10/8版
9月末には最高気温が32度という日が続きましたが、10月の声を聞いた途端に気温はどんどん下がり始め、23度という日が数日あって、今日は21度。あまりにも急な気候の変わり方です。 自坊の仏間は他の部屋よりも冷え、今朝は18度で肌寒かったので、法事の参列者のために短時間ですが暖房を入れました。2週間前の法事では冷房を入れていたのが嘘のようです。 これからはこんな気候になっていくのでしょうか? 美しい紅葉を見ることは出来るのでしょうか? 秋 雨 に 濡 れ て 万 歩 を 果 た し け り 高橋作之助 彼岸花は花が終わってから、葉っぱが出てくるのです。花茎の先には枯れた花がまだ付いていますので、本当にタッチの差です。花のあるときに葉はなく、葉のあるときに花はないところから、「葉見ず花見ず」と呼んだりもします。 韓国では彼岸花のことを「相思花」と呼ぶそうです。花は葉を思い、葉は花を思う・・・日本では「火事花」とか「死人花」「幽霊花」などと呼んでいたのとは大きく違います。 境内では、まだ木槿の花も咲いています。総門前などでは酔芙蓉の花も咲いています。これからは、咲く花よりも木々の色付きのほうが目立ってくるでしょう。 急な気温の変化に、体調を崩されないようにご用心ください。 暮 雨 暗 し 秋 冷 窓 に 迫 る な り 喜谷六花
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