7/24版
夕べは窓を開けて寝ると涼しすぎるくらいでした。今日は34.7度まで気温は上がったものの、割とカラッとしていて、木陰に入ると気持ちいいくらい。今後、お天気は周期的に変わり、火曜日以降は強雨や雷雨のおそれもあるとのことですし、日本のはるか南の海上で発生した熱帯低気圧の動きも気がかりです。天気予報から目が離せません。 境内の木々の緑は、夏の陽射しを受けて少しくすみ、弱っている木の葉は黄色や紅くなってきました。そういう景色からも、真夏の到来を感じます。 今日は祇園祭後祭の山鉾巡行が行われ、11基の山や鉾が前祭とは逆回りで都大路を進みました。天気に恵まれたいい巡行となりました。 祇園祭が前祭と後祭に分けて行われるようになったのは、2014年以降。1966年〜2013年まで、山鉾巡行は17日にまとめて行われていたのが、本来の2度に分けて行われるようになりました。 ボクは人混みが苦手なので、そもそも祇園祭には宵山や巡行にはほぼ行ったことがありませんので、後祭の‘逆回り'の巡行は見たことがありません。後祭のほうがしっとり落ち着いていて風情があるという方もおられるようです。 祇園祭の観光客が真如堂を訪れることは、ほとんどありません。今日もいつも通りの境内です。 蝉 時 雨 わ た し 消 さ れ て な る も の か 伊関葉子 夜明け頃過ぎには閉じていた花が、7時頃になるとすっかり開いていました。そのスピードには驚かされましたが、開き切った蓮は堂々としていて、そんな早技をなし終えた後のようには思えませんでした。 早技といえば、紅葉葵もまったく同じで、夜明け頃は蕾でした。それがやはり9時頃になると大きく開花していました。なんだか蓮と連動しているよう・・・。 紅葉葵は草丈が2メートル近くになる大型宿根草で、あまりに高いところで開花していたので、今朝は脚立に登って写真を撮りました。その名は切れ込みの深い葉がもみじに似ていることに由来しますが、切れ込みが深すぎてあまり似ているとは思えません。緋紅色の花の品種が多く、紅蜀葵とも呼ばれています。 蓮も紅葉葵も、朝早くからこんなに綺麗な花を見せてくれて、今日は佳き日になりました。 蓮 の 葉 を 透 す 暑 さ の さ め て ゆ く 阿部みどり女 | ||
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