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紅葉はほとんど終わりました。今年は猛暑と少雨、寒さの到来が遅かったなどで、紅葉が遅いと予想されましたが、終わってみると例年よりも1週間ほど早かったです。 例年のピークの頃には、すでに色が褪せたり葉が枯れてきたりしていましたが、決まっていた旅程が変更できず、残念な思いをされた方も多かったでしょう。少しでも人混みを避けようと、遅い目に来るつもりをされていた方は、ますます悔しい思いをされたかも知れません。
赤門の前に1本だけ葉の残ったもみじがありますが、これもカラカラに乾いて煉瓦色。それでも日を透かして見ると紅く見えます。 境内を探し回れば、どこかに綺麗な紅葉が残っていますので、いまはそれを楽しみにお越しいただければと思います。 今年はインバウンドが多く、ひょっとしたら半分以上がそうだったのではないかとも思います。マナーや風習が違うので、いろいろなトラブルも多かったです。 このままではもう管理ができません。来年は境内に入るところにゲートを設けて入山料をいただき、入ってくる人を制限することも考えています。 ようやく静かになってきた境内。いまがオススメです! 山 姥 の 杖 も や 触 れ て 散 紅 葉 富安風生
今年は石蕗(つわぶき)がたくさん咲きました。茶所横の句碑の周りは黄色い花でいっぱいでした。株分けをした効果が出ました。 この株は、新しく紫陽花園にしたところにポツンとあったもので、2月頃に移植しました。一時は元気がありませんでしたが、生命力豊富な石蕗はどんどん盛り返して、こんなに花を咲かせています。石との取り合わせもいいでしょう? 10年ほど前に見様見真似で私が据えた「三尊石」です。 真如堂は、これからもどんどん見所を増やしていきます。乞うご期待! 山 茱 萸 の 実 の 夕 日 ま だ 留 め て を り 松本恵美子
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