夏空の広がる境内 / 緑に包まれる本堂    マウスを載せれば写真が変わります
 近畿地方は7月9日に早々と梅雨明けしました。例年は、祇園祭の先祭りの巡行が終わった頃なのですが、今年はずいぶんと早くなりました。そして、それ以後は、最高気温35度前後の厳しい暑さが続いています。
 境内は、街中と比べると、ずいぶん涼しいと思います。風の通る木陰にいると過ごしやすいですが、湿度が60〜70パーセントと高いので、爽やかというのにはほど遠いです。おまけに雨が続いたので、蚊が一気に増えました。
 四条界隈では祇園祭が本格化して、鉾が建ったり、曳き初めをしたりという映像がテレビで流れるようになりました。
 祇園祭に関係があるのは街中の極々限られた地域です。でも、先日の豪雨の時、増水した嵐山渡月橋や鴨川の映像が報じられた時に、京都全体が洪水に見舞われていると思った方が多かったように、祇園祭で京都全体が賑わっている印象をお持ちの方も多いと思います。京都のほとんどの地域はほとんど関係ありませんし、真如堂もごくわずかに訪れる人が増えるぐらいです。
 蝉の鳴き声だけが日々賑やかになってきた、ひっそりした境内です。




     夏  空  へ  雲  の  ら  く  が  き  奔  放  に     富安風生






     咲き誇るいろいろな種類の木槿 / 最後の紫陽花  マウスを載せれば写真が変わります
 木槿の花が満開です。ちょっと咲き急ぎすぎているような感じなので、早く花期が終わってしまわないかと心配です。
 カンカン照りの日は、木槿も見ていて気の毒です。ご覧になるのなら、朝の早い時間がオススメですよ。
 紫陽花の花はほとんど終わり、かなりの枝を剪定して切り落としたので、紫陽花園もこざっぱりしました。
 遅咲きの紫陽花はまだ見頃なので、それだけは切らずに残してあります。色とりどりの花に溢れていた景色は終わり、今は青い花がポツンポツンと咲いている紫陽花園です。また来年をお楽しみに。
 しばらくは傘マークのない天気予報で、豪雨が一転して水切れを心配しなければいけないようになりました。境内のもみじの中には、弱って‘紅葉’するものも出てきました。願わくば、夜の間に適度なオシメリがありますように。
 厳しい暑さの中、どうかご自愛ください。




     あ は れ ほ ど 咲 き つ ぐ む く げ 散 る む く げ     及川 貞