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           明確な木洩れ日の参道/ 空と緑と塔 カーソルを乗せれば写真が変わります
 今日も真夏のような暑さでした。朝9時には30度を超え、2時前には最高気温の36.4度。空の色は秋を感じさせましたが、湿度は高く、陽射しは強くて灼けるようでした。
 明日も同じような天気で、週後半になって、ようやく暑さが少し落ち着きそうです。
 「暑さ寒さも彼岸まで」とはいいますが、彼岸になってもようやく30度くらいになるだけで、暑さが収まるのではなさそうです。
 ほとんど雲もないような快晴で、日の光がいっぱい降り注いだので、緑の色がとても綺麗でした。今のところ葉っぱ元気です。これで台風などでもみくちゃにされなければ、今年は紅葉がいいかも知れません。あとは冷え込み次第です。




       如 何 と も な ら ぬ 残 暑 を な げ き け り    阿波野青畝




        炎天下の萩の花/ 彼岸花、姿を現す   カーソルを乗せれば写真が変わります
 本堂前の萩が咲き始めました。まだチラホラ咲きですが、わずかでも赤い色があると華やかです。
 彼岸花の花茎もあちこちで伸び始めました。ほぼ去年並です。
 彼岸花は日照時間ではなく温度で開花の時期を計っているようですが、今年のように酷暑が続いていても、ちゃんとお彼岸の頃には咲くのですねぇ。
 総門の外の酔芙蓉は、今日はほとんど咲いていませんでした。暑すぎのかも知れません。総門内の木槿(むくげ)は、花数も多く、まだ綺麗です。
 蝉もまだ鳴いていて、秋よりも夏のほうがまだ優勢な境内です。暑くて活動が鈍っていた蚊も、ようやくこれから活発に動き出すかも知れません。有り難くありませんが・・・。




       紅  の   花  び  ら  立  て  ゝ  萩  の  花     高野素十