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       本堂前の色づきはまだ / 池の畔は色づきはじめ  カーソルを乗せれば写真が変わります
 今日は最高気温が21度を超え、散策などをするにはちょうどいい感じの気候でした。でも、晴れたり曇ったりを繰り返し、夕方には少し時雨れました。
 境内の紅葉の進み具合も、場所によって大きく違い、本堂北側の池の周りのもみじは結構色付いてきました。でも、それほど冷え込んだ日があったわけではありません。
 気温が8度以下になると紅葉のスイッチが入ると言われます。先月末に最低気温が8度台になったことはありますが、四捨五入すると9度なので、それでスイッチが入ったとは思えません。酷暑と少雨の影響だとすれば、ゆゆしき事態です。
 今日、本堂から本堂前庭の「回向柱」まで「善の綱」が伸びました。5日のお十夜開闢法要の時、その綱の先がご本尊の御手に結ばれます。今日はまだ‘途切れ’ているので、綱を持って願いを込めていただいても、厳密にいうと願いは届きません。でも、ごく近くまでは届いているはずです。
 いよいよ11月。お十夜の季節。そして、もうしばらくすると紅葉の季節です。




       今  日  よ  り  は  十  一  月  の  旅  日  記      星野立子




      11月には違和感のある朝顔の青/ 石蕗と貴船菊  カーソルを乗せれば写真が変わります
 いま、金木犀の香りがしています。2度目の開花をしている木があるのでしょう。なぜ2度咲きするのかはまだはっきりとはわかっていないそうですが、今日のような清々しい気候の中でその香りを楽しむことが出来たのは、ちょっとお得でした!
 茶所前の西洋朝顔「ヘブンリーブルー」が、再びよく咲いてきました。「今ごろ?」と思われるかも知れませんが、ヘブンリーブルーの花期は8月末頃から11月頃にかけてなので、こちらは‘正常’です。ヘブンリーブルーは日照時間が短くなるにつれて開花し始め、あたたかい地域では霜が降りるまで咲くそうです。それもお得!
 石蕗(つわぶき)や貴船菊(秋明菊)も咲いてきました。酔芙蓉もまだよく咲いています。




       石 蕗 の 花 つ き 出 し て を る 日 向 か な     清崎敏郎