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今朝の境内は少し靄が掛かっていましたし、東山や西山の山の中腹には雲が漂っていました。 京都では15日までが松の内なので、まだ各家の玄関には松飾りが付いていますし、自坊にもまだ門松や注連縄が飾ってあります。でも、お正月気分はもうまったくありません。かつては、松の内は法事をしないものでしたが、今はいろいろな‘事情'が先行します。 今日はお天気のせいもあって、人通りの少ない境内でした。明日は女子駅伝があるので、ヘリコプターの音がにぎやかでしょう。 し づ か な る 雨 一 夜 あ り 松 の 内 能村登四郎 今は季節の移ろいに乏しい時期ですが、それゆえに何かを見つけると希少価値があります。今日もいろいろ探してみましたが、‘ハズレ'でした。 椿の花も綺麗でしたが、しっとり濡れて艶やかな葉っぱも魅力的でした。水仙の花の数はほとんど増えていませんが、雨のお陰でシャキッとしていました。 今年はもうこのまま雪が降らないのでしょうか? 危ないのは節分の頃。そろそろ立春だなぁと思う頃に、よく雪が積もります。1週間先にはまた冷え込む日がやってきそうです。 引き続き、コロナやインフルエンザにご用心ください。 し づ け さ の 音 と な り ゆ く 冬 の 雨 鈴木 元
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