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              快晴の境内    カーソルを乗せれば写真が変わります
 夜明け頃は気温が6度ほどでしたが、9時前には10度を超え、最高は23度近くになりました。建物の中はひんやりして暖房を入れていますが、外はぽかぽかあたたかくて気持ちがいいです。
 明日までが彼岸とあって、今日も墓参の方が多く、また陽気に誘われて出かけた人や旅行の方などで、境内は普段よりも人が多かったです。
 京都の染井吉野の開花は28日頃の予想で、まだぜんぜん咲いていませんが、お越しになる方も桜は期待されていないでしょう。境内で咲いている桜は、この冬植えた樹高70センチほどの河津桜だけですが、今満開を迎え、その場所だけ華やかになっています。
 染井吉野ももみじも、まだ芽吹きもしていないので、境内全体は冬の景色と大差ありません。でも降り注ぐ光の色は、すっかり春になりました!



        病  む  人  に  春  の  光  を  贈  り  た  し     細見綾子        




     山茱萸の花と薬師堂/ ほんのすこし膨らんだ蕾  カーソルを乗せれば写真が変わります
 本堂の裏の山茱萸(さんしゅゆ)が満開になり、辺り一帯が黄色くなった感じです。彼岸の頃には馬酔木とこの山茱萸が見頃になるのが例年の‘決まりごと'のようになっていて、今年も変わりなく満開を迎えていることに何だか安心感を覚えます。
 そろそろ桜の話題で賑やかになってきます。本堂前の桜の蕾は写真のような状態です。開花は30日頃でしょうか?
 真如堂は桜はあまり多くありませんし、これからも積極的に植える予定はありません。やはり、もみじです。
 先日、テレビ局が哲学の道界隈の桜の名所の一つとして真如堂を撮っていきました。その時も「『桜の名所』という表現はしないでください」と注文を付けました。どんな表現にするか、ちょっと心配です。
 もみじも桜も、年々大きくなって、そして年老いていきます。そういう姿を目の当たりにしていると、花が咲いて散っていくのを見るまでもなく「本当に無常だなぁ」としみじみ感じます。



        さ く ら 咲 く 頃 の 約 さ へ た め ら は れ     能村登四郎