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2005年5月の日記

怪力マン
 ようやく廃棄するOA機器の引き取りが完了しました。

 運転手の人が一人だけだというので、てっきりリフト付きのトラックが来るのだろうと思っていましたが、さにあらず。

 「お一人なのですか?」

 「はい」

 「一人で積み込まれるのですか?」

 「はい、元重量挙げクラブですから」

 「・・・・・」

 一番重いコピー機は50キロ以上あるでしょう。しかも一人では持ちにくい形。

 トラックは大型で、荷台の床の高さは1メートル20センチほどあるでしょう。

 「本当に持てるのかなぁ・・・」ともう一度トラックを見ても、何の仕掛けもありません。
 「どうするのかなぁ・・・」

 ボクが、産業廃棄物の処理の流れを把握するための「マニフェスト」という書類に住所・氏名を書くために建物の中に入り、5分もせずに戻った時には、コピーやパソコンはもうすっかり積み込まれ、運転手の方は座席に座っておられました。

 「一人で積まれたのですか?」

 「はい」

 「・・・ すごいですねぇ」

 いやぁー、朝一番からビックリしました。


 午前中から夕方までは大津で、夜は京都でと、会議の掛け持ちの一日でした。

〜 いとも簡単に積み込まれて廃棄OA機器 〜
2005年5月31日(火)  No.649

貴ノ花と大鵬
 二子山親方が亡くなりました。

 一時を築いた人気力士〜親方も、若貴の確執や離婚など、ここ数年は何となくお気の毒な感じでした。

 先日来、大鵬がよくマスコミを賑わせておられます。なんでも、今月29日で65歳になり、相撲協会を定年退職されるのだとか。

 力士の平均寿命は65歳程度だそうで、定年の年齢と変わりません。そういえば、彼のライバル柏戸も58歳で亡くなりました。


 子供の頃、お寺の行事があると、世話方さんたちが白黒テレビの前に集まって、お酒を呑みながら相撲を観戦してらおられたことを思い出します。

 お酒のせいもあってか、みんな赤い顔をして、大声を出しながら、手を叩いたり、膝を打ったり。中には、酔いつぶれて座布団を重ねて寝ている方もありました。

 奥方たちは紋付きなどを召して、はしゃぐ爺さまたちを横目におしゃべり。

 子供ながらに、すごい雰囲気だと思ったものでした。

 観戦しておられた相撲の主役は、大鵬と柏戸が最後でした。

 貴ノ花が大鵬に引退を決意させたように、そういう光景もお寺からなくなっていきました。

 相撲とそんな光景はいつもボクの中では繋がっていて、二子山親方や大鵬の姿をテレビで見ながら、またそんな昔の光景を思い出しました。
2005年5月30日(月)  No.648

ネタに窮したらさくら
 日記のネタに窮するとさくらのことが出てきます。助かります。

 今日、さくらの体重を量ったら、700グラムでした。来た時の7倍です。

 お腹が空いた、オシッコがしたい、眠たいなどの時は鳴いて知らせてくれ、どうしたいかがよくわかるようになってきました。

 猫の身体能力の高さにはビックリします。自分の体の何倍も高いところへ飛び上がったり、飛び降りたり、あっちにいたと思ったら向こうに行っていたり。気が付くと足下にいて、踏んづけそうになります。

 いままでさくらの「家」だったダンボールからも、もう平気で出てくるようになったので、そろそろそれもお役ご免。眠たい時に行く定位置もだんだん決まってきました。

 さんざんお世話になったほ乳瓶も、「そんな赤ちゃんみたいなのはいらないよ!」という素振りで、いまはちゃんとお皿から離乳食を食べるようになりました。

 生後約40日にして、もう立派な猫の子です。


 貰い手を探すといいながら、何も具体的にはしていません。どうやらこのまま居着きそうです。

〜 頂戴したさくら専用の桜色のお皿とおもちゃ 〜
2005年5月29日(日)  No.647

OA機器の処分
 先月から取りかかった古いパソコンなどOA機器の整理作業。

 プリンタとスキャナーは行政の大型ゴミで引き取って貰ったものの、パソコンは対象外ですし、他の機器は「家庭用ではありませんから」と引き取りを断られました。

 コピー機1台、軽印刷機1台、同製版機1台、プリンター2台、デスクトップパソコン5台、ディスプレイ3台、垣根刈り込み機2台・・・ちょっとした小山のようになっています。

 パソコンは、部品取りにオークションで3台千円で買ったものが、徒となりました。処分費用はいかほどに?

 処分業者がいまだ確定しない中、早くスッキリさせたいです。


 サクランボの「佐藤錦」を収穫しました。写真に写っているのがすべてですが、先日採ったものとは違い、これは本物のサクランボ。

 美味い!!
〜 実も大きく、歯ごたえのある「佐藤錦」 〜
2005年5月28日(土)  No.646

失態
 毎月伺うお檀家への月参りを、勘違いしたり失念していて、はたと気がついて慌てて飛んでいくということが、たまにあります。

 記憶力にすっかり自信を無くした最近は、毎日必ず月参りの一覧を見てから、「今日は○○さんと◇△さん」と指さし確認をするかのように確かめるようにしています。

 今日もそうして確認し、颯爽とバイクに乗って出かけました。

 着いたのは二条城の隣?のお檀家。

 網戸をガラガラと開けて「おはようございます」と言うと、奥の方で奥さんの応答の声。でも、何だか様子が変。来客を予期されてないという感じ。

 もう一度、「おはようございます」と言うと、奥さんが玄関に出てこられ、「・・・ えっ・・・」。

 その時点でボクも気が付きました・・・5月5日が命日の方にあわせて、すでにお参りに伺っていたことを・・・。

 「あっ、すんません。もうお参りさせてもらいましたね。呆けてますねぇ」と顔から火が出そう。

 「いや、構いません。せっかくですから、もう一度拝んでください」と何度も言っていただきましたが、恥ずかしくってお経の声が出そうにありません。

 「いやいや、もう一軒伺うお宅もありますので」と方便を述べ、折り返しまた颯爽と風を切って帰りました。

 またやっちゃった。

〜 うたた寝するさくらで誤魔化そうっと 〜
2005年5月27日(金)  No.645

つつじの刈り込み
 今日も爽やかな五月晴れ。それほど暑くもなく、動くと少し汗ばむ程度。

 つつじの花も終わってしばらく経ち、そろそろ刈り込みをしないと来年の花付きが悪くなってしまいます。

 朝の天気を見て、「よし! 刈り込みしよう!」と作業服(普段着の古くなったもの)に着替え、頭にはタオルを巻いて、腰には剪定バサミと枝打ち用鋸の出で立ち。ヘッジトリマーという植木用のバリカンと高枝切りハサミを持って、いざ出陣!

