9/23版
3連休の最後の日。昨日の彼岸の中日は天気もよくなかったので、今日、墓参をされた方も多かったです。境内のベンチでは、お墓参りの帰りに、三世代でにぎやかに休憩をするご家族の姿がありました。そうして子供のうちからお墓参りをしている子供は、大きくなってもごく当たり前にお寺にお参りしてくれるでしょう。 ほんの少し色付く木々もある中、青空と緑が美しい、爽やかな一日でした。 でも、能登半島地震の被災地が豪雨の被害に遭っている光景をテレビで見るに、「どうしてまた能登が・・・」と辛い気持ちでいっぱいになりました。 秋 晴 の 何 処 か に 杖 を 忘 れ け り 松本たかし 彼岸花も、毎年同じところで咲くものもあれば、今まで咲いたことがないようなところで突然咲いていたりします。球根なのに、どうしてそんなことが出来るのかと、いつも不思議に思います。 酔芙蓉も咲き始めましたが、まだわずか。でも、しっかり朝は白く、夕方にはピンクに染まっています。美しい花です。 木槿にとってこの夏は、高温と少雨でとても厳しかったことでしょう。最初は花もよく咲いていましたが、8月に入ってからは、すっかり花数が減ってしまいました。そんな中、今日は鮮やかな色の木槿を見つけました。花の形はお世辞にもよいとはいえませんが、「よくぞ咲いてくれた!」と誉めてあげたいくらいです。今年もご苦労さまでした。 この先も30度を超える日がありそうですが、季節は明らかに変わりました。本当に暑くて辛い夏でした。皆さまもご苦労さまでした。夏の疲れが出ませんように。 見 は じ め の 一 本 が よ し 曼 珠 沙 華 植松安子
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