5/14版
北風が少し強く、気温も22度ほどまでしか上がりませんでしたが、午後からはまずまずの空模様です。 連休の混雑を避けた方でしょうか、境内を歩く人はいつもの土曜日よりも多い気がしました。 晴れると、新緑は一段と美しく青空に映えます。何とも清々しい景色です。 本堂前の菩提樹もすっかり新しい葉が茂り、梢には蕾が目立つようになってきました。あと20日ほどしたら、花が咲き始めます。季節の移ろいの早さに驚きます。 天気予報では「走り梅雨」ともいっていましたが、日々の予報からいつのまにか傘マークが消えています。こんな天気が続いて欲しいですね。 風 交 と い ふ よ き 名 あ れ 若 緑 佐藤鬼房 自坊の門前の大つつじは少し遅咲きなので、木の半分から上はまだ満開ですが、落ちる花も多くて、木の下は鮮やかな色に染まっています。 雨のせいもあってか、ほとんど色褪せていない花がいっぱい落ちているのは、なんともフォトジェニック。今なら「インスタ映えする」というのでしょう。 落ちた花がきれいなのは、自坊の庭の中のエゴノキも同じ。エゴノキは花期が短く、数日前に咲いていると思っていたら、もう木の下が白い落花だらけです。 たくさんの小さな白い花がぶら下がって咲いているのも綺麗ですが、落ちた姿もまた見事です。同じ庭に咲いている谷空木も、木の下がピンクになっていました。「一粒で二度おいしい」感じで得をしました。 しばらくは、朝晩は少しヒンヤリ、昼間はカラッとした暑さという日が続きそうです。一日の寒暖差が大きいので、体調管理にご注意くださいね。 も の 云 は ぬ 餉 の な ら ひ か も エ ゴ の 花 石橋秀野 | ||
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