 まずは、自坊の門前の大つつじに挑みました。

 何しろ樹高が4メートルほどもありますので、まず手の届く範囲を刈り込み、次に梯子に登って届く範囲、そして最後は高枝切りで最上部を刈り込みます。

 刈り込み作業は順調に進んだのですが、どうも頭が痒い・・・手で確かめても別に異常はありません。

 その後20株ほどの刈り込みを終えましたが、やはり痒い・・・片づけをしてから確かめてみたら、虫などに刺されたようです。

 頭はボクの弱点。用心して頭にタオルを巻いていたのに、その下をやられるなんて・・・。

 大つつじもサッパリしました。来年はいっぱいの花をつけてくださぁい!

〜 刈り込みを終えた門の左側の大つつじ 〜
2005年5月26日(木)  No.644

不思議な時空
 朝一番で、市立美術館の展覧会を見に行きました。

 有名な展覧会でもなく、ウイークディの朝一番ということもあって、会場には見えるのは受付の人影だけ。

 高く白い天井の広い部屋には、絵画や彫刻とボクだけ。自分の足音が天井や壁、床に反響して、「コツ コツ」っと付いてきます。バイクのキーを落としても、その音の大きさにビックリするほど。

 こんなに時間と空間を独り占めするなんて、なんて贅沢なことでしょう。

 6つ7つある展示室を一回りして、最初の部屋に戻ってきたところで、初めて2人の女性来場者と出会い、その賑やか過ぎる声で、せっかくの贅沢な時空は一気に霧散してしまいました。


 毎年見に来るこの展覧会のチケットは、出展者の1920年生まれの彫刻家の方からいただいたものです。

 先日お宅に読経をしに伺った時、「もう、私もやめようかと思っとるんです」とおっしゃいました。

 13歳の時に弟子入りをされてから70年以上持ってこられたノミと鎚は、この方の体の一部以外の何ものでもありません。

 「ここまで来られたんですから、今さらお止めになれないでしょう」と申し上げましたが、そんなことはご本人が一番ご存じのことでしょう。

 欄間作りで磨いた腕から作り出されるその木彫は、かつては「道具が切れすぎる」と評されたこともあったそうですが、晩年の作は木を知り尽くし、あたかも木と語りながら創り出されたような、あたたかくてユーモアの籠もったものです。

 そんな作品群やアフリカやエジプト、インド、中国の民芸品、屏風や長火鉢までがズラリと並ぶ部屋で、毎月読経をし、四方山話をして帰るのは、ボクの楽しみでもあります。

 そんな居心地のいい部屋と、今朝の人気のない美術館の展示室が、何だか繋がっているようにも錯覚しそうな、不思議な時空でした。

〜 白く高い天井、壁面の絵画、床に置かれた彫刻・・・そこにいるボク 〜
2005年5月25日(水)  No.643

やっと出稿
 日曜日に仕上がったはずのチラシの印刷用データーを、ようやく今夜、出稿することができました。

 朝、出稿したつもりが、ダメ出し2回。

 初めて使うソフトで、マニュアルも持っていないのでチンプンカンプンな上に、印刷用のデーターには特別な取り決めがあって、なおさらさっぱりわかりません。

 電話で知り合いの出版社の社長の手ほどきを受けながら、ようやく辿り着きました。

 でも、仕上がってくるまでは、「ひょっとしてイラストが抜けているんじゃないかなぁ・・・」などと心配。

 でも、普通に文章を作っているのと違って、なかなか快感。内職にしようかなぁ。


 日曜から根を詰めていたので、肩が凝ってしまいました。朝、久しぶりに散歩に行ったら、野いちごの実がもう終わりかけていました。


 さくらのお尻付近があまりに臭いので、半身浴をさせました。お風呂は嫌いではなさそうでした。

〜 美味しそうな野いちご 〜
2005年5月24日(火)  No.642

“ニャンとも清潔トイレ”
 ボランティアでミスをして、ちょっと落ち込み気分。

 20年以上続けているボランティアですが、一向にスキルアップできていません。トホホ。


 今日あたりから、さくらはオモチャで遊ぶようになりました。放っておいても、自分でじゃれて遊んでいます。

 オシッコやウンチをしたい時には、いつもと変わった鳴き方をするようになりました。

 今日も“トイレに連れて行って!”と鳴くので、さくら専用の“ニャンとも清潔トイレ”に入れてあげると、敷いてあるチップを掘る真似をして、その上で腰を落としてオシッコをしました。

 誰から教えられたわけではないのに、最初からインプットされた本能ってすごい!

