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天気がいいと、緑も鮮やかで綺麗です。今日は散策をされている方が多かったです。 例年でしたら、近畿の梅雨入りは6月6日頃ですが、今年は遅れて11日頃になる見込みだとか。ただ、梅雨入り前の5日から7日にかけて低気圧が本州付近を通過し、広く雨が降って大雨の恐れもあるのだとか。昨日も関東では大きな雹が降ったりしましたし、天気の移り変わりには、以前よりも注意を払わなければいけなくなりましたね。これも地球温暖化のせいでしょうか? ただ、蕾の数が例年よりもかなり少ない気がします。例年なら、樹下に入ると、頭の上には何万という花が咲き誇っているのですが、今年はそういう状態にはならない感じです。気候の関係なのか、樹そのものが弱ってきているのか、少し心配です。 ファンの多い樹なので、今日境内に人が多いのは、そのせいかも知れません。毎年新聞にも載りますが、その頃にはピークを過ぎていることが多いです。見頃は来週半ばから週末頃でしょうか。 新聞などには「樹齢300年」などと載ることがありますが、それは‘フェイクニュース'です。80年ほど前の写真に幼木で写っていますから、古くても100年ぐらいかと思われます。 菩 提 樹 の 緑 蔭 と 知 り 尊 べ り 能村登四郎 本堂裏の紫陽花園は、山紫陽花がまさに見頃です。 先日まで草だらけだった紫陽花園ですが、職員さんが草引きをしてくれ、今朝はボクが草刈機を掛けましたので、少し綺麗になっています。 ‘表写真'の山紫陽花は、長野県の伊那地方で発見された「紅(くれない)」です。咲き始めは白く、そしてピンクから紅色に色変わりする品種で、今ではポピュラーな山紫陽花です。半日陰を好むので、この場所には打って付けです。 山紫陽花が次第に終わりに向かい、これからは‘普通'の紫陽花のシーズンに向かって行きます。適度な雨が降ってくれますように。 紫 陽 花 の 白 と は 云 へ ど 移 る 色 原 石鼎 | |||
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