金木犀の木の下を見たら、黒い小さな粒が落ちていました。柊の新芽も食われていますし、高いもみじの枝には、イラガらしき虫影がシルエットで見えていました。
「あー、出たなぁー。明日は雨だけど、上がるのを待っていると、どんどん食われてしまうなぁ。展着剤を入れて薬を撒こう!」
問題は、冬の間眠っていた背負い式のエンジン散布機が動くかどうか。それを考えただけで、散布作業が嫌になります。 例年、キャブレターを分解したり、スターターの紐を何十回と引いて、やっとスタートできるこの散布機。
ところが、今日は3回ほど紐を引くだけで、順調にスタートしました。ルンルンです。真夏日の気温が効を奏したのかも知れません。
エンジンの調子はイマイチながら、めぼしき木々に薬散することができました。
道具を手押し式の散布機に換え、今度は除草剤の散布。エンジン式では薬剤をまき散らしてしまい、大事なものまで枯らしてしまうので、手押し式でないといけません。
石畳の間や砂利の中の草に散布しました。遅効性の除草剤なので、忘れた頃に効いてくるでしょう。
緑は日に日に濃くなっていきます。ちょっと作務をしただけでも汗だく。
薬剤を散布した後の気持ち悪さもあるので、シャワーをしました。夏なら風呂の残り湯をかぶるのですが、それにはまだちょっと冷たかったです。
作務の後のシャワーは、今年初めてでした。
〜 藤棚の下のガレージ 〜
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2005年4月30日(土)
No.617
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