紅葉は本堂の前あたりでは盛りを少し過ぎた感じになってきましたが、毎日見ているからこそそれがわかるので、今日初めて見た方には最高に見えたのではないでしょうか? 特に、日の光を透かして見た紅葉は何ともいえない美しさでした。 これからは本堂の裏や正面参道もきれいになっていきます。次の土日が最後の見頃になるでしょうか。紅葉が遅れているからといっても、あまり遅くなるとちゃんと色づかずに落ちてしまうこともあります。今年の紅葉がどんな終焉を迎えるかは予想が付きません。 お天気や時間、木による違いなどで、目に映る紅葉は目まぐるしく変わっていきます。一番のオススメは、お天気のいい日に、朝から夕方まで境内を何周もして、光の差し具合によってどんどん変わっていく紅葉を楽しむことです。 青 空 の 押 し 移 り ゐ る 紅 葉 か な 松藤夏山 正面参道がきれいになってくれるかどうかは、ちょっと微妙な感じがしますが、これからの見どころは本堂裏へと移っていくでしょう。本堂裏は敷き紅葉、もみじの落ち葉のレッドカーペットです。今年はきれいでしょうか? この見頃は12月中旬以降になるでしょう。 紅葉を見に来る人は昔とは様変わりしました。団体が激減して個人の方の比率が高くなりました。この次期は中国人が圧倒的に増えますが、境内で好き放題に写真を撮るだけです。境内の有料化も考えないと、秩序が保てなくなっていきそうです。 これからは境内を訪れる人も少しずつ減っていくでしょう。次第に静かになっていきます。これからが狙い目かも知れません。 枝 々 を 透 き て 日 の 照 る 紅 葉 か な 久保田万太郎
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