 ウンチをしたい時にはもっと悲壮な鳴き方をします。

 そんな時にもトイレに連れて行き、お尻を刺激してやると、さくらはさらに苦悩の声をあげながら、ようやくして堅いウンチをします。

 その姿にはこちらも思わず力が入り、さくらが無事にウンチをし終えると軽い疲れを感じるほどです。

 跳んだり跳ねたり、すっかり子猫の仕草らしくなりました。

 もう何をやってくれるかわかりませんので、ますます目が離せません。

〜 オモチャと睨めっこするさくら 〜
2005年5月23日(月)  No.641

コツコツとチラシ作成
 朝から3座、年回法要がありました。

 朝から小雨でしたが、1座目の後、墓地に読経に行こうと空を見上げたら、どうやら雨は降っていません。

 「これなら傘はいらないなぁ」と傘を持たずに行ったのに、墓前に着く頃にはパラパラと振り出し、檀家の方に傘に入れて貰いながらの読経。

 2座目は用心して傘を持って行ったのに、今度は使わず。3座目は傘の心配はいりませんでしたが、墓地は蒸し暑くなっていました。


 夕方から、友人宅でチラシのデザインをして貰いながら、パソコンソフト「イラストレーター」の使い方の指導を受けました。

 ん〜、何でも出来そうなソフトですが、かなり奥深い。

 自坊に持ち帰って、いろいろ触っているうちに、少しは理解できるようになってきましたが、まだまだ。

 細かい部分に手を加え、結局1時頃になんとか完成しました。

 あとはこれを印刷屋さんにメールで送れば、刷り上がったチラシが送られてくるはずです。

 うまく行くかなぁー。

〜 何とか完成したチラシ 〜
2005年5月22日(日)  No.640

上座に座る
 東山の寺の大般若転読会法要。

 4人の出仕僧のうち、いつもはボクが一番若いのですが、今日は一番上になってしまい、なんだかずいぶん歳を取ったような気分です。

 住職に代わってボクがこの法要に初めて出仕したのは20歳代。ほんの少し前のような気がするのに、考えてみればもう20年ほども経っています。

 あと20年経ったら、ボクの次の代がこの法要に出仕しているでしょう。

 考えてみれば、一生って、本当に短いものです。


 法要後、夏蜜柑の寒天ゼリーを出してくださいました。去年その場でいただいて、あまりにも量が多いのに難儀しましたので、今年はいただいて帰ることにしました。

 若い僧侶もボクに倣ってお持ち帰り。そう、ボクもそんなところまで先輩を見て行動していました。

 せめて範となれるような僧侶にならないと・・・。

〜 大きな「夏柑糖」 〜
2005年5月21日(土)  No.639

アカシアの花も悲し
 早咲きの紫陽花が、早くも咲き出しました。まだ霧島が咲いているというのに。


 夜、少し年上の僧侶の通夜に参列しました。

 皆の信頼も厚く、宗派を背負っていく存在。ボクの大いに尊敬する方でした。

 行き帰りの道すがら、アカシア大きい木に白い花がいっぱい咲いていたのが、余計に悲しく感じられました。

〜 咲き出した早咲きの紫陽花 〜
2005年5月20日(金)  No.638

さくらが来て1ヶ月目
 三毛猫さくらを大文字山の帰りに連れて帰って、今日で丸1ヶ月が経ちました。

 体重測定をしたら550グラム。やってきた時は100グラムでしたから、ずいぶん大きくなったものです。
 特にお腹は、飼い主に似たのか、すごく大きい! ポチャポチャしています。

 ここ1週間ばかりは、毎日「こんなことをするようになった!」という驚きの連続です。

 部屋の中を探検するようになり、跳んだり跳ねたり、小走りしたり。今日はボクの後を追って未知の部屋を探検しつつ着いてきたりしました。

 今まではミルクを飲んで、ちょっと抱いてあげていたら眠ったのですが、最近はしばらく遊ばないと寝ません。

 ボクがパソコンに向かって仕事をしていると、椅子の下を鳴きながらウロウロして、ボクの足を見つけたらよじ登ってこようとしたりして、どうにかかまって欲しいという素振り。

 しかたないので太腿の上にのせてキーを叩いていると、興味があるのか、キーボードの上に乗ってきてしまいます。

 でも、このお転婆ぶりは緒に就いたばかりで、これからもますますエスカレートするに違いありません。

 躾もしなければいけませんし・・・

 飼いたいという気持8割5分、できるかなぁという気持1割、貰ってくれる人がいないかなぁという気持が5分といったところです。

 とこかく、ここまで元気に、無事に育ってくれて、やれやれです。


  rっっっっっっっっっっっっっfk  ← さくらが打ちました。


〜 電脳猫に成長した? さくら 〜
2005年5月19日(木)  No.637

リベンジ、NTT
 NTTの光ファイバー工事。

 今回はあっという間の30分。この前の5時間はなんだったのだろうと、改めて思います。

 前回白紙で来たIDなどの登録情報の書類は、今回は念入りに2通も来ました。そこまで丁寧にしてもらわなくても・・・(本当はミスです)。

 工事の方とも親しくなって、「毎日、お客さんと同じようなケースが起きているのですよぉ」「値段のことだけどを言うと、電力系の光ファイバーのほうが安いですからねぇ」などという話を聞きながら、作業を妨げる要因は何もなし。

 これで当たり前なのですが、「今度はどうかなぁ? また失敗かなぁ?」と、何だかダメモトの気持になってきました。

 来月には、光電話のサービスが提供され、その時にシステムが追加されて変わります。

 でも、またつまずきそうで・・・もう慣れたので、それもまたよしかな。

〜 美味かった庭に蔓延った三つ葉 〜
2005年5月18日(水)  No.636

こんな日もあるさ
 琵琶湖大橋の近くまでお経をあげに行く途中、山中越えを大津側に降りきろうとしている矢先、「すみません、風邪をひいて仏壇の前で寝ているので・・・」と連絡が入りました。

 「ええ!! もう少し早く言ってくだされば・・・」と思いましたが仕方がありません。


 山岳路にUターンする場所はないので下まで降りきり、このまま帰るのも馬鹿らしいと思って、昨日行ったばかりの天台宗の事務所に寄って、少し打ち合わせをし、それでも物足りないのでホームセンターに行きました。

 滋賀県のホームセンターは、一般的に京都のそれより品揃えが豊富です。

 さくらの爪切りと猫じゃらしのオモチャ、西日除けの簾、野菜の苗などを求め、帰宅。

 半日つぶれたけど、まぁ、こんなこともあるさぁ。


 早速、荒れ地を拓いた2畳分ほどの畑に買ってきた苗を植えました。あとは、先日撒いたモロヘイヤの苗を植え替えれば、畑に余地がなくなります。

 モロヘイヤと聞くと、「もろヘアー!」と言って、恥ずかしそうに一人でウケていた女性を思い出します。恥ずかしいのなら言わなきゃいいのに。


 畑をしながらウロウロしていて、ふと見ると、小さめのモリアオガエルが1匹、つくばいの石に張り付いていました。京都市では天然記念物に指定されている貴重なカエルです。

 今年も顔を見せてくれました。あー、嬉しいなぁ。

 今年は産卵をしてくれるでしょうか? 久々に卵塊を見たいなぁー。

〜 回りの色にあわせて体の色を変えるモリアオガエル 〜
2005年5月17日(火)  No.635

なんで見合いやねん!
 京都と大津をウロウロ。今日の琵琶湖はなかなか綺麗でした。


 いつもは普段着で行くボランティアの事務所に、別のところで開かれる会議へ出席する都合でスーツ姿で行ったら、「どうしたの!」「見合いなのですか!!」などとお姉さまたちに注目されてしまいました。

 何人もの人に、打ち合わせたかのように「見合い?」と言われましたが、どうして“見合い”なのでしょう?

