫というのは、こんなに人の後を追いかけるようにするものなのでしょうか?

 さくらが来てくれたお蔭で、ボクの生活の中に喜怒(哀)楽が増えました。まさか、猫を飼うとはなぁ・・・。

〜 押し入れの毛布の上で振り返るさくら 〜
2006年6月1日(木)  No.1019

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