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元旦は、早朝から年始参りやお墓参りの方が次々とお越しになりましたが、例年2日はスロースタートで、人数的にも元旦を下回ります。ただ、お正月は家族揃って来られる方が多いので、人数的にはお盆やお彼岸などよりもずっと多くなります。 お墓には、色とりどりのお花が供えてあって、松竹梅に南天が添えてあったり、中には餅花が付いているようなものもあります。 お正月に家族揃ってお墓参りをして、亡きご先祖に挨拶をするというのは大切なことで、心から清々しい気持ちになれます。また、‘いのちの継承'を意識する大切な機会だと思います。 冬景色の境内は、静かなお正月を迎えています。 ゆ る や か に と ぶ 鳥 見 え て 二 日 か な 永田耕一郎 年末に落ち葉掃除をしている頃から気が付いていたのですが、龍の玉がどんどん色づいて、その色自体が綺麗なコバルト色になってきました。寒くなると色付く質なのだと思いますが、蘭などには紫蘭や藪欄など、青く色付くものが多いように思います。 赤い実のほうが鳥にはよく見えるのかと思いますが、鳥は赤・緑・青の他に透明(紫外線)を見分けることができ、人間とは全く異なる世界を見ていると言われます。きっと、鳥の目には青い実もくっきりと際立って見えるでしょう。 お墓の生垣に、今朝、山梔子(くちなし)の実を見つけました。去年の秋には実が付いていたはずですが、今まで気が付きませんでした。結実してから日も経っているので、少し傷んでいますが、そのオレンジ色に何となく気を惹かれたので写真を撮りました。植物によって、実の形や色が違うのも面白いですね。 今年が皆さまにとって、平穏無事で、健康にも恵まれますように祈念して、今年最初の更新とさせていただきます。 て の ひ ら に 寓 話 が ひ と つ 龍 の 玉 望月哲土
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