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         雨空と青空のせめぎ合い/ 朝日差す石畳  カーソルを乗せれば写真が変わります
朝5時過ぎ頃までは、夕べからの雨がまだ少し残っていました。それからはお天気も回復し、次第に青空が広がってきました。今日は、ちょうどその頃の写真で、黒っぽい雲と青空が共存しています。
 寒さが緩んで、最低気温が6度ほどあり、10時頃には10度を超えました。雨粒が付いた木々の枝葉に朝日が差して、キラキラ光り、とても爽やかな朝でした。陽射しも春色で、今日は散歩を楽しむのには絶好の日となりそうです。
 でも、来週末にはまた寒い日がやってきそうです。19日の「雨水」頃まではまだ油断をしてはいけないでしょうが、確実に寒さの峠を越した実感がします。
 結局今日の最高気温は14度でした。




      早 春 の 門  す こ し 濡 れ  あ さ の 雨      及川 貞




          自坊の前庭の白梅/ 紅梅チラホラ   カーソルを乗せれば写真が変わります
 自坊の前の梅がよく咲いています。白梅が2本、八重の紅梅が1本ありますが、共に咲いてくれています。
 かつてはバケツ何杯もの梅が収穫できましたが、最近はあまり実がならなくなってきました。なりすぎて、梅干しや梅酒などを作るのに四苦八苦していた頃が、嘘のようです。
 当然、花も少ないわけで、紅梅はほんのチラホラ咲いているだけで、かなりさみしいですが、もみじなどの葉はなく、花も少ない季節なのが功を奏して、結構目立っています。
 梅は肥料を欲しがるバラ科の植物です。意外に思われるでしょうが、桜、イチゴ、アーモンドなどもバラ科です。梅や桜がバラ科なのに納得いかない方もおおいでしょうが、「花弁と花の萼が5枚、雄蕊は10本ないし多数」というのがバラ科の定義だそうです。
 肥料をあげても回りの雑草が生い茂るばかりですので、このままにしておきます。木の老化なのかも知れませんし。

     木洩れ日のスポット当たる馬酔木の花/ 水仙、再生! カーソルを乗せれば写真が変わります
 今日は久しぶりに望遠ズームを使って写真を撮りました。梅の写真やこの馬酔木はそのレンズで撮りましたが、近付き難い被写体を遠くから撮ったというだけで、レンズの特徴は生かせていない気がします。
 でも、一部分だけ光が当たったこの馬酔木の写真は、なかなかいいですねぇ。自画自賛!
 先日の雪で倒れた水仙は、かなり回復はしたものの、これ以上は起き上がってはこない感じです。花の数も少なくなってきましたが、まだもう一花咲かせて欲しいものです。
 季節の動きに少しスピードが出てきたように思います。これからは、いろいろな‘兆し'を見つけられると思います。




      紅  梅  や   見  ぬ  恋  作  る  玉  す  だ  れ     松尾芭蕉