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近畿地方は、21日に東海、関東甲信と一緒に梅雨入りしたようです。平年より15日遅い梅雨入りですが、梅雨入りが遅い年は最初に大雨になることが多いらしく、先日来、各地で警報が出たりしていました 真如堂では、18日に墓地境界の高さ3メートルの石垣が幅5メートルほど崩壊しました。崩れた石や土砂を片付け、ブルーシートで養生していたものの、夕べの雨でその場所からまた土砂が流出しました。幸い大きな被害はありませんでしたが、雨の日が続く中、復旧工事が難航しそうです。 今朝は気温が27度、湿度が80〜90%ほどもあって、外に出るとムッとするほどジメジメした暑さでした。これからはこんな日が増えますね。 境内はもみじの枝が雨の重みで垂れていました。樹下は薄暗いほどでしたが、紫陽花を見に来られる方が結構おられました。 も の の 音 木 下 闇 ま で 来 て 消 ゆ る 後藤比奈夫 雨で頭を垂れている花もありますが、葉が生き生きしていて緑も鮮やかです。 手入れが行き届かないこともあって花も少な目だと申し上げていますが、この冬から本格的に手入れを始める予定ですが、結果が出るのは再来年になるでしょう。なかななかの長期戦です。 境内の整備もいまは行き届いていませんが、その頃にはもう少し綺麗になっているでしょう。自然相手の仕事は、年単位です。 これからの本格的な梅雨。大雨などに十分ご注意ください。 紫 陽 花 を 挿 す 雨 粒 を そ の ま ま に 木内怜子
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