9/3版 




        朝の綺麗な青空/ 緑を美しく見せる日の光  カーソルを乗せれば写真が変わります
 今朝は快晴! 気温は25度ほどあって湿度も低くありませんが、この青空を見ただけで清々しい気分になります。
 少し色がくすんできているもみじの葉っぱも、日の光を透かして見ると、新緑に近いような色合いに見えて、とても爽やかでした。
 天気予報では、夕方に傘マークが付いていて、雷も鳴るかも知れないということですが、ちょっと信じがたいような青空でした。
 9月1日は「二百十日」でした。ちょうど「防災の日」でした。この頃は台風に見舞われることも多く、農作物に大きな影響を与える時期です。旧暦8月1日の「八朔」、「二百十日」、「二百二十日」は農家の三大厄日だそうです。
 暦通り、台風がやって来ています。迷走する台風11号の被害がありませんように祈っています。
 それにしても、天気が不安定です。3時頃にザァーッと強い雨が降りました。




       無  花  果  の   実  青  き  二  百  十  日  か  な     高浜年尾




        瓔珞玉紫陽花の花/ 終盤を迎える萩の花  カーソルを乗せれば写真が変わります
 写真が先週と同じ玉紫陽花と萩になってしまいました。それだけ、今の境内には花がありません。
 ただ、先週のシンプルな玉紫陽花に比べて、今週のは花がにぎやかでしょう? 玉紫陽花にも何種類かの異種がありますが、これは「瓔珞ようらく玉紫陽花」です。 「瓔珞」というのは、仏さまや仏具に付いている装飾で、もともとはインドの王族などが付けていた装身具と言われます。
 これは地植えで、鉢植えにした株もあるのですが、少し油断するとすぐに水切れを起こしてしまって枯れそうになります。半日陰の湿ったところに地植えするのが一番です。
 自坊の萩は、もうかなり散りました。境内の萩はまだまだです。彼岸花の様子を見てみましたが、球根が少し膨れてきた気配がしているので、開花に向けてもう動き始めているのでしょう。
 最近はつくつく法師がよく鳴いています。今年はあまり鳴かないなぁと思っていましたが、それだけ暑かったのかも知れません。少しずつ秋らしくなっています。季節の変わり目、体調にご注意ください。




      宵  は  い  つ  も  秋  に  勝  気  を  虫  の  声    上島鬼貫