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今朝の地元紙に「今秋、京都市のイロハモミジなどの紅葉が、過去最大のピンチを迎えている。赤や黄色に美しく色づく前に、葉が茶色くなって落ちてしまう『早期落葉』が、市内各地の名所で相次いでいる。専門家や名所の寺院も『毎年、葉の一部が枯れ落ちることはあるが、今年は過去にないほど顕著』と嘆く。京都の秋を鮮やかに彩る木々に何が起きているのか」という記事が載っていました。永観堂や東福寺、下鴨神社などの例が挙げられ、原因として、夏の高温と早過ぎる梅雨明け以降の少雨が考えられ、紅葉する前の段階で葉を維持する力がなくなったことが考えられるとされています。 真如堂ではあまりそういう現象は見られませんが、もみじや桜の枝枯れが例年よりも多いと思います。 人間も植物も、今年の暑さには参りましたが、今年だけで終わりそうにないのが不安です。 散 歩 す る 秋 晴 れ も 好 き 曇 日 も 篠田三七子
藤袴の花を目がけてやって来たのですが、浅黄斑蝶の雄がフェロモンを分泌するためには藤袴の蜜に含まれる成分(ピロリジジンアルカロイド)が不可欠で、また天敵から身を守るためにも役立つそうです。夏の間は涼しいところにいて、秋になると南下し、最後は台湾などへ向かうそうですから、京都はその経由地。少し涼しくなったと浅黄斑蝶が感じたのでしょう。 それにしても、フワフワと優雅に飛ぶその姿からは、とても台湾まで長旅が出来るとは思えません。やっと浅黄斑蝶に再開できた今日は、佳い日でした。 境内を歩いていると、金木犀の香りと何か所かで出会います。「これぞ秋!」という香りの代表格の一つですね。 浅黄斑蝶と金木犀、今日はダブルで秋を楽しめました。 半 生 を 風 と し て 生 き 秋 の 蝶 小林知佳
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