 「なんで見合いなんですかぁ・・・」と言うと、「あっ、見合いの付き添い?」と、どうしても“見合い”から離れない。

 そうかぁ、お姉さまたちは、自由恋愛ではなくて、見合いで親が決めた相手と結婚した年代なのかな?
 ひょっとして、結婚式まで顔を見たことがなかったということもあったのでしょうか? “デート”とは言わず、“逢い引き”?


 朝出て、夜帰ったら、さくらがビックリするほど“進化”していました。

 おぼつかない足ながらも、部屋中を探検し、ちょっとじゃれる仕草もするようになり、意志の表現も上手になってきました。

 離乳は悪戦苦闘。口の中に離乳食を入れようとしても、さくらも‘何をされるか’がわかっているので、口を「へ」の字に曲げて応じません。

 ミルクが、もうなくなります。もう1缶いりそうです。

〜 何となく笑えた 工事現場の表示 〜
2005年5月16日(月)  No.634

遺された思い
 五月晴れの中の納骨。39才で亡くなった女性で、故あって実家の墓所に納めることになりました。

 遺された中学生と小学生の兄弟は、これから祖母と3人で暮らしていくことになります。

 子供に先立たれるということは、どんなに辛いことだろうと思います。両親共にいない環境で思春期を迎えていく子供たちには、いろいろな辛さをどうか乗り越えて行って欲しいと願わざるを得ません。

 時折、自分より年下の方の葬儀や法要をすることがあります。

 「もし、自分があの歳で死ななければならなかったとしたら・・・」と思うと、いろいろやっておきたいことがあります。

  こころよく 我にはたらく仕事あれ それを 仕遂げて死なんと思う  啄木

 男性ならそれで済むでしょうが、母ゆえの、遺していく子供への心残りはどれほど大きかったでしょうか。

 曇ってくれたほうがよかったな・・・と、何となく思いました。

〜 墓地の新緑と青空 〜
2005年5月15日(日)  No.633

マタニティ・ブルー
 午前中、三井グループ25社「三井二木会」の物故社員慰霊法要が、本堂裏の慰霊碑前で執り行われ、各社の総務部長が参列されました。

 慰霊法要も今年で15回目。その間、多くの会社の名前が変わったり、時の話題となった会社もあり、世の遷り変わりを思い知らされます。


 知人から猫用トイレを貰いました。さくらは、まだしつけするには幼すぎるかも知れませんが、最近、オシッコの量がすごく多いので、ここでさせるようにしてみようと思っています。

 ペットショップで、子猫用のドライフードを買いました。

 猫の離乳は生後30日から1カ月程度だそうで、さくらは推定生後1ヶ月弱。そろそろ離乳にかからなければいけません。

 獣医さんから、市販の離乳食ではなく、ドライフードをふやかしてペースト状にして、そこに猫用ミルクを入れてあげればいいと聞いていましたので、その通りにしてみました。

 最初、さくらはトレイに入れた特製離乳食が食べ物だとはわからず、その中に足を突っ込んで、自分でビックリしていました。

 全然食べる気配もなく、スプーンで口元に持っていっても、プイッと横を向いてしまいます。

 やはりミルクがいいようで、ミルクならグイグイと一気飲みします。

 満腹感でまどろんでいるさくらがボクの手を舐めだしたタイミングで、ボクの指先に特製離乳食少しつけて舐めさせましたが、不味そうな顔をして嫌がり、顔を背けます。

 そういうことを1時間弱続け、こっちはほとほと疲労。あまり続けるとさくらにとってもストレスだろうと思い、初の離乳食チャレンジを終えました。

 猫は、離乳食の頃に食べた物が生涯の好物となる、味の好みなども離乳期に作られると書いてありますので、ボクにはプレッシャーです。

 「離乳食・・・」と考えただけで、マタニティ・ブルーになりそうな母です。

〜 トイレを探検するさくら 〜
2005年5月14日(土)  No.632

リベンジなるかNTT?
 NTTの営業から、先日の工事ミスの謝罪と次の工事日についての打診の電話がありました。

 工事ミスについては平謝りですが、どうしてあんなミスが起きたのかを聞いても、「 はい、それは○◇※△×☆@% 」。顧客IDなどが白紙で届いたことについて尋ねても「 ○◇※△×☆@% 」。「工事をする前にチェックしなかったのですか?」と聞いても、「はい、今後はチェック体制の見直しを○◇※△×☆@% 」。
 ほとんど要領を得ません。

 嫌味を言うつもりではありませんが、「そちらも電力系の攻勢で焦っておられるのはわかりますが・・・」と言ったら、「いや、そんなことはありません。○◇※△×☆@% 」。「工事の人はまったくの無駄足で気の毒でしたよ。そちらにとっては下請けなのでしょうが・・・」にも、「はい、いや、そんなことはありません。○◇※△×☆@% 」。

 「うちは5時間も部屋が使えず、プロバイダにもまた手続きをし直さなければならなかったし・・・」と言ったら、「はっ、それでは上司と相談して、多少ですが利用料の減額をさせていただけるように○◇※△×☆@% 」。
 確かに、謝って貰っても何にもならないし、原因もわからない、責任の所在もNTTの中のどこにあるのか判然としない。結局、そういう形でしか、こちらに対しての保証はできないのでしょうが、減額をしても別にNTTも腹が痛むわけでもなし、至極安易な対応だと思います。

 次の工事を18日に予定したいということなので、「本当に次は大丈夫なのでしょうね?」と念を押したら、「はい、それまでに何とかするように努力いたします。とりあえず業者に予定を出さないといけないので、日程を○◇※△×☆@% 」。

 「大丈夫」とは言わないのです。そんな出来るか出来ないかわからないような予定を入れても・・・。
 またダメかも知れないと思いつつ、しかたないので、「じゃぁ、今度こそちゃんとしてください」「はい、○◇※△×☆@% 」と電話を切りました。

