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           午後は雨が降ったり止んだり   カーソルを乗せれば写真が変わります
 午前中は今にも降りそうな空模様だったものの降らず、午後は天気がよくなるはずが降ったり止んだりと、予報の裏を掻く天気でした。次から次へとどこからともなく雨雲が湧いて、西から東へ、北から南へと、行方定まらぬ雲の動きでした。
 気温はさほど高くありませんが湿気が多く、体に堪える暑さで、こういう時も熱中症に注意が必要なのでしょう。
 来週も曇りや雨のスッキリしない天気の日が多くなるようで、厳しい暑さは落ち着いて、だんだんと秋の気配を感じられる空気に変わっていくとのこと。例年通りの、夏の終わりから秋にかけての不安定な空模様なのかも知れません。
 境内は訪れる人もほとんどありません。石畳が濡れていてよく滑るので、慎重に歩かれたほうがよろしいです。




       秋  雨  に   両  眼  濡  れ  て  蝉  鳴  け  ず     野澤節子




    七丁目町内会の地蔵盆/ 石垣に作り込まれた祠(一乗寺) カーソルを乗せれば写真が変わります
 昨日・今日は、京都の各町内で「地蔵盆」が執り行われました。来週の土・日に行う町内もあります。
 お地蔵さんのご縁日は24日で、かつては22・23日頃に行われましたが、いまは準備される方々の都合で土・日に行う町内がほとんどです。
 京都の町角にはいたるところにお地蔵さまや大日さまの祠があります。一説によると、応仁の乱の後にお祀りするようになったとも言われます。
 夏休みの最後に、そのお地蔵さまの祠の前やあるいは別の場所を設えてお地蔵さまをそこに遷してお勤めをし、ヨーヨーすくいや福引き・ビンゴなど趣向を凝らした主に子供を楽しませるようなことをします。子供たちにとっては、とても楽しい行事です!
 最近は、子供のいない町内も増えましたし、ここ3年はコロナのために行事を縮小したり取り止めたりする町内もあります。真如堂の町内は3年連続で中止となってしまいましたが、中には年輩の方も子供たちも一緒になってワイワイやっている町内もありました。
 京都の小中学校の多くは来週半ばから学校が始まります。来年こそはコロナが収まって、100%の地蔵盆ができますように!




      脛  白  き  休  日  の  父   地  蔵  盆      岡本 眸