6/10版
日付の変わることから雨が降り始め、明日・明後日は傘マークで、強雨や雷雨の可能性があるそうです。その後も、スッキリしないお天気が続きます。 そんなお天気なのに、今日の境内は結構にぎわっていました。雨の合間の貴重な土曜日だからでしょうか? それよりも「菩提樹効果」が大きいでしょう。 以前は菩提樹が咲いたことが地元紙などに載ると、一気に訪れる人が増えたのですが、最近はSNSなどでそのことが拡散されてジワジワ増えるという感じです。結構朝早くから夕方まで、カメラを持った人がうろうろされています。 真如堂の菩提樹は、何といっても樹形がいいです。枝を四方に張り、低い枝は頭の高さぐらいになるので、その下に入ればちょうど菩提樹の花の海の中にいるような気持ちになります。これが人気がある理由かも知れません。 雨の日が続くので、この後は駆け足で花期が終わってしまうかも知れません。出来るだけお早くお越しください。 堂守さんは、菩提樹を見に来る人がずいぶんおられるのに、ほとんど本堂にあがってくれないとぼやいていました。何か工夫をしないと・・・。 菩 提 樹 の 花 の 樹 海 へ 蜂 放 つ 石 昌子 いつもは上の方が早く咲くのに、今年は低いところがよく咲いています。愛でるにも写真を撮るにも好都合ですが、なかなか場所を譲らない写真愛好家がいるのには閉口します。 菩提樹や沙羅を見た後は、紫陽花園へと向かう人が多いようです。あるいはその逆。これもSNS効果なのでしょうか。 山紫陽花はもう終わりかけていますが、その他の種類が見頃を迎えつつあります。真如堂の紫陽花園は、いろいろな種類や色・形が混ざっているのがいいのだそうです。そうでしょう、そのように混植したのですよ。もっともっと種類を増やしたいので、要らない紫陽花の鉢植えなどがあれば、ぜひお譲りください。 さぁ、そろそろ山紫陽花の花後の剪定作業にも掛かり始めないといけません。スケジュールと天気と相談しながらのなかなか大変な作業です。 紫陽花はまだまだ見頃が続きますから、空模様と相談しながらお越しください。雨の日の紫陽花もいいですが、花が通路にうな垂れてくるので、服が濡れてしまいます。 雨 の 日 は 雨 に 応 え る 濃 紫 陽 花 倉田しげる
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