 来月にはまた別の電話工事をしてもらう予定ですが、2度あることは3度ある。3年前にも信じられないようなミスを犯したNTT。こう何度もトラブルがあると、もう信頼できません。

 電話からは、今度のトラブルにも次の工事にも、責任をもって対応してくれるというような安心感は、微塵も感じません。

 20年以上前に法律的には民営化したNTTですが、意識はいまだに親方日の丸なのだなぁという気がしてなりませんでした。

 日本の誇った技術力や品質力はどこへ行ったのでしょう。古くさい言い方かも知れませんが、‘魂’や‘誇り’まで捨て去ってしまったのでしょうか?
2005年5月13日(金)  No.631

お経よりおしゃべり?
 ご自宅に読経にお伺いすると、「待ってました!」とばかり、堰を切ったようにお話になる方がおられます。たいていは、ご高齢の女性です。

 仏壇の前に座り、いざ読経しようと「チ〜ン」と鈴を鳴らしても、お話は止まりません。

 背を向けたまましばらくお話をし、少しばかりの話の切れ間を狙ってまた「チ〜ン」と鳴らして、「今度こそ!」とお経を唱えようとしても、また“語り”に先を越されてしまいます。

 また少しお話をし、大げさに数珠を擦ったりしながら、「そろそろ唱えますよぉ」という仕草をしながら「チ〜ン」。

 “語り”と読経が重なる時もありますが、こっちも唱えだしたからにはお話に付き合うわけにはいきません。そのまま一気に最後まで唱え続けます。

 さすがにおばあさんも、読経の途中には話しかけてこられません。

 読経が終わり、お茶を頂戴しながら、あそこが痛い、ここが不調、あの医者はヤブだ、曾孫がどうした、嫁がどうのなどという四方山話。

 「おっさん、最近、変な事件が多いのは、やっぱり遊郭がなくなったからでっしゃろか」と聞かれても、答えようがなかとです。(ヒロシ風に)

 読経しているよりお話している時間のほうが長いこともしばしば。そういう話を、時にはリードしながら楽しく一緒にしているボク。我ながら、なかなかさるものだと思います。

 独り暮らしのご高齢の方には、1日誰とも話すことがなかったという方もおられるでしょう。淋しいですよね。
 ボクが帰る素振りをしたら、明らかにがっかりした表情をされる方もおられ、何だか帰りにくくって。

 お年寄りにはまずまずの評価を受けているでしょうし、ボクが行くのを前の日から待っていてくれる犬がいたり、家人以外でなつくのはボクだけという猫もいるのですが、若い女性には・・・。

〜 毛があるのに、どうして葱“坊主” 〜
2005年5月12日(木)  No.630

今日は停電禍
 今日は久々のボランティア。予定の時間より少し早めに着いたので、まずはパソコンのメンテナンス。

 定時が来て活動を始めてしばらく後、電力メーターの交換で10分ほど停電するとかで、急いで何台かのパソコンを終了させたりして、停電しても不具合が起きないように準備。
 昨日のNTTとは打って変わって、本当に10分足らずで復旧しました。

 工事の人によると、針が振り切れるほど漏電をしている箇所があるので、至急、電力会社に連絡するということ。
 針が振り切れるほどぉ・・・・えらいこっちゃ!

 また活動に戻ってしばらくすると、今度は電力会社の人が来て、各回路毎に漏電のテストをするということで、またもや停電。

 問題の回路が2つも見つかり、外灯などの外回りの器具が破損していないかを見回ったり、電気器具が原因ではないかを調べるためにコンセントを抜いて回ったり。
 結局、コンセントを抜いても変わらないので、建物内の配線に問題があるのだろうということになりました。

 これは大事です。漏電による火災は一瞬にして火が走ると、出入りの電気屋さんから聞いたことがあります。

 万一の時のためにロープを用意しなきゃ、いや縄ばしごだ、滑り台がいい、年輩の方はどうする、太っている人はロープにつかまっても自重を支えきれないだろうなどと相談しました。

 漏電検査が終わってからは、こっちのパソコンがおかしい、こっちは入力できないと、あちこちからお呼びがかかり、結局本来のボランティア活動はほとんどできず仕舞いで、ちょうど時間となりましたぁー ♪

 久しぶりにボランティアに行ったのに、何のこっちゃ!

 嬉しかったのは、ボクのレターBOXに、メロンパンのスプレッドが入っていたこと。ご丁寧に、「僧坊閑話」のプリントと一緒でした。
 これはひょっとしたら、魔法かな?

〜 終わりかけの夕焼けとお月さま 〜
2005年5月11日(水)  No.629

元の木阿弥
 朝から、琵琶湖大橋の近くまで読経に行きました。

 時間があれば、帰りに国道沿いに並ぶホームセンターの品揃え具合を見て回りたかったのですが、午後にはNTTが来ることになっていたので、後ろ髪を引かれるような思いで帰りました。

 青い琵琶湖がとても綺麗でした。ヨットに乗ったら気持いいでしょうねぇ。


 2時前に自坊に帰り着き、昼食を食べて少しゆっくりしようと思っていたら、しばらくして「今から伺います」とNTTからの電話。

 工事の目的は、光ファイバーのグレードアップ。工事に来た人は、3年ほど前に光ファイバーの工事に来たのと同じ人でした。

 今までの機械から髪の毛のように細い光ファイバーを外して、新しい機械に付け替え、別の新しい機械を増設。これで来月には光ファイバーを使った電話が今までと同じ番号で開通し、電話回線は廃止することになるはず・・・でした。

 トラブルの事始めは、NTTから送られてきた書類。IDやパスワード、その他7〜8の全項目が空のまま。ボクは工事の担当者が工事当日に書き込むのだと思っていたのですが、そうではありませんでした。

 「えっ、これがなかったら設定できないんです! これが・・・」と工事の人は、あわてて書類の発送元へ電話。すると、別の所へかけるように言われたらしく、「また、たらい回しの始まりだ」と小声で愚痴っていました。
 ボクもNTTには何度かたらい回しにされましたが、NTTの下請けの人でも同じなのかと、妙に納得しました。

