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           朝の境内。涼やかな緑に夏の空   カーソルを乗せれば写真が変わります
 毎日厳しい暑さが続いています。朝起きてから寝るまで、寝ていても暑いですね。24日には雨が降って、気温も35度を下回りましたが、それ以外の日は10日間ほど36〜37度です。
 写真では緑が涼やかに見えるでしょうけれど、どうしてどうして、ムッとしています。それでも、木陰に入ると少しは暑さもしのげます。
 7月ももうすぐ終わり、お盆がやってきます。檀家宅を拝んで回る「棚経」も始まりますが、暑さに耐えてちゃんとやり切れるか、いささか不安です。
 この暑さの中、もみじなどは案外元気です。今年の紅葉はどうなるでしょうね。



      頭 の 中  す き ま だ ら け の 炎 暑 か な     鈴木八駛郎



         本堂北側の百日紅/ 炎天下の木槿    カーソルを乗せれば写真が変わります
 夏を象徴する花のひとつ、百日紅が咲いています。本堂の大屋根、青い空に紅い花。「日本の夏!」という感じです。
 本堂の大屋根の影になることが多い場所に植わっているので、花付きはあまりよくありませんが、毎年咲いてくれるのがうれしいです。
 木槿も咲いていますが、花数は多くありません。こう暑くては花も咲く気も失せるかも知れません。
 降らない時は強い日差しが照りつけ、いきなり雷雨になることや、豪雨になることが多くなりました。どうか、そこそこ暑い程度で済むような日々が早く来てくれますように。



       百  日  紅  咲  く  大  寺  の  昼  の  闇     千原満恵