人の姿はパラパラ。祇園祭後祭で京都を訪れる人も増えているでしょうが、その影響はほとんどない様子でした。 例年だと、この時期に葉っぱの色が黄色っぽくなって、不調の様相を見せるモミジの木が見られるのですが、今年は上手い具合に雨が降ってくれて、モミジの葉は元気そうですし、紫陽花などが水切れ状態になることはありませんでした。でも、この暑さに加えて雨が少ないと、これからが心配です。適当に夕立があることを願います。 念 力 の ゆ る め ば 死 ぬ る 大 暑 か な 村上鬼城 暗くならないと咲き始めないので、朝になってから咲いていたことに気が付くことが多いです。1週間ほど前から次々と咲いていたようなので、今夜こそと思って写真を撮りました。レースのようで綺麗でしょう? これで5弁あるそうです。夜に咲いても虫が来てくれないと思われるでしょうが、夜行性の蛾がちゃんと来てくれるそうです。白く大きくて派手な花は、蛾が見つけてくれやすいための工夫なのでしょう。神秘的で綺麗な花です。 境内の花は木槿(むくげ)だけになりました。その花の数も、一時よりは少し減ってきました。これからの季節は、木槿も暑さを我慢しながら細く長く咲き続けるスタイルに変わるのでしょう。 明日は大暑。しばらくはこの暑さが続きそうです。くれぐれも体調にお気を付けください。 烏 瓜 よ ご と の 花 に 灯 を か ざ し 星野立子
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