 何か所かに電話をしてようやく問い合わせ先が見つかり、それから事情の説明と先方から情報を聞き出すまでに小一時間かかり、口頭でIDとパスワードを「クイーンの“Q”、タイガースの“T”、えっ、それは小文字?」などとやり取り。間違ってないのかなぁ、大丈夫なのかなぁ・・・。

 さて、何とかこれで電源投入! でも、今度はデーターの受け渡しをしているという表示ランプが点かないのだそうです。つまり、信号が来ていないということなのです。

 さぁ、それからが大変。工事の人は、原因を突き止めようとあちこちに電話しては、ため息。とうとう携帯電話は電池切れになり、今度はうちの電話を使って連絡しまくり。

 次の工事予定もあるようで、そこにもう一人の人を遣って、電話で「この前やったでしょう。わからないことがあれば連絡して」と指示。そちらはどうやらすんなりと進んでいるみたいでした。

 うちはさっぱり。「局内の調査をするから、あと10分待って」「1時間かかる」と待たされ、とうとう工事の人は椅子に座り込んでしまいました。

 「前もそうでしたね」と工事の人がポツリ。

 3年ほど前に光ファイバーを引いた時も、こちら側での工事は無事に終わったものの、データーがぜんぜん送られてこないということがありました。調べてみたら、NTT電話局の地下ともう1ヶ所で線が繋がれていなかったのです。実に驚くべきずさんさ。
 この時もこの人は現場で待たされ、ボクには文句を言われ、気の毒でした。

 今回も、下請けの現場の人には何の落ち度もなく、原因はNTTのずさんさ。どうやら、NTT側の顧客に関するデータ入力が2日分ほどずれてややこしくなっていて、もう一度それを入力し直さなければならない。終わるのは、明日になるか、明後日になるのか、見当が付かないということのようでした。

 ボクも、この下請けの方が気の毒で、「もう今日はいいですよ」と言ったのですが、NTTから「調べているから、もうちょっと待ってくれと言われているのです」と延び延びになり、結局、今日はどうしようもないと決定したのが7時半頃。

 他のところへ行っていた人も戻ってきて、それから以前の状態に復帰させる作業が始まりました。

 光ファイバーの引き込み線は、墓地の脇の電柱から来ています。一人は、真っ暗な中を電柱に登って復元作業。ボクの部屋に残った人も、新しい機械を片付け、古い方にまたつなぎ戻し、ようやくまた元通りになったのは8時過ぎ。
 2人はそれからもう1軒のところへ行って、最終試験をされるとのことでした。

 毎日こういうケースがどこかで起きているそうで、まるで地雷を踏むようなものです。
 本当に、お疲れさまで、お気の毒です。

 それにしても、NTTさん、「光史上、最高。」などとTVでCM打ったりしているわりには、あまりにお粗末すぎます。電力系の光ファイバーの攻勢に焦っているのがありありと見えます。

 5時間、ボクはこの工事のために部屋を明け渡し、かといって放っておくわけにはいかずに、ウロウロ。無駄な時間を費やして疲れました。
 まぁ、「何かあるのでは・・・」と半ば読み込み済みでしたが。

〜 宣伝してる場合じゃないしょ 〜
2005年5月10日(火)  No.628

大田の沢の杜若
 今日の地元紙に大田神社の杜若が見頃だという記事が載っていたのを見て、「あっ、行きたい」と思い、即決行しました。
 大田神社は、ボクのお気に入りスポットです。

 花は、新聞記事通り、ちょうど満開。

 杜若の花の紫と葉や茎のまだ若い緑の取り合わせが、何とも言えない清々しさを醸し出してくれます。

 平安時代、このあたりは湿原で、杜若もそのから咲いていていたとか。国の天然記念物に指定されています。

  神山や 大田の沢のかきつばた 深き頼みは 色に見ゆらむ   藤原俊成

 神山は雷神が降臨されたという上賀茂神社のご神体。この歌は、二心無き恋心を詠んでいるそうです。ロマンチックやなぁ。

 この大田の沢と深泥池は地下で繋がっていると聞きます。深泥池は流入する川もない池ですが、昔、湿原だったというのですから、それもうなづけます。

 深泥池には、貴船の鬼が地下の道を通って池の畔より出て、都を騒がせていた。その出入り口に穴に豆を投げ込んで鬼を撃退したという伝説があります。幽霊話も有名です。
 もちろん、氷河時代の生き残りと考えられる植物や動物が生存していることでも知られています。

 帰りにこの畔にたたずみましたが、わずかな時間をかけ、少しの距離を移動しただけなのに、今日はとても不思議で、非日常の世界を味わうことができました。
2005年5月9日(月)  No.627

さくら、20日達成!
 さくらが来てから、今日で20日。

 3日間の入院期間を除いて、毎日3時間おき程度にミルクをあげ、今では大きく、元気になりました。

 来た時に100グラムだった体重は、今では350グラム。お腹もプクッと膨らんだ幼猫体型。お腹を重たそうにしながら、フラフラ這っています。

 自己主張はますます強くなり、気に入らないと癇癪を起こして、細くとがった爪を忙しく動かして引っ掻きます。ボクの手は細かい傷だらけです。

 夜はよく寝て、朝、ボクが起こすまで、爆睡しています。猫って夜行性ではなかったのでしょうか?

