所用で遠出をしました。
いつもと同じ道では退屈なので、山間のワイディングロードを、対向車を気にしながら進みました。
境内で見ているものとは違った紅葉が、山肌に広がっています。陽の光を受けたブナやクヌギの赤茶色の紅葉と杉などのコントラストが、目を見張るほど美しい…。
人だらけの境内の喧噪にストレス気味のボクには、いい保養になりました。
「道の駅」のような店で、地元で作ったという藁にくるまれた納豆を買いました。
わらづと納豆は、スーパーなどで売っているカップに入った納豆と違い、藁の香りが何ともいえません。
アルプスの少女ハイジが、乾し草のベッドで寝ている時に、その寝息に紛れて体の中に入っていくような、お日さまの光をたっぷり吸った香り……よくわかりませんか?
食べてみましたが、期待していた香りはかすか。ちょっと期待を裏切られました。
早く本格的な落ち葉の季節になって欲しいなぁ……暖炉か薪ストーブのある山小屋で、窓の外に降る雪を眺めながら、バーボンをチビチビやりたいなぁ……。
〜 杉の植林と山の端の紅葉/わらづと納豆 〜
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2004年11月29日(月)
No.462
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