 1回30〜40CCほどのミルクを3回ほどに分けてのみ、その合間に遊んで欲しがりますので、授乳には時間がかかります。飲んで満足すると、また爆睡。

 自分を猫と思っていないだろうさくら、猫教育はどうしていけばいいのか、育猫の悩みがいっぱいです。


 夜半、近所の小さな神社が燃え、本殿と拝殿約80平方メートル、境内にある別の神社の本殿などを焼失しました。

 今日の午後、子ども御輿が巡行する神幸祭が予定されていたそうですが、拝殿に置いていた祭りに用いる鳳輦も焼け、当然、祭は中止。

 前を通ったら、鳥居などに警察の立ち入り禁止のテープが張ってあり、玉垣の中の真っ黒になって入り組んだ柱や梁の間からは空が見えました。

 不審火のようで、背筋が寒くなりました。
2005年5月8日(日)  No.626

サクランボを採って食す
 「メダカの学校」に参加された年輩の方が、写経をしながら、「あっ、カラスが来た!」「あっ、食べてる!」と手元に集中できない様子。

 ガラス戸越しに見えるサクランボが熟してきて、カラスやヒヨドリが食べに来ているのです。

 「網をかけはったらどうですか」「鳥が来たら音がするようにしたら」と、いろいろなアイデアを出してくださるのですが、どうか写経をなさってください・・・。

 「メダカの学校」が終わった後、サクランボの一枝を収穫してきて、講師や残られた数人の方といただきました。

 若葉の緑とサクランボの赤の彩りが、とても綺麗です。

 1.5センチほどの小さな実ですが、赤いものは甘く、白っぽいものは酸っぱく、色がそのまま味に反映されていていました。

 買ってきた物は「食べる」という感じですが、こうして枝から切り取ったそのままを食べると、自然の恵みを「いただく」という有り難さが加わるってくる気がします。

 一粒万倍。元気万倍ではなく、活性酸素の減り方が万倍という感じで、5粒ほどいただいて5万倍ほど若返ったような気分でした。

 このサクランボも、2〜3日で鳥たちに施食され尽くすでしょう。
2005年5月7日(土)  No.625

危うし、Juntec !
 ボクのパソコンの主力機が不調で、更新用の写真を整理するだけに、午後を費やしてしまいました。

 主力機の名は「juntec」。5年前に自作した Pentium800 を積んだPCです。

 今販売されているパソコンから見ると、性能的にはかなり遜色がありますが、普通の仕事をするのならこれで十分のはず。

 それがどうしたことか、昨日から不安定になり、今日の午後は何度もフリーズして終了さえできず、電源スイッチの長押しで強制的に終わらせなければならないこと数回。

 思わず、清志郎風に

 ♪ どうしたんだぁ〜 Hey Hey Baby! ♪ 

と鼻歌を歌ってしまいましたが、実際はそんな呑気な状況ではありません。

 原因は画像編集の時に使うアプリケーションにあるようです。でも、今まで何のトラブルもなく、昨日今日に設定変更をしたわけでもないので、不調の原因がわかりません。

 何とかなだめすかして、画像の編集を終え、文章を打つ段には何の問題も起きませんでした。

 愛着のある機械ですから、これぐらいのトラブルで買い換える気などさらさらありません。

  ♪ バッテリーはビンビンだぜ!! ♪

 これからも長く使わせてくれよ、juntec!

〜 juntec のエンブレムがまぶしい!? 〜
2005年5月6日(金)  No.624

またやっちゃった
 服を着ているとポケットなどに携帯電話を入れておけるのですが、衣を着ている時は入れるところがありません。

 袂に入れていてはブルブルした時にわかりません。

 そこで、ボクはいつも着物の合わせ目の帯の上、お腹のあたりに携帯を収納しています。ここなら、ブルブルした時に脂肪を経てお腹全体に振動が伝わってきて、電話がかかっていることに気がつきます。

 問題は、時々、帯を滑り抜けたりして落ちてしまうことがあること。それを予防するため、ボクはクリップと紐のついたストラップで、携帯電話を着物に固定しています。

 そのクリップがそろそろダメになりそうなので、ホームセンターに行ったついでに買い求めました。

 長蛇の列をなす駐車場待ちの車の脇をバイクですり抜けて店内にはいると、レジにも長蛇の列。連休ですからねぇ。

 目的のストラップは2種類ありましたが、1種類はクリップの部分が着物の厚みに堪えそうにありません。
 残る1種類には赤・青・黒・白などがありましたが、濃い色だとこれからの季節は白い着物から透けて見えるかも知れないので、白を選択。

 長い列の後ろに並び、しばらく待たされてレジを済ませました。

 900円少々。ストラップにしては高いなぁと思いながらも自坊に戻って、まじまじとそのパッケージを見ると、「クルクルまわって光ります!」と書いてありました。何が回って光るのだろう?

 開けてみると、クリップの部分に電池が入っていました。絶縁物を外し、固定電話から携帯に電話してみると、クリップの部分で赤や黄色の光が回転するように点灯しました。

 「あっ、クルクル回るってこれのことか・・・これでは、衣の中に入れていても、光ってわかってしまう・・・ダメだこりゃー。電池を抜いて使わないと。」

 余計なものを買ってしまいました。

 買う前によく見ればいいのですが、ボクはたいてい買ってから失敗に気がつきます。またやっちゃいましたぁ。
2005年5月5日(木)  No.623

シャボンの容器
 今回の事故で、JR西日本の様々な実体・対応が露見していますが、JR西日本の常識は世間の非常識なのかなぁと、つくづく思います。

 同乗していた運転手が救助を手伝わなかったことや、車掌さんたちがボーリングをしていたこと、遺族に対する誠意のない対応、事故のあったマンションの住人に対する言動。コロコロ変わる記者会見での発言。挙げればきりがありません。
 信楽高原鉄道の事故でつい最近まで謝罪もしなかったことなども、交通事故で「先に謝ったら保証に影響する」と言われるのと同じような発想なのでしょう。

 JR西日本の常識は世間の非常識、これは僧侶や寺院社会でも言えることです。いや、寺院の世界はJRよりもっと閉鎖的な社会ですから、その度合いはもっと強いかも知れません。JRのように人命を預かる仕事ではないのが、まだ許されるかも知れません。ん〜 許されるかなぁ?

 どこか人ごととは思えない気持で、報道を見ています。


 客用の手洗いの壁面に、石けん液用容器が取り付けてあります。下から手のひらで押し上げると石けん液が出てくる仕掛けのものです。

 これに入れる石鹸液が、今までスーパーやホームセンター、薬局などを何度探しても見つからず、困っていました。

 代わりにポンプ式のハンドソープやボディーソープを薄めて入れても、下の方が濃くなって沈殿し、すぐに出なくなってしまうのでした。

 今日、たまたま行った近くのドラッグストアで、店員さんに尋ねてみました。

 若い女店員さんは説明してもわからない様子。中年の男性店員さんは、「あー、昔、小学校のトイレにあったやつですか? たぶん、これだと思います」と小さな不透明なボトルを差し出しました。

 「そんな、大昔の道具じゃないだろう!」と言いたくなりましたが・・・。

 帰って容器に出してみて、その液体の緑色に、「おお、まさしくこれだ!」と、やっと探し当てた喜びに満面の笑み。

 しょうもないことですが、だって、何年か越しに見つけたんですもの。

〜 緑色の石けん液の容器 〜
2005年5月4日(水)  No.622

どんなもん蛇
 来客を送りに本堂裏へ行ったら、ナンジャモンジャの花が咲いていました。

 目立たない場所に咲いているので、咲いていてもほとんど気がつく人はおられません。咲いている期間も短いのに運良く見られるなんて、今日お越しの方はよほどご縁があったのでしょうね。


 気をよくして自坊の門の前まで帰ってきたら、脇の方にある桜の木になにやら長いものが・・・。

 「ギャァー!!」と叫びたいのを抑えて、目をつぶって門内に飛んで入りました。

 その“長いもの”が何なのか、はっきり見たわけではありませんが、艶があったように思います。かなり細長いものでしたが、明らかにロープなどとは違います。数時間前、その辺りの草刈りをした時にはありませんでした。

 明らかに、“アレ”です。文字にもしたくありません。


 ボクは大の“アレ”嫌い。

 テレビでも動物番組などは絶対に見ません。いつ“アレ”が出てくるかわからないからです。

 『インディージョーンズ』などは、1作目を1回見ただけで、もう決してあのシリーズは見たくないと思いました。

 大きな“アレ”を首に巻いてみたいなどと平気で言う女性などは、たとえどんなに美しい人でも、2メートル以内に近づきたくありません。

 今も思い出すと気持ちが悪くて倒れそうになるので、あの形などを絶対に意識の中に入れないようにして、ようやくここまで書きました。


 あー、そんなに大嫌いな“アレ”にまだ立夏も来ない時期に出会ってしまうなんて・・・あー、なん蛇こりゃ!

〜 ナンジャモンジャの花 〜
2005年5月3日(火)  No.621

スプレッド爆弾
 庭の苔の部分に一気に草がはえてきたので、雑草は枯れても苔には影響の出ない除草剤を買いに行ったら、生産中止。

 この除草剤の散布作業をしていて中毒した人も相当多いらしく、連続毒殺事件に使われたこともありましたが、苔庭には大変有効でした。

 仕方なく、苔の中にはえた草を、手作業で抜くことにしました。

 庭に面した縁側はあたたかいので、さくらを連れてきて、ガラス戸越しに様子を見ながらの草引き。

 その間、さくらの寝床の毛布やセーターも天日干ししてやりました。

 さくらは、しばらくしたら座布団の上でうたた寝していました。本当によく寝る子“ねこ”です。


 草引きはすこぶる爽快。地面に虫の穴が開いていたり、立っていては見えないような小さい花が咲いていたりと、いろいろな発見もありました。

 最初は、いろいろなことを考えながらひいていましたが、そのうち三昧の境地? でもないなぁ・・・。縁側にいるさくらの様子を時折気にしながら、草引きを終えました。

 さくらは、まだ寝ていました。


 夕食後しばらくしてから、郵便受けを見に行ったら、「左京区内 某女」という差出人の、少し重たい郵便が来ていました。

 「爆弾ではないし・・・」と恐る恐る開封したら、ボクが大探ししていたメロンパンのスプレッドが入っているではありませんか! フレンチトーストのスプレッドも!

 同封してあった手紙には、「私は決して怪しい者ではございません」という前置きの後、この方もスプレッドをボクが買いそびれたのと同じ大型スーパーでご覧になり、興味を惹かれながらも買い求めにならなかったのが、昨日、同店のジャムなどの売り場で見つけ、「とっさにお送りしようと思ったのです」としたためてありました。
 さくらの入院費にへそくりを吐きだしたボクへのプレゼントだとも。

 ふぇー、どなたでしょう!? 左京区内のどなたかわかりませんし、「今から食べていいかなぁ」と思うような時間ではありましたが、即いただきました!

 うーん、甘くて美味しい!! トーストもサクサクしている。これはおやつにいいなぁ。コーヒーにも合いそう。フレンチトーストは明日にしようっと!

 某女さま、お心遣いありがとうございました。この場から御礼申し上げます。


 某所の某母娘さまからは、早々と新茶をいただきました。これも、明日、饅頭と一緒にいただこうっと。

(このコーナーは、頂き物を紹介するコーナーではありません)
2005年5月2日(月)  No.620

電子辞書
 電子辞書ってマニアックなものかと思っていましたが、今ではごく当たり前の道具。

 今日お越しになった方が、さっと電子辞書をカバンから取り出し、事無げに英単語をお調べになったのを見ていて、改めて自分が乗り遅れていると感じました。

 会議なども、たとえば言葉の使い方などを調べる時に、「ちょっと『広辞苑』を持ってきて」というのは40才以上。それ以下の人は、カバンから小さい電子辞書を取りだして、「あっ、それは○○という意味です」などと即座に答えてしまします。
 『広辞苑』を取りに行って戻った人は、すでにその話題が終わっているのに唖然。そんな光景に何度も出会いました。

 今の電子辞書には、90冊の辞書や辞典が入ったものや、外国語の正しい発音をしたり話すタイプもあるとか。
 中高生・大学生が学校の授業に持ってくるのは電子辞書ばかりで、入学や就職のお祝いに贈ることも珍しくないとか。
 今の小学校では、電卓で計算をする算数の授業もあるそうですね。

 そういえば、うちの母も、数年前からどこかで貰った電子辞書を使っています。ボクよりも進んでいたんだ・・・。

 んー、ボクは在宅の仕事がほとんどですから、辞書派かなぁ。電子辞書では、辞書を引いた気にならないかも・・・。時代遅れ。。。


 さくらは、目が少し見えるようになってきました。

 すごくヤンチャになってきて、ボクがミルクをあげるのにもたもたしていると、怒って引っ掻いたり、噛んだりします。おかげで、お風呂にはいると手がヒリヒリ。キレやすい性格なのかなぁ。

 泣くので、ミルクが欲しいのかと思ってあげても、ほ乳瓶をしゃぶる真似をするだけ。遊んで欲しいようです。自己主張もするようになってきました。

 手の中で眠ったり、とても可愛くて、ひょっとしたら手放せないかも・・・。

 拾ってきた時から比べると、体重は倍の200グラムになりました。

〜 「遊んでくでぇー」とカメラ目線で訴えるさくら 〜
2005年5月1日(日)  No.618

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